JPH10240825A - 商品案内情報の編集システム及び商品案内情報の印刷システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カタログやダイレクトメールを、顧客ごとの
嗜好やニーズに合わせて異なる内容で印刷できるシステ
ムを提供する。 【解決手段】 通信回線から顧客が呼び出すと、自動的
に音声出力装置１１１が応答して顧客に識別コードを問
いかける。顧客が電話器１４のプッシュボタンなどから
入力すると、顧客の識別コードからデータベース１２に
問い合わせて、顧客固有の個別商品情報を取り出す。取
り出した個別商品情報と商品データとから編集手段１３
８が編集し、編集した様式にしたがってプリンタ１３６
がカタログやダイレクトメールなどの商品案内情報を印
刷する。顧客が、サービス選択手段１１５で商品の発注
を選び、商品を注文すると、個別商品情報が更新され
る。また、新商品は、なるべく上位にランクされるよう
にすることもできる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、ダイレクトメール
や商品カタログ等（これらを、ここでは「商品案内情
報」という）の印刷に関し、特に、配布する相手の事情
に合わせた商品案内情報を作成できる編集システム及び
個別商品情報を送ることができる印刷システムに関す
る。

【０００２】

【従来の技術】メーカーや小売店が、販売促進のため
に、顧客に対してダイレクトメールやカタログなどの商
品案内情報を送ることは良く行われている。このような
商品情報は、たとえば、家電品であれば冷蔵庫、洗濯
機、等々あり、洋服店であっても、背広やブレザーとい
った紳士用のものから、女性用のものまでと、これも非
常に他種類に及ぶ。

【０００３】しかし、従来のカタログやダイレクトメー
ルは、どの顧客に対しても同じものを送っており、受け
取る人の関心の所在や嗜好といったものは一切考えてい
なかった。例を挙げて説明すると、赤い服の好きな人
に、黄色い服のカタログを送っても、購買意欲を喚起す
る力が不足するとか、または、冷蔵庫を買いたい人に家
電全体のカタログを送るのは効率的でない、という具合
である。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の事実
から考えられたもので、カタログやダイレクトメールな
どの印刷物を、顧客の嗜好や興味あるいはニーズなどと
いった顧客独自の情報（これを「個別商品情報」とい
う）に応じて編集できるシステム及び印刷できるシステ
ムを提供することを目的としている。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の編集システムは、通信回線からの顧客の
呼び出しに対して自動的に応答して顧客に複数の質問を
問いかける音声出力装置と、顧客が各質問への回答とし
て入力した信号を受ける信号入力装置と、該信号入力装
置が受信した入力によって当該顧客を識別するための識
別コードを付与する識別コード付与手段と、上記各質問
に対する回答を上記識別コードに対応した顧客固有の個
別商品情報として記録するデータベースと、を有するこ
とを特徴としている。

【０００６】または、通信回線からの顧客の呼び出しに
対して自動的に応答して顧客を特定する識別コードを問
いかける音声出力装置と、顧客が入力した識別コードを
受ける信号入力装置と、個々の顧客の識別コードに対応
した顧客固有の個別商品情報を記録したデータベース
と、上記入力装置が受け取った識別コードを受けて上記
データベースから個別商品情報を取り出して記憶する検
索データ取込手段と、該検索データ取込手段が取り込ん
だ個別商品情報を加味した商品案内情報を編集する編集
手段と、を有することを特徴としている。

【０００７】さらに、通信回線からの顧客の呼び出しに
対して自動的に応答して商品案内情報サービスと商品の
受注サービスとを含む複数のサービスから１つを選択す
るサービス選択手段と、顧客からの商品の発注情報から
上記個別商品情報を更新するデータ更新手段とを、有す
る構成とすることができる。上記データベースの個別商
品情報が、顧客の購入データと、商品案内情報発行履歴
とを含む構成としてもよい。

【０００７】本発明の印刷システムは、上記の各編集シ
ステムに、上記編集手段で編集した様式にしたがって商
品案内情報を印刷するプリンタを設けたことを特徴とし
ている。

【０００８】

【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を図面を用
いて説明する。図１は、本発明の印刷システムの構成を
示す図である。印刷システムは、受付用の電話器に設け
られた音声応答装置１１と、顧客毎の個別商品情報が記
録されたデータベース１２及び印刷装置１３とからな
る。顧客は電話器１４により、交換局２０を経由して音
声応答装置１１と接続する。電話器１４の代わりに通信
回線と接続したパソコンを使用することもできる。

【０００９】顧客には、それぞれ識別コードが割り付け
られる。識別コードとしては、通常の電話器からでも入
力できるように、何桁かの数字を使用することが望まし
いが、パソコン通信などでアクセスする場合には、数字
以外にアルファベットや仮名を使用することも可能であ
る。

【００１０】音声応答装置１１は、マイコンシステム１
１０、音声出力装置１１１、通信回線からのトーン信号
等を受ける信号入力装置１１２、メモリー１１３、ハー
ドディスク１１４、及びデータベース１２が組み込まれ
ている。マイコンシステム１１０は、ＣＰＵ，ＲＯＭ，
ＲＡＭ，ＩＯポートなどから構成されている。そして、
ハードディスク１１４にインストールされたプログラム
にしたがって、音声出力装置１１１から顧客にメッセー
ジを送り、顧客が電話器のプッシュボタンから入力した
信号を信号入力装置１１２で受信する。なお、この実施
例ではプログラムをハードディスク１１４にインストー
ルしたが、ＲＯＭやフロッピーディスクやＣＤ−ＲＯＭ
などの各種記録媒体に記録し、適宜これらから読み取る
構成としてもよいことは、いうまでもない。

【０００１１】これら以外に、本発明の印刷システムを
直接構成するものではないが、顧客側は電話器１４´か
ら、交換局２０´を経由して営業員等が応対する電話器
１５に口頭で商品案内情報を請求したり、商品を注文す
る場合もある。あるいは、ダイレクトメール１６により
アンケートで顧客の関心のある商品を調査することもあ
り、ダイレクトメールの返信によって商品の注文がされ
ることもある。このような情報は総て個別商品情報とな
る。そして、これらは、オペレータなどの人手によりコ
ンピュータなどの入力装置１７から印刷装置１３の格納
装置１３１に入力され、蓄積される。

【００１２】データベース１２には、個別商品情報とし
て、購入データファイル１２１と商品案内情報発行履歴
ファイル１２２とが記録されている。また、格納装置１
３１には、購入データファイル１３１ａと商品案内情報
発行履歴ファイル１３１ｂと、商品データファイル１３
１ｃ、顧客別商品分析データファイル１３１ｄとが記録
されている。これらのうち、購入データファイル１３１
ａと商品案内情報発行履歴ファイル１３１ｂとは、デー
タベース１２にあるファイルと同一のものである。すな
わち、これらのデータは、いずれか一方への入力・更新
が、同時に他方の入力・更新となる関係にある。

【００１３】印刷装置１３は、通常の印刷機とは異なる
もので、機能的には、通常の印刷機並みの印刷速度を持
つが、構成上はパソコンのプリンタに近いものである。
すなわち、印刷装置１３は、内部にマイコンシステム１
３０、格納装置１３１、メモリー１３２、ハードディス
ク１３３、モニタ１３４、キーボードからなる入力装置
１３５、プリンタ１３６などを備えている。マイコンシ
ステム１３０は、上述したマイコンシステム１１０とほ
ぼおなじ構成である。ハードディスク１３３には必要な
ＯＳやソフトウェアがインストールされ、マイコンシス
テム１３０がこれからプログラムを読み出すことによっ
て、各頁毎はもとより、一部毎に異なるレイアウトや、
異なる記載事項を印刷できるようになっている。印刷内
容は、モニタ１３４であらかじめ確認された後、印刷さ
れる。

【００１４】図２は、本発明の印刷システムのブロック
図である。音声応答装置１１には、音声出力装置１１
１、信号入力装置１１２、サービス選択手段１１５、入
力信号識別手段１１６、検索手段１１７、データ更新手
段１１８、識別コード付与手段１１９とが設けられてい
る。これらのうち、サービス選択手段１１５と、入力信
号識別手段１１６、検索手段１１７、データ更新手段１
１８、識別コード付与手段１１９は、音声応答装置１１
のハードディスク１１４に格納され、システムの起動時
にメモリ１１３に記憶されて実行される。

【００１５】音声出力装置１１１は、多様なメッセージ
を格納して、これらの中からプログラムに従って必要な
メッセージを顧客に送るもので、たとえば、識別コード
を問い合わせる場合には、「識別コードをご入力くださ
い」というようなメッセージを送る。サービス選択手段
１１５は、音声出力装置１１１によって、顧客に複数の
サービスが受けられる旨を述べ、その内の１つを選択さ
せる。

