JPH10241324A - テープカセット装置 - Google Patents

テープカセット装置

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JPH10241324A
JPH10241324A JP4176197A JP4176197A JPH10241324A JP H10241324 A JPH10241324 A JP H10241324A JP 4176197 A JP4176197 A JP 4176197A JP 4176197 A JP4176197 A JP 4176197A JP H10241324 A JPH10241324 A JP H10241324A
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JP
Japan
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reel
rib
peripheral surface
contact
tape cassette
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JP4176197A
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English (en)
Inventor
Jun Sasaki
純 佐々木
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リール挿入部内壁と下リール板との接触によ
る削れ粉の発生や、リール台挿入穴の内周面とリール基
準リブの外周面との接触によるリール基準リブの基準面
の変形や破損を防止できるテープカセット装置を提供す
る。 【解決手段】 下リール板59の、リール基準リブ78
の外周面と下ハーフケース部53のリール台挿入穴55
の内周面との間の位置に追加リブ90を設けたため、リ
ール挿入部内壁84と下リール板59との接触、或は、
リール台挿入穴55の内周面とリール基準リブ78の外
周面との接触が起きる前に、まず追加リブ90がリール
台挿入穴55の内周面と接触することになるため、その
接触時に追加リブ90がその衝撃を吸収すると共に、リ
ール挿入部内壁84と下リール板59との接触や、リー
ル台挿入穴55の内周面とリール基準リブ78の外周面
との接触を防止、或は接触の衝撃を軽減することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばVTR(V
ideo Tape Recorder)等の、画像や
音声の記録再生装置に使用される磁気テープ等の、記録
テープを往復回転走行可能に収納するテープカセット装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のテープカセット装置としては、例
えば図8に示すようなテープカセット装置50がある。
同図において、符合51は、テープカセット装置50の
ケース部のほぼ上半分を形成し、合わせ部51aに大き
な開口を有する上ハーフケース部である。符合53は、
テープカセット装置50のケース部のほぼ下半分を形成
し、合わせ部53aに大きな開口を有する下ハーフケー
ス部である。また下ハーフケース部53の底部には、2
つの円形のリール台挿入穴55が形成されている。
【0003】また図8において、符合57は円柱状のリ
ールハブ、59はリールハブ57の、下ハーフケース部
53側の端部に一体的に形成される下リール板、61は
リールハブ57の、上ハーフケース部51側の端部に組
み付けられる上リール板である。リールハブ57,下リ
ール板59,および上リール板61は全体としてリール
63を形成し、このようなリール63が2つテープカセ
ット装置50内に収納される。
【0004】そして、上記2つのリール63間には磁気
テープ65が捲回されていて、その磁気テープ65が往
復回転走行可能になっている。また図8において、符合
67はテープガイド、69はガイドピン、71はガイド
ローラー、73はリールロック、76はリッドロックで
ある。
【0005】図9は、リールハブ57と下リール板59
がABS樹脂により一体成型された、下リール64を示
す図である。このような下リール64の、下リール板5
9のリールハブ57と反対側の面には、高さの低い円筒
状のリール基準リブ78が形成されている。
【0006】図10は、下ハーフケース部53を合わせ
部53a側から見た平面図である。この下ハーフケース
部53の底部80には前述のように、2つの円形のリー
ル台挿入穴55が形成されている。また、そのリール台
挿入穴55の外側には同心円状に、下リール64の下リ
ール板59より径が大きい仮想円筒面82の一部を形成
するリール挿入部内壁84が立設されている。このよう
な下ハーフケース部53も、ABS樹脂を用いた一体成
型により形成されている。
【0007】図11は、下ハーフケース部53内の2つ
のリール挿入部A,Bのうちの、図中左側のリール挿入
部Aの方に下リール64を収納させた状態を示す図であ
る。この場合は、図12に示すように、下リール64の
リール基準リブ78は、下ハーフケース部53の底部8
0のリール台挿入穴55内に嵌合すると共に、下リール
64の下リール板59が下ハーフケース部53の、リー
ル挿入部内壁84が一部を形成する仮想円筒面82内に
嵌合するようになっている。
【0008】ところで、2つのリール63を上ハーフケ
ース部51と下ハーフケース部53の間に収納させて結
合した、テープカセット装置50を、図示しないVTR
内にローデイングさせると、図13に示すように、下ハ
ーフケース部53の底部80のリール台挿入穴55から
リール台87の上端部が挿入して、リール台87の上面
にリール基準リブ78の下面が接触することにより、リ
ール63の下リール64がリール台87により支持され
るようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ロ
ーデイング動作を円滑に行えるようにする目的で、リー
ル台挿入穴55の内周面とリール基準リブ78の外周面
との間には、適度(両側で計2,3mm位)の隙間が設
けられている。また、下ハーフケース部53のリール挿
入部A,B内にリール63の下リール64を円滑に挿入
できるようにする目的で、リール挿入部内壁84と下リ
ール板59の外周との間にも、適度の隙間が設けられて
いる。
【0010】このため、リール挿入部内壁84と下リー
ル板59の外周との間の隙間が、リール台挿入穴55の
内周面とリール基準リブ78の外周面との間の隙間より
も小さい場合は、リール台挿入穴55の内周面とリール
基準リブ78の外周面とが接触するよりも先に、リール
挿入部内壁84と下リール板59の外周とが接触してし
まうことになる。
【0011】すると例えば、輸送時の振動や衝撃などの
外力によって、リール挿入部内壁84と下リール板59
の外周とが接触することにより、下ハーフケース部53
のリール挿入部Aの底部80の、図14に斜線で示す領
域位置Pに、リール挿入部内壁84と下リール板59と
の削れ粉が溜る(図示を省略したがリール挿入部Bも同
様)。
【0012】この削れ粉は、下ハーフケース部53と下
リール板59の材料であるABS樹脂の粉であり、この
粉が磁気テープ65に付着すると、ビデオ信号の記録や
再生を阻害したり、或は、この粉が磁気テープ65から
VTRヘッドに転移して溜り、VTRヘッドによる記録
・再生動作の性能を劣化させるという問題があった。
【0013】他方、リール挿入部内壁84と下リール板
59の外周との間の隙間が、リール台挿入穴55の内周
面とリール基準リブ78の外周面との間の隙間よりも大
きい場合は、リール挿入部内壁84と下リール板59の
外径とが接触するよりも先に、リール台挿入穴55の内
周面とリール基準リブ78の外周面とが接触してしまう
ことになる。
【0014】この場合は前述のような削れ粉の問題はな
いが、例えばテープカセット装置50の落下時等におけ
る外部からの衝撃が、リール台挿入穴55の内周面とリ
ール基準リブ78の外周面との接触箇所にかかるため、
図15に符号Eで示すように、リール基準リブ78の基
準面(リール基準リブ78の下方突出先端面)が変形し
たり、破損するおそれがある。リール基準リブ78の基
準面が変形したり破損すると、リール63がその回転時
に他の部品に接触したり、磁気テープ65がVTRヘッ
ドに対して適切な位置で走行できなくなるという問題が
生じる。
【0015】そこで本発明は、このような問題点に鑑み
て、リール挿入部内壁と下リール板との接触による削れ
粉の発生や、リール台挿入穴の内周面とリール基準リブ
の外周面との接触によるリール基準リブの基準面の変形
や破損を防止できるテープカセット装置を提供すること
を課題とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、カセット装置のケース部のほぼ上半分を形
成し、合わせ部に開口を有する上ハーフケース部と、前
記ケース部のほぼ下半分を形成し、合わせ部に開口を有
すると共に、底部に2つの円形のリール台挿入穴を有す
る下ハーフケース部と、前記上・下ハーフケース部が互
いに合わせ部を合わせて結合された前記ケース部内に並
べて配置され、前記ケース部の上下方向に延びる軸線を
互いに平行に有する2つの円柱状のリールハブと、前記
リールハブの前記上ハーフケース部側の端部に水平に設
けられる円板状の上リール板と、前記リールハブの前記
下ハーフケース部側の端部に水平に設けられる円板状の
下リール板と、前記下リール板の中心部に前記リール台
挿入穴に対向して下方に突出するように形成された円形
のリール基準リブとを備えたテープカセット装置におい
て、前記下リール板の、前記リール基準リブの外周面と
前記リール台挿入穴の内周面との間の位置に下方に突出
する追加リブを設けた構成としたものである。
【0017】このような構成のテープカセット装置によ
れば、下リール板の、前記リール基準リブの外周面と前
記リール台挿入穴の内周面との間の位置に下方に突出す
る追加リブを設けた構成としたため、リール挿入部内壁
と下リール板との接触、或は、リール台挿入穴の内周面
とリール基準リブの外周面との接触が起きる前に、まず
追加リブがリール台挿入穴の内周面と接触することにな
るため、その接触時に追加リブがその衝撃を吸収すると
共に、リール挿入部内壁と下リール板との接触や、リー
ル台挿入穴の内周面とリール基準リブの外周面との接触
の防止、或は接触の衝撃を軽減することができる。
【0018】このため、テープカセット装置のリール挿
入部内壁と下リール板との接触による削れ粉の発生や、
リール台挿入穴の内周面とリール基準リブの外周面との
接触によるリール基準リブの基準面の変形や破損を確実
に防止することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、添付した図を参照して具体的に説明する。図1乃至
図3は、本発明によるテープカセット装置の第1の実施
の形態を示す図である。従来のテープカセット装置と重
複する構成部分の説明は省略し、従来と同様の部品には
同じ符号を付して説明し、主として本発明の特徴部分に
係る実施の形態についてのみ説明する。
【0020】図1に示すように、下リール64の下リー
ル板59のリール基準リブ78の外周面の外側には、円
周方向に間隔をおいて6ヵ所の位置に、直方体形状の追
加リブ90が合計6個設けられている(6個に限定する
趣旨ではない)。図2は、図1における下リール64の
II−II矢視部分断面半側面図であり、要部拡大図も
共に示している。
【0021】このような追加リブ90をリール基準リブ
78の外側に設けた下リール64を、前記下ハーフケー
ス部53のリール挿入部AやBに収納すると、図3に示
すように、追加リブ90とリール台挿入穴55の内周面
との間には、従来のテープカセット装置における、リー
ル基準リブ78の外周面とリール台挿入穴55の内周面
との間に設定されていたと同量の隙間が設けられる。
【0022】このような第1の実施の形態によれば、下
リール64のリール基準リブ78の外周面の外側に6個
の追加リブ90を設けた構成としたため、リール挿入部
内壁84と下リール板59との接触、或は、リール台挿
入穴55の内周面とリール基準リブ78の外周面との接
触が起きる前に、まず追加リブ90がリール台挿入穴5
5の内周面と接触することになるため、その接触時に追
加リブ90がその衝撃を吸収すると共に、リール挿入部
内壁84と下リール板59との接触や、リール台挿入穴
55の内周面とリール基準リブ78の外周面との接触を
防止、或は接触の衝撃を軽減することができる。
【0023】このため、テープカセット装置50のリー
ル挿入部内壁84と下リール板59との接触による削れ
粉の発生や、リール台挿入穴55の内周面とリール基準
リブ78の外周面との接触によるリール基準リブ78の
基準面の変形や破損を確実に防止することができる。
【0024】また追加リブ90の高さはリール基準リブ
78の高さより低く形成されているため、リール台87
がリール基準リブ78を支持する際に追加リブ90がリ
ール台87の上面に先に当って、下リール64の支持高
さが設定値以上に上昇することを、防止することができ
る。
【0025】図4(a)は、本発明の第2の実施の形態
を示す図である。この第2の実施の形態においては、前
記第1の実施の形態に比べて、追加リブ91の、リール
基準リブ78と接触する側の高さを、前記追加リブ90
よりも低くした点において異なるものである。
【0026】このように構成した第2の実施の形態によ
れば、追加リブ91とリール基準リブ78との接触面積
を小さくして、追加リブ91にかかる衝撃がリール基準
リブ78に伝わり難くすることができ、前記第1の実施
の形態に比べて、さらにリール基準リブ78の基準面の
変形や破損を確実に防止することができる。
【0027】図4(b)は、本発明の第3の実施の形態
を示す図である。この第3の実施の形態においては、前
記第2の実施の形態に比べて、追加リブ92の、リール
基準リブ78と接触する側の高さを、前記追加リブ91
よりもさらに低くした(高さをほぼ零にした)点におい
て異なるものである。
【0028】このように構成した第3の実施の形態によ
れば、追加リブ92とリール基準リブ78との接触面積
をさらに小さくして(ほぼ零にして)、追加リブ92に
かかる衝撃がリール基準リブ78にさらに伝わり難くす
ることができ、前記第2の実施の形態に比べて、リール
