JPH1023648A - 移動物体への給電設備 - Google Patents

移動物体への給電設備

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JPH1023648A
JPH1023648A JP8173690A JP17369096A JPH1023648A JP H1023648 A JPH1023648 A JP H1023648A JP 8173690 A JP8173690 A JP 8173690A JP 17369096 A JP17369096 A JP 17369096A JP H1023648 A JPH1023648 A JP H1023648A
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JP
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cable
power supply
moving object
traveling
horizontal path
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JP8173690A
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Inventor
Seiji Suzuki
清司 鈴木
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Mex KK
Original Assignee
Mex KK
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60LPROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
    • B60L9/00Electric propulsion with power supply external to the vehicle
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60LPROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
    • B60L2200/00Type of vehicles
    • B60L2200/26Rail vehicles

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Sustainable Energy (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Electric Cable Arrangement Between Relatively Moving Parts (AREA)
  • Current-Collector Devices For Electrically Propelled Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 大径サイズ、かつ、大重量の給電ケーブルを
用いる大型で電気容量の大きい移動物体であっても、ノ
ンコンタクトで、しかも、給電ケーブルになんらの無理
もかけることなく、常に正常かつ安全に給電できるよう
にする。 【解決手段】 一定水平経路に沿って格納位置Aと作業
位置Bとの間に亘って自走可能な移動物体1の格納位置
A側で、上記水平経路に並行する水平経路の長手方向の
一端側に、給電用ケーブル9の所定長さを繰出し・巻込
み可能に巻回保持するケーブルアキュムレータ3を固定
設置しており、このアキュムレータ3から繰出された給
電用ケーブル9の一端部を移動物体1の受電部1Aに導
入するとともに移動物体1に同期して走行するケーブル
引留走行体19を設け、給電用ケーブル9にはワイヤー
ロープウインチ25を介してアキュムレータ3内への一
定巻込張力を付与させている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は移動物体への給電設
備で、詳しくは、クレーンやホイスト、電車、さらには
ロケットの発射台などのように、比較的大型で、かつ長
い距離に亘って往復移動する物体に給電用ケーブルを介
して電気エネルギーを供給する場合に適用される移動物
