JPH1023549A - 着信報知装置 - Google Patents

着信報知装置

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JPH1023549A
JPH1023549A JP9037033A JP3703397A JPH1023549A JP H1023549 A JPH1023549 A JP H1023549A JP 9037033 A JP9037033 A JP 9037033A JP 3703397 A JP3703397 A JP 3703397A JP H1023549 A JPH1023549 A JP H1023549A
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JP
Japan
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notification
incoming call
radio wave
mobile phone
incoming
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JP9037033A
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English (en)
Inventor
Kiyochika Maeda
清近 前田
Yoichi Takeda
洋一 武田
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SANHAYATO KK
Original Assignee
SANHAYATO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自他を確実に識別できる着信報知装置を提供
すること。 【解決手段】 着信報知装置5は、携帯電話機1の機能
とは分離していて携帯電話機1に着信があったときに振
動することにより着信を報知するものであって、報知親
機51と、報知子機52とからなる。符号53は報知子
機52のアンテナである。報知親機51は、携帯電話機
1に着信があったときに携帯電話機1が発信する電波を
受信し、あらかじめ定めた周波数の着信報知電波として
送出する。また、報知子機52は、前記報知親機51か
らの着信報知電波を受信したときに、あらかじめ定めら
れた周波数の着信報知電波であったときのみ振動する小
型軽量の装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機の機能
とは分離していて携帯電話機に着信があったときに振動
することにより着信を報知する着信報知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話機は大幅に普及してきて
いる。その理由は、電子技術の発展に伴い小型軽量化及
び初期投資金額及び通話料金の低価格化が進んだこと、
通話する場所を選ばずに使用できること、通話可能地域
の拡大化が進んだことが挙げられる。
【0003】この携帯電話機は、小型軽量化が進んだと
しても、耳と口との間に置いて使用されるものであるた
め、ある程度の大きさは必要である。このため、この携
帯電話機を例えば上着のポケットに入れるなどして使用
する場合、大きさが気になる事態が発生している。
【0004】そこで、基地無線局から呼出しを受けた携
帯電話機が応答識別電波を送信することに着目し、この
電波が受信されたときに振動体を振動させて着信があっ
たことを知らせる着信報知装置が開発されている。
【0005】図9は、従来の着信報知装置を示す構成図
である。この図において、携帯電話機101は図示しな
いが無線ユニット、変復調ユニット、ロジックコントロ
ールユニット、送受話器、及び電源ユニット等を内蔵
し、前記無線ユニットをアンテナ102に接続して電波
の送受信ができる。基地無線局103は、図示しないが
無線装置、変復調装置、コントロール装置、及び電源ユ
ニット等からなり、変復調装置を電話網に接続するとと
もに、前記無線装置をアンテナ104に接続して電波の
送受信ができる。そして、携帯電話機101はアンテナ
102を介して送受信する電波で基地無線局103に接
続される。
【0006】着信報知装置105は小型軽量化されてお
り、図示しないが筐体内部に電波受信回路、振動体駆動
回路、振動体を備え、電波受信回路をアンテナ106に
接続している。また、この着信報知装置105の電波受
信回路は、所定以上の強度の電波を受信すると、振動駆
動回路を動作させるようになっている。また、前記振動
駆動回路は、振動体を振動させることができる。なお、
アンテナ106は筐体内部に配置される例が多い。
【0007】この着信報知装置105を使用する場合
は、この着信報知装置105を例えばワイシャツ等のポ
ケットに入れておく。そして、着信音を消した携帯電話
機101を例えばカバン等に入れておく。
【0008】ここで、当該携帯電話機101に呼出しが
あったとすると、携帯電話機101は応答識別電波をア
ンテナ102から送出する。すると、携帯電話機101
の付近の電波の電界強度が高まる。アンテナ106に
は、この電界強度に応じた高周波電圧が誘起される。こ
の高周波電圧は電波受信回路に取り込まれ、そのレベル
が所定値以上であったときに、振動駆動回路を動作させ
る。これにより、振動駆動回路は振動体を駆動する。し
たがって、振動体が振動する。これにより、着信報知装
置105を所持している人は、着信があったことを知る
ことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の着信報知装置にあっては、単に電界強度が所定のレ
ベル以上であったときに振動させるようにしているた
め、例えば会議などで近くに携帯電話機を所持している
人が複数いた場合、他人の携帯電話機の呼び出しであっ
ても応答してしまい、自他の識別が不能となってしまう
という欠点があった。
【0010】また、上記従来の着信報知装置にあって
は、着信時でなくとも、携帯電話機から電話をかける場
合や、無線設備があった場合、電波の電界強度が所定レ
ベル以上となったときに、振動してしまうという欠点が
あった。本発明は上述した従来の欠点に鑑みてなされた
もので、その目的は自他を確実に識別できる着信報知装
置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明に係る着信報知装置は、携帯電
話機の機能とは分離していて前記携帯電話機に着信があ
ったときに振動して着信を報知する着信報知装置におい
て、前記携帯電話機に着信があったときに当該携帯電話
機が発信する電波を受信して着信報知電波を送出する報
知親機と、前記報知親機とは分離しておりかつ前記着信
報知電波を受信したときに振動する小型軽量の報知子機
とを備えたことを特徴とするものである。
【0012】したがって、請求項1記載の発明では、着
信報知装置を使用するときに、携帯電話機の呼出音を切
り、かつ報知親機を動作させ、そして報知子機を携帯す
る。ここで、携帯電話機に呼出しがあると、携帯電話機
から応答電波を発信する。報知親機は、携帯電話機から
応答電波の発信があると、着信報知電波を送信させる。
報知子機は、着信報知電波を受信すると、振動体を振動
させて着信があったことを携帯者に知らせる。
【0013】上記目的を達成するために、請求項2記載
の発明に係る着信報知装置は、携帯電話機の機能とは分
離していて前記携帯電話機に着信があったときに振動し
て着信を報知する着信報知装置において、前記携帯電話
機に内蔵されている着信報知用の発振回路あるいは振動
体駆動回路を制御する制御信号を取込み、当該制御信号
により着信報知電波を送出する報知親機と、前記報知親
機とは分離していて前記報知親機からの着信報知電波を
受信したときに振動する小型軽量の報知子機とを備えた
ことを特徴とするものである。
【0014】したがって、請求項2記載の発明では、着
信報知装置を使用するときに、報知親機を動作させ、そ
して報知子機を携帯する。ここで、携帯電話機に呼出し
があると、携帯電話機から応答電波を発信する。報知親
機は、携帯電話機の報知用の発振回路あるいは振動体駆
動回路の制御信号により着信報知電波が送信される。報
知子機は、着信報知電波を受信すると、振動体を振動さ
せて着信があったことを携帯者に知らせる。
【0015】請求項3記載の発明では、前記報知親機
は、前記携帯電話機の着信時に、あらかじめ定めた周波
数の着信報知電波を送出するように構成し、前記報知子
機は、前記報知親機からの着信報知電波を受信したとき
に、あらかじめ定められた周波数の着信報知電波であっ
たときのみ振動するように構成したことを特徴とするも
のである。
【0016】したがって、請求項3記載の発明では、着
信報知装置を使用するときに、報知親機を動作させ、そ
して報知子機を携帯する。ここで、携帯電話機に呼出し
があると、携帯電話機は応答電波を発信する。報知親機
は、前記携帯電話機が発射する応答電波を受信し、ある
いは前記携帯電話機の発振回路、振動体駆動回路の制御
信号により、あらかじめ定めた周波数の着信報知電波を
送信する。報知子機は、あらかじめ定められた周波数の
着信報知電波が受信されるので、振動体を振動させて着
信があったことを携帯者に知らせる。
【0017】請求項4記載の発明では、前記報知親機
は、前記携帯電話機の着信時に、所定の周波数の着信報
知電波をあらかじめ定めた周波数の変調信号で変調して
送出するように構成し、前記報知子機は、前記報知親機
からの着信報知電波を受信したときに、前記着信報知電
波の復調信号があらかじめ定めた周波数のときに振動す
るように構成したことを特徴とするものである。
【0018】したがって、請求項4記載の発明では、着
信報知装置を使用するときに、報知親機を動作させ、か
つ報知子機を携帯する。ここで、携帯電話機に呼出しが
あると、携帯電話機は基地無線局に応答電波を送信す
る。報知親機は、前記携帯電話機が発射する応答電波を
受信し、あるいは前記携帯電話機の発振回路、振動体駆
動回路の制御信号により、あらかじめ定めた周波数の変
調信号で電波を変調して作成した着信報知電波を送信す
る。報知子機は、着信報知電波を受信し復調して、その
復調信号があらかじめ定められた周波数であったとき
に、振動体を振動させる。これにより携帯者に着信を知
らせる。
【0019】請求項5記載の発明では、前記報知親機
は、前記携帯電話機の着信時に、所定の周波数の着信報
知電波をあらかじめ定めた固有データで変調して送出す
るように構成し、前記報知子機は、前記報知親機からの
着信報知電波を受信したときに、前記着信報知電波の復
調データがあらかじめ定めた固有データと一致したとき
に振動するように構成したことを特徴とするものであ
る。
【0020】したがって、請求項5記載の発明では、着
信報知装置を使用するときに、報知親機を動作させ、か
つ報知子機を携帯する。ここで、携帯電話機に呼出しが
あると、携帯電話機は基地無線局に応答電波を送信す
る。報知親機は、前記携帯電話機が発射する応答電波を
受信し、あるいは前記携帯電話機の発振回路、振動体駆
動回路の制御信号により、あらかじめ定めた固有データ
で変調した着信報知電波を送信させる。報知子機は、着
信報知電波の復調データがあらかじめ記憶させた固有デ
ータと一致したときに振動体を振動させる。
【0021】請求項6記載の発明では、前記報知親機
は、前記携帯電話機の着信時に、前記携帯電話機が発射
する電波を所定の周波数の着信報知電波に変換して送出
するように構成し、前記子機は、前記報知親機からの着
信報知電波を受信したときに、その着信報知電波の復調
データが、あらかじめ記憶させておいた当該携帯電話機
の応答データと一致したときに振動するように構成した
ことを特徴とするものである。
【0022】したがって、請求項6記載の発明では、ま
ず、前記携帯電話機を作動させて応答電波を基地局に送
出して応答データを報知親機を介して報知子機に記憶さ
せておく。ついで、着信報知装置を使用するときに、報
知親機を動作させ、かつ報知子機を携帯する。ここで、
携帯電話機に呼出しがあると、携帯電話機は基地無線局
に応答電波を送信する。報知親機は、前記携帯電話機が
発射する応答電波を受信し、あるいは前記携帯電話機の
発振回路、振動体駆動回路の制御信号により、応答電波
の周波数を変更した着信報知電波を送信する。報知子機
は、着信報知電波の復調データがあらかじめ記憶させて
おいた当該携帯電話機の応答データと一致したときに振
動体を振動させる。
【0023】請求項7記載の発明では、前記報知親機
は、携帯電話機に内蔵されているものであることを特徴
とするものである。
【0024】請求項8記載の発明では、前記報知親機
は、携帯電話機の付近に配置されているものであること
を特徴とするものである。
【0025】請求項9記載の発明では、前記報知親機
は、電波の電界強度が所定の強電界以上のときのみ反応
し、着信報知電波を送出できる手段を備えたことを特徴
とするものである。
【0026】上記目的を達成するために、請求項10記
載の発明に係る着信報知装置は、携帯電話機の機能とは
分離していて前記携帯電話機に着信があったときに振動
して着信を報知する着信報知装置において、前記携帯電
話機に着信があったときに携帯電話機が発信する電波を
受信し、その電波の復調データが、あらかじめ記憶させ
ておいた当該携帯電話機の応答識別データと一致したと
きに振動する小型軽量の報知子機からなることを特徴と
するものである。
【0027】したがって、請求項10記載の発明では、
報知子機が、直接、携帯電話機から送信されている電波
を受信し、その応答識別信号があらかじめ記憶しておい
た識別データと一致したときに振動をすることにより着
信を報知する。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。 〔第1の実施の形態〕図1は本発明に係る着信報知装置
の第1の実施の形態を示す図である。この図において、
携帯電話機1は図示しないが無線ユニット、変復調ユニ
ット、ロジックコントロールユニット、送受話器、及び
電源ユニット等を内蔵し、前記無線ユニットをアンテナ
2に接続して電波の送受信ができる。基地無線局3は、
図示しないが無線装置、変復調装置、コントロール装
置、及び電源ユニット等からなり、変復調装置を電話網
に接続するとともに、前記無線装置をアンテナ4に接続
して電波の送受信ができる。そして、携帯電話機1はア
ンテナ2を介して送受信する電波でもって基地無線局3
に接続される。
【0029】着信報知装置5は、報知親機51と、報知
子機52とからなる。報知子機52にはアンテナ53が
設けられている。報知親機51は、携帯電話機1内に内
蔵されており、かつ着信切りにしたときに動作し、かつ
オフフックしたときに動作しないように構成されてい
る。また、報知親機51は、携帯電話機1に着信があっ
て携帯電話機1から応答識別電波が送出されたときに、
あらかじめ定めた所定の周波数の電波をアンテナ2から
送出できるようになっている。報知子機52は小型軽量
に構成されており、かつアンテナ53を介してあらかじ
め定めた所定の周波数の電波を受信できるようになって
いる。
【0030】図2は本発明の第1の実施の形態の構成例
を示すブロック図であり、同図において51は報知親機
の構成を、同図において52は報知子機の構成を示した
ものである。
【0031】この図において、報知親機51は、携帯電
話機に着信があったときに携帯電話機が発信する電波を
受信する受信回路511と、あらかじめ定めた周波数の
電波を発信する発信回路512と、受信回路511から
の発信指令があったときに動作し、発信回路512から
の電波を増幅する高周波増幅回路513とを備え、高周
波増幅回路513の出力を携帯電話機1のアンテナ2か
ら送出できるようになっている。
【0032】前記受信回路511には、例えば着信切信
号Cf及びフックオフ信号Ffが入力されるようにして
あり、着信切信号Cfが入力されたときに動作し、フッ
クオフ信号Ffが入力されたときに動作しないようにな
っている。また、携帯電話機1が応答識別信号を送出し
たときに、その信号を送出したことを受信回路511に
知らせるようになっている。
【0033】図2において、報知子機52は、アンテナ
53と、このアンテナ53に誘起した高周波信号の内あ
らかじめ定めた所定の周波数の高周波信号のみを通過さ
せる同調回路522と、この同調回路522で選別した
高周波を増幅する高周波増幅回路523と、その高周波
増幅回路523の出力を通過させるバンドパスフィルタ
524と、このバンドパスフィルタ524からの通過高
周波信号を検波する検波器525と、この検波器525
から検波出力信号があるときに動作する振動体駆動回路
526と、この振動体駆動回路526により駆動されて
振動をする振動体527とを備えている。
【0034】このような第1の実施の形態の動作を説明
する。この着信報知装置5を使用するときには、まず、
携帯電話機1の呼出音を切り、この携帯電話機1を例え
ばカバン等に入れておく。これにより、報知親機51の
受信回路511に着信切信号Cfが入力されるため、報
知親機51が動作する。また、報知子機52の電源スイ
ッチをオンとして、報知子機52を例えばワイシャツの
ポケット等に入れておく。
【0035】このような状態において、携帯電話機1に
呼出しがあると、携帯電話機1は応答識別電波を発信す
るとともに、報知親機51の受信回路511に応答識別
電波を発信したことを通知する。すると、受信回路51
1は高周波増幅回路513を動作させて、発信回路51
2で発振している着信報知電波を増幅してアンテナ2に
出力する。これにより、着信報知電波は、アンテナ2か
ら空中に送出される。この着信報知電波は、報知子機5
2のアンテナ53から同調回路522を介して高周波増
幅回路523に入力される。この電波は高周波増幅回路
523で増幅されてバンドパスフィルタ524を通過し
て検波器525に供給される。この高周波信号は、検波
器525で検波されて振動体駆動回路526を動作させ
る。これにより、振動体駆動回路526は、振動体52
7を動作させる。したがって、報知子機52を携帯する
者は報知子機52の振動によって携帯電話機1に着信が
あることを知ることができる。
【0036】このような第1の実施の形態によれば、報
知親機51と報知子機52との間で周波数が決まってい
るので、他の携帯電話機からの電波と区別でき、自他の
区別が確実にできる。
【0037】なお、上記第1の実施の形態では、報知親
機51の受信回路511に着信切信号Cf、フックオフ
信号Ffを入力することにより、報知親機51を動作さ
せるか否かを決めていたが、別途スイッチを設け、これ
により、報知親機51の動作をさせるか否かを決めるよ
うにしてもよい。
【0038】〔第2の実施の形態〕図3は同第2の実施
の形態を説明するための図である。同図において51a
は報知親機の他の構成を、同図において52aは報知子
機の他の構成をそれぞれ示す。この図の構成が図1の各
ブロックに適用される。また、第2の実施の形態におい
て、第1の実施の形態と同一構成要素には同一の符号を
付して説明を省略する。
【0039】第2の実施の形態における着信報知装置
は、報知親機51aと、報知子機52aとから構成され
ている。報知親機51aは、受信回路511と、発信回
路512と、高周波増幅回路513と、あらかじめ定め
た周波数の変調信号を発振する変調信号発生器514と
を備え、変調信号発生器514で高周波増幅回路513
で増幅する高周波信号を振幅変調できるようになってい
る。
【0040】また、報知子機52aは、アンテナ53
と、同調回路522と、高周波増幅回路523と、バン
ドパスフィルタ524と、検波器525と、あらかじめ
定めた所定の周波数の復調信号のときに当該復調信号を
通過させるバンドパスフィルタ528と、振動体駆動回
路526と、振動体527とから構成されている。この
第2の実施の形態によれば、携帯電話機1に呼出しがあ
ると、携帯電話機1から基地無線局に応答識別電波が送
信される。報知親機51aの受信回路511は携帯電話
機1内に配置されていて、携帯電話機1が応答識別電波
を発したことにより高周波増幅回路513が動作する。
すると、高周波増幅回路513は、発信回路512の高
周波信号を増幅するとともに、変調信号発生器514か
らの変調信号で当該高周波信号を振幅変調する。したが
って、携帯電話機1のアンテナ2からは、あらかじめ定
めた周波数の変調信号で変調された着信報知電波が送信
される。
【0041】報知子機52aにおいて、着信報知電波を
アンテナ53、同調回路522、高周波増幅回路52
3、バンドパスフィルタ524を介して受信し、検波器
525で復調する。その復調信号がバンドパスフィルタ
528を通過すると、振動体駆動回路526が動作し
て、振動体527が振動する。これにより、報知子機5
2aを携帯する者に着信を知らせることができる。
【0042】この第2の実施の形態によれば、周波数が
同一でも変調信号の周波数を変更することにより、自他
の識別が可能になるので、同調回路522、バンドパス
フィルタ524が性能の悪いものでもよい。
【0043】なお、上記第2の実施の形態では、所定の
周波数の高周波信号をあらかじめ定めた周波数の変調信
号で振幅変調することにより自他の識別を可能にした
が、この変調方式は振幅変調に限らず、周波数変復調、
位相変復調等の方式を使用してもよい。
【0044】〔第3の実施の形態〕図4は同第3の実施
の形態を説明するための図である。同図において51b
は報知親機のさらに他の構成を、同図において52bは
報知子機のさらに他の構成をそれぞれ示す。この図の構
成が図1の各ブロックに適用される。また、第3の実施
の形態において、第1の実施の形態と同一構成要素には
同一の符号を付して説明を省略する。
【0045】第3の実施の形態における着信報知装置
は、報知親機51bと、報知子機52bとから構成され
ている。報知親機51bは、受信回路511と、発信回
路512と、高周波増幅回路513と、あらかじめ定め
た固有データ(例えば「12345」という符号)を記
憶するメモリ515と、メモリ515からの固有データ
を所定の手順で取り出し所定の変調信号にするエンコー
ダ516と、このエンコーダ516からの変調信号で振
幅変調する高周波増幅回路513とを備えている。
【0046】また、報知子機52bは、アンテナ53
と、同調回路522と、高周波増幅回路523と、バン
ドパスフィルタ524と、検波器525と、検波器52
5からの復調信号を所定の手順で所定の固有データにす
るデコーダ529と、このデコーダ529からの固有デ
ータを記憶するメモリ530と、あらかじめ定めた固有
データを記憶するメモリ531と、メモリ530からの
固有データとメモリ531からの固有データを比較する
比較器532と、振動体駆動回路526、振動体527
とを備えている。
【0047】このような第3の実施の形態の動作を説明
する。携帯電話機1に呼出しがあると、携帯電話機1か
ら基地無線局3に電波が送信される。すると、報知親機
51bの受信回路511、エンコーダ516が動作す
る。これにより、エンコーダ516は、メモリ515か
ら所定の手順であらかじめ定めた固有データを取り出
し、高周波増幅回路513に供給される。これにより、
高周波増幅回路513からは、固有データで振幅変調し
た着信報知電波が出力される。この着信報知電波は、ア
ンテナ2から空中に放出される。
【0048】報知子機52bでは、着信報知電波をアン
テナ53、同調回路522、高周波増幅回路523、バ
ンドパスフィルタ524を介して受信し、検波器525
で復調する。その復調信号はデコーダ529で所定の手
順で固有データにされて、メモリ530に記憶させる。
このメモリ530で記憶された固有データは、あらかじ
めメモリ531に記憶された固有データと比較器532
で比較される。比較器532は、二つの固有データが一
致したときに信号を出力して振動体駆動回路526を動
作させる。この振動体駆動回路526は、振動体527
を振動させる。
【0049】この第3の実施の形態によれば、固有デー
タの一致不一致により自他を確実に識別させることがで
きる。なお、上記第3の実施の形態では、固有データを
アナログ信号に変換して振幅変調したが、周波数変調あ
るいは位相変調としてもよい。また、固有データをアナ
ログ信号にせずに、デジタル信号のままで、ASK(Am
plitude Shift Keying)、FSK(Frequency Shift Ke
ying)、あるいはPSK(Phase Shift Keying)方式に
より変調するものであってもよい。
【0050】〔第4の実施の形態〕図5は同第4の実施
の形態を説明するための図である。同図において51c
は報知親機のさらに別な構成を、同図において52cは
報知子機のさらに別な構成をそれぞれ示す。この図の構
成が図1の各ブロックに適用される。また、第4の実施
の形態において、第1の実施の形態と同一構成要素には
同一の符号を付して説明を省略する。
【0051】第4の実施の形態における着信報知装置
は、報知親機51cと、報知子機52cとから構成され
ている。報知親機51cは、携帯電話機1が着信時に送
信する応答識別電波から応答識別信号を取り出す受信回
路511aと、発信回路512と、受信回路511aに
より動作し、発信回路512からの送信電波を受信回路
511aの応答識別信号で変調する高周波増幅回路51
3aとを備えている。
【0052】また、報知子機52cは、アンテナ53
と、同調回路522と、高周波増幅回路523と、バン
ドパスフィルタ524と、検波器525と、検波器52
5からの復調信号を所定の手順で所定の識別データにす
るデコーダ529aと、このデコーダ529aからの識
別データを記憶するメモリ530と、あらかじめ記憶さ
せた識別データ(応答データ)を記憶するメモリ531
と、メモリ530からの識別データとメモリ531の識
別データ(応答データ)を比較する比較器532と、振
動体駆動回路526、振動体527と、操作器536と
を備えている。また、デコーダ529aは、操作器53
6により操作できる。これにより、デコーダ529a
は、携帯電話機1が呼出されたときに、操作器536を
操作することにより、当該携帯電話機1が基地無線局3
に送出する応答識別電波の識別データ(応答データ)を
メモリ531に記憶できるようになっている。
【0053】第4の実施の形態の動作を説明する。ま
ず、識別データ設定動作について説明する。携帯電話機
1に呼出しがあると、携帯電話機1は、基地無線局3に
応答電波が送信される。すると、報知親機51cの受信
回路511aが前記応答電波を受信する。これにより、
受信回路511aから識別データ(応答データ)が高周
波増幅回路513に供給される。高周波増幅回路513
において、着信報知電波を識別データ(応答データ)で
変調する。この着信報知電波は、アンテナ2から放出さ
れる。この着信報知電波は、報知子機52cで受信され
る。このとき、操作器536を設定に操作すると、デコ
ーダ529aで得られた識別データ(応答データ)は、
メモリ531に記憶される。
【0054】次に、通常の呼出し動作について説明す
る。携帯電話機1が着信すると、応答識別電波を送出す
る。これにより、受信回路511aは、高周波増幅回路
513を動作させるとともに、応答識別電波を受信して
識別データ(応答データ)を取り出して高周波増幅回路
513に供給する。これにより、高周波増幅回路513
からは、識別データ(応答データ)で振幅変調した着信
報知電波が出力される。この着信報知電波は、アンテナ
2から空中に放出される。
【0055】報知子機52cでは、着信報知電波をアン
テナ53、同調回路522、高周波増幅回路523、バ
ンドパスフィルタ524を介して受信し、検波器525
で復調する。その復調信号はデコーダ529aで所定の
手順で識別データにし、メモリ530に記憶させる。こ
のメモリ530で記憶された識別データは、あらかじめ
メモリ531に記憶された識別データ(応答データ)と
比較器532で比較される。比較器532は、二つの識
別データが一致したときに信号を出力して振動体駆動回
路526を動作させる。したがって、この振動体駆動回
路526は、振動体527を振動させる。
【0056】この第4の実施の形態によれば、携帯電話
機1がもともと所有している識別データを利用している
ので、確実に自他の識別が可能になる。
【0057】〔第5の実施の形態〕なお、上記第4の実
施の形態では、携帯電話機1が着信時に送出する応答識
別信号を一旦報知親機51cで他の周波数の電波に変換
して送出したが、図5に示す第4の実施の形態の報知子
機52cを利用し、携帯電話機1の応答識別電波を直接
受信するようにしてもよい。
【0058】〔第6の実施の形態〕図6は、本発明の第
6の実施の形態を示すブロック図である。この図では、
携帯電話機1と、基地無線局3と、同第6の実施の形態
である着信報知装置5aとが示されている。着信報知装
置5aは、携帯電話機1の外部に設けられている。着信
報知装置5aは、報知親機51dと、報知子機52dと
からなる。前記報知親機51dは、上記実施の形態の報
知親機51、51a、51b、または51cの機能を使
用し、かつ携帯電話機1から分離したものである。ま
た、報知子機52dは、上記実施の形態の報知子機5
2、52a、52b、または52cの機能を使用してい
る。この着信報知装置5aの報知親機51dは、携帯電
話機1の外部のすぐ近くに置くか、あるいは携帯電話機
1に張り付けておくようにしたものである。
【0059】このようにすれば、携帯電話機1に内蔵す
る必要がなくなり、かつ携帯電話機1の機種を選択する
必要がない。
【0060】〔第7の実施の形態〕図7は、本発明に係
る着信報知装置の第7の実施の形態を示すブロック図で
ある。この図には、携帯電話機1と、着信報知装置5b
とが示されている。前記携帯電話機1は、アンテナ2を
接続した携帯電話機回路11と、着信報知用の発振回路
12と、着信報知するためのスピーカ13とを備え、次
のように構成されている。
【0061】すなわち、前記携帯電話機回路11は、着
信を知らせるための制御信号を形成して発振回路12を
動作させるとともに、携帯電話機1の所持者の音声を電
波にしてアンテナ2を介して基地局に送出し、基地局か
らの電波をアンテナ2を介して受信して携帯電話機1の
所持者に音声として与えるようになっている。前記発振
回路12は、携帯電話機回路11からの制御信号が入力
されると、所定の音声周波数の着信信号を発振し、前記
スピーカ13に与えられるようになっている。前記スピ
ーカ13は、前記発振回路12からの着信信号を音波に
変換できるようになっている。
【0062】前記着信報知装置5bは、報知親機51e
と、報知子機52eとを備え、次のように構成されてい
る。前記報知親機51eは、前記携帯電話機回路11か
らの制御信号が供給できるようになっており、前記制御
信号が入力されると着信報知電波がアンテナ54から出
力されるようになっている。前記報知子機52eは、小
型軽量に構成されていて前記報知親機51eとは分離し
ており、かつ、前記着信報知電波を受信したときに振動
するようになっている。
【0063】前記報知親機51e及び報知子機52e
は、上記第1の実施の形態で使用した自他識別方式を採
用すればよい。すなわち前記報知親機51e及び報知子
機52eの間で送受信する着信報知電波の周波数の違い
により自局と他局を識別するように構成すればよい。こ
の場合には、例えば図2に示す報知親機51を改造して
使用するものとすると、前記携帯電話機1に着信があっ
たときに前記携帯電話機1が応答する応答電波を受信す
るための受信回路511が不要になり、前記受信回路5
11から出力されていた発振指令に代えて前記携帯電話
機回路11からの前記制御信号を高周波増幅回路513
に与えて着信報知電波の発射の制御に使用する必要があ
る。
【0064】また、前記報知親機51e及び報知子機5
2eは、上記第2の実施の形態で使用した自他識別方式
を採用すればよい。すなわち前記報知親機51e及び報
知子機52eの間で送受信する着信報知電波を変調する
変調周波数の違いにより自局と他局を識別するように構
成すればよい。この場合には、例えば図3に示す報知親
機51aを改造して使用するものとすると、前記携帯電
話機1に着信があったときに前記携帯電話機1が応答す
る応答電波を受信するための受信回路511が不要にな
り、前記受信回路511から出力されていた発振指令に
代えて前記携帯電話機回路11からの前記制御信号を高
周波増幅回路513に与えて着信報知電波の発射の制御
に使用する必要がある。
【0065】さらに、前記報知親機51e及び報知子機
52eは、上記第3の実施の形態で使用した自他識別方
式を採用すればよい。すなわち前記報知親機51e及び
報知子機52eの間で送受信する着信報知電波を変調す
る識別コードの違いにより、自局と他局を識別するよう
に構成すればよい。この場合には、例えば図4に示す報
知親機51bを改造して使用するものとすると、前記携
帯電話機1に着信があったときに前記携帯電話機1が応
答する応答電波を受信するための受信回路511が不要
になり、前記受信回路511から出力されていた発振指
令に代えて前記携帯電話機回路11からの前記制御信号
を高周波増幅回路513に与えて着信報知電波の発射の
制御に使用する必要がある。
【0066】さらにまた、前記報知親機51e及び報知
子機52eは、上記第4の実施の形態で使用した自他識
別方式を採用すればよい。すなわち前記報知親機51e
及び報知子機52eの間で送受信する着信報知電波に含
まれる応答コードの違いにより、自局と他局を識別する
ように構成すればよい。この場合には、例えば図5に示
す報知親機51cを改造して使用するものとすると、前
記携帯電話機1に着信があったときに前記携帯電話機1
が応答する応答電波を受信するための受信回路511a
から発振指令を出す必要がなく、単に受信した応答コー
ドのみを出力し、かつ前記発振指令に代えて前記携帯電
話機回路11からの前記制御信号を高周波増幅回路51
3に与えて電波の発射の制御に使用する必要がある。
【0067】このような第7の実施の形態によれば、前
記携帯電話機回路11からの発振回路12を駆動させる
制御信号により報知親機51eの電波の発射するように
しているので、この着信報知用の発振回路12を動作さ
せる制御信号により報知親機51eが着信報知電波を送
信し、報知子機52eが着信報知電波を受信して振動体
を振動させることにより着信があったことを携帯者に知
らせることができる。なお、上記第7の実施の形態で
は、アンテナ54を設けているが、このアンテナ54に
代えてアンテナ2を共用するようにしてもよい。この場
合には、アンテナ共用の回路が必要である。
【0068】〔第8の実施の形態〕図8は、同第8の実
施の形態を示すブロック図である。この図において、携
帯電話機1と、第8の実施の形態の着信報知装置5cと
が示されている。ここに、携帯電話機1は、携帯電話機
回路11と、前記携帯電話機回路11からの制御信号に
より動作する振動体駆動回路15と、前記振動体駆動回
路15からの駆動信号により振動する振動体16とから
構成されている。この携帯電話機1は、着信があったと
きに、携帯電話機回路11から制御信号が前記振動体駆
動回路15に与えられる。これにより振動体駆動回路1
5は、駆動信号を出力して振動体16を振動させる。こ
れにより、携帯電話機1を所持する者に着信を知らさせ
るようになっている。
【0069】この第8の実施の形態では、報知親機51
fと、報知子機52fとから構成されている。報知親機
51fには、前記振動体駆動回路15を動作させるため
の制御信号が入力できるようにしてある。報知親機51
fは、携帯電話機回路11から前記制御信号が入力され
ると、着信報知電波を発射するようになっている。前記
報知子機52fは報知親機51fからの着信報知電波に
より振動できるようになっている。
【0070】前記携帯電話機1の前記携帯電話機回路1
1が着信を検出すると、制御信号を振動体駆動回路15
と報知親機51fに与える。すると、報知親機51f
は、着信報知電波をアンテナ54から発射する。これに
より、前記報知子機52fは、アンテナ53を介して着
信報知電波を受信し、図示しない振動体を振動させる。
これにより、報知子機52fを所持する者は、携帯電話
機1に着信があったことを知ることができる。
【0071】上記報知親機51fと報知子機52fは、
第7の実施の形態と同様な報知親機51及び報知子機5
2、報知親機51a及び報知子機52a、報知親機51
c及び報知子機52cを使用すればよい。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、携帯電話機が応答電波を発したときに、報
知親機が前記応答電波を受信することにより報知親機が
着信報知電波を送信し、報知子機が着信報知電波が受信
して振動体が振動することにより着信があったことを携
帯者に知らせることができる。
【0073】以上説明したように、請求項2記載の発明
によれば、携帯電話機に着信があったときに発信音ある
いは振動で報知するので、この着信報知用の発振回路あ
るいは振動体駆動回路を動作させる制御信号により報知
親機が着信報知電波を送信し、報知子機が着信報知電波
が受信して振動体が振動することにより着信があったこ
とを携帯者に知らせることができる。
【0074】以上説明したように、請求項3記載の発明
によれば、携帯電話機の着信時に、報知親機があらかじ
め定めた周波数の着信報知電波を送信し、報知子機があ
らかじめ定められた周波数の着信報知電波が受信して振
動体が振動することにより着信があったことを携帯者に
知らせることができ、かつ着信報知電波の周波数が異な
ることにより自他の識別が可能になる。
【0075】請求項4記載の発明によれば、携帯電話機
の着信時に、報知親機があらかじめ定めた周波数の変調
信号で変調した着信報知電波を送信し、報知子機が着信
報知電波を受信して復調し、その復調信号があらかじめ
定められた周波数であったときに、振動体を振動させて
着信があったことを携帯者に知らせることができ、かつ
変調信号の周波数により自他の識別ができ、しかも周波
数の有効利用ができる。
【0076】請求項5記載の発明によれば、携帯電話機
の着信時に、報知親機があらかじめ定めた固有データで
変調した着信報知電波を送信し、報知子機が着信報知電
波の復調データがあらかじめ記憶させた固有データと一
致したときに振動体を振動させることができ、かつ固有
データにより自他の識別が確実にでき、しかも周波数の
有効利用ができる。
【0077】請求項6記載の発明によれば、携帯電話機
の応答電波を報知親機で所定の周波数の着信報知電波に
変換し、報知子機でこれを復調して、あらかじめ記憶し
ておいて当該携帯電話機の応答データと一致したとき
に、着信があったと報知することができ、かつ当該携帯
電話機の応答データで自他の識別が確実にでき、しかも
周波数の有効利用ができる。
【0078】請求項7記載の発明によれば、前記報知親
機は、携帯電話機に内蔵されているので、携帯に便利で
ある。
【0079】請求項8記載の発明によれば、前記報知親
機は、携帯電話機の付近に配置されているものであるの
で、携帯電話機の機種を選択することなく使用できる。
【0080】請求項9記載の発明によれば、前記報知親
機が電波の電界強度が所定の強電界以上のときのみ反応
し、着信報知電波を送出できるようにしたので、他の携
帯電話機が近くにあっても報知親機が誤動作することが
ない。
【0081】請求項10記載の発明によれば、報知子機
が携帯電話機から送信されている電波を受信し、その応
答識別信号があらかじめ記憶しておいた識別データと一
致したときに振動をするので、報知親機が不要になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図2】同第1の実施の形態の詳細を示すブロック図で
ある。
【図3】同第2の実施の形態を示すブロック図である。
【図4】同第3の実施の形態を示すブロック図である。
【図5】同第4の実施の形態を示すブロック図である。
【図6】同第5の実施の形態を示すブロック図である。
【図7】同第7の実施の形態を示すブロック図である。
【図8】同第8の実施の形態を示すブロック図である。
【図9】従来の着信報知装置を示す構成図である。
【符号の説明】
1 携帯電話機 2、4 アンテナ 3 基地無線局 5、5a、5b、5c 着信報知装置 51、51a、51b、51c、51d、51e、51
f 報知親機 52、52a、52c、52c、52d、52e、52
f 報知子機 53 アンテナ 511、511a 受信回路 512 発信回路 513 513a 高周波増幅回路 514 変調信号発生器 515 メモリ 516 エンコーダ 522 同調回路 523 高周波増幅回路 524 バンドパスフィルタ 525 検波器 526 振動体駆動回路 527 振動体 529、529a デコーダ 530、531 メモリ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯電話機の機能とは分離していて前記
    携帯電話機に着信があったときに振動して着信を報知す
    る着信報知装置において、 前記携帯電話機に着信があったときに当該携帯電話機が
    発信する電波を受信して着信報知電波を送出する報知親
    機と、 前記報知親機とは分離しておりかつ前記着信報知電波を
    受信したときに振動する小型軽量の報知子機とを備えた
    ことを特徴とする着信報知装置。
  2. 【請求項2】 携帯電話機の機能とは分離していて前記
    携帯電話機に着信があったときに振動して着信を報知す
    る着信報知装置において、 前記携帯電話機に内蔵されている着信報知用の発振回路
    あるいは振動体駆動回路を制御する制御信号を取込み、
    当該制御信号により着信報知電波を送出する報知親機
    と、 前記報知親機とは分離していて前記報知親機からの着信
    報知電波を受信したときに振動する小型軽量の報知子機
    とを備えたことを特徴とする着信報知装置。
  3. 【請求項3】 前記報知親機は、前記携帯電話機の着信
    時に、あらかじめ定めた周波数の着信報知電波を送出す
    るように構成し、 前記報知子機は、前記報知親機からの着信報知電波を受
    信したときに、あらかじめ定められた周波数の着信報知
    電波であったときのみ振動するように構成したことを特
    徴とする請求項1または2記載の着信報知装置。
  4. 【請求項4】 前記報知親機は、前記携帯電話機の着信
    時に、所定の周波数の着信報知電波をあらかじめ定めた
    周波数の変調信号で変調して送出するように構成し、 前記報知子機は、前記報知親機からの着信報知電波を受
    信したときに、前記着信報知電波の復調信号があらかじ
    め定めた周波数のときに振動するように構成したことを
    特徴とする請求項1または2記載の着信報知装置。
  5. 【請求項5】 前記報知親機は、前記携帯電話機の着信
    時に、所定の周波数の着信報知電波をあらかじめ定めた
    固有データで変調して送出するように構成し、 前記報知子機は、前記報知親機からの着信報知電波を受
    信したときに、前記着信報知電波の復調データがあらか
    じめ定めた固有データと一致したときに振動するように
    構成したことを特徴とする請求項1または2記載の着信
    報知装置。
  6. 【請求項6】 前記報知親機は、前記携帯電話機の着信
    時に、前記携帯電話機が発射する電波を所定の周波数の
    着信報知電波に変換して送出するように構成し、 前記子機は、前記報知親機からの着信報知電波を受信し
    たときに、その着信報知電波の復調データが、あらかじ
    め記憶させておいた当該携帯電話機の応答データと一致
    したときに振動するように構成したことを特徴とする請
    求項1または2記載の着信報知装置。
  7. 【請求項7】 前記報知親機は、携帯電話機に内蔵され
    ているものであることを特徴とする請求項1乃至6項の
    うちの1項に記載の着信報知装置。
  8. 【請求項8】 前記報知親機は、携帯電話機の付近に配
    置されているものであることを特徴とする請求項1乃至
    6項のうちの1項に記載の着信報知装置。
  9. 【請求項9】 前記報知親機は、電波の電界強度が所定
    の強電界以上のときのみ反応し、着信報知電波を送出で
    きる手段を備えたことを特徴とする請求項6記載の着信
    報知装置。
  10. 【請求項10】 携帯電話機の機能とは分離していて
    前記携帯電話機に着信があったときに振動して着信を報
    知する着信報知装置において、 前記携帯電話機に着信があったときに携帯電話機が発信
    する電波を受信し、その電波の復調データが、あらかじ
    め記憶させておいた当該携帯電話機の応答識別データと
    一致したときに振動する小型軽量の報知子機からなるこ
    とを特徴とする着信報知装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009194691A (ja) * 2008-02-15 2009-08-27 Nec Commun Syst Ltd 着信確認システム、着信確認方法及び着信認識装置

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JP2009194691A (ja) * 2008-02-15 2009-08-27 Nec Commun Syst Ltd 着信確認システム、着信確認方法及び着信認識装置

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