JPH10235957A - ポータブルプリンタ及び用紙カートリッジ - Google Patents
ポータブルプリンタ及び用紙カートリッジInfo
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- JPH10235957A JPH10235957A JP9042697A JP4269797A JPH10235957A JP H10235957 A JPH10235957 A JP H10235957A JP 9042697 A JP9042697 A JP 9042697A JP 4269797 A JP4269797 A JP 4269797A JP H10235957 A JPH10235957 A JP H10235957A
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- paper
- cartridge
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- battery
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 各種の用紙に対応することができ、また、バ
ッテリーの電力不足による印字の中断を防止することが
できるポータブルプリンタを得ること。 【解決手段】 第一の通紙経路中に印字部を備えるポー
タブル型のプリンタ基部３に対して第一の通紙経路に連
絡する第二の通紙経路３０とバッテリー２７とを備える
用紙カートリッジ４を着脱自在にし、プリンタ基部３と
用紙カートリッジ４とで外装ケース２を形成する。用紙
２８の種類毎に複数種類の用紙カートリッジ４を用意し
ておけば、用紙カートリッジ４の交換のみで印字する用
紙２８の種類を選択できる。この場合、用いる用紙２８
に応じた最小限の大きさに用紙カートリッジ４を形成で
きるので、外形寸法の無用な大型化を防止できる。ま
た、使用する用紙２８の消費量に合わせたバッテリー容
量としておけば、印字途中のバッテリー切れによる印字
中断が生じない。
ッテリーの電力不足による印字の中断を防止することが
できるポータブルプリンタを得ること。 【解決手段】 第一の通紙経路中に印字部を備えるポー
タブル型のプリンタ基部３に対して第一の通紙経路に連
絡する第二の通紙経路３０とバッテリー２７とを備える
用紙カートリッジ４を着脱自在にし、プリンタ基部３と
用紙カートリッジ４とで外装ケース２を形成する。用紙
２８の種類毎に複数種類の用紙カートリッジ４を用意し
ておけば、用紙カートリッジ４の交換のみで印字する用
紙２８の種類を選択できる。この場合、用いる用紙２８
に応じた最小限の大きさに用紙カートリッジ４を形成で
きるので、外形寸法の無用な大型化を防止できる。ま
た、使用する用紙２８の消費量に合わせたバッテリー容
量としておけば、印字途中のバッテリー切れによる印字
中断が生じない。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポータブルプリン
タ及びそのポータブルプリンタに着脱される用紙カート
リッジに関する。
タ及びそのポータブルプリンタに着脱される用紙カート
リッジに関する。
【０００２】
【従来の技術】プリンタの使用目的として、宅配便で配
達する荷物に貼り付ける宅配用ラベルや商品に貼り付け
るバーコードラベル等の印字発行を考慮した場合、可般
性を有するプリンタの実用化が望まれる。そこで、本出
願の出願人は、宅配用ラベルやバーコードラベル等の印
字発行を目的とするポータブルプリンタを開発し、実用
化している。
達する荷物に貼り付ける宅配用ラベルや商品に貼り付け
るバーコードラベル等の印字発行を考慮した場合、可般
性を有するプリンタの実用化が望まれる。そこで、本出
願の出願人は、宅配用ラベルやバーコードラベル等の印
字発行を目的とするポータブルプリンタを開発し、実用
化している。
【０００３】本出願人が開発し実用化したポータブルプ
リンタの一例としては、外装ケース内に収納保持するロ
ール紙を所定の通紙経路に案内し、このロール紙にサー
マルプリンタヘッドで所望事項を印字し発行するように
したものがある。そして、このポータブルプリンタは、
サーマルプリンタよりも通紙経路下流側に台紙とラベル
との分離経路を備え、ラベル用紙をセットすることによ
