JPH10237653A - 真空処理装置 - Google Patents

真空処理装置

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JPH10237653A
JPH10237653A JP9058517A JP5851797A JPH10237653A JP H10237653 A JPH10237653 A JP H10237653A JP 9058517 A JP9058517 A JP 9058517A JP 5851797 A JP5851797 A JP 5851797A JP H10237653 A JPH10237653 A JP H10237653A
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JP
Japan
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substrate
elevating
vacuum processing
susceptor
insulating member
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Withdrawn
Application number
JP9058517A
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English (en)
Inventor
Susumu Arai
進 新井
Kuniaki Kurokawa
邦明 黒川
Koichi Fukuda
航一 福田
Seitetsu Kin
聖哲 金
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FURONTETSUKU KK
Frontec Inc
Ulvac Inc
Original Assignee
FURONTETSUKU KK
Frontec Inc
Ulvac Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】基体を支持する部材に電圧を印加した状態で基
体に対する処理を行う真空処理装置において、基体を昇
降させるための部材と真空処理槽との間の異常放電を防
止する。 【解決手段】真空処理槽2内に、基板5を支持するサセ
プタ6と、サセプタ6と電気的に接続された状態で基板
5を昇降させる基板昇降ピン14A、14Bを有する。
基板昇降ピン14A、14Bはサセプタ6を貫通して上
下動自在に配設される。基板5に対してプラズマ処理を
行う際、高周波電源13からサセプタ6に高周波電圧が
印加される。絶縁部材16A、16Bは、部分的に重な
りあった状態で上下方向に相対移動可能な一対の筒状絶
縁部材から構成される。絶縁部材16A、16Bによっ
て、サセプタ6から基板昇降ピン14A、14Bが露出
する部分を覆うように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、真空中で基体に対
して処理を行うための真空処理装置に関し、特に基体に
高周波の電圧を印加してプラズマ処理を行う真空処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4に、この種の真空処理装置の従来例
の概略構成を示す。図4に示すように、このプラズマC
VD装置101は、本体103とガスシャワーヘッド1
04によって気密空間が構成され図示しない真空排気系
に接続された真空処理槽102を有し、この真空処理槽
102内に処理すべき基板105を加熱及び支持するた
めの基部106aと載置部106bとから構成されるサ
セプタ106が配置される。
【0003】ガスシャワーヘッド104は、絶縁体10
7を介して本体103上に載置され、その上部に成膜ガ
スを導入するためのガス導入部108が設けられる。そ
して、このガス導入部108から導入された成膜ガス
は、ガス導入板109を介して真空処理槽102内に導
かれる。また、ガスシャワーヘッド104は、高周波電
圧を印加して基板105上に成膜ガスのプラズマを発生
させるための高周波電源110が接続される。
【0004】サセプタ106には、基板105を昇降さ
せるための複数の基板昇降ピン114A、114Bが、
サセプタ106の載置部106bを貫通するように設け
られる。これらの基板昇降ピン114A、114Bは、
真空処理槽102の外部に延びる昇降棒120A、12
0Bを有する昇降機構115に取り付けられ、この昇降
部材115の上下動によって真空処理槽102の外部か
ら昇降しうるように構成される。
【0005】そして、これらの基板昇降ピン114A、
114Bを上下動させることにより、真空処理槽102
内に搬入された基板105をサセプタ106上に載置
し、また、成膜後において基板105を持ち上げて搬送
することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の真
空処理装置においては、薄膜の膜厚分布の均一化を図る
ため、基板105を支持するためのサセプタ106と基
板昇降ピン114A、114Bの電位を同一とすること
が望まれており、そのため、従来、基板昇降ピン114
A、114Bとして、サセプタ106と同様の金属から
なるものを用いている。また、薄膜の膜質の向上を図る
ため、図4に示すように、サセプタ106の基部106
aの下端部106cに高周波電源113を接続し、成膜
の際にサセプタ106を介して基板105にバイアス電
圧を印加することが行われている。
【0007】しかしながら、このような従来の真空処理
装置においては、サセプタ106に対して高周波電圧を
印加した場合に、基板昇降ピン114A、114Bやそ
の周囲に設けられた圧縮コイルばね120と真空処理槽
102の内部表面との間に異常放電が発生する場合があ
り、その結果として、膜厚分布の均一性が保たれないと
いう問題があった。
【0008】本発明は、このような従来の技術の課題を
解決するためになされたもので、基体を支持する部材に
電圧を印加した状態で基体に対する処理を行う真空処理
装置において、基体を昇降させるための部材と真空処理
槽との間の異常放電を防止することを目的とするもので
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、真空処理槽内で基体を支持
する基体支持部材と、該基体支持部材と電気的に接続さ
れた状態で上記基体を上記基体支持部材に対して昇降さ
せる基体昇降部材とを備え、上記基体に対して処理を行
う際、上記基体支持部材に電圧を印加するように構成さ
れた真空処理装置であって、上記基体昇降部材が上記基
体支持部材から露出する部分を覆うよう絶縁部材を設け
たことを特徴とする。
【0010】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、基体昇降部材が、基体支持部材を貫
通して上下動自在に配設され、絶縁部材が、互いに部分
的に重なりあった状態で上記基体昇降部材の移動方向に
相対移動可能な一対の筒状絶縁部材から構成されること
を特徴とする。
【0011】さらに、請求項3記載の発明は、請求項1
又は2のいずれか1項記載の発明において、真空処理槽
内に処理ガスを導入するためのガス導入手段と、基体上
にプラズマを発生させてプラズマ処理を行うためのプラ
ズマ処理手段とを備え、上記基体に対して処理を行う
際、基体支持部材に高周波電圧を印加するように構成し
たことを特徴とする。
【0012】このような構成を有する請求項1記載の発
明の場合、基体支持部材と電気的に接続された状態で基
体を昇降させる基体昇降部材に対し、基体支持部材から
露出する部分を絶縁部材で覆うようにしたことから、基
体に対して処理を行う際に、基体支持部材に電圧を印加
した場合であっても、基体昇降部材と真空処理槽の内面
との間において異常な放電が発生することはない。
【0013】この場合、請求項2記載の発明のように、
請求項1記載の発明において、基体昇降部材を、基体支
持部材を貫通して上下動自在に配設し、絶縁部材を、部
分的に重なりあった状態で基体昇降部材の移動方向に相
対移動可能な一対の筒状絶縁部材から構成すれば、複雑
な構成を採用することなく、基体昇降部材の露出する部
分を常に絶縁体で覆うことができる。
【0014】また、請求項3記載の発明のように、請求
項1又は2のいずれか1項記載の発明において、真空処
理槽内に処理ガスを導入するためのガス導入手段と、基
体上にプラズマを発生させてプラズマ処理を行うための
プラズマ処理手段とを備え、この基体に対して処理を行
う際、基体支持部材に高周波電圧を印加するように構成
すれば、例えば、プラズマCVD装置、プラズマエッチ
ング装置等のプラズマ処理を行う装置において、異常放
電を容易に防止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る真空処理装置
の好ましい実施の形態を図面を参照して詳細に説明す
る。
【0016】図1(a)(b)は、本発明の一実施の形
態としてのプラズマCVD装置の概略構成を示すもので
ある。図1に示すように、このプラズマCVD装置1
は、本体3とガスシャワーヘッド4によって気密空間が
構成される真空処理槽2を有し、この真空処理槽2内に
処理すべき基板(基体)5を加熱及び支持するためのサ
セプタ(基体支持部材)6が配置される。ここで、本体
3及びガスシャワーヘッド4は、ともに金属材料からな
り、また、本体3の下部は、排気口3aを介して図示し
ない真空排気系に接続されている。
【0017】ガスシャワーヘッド4は、本体3に対して
電気的に絶縁するための絶縁体7を介して本体3上に取
り付けられ、その上部に成膜ガスを導入するためのガス
導入部8が設けられる。そして、このガス導入部8から
導入された成膜ガスは、基板5の上方に位置するガス導
入板9を介して均一の状態で真空処理槽2内に導かれ
る。また、ガスシャワーヘッド4は、高周波電源10に
接続され、成膜時に高周波電圧を印加して基板5上に成
膜ガスのプラズマを発生させるように構成されている。
【0018】サセプタ6は、例えば、ハステロイ等の金
属材料からなり、棒状の基部6aと平板状の載置部6b
とから構成される。そして、図1(a)(b)に示すよ
うに、サセプタ6の基部6aは、真空処理槽2の本体3
の底部に絶縁部材11を介して固定された取付部材12
上に垂直に固定され、この取付部材11から下方に突出
する接続部分6cに高周波電源13が接続される。
【0019】なお、この取付部材11の近傍はOリング
等のシール部材によって密閉されるようになっている。
【0020】一方、サセプタ6の載置部6bは基部6a
の上部に設けられ、その内部に図示しないヒーターを有
している。そして、基板5を昇降させるための複数(例
えば4本)の基板昇降ピン14(14A、14B、基体
昇降部材)が、サセプタ6の載置部6bに対して垂直方
向に貫通するように設けられる。これらの基板昇降ピン
14A、14Bは、真空処理槽2の外部に設けた駆動手
段(図示せず)によって駆動される昇降機構15に連結
され、図1(a)に示すように、それぞれの上端に設け
た支持部140A、140Bがサセプタ6の載置部6b
から突出するように上下動可能に構成されている。
【0021】また、サセプタ6の載置部6bの下方から
突出する部分は、次のような絶縁部材16(16A、1
6B)によってその周囲が絶縁されるようになってい
る。
【0022】図2(a)(b)は、絶縁部材16の構成
及び動作を示すものである。図2に示すように、絶縁部
材16は、それぞれアルミナ(Al23)等の絶縁材料
からなる有底筒状(例えば、円筒形状)の一対の上側絶
縁部材17及び下側絶縁部材18から構成される。ここ
で、上側絶縁部材17は、その開口部を下に向けてサセ
プタ6の載置部6bの下面に底部17aが固定され、基
板昇降ピン14がこれを貫通して上下動方向に移動自在
となるように構成されている。
【0023】一方、下側絶縁部材18は、上側絶縁部材
17の内径より若干小さな外径を有し、その開口部を上
に向けて上側絶縁部材17の内部に配置される。この場
合、上側絶縁部材17の側壁17bの内面と下側絶縁部
材18の側壁18bの外面とが接触しないようにそれぞ
れの大きさが定められている。
【0024】そして、基板昇降ピン14の下端部に設け
られたネジ部14aが下側絶縁部材18の底部18bを
貫通して同じくアルミナ(Al23)等の絶縁材料から
なる固定部材19にネジ止めされ、これにより下側絶縁
部材18と基板昇降ピン14とが一体的に上下動するよ
うに構成されている。
【0025】また、下側絶縁部材18の内部には、圧縮
コイルばね20が基板昇降ピン14を取り囲むように配
され、図2(b)に示すように、上側絶縁部材17と下
側絶縁部材18とを互いに離れる方向に付勢するように
構成されている。
【0026】この場合、図1(a)及び図2(a)に示
すように、下側絶縁部材18が最も上昇して上側絶縁部
材17の底部17bの内面と当接した状態において、各
基板昇降ピン14A、14Bの上端の支持部140A、
140Bがサセプタ6の載置部6bの表面から突出して
基板5を持ち上げるように構成される。
【0027】一方、図1(b)に示すように、下側絶縁
部材18が最も下降すると、各基板昇降ピン14A、1
4Bの上端の支持部140A、140Bはサセプタ6の
載置部6bの表面と同じ高さとなり、これにより、基板
5はサセプタ6の載置部6b上に載置される。この状態
においては、図2(b)に示すように、上側絶縁部材1
7と下側絶縁部材18とが、その側壁17a、18aに
おいて互いに一部重なるようにそれぞれの長さが調整さ
れる。
【0028】なお、絶縁部材16の一例として、基板昇
降ピン14の直径を6mm程度とした場合には、上側絶
縁部材17の外径は22mm程度で内径は18mm程
度、下側絶縁部材18の外径は16mm程度で内径は1
2mm程度とすることが好ましい。
【0029】また、図2(b)に示す状態において、上
側絶縁部材17と下側絶縁部材18との重なる部分の長
さは少なくとも1mm程度あることが好ましい。
【0030】各基板昇降ピン14A、14Bは、上述し
た昇降機構15によって上下動するように構成される。
すなわち、各昇降棒21(21A、21B)の上端部に
例えばリング状の平板部材22が設けられ、この平板部
材22上に、下側絶縁部材18の下面に取り付けられた
固定部材19が固定される。そして、各昇降棒21A、
21Bは真空処理槽2の本体3の底部に設けた孔3bを
貫通して垂直下方に延び、図示しない駆動手段に連結さ
れるようになっている。
【0031】なお、真空処理槽2の底部に設けた各孔3
bの近傍及び各昇降棒21A、21Bの運動部分は、ベ
ローズ部材23によって密閉されている。
【0032】一方、本実施の形態においては、サセプタ
6の基部6aの周囲から載置部6b部の下面を覆うよう
に金属製のシールド部材24が設けられている。また、
サセプタ6の載置部6bの側面を覆うように絶縁材料か
らなる絶縁部材25が設けられる。これにより、サセプ
タ6と真空処理槽2の内面の間における異常放電を防止
するように構成されている。
【0033】かかる構成を有する本実施の形態におい
て、基板5上に薄膜を形成する場合には、図1(a)に
示すように、各基板昇降ピン14A、14Bを上昇させ
た状態で基板5を真空処理槽2内に搬入し、それぞれの
支持部140A、140Bによって基板5を支持する。
【0034】次いで、各昇降棒21A、21Bを下降さ
せることにより各基板昇降ピン14A、14Bを下降さ
せ、基板5をサセプタ6の載置部6b上に載置する。そ
して、図示しない真空ポンプを起動して排気口3aから
真空処理槽2内の真空排気を行い、さらに、サセプタ6
の載置部6b上に載置された基板5を加熱する。基板5
が所定温度に到達した時点で、ガス導入部8からガスシ
ャワーヘッド4を介して真空処理槽2内に成膜ガスを導
入する。
【0035】真空処理槽2内の圧力が所定の値で安定し
た時点で高周波電源10を起動し、ガスシャワーヘッド
4に例えば40MHz程度の高周波電圧を印加して成膜
ガスのプラズマを発生させる。その際、同時に高周波電
源13を起動し、基部6aの下端部側からサセプタ6に
1MHz程度の高周波電圧を印加すると、基板5に対し
形成されたシース電圧にこの高周波電圧が重畳され、プ
ラズマから基板5の表面上に照射されるイオンが制御さ
れる。その結果、このようなプラズマによりCVD反応
が進行し、反応生成物が基板5の表面に堆積されること
によって、成膜ガス中の元素を含む薄膜が基板5上に形
成される。
【0036】以上述べたように本実施の形態によれば、
基板昇降ピン14A、14Bのサセプタ6の載置部6b
から突出する部分が絶縁部材16A、16Bによって取
り囲まれているため、上述したようなCVD反応中にお
いてサセプタ6に高周波電圧を印加した場合であって
も、基板昇降ピン14A、14Bと真空処理槽2の内面
との間において異常放電が発生せず、基板5上において
膜厚分布の均一な薄膜を形成することができる。
【0037】図3は、本発明の絶縁部材16の他の例を
示すものである。図3に示すように、この絶縁部材16
Aの場合は、上述の実施の形態と逆に、上側絶縁部材3
0の側壁30aの外径よりも下側絶縁部材31の側壁3
1aの内径の方が大きくなるように構成されている。こ
の例においても、上述の実施の形態と同様に、上側絶縁
部材30と下側絶縁部材31とが接触しないように構成
され、また、下側絶縁部材31が最も下降した位置にお
いて、上側絶縁部材30と下側絶縁部材31が、その側
壁30a、31aにおいて互いに一部重なるようにそれ
ぞれの長さが調整される。その他の構成及び作用効果に
ついては、上述の実施の形態と同様である。
【0038】なお、本発明は上述の実施の形態に限られ
ることなく、種々の変更を行うことができる。例えば、
絶縁部材を構成する材料としては、アルミナ(Al
23)に限られず、炭化ケイ素(SiC)、フォルステ
ライト(2MgO・SiO2)、窒化ホウ素(BN)等の
種々の絶縁材料を用いることができる。
【0039】また、絶縁部材の形状、大きさについて
も、本発明を逸脱しない限り、すなわち、基体を昇降さ
せる部材の露出する部分を絶縁体で覆うことができる限
り、種々の変更が可能である。
【0040】さらに、処理すべき基体についても、Si
ウェハー、ガラス基板等の種々のものが含まれる。
【0041】さらにまた、本発明は、上述したプラズマ
CVD装置、プラズマエッチング装置に限らず、基体を
支持する部材に対して電圧を印加する真空処理装置であ
れば、例えば、スパッタリング装置等の種々の装置に適
用しうる。もっとも、本発明は、基体支持部材に対して
高周波電圧を印加するプラズマ処理装置において、特に
効果を奏するものである。
【0042】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、基
体に対してプラズマ処理等を行う際、基体支持部材に電
圧を印加した場合において、基体昇降部材と真空処理槽
の内面との間における異常放電を防止することができ
る。したがって、本発明によれば、特に、プラズマCV
D装置において、異常放電を防止して膜厚分布の均一な
成膜を行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る真空処理装置の一実施の形態とし
てのプラズマCVD装置の概略構成を示すもので、図1
(a)は、基板昇降ピンによって基板を持ち上げた状態
を示す図、図1(b)は、基板をサセプタ上に載置した
状態を示す図
【図2】同実施の形態の絶縁部材の構成及び動作を示す
もので、図2(a)は、下側絶縁部材が上限位置にある
場合を示す図、図2(b)は、下側絶縁部材が下限位置
にある場合を示す図
【図3】本発明の絶縁部材の他の例を示す概略構成図
【図4】従来の真空処理装置の概略構成図
【符号の説明】
1……真空処理装置 2……真空処理槽 4……ガ
スシャワーヘッド 5……基板(基体) 6(6
A、6B)……サセプタ(基体支持部材) 10、1
3……高周波電源 14(14A、14B)……基板
昇降ピン(基体昇降部材) 15……昇降機構 1
6(16A、16B)……絶縁部材 17……上側絶
縁部材 18……下側絶縁部材 19……固定部材
20……圧縮コイルばね 21……昇降棒
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年5月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】サセプタ106には、基板105を昇降さ
せるための複数の基板昇降ピン114A、114Bが、
サセプタ106の載置部106bを貫通するように設け
られる。これらの基板昇降ピン114A、114Bは、
真空処理槽102の外部に延びる昇降捧12A、12
Bを有する昇降機構115に取り付けられ、この昇降
部材115の上下動によって真空処理槽102の外部か
ら昇降しうるように構成される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 21/3065 H01L 21/31 C 21/31 H05H 1/46 A H05H 1/46 H01L 21/302 B (72)発明者 福田 航一 宮城県仙台市泉区明通三丁目31番地 株式 会社フロンテック内 (72)発明者 金 聖哲 宮城県仙台市泉区明通三丁目31番地 株式 会社フロンテック内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】真空処理槽内で基体を支持する基体支持部
    材と、 該基体支持部材と電気的に接続された状態で上記基体を
    上記基体支持部材に対して昇降させる基体昇降部材とを
    備え、 上記基体に対して処理を行う際、上記基体支持部材に電
    圧を印加するように構成された真空処理装置であって、 上記基体昇降部材が上記基体支持部材から露出する部分
    を覆うように絶縁部材を配設したことを特徴とする真空
    処理装置。
  2. 【請求項2】基体昇降部材が、基体支持部材を貫通して
    上下動自在に配設され、絶縁部材が、互いに部分的に重
    なりあった状態で上記基体昇降部材の移動方向に相対移
    動可能な一対の筒状絶縁部材から構成されることを特徴
    とする請求項1記載の真空処理装置。
  3. 【請求項3】真空処理槽内に処理ガスを導入するための
    ガス導入手段と、 基体上にプラズマを発生させてプラズマ処理を行うため
    のプラズマ処理手段とを備え、 上記基体に対して処理を行う際、基体支持部材に高周波
    電圧を印加するように構成したことを特徴とする請求項
    1又は2のいずれか1項記載の真空処理装置。
JP9058517A 1997-02-26 1997-02-26 真空処理装置 Withdrawn JPH10237653A (ja)

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