JPH10237671A - 二珪化鉄の製造方法 - Google Patents

二珪化鉄の製造方法

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JPH10237671A
JPH10237671A JP9045939A JP4593997A JPH10237671A JP H10237671 A JPH10237671 A JP H10237671A JP 9045939 A JP9045939 A JP 9045939A JP 4593997 A JP4593997 A JP 4593997A JP H10237671 A JPH10237671 A JP H10237671A
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JP
Japan
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iron
silicon
phase
disilicide
mechanical alloying
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Pending
Application number
JP9045939A
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English (en)
Inventor
Kenji Saida
健二 才田
Yutaka Suzuki
豊 鈴木
Masao Minobe
正夫 美濃部
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エネルギー消費が少なく、安価な原料を用い
る、二珪化鉄の製造方法を提供する。 【解決手段】 酸化鉄とシリコンとを含む粉末をメカニ
カルアロイングし、次いで熱処理するβ相二珪化鉄の製
造方法

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱電変換素子とし
て有望な材料であるβ相二珪化鉄の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】熱電変換材料は環境汚染物質を排出せ
ず、騒音を出さず、またメンテナンスフリーであるエネ
ルギー源として注目されている材料である。現在、商業
生産されているのは熱電冷却用素子が中心であるが、熱
電発電についても徐々に市場が形成されるものと期待さ
れている。β相二珪化鉄は耐酸化性、耐熱性に優れてい
ること、毒性がないこと、原料が安価なこと、200〜
900℃において比較的高いゼーベック係数を有するこ
とにより特に注目されている。
【0003】二珪化鉄は、焼結体または薄膜の熱電変換
材料として用いられる。本発明は、二珪化鉄の焼結体用
粉末または焼結体の製造方法に関するものである。二珪
化鉄の焼結体の従来の製造方法は、鉄とシリコンなどを
含む原料を高温で溶融させた後にインゴットとして凝固
させ、ε相とα相の共晶物を得た後、これを微粉砕し
て、得られた粉末を加圧形成したものを1100℃以上
で焼結させ、その後β相安定領域で長時間熱処理を行う
ことによってβ相とする方法である。
【0004】しかしながら、この従来の方法は、高温で
溶融すること、β相二珪化鉄を生成させるために長時間
の熱処理を要することにより、エネルギー消費量が多
く、生産に影響を与えている(例えば、特開昭59−5
6781号公報)。
【0005】これに対して、近年メカニカルアロイング
法によるβ相二珪化鉄の製法が提案されている。フラン
ス特許明細書第8,809,896号(1988)に
は、遷移金属元素などとカーボンまたはシリコンとをメ
カニカルアロイング処理を行って、炭化物または珪化物
を製造する方法が開示されている。その中で珪化鉄につ
いては、鉄とシリコンの粉末(原子比1:2)を振動ボ
ールミルで24時間処理したものは、α、β、ε相の混
合物であったと実施例に記載されている。
【0006】特開平6−81076号公報においては、
鉄とシリコンの原料粉末を粉砕混合する工程、成形する
工程および焼結する工程からなるβ相二珪化鉄の製造方
法が開示されている。この方法によると鉄とシリコンの
粉末をボールミルで100時間粉砕したものを950℃
でホットプレスした焼結体はβ、ε相の混合物であっ
た。
【0007】特開平6−92619号公報には、鉄とシ
リコンの原料粉末(モル比1:2.1〜1:3.5)を
メカニカルアロイングし、次いで熱処理することによる
二珪化鉄の製造方法が開示されている。この方法による
と、鉄とシリコンの粉末(1:2.2〜1:3.0)を
振動ボールミルで10時間処理し、これを成形したのち
900℃で80〜100時間熱処理を行ったものはβ、
ε相の混合物であり、ε相は2〜10%であった。
【0008】メカニカルアロイング法による上記の3発
明は、前記の溶融法に比較して高温溶融を必要としない
点でエネルギー消費量が少ないという利点をもつもので
ある。しかし一方では、得られた焼結体はβ相のほかに
ε相を含むという問題点がある。
【0009】本発明者らは先に、鉄とシリコンの原料粉
末をメカニカルアロイングすることによってα相および
ε相珪化鉄を生成せしめ、次いで熱処理することによる
二珪化鉄の製造方法を提案した(特開平9−20512
号公報)。この方法によって得られる粉末は、ε相が2
%以下のβ相二珪化鉄であった。
【0010】他方、二珪化鉄に酸素を含有させることに
よって、熱電能を高くしようとする提案も行われてい
る。『材料科学』誌第27巻270頁(1990年)に
おいては、アモルファス二珪化鉄膜を形成させる際に酸
素を共存させることによって、酸素を含有させる方法が
開示されている。この方法によると、熱電能が著しく向
上している。しかし、この方法のアモルファス膜は熱安
定性に乏しいという問題点がある。
【0011】特開平7−216401号公報には、鉄シ
リサイド合金を15%以上の酸素含有雰囲気中でメカニ
カルアロイングして酸素を含有させる方法が開示されて
いる。
【0012】特開平7−242901号公報には、鉄シ
リサイド合金を15%以上の酸素含有雰囲気中で920
K以上1500K以下の温度で加熱保持することにより
酸素を含有させる方法が開示されている。
【0013】上記2発明はいずれも鉄シリサイド合金を
製造するために溶融工程を有しており、エネルギーを多
く消費する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題、即ち本発明の目的は、エネルギー消費が少な
く、安価な原料を用いる、二珪化鉄の製造方法を提供す
ることにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意検討を進めた結果、メカニカルア
ロイング法における原料鉄の一部または全部を安価な酸
化鉄に置き換えても二珪化鉄が生成することを見出し、
本発明を完成させるに至った。即ち本発明は、酸化鉄と
シリコンとを含む粉末をメカニカルアロイングし、次い
で熱処理するβ相二珪化鉄の製造方法にかかるものであ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明をさらに詳細に説明
する。本発明は酸化鉄とシリコンとを含む粉末をメカニ
カルアロイングを行い、次いで熱処理することによるβ
相二珪化鉄の製造方法である。この方法においては、メ
カニカルアロイング法によって、酸化鉄とシリコンとが
反応して鉄が生成し、更に鉄とシリコンとが反応して二
珪化鉄を生成すると思われる。もしこの通りの反応であ
れば、メカニカルアロイング法におけるこのような反応
はこれまで報告されてなく、本発明者等によって初めて
見出されたものである。
【0017】本発明における原料粉末である酸化鉄、シ
リコンおよび置換用金属元素は工業用グレードの粉末が
用いられるが、好ましくは99重量%以上の純度のも
の、より好ましくは99.9重量%以上のものが用いら
れる。熱電変換特性は二珪化鉄に添加される金属の種
類、量に依存することが周知の事実であり、従って予期
せぬ不純物を避けるために粉末の純度が高い方が好まし
いのである。
【0018】原料粉末中における酸化鉄とシリコンの仕
込比率は、鉄とシリコンの原子比または(鉄+置換用金
属元素)とシリコンの原子比が1:2.2をこえ1:
3.5以下の範囲内が好ましい。1:2.2よりもシリ
コンが少ない場合は、焼成後のε相が多くなることがあ
り好ましくない。1:3.5を超える場合は焼成後にシ
リコンの成分が存在し、そのために二珪化鉄の純度が低
下することになる場合がある。
【0019】本発明においては、酸化鉄に鉄を加えるこ
ともできる。その場合の全鉄分中の鉄の割合は任意に決