りラベルに対する印字発行も可能な構成となっている。
リンタの一例としては、外装ケース内に収納保持するロ
ール紙を所定の通紙経路に案内し、このロール紙にサー
マルプリンタヘッドで所望事項を印字し発行するように
したものがある。そして、このポータブルプリンタは、
サーマルプリンタよりも通紙経路下流側に台紙とラベル
との分離経路を備え、ラベル用紙をセットすることによ
りラベルに対する印字発行も可能な構成となっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】プリンタの使用者は、
所望に応じて特定種類の用紙の使用を望むのが一般的で
ある。このため、一般的なプリンタは、複数種類の用紙
に対して選択的に印字を行なうことができるように構成
されている。これに対し、例えば本出願人が開発し実用
化したようなポータブルプリンタは、大きさの制約があ
るために複数種類の用紙に対して選択的に印字すること
ができるような構成とすることが困難である。例えば、
プリンタの使用目的に合わせてロール紙のロール径を適
宜選択したいという要望があったとしても、ポータブル
プリンタではこのような要望を叶えるのが難しい。これ
は、大径のロール紙を収納保持できるようにすると全体
が大型化してポータブルプリンタとしての機能が損なわ
れる反面、全体を小型化すると大径のロール紙を収納保
持することができないからである。
所望に応じて特定種類の用紙の使用を望むのが一般的で
ある。このため、一般的なプリンタは、複数種類の用紙
に対して選択的に印字を行なうことができるように構成
されている。これに対し、例えば本出願人が開発し実用
化したようなポータブルプリンタは、大きさの制約があ
るために複数種類の用紙に対して選択的に印字すること
ができるような構成とすることが困難である。例えば、
プリンタの使用目的に合わせてロール紙のロール径を適
宜選択したいという要望があったとしても、ポータブル
プリンタではこのような要望を叶えるのが難しい。これ
は、大径のロール紙を収納保持できるようにすると全体
が大型化してポータブルプリンタとしての機能が損なわ
れる反面、全体を小型化すると大径のロール紙を収納保
持することができないからである。
【０００５】また、ポータブルプリンタは、その性質
上、充電池等のバッテリーで駆動されることになるが、
印字途中にバッテリーの電力が不足し、印字を続行する
ことができなくなることがある。このような印字動作の
中断は、連続印字時には極めて不都合である。
上、充電池等のバッテリーで駆動されることになるが、
印字途中にバッテリーの電力が不足し、印字を続行する
ことができなくなることがある。このような印字動作の
中断は、連続印字時には極めて不都合である。
【０００６】本発明の目的は、各種の用紙に対応するこ
とができるポータブルプリンタを得ることである。
とができるポータブルプリンタを得ることである。
【０００７】本発明の別の目的は、バッテリーの電力不
足による印字の中断を防止することができるポータブル
プリンタを得ることである。
足による印字の中断を防止することができるポータブル
プリンタを得ることである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】請求項１記載のポータブ
ルプリンタは、外装ケースの一部に切欠部を有し、この
切欠部から外装ケースの他の部分に至る第一の通紙経路
とこの第一の通紙経路中に配置された印字部とを備える
ポータブル型のプリンタ基部と、このプリンタ基部の切
欠部に着脱自在に固定されて外装ケースの一部となり、
少なくともバッテリーを内蔵して第一の通紙経路に連絡
する第二の通紙経路が形成された用紙カートリッジとを
備える。
ルプリンタは、外装ケースの一部に切欠部を有し、この
切欠部から外装ケースの他の部分に至る第一の通紙経路
とこの第一の通紙経路中に配置された印字部とを備える
ポータブル型のプリンタ基部と、このプリンタ基部の切
欠部に着脱自在に固定されて外装ケースの一部となり、
少なくともバッテリーを内蔵して第一の通紙経路に連絡
する第二の通紙経路が形成された用紙カートリッジとを
備える。
【０００９】また、請求項３記載の用紙カートリッジ
は、外装ケースの一部に切欠部を有し、この切欠部から
外装ケースの他の部分に至る第一の通紙経路とこの第一
の通紙経路中に配置された印字部とを備えるポータブル
型のプリンタ基部の切欠部に着脱自在に固定されて外装
ケースの一部となり、少なくともバッテリーを内蔵して
第一の通紙経路に連絡する第二の通紙経路を備える。
は、外装ケースの一部に切欠部を有し、この切欠部から
外装ケースの他の部分に至る第一の通紙経路とこの第一
の通紙経路中に配置された印字部とを備えるポータブル
型のプリンタ基部の切欠部に着脱自在に固定されて外装
ケースの一部となり、少なくともバッテリーを内蔵して
第一の通紙経路に連絡する第二の通紙経路を備える。
【００１０】したがって、ポータブルプリンタは、用紙
カートリッジがプリンタ基部の切欠部に固定されて外装
ケースの一部となった状態で使用される。つまり、この
状態では、第二の通紙経路が第一の通紙経路に連絡す
る。そこで、用紙が第二の通紙経路から第一の通紙経路
に案内される過程で印字部によって用紙に所定の印字が
なされる。そして、対応する用紙の種類が異なる複数種
類の用紙カートリッジを用意しておけば、用紙カートリ
ッジの交換のみで所望の種類の用紙に対する印字が可能
となる。例えば、ロール紙収納型の用紙カートリッジで
あれば（請求項２）、用紙幅やロール径が異なる複数種
類の用紙に対して印字することも可能となる。また、バ
ッテリーの容量を用紙カートリッジで使用する用紙の消
費量に合わせたバッテリー容量としておくことで、印字
途中にバッテリーの電力が不足し、印字を続行すること
ができなくなるようなことが防止される。
カートリッジがプリンタ基部の切欠部に固定されて外装
ケースの一部となった状態で使用される。つまり、この
状態では、第二の通紙経路が第一の通紙経路に連絡す
る。そこで、用紙が第二の通紙経路から第一の通紙経路
に案内される過程で印字部によって用紙に所定の印字が
なされる。そして、対応する用紙の種類が異なる複数種
類の用紙カートリッジを用意しておけば、用紙カートリ
ッジの交換のみで所望の種類の用紙に対する印字が可能
となる。例えば、ロール紙収納型の用紙カートリッジで
あれば（請求項２）、用紙幅やロール径が異なる複数種
類の用紙に対して印字することも可能となる。また、バ
ッテリーの容量を用紙カートリッジで使用する用紙の消
費量に合わせたバッテリー容量としておくことで、印字
途中にバッテリーの電力が不足し、印字を続行すること
ができなくなるようなことが防止される。
【００１１】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図面に基
づいて説明する。図１は全体の斜視図、図２はその横断
平面図、図３はその分解斜視図である。
づいて説明する。図１は全体の斜視図、図２はその横断
平面図、図３はその分解斜視図である。
【００１２】本実施の形態のポータブルプリンタ１は、
組み合わせられることにより外装ケース２を形成するプ
リンタ基部３と用紙カートリッジ４とによって構成され
ている。外装ケース２は、人間の腰に沿うような湾曲形
状を有し、背面には例えば操作者のベルトに対して装着
するための図示しないクリップを備える。
組み合わせられることにより外装ケース２を形成するプ
リンタ基部３と用紙カートリッジ４とによって構成され
ている。外装ケース２は、人間の腰に沿うような湾曲形
状を有し、背面には例えば操作者のベルトに対して装着
するための図示しないクリップを備える。
【００１３】プリンタ基部３は、上面に操作面５を有
し、正面に発行口６及び台紙排紙口７を備えた開閉自在
の本体カバー８を有し、内部に第一の通紙経路９とこの
第一の通紙経路９の途中に配置された印字部１０とを有
する。また、プリンタ基部３は、底部を構成する底部パ
ネル１１及び操作面５が配置される上部パネル１２以外
の部分が約半分程度切り欠かれた形状を有し、この切り
欠かれた部分が切欠部１３となっている。
し、正面に発行口６及び台紙排紙口７を備えた開閉自在
の本体カバー８を有し、内部に第一の通紙経路９とこの
第一の通紙経路９の途中に配置された印字部１０とを有
する。また、プリンタ基部３は、底部を構成する底部パ
ネル１１及び操作面５が配置される上部パネル１２以外
の部分が約半分程度切り欠かれた形状を有し、この切り
欠かれた部分が切欠部１３となっている。
【００１４】プリンタ基部３の操作面５には、電源スイ
ッチ１４、プリントスイッチ１５、紙送りスイッチ１