基準リブ78の基準面の変形や破損をさらに確実に防止
することができる。
【0029】図4(c)は、本発明の第4の実施の形態
を示す図である。この第4の実施の形態においては、前
記第1の実施の形態に比べて、追加リブ93を、前記追
加リブ90のようにリール基準リブ78と接触させない
で、リール基準リブ78から離隔させた点において異な
るものである。
【0030】このように構成した第4の実施の形態によ
れば、追加リブ93とリール基準リブ78との間に空間
を設けることにより、追加リブ93にかかる衝撃がリー
ル基準リブ78に全く伝わらなくすることができ、前記
第3の実施の形態よりも、リール基準リブ78の基準面
の変形や破損をさらに確実に防止することができる。
【0031】図4(d)は、本発明の第5の実施の形態
を示す図である。この第5の実施の形態においては、前
記第4の実施の形態に比べて、追加リブ94を、前記追
加リブ93のように四角断面形状にしないで、リール基
準リブ78側の高さをほぼ零にした三角断面形状にした
点において異なるものである。
【0032】このように構成した第5の実施の形態によ
れば、万一、追加リブ94が下リール板59から剥離し
てリール基準リブ78に接触したとしても、同様の場合
の前記第4の実施の形態に比べて、リール基準リブ78
にかかる衝撃をできるだけ小さくして、リール基準リブ
78の基準面の変形や破損を確実に防止することができ
る。
【0033】図5は、本発明の第6の実施の形態を示す
図である。この第6の実施の形態においては、前記第1
の実施の形態に比べて、追加リブ95が、リール基準リ
ブ78の外周の円周方向に間隔をおいて複数個設けたリ
ブ95aの外側に、環状のリブ95bを一体的に接続さ
せて形成した点において異なるものである。
【0034】このように構成した第6の実施の形態によ
れば、追加リブ95が、全円周方向に環状に連続して形
成した部分95bを外側に有するため、円周方向におけ
るいかなる位置においても、リール基準リブ78の基準
面の変形や破損を確実に防止することができる。
【0035】図6は、本発明の第7の実施の形態を示す
図である。この第7の実施の形態においては、前記第6
の実施の形態に比べて、追加リブ96が、前記追加リブ
95のようにリール基準リブ78の円周方向に間隔をお
いて複数個設けたリブ95aを除いて、全円周方向に環
状に連続する部分95bだけで形成した点において異な
るものである。
【0036】このように構成した第7の実施の形態によ
れば、追加リブ96がリール基準リブ78から完全に離
隔することにより、追加リブ96にかかる衝撃がリール
基準リブ78に全く伝わらなくすることができ、前記第
6の実施の形態に比べて、リール基準リブ78の基準面
の変形や破損をさらに確実に防止することができる。ま
た、追加リブ96が全円周方向に環状に連続して形成さ
れているため、円周方向におけるいかなる位置において
も、上記効果を享有することができる。
【0037】図7は、本発明の第8の実施の形態を示す
図である。この第8の実施の形態においては、前記第6
の実施の形態に比べて、追加リブ97が、リール基準リ
ブ78の外周の円周方向に間隔をおいて複数個設けたリ
ブ97aの外側に、前記追加リブ95のように環状のリ
ブ95bを接続させる代わりに、環状の一部を構成する
弧状のリブ97bを各々接続させたもので、追加リブ9
7をほぼT字状に形成した点において異なるものであ
る。
【0038】このような構成の第8の実施の形態によっ
ても、リール台挿入穴55の内周面とリール基準リブ7
8の外周面との接触を防止して、リール基準リブ78の
基準面の変形や破損を確実に防止することができる。
【0039】なお、上記実施の形態においては、下ハー
フケース部53や下リール64の材料としてABC樹脂
を用いた場合について説明したが、それ以外の材料を用
いることができることはいうまでもない。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のテープカ
セット装置によれば、下リール板の、前記リール基準リ
ブの外周面と前記リール台挿入穴の内周面との間の位置
に、下方に突出する追加リブを設けた構成としたため、
リール挿入部内壁と下リール板との接触、或は、リール
台挿入穴の内周面とリール基準リブの外周面との接触が
起きる前に、まず追加リブがリール台挿入穴の内周面と
接触することになるため、その接触時に追加リブがその
衝撃を吸収すると共に、リール挿入部内壁と下リール板
との接触や、リール台挿入穴の内周面とリール基準リブ
の外周面との接触を防止、或は接触の衝撃を軽減するこ
とができる。
【0041】このため、テープカセット装置のリール挿
入部内壁と下リール板との接触による削れ粉の発生や、
リール台挿入穴の内周面とリール基準リブの外周面との
接触によるリール基準リブの基準面の変形や破損を確実
に防止することができる。
【0042】また前記実施の形態によれば、追加リブ9
0〜97の高さはリール基準リブ78の高さより低く形
成されているため、リール台87がリール基準リブ78
を支持する際に追加リブ90がリール台87の上面に先
に当って、下リール64の支持高さが設定値以上に上昇
して、リール63がその回転時に他の部品に接触した
り、磁気テープ65がVTRヘッドに対して適切な位置
で走行できなくなるようなことを防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるテープカセット装置の第1の実施
の形態に係る下リール64の底面図である。
【図2】図1における下リール64のII−II矢視部
分断面半側面図である。
【図3】下リール64のリール基準リブ78と下ハーフ
ケース部53の底部80のリール台挿入穴55との嵌合
状態を示す部分断面側面図である。
【図4】本発明の他の実施の形態を示す図であり、図4
(a)は第2の実施の形態を示す要部拡大図、図4
(b)は第3の実施の形態を示す要部拡大図、図4
(c)は第4の実施の形態を示す要部拡大図、図4
(d)は第5の実施の形態を示す要部拡大図である。
【図5】本発明の第6の実施の形態を示す下リール64
の底面図である。
【図6】本発明の第7の実施の形態を示す下リール64
の底面図である。
【図7】本発明の第8の実施の形態を示す下リール64
の底面図である。
【図8】従来のテープカセット装置の分解斜視図であ
る。
【図9】従来の下リール64を示す図であり、図9
(a)はその上面図、図9(b)はその側面図、図9
(c)はその底面図である。
【図10】従来の下ハーフケース部53の上面図であ
る。
【図11】下リール64を片側に収納した下ハーフケー
ス部53の上面図である。
【図12】下リール64のリール基準リブ78が下ハー
フケース部53のリール台挿入穴55に嵌合した状態を
示す部分断面側面図である。
【図13】ローディング後にリール台87の上面に下リ
ール64が支持される状態を示す部分断面側面図であ
る。
【図14】従来の問題点の1つを示す下ハーフケース部
53の上面図である。
【図15】従来の他の問題点を示す下リール64の底面
図である。
【符号の説明】
50…テープカセット装置、51…上ハーフケース部、
51a…合わせ部、53…下ハーフケース部、53a…
合わせ部、55…リール台挿入穴、57…リールハブ、
59…下リール板、61…上リール板、63…リール、
65…磁気テープ、67…テープガイド、69…ガイド
ピン、71…ガイドローラー、73,74…リールロッ
ク、76…リッドロック、78…リール基準リブ、80
…底部、82…仮想円筒面、84…リール挿入部内壁、
87…リール台、90〜97…追加リブ、A,B…リー
ル挿入部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カセット装置のケース部のほぼ上半分を
    形成し、合わせ部に開口を有する上ハーフケース部と、 前記ケース部のほぼ下半分を形成し、合わせ部に開口を
    有すると共に、底部に2つの円形のリール台挿入穴を有
    する下ハーフケース部と、 前記上・下ハーフケース部が互いに合わせ部を合わせて
    結合された前記ケース部内に並べて配置され、前記ケー
    ス部の上下方向に延びる軸線を互いに平行に有する2つ
    の円柱状のリールハブと、 前記リールハブの前記上ハーフケース部側の端部に水平
    に設けられる円板状の上リール板と、 前記リールハブの前記下ハーフケース部側の端部に水平
    に設けられる円板状の下リール板と、 前記下リール板の中心部に前記リール台挿入穴に対向し
    て下方に突出するように形成された円形のリール基準リ
    ブと、 を備えたテープカセット装置において、 前記下リール板の、前記リール基準リブの外周面と前記
    リール台挿入穴の内周面との間の位置に下方に突出する
    追加リブを設けたことを特徴とするテープカセット装
    置。
  2. 【請求項2】 前記追加リブを、前記リール基準リブの
    円周方向全長に沿って設けたことを特徴とする請求項1
    に記載のテープカセット装置。
  3. 【請求項3】 前記追加リブを、前記リール基準リブの
    円周方向に間隔をおいて複数箇所に設けたことを特徴と
    する請求項1に記載のテープカセット装置。
  4. 【請求項4】 前記追加リブを、前記リール基準リブか
    ら離隔させて設けたことを特徴とする請求項1に記載の
    テープカセット装置。
  5. 【請求項5】 前記追加リブが、前記リール基準リブよ
    り高さが低いことを特徴とする請求項1に記載のテープ
    カセット装置。
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