JPH1023788A - エアコン用コンプレッサの駆動回路 - Google Patents

エアコン用コンプレッサの駆動回路

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Publication number
JPH1023788A
JPH1023788A JP8191598A JP19159896A JPH1023788A JP H1023788 A JPH1023788 A JP H1023788A JP 8191598 A JP8191598 A JP 8191598A JP 19159896 A JP19159896 A JP 19159896A JP H1023788 A JPH1023788 A JP H1023788A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compressor
phase
air conditioner
triac
induction motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP8191598A
Other languages
English (en)
Inventor
Takumasa Satou
拓正 佐藤
Tetsushi Eguchi
撤志 江口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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  • Control Of Ac Motors In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 単相誘導モータを用いた安価で効率のよいエ
アコン用コンプレッサの駆動回路を提供する。 【解決手段】 フォトトライアックカプラー3の光ダイ
オード3Aはエアコンの室外ユニットをコントロールす
るマイコン(図示せず)のコンプレッサ制御端子4A、
4Bに接続されていて、エアコンの運転状況に応じたコ
ンプレッサの適正運転に必要な制御信号が供給される。
供給された制御信号の大きさに応じて光ダイオード3A
はその発光量を変化させ、フォトトライアック3Bは受
光した光の量に応じてトライアック2の通電位相角を数
段階のデジタル信号に対応して変化させる。その結果、
単相誘導モータ1にはトライアック2の通電位相角に対
応した電圧が印加され、エアコンの運転状況に応じたコ
ンプレッサの適正運転に必要な電流が供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアコン用コンプ
レッサの能力を可変にする駆動回路に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、エアコン用コンプレッサを運転す
るモータとしては、安価なタイプのエアコンでは一定回
転数で運転あるいは極数の切換(例えば、2極←→4
極)をおこなう誘導モータを用い、高価であるがきめ細
かな運転を要求されるものではインバータにより駆動さ
れるブラシレスモータを用いている。特に省エネのため
に効率のよい運転が求められている昨今では、インバー
タ駆動のブラシレスモータが主流になっている。
【0003】しかし、極数の切換によってモータの回転
数を制御してエアコン用コンプレッサの能力を可変にす
るものでは、能力変化が2段階しか行えず、またインバ
ータ駆動のブラシレスモータは、モータの構成が回転子
にマグネットを使用するために高価なものになると共
に、インバータを制御回路に使用するために交流−直流
変換回路が必要とされる等、これまた回路構成も複雑で
かつ高価なものになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、エア
コン用コンプレッサを単に誘導モータを用いて一定回転
数で運転するものや極数の切換によってモータの回転数
を制御するものと比して、能力制御の面で格段に運転効
率がよく、高価なインバータやブラシレスモータを用い
ることなく、単相誘導モータを用いた安価で効率のよい
エアコン用コンプレッサの駆動回路を提供することを目
的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
エアコン用コンプレッサの駆動回路は、コンプレッサ駆
動用の単相誘導モータと、マイコンにより適正なコンプ
レッサ運転特性に応じた位相に制御される位相制御手段
と、前記位相制御手段の出力により通電位相角が制御さ
れ前記単相誘導モータに電圧供給するトライアックから
構成することにより達成される。
【0006】こうして、モータの回転数を複数段階に制
御することができ、能力制御の面で格段に運転効率がよ
くなり、また高価なインバータやブラシレスモータを用
いることなく、単相誘導モータを用いた安価で効率のよ
いエアコン用コンプレッサの駆動回路を提供することを
可能とする。
【0007】本発明の請求項2に係るエアコン用コンプ
レッサの駆動回路は、コンプレッサ駆動用の単相誘導モ
ータと、マイコンにより適正なコンプレッサ運転特性に
応じた位相に制御される位相制御手段と、前記位相制御
手段の出力により通電位相角が制御され前記単相誘導モ
ータに電圧供給するトライアックから構成されるものに
おいて、前記適正なコンプレッサ運転特性に応じた位相
信号は、室温と設定温度の差が計算され、前記単相誘導
モータがオフの場合は、該差にもとづいて前記トライア
ックの通電位相角の初期ステップを設定するように形成
され、前記単相誘導モータがオンの場合は、該差及び該
差の時間的変化率にもとづいて前記トライアックの通電
位相角を制御し運転ステップの増減を設定するように形
成されるように構成することにより達成される。
【0008】こうして、マイコンによりきめ細かな制御
がなされるのでエアコンの運転に求められる適正なコン
プレッサ運転特性を得ることができる。
【0009】本発明の請求項3に係るエアコン用コンプ
レッサの駆動回路は、前記請求項1又は請求項2に記載
の位相制御手段をフォトトライアックカプラーにより構
成することにより達成される。
【0010】こうして、位相制御手段をフォトトライア
ックカプラーにより構成することにより、信号伝達回路
を通常のシリアル回路をそのまま利用することができて
回路構成も簡便になる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面に基づき説
明する。図1はエアコン用コンプレッサを単相誘導モー
