JPH1024060A - 使い捨ておむつ - Google Patents
使い捨ておむつInfo
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- JPH1024060A JPH1024060A JP8185098A JP18509896A JPH1024060A JP H1024060 A JPH1024060 A JP H1024060A JP 8185098 A JP8185098 A JP 8185098A JP 18509896 A JP18509896 A JP 18509896A JP H1024060 A JPH1024060 A JP H1024060A
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- JP
- Japan
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- core material
- sheets
- sheet
- diaper
- adhesive
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F13/00—Bandages or dressings; Absorbent pads
- A61F13/15—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
- A61F13/53—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators characterised by the absorbing medium
- A61F13/539—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators characterised by the absorbing medium characterised by the connection of the absorbent layers with each other or with the outer layers
-
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
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- A61F2013/53908—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators characterised by the absorbing medium characterised by the connection of the absorbent layers with each other or with the outer layers with adhesive
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- Veterinary Medicine (AREA)
- Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 使い捨ておむつにおいて、吸収体を構成する
芯材の密封を容易にする。 【解決手段】 使い捨ておむつの吸収体４が芯材４１
と、それを上下から被覆する上下面部シート４２，４３
とによって構成される。上下面部シート４２，４３の内
面に塗布された接着剤４６Ａ，４６Ｂによって、上下面
部シート４２，４３が芯材４１の上下面それぞれに接合
するとともに、芯材４１の前後端縁と左右側縁とから延
出する部分４８，４９でシート４２，４３どうしが接合
する。接着剤４６Ａ，４６Ｂは、おむつ前後方向に延び
る螺旋を描き、シート４２，４３を重ねたときに、両シ
ート４２，４３に画かれた螺旋が交互に並び、かつ、軸
心を除く左右側部で互いに重なり合う。
芯材の密封を容易にする。 【解決手段】 使い捨ておむつの吸収体４が芯材４１
と、それを上下から被覆する上下面部シート４２，４３
とによって構成される。上下面部シート４２，４３の内
面に塗布された接着剤４６Ａ，４６Ｂによって、上下面
部シート４２，４３が芯材４１の上下面それぞれに接合
するとともに、芯材４１の前後端縁と左右側縁とから延
出する部分４８，４９でシート４２，４３どうしが接合
する。接着剤４６Ａ，４６Ｂは、おむつ前後方向に延び
る螺旋を描き、シート４２，４３を重ねたときに、両シ
ート４２，４３に画かれた螺旋が交互に並び、かつ、軸
心を除く左右側部で互いに重なり合う。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、使い捨ておむつ
に関する。
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、使い捨ておむつの表裏面シート間
に介在する吸収体を粉砕パルプ等からなる芯材と該芯材
を上下からサドイッチ状に挟んで被覆するティシューシ
ート等の吸収性シートとで構成することは周知である。
また、この吸収性シートをホットメルト接着剤等によっ
て、芯材表面に止着することも周知である。接着剤は、
吸収性シート内面に複数条の平行な線や多数の小さな点
として塗布される。芯材をこのように被覆すると、おむ
つ製造工程において粉砕パルプの飛散を防ぐことができ
るから、資源の浪費がなくなるとともに、生産速度の向
上が可能になる。
に介在する吸収体を粉砕パルプ等からなる芯材と該芯材
を上下からサドイッチ状に挟んで被覆するティシューシ
ート等の吸収性シートとで構成することは周知である。
また、この吸収性シートをホットメルト接着剤等によっ
て、芯材表面に止着することも周知である。接着剤は、
吸収性シート内面に複数条の平行な線や多数の小さな点
として塗布される。芯材をこのように被覆すると、おむ
つ製造工程において粉砕パルプの飛散を防ぐことができ
るから、資源の浪費がなくなるとともに、生産速度の向
上が可能になる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術のような
接着剤の塗布の態様では、芯材の四周を上下の吸収性シ
ートで密封することが難しく、おむつ製造工程で芯材が
上下の吸収性シート間から漏れる可能性がある。それを
防ぐには、前記接着剤とは別に密封のための接着剤を吸
収性シートの四周に塗布しなければならない。そのよう
にした吸収体では、吸収性シート周縁部に密封のための
接着剤と芯材に止着するための接着剤とが塗布されて、
該周縁部の剛性が異常に高くなり、そこが着用者の肌を
刺激して着用感の妨げになるということがある。また、
そのような事態を避けるために、それぞれの接着剤の塗
布領域を区分けすることは可能であるが、それによって
製造設備が複雑化し、結果として製品コストが上昇する
ということがある。
接着剤の塗布の態様では、芯材の四周を上下の吸収性シ
ートで密封することが難しく、おむつ製造工程で芯材が
上下の吸収性シート間から漏れる可能性がある。それを
防ぐには、前記接着剤とは別に密封のための接着剤を吸
収性シートの四周に塗布しなければならない。そのよう
にした吸収体では、吸収性シート周縁部に密封のための
接着剤と芯材に止着するための接着剤とが塗布されて、
該周縁部の剛性が異常に高くなり、そこが着用者の肌を
刺激して着用感の妨げになるということがある。また、
そのような事態を避けるために、それぞれの接着剤の塗
布領域を区分けすることは可能であるが、それによって
製造設備が複雑化し、結果として製品コストが上昇する
ということがある。
【０００４】そこで、この発明は、おむつ製造工程の簡
素化に寄与することが可能であって、しかも着用感の妨
げになることがない吸収体を備えた使い捨ておむつの提
供を課題にしている。
素化に寄与することが可能であって、しかも着用感の妨
げになることがない吸収体を備えた使い捨ておむつの提
供を課題にしている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、この発明が前提とするのは、透液性表面シートと、
不透液性裏面シートと、これら両シート間に介在する吸
収体とからなり、前記吸収体が粉砕パルプを４０〜１０
０重量％含む芯材と、該芯材を被覆する吸収性シートと
で構成された使い捨ておむつである。
に、この発明が前提とするのは、透液性表面シートと、
不透液性裏面シートと、これら両シート間に介在する吸
収体とからなり、前記吸収体が粉砕パルプを４０〜１０
０重量％含む芯材と、該芯材を被覆する吸収性シートと
で構成された使い捨ておむつである。
【０００６】かかる前提において、この発明が特徴とす
るところは、次の点にある。
るところは、次の点にある。
【０００７】前記芯材は、前記おむつの前後方向に長く
扁平に賦型され、前記吸収性シートが前記芯材の上面と
下面とをそれぞれ被覆する上面部シートと下面部シート
とで構成される点、前記上下面部シートそれぞれは、前
記前後方向に螺旋を画いて延びかつ前記左右方向に所要
の間隔をあけて該上下面部シートそれぞれの内面に塗布
された複数条の接着剤を介して前記芯材上下面のそれぞ
れに接合するとともに、前記芯材の前後端縁と左右側縁
とから延出する部分で前記螺旋を画く接着剤を介して互
いに接合している点、および、前記上下面部シートは、
それら両シートが前記芯材を介して重なり合った状態
で、それら両シートの前記螺旋が前記おむつの左右方向
において交互に並び、かつ、交互に並んで隣接する螺旋
どうしが該螺旋の軸心近傍を除く両側部分で互いに重な
り合うように配置されている点。
扁平に賦型され、前記吸収性シートが前記芯材の上面と
下面とをそれぞれ被覆する上面部シートと下面部シート
とで構成される点、前記上下面部シートそれぞれは、前
記前後方向に螺旋を画いて延びかつ前記左右方向に所要
の間隔をあけて該上下面部シートそれぞれの内面に塗布
された複数条の接着剤を介して前記芯材上下面のそれぞ
れに接合するとともに、前記芯材の前後端縁と左右側縁
とから延出する部分で前記螺旋を画く接着剤を介して互
いに接合している点、および、前記上下面部シートは、
それら両シートが前記芯材を介して重なり合った状態
で、それら両シートの前記螺旋が前記おむつの左右方向
において交互に並び、かつ、交互に並んで隣接する螺旋
どうしが該螺旋の軸心近傍を除く両側部分で互いに重な
り合うように配置されている点。
【０００８】
【発明の実施の形態】添付の図面を参照し、この発明に
かかる使い捨ておむつの詳細を説明すると、以下のとお
りである。
かかる使い捨ておむつの詳細を説明すると、以下のとお
りである。
【０００９】図１に部分破断斜視図で示された使い捨て
おむつ１は、透液性表面シート２と、不透液性裏面シー
ト３と、吸収体４とからなり、前後方向が前胴周り域６
と、後胴周り域７とこれら両胴周り域６，７間に位置す
る股下域８とによって構成されている。表裏面シート
２，３は、コア４の周縁から延出する部分で互いに接合
し、前後各胴周り域６，７における側縁部１１，１２、
股下域８における左右脚周り側縁部１３、および前後各
胴周り域６，７における前後端縁部１４，１６を形成し
ている。脚周り側縁部１３と前後端縁部１４，１６とで
は、脚周り弾性部材１７と前後胴周り弾性部材１８，１
９とが表裏面シート２，３の少なくとも一方の内面に伸
長状態で接合している。後胴周り域７の左右側縁部１２
には、側方へ延出可能なテープファスナ２１が配置され
ている。図では、左右一対のテープファスナ２１が、お
むつ１の内面に折り重ねられている。
おむつ１は、透液性表面シート２と、不透液性裏面シー
ト３と、吸収体４とからなり、前後方向が前胴周り域６
と、後胴周り域７とこれら両胴周り域６，７間に位置す
る股下域８とによって構成されている。表裏面シート
２，３は、コア４の周縁から延出する部分で互いに接合
し、前後各胴周り域６，７における側縁部１１，１２、
股下域８における左右脚周り側縁部１３、および前後各
胴周り域６，７における前後端縁部１４，１６を形成し
ている。脚周り側縁部１３と前後端縁部１４，１６とで
は、脚周り弾性部材１７と前後胴周り弾性部材１８，１
９とが表裏面シート２，３の少なくとも一方の内面に伸
長状態で接合している。後胴周り域７の左右側縁部１２
には、側方へ延出可能なテープファスナ２１が配置され
ている。図では、左右一対のテープファスナ２１が、お
むつ１の内面に折り重ねられている。
【００１０】かかるおむつ１において、表面シート２に
は、ポリプロピレン等の熱溶融性合成樹脂を原料とする
不織布または開孔フィルムが使用され、裏面シート３に
は、ポリエチレン、ポリプロピレン等の熱溶融性合成樹
脂のフィルムが使用されている。テープファスナ２１
は、ポリプロピレン等の熱溶融性合成樹脂を原料とする
不織布および／またはフィルムからなるテープ基材の内
端部２４がおむつ側縁部１２に固着し、外端部２６が側
縁部１２から延出可能である。外端部２６の内面には止
着部が形成されている。
は、ポリプロピレン等の熱溶融性合成樹脂を原料とする
不織布または開孔フィルムが使用され、裏面シート３に
は、ポリエチレン、ポリプロピレン等の熱溶融性合成樹
脂のフィルムが使用されている。テープファスナ２１
は、ポリプロピレン等の熱溶融性合成樹脂を原料とする
不織布および／またはフィルムからなるテープ基材の内
端部２４がおむつ側縁部１２に固着し、外端部２６が側
縁部１２から延出可能である。外端部２６の内面には止
着部が形成されている。
【００１１】図２は、図１のＩＩ−ＩＩ線に沿った吸収
体４の断面図である。吸収体４は、粉砕パルプ４０〜１
００重量％と、高吸水性ポリマー０〜４５重量％と、熱
可塑性合成繊維０〜２０重量％の混合物を賦型した芯材
４１と、芯材４１の上下面それぞれを覆う上下面部ティ
シューシート４２，４３とによって構成されている。上
下面部ティシューシート４２，４３は、芯材４１の前後
方向の端縁（図１に前端縁４４のみを示す）と、左右の
側縁（図示せず）とから延出し、その延出する部分が、
上下面部ティシューシート４２，４３それぞれに塗布さ
れた後記第１，２ホットメルト接着剤４６Ａ，４６Ｂを
介して接合している。上下面部ティシューシート４２，
４３はまた、芯材４１の上面と下面とに第１，２ホット
メルト接着剤４６Ａ，４６Ｂを介して止着している。ま
た上面部ティシューシート４２は、第３ホットメルト接
着剤４７を介して表面シート２内面に接合し、下面部テ
ィシューシート４３は、第４ホットメルト接着剤４８を
介して裏面シート３内面に接合している。
体４の断面図である。吸収体４は、粉砕パルプ４０〜１
００重量％と、高吸水性ポリマー０〜４５重量％と、熱
可塑性合成繊維０〜２０重量％の混合物を賦型した芯材
４１と、芯材４１の上下面それぞれを覆う上下面部ティ
シューシート４２，４３とによって構成されている。上
下面部ティシューシート４２，４３は、芯材４１の前後
方向の端縁（図１に前端縁４４のみを示す）と、左右の
側縁（図示せず）とから延出し、その延出する部分が、
上下面部ティシューシート４２，４３それぞれに塗布さ
れた後記第１，２ホットメルト接着剤４６Ａ，４６Ｂを
介して接合している。上下面部ティシューシート４２，
４３はまた、芯材４１の上面と下面とに第１，２ホット
メルト接着剤４６Ａ，４６Ｂを介して止着している。ま
た上面部ティシューシート４２は、第３ホットメルト接
着剤４７を介して表面シート２内面に接合し、下面部テ
ィシューシート４３は、第４ホットメルト接着剤４８を
介して裏面シート３内面に接合している。
【００１２】図３は、図１のＰ方向からおむつ１を透視
したときの第１，２ホットメルト接着剤４６Ａ，４６Ｂ
の塗布パターンを示す平面図であって、塗布された接着
剤は一部のみが図示されている。第１ホットメルト接着
剤４６Ａは上面部ティシューシート４２の内面に、接着
剤４６Ａと区別するため仮想線で示された第２ホットメ
ルト接着剤４６Ｂは下面部ティシューシート４３の内面
に、それぞれが図の下から上へ所要のピッチを有する左
巻きと右巻きの螺旋を描いて塗布されている。各接着剤
４６Ａ，４６Ｂの螺旋の幅はＷ1とＷ2とであって、 各接
着剤４６Ａ，４６Ｂの螺旋は、螺旋の軸心近傍を除く左
右の側部で互いに重なり合っている。その重なり合う幅
がｈで示されている。第１，２ホットメルト接着剤４６
Ａ，４６Ｂがこのように塗布されているから、上下面部
ティシューシート４２，４３が芯材４１の前後端縁から
延出して重なり合う部分４８（図１参照）は、第１，２
ホットメルト接着剤４６Ａと４６Ｂとによって密封状態
になる。また、上下面部ティシューシート４２，４３が
芯材４１の左右側縁から延出して重なり合う部分４９
（図１参照）では、第１または第２ホットメルト接着剤
４６Ａまたは４６Ｂの螺旋によって密封状態になる。こ
のように、上下面部ティシューシート４２，４３の接着
剤は、螺旋を描くことによって重なり合う部分の他に、
芯材４１の前後端縁の近傍で第１，２ホットメルト接着
剤４６Ａ，４６Ｂの螺旋が互いに僅かに重なり合うだけ
である。このような態様で上下面部ティシューシート４
２，４３が接着すれば、両シート４２，４３の端縁部ど
うしや側縁部どうしを密封状態で接着するための専用設
備が不要である。しかも、それら端縁部や側縁部におけ
る接着剤使用量は、シート４２，４３のいずれか一方へ
接着剤を塗布する程度の量で済む。それゆえ、このおむ
つ１は、接着剤塗布設備と塗布量とにおいて経済的であ
るばかりでなく、接着剤使用量が多くなることによって
吸収体４の端縁部や側縁部の剛性が高くなるということ
を防止できる。
したときの第１，２ホットメルト接着剤４６Ａ，４６Ｂ
の塗布パターンを示す平面図であって、塗布された接着
剤は一部のみが図示されている。第１ホットメルト接着
剤４６Ａは上面部ティシューシート４２の内面に、接着
剤４６Ａと区別するため仮想線で示された第２ホットメ
ルト接着剤４６Ｂは下面部ティシューシート４３の内面
に、それぞれが図の下から上へ所要のピッチを有する左
巻きと右巻きの螺旋を描いて塗布されている。各接着剤
４６Ａ，４６Ｂの螺旋の幅はＷ1とＷ2とであって、 各接
着剤４６Ａ，４６Ｂの螺旋は、螺旋の軸心近傍を除く左
右の側部で互いに重なり合っている。その重なり合う幅
がｈで示されている。第１，２ホットメルト接着剤４６
Ａ，４６Ｂがこのように塗布されているから、上下面部
ティシューシート４２，４３が芯材４１の前後端縁から
延出して重なり合う部分４８（図１参照）は、第１，２
ホットメルト接着剤４６Ａと４６Ｂとによって密封状態
になる。また、上下面部ティシューシート４２，４３が
芯材４１の左右側縁から延出して重なり合う部分４９
（図１参照）では、第１または第２ホットメルト接着剤
４６Ａまたは４６Ｂの螺旋によって密封状態になる。こ
のように、上下面部ティシューシート４２，４３の接着
剤は、螺旋を描くことによって重なり合う部分の他に、
芯材４１の前後端縁の近傍で第１，２ホットメルト接着
剤４６Ａ，４６Ｂの螺旋が互いに僅かに重なり合うだけ
である。このような態様で上下面部ティシューシート４
２，４３が接着すれば、両シート４２，４３の端縁部ど
うしや側縁部どうしを密封状態で接着するための専用設
備が不要である。しかも、それら端縁部や側縁部におけ
る接着剤使用量は、シート４２，４３のいずれか一方へ
接着剤を塗布する程度の量で済む。それゆえ、このおむ
つ１は、接着剤塗布設備と塗布量とにおいて経済的であ
るばかりでなく、接着剤使用量が多くなることによって
吸収体４の端縁部や側縁部の剛性が高くなるということ
を防止できる。
【００１３】
【発明の効果】この発明にかかる使い捨ておむつは、吸
収体の芯材を被覆する上下面部シートそれぞれの内面に
塗布された接着剤が前後方向に延びる螺旋を描いて芯材
の上下面に接合する。それら両シートを重ねて見たとき
には、両シートの螺旋が交互に並び、かつ、隣接する螺
旋は軸心近傍を除く両側部分で重なり合っている。上下
面部シートは、芯材の端縁から延出する部分で互いに重
なり合い、両シートに塗布された接着剤の螺旋によって
密封され、芯材の側縁から延出する部分では互いに重な
り合う両シートがそれらシートいずれかの接着剤の螺旋
によって密封される。かかる接着剤の塗布態様によれ
ば、上下面部シートの周縁部を密封状態で接着するため
の特別の装置が不要となるから、製品コストの削減に役
立つ。また、上下面部シートの端縁部や側縁部では接着
剤を多く使わなくてよいから、接着剤によってそれら縁
部の剛性が高くなり着用感の妨げになるということがな
い。
収体の芯材を被覆する上下面部シートそれぞれの内面に
塗布された接着剤が前後方向に延びる螺旋を描いて芯材
の上下面に接合する。それら両シートを重ねて見たとき
には、両シートの螺旋が交互に並び、かつ、隣接する螺
旋は軸心近傍を除く両側部分で重なり合っている。上下
面部シートは、芯材の端縁から延出する部分で互いに重
なり合い、両シートに塗布された接着剤の螺旋によって
密封され、芯材の側縁から延出する部分では互いに重な
り合う両シートがそれらシートいずれかの接着剤の螺旋
によって密封される。かかる接着剤の塗布態様によれ
ば、上下面部シートの周縁部を密封状態で接着するため
の特別の装置が不要となるから、製品コストの削減に役
立つ。また、上下面部シートの端縁部や側縁部では接着
剤を多く使わなくてよいから、接着剤によってそれら縁
部の剛性が高くなり着用感の妨げになるということがな
い。
【図１】使い捨ておむつの部分破断斜視図。
【図２】図１のＩＩ−ＩＩ線に沿った吸収体の断面図。
【図３】図１の矢印Ｐ方向からおむつを透視したときの
接着剤塗布パターン。
接着剤塗布パターン。
１ 使い捨ておむつ ２ 表面シート ３ 裏面シート ４ 吸収体 ４１ 芯材 ４２ 上面部シート ４３ 下面部シート ４６Ａ，４６Ｂ 接着剤
Claims (1)
- 【請求項１】 透液性表面シートと、不透液性裏面シー
トと、これら両シート間に介在する吸収体とからなり、
前記吸収体が粉砕パルプを４０〜１００重量％含む芯材
と、該芯材を被覆する吸収性シートとで構成された使い
捨ておむつであって、 前記芯材は、前記おむつの前後方向に長く扁平に賦型さ
れ、前記吸収性シートが前記芯材の上面と下面とをそれ
ぞれ被覆する上面部シートと下面部シートとで構成さ
れ、 前記上下面部シートそれぞれは、前記前後方向に螺旋を
画いて延びかつ前記左右方向に所要の間隔をあけて該上
下面部シートそれぞれの内面に塗布された複数条の接着
剤を介して前記芯材上下面のそれぞれに接合するととも
に、前記芯材の前後端縁と左右側縁とから延出する部分
で前記螺旋を画く接着剤を介して互いに接合しており、 前記上下面部シートは、それら両シートが前記芯材を介
して重なり合った状態で、それら両シートの前記螺旋が
前記おむつの左右方向において交互に並び、かつ、交互
に並んで隣接する螺旋どうしが該螺旋の軸心近傍を除く
両側部分で互いに重なり合うように配置されていること
を特徴とする前記おむつ。
Priority Applications (8)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18509896A JP3155711B2 (ja) | 1996-07-15 | 1996-07-15 | 使い捨ておむつ |
| TW086109451A TW349016B (en) | 1996-07-15 | 1997-07-04 | Disposable diaper |
| US08/890,676 US5980500A (en) | 1996-07-15 | 1997-07-09 | Disposable diaper |
| EP97305031A EP0819414B1 (en) | 1996-07-15 | 1997-07-09 | Disposable Diaper |
| DE69732272T DE69732272T2 (de) | 1996-07-15 | 1997-07-09 | Wegwerfwindel |
| KR1019970032166A KR100481027B1 (ko) | 1996-07-15 | 1997-07-11 | 일회용 기저귀 |
| IDP972444A ID17591A (id) | 1996-07-15 | 1997-07-15 | Popok sekali pakai |
| CN97117441A CN1117553C (zh) | 1996-07-15 | 1997-07-15 | 一次性使用的尿布 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18509896A JP3155711B2 (ja) | 1996-07-15 | 1996-07-15 | 使い捨ておむつ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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