JPH10241092A - 車両のナンバプレート認識装置 - Google Patents

車両のナンバプレート認識装置

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JPH10241092A
JPH10241092A JP4680797A JP4680797A JPH10241092A JP H10241092 A JPH10241092 A JP H10241092A JP 4680797 A JP4680797 A JP 4680797A JP 4680797 A JP4680797 A JP 4680797A JP H10241092 A JPH10241092 A JP H10241092A
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vehicle
unit
number plate
imaging
vehicle detection
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Yuji Matsumoto
裕司 松本
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】比較的に設置場所を限定されず、かつ、設置労
力が軽減され、特に可搬形での使用が容易となる車両の
ナンバプレート認識装置を提供する。 【解決手段】車両検知センサ3は、撮像地点に設置され
ていて、走行する車両2を検知すると、その検知信号を
アンテナ4から無線で送信する。ナンバプレート認識部
7は、車両検知センサ3から所定距離離れた部位に設置
されていて、車両検知センサ3から送信される車両検知
信号を受信し、撮像カメラ7を駆動する。撮像カメラ7
は、車両検知センサ3から所定距離離れた位置で、走行
する車両2のナンバプレート5を含む画像を撮像し、ナ
ンバプレート認識部8へ送る。ナンバプレート認識部8
は、撮像カメラ7で撮像された画像からナンバプレート
情報を認識する。車両検知センサ3、撮像カメラ7およ
びナンバプレート認識部7は、可搬形、つまり設置ある
いは移動が任意に行なえるように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、自動車
などの車両のナンバプレート上に表示された車両番号、
分類番号、陸運支局コード、仮名文字などのナンバプレ
ート情報を認識する車両のナンバプレート認識装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のナンバプレート認識装
置にあっては、走行中の車両(自動車)を、赤外線ある
いは超音波などを用いた車両検知センサによって検知
し、その検知タイミングにおいて、撮像カメラを動作さ
せることにより、車両のナンバプレートを含む画像を撮
像する。撮像された画像は、ナンバプレート認識部にお
いて処理されることにより、ナンバプレート上に表示さ
れた複数の項目からなるナンバプレート情報を複数の項
目ごとに独立して認識するようになっている。
【0003】一般に、ナンバプレート情報には、たとえ
ば、図26に示すような複数の項目(車両番号、分類番
号、陸運支局コード、仮名文字、プレートサイズ、事業
用/自家用の種別)がある。これらの情報を上記したよ
うに認識することにより、たとえば、駐車場の無人管理
や旅行時間の計測、手配車両などの特定車両の自動発見
などが行なわれる。この場合、全ての項目を認識する必
要があるか否かは、これらの応用(用途)によって異な
り、必要に応じて選択される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のナン
バプレート認識装置では、撮像カメラの撮像タイミング
をとるための車両検知センサから車両検知信号を得るた
めに、車両検知センサとそれと離れた場所に設置してあ
るナンバプレート認識部との間をケーブルで接続しなけ
ればならなかった。そのため、特にシステムを可搬形で
使用しようとした際にシステムの設置場所が制限された
り、また、システムの設置に労力や時間を要するという
問題があった。
【0005】そこで、本発明は、比較的に設置場所を限
定されず、かつ、設置労力が軽減され、特に可搬形での
使用が容易となる車両のナンバプレート認識装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の車両のナンバプ
レート認識装置は、撮像地点に設置され、その撮像地点
を通過する車両を検知する車両検知手段と、この車両検
知手段から得られる車両検知信号を無線で外部へ送信す
る送信手段と、前記撮像地点から離れた部位に設置さ
れ、前記送信手段で送信された車両検知信号を受信する
受信手段と、この受信手段で前記車両検知信号が受信さ
れると、前記撮像地点を通過する車両のナンバプレート
を含む画像を撮像する撮像手段と、前記受信手段と一体
的に設けられ、前記撮像手段で撮像された画像からナン
バプレート情報を認識する認識手段とを具備し、少なく
とも前記撮像手段、前記受信手段および認識手段は可搬
形に構成されていることを特徴とする。
【0007】また、本発明の車両のナンバプレート認識
装置は、撮像地点に設置され、その撮像地点を通過する
車両を検知する車両検知手段と、この車両検知手段から
車両検知信号が得られると、その車両検知手段固有の識
別情報を無線で外部へ送信する送信手段と、前記撮像地
点から離れた部位に設置され、前記送信手段で送信され
た識別情報を受信して認識する受信手段と、この受信手
段で前記識別情報が認識されると、前記撮像地点を通過
する車両のナンバプレートを含む画像を撮像する撮像手
段と、前記受信手段と一体的に設けられ、前記撮像手段
で撮像された画像からナンバプレート情報を認識する認
識手段とを具備し、前記車両検知手段および送信手段は
特定の場所に固定され、前記撮像手段、前記受信手段お
よび認識手段は可搬形に構成されていることを特徴とす
る。
【0008】さらに、本発明の車両のナンバプレート認
識装置は、撮像地点に設置され、その撮像地点を通過す
る車両を検知する車両検知手段と、この車両検知手段か
ら得られる車両検知信号を無線で外部へ送信する送信手
段と、前記撮像地点から離れた部位に設置され、前記送
信手段で送信された車両検知信号を受信する受信手段
と、この受信手段で前記車両検知信号が受信されると、
前記撮像地点を通過する車両のナンバプレートを含む画
像を撮像する制御可能な撮像レンズを備えた撮像手段
と、前記受信手段と一体的に設けられ、前記撮像手段で
撮像された画像からナンバプレート情報を認識する認識
手段と、前記車両の進行方向と、前記車両検知手段と前
記撮像手段とを結ぶ方向のなす角度値、前記車両検知手
段から前記撮像手段までの距離値、および、前記車両検
知手段から前記撮像地点までの距離値をそれぞれ入力す
る入力手段と、この入力手段で入力された各値に基づき
前記撮像手段から前記撮像地点までの距離を算出し、こ
の算出した距離に応じて前記撮像手段の撮像レンズを制
御する制御手段とを具備している。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0010】まず、第1の実施の形態について説明す
る。
【0011】図1は、第1の実施の形態に係る車両のナ
ンバプレート認識装置の構成を概略的に示している。図
1において、1は車両2の走行路で、車両2は図示矢印
方向に走行するものとする。走行路1の側部に設定され
た撮像地点には、走行中の車両2を検知する車両検知手
段としての車両検知センサ3が設置される。
【0012】車両検知センサ3は、可搬形に構成されて
いて、地面への設置あるいは移動が任意に行なえるよう
になっており、たとえば、交通信号機などで利用されて
いる赤外線センサあるいは超音波センサを用いることが
可能である。なお、車両検知センサ3の動作電源は、専
用の電源を使用すればよいが、短時間であれば備え付け
の電池からの供給で充分である。
【0013】車両検知センサ3からの車両検知信号は、
車両検知センサ3と一体的に設けられた送信手段として
の無線送信器によって、アンテナ4を介して無線で外部
へ送信されるようになっている。上記無線送信器として
は、たとえば、移動体無線などの一般に用いられている
パルス振幅変調方式による送信器が考えられる(詳細は
後述する)。
【0014】車両検知センサ3から所定距離離れた前方
には、特に夜間、撮像地点を通過する車両2のナンバプ
レート5の部分を照明するための照明装置6が設置され
る。この場合、照明装置6は、車両検知センサ3が車両
2を検知した瞬間に、走行中の車両2のナンバプレート
5の部分ができるだけ均一に照明されるように設置され
る。なお、照明装置6は、一般に車両2の運転の妨げに
ならないように、近赤外光を出力する光源が用いられ
る。
【0015】車両検知センサ3から所定距離離れた前方
には、車両検知センサ3を通過した走行中の車両2のナ
ンバプレート5を含む画像を撮像する撮像手段としての
撮像カメラ7が設置される。撮像カメラ7の出力は、後
で詳細を説明するナンバプレート認識部8に送られ、こ
こでナンバプレート5上に記載されたナンバプレート情
報が認識されるようになっている。ナンバプレート認識
部8は、車両検知センサ3から送信される車両検知信号
をアンテナ9を介して受信し、撮像カメラ7に対して撮
像動作命令を送るようになっている。
【0016】ここに、撮像カメラ7およびナンバプレー
ト認識部8は、それぞれ可搬形に構成されていて、設置
あるいは移動が任意に行なえるようになっており、車両
検知センサ3付近の走行路1の見通しのきく場所に設置
される。その具体的な設置方法は、たとえば、地面への
直接設置や、車両に積み込み、その車両を走行路1の脇
に停止させてセッティングすることも可能である。
【0017】なお、撮像カメラ7のフォーカス、アイリ
スなどを制御するパラメータは、走行路1で試験車両を
走行させて経験的に決めていくなどの方法をとることが
できる。また、アイリスの設定は、市販のカメラに使用
されているようなオートアイリスの利用も可能である。
さらに、事前に撮影地点に仮のナンバプレートを用意
し、そのナンバプレートを基にそれぞれのパラメータを
調整し、設定することも可能である。
【0018】図2は、第1の実施の形態に係る車両のナ
ンバプレート認識装置の構成を示すブロック図である。
図2において、撮像カメラ7は、たとえば、工業用テレ
ビジョンカメラなどから構成されていて、電動制御可能
な撮像レンズ10を備えている。撮像レンズ10は、そ
のフォーカス、アイリス、ズームなどが後述するカメラ
制御部23によって制御されるようになっている。
【0019】次に、ナンバプレート認識部8について説
明する。ナンバプレート認識部8において、A/D変換
部11は、撮像カメラ7の出力(アナログ画像信号)を
取込み、取込んだ画像を例えば8ビットの濃淡値を持つ
デジタル画像データに変換する。入力制御部12は、A
/D変換部11における画像の取込位置を変更制御す
る。
【0020】画像蓄積部13は、デジタル画像データを
蓄える2次元のメモリであり、入力画像や2値化画像な
どの処理画像を一時的に蓄える。画像反転部14は、画
像の濃淡値を反転する処理を行なう。2値化処理部15
は、8ビット濃淡値を持つ画像データを2値化し、”
0”,”1”の2値画像に変換する。このような2値化
処理は、たとえば、特願昭63−300744号などに
記載されている技術により実現される。
【0021】車両番号検出部16は、画像蓄積部13に
蓄えられた2値画像に例えばラベリング処理を施し、計
測された座標情報や面積情報を解析し、車両番号文字列
を検出する。
【0022】分類番号検出部17は、画像蓄積部13に
蓄えられた2値画像において、車両番号文字列との相対
的な位置関係から限定される領域に対し、たとえば、ラ
ベリング処理を施し、計測された座標情報や面積情報な
どを解析し、分類番号文字列を検出する。
【0023】陸運支局検出部18は、画像蓄積部13に
蓄えられ2値画像において、車両番号文字列との相対的
な位置関係から限定される領域に対し、たとえば、ラベ
リング処理を施し、計測された座標情報や面積情報など
を解析し、陸運支局コード(文字列)を検出する。
【0024】仮名文字検出部19は、画像蓄積部13に
蓄えられた2値画像において、車両番号文字列との相対
的な位置関係から限定される領域に対し、たとえば、ラ
ベリング処理を施し、計測された座標情報や面積情報な
どを解析し、仮名文字を検出する。
【0025】サイズ判別部20は、ナンバプレート5の
サイズを判別するものであり、たとえば、特開平1−2
76374号などに記載されている手法を用いる。認識
手段としての文字認識部21は、検出された個々の文字
パターンに対し、たとえば、パターンマッチングなどの
手法を施し、文字認識を行なう。その認識結果として
は、個々の文字パターンに対する文字コードと認識結果
の確からしさを表す類似度が出力される。
【0026】センサコード照合部22は、車両検知セン
サ3から送信されるセンサコードを照合することにより
ら、目的とする車両検知センサ3からの送信であるか否
かを判断する。カメラ制御部23は、撮像カメラ7に対
して、撮像動作開始および停止命令を送るとともに、撮
像レンズ10のフォーカス、アイリス、ズームなどを制
御するための制御信号を送る。
【0027】パラメータ解析部24は、車両番号検出部
16で検出された車両番号のサイズや面積、ナンバプレ
ート領域のヒストグラムや検出位置を解析する。制御部
25は、本装置全体の制御を司るものである。
【0028】記憶手段としての汎用メモリ26は、連結
領域の解析に用いるパラメータや文字認識の結果、特定
車両に対するナンバプレート情報のデータベースなどが
蓄えられる。ナンバ照合部27は、汎用メモリ26に蓄
えられた認識結果とナンバプレート情報のデータベース
とを照合し、特定車両の発見を行なう。
【0029】通信部28は、特定車両の発見などの情報
を外部コンピュータ(外部装置)に送信するものであ
る。受信手段としてのセンサデータ受信部29は、車両
検知センサ3から送信される車両検知信号やセンサコー
ドをアンテナ9を介して受信する。
【0030】画像バス30は、画像データの転送専用バ
スであり、画像蓄積部13と各処理部との画像のやり取
りに用いられる。汎用バス31は、汎用データの転送バ
スであり、制御部25と各処理部との制御データや文字
認識結果などのデータのやり取りに用いられる。
【0031】図3は、車両検知センサ3と一体的に設け
られている無線送信器の原理図を示している。この無線
送信器は、たとえば、車両検知センサ3の本体内に内蔵
されており、正弦波発振器41、信号制御部42、変調
器43、および、電力増幅器44によって構成される。
【0032】すなわち、正弦波発振器41から搬送波に
相当する正弦波が出力され、変調器43に送られる。信
