JPH10238706A - ボイラ用メンブレンパネル - Google Patents
ボイラ用メンブレンパネルInfo
- Publication number
- JPH10238706A JPH10238706A JP4220597A JP4220597A JPH10238706A JP H10238706 A JPH10238706 A JP H10238706A JP 4220597 A JP4220597 A JP 4220597A JP 4220597 A JP4220597 A JP 4220597A JP H10238706 A JPH10238706 A JP H10238706A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tubes
- boiler
- membrane panel
- tube
- corrosion
- Prior art date
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- Pending
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- Coating By Spraying Or Casting (AREA)
Abstract
属材料によって形成されるボイラ用メンブレンにおい
て、摩耗対策又は腐食対策としての耐食材料等の溶射、
肉盛等の施工を容易にする。 【解決手段】 複数のチューブ1を備え、同チューブ
1,1間に帯鋼2を介在させてチューブどうしを結合し
てなるボイラ用メンブレンパネルにおいて、前記帯鋼2
をチューブ1,1の中央部より頂部側へ偏心させて配置
し、両者間の角度を大きくし、これによって、溶射等に
よる耐食材料等の層3の形成を容易にした。
Description
るメンブレンパネルに関する。
パネルの断面を図2に示す。1はチューブ(管)であっ
て、同チューブ1の内部をボイラ水又は蒸気が流れる。
帯鋼2は、溶接によってチューブ1と接合されメンブレ
ンパネルを形成する。帯鋼2の代わりに溶接金属でチュ
ーブとチューブとを直接接合しメンブレンパネルを形成
する方法もある。また他の方法として、ヒレ付きに成形
されたヒレ付きチューブを溶接にて接合しパネルを形成
する方法もある。
ルでは、チューブ1,1の中心部に帯鋼2又はヒレ等の
金属材料が介在し、上下対称のメンブレンパネルとなっ
ていた。
のように、チューブ1,1の中心部に帯鋼2又はヒレ等
の金属材料が介在し、上下対称のメンブレンパネルとな
っていた。このパネルに、摩耗対策又は腐食対策として
耐食材料や高硬度材料の層3を溶射又は肉盛施工で形成
する場合、施工する面にトーチ又は溶接棒をできるだけ
直角に当てることが望ましい。しかし、前記の構造の従
来のボイラ用メンブレンパネルに溶射又は肉盛施工をす
る場合、チューブとヒレ等との接続部がほぼ直角になっ
ているため、両方の面に良好な施工をすることは困難で
あった。
できるボイラ用メンブレンパネルを提供しようとするも
のである。
ブを備え、同チューブ間に金属材料を介在させてチュー
ブどうしを結合してなるボイラ用メンブレンパネルにお
いて、前記金属材料をチューブの中央部より頂部側へ偏
心させて配置したことを特徴とする。
金属材料をチューブの中央部より頂部側に偏心させてい
るので、金属材料の厚みがあることも加わって、金属材
料とチューブとの接合部の角度は直角より大幅に大きく
なり、腐食又は耐食の対策として耐食材料や高硬度材料
を金属材料とチューブ上に溶射又は肉盛施工する場合の
施工性を大幅に改善することができる。
減少させることができて施工時間の短縮を計ることがで
きると共に、溶射材料、溶接棒等の量を減少させること
ができる。
よって説明する。1は互いに平行をなして等間隔をおい
て一列に配置された複数のチューブであって、同チュー
ブ1内部をボイラ水又は蒸気が流れるようになってい
る。
介在しチューブどうしを結合する金属材料としての帯鋼
であり、同帯鋼2は、チューブ1の中央部より頂部側へ
偏心されて配置される。
することによって、ボイラ用メンブレンパネルが形成さ
れる。
ューブ1上と帯鋼2上に、溶射又は肉盛等の施工によっ
て連続して形成された耐食材料や高硬度材料の層であ
る。
頂部側へ偏心して位置し、かつ、帯鋼2は厚みがあるこ
ともあって、帯鋼2とチューブ1との前記の帯鋼2が偏
心する側の接合部の角度は直角より大幅に大きくなる。
これによって、帯鋼2とチューブ1上に耐食材料や高硬
度材料の層3を溶射又は肉盛加工等によって形成する場
合、その加工性を大幅に改善することができると共に、
加工を行なう面を減少させて加工時間を短縮し、かつ、
溶射材料等を減少させることができる。
1間の中央部より頂部側へ偏心して帯鋼2を介在させた
上帯鋼2をチューブ1,1に溶接しているが、帯鋼に代
えてチューブ1,1の中心部より頂部側へ偏心した位置
でチューブ1,1を溶接して接合してもよく、また、チ
ューブ1,1にその中心部より頂部側へ偏心した位置に
ヒレを設け、このヒレ付きのチューブを溶接で接合する
ようにしてもよい。
ューブ間に金属材料を介在させてチューブどうしを結合
してなるボイラ用メンブレンパネルにおいて、前記金属
材料をチューブの中央部より頂部側へ偏心させて配置し
ているので、金属材料とチューブとの接合部の角度は直
角より大幅に大きくなり、腐食又は耐食の対策として耐
食材料や高硬度材料をチューブと金属材料上に溶射又は
肉盛等の施工によって形成する場合の加工性を大幅に改
善することができる。
減少させることができて、施工時間の短縮と溶射材料等
の量を減少を計ることができる。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 複数のチューブを備え、同チューブ間に
金属材料を介在させてチューブどうしを結合してなるボ
イラ用メンブレンパネルにおいて、前記金属材料をチュ
ーブの中央部より頂部側へ偏心させて配置したことを特
徴とするボイラ用メンブレンパネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4220597A JPH10238706A (ja) | 1997-02-26 | 1997-02-26 | ボイラ用メンブレンパネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4220597A JPH10238706A (ja) | 1997-02-26 | 1997-02-26 | ボイラ用メンブレンパネル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10238706A true JPH10238706A (ja) | 1998-09-08 |
Family
ID=12629519
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4220597A Pending JPH10238706A (ja) | 1997-02-26 | 1997-02-26 | ボイラ用メンブレンパネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10238706A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2696138A2 (en) | 2012-08-10 | 2014-02-12 | Hitachi Ltd. | Preventive maintenance repairing method for welded parts of boiler membrane panels and boiler equipment on which preventive maintenance repairing has been performed |
WO2017141798A1 (ja) * | 2016-02-17 | 2017-08-24 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | ガス化炉壁、これを有するガス化複合発電設備及びガス化炉壁の製造方法 |
-
1997
- 1997-02-26 JP JP4220597A patent/JPH10238706A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2696138A2 (en) | 2012-08-10 | 2014-02-12 | Hitachi Ltd. | Preventive maintenance repairing method for welded parts of boiler membrane panels and boiler equipment on which preventive maintenance repairing has been performed |
WO2017141798A1 (ja) * | 2016-02-17 | 2017-08-24 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | ガス化炉壁、これを有するガス化複合発電設備及びガス化炉壁の製造方法 |
JP2017146027A (ja) * | 2016-02-17 | 2017-08-24 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | ガス化炉壁、これを有するガス化複合発電設備及びガス化炉壁の製造方法 |
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