体への給電設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来では、クレーンやホイストなどの移
動物体に電気エネルギーを供給する手段として、その移
動経路の全長に亘ってトロリー線を張設し、このトロリ
ー線に移動物体に装備させたパンタグラフ状の給電シー
ブを摺動させる手段が一般的に採用されているが、この
ような給電手段の場合は、トロリー線と給電シーブとの
摺動部間に電気的スパークや火花が発生し、このスパー
クや火花が電界的、電磁的ノイズの発生源となって、周
辺の電子機器等に悪影響を及ぼしたり、周辺に可燃性ガ
スや爆発性ガス等が存在する場合、そのガスの爆発や火
災を誘発したりする要因となるなどの問題がある。
【0003】そこで、電気的スパークや火花を発生させ
ないようにするためのノンコンタクト給電手段として、
従来、ホイスト等で採用されているカーテンレール式の
給電手段が開発されている。このカーテンレール式の給
電手段とは、図7に示すように、水平面に沿って架設し
たモノレール30上に移動物体としてのホイスト31を
前後進移動自在に載架するとともに、このホイスト31
と上記モノレール30の長手方向の一端側の給電部32
との間に架け渡しされる給電用キャブタイヤー・ケーブ
ル33の長手方向に所定間隔を隔てた複数箇所に、図8
に明示するように、カーテンランナーのごとき吊輪34
を紐35を介して固縛し、これら複数の吊輪34を上記
モノレール30の側部に沿って張設したメッセンジャー
・ワイヤ36にそれぞれ挿通保持させ、もって、ホイス
ト31の前後進移動に伴って給電用キャブタイヤー・ケ
ーブル33をホイスト移動方向に伸び縮みさせながら、
ホイスト31へ給電させるように構成したものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したよう
な構成の従来のカーテンレール式の給電手段は、ホイス
トのような小型で電気容量の小さい移動物体を対象とす
る場合は給電用キャブタイヤー・ケーブル33自体も小
径サイズで、かつ、小重量であるために、十分に適用可
能であるが、例えばロケットの発射台のような大型で電
気容量の大きい移動物体を対象とする場合は給電用ケー
ブル自体がその外径で40〜50mmといった大径サイ
ズとなり、かつ、ケーブル重量も5〜7Kg/mといっ
た大重量となる可能性があり、加えて、情報通信用や制
御信号伝送用等の多チャンネルのケーブルが必要とな
り、それら多チャンネルのケーブルとして外径の非常に
大きい多芯ケーブルを用いることも考えられる。したが
って、このような大型で電気容量の大きい移動物体への
給電に上記のカーテンレール式の給電手段を適用した場
合は、非常に大きいケーブル重量を安定よく支えること
が難しく、長期間に亘る使用に際してケーブルの破損な
どのトラブルを発生しやすくなり、それによって不測の
給電停止、さらにはそれに起因して事故を発生するなど
の問題がある。
【0005】また、耐ノイズ性の低い電子機器を多く使
用しているような移動物体への給電に上記のカーテンレ
ール式の給電手段を適用した場合は、ノンコンタクトと
いえどもケーブルの破損等にともなって生じる弱い電気
的スパークを発生源とするノイズの入り込みによって電
子機器の作動に異常を発生することがあり、正常かつ安
全な給電を維持することができないという問題があっ
た。
【0006】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、大径サイズで、かつ、大重量の給電ケーブルを用い
る大型で電気容量の大きい移動物体を長いスパーンに亘
って移動させるときも、ノンコンタクトで、しかも、給
電ケーブルになんらの無理もかけることなく、常に正常
かつ安全に給電することができ、加えて、移動物体の移
動経路の設定に自由度を持たせることができる移動物体
への給電設備を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る移動物体への給電設備は、受電部を有
し、一定の水平経路に沿って格納位置と作業位置との間
に亘って自走可能な移動物体と、上記格納位置側で上記
一定水平経路に並行する水平経路の長手方向の一端側に
固定設置され、給電部から供給されて一端側が固定され
た給電用ケーブルの所定長さを繰出し・巻込み可能に巻
回保持するケーブル巻回保持部と、このケーブル巻回保
持部から繰り出される給電用ケーブルの他端側を上記移
動物体の受電部に導入案内するとともに、上記移動物体
の走行に同期して給電用ケーブルと共に上記並行水平経
路に沿って走行するケーブル引留走行体と、上記ケーブ
ル巻回保持部に設けられて、上記給電用ケーブルに常時
ケーブル巻回保持部への一定巻込張力を付与する定張力
付与装置と、を具備させたことを特徴とするものであ
る。
【0008】すなわち、本発明による移動物体への給電
設備においては、移動物体が格納位置から一定の水平経
路に沿って作業位置へ向かって自走移動するとき、これ
に同期させてケーブル引留走行体が並行水平経路に沿っ
て同一方向へ向かって走行移動すると共に、ケーブル巻
回保持部から給電用ケーブルが一定巻込張力を保ちなが
ら繰り出されて移動物体及びケーブル引留走行体と同一
方向へ向かって移動し上記移動物体への給電が行なわれ
る。
【0009】そして、移動物体が上記作業位置から格納
位置へ向かって自走移動するときは、これに同期してケ
ーブル引留走行体が並行水平経路に沿って同一方向、即
ち、格納位置へ向かって走行移動すると共に、その移動
に伴って給電用ケーブルが一定巻込張力によって上記ケ
ーブル巻回保持部に自動的に巻込まれる。このように、
移動物体が長いスパーンに亘って往復いずれの方向へ移
動するときも、給電用ケーブルに無理な力を働かすこと
がなく、また、ノンコンタクトのままで格納位置側の給
電部から移動物体へ正常かつ確実に給電することが可能
である。
【0010】上記のような構成及び作用を有する給電設
備における上記ケーブル引留走行体としては、請求項2
のように、該ケーブル引留走行体を上記移動物体にそれ
の一側部に張出し状態で一体に固定して一つの走行駆動
源を介して一体移動させるように構成されたものであっ
ても、また、物理的に絶縁させて別の走行駆動源を介し
て移動物体に対して同期走行させるように構成されたも
のであってもよい。
【0011】また、上記構成及び作用を有する給電設備
における上記ケーブル巻回保持部としては、請求項3に
記載したように、位置固定された回転輪体と該固定側回
転輪体に対して接近離間可能な可動側回転輪体との間に
亘って上記給電用ケーブルを順次巻回するように構成さ
れたもので、かつ、上記定張力付与装置により上記可動
側回転輪体にこれを固定側回転輪体から離間させる方向
の張力を付与するように構成されたものを用いることに
よって、給電用ケーブルの一端部側に全く捩れを発生し
ないですみ、給電部と何ら支障なく接続できるととも
に、移動物体の自走移動に伴う繰出し・巻込みを適正円
滑に行なわせることが可能である。
【0012】上記のようなケーブル巻回保持部として
は、請求項4に記載したように、上記固定側回転輪体と
可動側回転輪体とが移動物体の自走用水平経路に対して
垂直な上下方向に沿って相対的に接近離間可能に構成さ
れたいわゆる縦型のもの、請求項5に記載したように、
上記固定側回転輪体と可動側回転輪体とが移動物体の自
走用水平経路及びそれに対して垂直な上下方向にそれぞ
れ傾斜する方向に沿って相対的に接近離間可能に構成さ
れたいわゆる傾斜型のもののいずれであってもよく、縦
型の場合は構成が簡単で低いコストに構成できるととも
に、平面スペースが小さくてすむという利点があり、傾
斜型の場合は、背を低くしてメンテナンスを行ない易い
という利点がある。
【0013】また、上記のような構成及び作用を有する
給電設備において、請求項6に記載したように、上記ケ
ーブル引留走行体が走行する上記並行水平経路の下部に
給電用ケーブル保護用の暗渠またはダクトを形成する構
成を採用する場合は、給電用ケーブルを天候や他物から
十分に保護して所定の給電機能の信頼性、安全性を高め
ることが可能である。
【0014】また、上記構成の給電設備において、請求
項7に記載したように、上記給電用ケーブルの走行用水
平経路の長手方向に所定間隔を隔てた複数箇所に、ケー
ブル垂れ下がり防止用の受けローラを配置するととも
に、上記水平経路の屈曲部には、上記移動物体またはケ
ーブル引留走行体の走行位置を検知する位置センサの検
知信号に基づいて該移動物体またはケーブル引留走行体
の走行通過前にそれらの走行に邪魔にならない側方位置
まで自動的に逃がし変位可能とされたケーブルガイドロ
ーラを設けるという構成を採用するときは、非常に長い
スパーンに亘る移動時に給電用ケーブルが自重により垂
れ下がって弛んだり、引きづられたたり、縺れたりする
ことを防いで、ケーブルの損傷を阻止できるとともに、
移動物体またはケーブル引留走行体の走行をなんら邪魔
することなく、屈曲経路部におけるケーブル移動も軽快
かつ円滑なものとすることができる。
【0015】さらに、上記給電設備における給電用ケー
ブルとして、請求項8に記載のように、シースの外側に
金属細線によるアジロ鎧装などの保護被覆を施したもの
が使用することにより、ケーブルを上記ケーブル巻回保
持部における回転輪体や受けローラ、ガイドローラとの
摺接や他物との接触に伴って生じる外傷からも保護させ
て、その耐久性の向上を図ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
にもとづいて説明する。図1は本発明に係る移動物体へ
の給電設備をその一部を省略して示す平面図、図2は図
1の側面図、図3は図1のX−X線に沿った拡大断面図
であり、これら各図において、1は受電部1Aを有し、
自走機能(図示省略する)を備えている移動物体で、該
移動物体1は、格納位置Aと作業位置Bとの間に亘って
地表面GL上に敷設したレール2,2により形成される
一定水平経路に沿って自走移動可能に構成されている。
【0017】3はケーブル巻回保持部の一例となる縦型
のケーブルアキュムレータで、該ケーブルアキュムレー
タ3は、図4に明示するように、上記レール2,2によ
り形成される移動物体1の自走用水平経路に対して垂直
な上下姿勢に立設されたアキュムレータケース3A内の
上部に軸受5,5を介して位置固定状態に支承された複
数の自由回転輪体4…と、上記アキュムレータケース3
A内の下部に配置した上方に開放する略コ字形の枠体6
に軸受7,7を介して支承されて上記の上部自由回転輪
体4…に対して上下方向に接近離間可能に構成された複
数の自由回転輪体8…とを備えてなり、上記格納位置A
側で上記レール2,2の側部に沿って該レール2,2と
平行状態で地表面GL上に敷設されたレール18,18
により形成される並行水平経路の長手方向の一端側に固
定設置されている。なお、上記各自由回転輪体4…及び
8…はそれぞれ、図5に示すように、後述する給電用ケ
ーブルが脱輪しないような溝付き輪体が使用されてい
る。
【0018】9は給電用ケーブルであり、該給電用ケー
ブル9としては、外傷から保護するために、シースの外
側にステンレス細線によるアジロ鎧装などの保護被覆を
施したものが使用される。この給電用ケーブル9は給電
部10から供給され、その一端側部分を大地に固定した
引留ローラ11に巻回した上、紐12を介して緊縛する
ことによって一端が固定されているとともに、他端側部
分がターンローラ13を経て上記ケーブルアキュムレー
タ3のケース3A内に導入され、図5に示すように、上
記上下の溝付き自由回転輪体4…,8…間に複数回に亘
って繰出し・巻込み可能に順次巻回され、かつ、その巻
回部から繰り出された端部分をターンローラ14、ガイ
ドローラ15を経て上記移動物体1の側部に配置された
引留ローラ16に巻回して紐17を介して緊縛すること
によって固定したうえ、上記移動物体1の受電部1Aに
向けて立ち上げられて導入されている。
【0019】19は上記レール18,18上に車輪2
0,20を介して転載されて上記並行水平経路に沿って
走行するケーブル引留走行体で、上記ターンローラ1
4、ガイドローラ15、引留ローラ16などを備えてい
るとともに、上記移動物体1の側部に側方への張出し状
態で一体に固定連結されており、移動物体1の走行に同
期して上記給電用ケーブル9と共に並行水平経路に沿っ
て走行移動するように構成されている。このケーブル引
留走行体19が走行する上記並行水平経路の下部には該
並行水平経路の全長に亘る長さの給電用ケーブル保護用
の暗渠21が形成されており、この暗渠21内の底部に
は上記並行水平経路の長手方向に所定間隔を隔てた複数
箇所に、ケーブル垂れ下がり防止用の受けローラ22…
が配置されているとともに、上記並行水平経路の屈曲部
にはそれぞれエアシリンダ23…を介して上記給電用ケ
ーブル9の引出し移動経路に対して出退変位可能なケー
ブルガイドローラ24…が配置されている。これら各ガ
イドローラ24…は、上記移動物体1またはケーブル引
留走行体19の走行位置を検知する近接センサなどの位
置センサ(図示省略)の検知信号に基づいて、移動物体
1及びケーブル引留走行体19の走行通過前にそれらの
走行に邪魔にならない側方位置までエアシリンダ23…
を介して自動的に逃がし変位可能に構成されている。
【0020】25は大地に固定して装備された定張力付
与装置としてのワイヤーロープウインチであり、そのシ
ーブ25Aはトルクモータ27、減速機28、ギア対2
9を介して駆動される。該ワイヤーロープウインチ25
から導出されたワイヤーロープ26の端部に上記縦型ケ
ーブルアキュムレータ3における下部の自由回転輪体8
…を支承する枠体6の中央部を固定連結することによ
り、上記下部の自由回転輪体8…には一定の下向き荷重
Wが吊り下げられ、これによって、アキュムレータ3内
に巻回保持されている給電用ケーブル9には常時一定の
巻込張力Tが付与されている。この巻込張力Tと上記下
向き荷重Wとの間には、上下の自由回転輪体4…,8…
およびターンローラ13,14の回転摩擦を零と仮定す
ると、 T(kg)=W/2・N……(1) ただし、Nはアキュムレータ3内でのケーブル巻回数 となり、移動物体1が作業位置B側に向かって自走する
に従って給電用ケーブル9は繰り出され、これに伴って
下部の自由回転輪体8…が回転しながら上部の自由回転
輪体4…に接近するように上昇し、かつ、上記移動物体
1が逆方向に自走するに従って常時一定の巻込張力Tが
付与されている給電用ケーブル9はアキュムレータ3内
に自動的に巻込まれ、これに伴って下部の自由回転輪体
8…が回転しながら上部の自由回転輪体4…から離間す
るように下降する。
【0021】ここで、上記移動物体1の走行距離、つま
り格納位置Aと作業位置Bとの間の距離を400mとす
ると、アキュムレータ3内での給電用ケーブル9の必要
巻回保持量(繰出し量)Lも400mとなり、この必要
巻回保持量(繰出し量)Lと上記下部自由回転輪体8…
の上下方向の移動量H(m)及びアキュムレータ3内で
のケーブル巻回数Nとの間には、 L=2・N・H……(2) なる関係式が成立する。したがって、ケーブル巻回数N
を10ターンとすると、この(2)式から、 H(m)=L/2N=400/200=20(m) となり、余裕を見込んで上記下部自由回転輪体8…の上
下方向の実移動量H1は25(m)に設定している。
【0022】また、上記移動物体1の自走スピードをV
(m/min.)とすると、上記下部自由回転輪体8…
の昇降スピードv(m/min.)との間には、 v=V/2・N……(3) なる関係式が成立し、移動物体1の自走スピードVを1
0m/min.に設定すると、上記(3)式から、 v(m/min.)=10/20=0.5(m/mi
n.) と非常に遅いスピードで昇降することになり、給電用ケ
ーブル9の端部に捩れを生じないだけでなく、該給電用
ケーブル9、ターンローラ13,14などに無理をかけ
ないで繰出し、巻込み機能を発揮させることが可能とな
る。
【0023】次に、上記構成の移動物体への給電設備の
動作について説明する。 (イ)移動物体1が、格納位置A側から作業位置B側へ
向かって自走移動するときの動作:移動物体1がレール
2,2上の水平経路に沿って矢印X方向に自走移動する
と、この移動物体1の側部に一体に固定連結されている
ケーブル引留走行体19がレール18,18上の並行水
平経路に沿って同一方向に同期走行し、これに伴って、
アキュムレータ3内に巻回保持されている給電用ケーブ
ル9がワイヤーロープウインチ25により付与されてい
る一定の巻込張力を保ったままでアキュムレータ3から
繰出されて暗渠21内を移動物体1及びケーブル引留走
行体19と同一のX方向へ向かって移動する。このよう
な給電用ケーブル9の繰出し移動時においてアキュムレ
ータケース3A内の上下の自由回転輪体4…,8…は自
由回転しながら、下部自由回転輪体8…が給電用ケーブ
ル9の繰出し量に応じて上部自由回転輪体4…側に接近
するように徐々に上昇する。
【0024】そして、移動物体1が作業位置B側へ向か
って自走移動するとき、上記アキュムレータ3から繰出
された給電用ケーブル9は暗渠21内に設置された受け
ローラ22により受止め支持されるために、該給電用ケ
ーブル9が垂れ下がって暗渠21の底面との摺接によっ
て損傷することがないとともに、該給電用ケーブル9が
並行水平経路の屈曲部に差し掛かったときは、上記移動
物体1またはケーブル引留走行体19の走行位置を検知
する位置センサの検知信号に基づくエアシリンダ23…
の作動を介して上記移動物体1及びケーブル引留走行体
19の走行通過前にそれらの走行に邪魔にならない位置
にまで自動的に突出変位されるケーブルガイドローラ2
4…に案内されることになり、したがって、上記移動物
体1及びケーブル引留走行体19をガイドローラ24…
に衝突させるような事態を発生することなく、屈曲経路
部においても給電用ケーブル9をスムースに通過移動さ
せることが可能である。
【0025】上記作用を経て自走移動する移動物体1が
作業位置Bにまで到達して移動停止した時、上記アキュ
ムレータ3内の下部自由回転輪体8…は上部自由回転輪
体4…に最も接近した位置まで上昇し停止することにな
る。このように移動物体1が作業位置Bで移動停止した
段階においても、上記ワイヤーロープウインチ25によ
って給電用ケーブル9には一定巻込張力が付与されてい
る。すなわち、ワイヤーロープウインチ25の駆動装置
としてトルクモータ27を使用しているため、ワイヤー
ロープ26の繰出しや巻込みはなくても、電源が切断さ
れない限り、一定の回転トルクを出力し続け、これによ
って、上記給電用ケーブル9には常時、一定の巻込張力
が付与されており、移動物体1の停止中の気温の変化な
どでケーブル9が伸縮したとしても、その伸縮を自動的
に吸収して緩みや弛みを生じることなく、一定の巻込張
力を安定よく保っている。
【0026】(ロ)移動物体1が作業位置B側から格納
位置A側へ向かって逆自走移動するときの動作:移動物
体1がレール2,2上の水平経路に沿って矢印Y方向に
自走移動すると、この移動物体1の側部に一体に固定連
結されているケーブル引留走行体19がレール18,1
8上の並行水平経路に沿って同一方向に同期走行し、こ
れに伴って、ワイヤーロープウインチ25により一定の
巻込張力が付与されている給電用ケーブル9が暗渠21
内を移動物体1及びケーブル引留走行体19と同一のY
方向へ向かって移動しながら順次アキュムレータ3内に
自動的に巻込まれていく。この給電用ケーブル9の巻込
み移動時においてアキュムレータケース3A内の上下の
自由回転輪体4…,8…は自由回転しながら、下部自由
回転輪体8…が給電用ケーブル9の巻込み量に応じて上
部自由回転輪体4…側から離間するように徐々に下降
し、移動物体1が格納位置Aまで復帰移動して停止した
時、上記アキュムレータ3内の下部自由回転輪体8…は
上部自由回転輪体4…から最も離間した位置まで下降し
停止することになる。
【0027】このように移動物体1が格納位置Aに復帰
して停止した段階においても、上記作業位置Bでの停止
段階と同様に、ワイヤーロープウインチ25の駆動用ト
ルクモータ27が電源の切断されない限り、一定の回転
トルクを出力し続け、これによって、上記給電用ケーブ
ル9には常時、一定の巻込張力が付与され続けており、
移動物体1の停止中の気温の変化などによるケーブル9
の伸縮を自動的に吸収して緩みや弛みを生じることな
く、一定の巻込張力を安定よく保っている。
【0028】図6は本発明に係る移動物体への給電設備
のうち、ケーブルアキュムレータ3の他の実施態様を示
す要部の拡大側面図であり、この実施態様に示すケーブ
ルアキュムレータ3は、移動物体1の自走用水平経路に
対して30°の傾斜角度を有する傾斜方向の上部に軸受
5,5を介して複数の自由回転輪体4…が位置固定状態
に支承されている一方、傾斜方向の下部において30°
の傾斜角度をもたせて敷設したレール30に沿って走行
可能に転載された走行体31に軸受7,7を介して複数
の自由回転輪体8…が支承されてなるものである。この
ような傾斜型ケーブルアキュムレータ3の場合は、上記
の下部自由回転輪体8…を支承する走行体31にワイヤ
ーロープウインチ25から導出されたワイヤーロープ2
6の端部を固定連結することにより、アキュムレータ3
内に巻回保持されている給電用ケーブル9に常時一定の
巻込張力Tを付与するようになしており、その他の構成
は図1〜図5に示すものと同一であるため、該当部分に
同一の符号を付して、それらの詳しい説明を省略する。
【0029】この図6に示す構成の傾斜型ケーブルアキ
ュムレータ3を使用してなる給電設備においては、縦型
ケーブルアキュムレータに比べて背を低くしてメンテナ
ンスを行ない易いという利点を有している。
【0030】なお、上記の各実施の態様では、一本の給
電用ケーブルを介して移動物体へ給電する場合について
説明したが、複数本の給電用ケーブルを介して移動物体
へ給電するものに適用できるのはもちろんのことであ
る。
【0031】また、上記各実施の態様において、給電用
ケーブル9の移動する暗渠21の上部全体を覆うような
保護カバー32を取り外し可能に設置することが望まし
く、この保護カバー32を取り外すことにより、給電用
ケーブル9の移動状況などはオープンタイプとなり、定
期点検等の予防保全管理を容易に実施することが可能で
ある。さらに、上記各実施の形態では、ワイヤーロープ
ウインチ26の駆動装置としてトルクモータ27を使用
したが、これに代えて、インダクションモータとパウダ
ースリップクラッチとを組合わせ使用しても上記実施態
様と同様な機能を発揮させることが可能である。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、長いス
パーンに亘って移動物体を往復移動させるときも、ノン
コンタクト給電させることができるため、電気的スパー
クや火花の発生に伴う電界的、電磁的ノイズによる周辺
の電子機器等への悪影響をなくすることができるととも
に、周辺の可燃性ガスや爆発性ガス等の爆発や火災の誘
発の心配も解消できる。しかも、給電用ケーブルが大径
で、かつ、大重量のものであっても、その給電用ケーブ
ルに無理な力を働かすことなく、長期間に亘る使用にお
いても、移動物体への給電を常に正常かつ確実に行なう
ことができる。その上、移動物体の移動範囲に相当する
長さの給電用ケーブルを繰出し・巻込み可能に巻回保持
するケーブル巻回保持部を移動物体の走行経路の長手方
向の一端側に固定設置する構成としているので、移動物
体の走行経路が屈曲したり、クロスしているような条件
下でも給電用ケーブルの縺れや絡み付きなどを招くこと
がなく、経路設定に自由性を持たせることができるとい
う効果を奏する。
【0033】また、請求項3に記載の発明によれば、上
記効果に加えて、給電用ケーブルの一端部側に全く捩れ
を発生しないですみ、給電部と何ら支障なく接続できる
とともに、移動物体の自走移動に伴う繰出し・巻込みを
適正円滑に行なわせることができる。
【0034】また、請求項4に記載の発明によれば、上
記請求項1に記載の発明の効果に加えて、ケーブル巻回
保持部の構成を簡単に、かつ、平面スペースが小さくて
建設コストの安いものに構成しやすく、かつ、請求項5
に記載の発明によれば、ケーブル巻回保持部の背丈を低
くしてメンテナンスの容易なものに構成しやすい。
【0035】また、請求項6に記載の発明によれば、給
電用ケーブルを天候や他物から十分に保護して所定の給
電機能の信頼性、安全性を高めることが可能である。
【0036】さらに、請求項7に記載の発明によれば、
非常に長いスパーンに亘る移動時に給電用ケーブルが自
重により垂れ下がって弛んだり、引きづられたたり、縺
れたりすることを防いで、ケーブルの損傷を阻止できる
とともに、移動物体またはケーブル引留走行体の走行を
なんら邪魔することなく、屈曲経路部におけるケーブル
移動も軽快かつ円滑なものとすることができる。
【0037】さらにまた、請求項8に記載の発明によれ
ば、ケーブルを上記ケーブル巻回保持部における回転輪
体や受けローラ、ガイドローラとの摺接や他物との接触
に伴って生じる外傷からも保護させて、その耐久性の向
上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る移動物体への給電設備の実施の態
様をその一部を省略して示す平面図である。
【図2】同上設備における要部の側面図である。
【図3】図1のX−X線に沿った拡大断面図である。
【図4】同上設備における縦型ケーブルアキュムレータ
の拡大側面図である。
【図5】同上ケーブルアキュムレータにおける給電用ケ
ーブルの巻回状態の説明図である。
【図6】本発明に係る移動物体への給電設備の他の実施
の態様における傾斜型ケーブルアキュムレータの拡大側
面図である。
【図7】従来のカーテンレール式給電設備の概要構成を
示す側面図である。
【図8】図7の要部の拡大側面図である。
【符号の説明】
1 移動物体 1A 受電部 3 ケーブルアキュムレータ(ケーブル巻回保持部) 4,8 自由回転輪体 9 給電用ケーブル 10 給電部 19 ケーブル引留走行体 21 暗渠 22 受けローラ 24 ケーブルガイドローラ 25 ワイヤーロープウインチ(定張力付与装置)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受電部を有し、一定の水平経路に沿って
    格納位置と作業位置との間に亘って自走可能な移動物体
    と、 上記格納位置側で上記一定水平経路に並行する水平経路
    の長手方向の一端側に固定設置され、給電部から供給さ
    れて一端側が固定された給電用ケーブルの所定長さを繰
    出し・巻込み可能に巻回保持するケーブル巻回保持部
    と、 このケーブル巻回保持部から繰り出される給電用ケーブ
    ルの他端側を上記移動物体の受電部に導入案内するとと
    もに、上記移動物体の走行に同期して給電用ケーブルと
    共に上記並行水平経路に沿って走行するケーブル引留走
    行体と、 上記ケーブル巻回保持部に設けられて、上記給電用ケー
    ブルに常時ケーブル巻回保持部への一定巻込張力を付与
    する定張力付与装置と、 を具備させたことを特徴とする移動物体への給電設備。
  2. 【請求項2】 上記ケーブル引留走行体が、上記移動物
    体にそれの一側部に張出し状態で一体に固定されている
    請求項1に記載の移動物体への給電設備。
  3. 【請求項3】 上記ケーブル巻回保持部が、位置固定さ
    れた回転輪体と該固定側回転輪体に対して接近離間可能
    な可動側回転輪体との間に亘って上記給電用ケーブルを
    順次巻回するように構成されたものであり、かつ、上記
    定張力付与装置が上記可動側回転輪体にこれを固定側回
    転輪体から離間させる方向の張力を付与するように設け
    られている請求項1に記載の移動物体への給電設備。
  4. 【請求項4】 上記固定側回転輪体と可動側回転輪体と
    が、移動物体の自走用水平経路に対して垂直な上下方向
    に沿って相対的に接近離間可能に構成されている請求項
    3に記載の移動物体への給電設備。
  5. 【請求項5】 上記固定側回転輪体と可動側回転輪体と
    が、移動物体の自走用水平経路及びそれに対して垂直な
    上下方向にそれぞれ傾斜する方向に沿って相対的に接近
    離間可能に構成されている請求項3に記載の移動物体へ
    の給電設備。
  6. 【請求項6】 上記ケーブル引留走行体が走行する上記
    並行水平経路の下部には給電用ケーブル保護用の暗渠ま
    たはダクトが形成されている請求項1,2,3のいずれ
    かに記載の移動物体への給電設備。
  7. 【請求項7】 上記給電用ケーブルの走行用水平経路の
    長手方向に所定間隔を隔てた複数箇所には、ケーブル垂
    れ下がり防止用の受けローラが配置されているととも
    に、上記水平経路の屈曲部には、上記移動物体またはケ
    ーブル引留走行体の走行位置を検知する位置センサの検
    知信号に基づいて該移動物体またはケーブル引留走行体
    の走行通過前にそれらの走行に邪魔にならない側方位置
    まで自動的に逃がし変位可能とされたケーブルガイドロ
    ーラが設けられている請求項1,2,3,6のいずれか
    に記載の移動物体への給電設備。
  8. 【請求項8】 上記給電用ケーブルとしては、シースの
    外側に金属細線によるアジロ鎧装などの保護被覆を施し
    たものが使用される請求項1,2,3,6,7のいずれ
    かに記載の移動物体への給電設備。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101837934A (zh) * 2010-04-12 2010-09-22 清华大学 一种电缆与绳索被动吊挂装置
CN101841145A (zh) * 2010-04-12 2010-09-22 清华大学 一种电缆与绳索主动吊挂装置
CN110562069A (zh) * 2019-09-18 2019-12-13 中国电建集团铁路建设有限公司 一种地铁隧道施工方法及用于该方法的移动充电系统
JP2021102502A (ja) * 2019-12-25 2021-07-15 三菱重工業株式会社 ケーブル供給装置および放射性廃棄物の処理装置
CN110562069B (zh) * 2019-09-18 2024-05-31 中电建铁路建设投资集团有限公司 一种地铁隧道施工方法及用于该方法的移动充电系统

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