JPH10238069A - 外壁構造 - Google Patents
外壁構造Info
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- JPH10238069A JPH10238069A JP4027397A JP4027397A JPH10238069A JP H10238069 A JPH10238069 A JP H10238069A JP 4027397 A JP4027397 A JP 4027397A JP 4027397 A JP4027397 A JP 4027397A JP H10238069 A JPH10238069 A JP H10238069A
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Abstract
の外壁構造において、金属薄板を用い、芯材として発泡
プラスチックからなる乾式外壁材の弱点である表面材の
山状化を確実に阻止し、美しい外観とした外壁構造とす
ることである。 【構成】 家屋1の下地2に乾式外壁材3を施工した外
壁構造において、乾式外壁材3の表面材4に設けた凹溝
5を固定具10で下地2に固定し、少なくとも凹溝5の
底面部および固定具10の頭部を化粧材11で被覆し一
体に形成した外壁構造である。
Description
新築、または改修用の外壁において、化粧面の変形を確
実に阻止し、かつ意匠的にもアクセントとして有用な化
粧目地を有する外壁構造に関するものである。
造は、金属系サイディング材、窯業系サイディング材、
タイル付板体、ALC板、スレート板等を釘、スクリュ
ーネジ、ビス等で連結部、もしくは化粧面から直接に打
設等して固定した構造になっていた。
5〜0.6mm位の板厚からなる金属薄板を表面材と
し、かつ芯材に合成樹脂発泡体をモールド的に一体に充
填した金属系サイディング材、またはサンドイッチ構造
のパネルにおいては、芯材が経時的に変形し化粧面が凹
凸状に変形し、壁としての外観を損ねてしまうことがあ
った。
点を除去するため、表面材の化粧面における一番変形し
易い位置に化粧溝、打設用固定具頭部収納溝、化粧材装
着溝として機能する凹溝を少なくとも1本以上を長手方
向に設け、この凹溝を介して下地また胴縁等に乾式外壁
材を施工、もしくは連結部で施工した後で、この凹溝を
介して固定具を打設し、化粧面の変形を抑制するもので
あり、その上、外観に凹溝を化粧性のアクセントとして
機能させた外壁構造を提案するものである。
の一実施例について詳細に説明する。すなわち、図1は
本発明に係る外壁構造の代表的な一実施例を示す説明図
であり、1は家屋、2は既存もしくは新築の下地で、例
えば躯体、胴縁、モルタル壁、合板、合成樹脂発泡体板
(成形体)、各種乾式外壁材、等の1種であり、3は乾
式外壁材、10は固定具、11は化粧材、12は接着剤
(図8に示す)である。
骨下地、RC造、SRC造、モルタル壁、または木質、
金属質、擬木、合成樹脂製(プラスチック)等の1種
で、断面を多角形、円の両端を切断した断面、L型、C
型、Z型、等とした部材である。勿論、アスファルトフ
ェルト、防風透湿シート、合成樹脂製シート(ポリエチ
レンシート等)等の防水シートを施工してある躯体でも
良いものである。
(f)〜図6(a)〜(e)に示すような断面であり、
基本的構成としては表面材4と芯材6、または表面材4
と芯材6と裏面材7を一体化し、両端に形成した雄型連
結部8、雌型連結部9を図7に示すように連結して施工
する長尺状パネルである。すなわち、表面材4としては
カラー鋼板、ガルバリウム鋼板、アルミニウム板、ステ
ンレス板、チタン合金等であり、板厚は0.25〜0.