【００１６】顧客は、電話器１４のプッシュボタンから
識別コードなどの信号を入力すると、信号入力装置１１
２が受信し、入力信号識別手段１１６に送る。入力信号
識別手段１１６は、信号が識別コードであれば、それを
検索手段１１７を経由してデータベース１２に入力して
その顧客の個別商品情報を取り出す。信号が商品の注文
データの信号であれば、データ更新手段１１８に送り、
データベース１２の個別商品情報を更新する。

【００１７】初めてこのシステムにアクセスする顧客
は、まだ識別コードがない。そこで、識別コードの代わ
りの信号（例えば、プッシュボタンのシャープを押すこ
とにより発生する信号）を入力すると、識別コード付与
手段１１９が新たな識別コードを付与する。検索データ
取込手段１３７と編集手段１３８とは、印刷装置１３の
メモリー１３２内にあり、検索データ取込手段１３７
は、データベース１２から出力された顧客の個別商品情
報を記憶する。

【００１８】編集手段１３８は、検索データ取込手段１
３７が記憶している個別商品情報及び格納装置１３１に
格納された商品データなどからカタログやダイレクトメ
ールを印刷できる様式に編集するものである。この編集
に先だって、検索データ取込手段１３７の個別商品情報
は、ハードディスク１３３内の顧客別商品分析手段１３
３ａと関心順位決定手段１３３ｂとにより分析される。

【００１９】図４から図７は、データベース１２及び格
納装置１３１内に格納されているファイルの構成を概念
的に図示した例である。図４は、データベース１２内の
購入データファイル１２１の構成を示すが、格納装置１
３１内の購入データファイル１３１ａも同様の構成であ
る。これらの購入データファイルには、多数のセルが形
成され、これらのセルには、最初のセル１２１ａには顧
客を特定するための識別コードが記載され、２番目１２
１ｂには商品分類コード、３番目１２１ｃには個数、４
番目１２１ｄには金額、５番目１２１ｅには購入年月日
といったように各データが記録されている。商品分類コ
ードは、多数桁の数字やアルファベットからなり、商品
の大分類（家電品、衣料品、家具、といった分類）、中
分類（家電品を例とすると、冷蔵庫、洗濯機、炊飯器と
いった分類）、小分類（冷蔵庫を例にすると、容量の大
中小、ドアの数、色などについての分類）、メーカー、
などが分かるようになったものが望ましい。個数は、顧
客が購入した個数、金額は購入金額の合計である。空欄
のセルは、あとから追加される事項を記入するためのも
のである。

【００２０】図５は商品案内情報（カタログ又はダイレ
クトメール）発行履歴ファイル１２２の構成を示す。格
納装置１３１内の同名のファイルも同様の構成である。
このファイルは、ある顧客に対してどのような商品案内
情報を送ったかを記録している。各セルの最初１２２ａ
には、識別コードがあり、２番目１２２ｂからｎ番目１
２２ｎまでには、送られた商品案内情報に記載された商
品が、分類コードにより記録されている。商品分類コー
ドの数は、発行ごとに相違するので、このファイルの長
さは可変である。また、発行年月日は最後の欄１２２ｏ
に記載されている。

【００２１】図６は格納装置１３１に格納されている商
品データファイル１３１ｃの構成を示す図である。この
ファイルには、どのような商品がどれだけ在庫されてい
るか、を記憶したものである。各セルの最初１３１ｃ１
には商品分類コードが、２番目のセル１３１ｃ２には商
品名が、３番目１３１ｃ３には価格が、４番目１３１ｃ
４には現在の在庫数が、５番目１３１ｃ５には値引き率
が、６番目１３１ｃ６には特売日が、７番目１３１ｃ７
には特売個数が、記録されている。なお、各商品分類コ
ードに対応する商品の形状、色彩等もこのファイルに記
載されている。

【００２２】図７は格納装置１３１に記録されている顧
客別商品分析データファイル１３１ｄの構成を示す図で
ある。最初のセル１３１ｄ１には識別コードが、２番目
１３１ｄ２からｎ番目１３１ｄｎには顧客が関心を示す
順位に商品分類コードが記載されている。

【００２３】関心順位は、前述した顧客別商品分析手段
１３３ａと関心順位決定手段１３３ｂとで決めるのであ
るが、具体的には、ハードディスク１３３にインストー
ルされたソフトウェアによる。順位の決め方としては、
いろいろ考えられるが、たとえば、購入データファイル
１２１に記録されたデータから、商品分類コードの大分
類を取り出し、購買された頻度の高いものから順に並べ
るとか、衣料品の場合であれば、商品分類コードの色の
頻度を調べ、頻度の高い色の順に並べる、あるいは、商
品分類コードのメーカーを調べ、頻度の高い順にならべ
る、といった具合である。

【００２４】また、家具や家電品の場合には、前回ダイ
ニングテーブルを購入しており、その前は整理ダンスを
購入しているとすれば、今回は、これら２つを除いた商
品の商品案内情報を送る、という具合に、購入していな
い商品を調べ、最も購入時期が古く、買い換え時期に来
ていると考えられるものから順に並べることもできる。

【００２５】さらに、新商品が発売された場合は、売る
方の側からも関心順位を上位にしたい、といった考えも
あるであろう。ハードディスク１３３にインストールさ
れたソフトウェアは、上記の例に挙げた関心順位の付け
方を幾つか用意しており、商品や商店の戦略に合った関
心順位を付けることができる。また、オペレータが複数
の決め方から一つを選択できるようにしておくことが望
ましい。

【００２６】図３は、本発明の商品案内情報を印刷する
手順を示すフローチャートである。印刷システムがスタ
ートすると、顧客からの電話を待つ（ステップ２０
１）。電話がかかってきたら、自動的にサービス選択手
段１１５が受けて音声出力装置１１１により、たとえ
ば、「識別コードを入力してください。」というメッセ
ージを送り、顧客はプッシュボタンから自己の識別コー
ドを入力する（ステップ２０３）。初めての顧客は、識
別番号が無いので、その場合を考慮して、上記のメッセ
ージは「識別コードを入力してください。識別コードの
無い方は、シャープのボタンを押してください。」とい
ったようなメッセージとした方がよい。

【００２７】つぎに、音声出力装置１１１が、「商品案
内情報を欲しい方は１番、商品の御注文の方は２番を押
してください。識別コードの無い方は、３番を押してア
ンケートにお答えください。」とサービスを選択させる
メッセージを送る。

【００２８】顧客が、たとえば、電話器のプッシュボタ
ンの「１」を押して（ステップ２０５）カタログの注文
を選択する（ステップ２０７）と、入力信号識別手段１
１６がこれを受けて、検索手段１１７を介してデータベ
ース１２に問合せ前回発行した商品案内情報のデータを
抽出する（ステップ２０９）。そして、このデータから
商品データを抽出し（ステップ２１１）、つづいて商品
の優先度、すなわち、関心順位を決定する（ステップ２
１３）。つぎに、新商品があるか否かをチェックし（ス
テップ２１５）、新商品がある場合は関心商品であるか
どうかを判断し（ステップ２１７）、ある場合はその商
品の関心順位を繰り上げる（ステップ２１９）。こうし
てできたデータを編集手段１３８に入力して編集する
（ステップ２２１）。編集手段は、どの商品とどの商品
を記載するか、メーカーは、色は、等々を決めて紙面に
割り付け、決定したらデータベースの商品案内情報発行
履歴を更新し（ステップ２２３）、プリンタ１３６で印
刷し（ステップ２２５）て終了する。印刷された商品案
内情報は、郵送などにより顧客に送られることとなる。

【００２９】ステップ２０５において、顧客が発注を選
択した（ステップ２２７）場合は、顧客は、手元にある
ダイレクトメールなどから購入する商品の商品番号や個
数あるいは色などを指定し、入力する。顧客の発注がさ
れると、顧客の入力情報に販売価格などを付加してデー
タベース１２の購入データファイルに書き込み（ステッ
プ２２９）、分析データを更新して（ステップ２３１）
終了する。

【００３０】ステップ２０５で新規登録のためのアンケ
ートが選択された場合（ステップ２４０）は、識別コー
ド付与手段１１９が新たな識別コードを付与し（ステッ
プ２４２）、この顧客の氏名、住所、年齢などの個人デ
ータに始まり、関心のある商品、好きなメーカ、色、な
ど様々な質問をしてその顧客の個別商品情報を作成し、
データベース１２に書き込む（ステップ２４４，２４
６，２４８，２５０）。そして、アンケートが終了した
ら、カタログを請求するかどうかを音声発生装置で質問
し（ステップ２５２）、カタログの請求が無ければ終了
し、請求があれば、ステップ２１１にいく。

【００３１】なお、アンケートの取り方、すなわち、質
問に対する回答は、電話機のプッシュボタンを押して回
答する方法だけに限られず、電話機の送話器から顧客が
音声で入力し、システム側でオペレータが聞き取り、デ
ータベース１２への入力を行うこととしてもよい。

【００３２】ステップ２０５で上記３つのいずれの選択
もされなかった場合は、選択された図示しない他のサー
ビスに接続されることとなる。上記の実施例では、音声
応答装置１１、データベース１２及び印刷装置１３が一
連のものとなっているが、印刷装置１３をシステムから
切り離し、データベースから編集されたデータを取り出
し、別システムの印刷装置で印刷するようにしてもよ
い。

【００３３】

【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
カタログやダイレクトメールの印刷において、顧客の嗜
好やニーズに合わせた商品について情報を送ることがで
き、販売促進に大いに役立てることができる。

【００３４】さらに、顧客からの商品の発注情報から上
記個別商品情報を更新するデータ更新手段を有する構成
とすれば、顧客からの注文がある度に、データを更新す
ることができ、常に、変化する状況に合わせてカタログ
やダイレクトメールなどを送ることができる。上記デー
タベースの個別商品情報が、顧客の購入データと、商品
案内情報発行履歴とを含むようにすれば、さらにきめ細
かな顧客管理が可能となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の印刷システムのハードウェア構成図で
ある。

【図２】本発明の印刷システムのブロック図である。

【図３】本発明の印刷システムによる印刷の仕方を説明
するフローチャートである。

【図４】購入データファイルの構成を示す図である。

【図５】商品案内情報の発行履歴ファイルの構成を示す
図である。

【図６】商品データファイルの構成を示す図である。

【図７】顧客別商品分析データファイルの構成を示す図
である。

【符号の説明】

１１１ 音声出力装置 １１２ 信号入力装置 １１５ サービス選択手段 １１８ データ更新手段 １１９ 識別コード付与手段 １２ データベース １３６ プリンタ １３７ 検索データ取込手段 １３８ 編集手段

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 通信回線からの顧客の呼び出しに対して
   自動的に応答して顧客に複数の質問を問いかける音声出
   力装置と、顧客が各質問への回答として入力した信号を
   受ける信号入力装置と、該信号入力装置が受信した入力
   によって当該顧客を識別するための識別コードを付与す
   る識別コード付与手段と、上記各質問に対する回答を上
   記識別コードに対応した顧客固有の個別商品情報として
   記録するデータベースと、を有することを特徴とする商
   品案内情報の編集システム。
2. 【請求項２】 通信回線からの顧客の呼び出しに対して
   自動的に応答して顧客を特定する識別コードを問いかけ
   る音声出力装置と、顧客が入力した識別コードを受ける
   信号入力装置と、個々の顧客の識別コードに対応した顧
   客固有の個別商品情報を記録したデータベースと、上記
   入力装置が受け取った識別コードを受けて上記データベ
   ースから個別商品情報を取り出して記憶する検索データ
   取込手段と、該検索データ取込手段が取り込んだ個別商
   品情報を加味した商品案内情報を編集する編集手段と、
   を有することを特徴とする商品案内情報の編集システ
   ム。
3. 【請求項３】 さらに、通信回線からの顧客の呼び出し
   に対して自動的に応答して商品案内情報サービスと商品
   の受注サービスとを含む複数のサービスから１つを選択
   するサービス選択手段と、顧客からの商品の発注情報か
   ら上記個別商品情報を更新するデータ更新手段とを、有
   することを特徴とする請求項２記載の商品案内情報の編
   集システム。
4. 【請求項４】 上記データベースの個別商品情報が、顧
   客の購入データと、商品案内情報発行履歴とを含むこと
   を特徴とする請求項２又は３記載の商品案内情報の編集
   システム。
5. 【請求項５】 請求項２から４のいずれかに記載の商品
   案内情報の編集システムに、上記編集手段で編集した様
   式にしたがって商品案内情報を印刷するプリンタを設け
   たことを特徴とする商品案内情報の印刷システム。