タを用いて駆動する駆動回路である。図において、1は
単相誘導モータ、2は双方向導通素子であるトライアッ
ク、3はトライアック2の通電を制御するフォトトライ
アックカプラーであり、フォトトライアックカプラー3
は、光ダイオード3Aとフォトトライアック3Bとで構
成されている。
【0012】光ダイオード3Aはエアコンの室外ユニッ
トをコントロールするマイコン(図示せず)のコンプレ
ッサ制御端子4A、4Bに接続されていて、エアコンの
運転状況に応じたコンプレッサの適正運転に必要な制御
信号が供給される。
【0013】供給された制御信号の大きさに応じて光ダ
イオード3Aはその発光量を変化させ、フォトトライア
ック3Bは受光した光の量に応じてトライアック2の通
電位相角を変化させる。即ち、例えばマイコンからの数
段階のデジタル信号に対応した光量に従ってトライアッ
ク2の通電位相角を段階的に制御する。
【0014】その結果、単相誘導モータ1にはトライア
ック2の通電位相角に対応した電圧が印加され、エアコ
ンの運転状況に応じたコンプレッサの適正運転に必要な
電流が供給されることとなる。
【0015】次に、図2の動作フローチャートによりコ
ンプレッサのトライアックによる能力制御について説明
する。
【0016】ステップ10においてエアコンの冷房また
はドライ運転が設定されると、ステップ11でパワーリ
レーがONされ運転が開始される。次にステップ12で
現在の室温TROOM と設定温度Tset との差ΔT、即ち
ΔT=TROOM −Tset を求める。この差ΔTの計算は
例えば1分単位に行なうものとする。
【0017】ステップ13ではコンプレッサ駆動モータ
CMが現在ONであるかどうかを判断し、NOであれ
ば、ステップ14でΔTの大きさによって決定される初
期ステップによりトライアック2の通電位相角を制御し
てコンプレッサ駆動モータCMの運転を開始する。そし
て再びステップ12に戻り、同様の動作フローを繰り返
す。
【0018】コンプレッサ駆動モータCMが現在ONで
ある、即ち、YESであれば、ステップ15でdΔT/
dtを計算し、次のステップ16でΔT及びdΔT/d
tによって運転ステップの増減を計算して、運転ステッ
プの再決定を行ってトライアック2の通電位相角を制御
してコンプレッサ駆動モータCMの運転を適正な状態に
補正して運転を継続する。
【0019】このとき運転ステップの再決定は、基本的
には、ΔT→大、dΔT/dt→小の時のほうが運転ス
テップの増加は大きくなるように決定する。そして再び
ステップ12に戻り、同様の動作フローを繰り返す。
【0020】図3に、コンプレッサ駆動モータである単
相誘導モータの回転数を6段階に制御する例として、モ
ータ巻線に印加する電圧とトライアック2の通電位相角
との関係を6ステップに分割した状態を示している。こ
の場合は30°毎のステップで通電位相角を制御するも
のとし、1ステップでは最小角30°とし、6ステップ
で最大角として全通電の状態を得ている。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明のエアコン用コン
プレッサの駆動回路は、エアコン用コンプレッサを誘導
モータを用いて多段階の能力制御を行なうことができ、
能力制御の面で格段に運転効率がよくなる。
【0023】また、パワートランジスタを用いるインバ
ータやブラシレスモータを使用することなく単相相誘導
モータをトライアック1個で制御できるため、安価で効
率のよいエアコン用コンプレッサの駆動回路を提供する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す駆動回路。
【図2】適正な位相信号形成の動作フローチャート。
【図3】モータ印加電圧とトライアックの通電位相角と
の関係図。
【符号の説明】
1 単相誘導モータ 2 トライアック 3 位相制御回路(フォトトライアック
カプラー) 3A 光ダイオード 3B フォトトライアック 4A,4B マイコンのコンプレッサ制御端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンプレッサ駆動用の単相誘導モータ
    と、マイコンにより適正なコンプレッサ運転特性に応じ
    た位相に制御される位相制御手段と、前記位相制御手段
    の出力により通電位相角が制御され前記単相誘導モータ
    に電圧供給するトライアックからなるエアコン用コンプ
    レッサの駆動回路。
  2. 【請求項2】 前記適正なコンプレッサ運転特性に応じ
    た位相信号は、室温と設定温度の差が計算され、前記単
    相誘導モータがオフの場合は、該差にもとづいて前記ト
    ライアックの通電位相角の初期ステップを設定するよう
    に形成され、前記単相誘導モータがオンの場合は、該差
    及び該差の時間的変化率にもとづいて前記トライアック
    の通電位相角を制御し運転ステップの増減を設定するよ
    うに形成されることを特徴とする請求項1に記載のエア
    コン用コンプレッサの駆動回路。
  3. 【請求項3】 位相制御手段をフォトトライアックカプ
    ラーにより構成したことを特徴とする請求項1又は請求
    項2に記載のエアコン用コンプレッサの駆動回路。
JP8191598A 1996-07-03 1996-07-03 エアコン用コンプレッサの駆動回路 Pending JPH1023788A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8191598A JPH1023788A (ja) 1996-07-03 1996-07-03 エアコン用コンプレッサの駆動回路

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JP8191598A JPH1023788A (ja) 1996-07-03 1996-07-03 エアコン用コンプレッサの駆動回路

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JPH1023788A true JPH1023788A (ja) 1998-01-23

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JP8191598A Pending JPH1023788A (ja) 1996-07-03 1996-07-03 エアコン用コンプレッサの駆動回路

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