JPH10236533A - 連接袋状緩衝パッドとその製造方法 - Google Patents
連接袋状緩衝パッドとその製造方法Info
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- JPH10236533A JPH10236533A JP9040711A JP4071197A JPH10236533A JP H10236533 A JPH10236533 A JP H10236533A JP 9040711 A JP9040711 A JP 9040711A JP 4071197 A JP4071197 A JP 4071197A JP H10236533 A JPH10236533 A JP H10236533A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】温度変化が大きくても逆止弁の信頼性が高くエ
ア密封後のよじれのない連接袋状緩衝パッドを、低温低
圧のラミネート用ロールの使用により、連続一貫生産に
より低原価で製造する。 【解決手段】 片面に空気室8の接着防止層10を印刷
した合成樹脂製第1外枠フィルム1上に、逆止弁5と辺
縁部7を除く他のエリア及び空気注入口4に接着防止層
10が片面印刷された逆止弁印刷フィルム3を、さら
に、第2外枠フィルムを順次重ね合わせて熱溶着した連
接袋状緩衝パッドとその製造方法。
ア密封後のよじれのない連接袋状緩衝パッドを、低温低
圧のラミネート用ロールの使用により、連続一貫生産に
より低原価で製造する。 【解決手段】 片面に空気室8の接着防止層10を印刷
した合成樹脂製第1外枠フィルム1上に、逆止弁5と辺
縁部7を除く他のエリア及び空気注入口4に接着防止層
10が片面印刷された逆止弁印刷フィルム3を、さら
に、第2外枠フィルムを順次重ね合わせて熱溶着した連
接袋状緩衝パッドとその製造方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、荷作り梱包用材に
係り、特に、輸送する物品と物品の間、物品と収納箱内
壁の間に充填するパッキング材、または、緩衝材の構造
並びにその製造方法に関する。
係り、特に、輸送する物品と物品の間、物品と収納箱内
壁の間に充填するパッキング材、または、緩衝材の構造
並びにその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、定形の量販製品の梱包には、発泡
スチロールの成型品が使用されているが、汎用的な用途
向けのパッキング材、または、緩衝材としては、新聞紙
や布、チップ状の発泡スチロール、バブルフィルムなど
が梱包物品の形状に関係なく使用できる利点がある。
スチロールの成型品が使用されているが、汎用的な用途
向けのパッキング材、または、緩衝材としては、新聞紙
や布、チップ状の発泡スチロール、バブルフィルムなど
が梱包物品の形状に関係なく使用できる利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術のなか
で、発泡スチロールの成型品は、個々に製品専用のもの
が使用され、用済み後の廃棄処理に手間と費用が必要で
あり、チップ状の発泡スチロール、バブルシート(エア
キャップという称呼もある)、あるいは新聞紙や布など
のパッキン材についても、廃棄物として相当の物量にな
るから、近年特に環境保全の観点から社会的にも看過す
ることができない問題となっている。
で、発泡スチロールの成型品は、個々に製品専用のもの
が使用され、用済み後の廃棄処理に手間と費用が必要で
あり、チップ状の発泡スチロール、バブルシート(エア
キャップという称呼もある)、あるいは新聞紙や布など
のパッキン材についても、廃棄物として相当の物量にな
るから、近年特に環境保全の観点から社会的にも看過す
ることができない問題となっている。
【0004】上記の問題点に鑑み、160g/cm2〜
185g/cm2の圧力エアを封入した薄膜合成樹脂製
の袋状パッドは、梱包材としての汎用性を維持すると共
に、あらゆる部品や製品の保護包装用、雑貨品のすき間
充填材として、また、輸出入用品、資材の緩衝材とし
て、使用法が簡便で、不使用時にはシート状に畳むこと
ができ、廃棄処理することも容易な点で有効な梱包用材
である。本発明の先行発明として、特公平7−1171
71号公報に開示されている技術は、薄膜合成樹脂製の
袋状パッドのエアの注入口に付設するに好適な逆止弁に
関するものである。
185g/cm2の圧力エアを封入した薄膜合成樹脂製
の袋状パッドは、梱包材としての汎用性を維持すると共
に、あらゆる部品や製品の保護包装用、雑貨品のすき間
充填材として、また、輸出入用品、資材の緩衝材とし
て、使用法が簡便で、不使用時にはシート状に畳むこと
ができ、廃棄処理することも容易な点で有効な梱包用材
である。本発明の先行発明として、特公平7−1171
71号公報に開示されている技術は、薄膜合成樹脂製の
袋状パッドのエアの注入口に付設するに好適な逆止弁に
関するものである。
【0005】しかし、上記先行技術を含む薄膜合成樹脂
製の袋状パッドは、使用環境の温度変化、例えば、朝晩
の温度差が20℃にも及ぶ地域での使用に当っては、パ
ッド内のエアの膨脹と収縮の繰り返しにより、逆止弁が
呼吸する状況となるため、エアが抜け、長期にわたって
膨化状態を保持することができず、これを避けようとし
てパッドの内圧を高めると緩衝効果が薄れたり、また、
例えば、メキシコなどのように気圧の希薄な高温の土地
で使用する場合には、パッドの内外圧の差が大きくなり
パッドが破損したりすることがあった。一方、−15℃
の寒冷地では、シートフィルムの硬化により逆止弁の効
果が発揮できなくなり、袋からエアが抜けて使用に耐え
なくなるという弊害も生じていた。
製の袋状パッドは、使用環境の温度変化、例えば、朝晩
の温度差が20℃にも及ぶ地域での使用に当っては、パ
ッド内のエアの膨脹と収縮の繰り返しにより、逆止弁が
呼吸する状況となるため、エアが抜け、長期にわたって
膨化状態を保持することができず、これを避けようとし
てパッドの内圧を高めると緩衝効果が薄れたり、また、
例えば、メキシコなどのように気圧の希薄な高温の土地
で使用する場合には、パッドの内外圧の差が大きくなり
パッドが破損したりすることがあった。一方、−15℃
の寒冷地では、シートフィルムの硬化により逆止弁の効
果が発揮できなくなり、袋からエアが抜けて使用に耐え
なくなるという弊害も生じていた。
【0006】ところで、薄膜合成樹脂製の袋状パッドの
製造技術は、予め製造した2枚のフィルムを合わせて熱
シールした逆止弁を袋状パッドの外枠となるフィルムの
間に挿入しフィルムを多重に重ね合わせて熱シールし、
袋状パッドを製造するものであった。従って、それぞれ
の製品ごとに、熱溶着してシールするための高温、高圧
用の金型ロールが必要で、逆止弁を取り付けるための2
次加工を必要とし、作業工程が煩雑になり、またフィル
ムの厚さも厚くなるため、品質保証上に問題点が生じ、
組立工程も複雑となるから連続工程の採用が不可能で、
逆止弁の挿入時に発生するよじれや、熱シールするとき
の密着不良など品質低下を招き、2次加工、3次加工が
必要とされ、安定した品質確保が困難で、歩留りが低下
し部品コスト、製造コストの上昇を招いていた。
製造技術は、予め製造した2枚のフィルムを合わせて熱
シールした逆止弁を袋状パッドの外枠となるフィルムの
間に挿入しフィルムを多重に重ね合わせて熱シールし、
袋状パッドを製造するものであった。従って、それぞれ
の製品ごとに、熱溶着してシールするための高温、高圧
用の金型ロールが必要で、逆止弁を取り付けるための2
次加工を必要とし、作業工程が煩雑になり、またフィル
ムの厚さも厚くなるため、品質保証上に問題点が生じ、
組立工程も複雑となるから連続工程の採用が不可能で、
逆止弁の挿入時に発生するよじれや、熱シールするとき
の密着不良など品質低下を招き、2次加工、3次加工が
必要とされ、安定した品質確保が困難で、歩留りが低下
し部品コスト、製造コストの上昇を招いていた。
【0007】本発明は、上記のように使用期間が長期に
及んだり、温度変化の大きい環境下にあっても逆止弁の
信頼性が高く、エアの充填・密封後のよじれがなく、し
かもエアの注入時間を短縮して作業効率が向上するた
め、用途範囲が広がり従来の梱包用材と比較して物量的
にも著しい軽小化が可能なパッキング材、または、緩衝
材としての連接袋状緩衝パッドを提供するものである。
また、その製造技術に関しては、外枠となる2枚のフィ
ルムと、逆止弁となるフィルムを重ね合わせて同時にラ
ミネート接着することにより、2次加工、3次加工の必
要がなく、安定した品質を確保すると共に、部品コス
ト、製造コストの低減を図ることを目的とした連接袋状
緩衝パッドの製造方法を提供するものである。
及んだり、温度変化の大きい環境下にあっても逆止弁の
信頼性が高く、エアの充填・密封後のよじれがなく、し
かもエアの注入時間を短縮して作業効率が向上するた
め、用途範囲が広がり従来の梱包用材と比較して物量的
にも著しい軽小化が可能なパッキング材、または、緩衝
材としての連接袋状緩衝パッドを提供するものである。
また、その製造技術に関しては、外枠となる2枚のフィ
ルムと、逆止弁となるフィルムを重ね合わせて同時にラ
ミネート接着することにより、2次加工、3次加工の必
要がなく、安定した品質を確保すると共に、部品コス
ト、製造コストの低減を図ることを目的とした連接袋状
緩衝パッドの製造方法を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、空気流路の少なくとも左右何れか一方
の側に並列に連接して設けた複数個の空気室内に、エア
注入口を介してエアを充填・密封する合成樹脂製フィル
ムの連接袋状緩衝パッドであって、エア注入口に設けた
逆止弁は、特公平7−117171号公報に開示の先行
発明を使用し、この逆止弁を構成している対向2面、す
なわち、前壁面と後壁面に少なくとも、−15℃での流
動性と、40℃での粘性を備える封止油剤を塗布して油
膜を形成したもので、特開平5−193673号公報に
開示された先願技術を発展的に改良して構成したもので
あり、外枠を形成する2枚の合成樹脂製外枠フィルムの
間に、外部から空気注入口を介して空気を送給する空気
流路、この空気流路に臨んで並列に連接する複数個の空
気室、この空気室のそれぞれに合成樹脂製フィルム逆止
弁をシールして形成した連接袋状緩衝パッドであって、
前記逆止弁は、合成樹脂製逆止弁フィルムと、外枠を形
成する2枚の合成樹脂製外枠フィルムの何れか一方の
間、若しくは前記合成樹脂製逆止弁フィルム相互間に、
前記空気流路に関して左右対称で1対の略T字状彎曲フ
ラッパを熱溶着、または、ラミネート接着して形成され
ており、前記逆止弁が対向する2面の間に、少なくとも
−15℃での流動性と少なくとも40℃での粘性を備え
るブロッキング剤を塗布したものである。請求項1、請
求項2記載の「接着して形成」とは、前記熱溶着、また
はラミネート接着を包括した広義の接着加工を意味する
ものである。
めに、本発明は、空気流路の少なくとも左右何れか一方
の側に並列に連接して設けた複数個の空気室内に、エア
注入口を介してエアを充填・密封する合成樹脂製フィル
ムの連接袋状緩衝パッドであって、エア注入口に設けた
逆止弁は、特公平7−117171号公報に開示の先行
発明を使用し、この逆止弁を構成している対向2面、す
なわち、前壁面と後壁面に少なくとも、−15℃での流
動性と、40℃での粘性を備える封止油剤を塗布して油
膜を形成したもので、特開平5−193673号公報に
開示された先願技術を発展的に改良して構成したもので
あり、外枠を形成する2枚の合成樹脂製外枠フィルムの
間に、外部から空気注入口を介して空気を送給する空気
流路、この空気流路に臨んで並列に連接する複数個の空
気室、この空気室のそれぞれに合成樹脂製フィルム逆止
弁をシールして形成した連接袋状緩衝パッドであって、
前記逆止弁は、合成樹脂製逆止弁フィルムと、外枠を形
成する2枚の合成樹脂製外枠フィルムの何れか一方の
間、若しくは前記合成樹脂製逆止弁フィルム相互間に、
前記空気流路に関して左右対称で1対の略T字状彎曲フ
ラッパを熱溶着、または、ラミネート接着して形成され
ており、前記逆止弁が対向する2面の間に、少なくとも
−15℃での流動性と少なくとも40℃での粘性を備え
るブロッキング剤を塗布したものである。請求項1、請
求項2記載の「接着して形成」とは、前記熱溶着、また
はラミネート接着を包括した広義の接着加工を意味する
ものである。
【0009】この構成を有する本発明の連接袋状緩衝パ
ッドにより下記の作用効果が得られる。 a.ブロッキング剤の介在により、温度などの環境条件
の変化によってエア洩れせず逆止弁の機能が十分に発揮
される。
ッドにより下記の作用効果が得られる。 a.ブロッキング剤の介在により、温度などの環境条件
の変化によってエア洩れせず逆止弁の機能が十分に発揮
される。
【0010】b.空気流路の両側から空気室内にエアを
注入するので作業効率が向上する。
注入するので作業効率が向上する。
【0011】c.フィルムの肉厚が過大にならず、エア
の封止効果が維持される。
の封止効果が維持される。
【0012】d.連接袋状緩衝パッドのよじれがなく、
形状が安定して維持される。
形状が安定して維持される。
【0013】また、外枠となる2枚のフィルムの間に逆
止弁の形を除くエリアに接着防止層を印刷した逆止弁印
刷フィルムを挿入してラミネートし、加熱圧接して溶着
することにより、フィルム面によじれを生ずることな
く、連接袋状緩衝パッドを連続的に安定して製造するこ
とができる。
止弁の形を除くエリアに接着防止層を印刷した逆止弁印
刷フィルムを挿入してラミネートし、加熱圧接して溶着
することにより、フィルム面によじれを生ずることな
く、連接袋状緩衝パッドを連続的に安定して製造するこ
とができる。
【0014】
〈実施の形態1〉本発明の実施の形態1を図面に基づい
て説明する。
て説明する。
【0015】図1(a)は本発明の実施の形態1の外観
を示す全体斜視図、図1(b)は空気注入口からの空気
流入経路を示す図、図1(c)は図1(a)のA−A断
面図である。本実施の形態の連接袋状緩衝パッドは、図
1(a)に示すように、第1外枠フィルム1と第2外枠
フィルム2の中間に逆止弁フィルム3が間挿されてお
り、側縁部6と辺縁部7を熱溶着、または、ラミネート
接着することによって、第1外枠フィルム1、第2外枠
フィルム2の長手方向に連接して複数個の空気室8を形
成し、また、逆止弁フィルム3には各空気室8に対応し
て左右対称形の逆止弁5が形成されている。第1、第2
外枠フィルムの厚さは、60μm〜70μm、逆止弁フ
ィルム3の厚さは30μm程度である。
を示す全体斜視図、図1(b)は空気注入口からの空気
流入経路を示す図、図1(c)は図1(a)のA−A断
面図である。本実施の形態の連接袋状緩衝パッドは、図
1(a)に示すように、第1外枠フィルム1と第2外枠
フィルム2の中間に逆止弁フィルム3が間挿されてお
り、側縁部6と辺縁部7を熱溶着、または、ラミネート
接着することによって、第1外枠フィルム1、第2外枠
フィルム2の長手方向に連接して複数個の空気室8を形
成し、また、逆止弁フィルム3には各空気室8に対応し
て左右対称形の逆止弁5が形成されている。第1、第2
外枠フィルムの厚さは、60μm〜70μm、逆止弁フ
ィルム3の厚さは30μm程度である。
【0016】逆止弁5それ自体を取り囲む他のエリアに
は、接着防止層が印刷されているため逆止弁5のみが第
2外枠フィルム2の面に接着され、かつ、接着防止層が
空気室8の形状に印刷された第1外枠フィルム1との間
は接着されないから、空気注入口4から逆止弁5を介し
て空気流路9に空気を送給すると、図1(b)に示す矢
印にしたがって空気は空気室8に流入し、図1(c)に
示すように空気室8は膨化する。逆止弁5と第2外枠フ
ィルム2、第1外枠フィルム1と第2外枠フィルム間の
シール部分に要求される剥離強度は300g/cm2以
上が好ましい。
は、接着防止層が印刷されているため逆止弁5のみが第
2外枠フィルム2の面に接着され、かつ、接着防止層が
空気室8の形状に印刷された第1外枠フィルム1との間
は接着されないから、空気注入口4から逆止弁5を介し
て空気流路9に空気を送給すると、図1(b)に示す矢
印にしたがって空気は空気室8に流入し、図1(c)に
示すように空気室8は膨化する。逆止弁5と第2外枠フ
ィルム2、第1外枠フィルム1と第2外枠フィルム間の
シール部分に要求される剥離強度は300g/cm2以
上が好ましい。
【0017】空気注入口4からの送気を停止すると、空
気室8内の空気圧が作用して逆止弁5は、空気室8内壁
面に密着するから空気室8内の空気は逆流せず、空気室
8は膨化した状態のまま保持され、連接袋状緩衝パッド
が形成される。なお、ブロッキング剤を第2外枠フィル
ム2と逆止弁フィルム3の対向面に塗布することによっ
て、空気室8は一層確実に膨化状態が保持され、特に、
低温環境下での流動性と高温環境下での粘性を保証する
ことが可能である。
気室8内の空気圧が作用して逆止弁5は、空気室8内壁
面に密着するから空気室8内の空気は逆流せず、空気室
8は膨化した状態のまま保持され、連接袋状緩衝パッド
が形成される。なお、ブロッキング剤を第2外枠フィル
ム2と逆止弁フィルム3の対向面に塗布することによっ
て、空気室8は一層確実に膨化状態が保持され、特に、
低温環境下での流動性と高温環境下での粘性を保証する
ことが可能である。
【0018】ラミネート加工時の接着防止に好適な接着
防止層の印刷は、アクリル樹脂、例えば、剥離ニスを使
用することが好ましく、また、ブロッキング剤は、少な
くとも−15℃の低温環境下で粘性を失わず、少なくと
も40℃の高温環境下で気化しない粘性を有することが
必要である。さらに、無色透明で水に不溶、常温で人畜
無害であることが好ましい。例えば出光石油化学(株)
の出光ポリブテン35R、15H程度の油剤が好適であ
った。但し、連接袋状緩衝パッドの使用環境、及び使用
条件次第では、ブロッキング剤の使用は割愛することが
できる。
防止層の印刷は、アクリル樹脂、例えば、剥離ニスを使
用することが好ましく、また、ブロッキング剤は、少な
くとも−15℃の低温環境下で粘性を失わず、少なくと
も40℃の高温環境下で気化しない粘性を有することが
必要である。さらに、無色透明で水に不溶、常温で人畜
無害であることが好ましい。例えば出光石油化学(株)
の出光ポリブテン35R、15H程度の油剤が好適であ
った。但し、連接袋状緩衝パッドの使用環境、及び使用
条件次第では、ブロッキング剤の使用は割愛することが
できる。
【0019】上記の構成により、薄膜合成樹脂製の袋状
パッドは、使用環境の温度変化によく耐え、エアの膨脹
・収縮を繰り返しても長期間密封性を保持することがで
き、また、温度変化によって空気室内の圧力が上昇して
も袋が破損することなく、また、寒冷地においてシート
フィルムの硬化のために逆止弁の機能が低下することは
ない。
パッドは、使用環境の温度変化によく耐え、エアの膨脹
・収縮を繰り返しても長期間密封性を保持することがで
き、また、温度変化によって空気室内の圧力が上昇して
も袋が破損することなく、また、寒冷地においてシート
フィルムの硬化のために逆止弁の機能が低下することは
ない。
【0020】また、本発明の連接袋状緩衝パッドにおい
ては、図1Bに示す任意の空気室8が外力を受けて外枠
面が破損し、空気室8a内の空気が抜けることがあって
も、破損していない他の空気室8に影響することなく膨
化状態を保持することが可能である。図中Dは、脱気エ
リアを示す。本実施の形態では、逆止弁5は、図1
(a)のように、第1外枠フィルム1と第2外枠フィル
ム2の中間に、1枚の合成樹脂製逆止弁フィルム3を間
挿して空気室8の1つの外枠面に接着する構成とした
が、2枚の同形の合成樹脂製逆止弁フィルム3を重ね合
わせて接着した筒状体の逆止弁5を空気室8内に間挿す
る構成であってもよいことは勿論である。
ては、図1Bに示す任意の空気室8が外力を受けて外枠
面が破損し、空気室8a内の空気が抜けることがあって
も、破損していない他の空気室8に影響することなく膨
化状態を保持することが可能である。図中Dは、脱気エ
リアを示す。本実施の形態では、逆止弁5は、図1
(a)のように、第1外枠フィルム1と第2外枠フィル
ム2の中間に、1枚の合成樹脂製逆止弁フィルム3を間
挿して空気室8の1つの外枠面に接着する構成とした
が、2枚の同形の合成樹脂製逆止弁フィルム3を重ね合
わせて接着した筒状体の逆止弁5を空気室8内に間挿す
る構成であってもよいことは勿論である。
【0021】次に、本発明の連接袋状緩衝パッドとその
製造方法について、図2、図3を用いて説明する。図2
は、本発明の連接袋状緩衝パッドとその製造工程を示す
図、図3は、製造工程に供給される第2外枠フィルム
2、逆止弁印刷フィルム3、第1外枠フィルム1の模式
斜視図である。図2において、第1外枠フィルム1は第
1原反ロール11から送給される。第1外枠フィルム1
の表面には、送給方向に向かって接着防止層10を片面
に印刷した複数個の空気室8が所定間隔で配置されてい
る(図3)。逆止弁フィルム3は逆止弁ロール12から
送給され、逆止弁フィルム3には、逆止弁5と辺縁部7
を除く他のエリアと空気注入口4の部分については接着
防止層10が片面印刷されている(図3)。また、逆止
弁フィルム3は、送給の途中でブロッキング剤塗布ノズ
ル14によってブロッキング剤を印刷表面に塗布された
のち予熱ドラム16の位置で第1外枠フィルム1の上に
重ね合わせて第2原反ロール13に向かって送給され
る。
製造方法について、図2、図3を用いて説明する。図2
は、本発明の連接袋状緩衝パッドとその製造工程を示す
図、図3は、製造工程に供給される第2外枠フィルム
2、逆止弁印刷フィルム3、第1外枠フィルム1の模式
斜視図である。図2において、第1外枠フィルム1は第
1原反ロール11から送給される。第1外枠フィルム1
の表面には、送給方向に向かって接着防止層10を片面
に印刷した複数個の空気室8が所定間隔で配置されてい
る(図3)。逆止弁フィルム3は逆止弁ロール12から
送給され、逆止弁フィルム3には、逆止弁5と辺縁部7
を除く他のエリアと空気注入口4の部分については接着
防止層10が片面印刷されている(図3)。また、逆止
弁フィルム3は、送給の途中でブロッキング剤塗布ノズ
ル14によってブロッキング剤を印刷表面に塗布された
のち予熱ドラム16の位置で第1外枠フィルム1の上に
重ね合わせて第2原反ロール13に向かって送給され
る。
【0022】第2外枠フィルム2は第2原反ロール13
から送給され、予熱ドラム17の位置で逆止弁フィルム
3の上に重ね合わせられたのち、熱シールドラム18の
位置で熱接着され、冷却部19において、常温に冷却さ
れたのち巻取ドラム20に巻き取られて製造を終了す
る。このときのラミネート条件としては、例えば、予熱
温度は、30℃〜40℃、熱シールドラム18の温度
は、80℃〜90℃、接着圧力は概ね7kg/cm2、
巻取速度は、概ね150m/minである。
から送給され、予熱ドラム17の位置で逆止弁フィルム
3の上に重ね合わせられたのち、熱シールドラム18の
位置で熱接着され、冷却部19において、常温に冷却さ
れたのち巻取ドラム20に巻き取られて製造を終了す
る。このときのラミネート条件としては、例えば、予熱
温度は、30℃〜40℃、熱シールドラム18の温度
は、80℃〜90℃、接着圧力は概ね7kg/cm2、
巻取速度は、概ね150m/minである。
【0023】本製造工程によれば、印刷ラミネート工場
において一貫生産が可能となり、一挙に連接袋状緩衝パ
ッドを製造することができ、製品は寸法別にドラムに巻
き取られ、梱包されてラミネート工場から直接顧客に出
荷することができるから、既存のラミネート設備を利用
することによって製造工程は著しく簡素化された。
において一貫生産が可能となり、一挙に連接袋状緩衝パ
ッドを製造することができ、製品は寸法別にドラムに巻
き取られ、梱包されてラミネート工場から直接顧客に出
荷することができるから、既存のラミネート設備を利用
することによって製造工程は著しく簡素化された。
【0024】また、逆止弁用のフィルムの厚さを第2外
枠フィルムよりも薄くすることができ、これにより、逆
止弁の密着度が向上し、逆止弁の精度は著しく改善され
長期間にわたって空気室の密封性が保持されるから、本
発明による連接袋状緩衝パッドは、梱包材、緩衝用材と
して優れた製品品質を保証することができる。さらにま
た、逆止弁フィルムの厚さが薄くなることによって、資
材コストが低減し、しかも廃棄処理のための物量が減少
するから、取扱性の優れた製品を提供することができ
る。
枠フィルムよりも薄くすることができ、これにより、逆
止弁の密着度が向上し、逆止弁の精度は著しく改善され
長期間にわたって空気室の密封性が保持されるから、本
発明による連接袋状緩衝パッドは、梱包材、緩衝用材と
して優れた製品品質を保証することができる。さらにま
た、逆止弁フィルムの厚さが薄くなることによって、資
材コストが低減し、しかも廃棄処理のための物量が減少
するから、取扱性の優れた製品を提供することができ
る。
【0025】〈実施の形態2〉図4は、本発明の実施の
形態2の外観を示す全体斜視図である。本実施の形態
は、実施の形態1の一変形であって、m列の空気流路9
に連接するn個の空気室8を有するとともに、1対の逆
止弁を中心とする空気室の構成部分が正方形平面に分割
が可能としたもので、つまり、連接袋状緩衝パッドを構
成する各空気室8の1/2の平面形状を正方形にしたも
のである。本発明の連接袋状緩衝パッドの特性として、
例えば、図4(a)の4隅の空気室8cを意図的に脱気
しても、他の空気室8は膨化した状態を保持することが
可能であるから、予め、4隅の空気室8cをB−B線に
沿って切除したのち、図5に示すように、矢印C方向に
4辺の側壁を起して組立てて空気を送給し、図6に示す
ような箱型連接袋状緩衝パッド21を形成する。これに
より、物品を収容して保護する箱型の梱包パッドを提供
することができる。4隅の大きさを任意に選択すれば、
任意の大きさの箱型パッドの形成が可能である。
形態2の外観を示す全体斜視図である。本実施の形態
は、実施の形態1の一変形であって、m列の空気流路9
に連接するn個の空気室8を有するとともに、1対の逆
止弁を中心とする空気室の構成部分が正方形平面に分割
が可能としたもので、つまり、連接袋状緩衝パッドを構
成する各空気室8の1/2の平面形状を正方形にしたも
のである。本発明の連接袋状緩衝パッドの特性として、
例えば、図4(a)の4隅の空気室8cを意図的に脱気
しても、他の空気室8は膨化した状態を保持することが
可能であるから、予め、4隅の空気室8cをB−B線に
沿って切除したのち、図5に示すように、矢印C方向に
4辺の側壁を起して組立てて空気を送給し、図6に示す
ような箱型連接袋状緩衝パッド21を形成する。これに
より、物品を収容して保護する箱型の梱包パッドを提供
することができる。4隅の大きさを任意に選択すれば、
任意の大きさの箱型パッドの形成が可能である。
【0026】本実施の形態において、ユニットとなる空
気室8の好ましい部分平面寸法は、図4(a)に示すよ
うな1辺が150mm〜200mmの正方形であり、空
気流路9と辺縁部7との交叉する図示K部の好ましい寸
法を図4(b)に示す。本実施の形態のm、nの値を任
意に設定することにより、各種の寸法サイズに適合した
箱型連接袋状緩衝パッド21を構成することができる。
気室8の好ましい部分平面寸法は、図4(a)に示すよ
うな1辺が150mm〜200mmの正方形であり、空
気流路9と辺縁部7との交叉する図示K部の好ましい寸
法を図4(b)に示す。本実施の形態のm、nの値を任
意に設定することにより、各種の寸法サイズに適合した
箱型連接袋状緩衝パッド21を構成することができる。
【0027】
【発明の効果】本発明の薄膜合成樹脂製の袋状パッド
は、使用環境の温度変化によるエアの膨脹と収縮が繰り
返されても、長期にわたって密封性を保持することが可
能であって、40℃の高温環境下、及び−15℃の低温
環境での使用に支障を来すことなく、梱包材、緩衝用材
として優れた製品品質を保証することができる。さらに
また、逆止弁フィルムの厚さが薄くなることによって、
資材コストが低減し、しかも用済み後の資材を廃棄処理
のための物量が減少するから、取扱性の優れた製品を提
供することができる。
は、使用環境の温度変化によるエアの膨脹と収縮が繰り
返されても、長期にわたって密封性を保持することが可
能であって、40℃の高温環境下、及び−15℃の低温
環境での使用に支障を来すことなく、梱包材、緩衝用材
として優れた製品品質を保証することができる。さらに
また、逆止弁フィルムの厚さが薄くなることによって、
資材コストが低減し、しかも用済み後の資材を廃棄処理
のための物量が減少するから、取扱性の優れた製品を提
供することができる。
【0028】また、本発明の薄膜合成樹脂製の袋状パッ
ドの製造方法によれば、低温低圧のラミネート用ロール
の使用により一貫生産が可能となり、連続して連接袋状
緩衝パッドを低原価で製造することができ、既存のラミ
ネート設備の利用が可能となるら、製造工程は著しく簡
素化される。
ドの製造方法によれば、低温低圧のラミネート用ロール
の使用により一貫生産が可能となり、連続して連接袋状
緩衝パッドを低原価で製造することができ、既存のラミ
ネート設備の利用が可能となるら、製造工程は著しく簡
素化される。
【図1】本発明の実施の形態1の外観を示す全体斜視図
(a)、空気注入口からの空気流入経路を示す図
(b)、(a)のA−A断面図(c)である。
(a)、空気注入口からの空気流入経路を示す図
(b)、(a)のA−A断面図(c)である。
【図2】本発明の実施の形態1の連接袋状緩衝パッドと
その製造工程を示す図である。
その製造工程を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態1の製造工程に供給される
第2外枠フィルム、逆止弁印刷フィルム、第1外枠フィ
ルムの模式斜視図である。
第2外枠フィルム、逆止弁印刷フィルム、第1外枠フィ
ルムの模式斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態2の外観を示す平面斜視図
である。
である。
【図5】図4の4隅を削除した箱型連接袋状緩衝パッド
の展開斜視図である。
の展開斜視図である。
【図6】本発明の実施の形態2の箱型連接袋状緩衝パッ
ドの組立て斜視図である。
ドの組立て斜視図である。
1…第1外枠フィルム 2…第2外枠フィル
ム 3…逆止弁フィルム 4…空気注入口 5…逆止弁 6…側縁部 7…辺縁部 8…空気室 9…空気流路 10…接着防止層 11…第1原反ロール 12…逆止弁ロール 13…第2原反ロール 14…ブロッキング
剤塗布ノズル 15、16、17…予熱ドラム 18…熱シールドラ
ム 19…冷却部 20…巻取ドラム 21…箱型連接袋状緩衝パッド
ム 3…逆止弁フィルム 4…空気注入口 5…逆止弁 6…側縁部 7…辺縁部 8…空気室 9…空気流路 10…接着防止層 11…第1原反ロール 12…逆止弁ロール 13…第2原反ロール 14…ブロッキング
剤塗布ノズル 15、16、17…予熱ドラム 18…熱シールドラ
ム 19…冷却部 20…巻取ドラム 21…箱型連接袋状緩衝パッド
Claims (3)
- 【請求項1】外枠を形成する2枚の合成樹脂製外枠フィ
ルムの間に、空気流路に連接する複数個の空気室を接着
した連接袋状緩衝パッドにおいて、 前記空気流路の少なくとも左右何れか一方の側に並列に
連接した複数個の空気室と、 前記空気流路に外部から空気を送給する空気注入口と、 前記複数個の空気室内に設けた少なく共1枚の合成樹脂
製逆止弁フィルムと、 前記合成樹脂製外枠フィルムの何れか一方と前記合成樹
脂製逆止弁フィルムとの間、若しくは前記合成樹脂製逆
止弁フィルム相互間に、前記空気流路に関して左右対称
で1対の略T字状彎曲フラッパを接着して形成した逆止
弁とを有し、 この逆止弁が対向する2面の間に、少なくとも−15℃
での流動性と少なくとも40℃での粘性を備えるブロッ
キング油剤を塗布して油膜を形成したことを特徴とする
連接袋状緩衝パッド。 - 【請求項2】外枠を形成する2枚の合成樹脂製外枠フィ
ルムの間に、m列の空気流路に連接するn個の空気室を
接着した連接袋状緩衝パッドにおいて、 前記m列の空気流路のそれぞれ左右両側に並列に連接し
たn個の空気室と、 前記m列の空気流路に外部から空気を送給する空気注入
口と、 前記n個の空気室内に設けた少なくとも1枚の合成樹脂
製逆止弁フィルムと、 前記合成樹脂製外枠フィルムの何れか一方と前記合成樹
脂製逆止弁フィルムとの間、若しくは前記合成樹脂製逆
止弁フィルム相互間に、前記空気流路に関して左右対称
で1対の略T字状彎曲フラッパを接着して形成した逆止
弁とを有し、 前記1対の逆止弁を中心とした空気室の左右部分が正方
形の平面に分割が可能な構成とし、 前記逆止弁が対向する2面の間に、少なくとも−15℃
での流動性と少なくとも40℃での粘性を備えるブロッ
キング油剤を塗布して油膜を形成したことを特徴とする
連接袋状緩衝パッド。 - 【請求項3】連接する複数個の空気室パターンエリアに
接着防止層を印刷した第1外枠フィルムを連続して供給
する第1工程と、 前記第1外枠フィルムの供給方向と平行する空気流路の
両側に、連接する左右対称形の逆止弁パターンを有し、
この逆止弁パターンを除く他のエリアに接着防止層を印
刷した逆止弁フィルムを連続して供給すると共に、この
逆止弁フィルムにブロッキング剤を塗布する第2工程
と、 前記第1外枠フィルムの上に前記ブロッキング剤を塗布
した逆止弁フィルムを重ね合わせる第3工程と、 前記第1外枠フィルムと少なくとも同一幅を有する第2
外枠フィルムを連続して供給する第4工程と、 前記第1外枠フィルム、前記逆止弁フィルム、前記第2
外枠フィルムを重ね合わせ接着してシールする第5工程
を有し、 前記空気流路から前記逆止弁を経て外部からの空気を圧
入する複数個の空気室を形成することを特徴とする連接
袋状緩衝パッドの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9040711A JPH10236533A (ja) | 1997-02-25 | 1997-02-25 | 連接袋状緩衝パッドとその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9040711A JPH10236533A (ja) | 1997-02-25 | 1997-02-25 | 連接袋状緩衝パッドとその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10236533A true JPH10236533A (ja) | 1998-09-08 |
Family
ID=12588176
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9040711A Pending JPH10236533A (ja) | 1997-02-25 | 1997-02-25 | 連接袋状緩衝パッドとその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10236533A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004108560A1 (en) * | 2003-06-10 | 2004-12-16 | Hee-Bong Lim | Buffering packing material and making method thereof |
JPWO2006003694A1 (ja) * | 2004-06-30 | 2008-04-17 | 田中 康純 | 気体密封袋及び梱包材、広告宣伝媒体 |
JP2008518805A (ja) * | 2004-11-02 | 2008-06-05 | 建 下脇 | エアーパッキング装置の製造方法及びシステム |
US7665609B2 (en) | 2006-09-29 | 2010-02-23 | Yao Sin Liao | Air-tightness strengthening air enclosure |
JP2015107814A (ja) * | 2013-12-04 | 2015-06-11 | 克敏 吉房 | 空気セル緩衝材の弁装置 |
-
1997
- 1997-02-25 JP JP9040711A patent/JPH10236533A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004108560A1 (en) * | 2003-06-10 | 2004-12-16 | Hee-Bong Lim | Buffering packing material and making method thereof |
JPWO2006003694A1 (ja) * | 2004-06-30 | 2008-04-17 | 田中 康純 | 気体密封袋及び梱包材、広告宣伝媒体 |
JP4712708B2 (ja) * | 2004-06-30 | 2011-06-29 | 武中 淑子 | 気体密閉袋 |
JP2008518805A (ja) * | 2004-11-02 | 2008-06-05 | 建 下脇 | エアーパッキング装置の製造方法及びシステム |
US7665609B2 (en) | 2006-09-29 | 2010-02-23 | Yao Sin Liao | Air-tightness strengthening air enclosure |
JP2015107814A (ja) * | 2013-12-04 | 2015-06-11 | 克敏 吉房 | 空気セル緩衝材の弁装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060203 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060214 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060613 |