号制御部42に、車両検知センサ3からの車両検知信号
がパルス波として入力されると、信号制御部42おいて
デジタル化され、変調器43に送られる。変調器43
は、信号制御部42からのパルス波を正弦波発振器41
からの正弦波によって振幅変調し、電力増幅器44に送
る。このようにして、情報を含んだAM波を電力増幅器
44で電力増幅した後、アンテナ4から外部へ送信す
る。
【0033】図4は、ナンバプレート認識部8における
センサデータ受信部29内に設けられる無線受信器の原
理図を示している。この無線受信器は、たとえば、同調
回路51、および、検波回路52によって構成される。
【0034】すなわち、アンテナ9で受信された信号電
波は、同調回路51により該当する周波数のみ抽出さ
れ、検波回路52において高周波成分を取り除かれ、低
周波成分のみ残される。このようにして、車両検知セン
サ3からの車両検知信号を復号することが可能となる。
【0035】なお、電波の送信方法は、上記例に限るも
のではなく、他に公知である周波数や位相を変化させる
ことにより、信号を送信するようなFSK方式やPSK
方式なども考えられる。
【0036】次に、ナンバプレート情報を認識して、た
とえば、特定車両を発見する処理について、図5に示す
フローチャートを参照して説明する。車両検知センサ3
が、撮像地点に進行してくる車両2を検知すると、その
車両検知信号は無線送信器によってアンテナ4から外部
へ送信される。
【0037】車両検知センサ3から送信される車両検知
信号を、ナンバプレート認識部8におけるセンサデータ
受信部29がアンテナ9を介して受信すると、その車両
検知信号はカメラ制御部23に送られる。カメラ制御部
23は、車両検知信号を受取ると、撮像カメラ7に対し
て、撮像動作開始命令を送る。
【0038】撮像カメラ7は、撮像動作開始命令を受取
ると、撮像動作を開始し、撮像地点に進行してくる車両
2のナンバプレート5を含む画像を撮像し、その画像を
ナンバプレート認識部8に送る。ナンバプレート認識部
8は、入力された画像に基づき、ナンバプレート情報の
認識処理を行なう。ナンバプレート情報の認識処理は、
たとえば、以下のように行なわれる。
【0039】すなわち、撮像カメラ7により撮像された
車両2のナンバプレート5を含む画像は、A/D変換部
11によって取込まれ、A/D変換部11において、た
とえば、8ビットの濃淡値を持つデジタル画像データに
変換され、一旦、画像蓄積部13に蓄えられる。撮像画
像の一例を図6に示す。
【0040】画像蓄積部13に蓄えられた画像データ
は、2値化処理部15において、たとえば、図7に示す
ように、文字部分が”1”、背景部分が”0”の値を持
つ2値画像に変換される。車両番号のように、文字部分
と背景部分とにコントラストが存在する場合、コントラ
スト検出による2値化が有効である。このようなコント
ラスト検出による2値化方式として、たとえば、特願昭
63−300744号などに記載されている手法を用い
る。
【0041】車両番号検出部16では、2値化処理部1
5から得られた2値画像を解析することにより、車両番
号文字列を検出する。車両番号文字列の検出は、たとえ
ば、図8に示すフローチャートにしたがって行なわれ
る。
【0042】すなわち、まず、2値画像に例えばラベリ
ング処理を施し、連結領域の座標情報や面積情報を検出
する。次に、検出された連結領域の座標情報や面積情報
を解析し、車両番号文字らしい領域を選択する。車両番
号は、周知のように、寸法規約に即して記載されるの
で、連結領域のサイズや面積、横方向のピッチ、縦方向
の揃い方などを評価することにより、検出することがで
きる。
【0043】事業用のナンバプレートは、図9(b)に
示すように、自家用のナンバプレート(図9a参照)と
濃淡値が反転する。これまでの処理において、車両番号
文字列が検出されない場合は、画像反転部14において
濃淡値を反転した後、2値化以降の処理を同様に行な
い、車両番号文字列の検出を試みる。この時点で、自家
用/事業用の判別も自動的にできる。
【0044】ナンバプレート5上の文字は、先に述べた
ように、寸法規約に即して記載される。したがって、分
類番号や陸運支局コード、仮名文字などの位置は、車両
番号文字列との相対的な位置関係から探索する領域を限
定することができる。
【0045】分類番号検出部17では、図10に示すよ
うに、車両番号Nとの相対的な位置関係から限定される
検出領域E1に対して、車両番号の検出と同様に2値
化、連結領域の解析を行なうことにより、分類番号を検
出する。
【0046】同様に、陸運支局検出部18では、図11
に示すように、車両番号Nとの相対的な位置関係から限
定される検出領域E2に対して、2値化、連結領域の解
析を行なうことにより、陸運支局コードを検出する。
【0047】同様に、仮名文字検出部19では、図12
に示すように、車両番号Nとの相対的な位置関係から限
定される検出領域E3に対して、2値化、連結領域の解
析を行なうことにより、仮名文字を検出する。
【0048】こうして検出された車両番号、分類番号、
陸運支局コード、仮名文字は、文字認識部21におい
て、個々の文字パターンに対し、たとえば、周知のパタ
ーンマッチングなどの手法を施すことにより、文字認識
を行なう。その認識結果としては、個々の文字パターン
に対する文字コードと認識結果の確からしさを表す類似
度が出力される。
【0049】サイズ判別部20では、たとえば、特開平
1−276374号などに記載されている手法により、
ナンバプレート5のサイズを判別する。
【0050】これら一連の処理は、制御部25によって
制御される。なお、連結領域の解析に用いるパラメータ
や文字認識部21の認識結果は、たとえば、図13に示
すようなフォーマットで汎用メモリ26に記憶される。
【0051】このようにして、ナンバプレート情報の認
識が行なわれると、特定車両の自動発見を行なうため
の、ナンバプレート情報の認識結果と特定車両のナンバ
プレート情報との照合処理が行なわれる。すなわち、発
見(照合)すべき複数の特定車両のナンバプレート情報
は、たとえば、汎用メモリ26にあらかじめ記憶されて
いる。なお、照合すべき複数の特定車両のナンバプレー
ト情報は、たとえば、図示しない外部コンピュータから
通信部28を介して入力されることにより、汎用メモリ
26に記憶されるようになっている。
【0052】ナンバ照合部27において、汎用メモリ2
6内のナンバプレート情報の認識結果と特定車両のナン
バプレート情報とを照合し、認識結果と一致する特定車
両のナンバプレート情報があった場合、その旨の情報
を、たとえば、通信部28を介して外部コンピュータな
どに伝送される。
【0053】このようにして、特定車両の自動発見を行
なうことができる。
【0054】なお、車両検知センサ3の設置場所は、地
面への設置ではなく、たとえば、図14に示すように、
専用の車両61に車両検知センサ3を固定し、この車両
61を路肩に停止させて利用することも可能である。
【0055】次に、上記のようなナンバプレート認識装
置の初期設定について、図15に示すフローチャートを
参照して説明する。まず、車両検知センサ3、照明装置
6、撮像カメラ7、および、ナンバプレート認識部8
を、車両検知センサ3が走行中の車両2を検知した瞬間
に、撮像カメラ7が撮像した画像の中に車両2のナンバ
プレート5が適当な大きさで、しかも、充分なコントラ
ストを持つように設置する。
【0056】次に、図16に示すように、車両2の通る
方向を示す道路方向ベクトルと車両検知センサ3と撮像
カメラ7との間のベクトルとのなす角度θ、車両検知セ
ンサ3と撮像カメラ7との間の距離r、および、車両検
知センサ3と撮像ポイントPとの間の距離lをそれぞれ
測定する。次に、これら測定した角度θおよび各距離
r,lに基づき、撮像カメラ7における撮像レンズ10
の各種パラメータ(フォーカス、アイリス、ズームな
ど)の設定を行なう。
【0057】以上で初期設定が終了する。
【0058】次に、撮像レンズ10の各種パラメータの
設定処理について、図18に示すフローチャートを参照
して説明する。本例では、車両検知センサ3、撮像カメ
ラ7、および、ナンバプレート認識部8が可搬性である
ため、撮像カメラ7における撮像レンズ10のフォーカ
ス、アイリス、ズームの短時間で正確な設定が問題とな
る。そこで、本例では以下に説明するような方法を用い
ている。
【0059】まず、オペレータは、先に測定した角度θ
および各距離r,lを通信部28から入力する。する
と、制御部25は、これら入力された各値を用いて下記
数1の演算を行なうことにより、撮像カメラ7と撮像ポ
イントPとの間の距離xを求める。
【0060】
【数1】
【0061】なお、車両2の走行速度(車速)が、車両
検知センサ3が検知してから撮像カメラ7が画像を取得
するまでの時間に比べて無視できない場合には、図17
に示すように、車速sと車両検知センサ3が検知してか
ら撮像カメラ7が画像を取得するまでの時間tをかけた
値mを用いて、下記数2の演算を行なうことにより、求
めることができる。
【0062】
【数2】
【0063】次に、上記のようにして求めた距離xに基
づき、対応するフォーカス電圧(撮像レンズ10のフォ
ーカスを制御するための制御値)を求める。すなわち、
一般に、カメラのレンズのフォーカスは電圧によって制
御される。したがって、図19に示すような、撮像カメ
ラ7と撮像ポイントPとの間の距離xとコード番号との
対応関係を表わすテーブルデータ(対応表)をあらかじ
め制御部25内のメモリ上に記憶しておくとともに、図
20に示すような、コード番号とフォーカス電圧との対
応関係を表わすテーブルデータ(対応表)をあらかじめ
カメラ制御部23内のメモリ上に記憶しておき、これら
テーブルデータ(対応表)を参照することにより、フォ
ーカス電圧の設定が可能となる。
【0064】たとえば、前記数1あるいは数2で求めら
れた距離xが32mだったとすると、制御部25は、図
19のテーブルデータを参照することにより、距離x
(32m)をコード番号「0X03」に変換し、カメラ
制御部23に送る。カメラ制御部23では、図20のテ
ーブルデータを参照することにより、コード番号「0X
03」に対応するフォーカス電圧0.8Vを出力して、
撮像レンズ10のフォーカスを調整制御する。
【0065】このようにして、撮像カメラ7における撮
像レンズ10のフォーカスを調整することが可能とな
る。
【0066】同様にして、撮像レンズ10のアイリス、
ズームの設定も行なうことが可能である。
【0067】次に、第2の実施の形態について説明す
る。
【0068】第2の実施の形態の第1の実施の形態と異
なる点は、車両検知センサ3は特定位置に固定し、撮像
カメラ7およびナンバプレート認識部8のみを可搬形と
した点にある。一般に、ナンバプレートの検知し易い場
所があり、そのような場所では、ナンバプレートの検知
が頻繁に行なわれる。したがって、そのような状況にお
いては、車両検知センサ3は各撮像ポイントに固定した
ままで、撮像カメラ7およびナンバプレート認識部8の
みを可搬性にした方が、設置の労力が軽減される。
【0069】たとえば、図21に示すように、街灯62
に車両検知センサ(たとえば、反射形音波センサ)3を
設置しておく。車両検知センサ3の必要電力は微弱であ
るため、街灯62に流れている電力から供給することと
してよい。車両検知センサ3の設置場所としては、他に
電柱、中央分離帯、ガードレールなどが考えられる。こ
のような方法においては、車両検知センサ3用の電源を
別個に設ける必要もなくなるという利点がある。
【0070】この方法においては、車両検知センサ3か
ら送信される無線信号は、どのセンサからの信号である
かを判別できるようにしておく必要がある。その対策と
して、個々の設置されているセンサから発する信号とし
て、センサ固有の識別情報を送信させ、受信側でその識
別情報を認識する方法が考えられる。これを図22およ
び図23を用いて説明する。
【0071】たとえば、センサ名「#1」の発信信号は
コード番号「0X00」を発信し、センサ名「#2」は
コード番号「0X01」を発信する、というように、そ
れぞれの車両検知センサ3に対し識別情報としてのコー
ド番号を与えておく。これは、図3における信号制御部
42においてコード化することで実現可能である。オペ
レータは、センサ名とこのコード番号との対応関係を表
わす、図22に示すようなテーブルデータ(対応表)を
保持しておく。
【0072】いま、たとえば、センサ名「#1」の車両
検知センサ3に検知される車両2を撮像することを考え
る。この場合、センサ名「#1」に対応するコード番号
「0X00」は、事前にオペレータにより、ナンバプレ
ート認識部8におけるセンサコード照合部22内のメモ
リに記憶しておく。
【0073】図23のフローチャートに示すように、セ
ンサ名「#1」の車両検知センサ3は、車両2を検知す
ると、あらかじめ与えられているコード番号「0X0
0」を送信する。車両検知センサ3からのコード番号
は、ナンバプレート認識部8のセンサデータ受信部9に
おいて受信され、認識された後、センサコード照合部2
2に送られる。センサコード照合部22は、その受信し
たコード番号「0X00」とあらかじめ記憶しているコ
ード番号「0X00」とを照合し、両コード番号が一致
すれば、センサ名「#1」の車両検知センサ3からの送
信と判断され、そのときのみ撮像カメラ7を駆動して撮
像を行なう。
【0074】次に、第3の実施の形態について説明す
る。
【0075】第3の実施の形態は、前述した第1および
第2の実施の形態では車両検知センサ3からの無線信号
を第三者によって傍受し、改ざんされる危険性がある
が、それを回避するようにしたものである。
【0076】そこで、このような危険性を回避するため
に、図24あるいは図25に示すフローチャートのよう
に、車両検知センサ3において、車両検知信号(あるい
は、コード番号)を暗号化したうえで送信し、ナンバプ
レート認識部8のセンサデータ受信部29において、暗
号化された車両検知信号(あるいは、コード番号)を復
号化する方法も考えられる。ここに、図24は第1の実
施の形態において暗号化した場合を示し、図25は第2
の実施の形態において暗号化した場合を示している。
【0077】なお、暗号化の方法は、たとえば、現在、
携帯電話の通信などに用いられている方法や、コードレ
ス電話のスクランブル送信に用いられている方法などを
用いてもよい。具体的には、図3の信号制御部42にお
いて暗号化回路を保持し、車両検知信号あるいはコード
番号を暗号化する。
【0078】このように、上記実施の形態によれば、車
両検知センサとナンバプレート認識部との間の通信を無
線化することにより、従来装置に比べ、特に可搬形のシ
ステムとした場合において、センサケーブルを設置する
必要の無い点で設置労力が軽減される。また、センサケ
ーブルをはわすのに困難であった地形の設置においても
可能になるなど、比較的に設置場所を限定されないとい
う利点がある。したがって、たとえば、緊急時において
ナンバプレート認識装置の早急の設置を要求される際に
は特に有効である。
【0079】また、車両検知センサとナンバプレート認
識部との間の通信を無線化することにより、車両検知セ
ンサは設置したまま、撮像カメラとナンバプレート認識
部を車両検知センサの付近に移動させることで、ナンバ
プレートを認識することが可能となる。従来のように、
車両検知センサとナンバプレート認識部を1対に保持し
ているのではなく、車両検知センサは比較的頻繁に観測
される場所に設置しておき、必要の際にナンバプレート
認識部を移動させて設置し、ナンバプレートを認識する
ことが可能となる。こうすることによって、装置のコス
トダウンにも繋がる。
【0080】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、比
較的に設置場所を限定されず、かつ、設置労力が軽減さ
れ、特に可搬形での使用が容易となる車両のナンバプレ
ート認識装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る車両のナンバ
プレート認識装置の構成を概略的に示す構成図。
【図2】第1の実施の形態に係る車両のナンバプレート
認識装置の構成を示すブロック図。
【図3】無線送信器の原理図を示すブロック図。
【図4】無線受信器の原理図を示すブロック図。
【図5】第1の実施の形態におけるナンバプレート情報
を認識して特定車両を発見する処理を説明するフローチ
ャートで、(a)図は車両検知センサ側のフローチャー
ト、(b)図はナンバプレート認識部側のフローチャー
ト。
【図6】撮像画像の一例を示す図。
【図7】2値化画像の一例を示す図。
【図8】車両番号文字列の検出処理を説明するフローチ
ャート。
【図9】自家用/事業用プレートの一例を示す図。
【図10】分類番号の検出処理を説明するための図。
【図11】陸運支局コードの検出処理を説明するための
図。
【図12】仮名文字の検出処理を説明するための図。
【図13】汎用メモリのメモリマップを示す図。
【図14】車両検知センサの別の設置例を説明する図。
【図15】ナンバプレート認識装置の初期設定を説明す
るフローチャート。
【図16】撮像ポイントから撮像カメラまでの距離の算
出方法を説明する図。
【図17】撮像ポイントから撮像カメラまでの距離の別
の算出方法を説明する図。
【図18】撮像レンズのフォーカス調整を説明するフロ
ーチャート。
【図19】撮像カメラと撮像ポイントとの間の距離とコ
ード番号との対応関係を表わすテーブルデータを示す
図。
【図20】コード番号とフォーカス電圧との対応関係を
表わすテーブルデータを示す図。
【図21】本発明の第2の実施の形態に係る車両のナン
バプレート認識装置の構成を概略的に示す構成図。
【図22】センサ名とコード番号との対応関係を表わす
テーブルデータを示す図。
【図23】第2の実施の形態におけるナンバプレート情
報を認識して特定車両を発見する処理を説明するフロー
チャートで、(a)図は車両検知センサ側のフローチャ
ート、(b)図はナンバプレート認識部側のフローチャ
ート。
【図24】第3の実施の形態におけるナンバプレート情
報を認識して特定車両を発見する処理を説明するフロー
チャートで、(a)図は車両検知センサ側のフローチャ
ート、(b)図はナンバプレート認識部側のフローチャ
ート。
【図25】第3の実施の形態におけるナンバプレート情
報を認識して特定車両を発見する別の処理を説明するフ
ローチャートで、(a)図は車両検知センサ側のフロー
チャート、(b)図はナンバプレート認識部側のフロー
チャート。
【図26】ナンバプレート上に表示されたナンバプレー
ト情報の一例を示す図。
【符号の説明】
1……走行路、2……車両(自動車)、3……車両検知
センサ(車両検知手段)、4……アンテナ、5……ナン
バプレート、7……撮像カメラ(撮像手段)、8……ナ
ンバプレート認識部(認識手段)、9……アンテナ、1
0……撮像レンズ、11……A/D変換部、16……車
両番号検出部、17……分類番号検出部、18……陸運
支局検出部、19……仮名文字検出部、20……サイズ
判別部、21……文字認識部、22……センサコード照
合部、23……カメラ制御部、24……パラメータ解析
部、25……制御部、26……汎用メモリ、27……ナ
ンバ照合部、28……通信部、29……センサデータ受
信部。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像地点に設置され、その撮像地点を通
    過する車両を検知する車両検知手段と、 この車両検知手段から得られる車両検知信号を無線で外
    部へ送信する送信手段と、 前記撮像地点から離れた部位に設置され、前記送信手段
    で送信された車両検知信号を受信する受信手段と、 この受信手段で前記車両検知信号が受信されると、前記
    撮像地点を通過する車両のナンバプレートを含む画像を
    撮像する撮像手段と、 前記受信手段と一体的に設けられ、前記撮像手段で撮像
    された画像からナンバプレート情報を認識する認識手段
    とを具備し、 少なくとも前記撮像手段、前記受信手段および認識手段
    は可搬形に構成されていることを特徴とする車両のナン
    バプレート認識装置。
  2. 【請求項2】 前記車両検知手段および送信手段は一体
    的に設けられ、かつ、可搬形に構成されていることを特
    徴とする請求項1記載の車両のナンバプレート認識装
    置。
  3. 【請求項3】 撮像地点に設置され、その撮像地点を通
    過する車両を検知する車両検知手段と、 この車両検知手段から車両検知信号が得られると、その
    車両検知手段固有の識別情報を無線で外部へ送信する送
    信手段と、 前記撮像地点から離れた部位に設置され、前記送信手段
    で送信された識別情報を受信して認識する受信手段と、 この受信手段で前記識別情報が認識されると、前記撮像
    地点を通過する車両のナンバプレートを含む画像を撮像
    する撮像手段と、 前記受信手段と一体的に設けられ、前記撮像手段で撮像
    された画像からナンバプレート情報を認識する認識手段
    とを具備し、 前記車両検知手段および送信手段は特定の場所に固定さ
    れ、前記撮像手段、前記受信手段および認識手段は可搬
    形に構成されていることを特徴とする車両のナンバプレ
    ート認識装置。
  4. 【請求項4】 前記送信手段は、車両検知手段固有の識
    別情報を暗号化した後、無線で外部へ送信することを特
    徴とする請求項3記載の車両のナンバプレート認識装
    置。
  5. 【請求項5】 前記認識手段が認識するナンバプレート
    情報とは、ナンバプレート上に表示された車両番号、分
    類番号、陸運支局コード、仮名文字、プレートサイズ、
    自家用/事業用などの項目のうち少なくとも2つ以上の
    項目からなり、前記認識手段はその各項目ごとに独立し
    て認識することを特徴とする請求項1または3記載の車
    両のナンバプレート認識装置。
  6. 【請求項6】 撮像地点に設置され、その撮像地点を通
    過する車両を検知する車両検知手段と、 この車両検知手段から得られる車両検知信号を無線で外
    部へ送信する送信手段と、 前記撮像地点から離れた部位に設置され、前記送信手段
    で送信された車両検知信号を受信する受信手段と、 この受信手段で前記車両検知信号が受信されると、前記
    撮像地点を通過する車両のナンバプレートを含む画像を
    撮像する制御可能な撮像レンズを備えた撮像手段と、 前記受信手段と一体的に設けられ、前記撮像手段で撮像
    された画像からナンバプレート情報を認識する認識手段
    と、 前記車両の進行方向と、前記車両検知手段と前記撮像手
    段とを結ぶ方向のなす角度値、前記車両検知手段から前
    記撮像手段までの距離値、および、前記車両検知手段か
    ら前記撮像地点までの距離値をそれぞれ入力する入力手
    段と、 この入力手段で入力された各値に基づき前記撮像手段か
    ら前記撮像地点までの距離を算出し、この算出した距離
    に応じて前記撮像手段の撮像レンズを制御する制御手段
    と、 を具備したことを特徴とする車両のナンバプレート認識
    装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記撮像手段から前記
    撮像地点までの距離と前記撮像レンズの制御値との関係
    をテーブルデータとしてあらかじめ記憶しておき、この
    テーブルデータを前記算出した距離に応じて参照するこ
    とにより対応する制御値を求め、この求めた制御値に応
    じて前記撮像レンズを制御することを特徴とする請求項
    6記載の車両のナンバプレート認識装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段による撮像レンズの制御と
    は、前記撮像レンズのフォーカス、アイリス、ズームの
    うち少なくとも1つの制御であることを特徴とする請求
    項6または7記載の車両のナンバプレート認識装置。
  9. 【請求項9】 前記認識手段が認識するナンバプレート
    情報とは、ナンバプレート上に表示された車両番号、分
    類番号、陸運支局コード、仮名文字、プレートサイズ、
    自家用/事業用などの項目のうち少なくとも2つ以上の
    項目からなり、前記認識手段はその各項目ごとに独立し
    て認識することを特徴とする請求項6記載の車両のナン
    バプレート認識装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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