JPH10235483A - レーザ加工機の倣いセンサ - Google Patents

レーザ加工機の倣いセンサ

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JPH10235483A
JPH10235483A JP9042572A JP4257297A JPH10235483A JP H10235483 A JPH10235483 A JP H10235483A JP 9042572 A JP9042572 A JP 9042572A JP 4257297 A JP4257297 A JP 4257297A JP H10235483 A JPH10235483 A JP H10235483A
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JP
Japan
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copy
sensor
nozzle
copying
laser beam
Prior art date
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Pending
Application number
JP9042572A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaaki Yamanashi
貴昭 山梨
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Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Amada Co Ltd filed Critical Amada Co Ltd
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Publication of JPH10235483A publication Critical patent/JPH10235483A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 種々のワークに対応して正確な倣いを行うこ
とのできるレーザ加工機の倣いセンサを提供する。 【解決手段】 ノズル3を中心として外側に電気的に絶
縁されて設けられている所定の幅を有するリング形状の
倣いセンサ9により倣いを行うので、従来のように一点
で倣いを行う場合と比較して、ワークの表面に切欠きや
空間があっても空間等に影響されることなく適正な倣い
を行うことができる。また、倣いセンサ9は上下位置調
整自在となっているので、ワークの材質に対応して適正
な間隔を設けて倣いを行い、加工時にノズル3部分にお
いてプラズマが発生しても、ノズル3と倣いセンサ9の
陽極19が導通することがないので、種々のワークの材
質に対して倣いを行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はレーザ加工機の倣
いセンサに係り、さらに詳しくは、網目やビニール張り
やアルミ等のワークに対して、あるいはレーザ加工に水
分を使用する場合に好適なレーザ加工機の倣いセンサに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3を参照するに、従来よりレーザ加工
機における加工ヘッド101では、先端に設けられてい
るノズル103にセンサの陽極105とガード電極10
7に分かれて設けられており、これによってワークWを
倣うと共に、ノズル103からレーザビームLBを照射
して切断するものが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあってはノズル103でワークWの一
点を倣うため、図4に示されるような網板109を倣っ
て切断する場合に、網目の間でワークWの部材がない空
間部分Gを倣うとノズル103が下方へ突っ込んでしま
うという問題がある。
【0004】また、アルミ等を切断する場合には、プラ
ズマ等の発生でワークWとノズル103の陽極105が
導通してしまい、アラームとなって倣いができない状態
となる。同様に、水や水分を噴霧してレーザ加工を行う
場合には、水分によってワークWとノズル103が導通
してしまい、倣いができない状態となる。
【0005】さらに、ビニール張りのワークWを切断す
る場合、アシストガスがビニールとワークWの間に入っ
て盛り上がってしまい、正確な倣いができないという問
題がある。
【0006】この発明の目的は、以上のような従来の技
術に着目してなされたものであり、種々のワークに対応
して正確な倣いを行うことのできるレーザ加工機の倣い
センサを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1による発明のレーザ加工機の倣いセンサ
は、レーザ加工に先立ってあるいはレーザ加工時にワー
クの表面を倣うべくレーザ加工ヘッドに設けられたレー
ザ加工機の倣いセンサであって、この倣いセンサが、所
定の幅を有するリング形状を呈すると共に、前記レーザ
加工ヘッドの先端のノズルを中心として外側に電気的に
絶縁された状態で上下位置調整自在に設けられてなるこ
と、を備えてなることを特徴とするものである。
【0008】従って、ノズルを中心として外側に所定の
幅を有するリング形状の倣いセンサにより倣いを行うの
で、従来のように一点で倣いを行う場合と比較して、ワ
ークの表面に切欠きや空間があっても空間等に影響され
ることなく適正な倣いを行う。また、倣いセンサは上下
位置調整自在となっているので、ワークの材質に対応し
て適正な間隔を設けて倣いを行う。
【0009】請求項2による発明のレーザ加工機の倣い
センサは、請求項1記載の倣いセンサが、リング形状に
おける内周部分および外周部分にガード電極が設けられ
ると共に、この両ガード電極の間に絶縁体を挟んでセン
サの陽極が設けられてなること、を特徴とするものであ
る。
【0010】従って、加工時にノズル部分においてプラ
ズマが発生しても、ノズルと倣いセンサの陽極が導通す
ることがないので、種々のワークの材質に対して倣いを
行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。
【0012】図1には、この発明に係るレーザ加工機に
おいて倣いに用いられる加工ヘッド1が示されている。
この加工ヘッド1では、先端(下端)にはレーザビーム
LBをワークWへ照射せしめるノズル3が設けられてい
る。この先端のノズル3の外周面にネジ部5が形成され
ている。前記ネジ部5には、内面にネジ部7を有するリ
ング形状の倣いセンサ9が螺合されて取付けられてい
る。この倣いセンサ9は例えばセラミックのような絶縁
板11を介して固定ナット13により上下移動可能に設
けられており、所望の位置に固定されるようになってい
る。
【0013】図2を併せて参照するに、前記リング形状
をした倣いセンサ9はある程度の幅を有しており、外周
部分および内周部分に所定幅でガード電極15が設けら
れている。この両ガード電極15の間にはセラミック等
の絶縁リング17により絶縁された状態の陽極19が設
けられており、図示省略のセンサコントローラに接続さ
れている。
【0014】従って、レーザ加工時またはレーザ加工に
先立って倣いを行う場合には、レーザ加工ヘッド1の固
定ナット13をゆるめて倣いセンサ9の高さ位置をワー
クWに対応する位置に調整して、固定ナット13により
固定する。この状態で、加工ヘッド1のノズル3をワー
クWの表面から一定の間隔を保持させて、ノズル3をレ
ーザ加工線に沿って移動させて倣いを行う。
【0015】以上説明したように、倣いセンサ9がある
程度の幅を有するリング形状をしているので、倣いの対
象が網目の構造をしている場合でも網目の空間を突き抜
けて倣い不可能の状態となることがなく、適正な倣いを
行うことができる。
【0016】また、アルミ製のワークWに対してレーザ
加工を行う場合に、ノズル3部分でプラズマが発生して
もノズル3から離れた位置でリング形状の倣いセンサ9
が倣いを行うので、プラズマによってワークWと倣いセ
ンサ9の陽極19が導通することがない。このため、適
正な倣いを行うことができる。
【0017】また、水や水分の噴霧を行う場合でも、倣
いセンサ9自体を固定ナット13により上下移動できる
ため、ノズル3とワークWの間隔を十分確保することに
より水や水分による導通を防止して、適正な倣いを行う
ことができる。
【0018】さらに、ワークWの表面がビニール張りで
ある場合でも、ノズル3よりも上方位置にある倣いセン
サ9により倣いを行うので、例えビニールが盛り上がっ
ても影響されることなく倣いを行うことができる。
【0019】なお、この発明は前述の発明の実施の形態
に限定されることなく、適宜な変更を行なうことによ
り、その他の態様で実施し得るものである。すなわち、
前述の実施の形態においては、倣いセンサ9の内面に設
けられたネジ部7をノズル3の外面に設けられたネジ部
5に螺合させることにより倣いセンサ9を取付けると共
に、固定ナット13により上下位置調整自在に設けた
が、これに限らず、ノズル3と倣いセンサ9とを電気的
に絶縁すると共に、倣いセンサ9を上下位置調整自在に
支持するものであればよい。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よるレーザ加工機の倣いセンサでは、ノズルを中心とし
て外側に所定の幅を有するリング形状の倣いセンサによ
り倣いを行うので、従来のように一点で倣いを行う場合
と比較して、ワークの表面に切欠きや空間があっても空
間等に影響されることなく適正な倣いを行うことができ
る。また、倣いセンサは上下位置調整自在となっている
ので、ワークの材質に対応してワークとの間に適正な間
隔を設けて倣いを行うことができる。
【0021】請求項2の発明によるレーザ加工機の倣い
センサでは、加工時にノズル部分においてプラズマが発
生しても、ノズルと倣いセンサの陽極が導通することが
ないので、種々のワークの材質に対して倣いを行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るレーザ加工機の倣いセンサを示
す断面図である。
【図2】図1におけるII−II線に沿った位置における断
面図である。
【図3】従来のレーザ加工機の倣いセンサを示す断面図
である。
【図4】従来適正な倣いを行うことができなかった網板
を示す平面図である。
【符号の説明】
1 加工ヘッド 3 ノズル 9 倣い用センサ 15 ガード電極 17 絶縁リング(絶縁体) 19 陽極 LB レーザビーム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ加工に先立ってあるいはレーザ加
    工時にワークの表面を倣うべくレーザ加工ヘッドに設け
    られたレーザ加工機の倣いセンサであって、この倣いセ
    ンサが、所定の幅を有するリング形状を呈すると共に、
    前記レーザ加工ヘッドの先端のノズルを中心として外側
    に電気的に絶縁された状態で上下位置調整自在に設けら
    れてなること、を特徴とするレーザ加工機の倣いセン
    サ。
  2. 【請求項2】 前記倣いセンサが、リング形状における
    内周部分および外周部分にガード電極が設けられると共
    に、この両ガード電極の間に絶縁体を挟んでセンサの陽
    極が設けられてなること、を特徴とする請求項1記載の
    レーザ加工機の倣いセンサ。
JP9042572A 1997-02-26 1997-02-26 レーザ加工機の倣いセンサ Pending JPH10235483A (ja)

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JP9042572A JPH10235483A (ja) 1997-02-26 1997-02-26 レーザ加工機の倣いセンサ

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JPH10235483A true JPH10235483A (ja) 1998-09-08

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002094498A1 (fr) * 2001-05-23 2002-11-28 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Appareil d'usinage au laser

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002094498A1 (fr) * 2001-05-23 2002-11-28 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Appareil d'usinage au laser
JP4729245B2 (ja) * 2001-05-23 2011-07-20 三菱電機株式会社 レーザ加工装置

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