JPH10236661A - 荷の積込み方法 - Google Patents

荷の積込み方法

Info

Publication number
JPH10236661A
JPH10236661A JP5544797A JP5544797A JPH10236661A JP H10236661 A JPH10236661 A JP H10236661A JP 5544797 A JP5544797 A JP 5544797A JP 5544797 A JP5544797 A JP 5544797A JP H10236661 A JPH10236661 A JP H10236661A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
truck
load
loading
berth
landing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5544797A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3516198B2 (ja
Inventor
Nobuhiro Tanaka
信博 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP05544797A priority Critical patent/JP3516198B2/ja
Publication of JPH10236661A publication Critical patent/JPH10236661A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3516198B2 publication Critical patent/JP3516198B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Loading Or Unloading Of Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 荷の積込み方法において、荷を予定のトラッ
クに間違いなく積込むことを保証するとともに、ピッキ
ング生産性とトラック稼動効率を向上すること。 【解決手段】 荷1の積込み方法において、トラック3
の運転手が持参している伝票4のトラック番号を、該ト
ラック3が着床したバース15の設定盤(トラック着床
バース入力装置62)に入力し、荷1には、予め荷造り
した段階で、トラック番号を表示したラベル5が貼られ
ており、上記設定盤に入力したトラック番号データを基
準にして、該トラック番号に対応する荷1を、対応する
バース15へ搬送するもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、荷をトラック着床
バースにてトラックに積込む荷の積込み方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の荷の積込み方法は、物流倉庫でピ
ッキングした荷をトラック着床バースのプラットフォー
ムに置き、この荷をトラックに積込むこととしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来技術
には以下の問題点がある。 運転手がプラットフォームの荷をトラックに積込むと
き、荷とトラックとの照合を運転手の単なる注意に任せ
て行なうこととしており、荷を予定のトラックに間違い
なく積込むことの保証がない。
【0004】ピッキングした荷を直接トラックに積込
むこととしているので、トラックがバースに着床しない
とピッキングできない。この場合、ピッキングが終了す
るまでトラックはバースで待たなければならない。トラ
ックは、午前中配送して物流倉庫に戻り、午後ピッキン
グした荷を積込んで翌日の午前中配送するというよう
に、 1日 1回の配送しかできない。即ち、ピッキング生
産性とトラック稼動効率が悪い。
【0005】本発明の課題は、荷の積込み方法におい
て、荷を予定のトラックに間違いなく積込むことを保証
するとともに、ピッキング生産性とトラック稼動効率を
向上することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、荷をトラック着床バースにてトラックに積込む荷の
積込み方法において、荷造りした荷を荷保管場所に保管
しておくとともに、トラック運転手が持参している伝票
のバーコードを積込み管理制御部に読み込ませ、これに
よりフォーク作業員に荷保管位置を指示し、トラックの
運転手が持参している伝票のトラック番号を、該トラッ
クが着床したバースの設定盤に入力し、荷には、予め荷
造りした段階で、トラック番号を表示したラベルが貼ら
れており、上記設定盤に入力したトラック番号データを
基準にして、該トラック番号に対応する荷を、荷保管場
所から対応するバースへ搬送するようにしたものであ
る。
【0007】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の発明において更に、前記伝票のトラック番号に対応
する荷の取出しガイドをフォークリフトに表示し、この
表示に従ってフォークリフトを荷保管場所の荷保管位置
に誘導するようにしたものである。
【0008】請求項3に記載の本発明は、請求項1又は
2に記載の本発明において更に、前記伝票のトラック番
号を複数のトラック着床バースのいずれかに表示し、こ
の表示に従ってトラックをバースに誘導するようにした
ものである。
【0009】請求項4に記載の本発明は、請求項1〜3
のいずれかに記載の本発明において更に、前記トラック
へ荷を積込む荷積込装置を用い、トラックが着床したバ
ースを荷積込装置に表示し、この表示に従って荷積込装
置をトラック着床バースに誘導するようにしたものであ
る。
【0010】請求項1に記載の本発明によれば下記、
の作用がある。 トラックの運転手が持参している伝票のバーコードを
積込み管理制御部(積込み管理CPU)に読み込ませ、
これによりフォーク作業員に荷保管位置を指示するよう
にした。従って、トラックの運転手が事務所等の積込み
管理CPUに伝票バーコードを読み込ませることで、す
ぐに現場のフォーク作業員が先行して荷を荷保管位置か
ら取出すことができ、運転手がトラックを運転して現場
(積込みステーション)に行ったときには既に荷保管位
置から取出された荷が準備されているので、運転手は待
たずに荷をトラックに積込める。
【0011】そしてまた、トラックの運転手が伝票のト
ラック番号を該トラックの着床バースの設定盤に入力す
ることにより、トラック番号に対応するラベルの表示さ
れている荷を、該トラックの着床バースに搬送すること
としている。従って、荷は予定のトラック番号のトラッ
クに間違いなく誘導され、トラック番号単位の荷の正確
な積込みを保証できる。
【0012】荷は一旦パレット(或いはコンテナ)等
に荷造りして荷保管場所に保管しておくので、トラック
が着床していなくてもピッキングでき、ピッキング生産
性を向上できる。そして、予め時間をかけてピッキング
した荷を、トラックが着床したときに一斉に積込むの
で、トラックを待たせることなく積込みでき、トラック
稼動効率も向上できる。例えば、トラックは、朝荷を積
込んで配送に出発し昼までに配送を終えて物流倉庫に戻
る。そして、朝から昼までの午前中にピッキングしてあ
る荷を積込み、午後の配送を行なう。昼から夕方までの
午後にピッキングした荷は、翌日の午前中に配送され
る。従って、トラックは 1日 2回の配送ができる。
【0013】請求項2に記載の本発明によれば下記の
作用がある。 フォークリフトは、伝票のトラック番号に対応する荷
の取出しガイド表示に従って、荷保管場所の当該荷の荷
保管位置に誘導される。従って、フォークリフトの運転
作業性を向上できる。
【0014】請求項3に記載の本発明によれば下記の
作用がある。 トラックは、複数のトラック着床バースのいずれかに
表示された当該トラックのトラック番号の表示に従っ
て、当該バースに誘導される。従って、トラックの運転
作業性を向上できる。
【0015】請求項4に記載の本発明によれば下記の
作用がある。 荷積込装置は、トラックが着床したバースの表示に従
って、当該バースに誘導される。従って、荷積込装置の
運転作業性を向上できる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は荷積込み場のレイアウトを
示す模式図、図2は積込み伝票を示す模式図、図3は荷
と積込みラベルを示す模式図、図4は荷積込装置を示す
模式図、図5は荷積込装置の機上制御盤を示す模式図、
図6はトラック着床ガイド表示装置を示す模式図、図7
はトラック着床バース入力装置を示す模式図、図8は荷
積込み手順を示す模式図、図9は荷積込み手順を示す流
れ図である。
【0017】(荷積込み場10)(図1〜図3) 荷積込み場10は、図1に示す如く、物流倉庫に付帯し
て設けられ、ムーブラック11(荷保管場所)、フォー
クリフト12、荷積込装置14、複数のトラック着床バ
ース15(15A、15B)を有している。物流倉庫で
ピッキングされた荷1は、図3に示す如くのパレット荷
姿(パレット2)でムーブラック11のいずれかの荷保
管位置に保管された後、フォークリフト12により荷積
込装置14に搬送され、荷積込装置14からいずれかの
トラック着床バース15に着床しているトラック3に積
込まれ、配送される。
【0018】積込み管理CPU(積込み管理制御部)1
6は、トラック3の運転手が持参している積込み伝票4
(図2)(トラック番号、トラック番号バーコード、配
送方面名、コース名を印字)のバーコードをバーコード
リーダ21により読み取り、これに従って、フォークリ
フト12、トラック着床バース15を制御する。また、
荷1は、予めパレット荷姿に荷造りされた段階で積込み
ラベル5(図3)(トラック番号、トラック番号バーコ
ード、配送方面名、コース名を印字)のバーコードを荷
積込装置14に付帯してある後述のコンベヤ13の側傍
のバーコードリーダ22により読み取られ、これに従っ
て荷積込装置14を制御する。また、積込み伝票4のバ
ーコードはトラック着床バース15(15A、15B)
のバーコードリーダ23により読み取られ、後述する如
く、トラック3が着床したバース15を荷積込装置14
に表示する。
【0019】以下、ムーブラック11、フォークリフト
12、荷積込装置14、トラック着床バース15のそれ
ぞれについて詳述する。
【0020】(ムーブラック11)(図1) ムーブラック11は、図1に示す如く、複数列をなして
互いに移動できるラックからなり、それらの荷保管位置
のそれぞれに荷1を保管する。荷1には前述の積込みラ
ベル5が貼り付けられている。ムーブラック11は、 1
個の荷保管位置に 1個の親パレット荷姿の親荷1A、も
しくは 2個の子パレット荷姿(子パレットは親パレット
の半分サイズ)の子荷1Bを保管できる。
【0021】(フォークリフト12)(図1) フォークリフト12は、図1に示す如く、ムーブラック
11から取出された荷を荷積込装置14の後述する搬入
ステーション13Aに搬送する。荷積込み場10に到着
したトラック3の運転手が持参している前述の伝票4が
積込み管理CPU16のバーコードリーダ21に読み取
られると、当該伝票4のトラック番号に対応する荷1
(当該トラック3に積込むべき荷1)の取出しガイド
が、ムーブラック11の近くのフォークリフト12に表
示される。フォーク作業員は、これに従ってム−ブラッ
ク11から必要な荷1を取出し、この荷1を荷積込装置
14の後述する搬入ステーション13Aに搬送する。
【0022】(荷積込装置14)(図1、図4、図5) 荷積込装置14は、図1に示す如く、横L字型コンベヤ
(積込みステーション)13を付帯的に備え、コンベヤ
13は、右上凸部にムーブラック11からの荷1の搬入
ステーション13A、中央部に荷積込装置14への荷1
の搬出ステーション13B、左横部に空パレット2のパ
レット払い出しステーション13C、右横部に間違った
荷1の荷払い出しステーション13Dを備えている。コ
ンベヤ13は搬入ステーション13Aから搬出ステーシ
ョン13Bへの搬送経路の側傍に前述のバーコードリー
ダ22を備えている。
【0023】コンベヤ13は、ムーブラック11から搬
入ステーション13Aに搬入された荷1を搬出ステーシ
ョン13Bへ移動し、この荷1をプッシャ31によりパ
レット2の上から荷積込装置14へ押出し移載する。プ
ッシャ31は、親パレットの半分サイズの押し板31
A、31Aを 2枚備え、各押し板31Aを独立に駆動す
る。プッシャ31は、 2個の押し板31A、31Aによ
り親パレット荷姿の親荷1Aを、 1個の押し板31Aに
より子パレット荷姿の子荷1Bを押出し可能とする。
【0024】荷積込装置14は、図4に示す如く、コン
ベヤ13の搬出ステーション13Bからトラック着床バ
ース15に着床したトラック3の荷台積込み端に沿って
走行する走行体41を備え、走行体41をレール42に
載せて自走可能とする。荷積込装置14は、走行体41
の上でトラック3の荷台長手方向に駆動され得る載荷台
車43を備える。荷積込装置14は、載荷台車43に傾
動自在なマストフレーム44を備え、マストフレーム4
4に昇降自在の昇降フレーム45を備え、昇降フレーム
45にプッシャ装置46と載荷ベース47を備えてい
る。プッシャ装置46は、載荷ベース47の上の荷1を
トラック3の荷積込み位置に向けて押込む。このとき、
載荷ベース47は、昇降フレーム45に固定のベースプ
レート47Aとベースプレート47Aにスライド自在な
スライドプレート47Bとからなり、プッシャ装置46
が荷1を押込むとき、スライドプレート47Bはベース
プレート47Aから引き出されて荷1を載せた状態でト
ラック3の荷積込み位置に進入できる。また、荷積込装
置14はベースプレート47Aから引き出されたスライ
ドプレート47Bを引き戻すチェーン48とその巻取装
置49を有している。これにより、荷積込装置14は、
プッシャ31により搬出ステーション13Bの上のパレ
ット2から押出される荷1を載荷ベース47のスライド
プレート47Bに受取り、この荷1が積込まれるべきト
ラック3が着床しているバース15まで自走する。そし
て、載荷台車43により載荷ベース47をトラック3の
荷台に挿入した後、プッシャ装置46により荷1を押出
し、この荷1をスライドプレート47Bとともにトラッ
ク3の荷積込み位置に押込み、プッシャ装置46をその
ままの位置に保持して巻取装置49によりスライドプレ
ート47Bを引き戻し、荷1だけをトラック3の荷積込
み位置に降ろす。その後、プッシャ装置46を縮めると
ともに、載荷台車43を元の位置まで戻し、コンベヤ1
3の搬出ステーション13Bに戻る。
【0025】ここで、荷積込装置14の機上制御盤50
は、図5に示す如く、積込み予定トラック番号表示部5
1、トラック番号不一致表示ボタン52、子パレット停
止位置合わせボタン53、親パレット用プッシャ選択ボ
タン54A、子パレット用プッシャ選択ボタン54B、
着床トラック番号表示部55A、55B、トラック着床
バース表示ボタン56A、56B等を備える。
【0026】積込み予定トラック番号表示部51は、コ
ンベヤ13の側傍のバーコードリーダ22が読取った荷
1に貼り付けられている積込みラベル5に記載の荷積込
み予定トラック番号を表示する。バース15に着床して
いるトラック3のトラック番号は制御盤50に転送され
るから、バース15に着床しているトラック番号と積込
み予定トラック番号表示部51の表示トラック番号とが
違う場合には、トラック番号不一致表示ボタン52が点
灯して積込み作業員に知らせる。この予定トラック番号
と不一致の荷1は、コンベヤ13の荷払い出しステーシ
ョン13Dから払い出される。
【0027】子パレット停止位置合わせボタン53は、
コンベヤ13の搬出ステーション13Bに導入される荷
1が子パレットの場合、搬出ステーション13Bにおけ
る子荷1Bの停止位置を荷積込装置14の積込み先端側
位置に合致させる。バーコードリーダ22による積込み
ラベル5の読み取り結果により、荷1が子パレットであ
れば、子パレット停止位置合わせボタン53が点灯して
積込み作業員に知らせる。
【0028】親パレット用プッシャ選択ボタン54A、
子パレット用プッシャ選択ボタン54Bは、コンベヤ1
3の搬出ステーション13Bに導入される荷1が親パレ
ットか子パレットかにより、 2個の押し板31A、31
Aを作動させるか、 1個の押し板31Aだけを作動させ
るか選択可能とする。バーコードリーダ22による積込
みラベル5の読み取り結果により、荷1が親パレットで
あれば親パレット用プッシャ選択ボタン54Aが、荷1
が子パレットであれば子パレット用プッシャ選択ボタン
54Bが点灯し、それぞれ積込み作業員に知らせる。
【0029】トラック着床バース表示ボタン56A、5
6Bは、荷1を積込むべきトラック3が着床しているバ
ース15(15A又は15B)を表示する。トラック3
が着床したバース15A又は15Bのバーコードリーダ
23が読み取った積込み伝票4のトラック番号が当該バ
ース15A又は15Bに対応する着床トラック番号表示
部55A、55Bに表示されるとともに、当該バース1
5A又は15Bに対応するトラック着床バース表示ボタ
ン56A、56Bを点灯する。積込み作業員が点灯して
いるトラック着床バース表示ボタン56A、56Bを押
すと、荷積込装置14はそのバース15A又は15Bま
で移動する。
【0030】荷積込装置14の制御盤50では、順次、
押すべきボタン52、53、54A、54B、56A、
56Bが点灯するので、積込み作業員は安全を確認しな
がらボタンを押すことで、積込み作業を迅速確実に行な
うことができる。
【0031】(トラック着床バ−ス15)(図1、図
6、図7) トラック着床バース15は、図1に示す如く、複数のバ
ース15A、15Bを有している。トラック着床バース
15は、各バース15A、15Bにトラック着床ガイド
表示装置61を備えている(図6)。トラック3の運転
手が持参した積込み伝票4をバーコードリーダ21で読
み取った積込み管理CPU16は、複数のバース15
A、15Bのいずれかのトラック着床ガイド表示装置6
1に積込み予定トラック番号を表示する。運転手は、こ
のトラック着床ガイド表示装置61の表示をみてトラッ
ク3を当該バース15A又は15Bに位置付ける。
【0032】トラック着床バース15は各バース15
A、15Bにトラック着床バース入力装置62(図7)
を備えている。トラック着床ガイド表示装置61の表示
により誘導されてバース15A、15Bのいずれかにト
ラック3を着床した運転手は、その積込み伝票4をトラ
ック着床バース入力装置62のバーコードリーダ23で
読ませ、結果として、どのトラック3がどのバース15
A、15Bに着床したかを荷積込装置14の制御盤50
に知らせる。荷積込装置14は、トラック着床バース入
力装置62の入力に対応する前述したトラック着床バー
ス表示ボタン56A、56Bの点灯表示により、対応す
るバース15A、15Bに誘導せしめられる。トラック
着床バース入力装置62は、積込み管理CPUから予定
トラック番号を伝達されており、バーコードリーダ23
の読み取り結果がその予定トラック番号と異なれば、こ
れを表示できる。
【0033】以下、荷積込み場10における荷積込み手
順について説明する(図8、図9)。尚、図8の例は、
トラック3が 1枚半のパレット荷姿、即ち、親パレット
の親荷1Aと、子パレットの子荷1Bとを積込み可能と
するとき、A号車にA親荷とA子荷、B号車にB親荷と
B子荷を積込むものである。このとき、A子荷はC子荷
と一緒に同一のパレット2に積まれてムーブラック11
に保管されているので、A子荷を荷積込装置14の側に
移載した後、C子荷が残っているパレット2を一旦荷払
い出しステーション13Dから払い出して次のB号車の
荷Bを積込むこととしている。
【0034】(1) A号車が荷積込み場10に到着したと
き、A号車の運転手が持参している積込み伝票4が積込
み管理CPU16のバーコードリーダ21に読み込まれ
る。これにより、積込み管理CPU16は、ムーブラッ
ク11の近くのフォークリフト12にそのA号車に積む
べき荷1(A親荷、A子荷)のムーブラック11におけ
る保管位置をガイド表示する。フォーク作業員はこれに
従って、荷1を取出し、コンベヤ13の搬入ステーショ
ン13Aにおく(図8(A))。
【0035】(2) フォークリフト12がコンベヤ13の
搬入ステーション13Aに置いた荷1(A親荷、A子
荷)は、搬出ステーション13Bまで搬送される。この
搬送途中でバーコードリーダ22が荷1に貼り付けてあ
る積込みラベル5のバーコードを読み取る。このバーコ
ードリーダ22の読み取り結果は、荷積込装置14の制
御盤50に伝達される。
【0036】(3) 他方、積込み管理CPU16は、トラ
ック着床バース15のいずれかのバース15A、15B
(図8の例では15A)のトラック着床ガイド表示装置
61に積込み予定トラック番号を表示する。トラック3
の運転手は、このトラック着床ガイド表示装置61の表
示をみて、トラック3を当該表示装置61のバース15
Aに位置付ける(図8(A))。そして、運転手は、積
込み伝票4をバース15Aのトラック着床バース入力装
置62のバーコードリーダ23に読み取らせて、荷積込
装置14の制御盤50に、どのトラック3がどのバース
15A、15Bに着床したかを知らせる。
【0037】(4) 荷積込装置14の制御盤50は、上記
(2) で伝達された積込みラベル5のデータと、上記(3)
で伝達された積込み伝票4のデータを照合し、コンベヤ
(積込みステーション)13に到着した荷1(A親荷、
A子荷)とトラック着床バース15に着床したトラック
3とが合致する場合、荷1を荷積込装置14に移載して
どのバース15(図8の例では15A)に積込むかを制
御盤50の前述したボタン表示によりガイド表示し、荷
1をバース15Aに着床している予定のトラック3に積
込む。
【0038】このとき、先ずA親荷がムーブラック11
からコンベヤ13、荷積込装置14を経てバース15A
のトラック3に積込まれ(図8(A)、(B))、続い
てA子荷がムーブラック11からコンベヤ13、荷積込
装置14を経てバース15Aのトラック3に積込まれる
(図8(C)、(D))。尚、A子荷と同一のパレット
2に積込まれていたC子荷が載っているパレット2は、
前述の如く荷払い出しステーション13Dから払い出さ
れる。
【0039】尚、コンベヤ13(積込みステーション)
に到着した荷1とトラック着床バース15に着床したト
ラック3とが不一致であれば、この荷1は荷払い出しス
テーション13Dから払い出される。これも荷積込装置
14の制御盤50において前述の如くボタン表示され
る。
【0040】(5) 上記(1) のA号車の後に荷積込み場1
0に到着したB号車についても、A号車における上記
(1) 〜(4) と同様の手順がなされ、B親荷がムーブラッ
ク11からコンベヤ13、荷積込装置14を経てバース
15Bのトラック3に積込まれ(図8(A))、B子荷
がムーブラック11からコンベヤ13、荷積込装置14
を経て、バース15Bのトラック3に積込まれる(図8
(F))。
【0041】従って、本実施形態によれば、以下の如く
の作用がある トラック3の運転手が持参している伝票のバーコード
を積込み管理CPU16に読み込ませ、これによりフォ
ーク作業員に荷保管位置を指示するようにした。従っ
て、トラックの運転手が事務所等の積込み管理CPU1
6に伝票バーコードを読み込ませることで、すぐに現場
のフォーク作業員が先行してム−ブラック11の荷保管
位置から荷1を取出すことができ、運転手がトラック3
を運転して現場(積込みステーション)に行ったときに
は既に荷保管位置から取出された荷1が準備されている
ので、運転手は待たずに荷1をトラック3に積込める。
【0042】そしてまた、トラック3の運転手が伝票の
トラック番号を該トラック3の着床バース15のトラッ
ク着床バース入力装置62に入力することにより、トラ
ック番号に対応するラベル5の表示されている荷を、該
トラック3の着床バース15に搬送することとしてい
る。従って、荷は予定のトラック番号のトラック3に間
違いなく誘導され、トラック番号単位の荷の正確な積込
みを保証できる。
【0043】荷は一旦パレット(或いはコンテナ)等
に荷造りしてムーブラック11に保管しておくので、ト
ラック3が着床していなくてもピッキングでき、ピッキ
ング生産性を向上できる。そして、予め時間をかけてピ
ッキングした荷を、トラック3が着床したときに一斉に
積込むので、トラック3を待たせることなく積込みで
き、トラック稼動効率も向上できる。例えば、トラック
3は、朝荷を積込んで配送に出発し昼までに配送を終え
て物流倉庫に戻る。そして、朝から昼までの午前中にピ
ッキングしてある荷を積込み、午後の配送を行なう。昼
から夕方までの午後にピッキングした荷は、翌日の午前
中に配送される。従って、トラック3は 1日 2回の配送
ができる。
【0044】フォークリフト12は、伝票4のトラッ
ク番号に対応する荷の取出しガイド表示に従って、ムー
ブラック11の当該荷の荷保管位置に誘導される。従っ
て、フォークリフト12の運転作業性を向上できる。
【0045】トラック3は、複数のトラック着床バー
ス15のいずれかにおいてトラック着床ガイド表示装置
61に表示された当該トラック3のトラック番号の表示
に従って、当該バース15に誘導される。従って、トラ
ック3の運転作業性を向上できる。
【0046】荷積込装置14は、トラック着床バース
表示ボタン56A、56Bによるトラック3が着床した
バース15の表示に従って、当該バース15に誘導され
る。従って、荷積込装置の運転作業性を向上できる。
【0047】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。
【0048】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、荷の積込
み方法において、荷を予定のトラックに間違いなく積込
むことを保証するとともに、ピッキング生産性とトラッ
ク稼動効率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は荷積込み場のレイアウトを示す模式図で
ある。
【図2】図2は積込み伝票を示す模式図である。
【図3】図3は荷と積込みラベルを示す模式図である。
【図4】図4は荷積込装置を示す模式図である。
【図5】図5は荷積込装置の機上制御盤を示す模式図で
ある。
【図6】図6はトラック着床ガイド表示装置を示す模式
図である。
【図7】図7はトラック着床バース入力装置を示す模式
図である。
【図8】図8は荷積込み手順を示す模式図である。
【図9】図9は荷積込み手順を示す流れ図である。
【符号の説明】
1 荷 3 トラック 4 積込み伝票 5 積込みラベル 10 荷積込み場 11 ムーブラック(荷保管場所) 12 フォークリフト 14 荷積込装置 15 トラック着床バース 16 積込み管理CPU 21、22、23 バーコードリーダ 50 制御盤 56A、56B トラック着床バース表示ボタン 61 トラック着床ガイド表示装置 62 トラック着床バース入力装置(設定盤)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷をトラック着床バースにてトラックに
    積込む荷の積込み方法において、 荷造りした荷を荷保管場所に保管しておくとともに、 トラック運転手が持参している伝票のバーコードを積込
    み管理制御部に読み込ませ、これによりフォーク作業員
    に荷保管位置を指示し、 トラックの運転手が持参している伝票のトラック番号
    を、該トラックが着床したバースの設定盤に入力し、 荷には、予め荷造りした段階で、トラック番号を表示し
    たラベルが貼られており、 上記設定盤に入力したトラック番号データを基準にし
    て、該トラック番号に対応する荷を、荷保管場所から対
    応するバースへ搬送することを特徴とする荷の積込み方
    法。
  2. 【請求項2】 前記伝票のトラック番号に対応する荷の
    取出しガイドをフォークリフトに表示し、この表示に従
    ってフォークリフトを荷保管場所の荷保管位置に誘導す
    る請求項1記載の荷の積込み方法。
  3. 【請求項3】 前記伝票のトラック番号を複数のトラッ
    ク着床バースのいずれかに表示し、この表示に従ってト
    ラックをバースに誘導する請求項1又は2記載の荷の積
    込み方法。
  4. 【請求項4】 前記トラックへ荷を積込む荷積込装置を
    用い、トラックが着床したバースを荷積込装置に表示
    し、この表示に従って荷積込装置をトラック着床バース
    に誘導する請求項1〜3のいずれかに記載の荷の積込み
    方法。
JP05544797A 1997-02-25 1997-02-25 荷の積込み方法 Expired - Fee Related JP3516198B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05544797A JP3516198B2 (ja) 1997-02-25 1997-02-25 荷の積込み方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05544797A JP3516198B2 (ja) 1997-02-25 1997-02-25 荷の積込み方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10236661A true JPH10236661A (ja) 1998-09-08
JP3516198B2 JP3516198B2 (ja) 2004-04-05

Family

ID=12998863

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05544797A Expired - Fee Related JP3516198B2 (ja) 1997-02-25 1997-02-25 荷の積込み方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3516198B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108750715A (zh) * 2018-06-07 2018-11-06 北京云集未来智能科技有限公司 一种装车机器人及自动机器人装车系统

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108750715A (zh) * 2018-06-07 2018-11-06 北京云集未来智能科技有限公司 一种装车机器人及自动机器人装车系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP3516198B2 (ja) 2004-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5303914B2 (ja) 自動倉庫の仕分けシステム
JPH0336199A (ja) 物品格納設備
JP2010052878A (ja) ピッキングシステム
JP4817240B2 (ja) 倉庫管理システム
JP3516198B2 (ja) 荷の積込み方法
JPS60236910A (ja) 出荷作業方式
JP4029659B2 (ja) 物品保管設備
JP3937782B2 (ja) ピッキング設備
JP2001220002A (ja) 自動搬送システム
JP5196223B2 (ja) 物品処理システム
JP4949869B2 (ja) コラムの段積み順検出装置
JP2000109206A (ja) 商品仕分けシステム
JP2002037422A (ja) 物流設備
JPH1017120A (ja) 資材、製品倉庫管理・制御装置及び資材、製品出入庫方法
JP2003201004A (ja) 物品管理装置
JP2003137407A (ja) 部品供給システム
JP6379459B2 (ja) 倉庫システム
JPH11292219A (ja) 物品収納設備
JPH01303208A (ja) 物品仕分け設備
JP2007022699A (ja) 入出庫システム
JP4151364B2 (ja) ケース体保管方法およびケース体保管設備
JP2002167014A (ja) 自動倉庫および自動倉庫の出庫方法
JP2927569B2 (ja) 荷積方法
JP3677830B2 (ja) 搬送システムにおける作業指示装置
JPH09315519A (ja) 物品保管設備

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20040106

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20040108

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090130

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 5

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090130

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100130

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110130

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees