JPH10238851A - 空調用の可変吹き出し口 - Google Patents

空調用の可変吹き出し口

Info

Publication number
JPH10238851A
JPH10238851A JP4046497A JP4046497A JPH10238851A JP H10238851 A JPH10238851 A JP H10238851A JP 4046497 A JP4046497 A JP 4046497A JP 4046497 A JP4046497 A JP 4046497A JP H10238851 A JPH10238851 A JP H10238851A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outlet
air
damper
blade
airflow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4046497A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Kurosawa
恵一 黒澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujita Corp
Original Assignee
Fujita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujita Corp filed Critical Fujita Corp
Priority to JP4046497A priority Critical patent/JPH10238851A/ja
Publication of JPH10238851A publication Critical patent/JPH10238851A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air-Flow Control Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 空調気流の吹き出し方向や分布等を自在に調
節できる可変吹き出し口を提供する。 【解決手段】 アネモ型吹き出し口等のふく流発生用の
吹き出し口10に連通させた送風路20内に、複数のダ
ンパー40を、その通風開口部21がそれぞれ吹き出し
口10の裏側に対面するように並べて可変吹き出し口A
を構成する。各ダンパー40の通風開口部21には、そ
の通風開口面を二等分するように羽根支持部材50を設
け、これに通風開口面の分割面を塞ぐ大きさの羽根51
を蝶番で回転可能に取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吹き出し時の気流
分布の調整ができる空調用の吹き出し技術に関する。
【0002】
【従来の技術】空調機から送り出された気流は、ダクト
を送風路として通り、ダクト末端等に設けられた空調吹
き出し口から室内等へ吹き出される。吹き出し口は、ダ
クトの末端に直に設けられたり、あるいはチャンバーを
介して設けられている。
【0003】吹き出し気流の風量調節は、主に送風路と
してのダクト内に設けたダンパーにより行われている。
ダンパーには、種々の形式のものがある。例えば、バタ
フライダンパーは、ダンパーの通風開口部に設けた一枚
の羽根を、羽根中央の回転軸の回りに適宜の角度で回転
させて、その通風量が調節できるようになっている。
【0004】また、ルーバーダンパーでは、複数枚のル
ーバーを適宜の角度で開閉して風量調節ができる。さら
には、一枚板に形成された羽根をダクトの側方から適量
差し込んで送風路を遮断して風量調節が行えるものもあ
る。これらは、吹き出し口からある程度離れた位置のダ
クト内に設けられるのが一般的である。
【0005】また、吹き出し口近傍に設けられる特殊な
ダンパーもあり、菊座型ダンパーがその代表的なもので
ある。しかし、この種のダンパーも前記ダンパーと同様
風量調節を目的としたダンパーである。
【0006】一方、吹き出し口にも種々の形式があり、
吹き出し気流の流れの状態でふく流型と、軸流型との2
種に分けられている。ふく流型の吹き出し口としては、
アネモ型やパン型の吹き出し口がよく知られている。ふ
く流型の吹き出し口から出される気流は、吹き出し口を
設けた天井面や壁面等に沿って、吹き出し口の周囲から
気流が吹き出されるのが特徴である。
【0007】軸流型吹き出し口としては、スリット型、
パンカルーバー型、ノズル型、ライン型(スリット型と
もいう)等があり、吹き出し気流が軸方向に沿って吹き
出されるのが特徴である。このように従来の吹き出し口
は、吹き出し気流の方向規制を目的としたものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成の空
調の吹き出し方法では、気流の吹き出し方向が吹き出し
口の形状で決められてしまうため、自在方向への気流吹
き出しが行えない。従って、吹き出し気流の方向や分布
が吹き出し口の形状により規制されて偏るため、室内空
調ではどうしても空調効果の不均一が発生する。特に、
広い室内空間等では、その不均一さはひどくなる。
【0009】かかる空調効果の不均一さを解消する手段
としては、空調空間の天井や壁面等に吹き出し口をでき
るだけ多数設けることが考えられる。しかし、吹き出し
口の設置数には自ら限度があり、施工上や意匠上等の観
点を全く無視して無闇に吹き出し口を多数設けることは
できない。
【0010】また、空調効果の効かない箇所に合わせて
空調運転を行うことも一つの方法として考えられるが、
その場合には逆に過度に空調が効きすぎる箇所が発生
し、その分空調運転に伴う経費や電力エネルギーの無駄
使いが発生する。
【0011】そこで、本発明の目的とするところは、空
調時の吹き出し気流の分布を自在に調節できる可変吹き
出し技術を提供することにある。
【0012】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0014】すなわち、ふく流発生用の吹き出し口に通
ずるダクト等の送風路内で、複数のダンパーによりダン
パーを通過する気流の分流を行って、左右又は上下等に
分流させられた気流をふく流型吹き出し口に送り、吹き
出し口からの天井面等に沿って流れ出す気流の分布を調
節しようとするものである。
【0015】複数のダンパーを、送風路内の吹き出し口
近傍に設けるのは、複数のダンパーを通過して分流され
た気流が、それぞれダンパーにより付与された左右又は
上下等の分流の方向性を維持しつつ吹き出し口に到達さ
せる必要があるためである。吹き出し口から離れた箇所
にダンパーを設けたのでは、複数のダンパーを出た気流
が合流して折角ダンパーにより付与された分流の方向性
が失われてしまう。
【0016】また、吹き出し口としては、ふく流発生用
の吹き出し口を使用するのが好ましい。軸流型吹き出し
口に比べて、吹き出し気流の方向が強く規制されないた
め、ダンパー通過の際に付与された分流気流の方向性が
気流吹き出しの際に反映され、気流分布の調節が容易に
行えるためである。
【0017】また、複数のダンパーを、その通風開口部
を吹き出し口裏側に対面させるようにして並べて設ける
のは、単一のダンパーで分流を行う場合に比べて、吹き
出し口へ送る気流の分流方向の組合せが種々行え、その
分気流分布の多様性が確保できるためである。
【0018】特に、ダンパーの通風開口部には、その通
風開口面を分割するように羽根支持部材を設け、その羽
根支持部材に分割面を塞げる大きさの羽根を回転できる
ように設けているので、一枚の羽根で分割面の一方を塞
いで分流方向を一方に偏らせることができる。また、羽
根を分割面に対して垂直位置に回転させておけば、羽根
を間に挟んで気流を両方向に分流できる。
【0019】さらに、通風開口部の分割に際して等分に
分割しておけば、上記のように両方向に分流した場合
に、両方向の分流の風量が同じになるので、気流分布の
変更に際してはそれぞれの分流の風量の差異を考慮しな
いで済むので調節し易い。特に、複数のダンパーの通風
開口部の大きさや形状を揃えておけば、より気流分布の
調節が行い易い。
【0020】また、一つのダンパーの通風開口部を分割
して、分割された通風開口部の各々に上記構成と同様の
羽根を設けておけば、ダンパーを複数設けたと同じ効果
が得られる。
【0021】さらに、ダンパーの通風開口部に羽根支持
部材を設けるに際して、通風開口面に沿って回転できる
手段を介して設けておけば、ダンパーの分流方向を羽根
支持部材の位置により左右、上下、斜め等自在調節がで
きる。その分、気流分布の多様性を確保することができ
る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0023】(実施の形態1)図1は、本発明の一実施
の形態を示す可変吹き出し口Aの説明図で、図1(a)
は側面図、図1(b)は正面図である。図2は、上記可
変吹き出し口Aのふく流発生用の吹き出し口10の側か
ら見た平面図である。
【0024】本実施の形態では、空調用の可変吹き出し
口Aにおけるふく流発生用の吹き出し口10として、い
わゆるアネモ型の吹き出し口が建築物の天井面Bに設け
られている。しかし、かかる吹き出し口10は、壁面、
あるいは床面等の他の面構成部分に設けられていてもよ
く、以下例示的に説明する天井面Bに設けられた場合と
同様である。
【0025】また、かかる吹き出し口10に連通する送
風路20は、本実施の形態では、ダクト30に連通した
チャンバー20aに形成されている。チャンバー20a
内では、吹き出し口10の背面近傍位置に、送風路20
を横断するようにダンパー取り付け面Cを同一にして、
同一形状のダンパー40が二つ平面的に並んで設けられ
ている。二つのダンパー40の配列は、矩形の吹き出し
口10の長手方向に沿って二つ並らべられている。
【0026】本実施の形態のそれぞれのダンパー40で
は、図3に示すように、通風開口部21が円形に形成さ
れ、その円形内周縁部に、外周部が回転可能に嵌合させ
られたリング状の回転ネック60が設けられている。こ
の回転ネック60の直径方向に羽根支持部材50が差し
渡して設けられている。このようにして、ダンパー40
の通風開口部21の通風開口面に沿って、羽根支持部材
50が回転できるようになっている。
【0027】また、羽根支持部材50には、例えば蝶番
等の回転取り付け手段で羽根51が半回転可能に設けら
れている。また、羽根51の形状は、羽根支持部材50
で二等分された通風開口部21の半円部分を塞げる大き
さの半円形に形成されている。さらに、通風開口部21
の周縁部には止め具52があり、その一端がピン53で
止められて回転できるようになっている。図3の右側に
示すように、ピン53を軸にして止め具52を回転させ
れば、通風開口部21側に止め具52の先端側を出すこ
とができる。羽根51を羽根支持部材50に回動させて
通風開口部21の半円部分を羽根51で塞いだ状態に
し、前記止め具52の先端側を羽根51の下側に回転さ
せれば、羽根51が下に開かないように支えられる。か
かる要領で止め具52を使用して、通風開口部21の半
分を羽根51で閉じた状態にすれば、送風路20を通過
してきた気流の方向をダンパー40で一方の側に規制す
ることができる。
【0028】また、止め具52の先端側を羽根51の下
から回転させて外せば(図3の左側にその様子を示
す)、羽根51は羽根支持部材50から垂下された状態
になり、送風路20内を通過してきた気流は、羽根51
を挟んで分流される。このようにして、ダンパー40で
両側に分流された気流が前記構成の吹き出し口10に送
られる。
【0029】かかる要領で二つのダンパー40の羽根5
1の開閉状態をそれぞれ独立に変えて組み合わせること
により、吹き出し気流の分布を変えることができる。図
4〜9に、その様子を示した。先ず、図4(a)では、
吹き出し口10の長手方向に沿って並べられた二つのダ
ンパー40の羽根51が、羽根支持部材50から垂下さ
れた状態にされている。また、二つのダンパー40の羽
根51は、回転ネック60の調節により、吹き出し口1
0の長手方向に対して直交方向に向けられている。かか
る要領で羽根51の開閉方向を調節すれば、図4(b)
に示すように、吹き出し口10の4方向に均等な気流分
布が得られる。
【0030】また、図5(a)では、回転ネック60の
調節により、二つのダンパー40の羽根51を共に吹き
出し口10の長手方向に平行にして、且つ上記と同様垂
下した状態にした。その結果、吹き出し気流は、図5
(b)に示すように、吹き出し口10から4方向に気流
分布が得られるものの、図4(b)に比べて、気流分布
の広がりが大きくなっている。さらに、吹き出し口10
の長手方向に対して直交方向の気流が、長手方向に沿っ
た気流分布よりも大きいことが分かる。また、図6
(a)では、一方のダンパー40の羽根51の開閉状態
を図4(a)のようにし、他方のダンパー40の羽根5
1の開閉状態を図5(a)のようにした。その結果、図
6(b)に示すように、吹き出し口10の周囲斜め4方
向に気流分布が発生することが分かった。
【0031】また、図7(a)では、一方のダンパー4
0の羽根51の開閉状態を図4(a)のようにする。他
方のダンパー40では、通風開口部21の隣接ダンパー
40に近い方を開けて、その隣の通風開口面を羽根51
を上に回転させて塞いだ。その結果、図7(b)に示す
ように、通風開口面を塞いだ方向へは気流が流れず、3
方向の気流分布が得られた。
【0032】また、図8(a)、図9(a)のように、
二つのダンパー40の通風開口部21を、それぞれ半分
ずつ対称的に閉じると、図8(b)、図9(b)に示す
ように、気流は吹き出し口10の長手方向に対して沿っ
た方向、又は直交方向の2方向にのみ気流分布が発生す
る。
【0033】尚、上記実施の形態では、ダンパー40の
通風開口部21を円形に形成して、回転ネック60をそ
の内周縁部に回転できるように構成したが、図10
(a)に示すように、通風開口部21を正方形の角型に
形成してもよい。この場合には、通風開口部21の角型
内縁部に着脱自在に取り付けられる正方形の枠22を図
10(b)に示すように形成しておき、それに羽根支持
部材50を設けておけば、枠22の位置を90度回転さ
せて取り付けることにより羽根51の開閉方向を変える
ことができる。
【0034】さらには、図10(c)に示すように、通
風開口部21の形状を六角形或いは八角形等の正多角形
に形成して、その多角形内縁部にはめ込み可能な多角形
枠23を上記要領で設けておけば、取り付け角度を60
度、或いは45度等のように正多角形の中心角に見合っ
た小角度で変えることができ、回転手段を介さなくても
回転ネック60を設けのたと略同様の効果を得ることが
できる。
【0035】また、上記実施の形態では、回転ネック6
0を90度ずつ回転させた場合について説明したが、回
転角度は自在に変化させても構わない。併せて、羽根5
1の回転角度も自在に変化させてもよい。例えば、回転
ネック60と、羽根51の半円周縁部とをチェーンで連
結するようにすれば、チェーンの孔位置を利用して長さ
を調節することができて羽根51を所望の開度に調節で
きる。
【0036】さらに、上記実施の形態では、ダンパー4
0を二つ設ける構成を示したが、例えば、三つ一列に並
べても構わないし、あるいは二つずつ二列に並べる構成
も考えられる。
【0037】また、上記実施の形態では、ダンパー40
の羽根51の開閉作業は、手動で行えばよいが、モータ
ーで羽根51を回転できるようにしても構わない。ま
た、羽根支持部材50に、羽根51を蝶番で連結した構
成を示したが、羽根支持部材50を回転軸状に形成し
て、羽根51をこれに固定しても構わない。その場合、
回転軸状の羽根支持部材50を手動又はモーターで回転
させて、通風開口部21の開閉が行える。
【0038】また、上記実施の形態では、羽根支持部材
50に一枚の羽根51を回転可能に設けた構成について
説明したが、図11に示すように、回転ネック60に二
枚の羽根51を設けるようにしても構わない。この場合
には、ダンパー40の通風開口部21全面を塞ぐことが
できる。さらに、一枚の羽根51の開度の調節により種
々の分流方向が得られる。
【0039】また、二分割に際しては、上記実施の形態
では等分に分割する構成を示したが、等分に分割しなく
ても構わない。等分に分割しない場合には、一枚の羽根
51を大きな開口面を有する分割面の大きさに合わせて
形成しておけばよく、そうすれば他の分割面をも塞ぐこ
とができる。さらに、上記実施の形態では、通風開口面
を二分する構成について説明したが、三分割以上に分割
する構成でも構わない。
【0040】(実施の形態2)本実施の形態の可変吹き
出し口Dは、ダンパー100の構成が実施の形態1とは
異なり、吹き出し口10等の構成は同様である。
【0041】本実施の形態では、図12(a)に示すよ
うに、ダンパー100が一つ設けられている。ダンパー
100の通風開口部121内縁部には、図12(b)に
示すように、二つの正方形枠122が並べて着脱自在に
はめ込み装着できるようになっている。各正方形枠12
2のはめ込み装着により、通風開口部121が分割され
ている。
【0042】また、正方形枠122は、独立して通風開
口部121内縁部から取り外しができるようになってい
る。各正方形枠122の開口面には、開口面を二等分す
るように羽根支持部材50が設けられ、その羽根支持部
材50に蝶番等の回転取り付け手段で、一枚の羽根51
が取り付けられている。
【0043】かかる構成の正方形枠122を、取り付け
位置を90度ずつ回転して通風開口部121内縁部に取
り付ければ、分流方向が変えられる。二つの正方形枠1
22を適宜90度ずつ回転する等して取り付け、羽根5
1の位置を前記実施の形態で説明した図4〜9のように
開閉調節すれば、前記実施の形態と同じような気流分布
をえることができる。
【0044】また、前記実施の形態1と同様に、ダンパ
ー100の通風開口部121の長方形形状を、その長手
方向に正方形枠122が三つ直列して並べられるように
しても構わない。さらには、羽根51の回転は、手動で
も或いはモーター等の動力回転でも構わない。
【0045】以上、本発明者によってなされた発明を発
明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を
逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでも
ない。
【0046】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0047】(1)本発明の空調用の可変吹き出し口で
は、ダンパーがふく流発生用吹き出し口の背面近傍に設
けられているので、このダンパーにより分流された気流
を吹き出し口に送って、吹き出し気流の気流分布を変え
ることができる。そのため、吹き出し口の形状により吹
き出し方向を規制する従来方法とは異なり、より効果的
に空調効果の不均一を解消することができる。
【0048】(2)また、ダンパーを複数設けることに
より、吹き出し口に送られる気流の分流方向の組み合わ
せが種々行え、そのため気流分布の多様性が確保できる
のでより効果的に空調効果の不均一を解消できる。
【0049】(3)一つのダンパーの場合でも、ダンパ
ー内に分流用の羽根を複数設けているので、ダンパーを
複数設けたと同じ効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は発明の一つの実施の形態による可変吹
き出し口の側面図であり、(b)は正面図である。
【図2】本実施の形態の可変吹き出し口の、吹き出し口
側からみた平面図である。
【図3】回転ネックの通風開口部への取り付け状況を示
す部分斜視図である。
【図4】(a)はダンパーの羽根の調節状況を示す説明
図であり、(b)はその結果得られた吹き出し気流の気
流分布を示す説明図である。
【図5】(a)はダンパーの羽根の調節状況を示す説明
図であり、(b)はその結果得られた吹き出し気流の気
流分布を示す説明図である。
【図6】(a)はダンパーの羽根の調節状況を示す説明
図であり、(b)はその結果得られた吹き出し気流の気
流分布を示す説明図である。
【図7】(a)はダンパーの羽根の調節状況を示す説明
図であり、(b)はその結果得られた吹き出し気流の気
流分布を示す説明図である。
【図8】(a)はダンパーの羽根の調節状況を示す説明
図であり、(b)はその結果得られた吹き出し気流の気
流分布を示す説明図である。
【図9】(a)はダンパーの羽根の調節状況を示す説明
図であり、(b)はその結果得られた吹き出し気流の気
流分布を示す説明図である。
【図10】(a)は角型通風開口部を有するダンパーを
示す部分平面図であり、(b)は正方形枠を示す斜視図
で、(c)は六角形型の通風開口部を示す部分平面図で
ある。
【図11】二枚構成の羽根を設けた場合の回転ネックを
示す斜視図である。
【図12】(a)は一つのダンパーを設けた可変吹き出
し口の正面図であり、(b)はそれに使用する正方形枠
を示した斜視図である。
【符号の説明】
10 吹き出し口 20 送風路 20a チャンバー 21 通風開口部 22 枠 30 ダクト 40 ダンパー 50 羽根支持部材 51 羽根 60 回転ネック 100 ダンパー 121 通風開口部 122 正方形枠 A 可変吹き出し口 B 天井面 C ダンパー取り付け面 D 可変吹き出し口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ふく流発生用の吹き出し口に連通させた
    送風路内の前記吹き出し口近傍に、複数のダンパーが、
    その通風開口部を前記吹き出し口裏側に対面させて並設
    されているとともに、 各々のダンパーの通風開口部には、その通風開口面を分
    割するように羽根支持部材が設けられ、 前記羽根支持部材に、通風開口面の分割面を塞ぐ大きさ
    の羽根が回転可能に設けられていることを特徴とする空
    調用の可変吹き出し口。
  2. 【請求項2】 ふく流発生用の吹き出し口に連通させた
    送風路内の前記吹き出し口近傍に、一つのダンパーがそ
    の通風開口部を前記吹き出し口裏側に対面させて設けら
    れているとともに、 前記ダンパーの通風開口部が分割されて、 前記分割された通風開口部の各々に、分割開口面を分割
    するように羽根支持部材が設けられ、 前記羽根支持部材に、分割された前記分割開口面を塞ぐ
    大きさの羽根が回転可能に設けられていることを特徴と
    する空調用の可変吹き出し口。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の空調用の可変吹き
    出し口であって、前記羽根支持部材は、ダンパーの通風
    開口部に、通風開口面に沿って回転可能な手段を介して
    設けられていることを特徴とする空調用の可変吹き出し
    口。
JP4046497A 1997-02-25 1997-02-25 空調用の可変吹き出し口 Pending JPH10238851A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4046497A JPH10238851A (ja) 1997-02-25 1997-02-25 空調用の可変吹き出し口

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4046497A JPH10238851A (ja) 1997-02-25 1997-02-25 空調用の可変吹き出し口

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10238851A true JPH10238851A (ja) 1998-09-08

Family

ID=12581367

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4046497A Pending JPH10238851A (ja) 1997-02-25 1997-02-25 空調用の可変吹き出し口

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10238851A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002372294A (ja) * 2001-06-15 2002-12-26 Ohbayashi Corp 空調用吹出口
JPWO2009020173A1 (ja) * 2007-08-09 2010-11-04 ダイキン工業株式会社 送風装置及び空気調和機

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002372294A (ja) * 2001-06-15 2002-12-26 Ohbayashi Corp 空調用吹出口
JP4671543B2 (ja) * 2001-06-15 2011-04-20 株式会社大林組 空調用吹出口
JPWO2009020173A1 (ja) * 2007-08-09 2010-11-04 ダイキン工業株式会社 送風装置及び空気調和機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN106871243B (zh) 空调室内壁挂机
JP2983978B2 (ja) 床面排出装置
US11149977B2 (en) Air diffuser
JP3624814B2 (ja) 空気調和装置の化粧パネル、吹出口ユニット、及び空気調和装置
JP2020517889A (ja) 空気調和機の室内機
JP7213353B2 (ja) 空調吹出アセンブリおよびこの空調吹出アセンブリを含む空調
CN110145851A (zh) 空调器
JP4942619B2 (ja) 吹出口装置
JPWO2018235947A1 (ja) 空調室内機
JPH10238851A (ja) 空調用の可変吹き出し口
JP4398217B2 (ja) 吹出口装置
CN110145853A (zh) 空调器
KR200453512Y1 (ko) 토출방향 조절 바닥선회취출구
CN111609505A (zh) 一种新风机
JP7104310B2 (ja) 送風装置
CN207438738U (zh) 天花机
JPH10325593A (ja) 空調用床吹出口
JPH08145452A (ja) 空調用吹出構造
JPH08121855A (ja) アンダーフロア空調用吹出し口
JP5523865B2 (ja) 空調用吹出器
JP3763255B2 (ja) 空気調和機の室内ユニット
CN110030716A (zh) 壳体组件、立式空调室内机及立式空调器
JPH0438171Y2 (ja)
JP2546491Y2 (ja) 吸込み又は吹出し口となる開孔を有する回転式通気口を備えた空気清浄機
JPH0625369Y2 (ja) 風向調整装置