めることができる。鉄の割合が高くなると原料費が高く
なり、酸化鉄中の酸素の効果が希釈されることになる。
好適な全鉄分中の鉄の割合の例示は0〜80%である。
【0020】本発明においては、原料の酸化鉄またはシ
リコンの一部分の代りに置換用金属元素が添加された原
料を用いることもできる。かかる置換用金属元素とは、
鉄またはシリコンの一部分を置換することによって半導
体特性を付与するものであって、p型半導体とするため
にMn、Cr、V、Alなどで、n型半導体とするため
にCo、Ni、Ptなどで置換することができる。置換
の割合は公知の程度でよく、0.5〜10原子%が例示
される。
【0021】本発明においてメカニカルアロイングと
は、物質に機械的粉砕または摩砕の力を作用させること
により、微粒化、非晶質化、固溶化、化学反応などを生
成せしめることをいう。メカニカルアロイングについて
は、近年研究例が増大しつつあり、例えば「有機・無機
物のメカノケミストリー」(久保、工業資料センター、
1993年)に詳細な記載がある。
【0022】従来より、メカニカルアロイングを行う装
置としては、回転ボールミル、振動ボールミル、遊星ボ
ールミルなどが知られている。なかでも本発明のメカニ
カルアロイングに用いられる装置としては、衝撃力の大
きなものが好ましい。そのためには、上記のものを用い
ることもできるが、より好ましくはディスクミルを用い
る。ディスクミルは従来分析用試料を得るための粉砕装
置として使用されてきていた。本発明者らは、これを物
質合成のために使用することを提案するものである。通
常、ディスクミルはベッセル、リング、ストーンの3種
の組合せから構成され、ベッセルの容積として、50c
c、100ccなどがある。材質は、タングステンカー
バイド、ステンレス、アルミナ、ジルコニアなどがあ
る。
【0023】ディスクミルに仕込む粉体の量は、必ずし
も規定されないが、ベッセル容積の30体積%前後が好
ましい。メカニカルアロイングを行う時間は仕込んだ酸
化鉄が殆ど消費されるまでの時間であり、原料の種類に
も依存するが、例えば20〜60分間が例示される。
【0024】メカニカルアロイングにおける雰囲気ガス
圧力については、特に限定はない。またガス成分につい
ても、特に限定はされず、不活性ガス、酸素、窒素或い
はその混合ガスなどが例示される。メカニカルアロイン
グの際の温度についても特に限定はなく、通常、室温で
実施される。
【0025】本発明において熱処理とは、β相二珪化鉄
の分解温度以下において一定時間保持することをいう。
置換用金属元素によって異なるが、例えば、850〜9
50℃の温度範囲が挙げられる。この熱処理には、冷間
プレスしたものの焼成、ホットプレス、熱間静水圧プレ
スなどが含まれる。
【0026】熱処理の雰囲気は真空下が好ましく、不活
性ガス、窒素、酸素或いはその混合ガスなども用いられ
る。
【0027】
【実施例】以下に実施例によって本発明をさらに詳細に
例示するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもの
ではない。また、以下の実施例において、熱処理された
形成体または粉末のX線回折(CuKα線)によるε相
の存在割合は、β相(2θ=29.1)の回折強度を1
00としたときのε相(2θ=45.2)の回折強度の
割合を百分率表示したものである。
【0028】実施例1 三二酸化鉄粉末(高純度化学(株)製Fe2O3、純度99.
9%、1μm)16.30g、マンガン粉末(フルウチ
化学(株)製、純度99.9%、粒径300メッシュ以
下)0.59gとシリコン粉末(レアメタリック社製、
純度99.99%、粒径150メッシュ以下)18.1
2gをディスクミル(Herzog社製、ベッセル10
0cc、タングステンカーバイド製)に仕込み(Fe:
Mn:Si=0.95:0.05:3.0)、窒素置換後
に、15分間ずつ3回メカニカルアロイング処理をし
た。得られた粉末をアルゴン中で900℃、2時間焼成
し、再度ディスクミルに仕込んで、窒素置換後に15分
間ずつ3回メカニカルアロイング処理をした。得られた
粉末8.00gをホットプレス機にて直径20mm、高
さ9mmに成形した(900℃、2時間、圧力1.0t
/cm2、雰囲気アルゴン)。得られた成形体の組成は
X線回析からβ相を主成分として、ε相は23%であ
り、微量のSiO2が検出された。また成形体の密度は2.
743g/cm2、700℃における熱起電力(低温側
99℃)は162mVであった。
【0029】実施例2 実施例1において、三二酸化鉄の代わりに四三酸化鉄粉
末(高純度化学(株)製Fe3O4、99.9%、80メッシ
ュ以下)16.00gを用い、マンガン粉末0.60g、
シリコン粉末18.39gを用いたこと(Fe:Mn:
Si=0.95:0.05:3.0)以外は実施例1と同
様にして成形体を得た。得られた成形体の組成はX線回
折からβ相を主成分とし、ε相は16%であり、微量の
Siが検出された。また成形体の密度は2.582g/c
3、700℃における熱起電力(低温側51℃)は1
69mVであった。
【0030】比較例1(メカニカルアロイング処理をし
ない例) 実施例2と同様に原料粉末を秤量し、ガラスビーカー中
でよく混合した後、粉末8.00gを実施例2と同様に
ホットプレス機にて成形した。得られた成形体の組成は
SiとFe2SiO4であり、珪化鉄は生成しなかった。成形体
の密度は2.731g/cm3であった。
【0031】比較例2(酸化鉄の代わりに鉄を用いる
例) 鉄粉末(高純度化学(株)製、純度99.9%、粒径3
00メッシュ以下)14.78g、マンガン粉末1.44
g、シリコン粉末18.78gをディスクミルに仕込み
(Fe:Mn:Si=0.91:0.09:2.3)、窒
素置換後に、15分間ずつ3回メカニカルアロイング処
理をした。得られた粉末8.00gをホットプレス機に
て直径20mm,高さ9mmに成形した(900℃、2
時間、圧力1.0t/cm2、雰囲気アルゴン)。得られ
た成形体の組成はX線回折からβ相を主成分として、ε
相は1%であり、SiO2は検出されなかった。また成
形体の密度は3.805g/cm3、700℃における熱
起電力(低温側67℃)は、153mVであった。
【0032】
【発明の効果】本発明方法によれば、高温溶融を要せ
ず、また熱処理も比較的低温でよいために生産効率が著
しく向上し、安価な原料を用いることができる。また、
得られた二珪化鉄はε相が少なく、熱起電力が高いもの
であり、熱電特性材料として好適なものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C23C 26/00 C23C 26/00 C H01L 35/14 H01L 35/14

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】酸化鉄とシリコンとを含む粉末をメカニカ
    ルアロイングし、次いで熱処理することを特徴とするβ
    相二珪化鉄の製造方法。
  2. 【請求項2】酸化鉄とシリコンとを含む粉末における鉄
    とシリコンの原子比が、1:2.2を超え1:3.5以下
    であることを特徴とする請求項1記載のβ相二珪化鉄の
    製造方法。
  3. 【請求項3】原料の酸化鉄またはシリコンの一部分の代
    りに置換用金属元素が添加された原料を用いることを特
    徴とする請求項1または2記載のβ相二珪化鉄の製造方
    法。
  4. 【請求項4】メカニカルアロイングを、ディスクミルを
    用いて行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
    記載のβ相二珪化鉄の製造方法。
JP9045939A 1997-02-28 1997-02-28 二珪化鉄の製造方法 Pending JPH10237671A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004024626A1 (ja) * 2002-09-11 2004-03-25 Nikko Materials Co., Ltd. 珪化鉄粉末及びその製造方法
KR100753332B1 (ko) * 2002-09-11 2007-08-29 닛코킨조쿠 가부시키가이샤 규화철 분말 및 그 제조방법
US7972583B2 (en) 2002-09-11 2011-07-05 Jx Nippon Mining & Metals Corporation Iron silicide sputtering target and method for production thereof

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