６、及び液晶表示面１７が設けられている。また、プリ
ンタ基部３の内部に設けられた第一の通紙経路９は、切
欠部１３に形成された第一の通紙口１８から印字部１０
を経て本体カバー８に形成された発行口６及び台紙排紙
口７に至っており、発行口６と台紙排紙口７との分岐位
置にはラベル剥離部材１９が設けられている。また、印
字部１０は、プリンタ基部３に設けられたプラテン２０
と本体カバー８の裏面に取り付けられたラインサーマル
ヘッド２１とによって形成されている。さらに、本体カ
バー８は、上部パネル１２に設けられたカバー開閉ノブ
２２によって操作される図示しない周知のラッチ機構に
よってラッチされている。
ッチ１４、プリントスイッチ１５、紙送りスイッチ１
６、及び液晶表示面１７が設けられている。また、プリ
ンタ基部３の内部に設けられた第一の通紙経路９は、切
欠部１３に形成された第一の通紙口１８から印字部１０
を経て本体カバー８に形成された発行口６及び台紙排紙
口７に至っており、発行口６と台紙排紙口７との分岐位
置にはラベル剥離部材１９が設けられている。また、印
字部１０は、プリンタ基部３に設けられたプラテン２０
と本体カバー８の裏面に取り付けられたラインサーマル
ヘッド２１とによって形成されている。さらに、本体カ
バー８は、上部パネル１２に設けられたカバー開閉ノブ
２２によって操作される図示しない周知のラッチ機構に
よってラッチされている。
【００１５】用紙カートリッジ４は、プリンタ基部３の
切欠部１３に対して着脱自在であり、プリンタ基部３の
操作面５に設けられたカートリッジ着脱ノブ２３によっ
て操作される図示しない周知のラッチ機構によってラッ
チされている。また、用紙カートリッジ４の着脱の便宜
を図るために、ポータブルプリンタ１には、プリンタ基
部３の底部パネル１１に形成されたレール２４と用紙カ
ートリッジ４の底面に形成された凹溝２５とによるレー
ル構造が設けられている。
切欠部１３に対して着脱自在であり、プリンタ基部３の
操作面５に設けられたカートリッジ着脱ノブ２３によっ
て操作される図示しない周知のラッチ機構によってラッ
チされている。また、用紙カートリッジ４の着脱の便宜
を図るために、ポータブルプリンタ１には、プリンタ基
部３の底部パネル１１に形成されたレール２４と用紙カ
ートリッジ４の底面に形成された凹溝２５とによるレー
ル構造が設けられている。
【００１６】このような用紙カートリッジ４には、開閉
自在のカートリッジカバー２６によって密閉される空間
内にバッテリー２７とロール紙２８とが内蔵されてい
る。また、用紙カートリッジ４には、プリンタ基部３の
切欠部１３に設けられた第一の通紙口１８に連絡する第
二の通紙口２９が形成され、収納保持するロール紙２８
を第二の通紙口２９に案内する第二の通紙経路３０が内
部に形成されている。さらに、用紙カートリッジ４にお
けるプリンタ基部３に接触する部分には、バッテリー２
７に電気的に接続された接点スイッチ３１が取り付けら
れている。本実施の形態のポータブルプリンタ１では、
プリンタ基部３に対する用紙カートリッジ４の装着によ
って接点スイッチ３１がプリンタ基部３の切欠部１３に
配置された図示しない接点スイッチに接触することによ
り各部に対する給電が行なわれるように構成されてい
る。
自在のカートリッジカバー２６によって密閉される空間
内にバッテリー２７とロール紙２８とが内蔵されてい
る。また、用紙カートリッジ４には、プリンタ基部３の
切欠部１３に設けられた第一の通紙口１８に連絡する第
二の通紙口２９が形成され、収納保持するロール紙２８
を第二の通紙口２９に案内する第二の通紙経路３０が内
部に形成されている。さらに、用紙カートリッジ４にお
けるプリンタ基部３に接触する部分には、バッテリー２
７に電気的に接続された接点スイッチ３１が取り付けら
れている。本実施の形態のポータブルプリンタ１では、
プリンタ基部３に対する用紙カートリッジ４の装着によ
って接点スイッチ３１がプリンタ基部３の切欠部１３に
配置された図示しない接点スイッチに接触することによ
り各部に対する給電が行なわれるように構成されてい
る。
【００１７】ここで、用紙カートリッジ４は、図４ない
し図６に例示するように、ポータブルプリンタ１の使用
目的等に合わせて複数種類が設けられている。例えば、
図４は、図１ないし図３に示す用紙カートリッジ４と同
一の用紙カートリッジ４ａを示し、図５は、図４に示す
用紙カートリッジ４よりも大径のロール紙２８を収納保
持する用紙カートリッジ４ｂを示し、図６は、ロール紙
２８が収納保持されずに第二の通紙経路３０だけが設け
られた用紙カートリッジ４ｃを示す。図６に示す用紙カ
ートリッジ４ｃには、第二の通紙経路３０に連通する給
紙口３２が設けられている。
し図６に例示するように、ポータブルプリンタ１の使用
目的等に合わせて複数種類が設けられている。例えば、
図４は、図１ないし図３に示す用紙カートリッジ４と同
一の用紙カートリッジ４ａを示し、図５は、図４に示す
用紙カートリッジ４よりも大径のロール紙２８を収納保
持する用紙カートリッジ４ｂを示し、図６は、ロール紙
２８が収納保持されずに第二の通紙経路３０だけが設け
られた用紙カートリッジ４ｃを示す。図６に示す用紙カ
ートリッジ４ｃには、第二の通紙経路３０に連通する給
紙口３２が設けられている。
【００１８】このような構成において、用紙カートリッ
ジ４に収納保持されたロール紙２８は、第二の通紙経路
３０及び第一の通紙経路９を経て発行口６から延出する
ようにセットされる。この場合、ロール紙２８がラベル
用紙である場合には、その台紙２８ａの部分が台紙排紙
口７から延出するようにセットされる（図２参照）。こ
のようなロール紙２８のセットに際しては、カバー開閉
ノブ２２のスライドによって本体カバー８を開き、本体
カバー８の裏面側からロール紙２８を発行口６に挿入
し、あるいはロール紙２８の台紙２８ａを台紙排出口７
に挿入することで、用紙セットが行なわれる。
ジ４に収納保持されたロール紙２８は、第二の通紙経路
３０及び第一の通紙経路９を経て発行口６から延出する
ようにセットされる。この場合、ロール紙２８がラベル
用紙である場合には、その台紙２８ａの部分が台紙排紙
口７から延出するようにセットされる（図２参照）。こ
のようなロール紙２８のセットに際しては、カバー開閉
ノブ２２のスライドによって本体カバー８を開き、本体
カバー８の裏面側からロール紙２８を発行口６に挿入
し、あるいはロール紙２８の台紙２８ａを台紙排出口７
に挿入することで、用紙セットが行なわれる。
【００１９】用紙セットが正しく行なわれた状態では、
プラテン２０を回転させて紙送りをさせながらラインサ
ーマルヘッド２１で所定事項をロール紙２８に印字する
ことができる。ロール紙２８がラベル用紙である場合に
は、ロール紙２８の紙送りに伴いラベル剥離部材１９に
よって台紙２８ａからラベル２８ｂが剥離され、剥離さ
れたラベル２８ｂが発行口６から発行される。
プラテン２０を回転させて紙送りをさせながらラインサ
ーマルヘッド２１で所定事項をロール紙２８に印字する
ことができる。ロール紙２８がラベル用紙である場合に
は、ロール紙２８の紙送りに伴いラベル剥離部材１９に
よって台紙２８ａからラベル２８ｂが剥離され、剥離さ
れたラベル２８ｂが発行口６から発行される。
【００２０】一方、図４ないし図６に例示するように、
種類が異なる複数種類の用紙カートリッジ４を用意して
おけば、用紙カートリッジ４の交換のみで所望の種類の
ロール紙２８や図示しないカット紙又は連続紙（図６の
場合）に対する印字が可能となる。例えば、図４及び図
５に示すように、用紙カートリッジ４の交換のみでロー
ル径が異なるロール紙２８を容易にセットすることがで
き、これらのロール紙２８に対する印字も選択的に行な
い得る。また、ロール径の相違だけでなく、普通紙とラ
ベル用紙との選択的な使用や、用紙幅が異なる複数種類
の用紙の選択的な使用も可能である。ここで、用紙カー
トリッジ４を着脱するには、カートリッジ着脱ノブ２３
をスライドさせてプリンタ基部３に対する用紙カートリ
ッジ４のラッチを外す。これにより、使用済の用紙カー
トリッジ４の取り外し及び新たな用紙カートリッジ４の
装着が可能となる。この際、プリンタ基部３の底部パネ
ル１１に形成されたレール２４と用紙カートリッジ４の
底面に形成された凹溝２５とによるレール構造によっ
て、用紙カートリッジ４の着脱操作は極めて容易であ
る。
種類が異なる複数種類の用紙カートリッジ４を用意して
おけば、用紙カートリッジ４の交換のみで所望の種類の
ロール紙２８や図示しないカット紙又は連続紙（図６の
場合）に対する印字が可能となる。例えば、図４及び図
５に示すように、用紙カートリッジ４の交換のみでロー
ル径が異なるロール紙２８を容易にセットすることがで
き、これらのロール紙２８に対する印字も選択的に行な
い得る。また、ロール径の相違だけでなく、普通紙とラ
ベル用紙との選択的な使用や、用紙幅が異なる複数種類
の用紙の選択的な使用も可能である。ここで、用紙カー
トリッジ４を着脱するには、カートリッジ着脱ノブ２３
をスライドさせてプリンタ基部３に対する用紙カートリ
ッジ４のラッチを外す。これにより、使用済の用紙カー
トリッジ４の取り外し及び新たな用紙カートリッジ４の
装着が可能となる。この際、プリンタ基部３の底部パネ
ル１１に形成されたレール２４と用紙カートリッジ４の
底面に形成された凹溝２５とによるレール構造によっ
て、用紙カートリッジ４の着脱操作は極めて容易であ
る。
【００２１】また、バッテリー２７の容量を用紙カート
リッジ４で使用するロール紙２８等の用紙の消費量に合
わせたバッテリー容量としておくことで、印字途中にバ
ッテリー２７の電力が不足し、印字を続行することがで
きなくなるようなことが防止される。そして、ロール紙
２８等の用紙が全て消費された場合、バッテリー２７と
して充電池が用いられていれば、例えば、用紙カートリ
ッジ４を直接的に図示しない充電器にセットして充電す
るようなことも可能である。
リッジ４で使用するロール紙２８等の用紙の消費量に合
わせたバッテリー容量としておくことで、印字途中にバ
ッテリー２７の電力が不足し、印字を続行することがで
きなくなるようなことが防止される。そして、ロール紙
２８等の用紙が全て消費された場合、バッテリー２７と
して充電池が用いられていれば、例えば、用紙カートリ
ッジ４を直接的に図示しない充電器にセットして充電す
るようなことも可能である。
【００２２】
【発明の効果】請求項１記載のポータブルプリンタは、
第一の通紙経路中に印字部を備えるポータブル型のプリ
ンタ基部に対して第一の通紙経路に連絡する第二の通紙
経路とバッテリーとを備える用紙カートリッジを着脱自
在にし、プリンタ基部と用紙カートリッジとで外装ケー
スを形成するようにしたので、対応する用紙の種類が異
なる複数種類の用紙カートリッジを用意しておけば、用
紙カートリッジの交換のみで所望の種類の用紙に対する
印字動作を行なうことができる。この場合、用紙カート
リッジが外装ケースの一部を形成するため、用いる用紙
の種類に応じた形状に用紙カートリッジを形成すれば、
用いる用紙に応じた最小限の大きさに用紙カートリッジ
を形成することができ、したがって、使用可能な用紙の
多様化と省スペース化という矛盾する要求を満たすこと
ができる。また、バッテリーの容量を用紙カートリッジ
で使用する用紙の消費量に合わせたバッテリー容量とし
ておくことで、印字途中にバッテリーの電力が不足する
ことによる印字の中断を防止することができる。
第一の通紙経路中に印字部を備えるポータブル型のプリ
ンタ基部に対して第一の通紙経路に連絡する第二の通紙
経路とバッテリーとを備える用紙カートリッジを着脱自
在にし、プリンタ基部と用紙カートリッジとで外装ケー
スを形成するようにしたので、対応する用紙の種類が異
なる複数種類の用紙カートリッジを用意しておけば、用
紙カートリッジの交換のみで所望の種類の用紙に対する
印字動作を行なうことができる。この場合、用紙カート
リッジが外装ケースの一部を形成するため、用いる用紙
の種類に応じた形状に用紙カートリッジを形成すれば、
用いる用紙に応じた最小限の大きさに用紙カートリッジ
を形成することができ、したがって、使用可能な用紙の
多様化と省スペース化という矛盾する要求を満たすこと
ができる。また、バッテリーの容量を用紙カートリッジ
で使用する用紙の消費量に合わせたバッテリー容量とし
ておくことで、印字途中にバッテリーの電力が不足する
ことによる印字の中断を防止することができる。
【００２３】請求項２記載の発明は、請求項１記載のポ
ータブルプリンタにおいて、用紙カートリッジが第二の
通紙経路に引き出されるロール紙を内蔵しているので、
用紙幅やロール径等が異なる様々な種類の用紙を収納す
る用紙カートリッジを用意しておけば、用紙カートリッ
ジの交換のみで所望の種類の用紙に対する印字動作を行
なうことができる。この場合、用紙カートリッジが外装
ケースの一部を形成するため、用いる用紙の種類、例え
ばロール径に応じた形状に用紙カートリッジを形成すれ
ば、用いる用紙に応じた最小限の大きさに用紙カートリ
ッジを形成することができ、したがって、使用可能な用
紙の多様化と省スペース化という矛盾する要求を満たす
ことができる。
ータブルプリンタにおいて、用紙カートリッジが第二の
通紙経路に引き出されるロール紙を内蔵しているので、
用紙幅やロール径等が異なる様々な種類の用紙を収納す
る用紙カートリッジを用意しておけば、用紙カートリッ
ジの交換のみで所望の種類の用紙に対する印字動作を行
なうことができる。この場合、用紙カートリッジが外装
ケースの一部を形成するため、用いる用紙の種類、例え
ばロール径に応じた形状に用紙カートリッジを形成すれ
ば、用いる用紙に応じた最小限の大きさに用紙カートリ
ッジを形成することができ、したがって、使用可能な用
紙の多様化と省スペース化という矛盾する要求を満たす
ことができる。
【００２４】請求項３記載の用紙カートリッジは、請求
項１記載のポータブルプリンタに用いる用紙カートリッ
ジなので、請求項１記載のプリンタ基部と共に用いるこ
とで、請求項１記載の発明と同様の効果を有する。
項１記載のポータブルプリンタに用いる用紙カートリッ
ジなので、請求項１記載のプリンタ基部と共に用いるこ
とで、請求項１記載の発明と同様の効果を有する。
【図１】本発明の一実施の形態を示す全体の斜視図であ
る。
る。
【図２】その横断平面図である。
【図３】その分解斜視図である。
【図４】用紙カートリッジを示す横断平面図である。
【図５】別の種類の用紙カートリッジを示す横断平面図
である。
である。
【図６】更に別の種類の用紙カートリッジを示す横断平
面図である。
面図である。
２ 外装ケース ３ プリンタ基部 ４ 用紙カートリッジ ９ 第一の通紙経路 １０ 印字部 １３ 切欠部 ２７ バッテリー ２８ ロール紙 ３０ 第二の通紙経路
Claims (3)
- 【請求項１】 外装ケースの一部に切欠部を有し、この
切欠部から前記外装ケースの他の部分に至る第一の通紙
経路とこの第一の通紙経路中に配置された印字部とを備
えるポータブル型のプリンタ基部と、 このプリンタ基部の前記切欠部に着脱自在に固定されて
前記外装ケースの一部となり、少なくともバッテリーを
内蔵して前記第一の通紙経路に連絡する第二の通紙経路
が形成された用紙カートリッジと、を備えることを特徴
とするポータブルプリンタ。 - 【請求項２】 用紙カートリッジは、第二の通紙経路に
引き出されるロール紙を内蔵していることを特徴とする
請求項１記載のポータブルプリンタ。 - 【請求項３】 外装ケースの一部に切欠部を有し、この
切欠部から前記外装ケースの他の部分に至る第一の通紙
経路とこの第一の通紙経路中に配置された印字部とを備
えるポータブル型のプリンタ基部の前記切欠部に着脱自
在に固定されて前記外装ケースの一部となり、少なくと
もバッテリーを内蔵して前記第一の通紙経路に連絡する
第二の通紙経路を備えることを特徴とする用紙カートリ
ッジ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9042697A JPH10235957A (ja) | 1997-02-26 | 1997-02-26 | ポータブルプリンタ及び用紙カートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9042697A JPH10235957A (ja) | 1997-02-26 | 1997-02-26 | ポータブルプリンタ及び用紙カートリッジ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10235957A true JPH10235957A (ja) | 1998-09-08 |
Family
ID=32843998
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9042697A Pending JPH10235957A (ja) | 1997-02-26 | 1997-02-26 | ポータブルプリンタ及び用紙カートリッジ |
Country Status (1)
| Country | Link |
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