6mm位、化粧面4aの適宜位置、例えば中央、あるい
は形状からして一番変形の大きい位置に凹溝5を化粧面
4aの長手方向と平行に少なくとも1本以上を設ける。
凹溝5は図8に示すように固定具10の頭部の収納とシ
ートよりなる化粧材11を収納できる深さである。
ように形成し、少なくとも固定具10の頭部を収納する
ものである。さらに説明すると、(a)図は角溝、
(b)図は台形溝、(c)図は蟻溝、(d)図は2段角
溝、(e)図は変形台形溝で底面に窪部5aを設けた凹
溝5、(f)図は傾斜面の側壁を有する凹溝5で、底面
に窪部5aを設けた凹溝5である。なお、図9(a)〜
(f)においては表面材4のみを示してある。
によりセル内空気が膨張するような、例えばポリウレタ
ンフォーム、ポリイソシアヌレートフォーム、ポリウレ
アフォーム、ポリスチレンフォーム、ポリエチレンフォ
ーム等の1種以上からなるものである。
ト、アルミニウム箔等の1種以上からなり、防水性、防
カビ性、防火性、防湿性を発揮する構成である。
は耐火パッキング材、cは防水パッキング材である。
の1種からなり、一般の雌型連結部9の他に凹溝5を介
して下地2に乾式外壁材3を固定するものである。
接着剤12を介して凹溝5の露出面を被覆すると共に、
化粧面材、防水材として機能するものである。化粧材1
1としては耐候性のあるプラスチックシート、型材、ゴ
ム製、セラミック製薄板、アルミニウム、ステンレス
箔、金属薄板を芯材とし、樹脂をモールディングした被
覆材、塗膜シート等の1種以上からなり、固定具10の
頭部の被覆と、凹溝5における固定具10装着部の防水
性の付加および、化粧面4aにアクセントを設け、化粧
面4aの山状化の視覚的低減と意匠性の向上を図るのに
役立つものである。また、接着剤12は合成樹脂、無機
系接着剤、ゴム系、セラミック系(モルタルも含む)を
用いるものである。
構造の一実施例であり、図10(a)〜(f)、図11
(a)、(b)、図12(a)、(b)に示すように構
成することもできる。すなわち、図10(a)は固定具
10の打設後、接着剤12を凹溝5の空隙部に充填し、
その上にシートよりなる化粧材11(例えばフッ素フィ
ルム厚さ0.5mm、顔料添加による色付き)を積層一
体化したものである。なお、この場合は、化粧材11に
エンボス模様が刻設されていることもある。
層はアルミニウム箔、上層はプラスチックシートで剛性
を有し、接着剤12を2箇所に用い防水層をも兼ねたも
のである。図10(c)はEPDM製の化粧材11で必
要箇所に接着剤12を介して一体化したものである。図
10(d)は化粧材11としてセラミック材、例えば1
mm厚のセラミック材(800〜1350℃で焼成した
もの)の裏面にゴム系シートの裏面に接着剤12を有す
る化粧材11を用いた構造である。
(約10〜200ミクロン)からなる化粧材11で被覆
した構成であり、図10(f)は固定具10の頭部を接
着剤12で被覆し、その上に化粧材EL(エレクトロ・
ルミネッセンス)11aを山状(平板図示せず)に貼着
し、夜間の化粧性、防犯性を強化した構造である。な
お、図10(a)〜(f)においては芯材6を省略して
示してある。
(b)は外壁構造のその他の実施例で、前記した外壁は
横張り構造であるが、縦張り構造も可能である。すなわ
ち、(a)図は表面材4の化粧面4aに凹溝5が長手方
向に設けられている乾式外壁材3を用いた場合、(b)
図は化粧面4aに対し長手方向と直交するように凹溝5
を設けた場合の外壁構造であり、化粧材11の装着は前
記した構造である。勿論、(a)図は固定具10を形成
した後の状態、(b)図は化粧材11形成した後の状態
を示すものである。
よれば、金属薄板を表面材とし、かつ芯材に発泡プラ
スチックフォームを用いた複合板の山状変化を確実に抑
制できる。化粧面が山状にならないので外観が美しく
なる。化粧面の木口が変化しないので雨水の浸入もな
く防水性、防錆性が向上する。化粧面にアクセントを
任意に選択できる。防風性が強化できる。耐震性も
強化できる。化粧材としてELを用いた際は、防犯性
と夜の美観を醸し出す。等の特徴、効果がある。
明図である。
図である。
図である。
図である。
図である。
図である。
ある。
ある。
た凹溝の例を示す説明図である。
外壁構造の例を示す説明図である。
明図である。
明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 新築、既存いずれかの外壁構造におい
て、長手方向に雄型連結部、雌型連結部を設けたサンド
イッチ板、複合板構造の乾式外壁材を土台側から軒まで
順次嵌合し、かつ乾式外壁材の化粧面の一部に凹溝を設
けると共に、該凹溝に固定具の頭部を埋設し、その上を
化粧材で被覆したことを特徴とする外壁構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4027397A JPH10238069A (ja) | 1997-02-25 | 1997-02-25 | 外壁構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4027397A JPH10238069A (ja) | 1997-02-25 | 1997-02-25 | 外壁構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10238069A true JPH10238069A (ja) | 1998-09-08 |
Family
ID=12576036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4027397A Pending JPH10238069A (ja) | 1997-02-25 | 1997-02-25 | 外壁構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10238069A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019065466A (ja) * | 2017-09-28 | 2019-04-25 | 日新製鋼株式会社 | 金属壁材及びそれを用いた壁施工方法 |
-
1997
- 1997-02-25 JP JP4027397A patent/JPH10238069A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019065466A (ja) * | 2017-09-28 | 2019-04-25 | 日新製鋼株式会社 | 金属壁材及びそれを用いた壁施工方法 |
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Legal Events
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040114 |
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A977 | Report on retrieval |
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20060516 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |