JPH1023478A - 光分配装置、光分配冗長方法及び光スイッチ - Google Patents

光分配装置、光分配冗長方法及び光スイッチ

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JPH1023478A
JPH1023478A JP8179039A JP17903996A JPH1023478A JP H1023478 A JPH1023478 A JP H1023478A JP 8179039 A JP8179039 A JP 8179039A JP 17903996 A JP17903996 A JP 17903996A JP H1023478 A JPH1023478 A JP H1023478A
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switch
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冗長構成のみのハードウェアを少なくし、制
御を簡単にする光分配装置、光分配冗長方法及び光スイ
ッチを提供する。 【解決手段】 光分配装置は、2×2光スイッチ
(S)、光入力をN個に分配する1×N光カプラ
(C)、光損失の変動によらず光出力を一定にするAG
C機能を有し光信号を増幅する光アンプAMP、及び入
力の異常の信号を検出する異常信号検出手段とを備え、
2本の光出力の一方を光スイッチSの入力に接続し、他
方の光出力を光スイッチSの他方の入力に接続し、通常
状態では、光スイッチSの一方の入力から入力された光
を光スイッチSの一方の出力にのみ出力するとともに、
光スイッチSの他方の入力から入力された光は光スイッ
チSの他方の出力のみに出力し、異常信号検出手段によ
り入力の一方が異常であることが検出された場合、異常
の信号により光スイッチの他方の光入力を等分して光ス
イッチSの出力に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信端末等に用
いられる光分配装置、光分配冗長方法及び光スイッチに
係り、特に、光映像分配装置における冗長方法を改良し
た光分配装置、光分配冗長方法に関する。
【0002】また、本発明は、光の経路を変える光スイ
ッチ、特に、光スイッチの機能の構成方法の改良に関す
る。
【0003】
【従来の技術】広帯域・低損失・無誘導という優れた特
徴を持つ光ファイバに、RFキャリア信号を周波数多重
して伝送するSCM(Sub-Carrier Multiplexing)が実
用化されつつある。また、加入者系において、映像信号
を光のまま分配する全光分配方式の場合、分配損失があ
るため、光の送出側には高出力が要求される。この要求
条件を満足するものとして、光信号を光そのまま増幅す
ることを可能にした光増幅・分配技術が研究開発されて
いる。
【0004】従来、この種の装置としては、例えば「Na
tional Technical Report Vol.39 No.4 Aug.1993」に開
示されたものがある。
【0005】図8は上記文献の周波数分割多重光加入者
伝送システムの全体構成図、図9はそのAMP/BRC
の詳細な構成を示す図である。
【0006】図8において、光加入者伝送システムは、
50chの映像信号をFM変調し周波数多重するFDM
−MUX11、レーザダイオードを直接強度変調し、光
増幅器で増幅した後に光ファイバに出力するTX(E/
O)12、8分岐後、光増幅器で分岐損を補償しさらに
分岐出力するAMP/BRCユニット13〜15(AM
P/BRCユニット1〜3)、光ファイバからなる光加
入者線路16、及び光加入者線路16に接続され映像信
号をさらに16分岐して光加入者宅へ分配する16分岐
器17から構成される。また、加入者宅においては、光
・電気変換及び伝送を行うONU(Optical Network Un
it)18、選局後、映像音声信号を復調するCSU(Ch
annel Select Unit)19及びTV20が設置されてい
る。
【0007】上記3段のAMP/BRCユニット13〜
15は、全体としてAMP/BRCモジュール21を構
成する。
【0008】上記AMP/BRCユニット13〜15
は、8分岐後、光増幅器で分岐損を補償する。8分岐の
うち、1出力は予備系として使用する冗長構成としてい
る。
【0009】図9は上記AMP/BRCユニット13〜
15の構成図であり、この図において、AMP/BRC
ユニット13〜15は、入力光を分岐する1×8カプラ
22、光増幅を行う光アンプ(AMP)23、光の経路
を変える1×8光スイッチ24及び1×2光スイッチ2
5から構成される。
【0010】ここで、上記TX(E/O)12は、信頼
性を高めるため予備系を含めた2重構成となっており、
同一の装置0系、1系を装備し、通常は片方の系を使用
し、異常時に他方の系に切替えて使用する。
【0011】また、図9において、TX(E/O)12
から入力された光は、1×8光カプラ24によって8分
配され、その出力は光アンプ23によって分岐等による
損失を補償され、上記光アンプ23の1出力を他の出力
が異常になったとき切り替えるように1×8光スイッチ
24が接続され、その出力を他の光アンプの出力につけ
られた2×1光スイッチ25の他端につけられている。
2×1の光スイッチ25の出力端は、1×8光スイッチ
24の出力か他の光アンプの出力を選択して出力する。
【0012】上記AMP/BRCユニット13〜15
は、TX(E/O)12からの入力光を8分岐し光増幅
を行う。ここでも8分岐したうちの1系統は予備用であ
り、冗長構成としている。
【0013】一方、従来のこの種の光スイッチとして
は、例えば「電子情報通信学会光量子エレクトロニクス
研究会OQE90−154」41頁に開示されたものが
ある。
【0014】図10は上記文献に記載された光スイッチ
のスイッチング特性を示す図である。図10に示すよう
に、光スイッチは、素子に加える電圧を変化させること
によって入力された光を一つの出力端子から他の出力端
子に切り替えるように動作する。この場合、電圧と出力
がリニアな関係なので光出力を分割して、例えば両出力
に均等出力することができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の光分配装置にあっては、冗長構成のために通常
状態では必要としない同じシステムや機能を余分に持た
なければならず、また、その制御が複雑になり、装置の
ハードウェア、ソフトウェアの冗長構成の割合が大きく
なる場合があった。
【0016】一方、上記構成の光スイッチでは、以下の
ような問題点があった。
【0017】すなわち、光クロストークが、マイナス十
数デシベルあるため、光アナログ伝送や高速長距離伝送
のように雑音の影響を少なくしたい装置に向かない。ま
た、制御する電圧が大きく、別電源を必要とし、制御の
ハードウェアが増える。さらに、光スイッチの制御の電
圧が温度等のばらつきにより一定せず希望の出力特性が
得られない、等の解決課題があった。
【0018】本発明は、冗長構成のみのハードウェアを
少なくし、制御を簡単にすることを目的とする。
【0019】また、本発明は、光システムを構築する上
で、光入力を、スイッチする機能と光カプラとしての機
能を切り替えて使用したいという需要に応えることがで
きるようにすることを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明に係る光分配装置
は、2以上の同一の光信号を伝送する系における光分配
装置であって、2入力2出力光スイッチと、入力の異常
の信号を検出する異常信号検出手段とを備え、2本の光
出力の一方を光スイッチの入力に接続し、他方の光出力
を光スイッチの他方の入力に接続し、通常状態では、光
スイッチの一方の入力から入力された光を該光スイッチ
の一方の出力にのみ出力するとともに、該光スイッチの
他方の入力から入力された光は該光スイッチの他方の出
力のみに出力し、異常信号検出手段により入力の一方が
異常であることが検出された場合、該異常信号により光
スイッチの他方の光入力を等分して該光スイッチの出力
に出力するように構成する。
【0021】また、本発明に係る光分配装置は、2入力
2出力光スイッチと、入力の異常の信号を検出する異常
信号検出手段とを備え、2本の光出力の一方を光スイッ
チの入力に接続し、他方の光出力を光スイッチの他方の
入力に接続し、通常状態では、光スイッチの一方の入力
から入力された光を該光スイッチの一方の出力にのみ出
力するとともに、該光スイッチの他方の入力から入力さ
れた光は該光スイッチの他方の出力のみに出力し、異常
信号検出手段により入力の一方が異常であることが検出
された場合、該異常信号により光スイッチの他方の光入
力を等分して該光スイッチの出力に出力する光分配構成
段を、少なくとも最前段と最終段に用いて構成する。
【0022】また、本発明に係る光分配装置は、2入力
2出力光スイッチと、入力の異常の信号を検出する異常
信号検出手段とを備え、2本の光出力の一方を光スイッ
チの入力に接続し、他方の光出力を光スイッチの他方の
入力に接続し、通常状態では、光スイッチの一方の入力
から入力された光を該光スイッチの一方の出力にのみ出
力するとともに、該光スイッチの他方の入力から入力さ
れた光は該光スイッチの他方の出力のみに出力し、異常
信号検出手段により入力の一方が異常であることが検出
された場合、該異常信号により光スイッチの他方の光入
力を等分して該光スイッチの出力に出力する光分配構成
段を、最前段と、最終段の前段に用いて構成する。
【0023】また、光分配装置は、光損失を補償する光
アンプを備えたものであってもよく、光分配装置は、光
損失の変動によらず光出力を一定にする手段を備えたも
のであってもよい。
【0024】また、光分配装置は、光スイッチの出力側
に光損失を補償する光アンプを含む系において光損失の
変動によらず光出力を一定にする手段を備えたたもので
あってもよく、光分配装置は、光スイッチの入力側に光
損失を補償する光アンプを含む系において光損失の変動
によらず光出力を一定にする手段と、光スイッチの出力
側に光アンプの有無を検出する手段とを備え、光スイッ
チの出力側に光アンプがない場合、光スイッチの入力側
の光アンプの出力を増加させるものであってもよい。ま
た、光スイッチの出力側に光アンプがない場合、光スイ
ッチの入力側の光アンプの一定出力を増加を2倍とする
ようにしてもよい。
【0025】また、光分配装置は、光出力をN個(Nは
任意の整数)に分配し出力は1/Nになる1×N光カプ
ラを備えて構成してもよい。
【0026】さらに、光分配装置は、複数段接続した構
成とし、最前段の光スイッチの光入力には、光送信機の
光出力を接続し、所定段の光スイッチの光出力には、光
受信機の光入力を接続するようにしてもよい。
【0027】また、本発明に係る光分配冗長方法は、2
以上の同一の光信号を伝送する系における光分配冗長方
法であって、2本の光出力の一方を2入力2出力光スイ
ッチの入力に接続し、他方の光出力を光スイッチの他方
の出力に接続し、通常状態では、光スイッチの一方の入
力から入力された光を光スイッチの一方の出力にのみ出
力し光スイッチの他方の入力から入力された光は光スイ
ッチの他方の出力のみに出力し、入力の異常の信号を検
出する手段により入力の一方が異常の場合、光スイッチ
の他方の光入力を等分して光スイッチの出力に出力する
ようにする。
【0028】また、上記光分配冗長方法は、光スイッチ
の出力側に光損失を補償する光アンプを含む系において
光損失の変動によらず光出力を一定にする手段を備えて
いてもよい。
【0029】また、上記光分配冗長方法は、光スイッチ
の入力側に光損失を補償する光アンプを含む系において
光損失の変動によらず光出力を一定にする手段と、光ス
イッチの出力側に光アンプの有無を検出する手段を備
え、光スイッチの出力側に光アンプがない場合、光スイ
ッチの入力側の光アンプの出力を増加させるようにして
もよい。
【0030】また、本発明に係る光スイッチは、2以上
の同一の光信号を伝送する系における光スイッチであっ
て、1×2光スイッチ、2×1光スイッチ、及び光カプ
ラを備え、一方の1×2光スイッチの入力端は一方の入
力に接続され、他方の1×2光スイッチの入力端は他方
の入力に接続され、一方の1×2光スイッチの一方の出
力端は、一方の2×1光スイッチの一方の入力端に接続
され、他方の1×2光スイッチの一方の出力端は、他方
の2×1光スイッチの一方の入力端に接続され、一方の
1×2光スイッチの他方の出力端は、光カプラの一方の
入力端に接続され、他方の1×2光スイッチの他方の出
力端は、光カプラの他方の入力端に接続され、光カプラ
の一方の出力端は、一方の2×1光スイッチの他方の入
力端に接続され、光カプラの他方の出力端は、他方の2
×1光スイッチの他方の入力端に接続され、一方の2×
1光スイッチの出力端は、一方の出力に接続され、他方
の2×1光スイッチの出力端は、一方の出力に接続され
るように構成する。
【0031】また、上記光スイッチは、両方の光入力が
正常な場合、入力光を各々1×2光スイッチから直接2
×1光スイッチに接続し各々の出力端に接続するように
してもよい。
【0032】また、上記光スイッチは、片方の光入力が
異常な場合、正常な光が入力される1×2光スイッチ
を、光カプラに接続し光は2分配されて2×1光スイッ
チに接続され、2×1光スイッチを各々光カプラに接続
するようにしてもよい。
【0033】さらに、上記光スイッチは、両方の光スイ
ッチが異常な場合、1×2光スイッチの各々入力光を2
×1光スイッチに接続し、2×1光スイッチは光カプラ
の入力を出力するように接続する、または、1×2光ス
イッチは各々入力光を光カプラに接続し、2×1光スイ
ッチは1×2光スイッチの入力を出力するように接続す
るものであってもよい。
【0034】
【発明の実施の形態】本発明に係る光分配装置、光分配
冗長方法及び光スイッチは、光CATV装置等に用いら
れる光映像分配装置に適用することができる。
【0035】図1は本発明の第1の実施形態に係る光ス
イッチの構成を示す図であり、光分配装置、光リングネ
ットワーク、光バス等の冗長システムに適用した例であ
る。
【0036】図1において、30は光信号を送信する光
送信機(TX0)、31は光送信機(TX1)、EOは
電気信号を光信号に変換する電気光変換器、AMPは光
信号を増幅する光アンプ、Sは2×2光スイッチ、Cは
1×N光カプラ、及びRXは光信号を受信する光受信機
である。
【0037】上記2×2光スイッチ(S)は、2入力2
出力の光スイッチであり、光スイッチに加えられた電圧
によって出力の片端にのみ出力したり、両出力に均等に
出力したりする。
【0038】2×2光スイッチSは、1×2光スイッ
チ、2×2光カプラCから構成され、2×2光スイッチ
Sの入力には、2以上の同一の光信号を伝送する系にお
いて、2本の光出力の一方の光出力と、他方の光出力と
が接続される。
【0039】上記1×2光スイッチは、1つの光入出力
と2つの光入出力が相対し、この1本の光入出力が2本
のうちの1本と切り替えにより接続される光スイッチで
ある。
【0040】上記1×N光カプラ(C)は、光出力をN
個に分配する。出力は1/Nになる。例えば、1×8光
カプラは、1つの光入力と8つの光出力が相対し、1つ
の光入力に入力された光は、相対する8つの光出力に均
等に分割されて出力される。
【0041】このように、本実施形態に係る光分配装置
は、電気光変換器EOと光アンプAMPにより構成され
る光送信機(TX)30の出力は、2×2光スイッチS
の入力の一端に接続され、他方の光送信機31の出力
は、当該2×2光スイッチSの入力の他端に接続され、
2×2光スイッチSの出力は各々別の1×N光カプラC
の入力に接続され、各々の1×N光カプラCの各々の出
力は各々別の光アンプAMPに接続される。
【0042】上記1×N光カプラCの出力は構造上、2
本の光ファイバにより作成される等により出力は一般に
2の倍数となる。
【0043】また、2×2光スイッチSの光アンプAM
Pは、任意の2台が一組となりその出力は、前記光送信
機30,31の出力と同様の構成をした光スイッチSと
光カプラC、光アンプAMPに接続される。この光アン
プAMPとしては、例えば、エルビウム光ファイバアン
プを使用する。
【0044】このような構成が数段続いた後の任意の2
台の光アンプAMPの出力は前記光スイッチSと光カプ
ラC、光アンプAMPの構成のうち、光アンプAMPを
光受信機(RX)に置き換えた構成に接続される。
【0045】以下、上述のように構成された光分配装置
の動作を説明する。
【0046】通常状態の場合 通常状態の場合、光スイッチSは1の入力より入力され
た光は1の出力にのみ出力されるように設定される。し
たがって、2つの光スイッチSの入力から入力された光
は各々、2つの光スイッチSの出力のどちらかに出力さ
れる。光スイッチSからの出力は光カプラCによって分
配され、分配による光出力の減少分や光スイッチSの損
失分が光アンプAMPによって補償され次段へ続く。
【0047】最終段では分配された出力はそのまま光受
信機(RX)に入力される。入力のレベルを一定に保ち
出力するため、ひとつの入力を何倍にも分岐して出力す
ることができる。
【0048】異常状態の場合 本光分配装置は、光スイッチSに入力されるTX若しく
は光アンプAMPの片側が異常の場合にそれを補償する
ものである。
【0049】異常状態の場合、通常状態から光スイッチ
Sを以下のように切り替える。
【0050】光スイッチSは、片側の入力に対し双方の
出力に入力の半分を均等に出力するよう切り替える。こ
の場合の光スイッチSの制御は、前段のTXまたは光ア
ンプAMPの片側が異常であることを通知することによ
って行う。
【0051】光スイッチSの後に続く光アンプAMPは
入力が半分になるので、光出力が一定になるようAGC
(Automatic Gain Control:自動利得制御)機能を装備
し、光出力が通常状態と同じ出力になるよう制御する。
【0052】最終段においては、光アンプAMPの替わ
りにRXが接続されており、(1)RX内でオートゲイ
ンコントロールする。また、(2)RXにおいては、半
分の入力でも検知できるように設計する、(3)前段の
出力を2倍にする、方法がある。
【0053】上記(1)については、上述した場合と同
様に光アンプAMPを内蔵したり、電気に変換した時点
でコントロールする。また、上記(2)については、電
気に変換した時点でコントロールするか、検知できない
場合はあらかじめ光カプラCの分岐数を半分にする。
【0054】上記(3)の場合は、光スイッチSに光ス
イッチSの後段に光アンプAMPがある場合を通知し、
光スイッチSは、前段の光アンプAMPにその旨を通知
し、光アンプAMPは、後段に光アンプがない場合に、
オートゲインコントロールの一定出力値を2倍に切り替
える。
【0055】以上説明したように、第1の実施形態に係
る光分配装置及び光分配冗長方法は、2×2光スイッチ
(S)、光入力をN個に分配する1×N光カプラ
(C)、光損失の変動によらず光出力を一定にするAG
C機能を有し光信号を増幅する光アンプAMP、及び入
力の異常の信号を検出する異常信号検出手段とを備え、
2本の光出力の一方を光スイッチSの入力に接続し、他
方の光出力を光スイッチSの他方の入力に接続し、通常
状態では、光スイッチSの一方の入力から入力された光
を光スイッチSの一方の出力にのみ出力するとともに、
光スイッチSの他方の入力から入力された光は光スイッ
チSの他方の出力のみに出力し、異常信号検出手段によ
り入力の一方が異常であることが検出された場合、異常
の信号により光スイッチの他方の光入力を等分して光ス
イッチSの出力に出力するようにしているので、光出力
2個に対し1個の2×2光スイッチSを設けることによ
って、冗長構成が構築でき、冗長構成に要するハードウ
ェアが少なくてすむ。
【0056】また、光スイッチの前後の関係のみで制御
する態様であるため、情報を1カ所に集めて全体で制御
する等の膨大なソフトウェア等を必要としない。
【0057】特に、光ファイバ増幅器は、入力光の変化
に対する出力光を一定にする機能が優れているので、初
段から中段にかけての補償の効果が大きい。
【0058】この場合、エルビウム光ファイバアンプを
使用すれば、電力増加が少なく冗長構成ができる。
【0059】ここで、上述した光分配構成段を、最前段
と最終段にのみ用いて冗長構成するようにしてもよく、
このように構成すれば全体の冗長機能を満足させること
ができ、より少ないハードウェア、ソフトウェアにより
冗長構成を構築することができる。
【0060】また、上述した光分配構成段を、最前段
と、最終段の1つ前(最終段−1)に用いるようにして
もよく、入力光をAGCにより補償する効果を得ること
ができる。
【0061】したがって、このような優れた特長を有す
る光分配装置及び光分配冗長方法を、光映像分配装置に
適用すれば、この装置においてシステムや構成を軽減す
ることができ、特に、光CATV装置等に代表される光
映像分配装置に適用して好適である。
【0062】また、本装置は、同一の信号を送出する光
装置、特に2重化リングネットワークや2重化バス方式
にも適用可能である 図2は本発明の第2の実施形態に係る光スイッチの構成
を示す図であり、2以上の同一の光信号を伝送する系に
おける光分配装置に適用した例である。光分配装置、光
リングネットワーク、光バス等の冗長システムに適用可
能である。なお、前記図1中、2×2光スイッチをS、
1×N光カプラをCで記載しており、図2〜図7中にお
いても光スイッチをS、光カプラをCで記載するが、前
記図1の2×2光スイッチ(S)、1×N光カプラ
(C)とは構成が異なるものである。
【0063】図2において、符号40は光スイッチの基
本的な構成部であり、全体として2×2光スイッチ40
を構成する。この2×2光スイッチ40等が多段構成さ
れて光分配装置を構成する。
【0064】2×2光スイッチ40は、1×2光スイッ
チ41,42(S1,S2)、2×1光スイッチ43,
44(S3,S4)、2×2光カプラ45(C)から構
成され、2×2光スイッチ40の入力には、2以上の同
一の光信号を伝送する系において、2本の光出力の一方
の光出力と、他方の光出力とが接続される。
【0065】上記1×2光スイッチ41,42(S1,
S2)は、1つの光入出力と2つの光入出力が相対し、
この1本の光入出力が2本のうちの1本と切り替えによ
り接続される光スイッチである。
【0066】上記2×2光カプラ45(C)は、2つの
光入出力と2つの光入出力が相対し、2つの光入出力の
一方に入力された光は、相対する2つの光入出力に均等
に分割されて出力され、2つの光入出力の他方より入力
された光は相対する2つの光入出力に均等に分割して出
力される。
【0067】すなわち、図2に示す光回路において、一
方の1×2光スイッチS1の入力端は一方の入力に接続
され、他方の1×2光スイッチS2の入力端は他方の入
力に接続され、一方の1×2光スイッチS1の一方の出
力端は、一方の2×1光スイッチS3の一方の入力端に
接続され、他方の1×2光スイッチS2の一方の出力端
は、他方の2×1光スイッチS4の一方の入力端に接続
され一方の1×2光スイッチS1の他方の出力端は、光
カプラCの一方の入力端に接続され、他方の1×2光ス
イッチS2の他方の出力端は、光カプラCの他方の入力
端に接続され、光カプラCの一方の出力端は、一方の2
×1光スイッチS3の他方の入力端に接続され、光カプ
ラCの他方の出力端は、他方の2×1光スイッチS3の
他方の入力端に接続され、一方の2×1光スイッチS4
の出力端は、一方の出力に接続され、他方の2×1光ス
イッチS4の出力端は、一方の出力に接続される。
【0068】以下、上述のように構成された光スイッチ
の動作を説明する。
【0069】図3〜図7は上記2×2光スイッチ40の
動作を説明するための図であり、図3は入力が正常の場
合を、図4及び図5は片方の入力が異常の場合を、図6
及び図7は両方の入力が異常の場合をそれぞれ示す。
【0070】両方の光入力が正常な場合(図3) 入力光は各々1×2光スイッチS1,S2から直接2×
1光スイッチS3,S4に接続され各々の出力端に接続
される。
【0071】片方の光入力が異常な場合(図4、図5) 正常な光が入力される1×2光スイッチは、光カプラC
に接続され、光カプラCで光は2分配され2×1光スイ
ッチに接続され、2×1光スイッチは各々光カプラCに
接続され、分配された光入力は各々出力される。異常な
光が入力される1×2光スイッチは、2×1光スイッチ
側に援続されるが、2×1光スイッチは光カプラ側に接
続されているので異常光入力は出力されない。
【0072】両方の光スイッチが異常な場合(図6、図
7) 1×2光スイッチは、各々入力光を2×1光スイッチに
接続し、2×1光スイッチは光カプラCの入力を出力す
るよう接続される。または、1×2光スイッチは各々入
力光を2×1光カプラに接続し、2×1光スイッチは1
×2光スイッチの入力を出力するよう接続される。した
がって、異常光入力は光出力されない。以上説明したよ
うに、第2の実施形態に係る光スイッチは、1×2光ス
イッチ41,42(S1,S2)、2×1光スイッチ4
3,44(S3,S4)、2×2光カプラ45(C)を
備え、一方の1×2光スイッチS1の入力端は一方の入
力に接続され、他方の1×2光スイッチS2の入力端は
他方の入力に接続され、一方の1×2光スイッチS1の
一方の出力端は、一方の2×1光スイッチS3の一方の
入力端に接続され、他方の1×2光スイッチS2の一方
の出力端は、他方の2×1光スイッチS4の一方の入力
端に接続され一方の1×2光スイッチS1の他方の出力
端は、光カプラCの一方の入力端に接続され、他方の1
×2光スイッチS2の他方の出力端は、光カプラCの他
方の入力端に接続され、光カプラCの一方の出力端は、
一方の2×1光スイッチS3の他方の入力端に接続さ
れ、光カプラCの他方の出力端は、他方の2×1光スイ
ッチS3の他方の入力端に接続され、一方の2×1光ス
イッチS4の出力端は、一方の出力に接続され、他方の
2×1光スイッチS4の出力端は、一方の出力に接続さ
れているので、光スイッチとして最適化された光スイッ
チ(例えば、機械式光スイッチ)、光カプラ(例えば、
2本の光ファイバにより作成される光カプラ)を使用す
ることが可能になり、光クロストーク、光反射の特性が
良く、伝送路上で発生する雑音を少なくすることができ
る。
【0073】また、異常時の信号を出力しないので、光
異常により光がなくなった場合、光が減少した場合、あ
るいは光が増えた場合等でも、片側の異常の場合には、
他方の正常出力のみ出力でき、また両側異常の場合は異
常出力をしないですむ効果を得ることができる。
【0074】したがって、2つのシステムのうち一方が
障害の場合に他方のシステムで補う冗長システムに使用
することができ、特に、光分配装置、光リングネットワ
ーク、光バス等の冗長システムに利用できる。
【0075】ここで、片側の入力のみを切り離したい場
合は、前記図3に示す切り離したい側の1×2光スイッ
チの光出力を光カプラ側にするか、若しくは、2×1光
スイッチの入力を光カプラ側にすることで実現できる。
【0076】なお、上記各実施形態に係る光分配装置、
光分配冗長方法及び光スイッチを、上述したような光映
像分配装置等に適用することもできるが、勿論これには
限定されず、光を送受信する通信システムであれば全て
の装置に適用可能であることは言うまでもない。
【0077】また、上記光分配装置を構成する光スイッ
チ、光カプラ等の入力出力数、種類、個数、接続方法な
どは前述した上述の実施形態に限られないことは言うま
でもない。
【0078】
【発明の効果】本発明に係る光分配装置では、2以上の
同一の光信号を伝送する系における光分配装置であっ
て、2入力2出力光スイッチと、入力の異常の信号を検
出する異常信号検出手段とを備え、2本の光出力の一方
を光スイッチの入力に接続し、他方の光出力を光スイッ
チの他方の入力に接続し、通常状態では、光スイッチの
一方の入力から入力された光を該光スイッチの一方の出
力にのみ出力するとともに、該光スイッチの他方の入力
から入力された光は該光スイッチの他方の出力のみに出
力し、異常信号検出手段により入力の一方が異常である
ことが検出された場合、該異常信号により光スイッチの
他方の光入力を等分して該光スイッチの出力に出力する
ように構成しているので、冗長構成のために通常状態で
は必要としない同じシステムや機能を余分に持つことを
防止することができ、少ないハードウェア、ソフトウェ
アにより冗長構成を構築することができる。
【0079】また、本発明に係る光分配装置では、2入
力2出力光スイッチと、入力の異常の信号を検出する異
常信号検出手段とを備え、2本の光出力の一方を光スイ
ッチの入力に接続し、他方の光出力を光スイッチの他方
の入力に接続し、通常状態では、光スイッチの一方の入
力から入力された光を該光スイッチの一方の出力にのみ
出力するとともに、該光スイッチの他方の入力から入力
された光は該光スイッチの他方の出力のみに出力し、異
常信号検出手段により入力の一方が異常であることが検
出された場合、該異常信号により光スイッチの他方の光
入力を等分して該光スイッチの出力に出力する光分配構
成段を、少なくとも最前段と最終段に用いて構成してい
るので、この冗長構成を使用することにより全体の冗長
機能を満足させることができ、より少ないハードウェ
ア、ソフトウェアにより冗長構成を構築することができ
る。
【0080】また、本発明に係る光分配装置では、2入
力2出力光スイッチと、入力の異常の信号を検出する異
常信号検出手段とを備え、2本の光出力の一方を光スイ
ッチの入力に接続し、他方の光出力を光スイッチの他方
の入力に接続し、通常状態では、光スイッチの一方の入
力から入力された光を該光スイッチの一方の出力にのみ
出力するとともに、該光スイッチの他方の入力から入力
された光は該光スイッチの他方の出力のみに出力し、異
常信号検出手段により入力の一方が異常であることが検
出された場合、該異常信号により光スイッチの他方の光
入力を等分して該光スイッチの出力に出力する光分配構
成段を、最前段と、最終段の前段に用いて構成している
ので、入力光をAGCにより補償する効果を得ることが
できる。
【0081】また、本発明に係る光分配冗長方法は、2
以上の同一の光信号を伝送する系における光分配冗長方
法であって、2本の光出力の一方を2入力2出力光スイ
ッチの入力に接続し、他方の光出力を光スイッチの他方
の出力に接続し、通常状態では、光スイッチの一方の入
力から入力された光を光スイッチの一方の出力にのみ出
力し光スイッチの他方の入力から入力された光は光スイ
ッチの他方の出力のみに出力し、入力の異常の信号を検
出する手段により入力の一方が異常の場合、光スイッチ
の他方の光入力を等分して光スイッチの出力に出力する
ようにしているので、冗長構成のために通常状態では必
要としない同じシステムや機能を余分に持つことを防止
しつつ、冗長構成が構築でき、冗長構成に要するハード
ウェア、ソフトウェアが少なくてすむとともに、光スイ
ッチの前後の関係のみで制御する態様であるため、情報
を1カ所に集めて全体で制御する等の膨大なソフトウェ
ア等を必要とせず、制御を飛躍的に簡略化することがで
きる。
【0082】また、本発明に係る光スイッチは、2以上
の同一の光信号を伝送する系における光スイッチであっ
て、1×2光スイッチ、2×1光スイッチ、及び光カプ
ラを備え、一方の1×2光スイッチの入力端は一方の入
力に接続され、他方の1×2光スイッチの入力端は他方
の入力に接続され、一方の1×2光スイッチの一方の出
力端は、一方の2×1光スイッチの一方の入力端に接続
され、他方の1×2光スイッチの一方の出力端は、他方
の2×1光スイッチの一方の入力端に接続され、一方の
1×2光スイッチの他方の出力端は、光カプラの一方の
入力端に接続され、他方の1×2光スイッチの他方の出
力端は、光カプラの他方の入力端に接続され、光カプラ
の一方の出力端は、一方の2×1光スイッチの他方の入
力端に接続され、光カプラの他方の出力端は、他方の2
×1光スイッチの他方の入力端に接続され、一方の2×
1光スイッチの出力端は、一方の出力に接続され、他方
の2×1光スイッチの出力端は、一方の出力に接続され
るように構成しているので、光スイッチとして最適化さ
れた光スイッチ、光カプラを使用することが可能にな
り、光クロストーク、光反射の特性が良く、伝送路上で
発生する雑音を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1の実施形態に係る光分配
装置の構成を示す図である。
【図2】本発明を適用した第2の実施形態に係る光スイ
ッチの構成を示す図である。
【図3】上記光スイッチの入力が正常の場合の動作を説
明するための図である。
【図4】上記光スイッチの片方の入力が異常の場合の動
作を説明するための図である。
【図5】上記光スイッチの片方の入力が異常の場合の動
作を説明するための図である。
【図6】上記光スイッチの両方の入力が異常の場合の動
作を説明するための図である。
【図7】上記光スイッチの両方の入力が異常の場合の動
作を説明するための図である。
【図8】周波数分割多重光加入者伝送システムの全体構
成を示す構成図である。
【図9】周波数分割多重光加入者伝送システムのAMP
/BRCの詳細な構成を示す図である。
【図10】光スイッチのスイッチング特性を示す特性図
である。
【符号の説明】
30 光送信機(TX0)、31 光送信機(TX
1)、EO 電気光変換器、AMP 光アンプ、S 2
×2光スイッチ、C 1×N光カプラ、RX 光受信
機、40 2×2光スイッチ、41,42 1×2光ス
イッチ(S1,S2)、43,44 2×1光スイッチ
(S3,S4)、45 2×2光カプラ(C)
フロントページの続き (72)発明者 山口 尊士 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2以上の同一の光信号を伝送する系にお
    ける光分配装置であって、 2入力2出力光スイッチと、 入力の異常の信号を検出する異常信号検出手段とを備
    え、 2本の光出力の一方を前記光スイッチの入力に接続し、
    他方の光出力を前記光スイッチの他方の入力に接続し、 通常状態では、前記光スイッチの一方の入力から入力さ
    れた光を該光スイッチの一方の出力にのみ出力するとと
    もに、該光スイッチの他方の入力から入力された光は該
    光スイッチの他方の出力のみに出力し、 前記異常信号検出手段により入力の一方が異常であるこ
    とが検出された場合、該異常信号により前記光スイッチ
    の他方の光入力を等分して該光スイッチの出力に出力す
    ることを特徴とする光分配装置。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載の光分配装置におい
    て、 前記光分配装置は、 2入力2出力光スイッチと、 入力の異常の信号を検出する異常信号検出手段とを備
    え、 2本の光出力の一方を前記光スイッチの入力に接続し、
    他方の光出力を前記光スイッチの他方の入力に接続し、 通常状態では、前記光スイッチの一方の入力から入力さ
    れた光を該光スイッチの一方の出力にのみ出力するとと
    もに、該光スイッチの他方の入力から入力された光は該
    光スイッチの他方の出力のみに出力し、 前記異常信号検出手段により入力の一方が異常であるこ
    とが検出された場合、該異常信号により前記光スイッチ
    の他方の光入力を等分して該光スイッチの出力に出力す
    る光分配構成段を、少なくとも最前段と最終段に用いた
    ことを特徴とする光分配装置。
  3. 【請求項3】 上記請求項1に記載の光分配装置におい
    て、 前記光分配装置は、 2入力2出力光スイッチと、 入力の異常の信号を検出する異常信号検出手段とを備
    え、 2本の光出力の一方を前記光スイッチの入力に接続し、
    他方の光出力を前記光スイッチの他方の入力に接続し、 通常状態では、前記光スイッチの一方の入力から入力さ
    れた光を該光スイッチの一方の出力にのみ出力するとと
    もに、該光スイッチの他方の入力から入力された光は該
    光スイッチの他方の出力のみに出力し、 前記異常信号検出手段により入力の一方が異常であるこ
    とが検出された場合、該異常信号により前記光スイッチ
    の他方の光入力を等分して該光スイッチの出力に出力す
    る光分配構成段を、最前段と、最終段の前段に用いたこ
    とを特徴とする光分配装置。
  4. 【請求項4】 前記光分配装置は、 光損失を補償する光アンプを備えたことを特徴とする請
    求項1、2又は3の何れかに記載の光分配装置。
  5. 【請求項5】 前記光分配装置は、 光損失の変動によらず光出力を一定にする手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1、2又は3の何れかに記載の
    光分配装置。
  6. 【請求項6】 前記光分配装置は、 前記光スイッチの出力側に光損失を補償する光アンプを
    含む系において光損失の変動によらず光出力を一定にす
    る手段を備えたことを特徴とする請求項1、2又は3の
    何れかに記載の光分配装置。
  7. 【請求項7】 前記光分配装置は、 前記光スイッチの入力側に光損失を補償する光アンプを
    含む系において光損失の変動によらず光出力を一定にす
    る手段と、 前記光スイッチの出力側に光アンプの有無を検出する手
    段とを備え、 前記光スイッチの出力側に光アンプがない場合、前記光
    スイッチの入力側の光アンプの出力を増加させることを
    特徴とする請求項1、2又は3の何れかに記載の光分配
    装置。
  8. 【請求項8】 前記光スイッチの出力側に光アンプがな
    い場合、前記光スイッチの入力側の光アンプの一定出力
    を増加を2倍とすることを特徴とする請求項7記載の光
    分配装置。
  9. 【請求項9】 前記光分配装置は、 光出力をN個(Nは任意の整数)に分配し出力は1/N
    になる1×N光カプラを備えたことを特徴とする請求項
    1、2、3、4、5、6又は7の何れかに記載の光分配
    装置。
  10. 【請求項10】 さらに、前記光分配装置は、複数段接
    続した構成とし、 最前段の光スイッチの光入力には、光送信機の光出力を
    接続し、 所定段の光スイッチの光出力には、光受信機の光入力を
    接続することを特徴とする請求項1、2、3、4、5、
    6、7、8又は9の何れかに記載の光分配装置。
  11. 【請求項11】 2以上の同一の光信号を伝送する系に
    おける光分配冗長方法であって、 2本の光出力の一方を2入力2出力光スイッチの入力に
    接続し、他方の光出力を前記光スイッチの他方の出力に
    接続し、 通常状態では、光スイッチの一方の入力から入力された
    光を光スイッチの一方の出力にのみ出力し光スイッチの
    他方の入力から入力された光は光スイッチの他方の出力
    のみに出力し、 入力の異常の信号を検出する手段により入力の一方が異
    常の場合、光スイッチの他方の光入力を等分して光スイ
    ッチの出力に出力することを特徴とする光分配冗長方
    法。
  12. 【請求項12】 上記請求項11に記載の光分配冗長方
    法において、 前記光スイッチの出力側に光損失を補償する光アンプを
    含む系において光損失の変動によらず光出力を一定にす
    る手段を備えたことを特徴とする光分配冗長方法。
  13. 【請求項13】 上記請求項11に記載の光分配冗長方
    法において、 前記光スイッチの入力側に光損失を補償する光アンプを
    含む系において光損失の変動によらず光出力を一定にす
    る手段と、 前記光スイッチの出力側に光アンプの有無を検出する手
    段を備え、 前記光スイッチの出力側に光アンプがない場合、前記光
    スイッチの入力側の光アンプの出力を増加させることを
    特徴とする光分配冗長方法。
  14. 【請求項14】 2以上の同一の光信号を伝送する系に
    おける光スイッチであって、 1×2光スイッチ、2×1光スイッチ、及び光カプラを
    備え、 一方の1×2光スイッチの入力端は一方の入力に接続さ
    れ、他方の1×2光スイッチの入力端は他方の入力に接
    続され、一方の1×2光スイッチの一方の出力端は、一
    方の2×1光スイッチの一方の入力端に接続され、他方
    の1×2光スイッチの一方の出力端は、他方の2×1光
    スイッチの一方の入力端に接続され、一方の1×2光ス
    イッチの他方の出力端は、光カプラの一方の入力端に接
    続され、他方の1×2光スイッチの他方の出力端は、光
    カプラの他方の入力端に接続され、光カプラの一方の出
    力端は、一方の2×1光スイッチの他方の入力端に接続
    され、光カプラの他方の出力端は、他方の2×1光スイ
    ッチの他方の入力端に接続され、一方の2×1光スイッ
    チの出力端は、一方の出力に接続され、他方の2×1光
    スイッチの出力端は、一方の出力に接続されることを特
    徴とする光スイッチ。
  15. 【請求項15】 上記請求項14に記載の光スイッチに
    おいて、 両方の光入力が正常な場合、入力光を各々前記1×2光
    スイッチから直接前記2×1光スイッチに接続し各々の
    出力端に接続することを特徴とする光スイッチ。
  16. 【請求項16】 上記請求項14に記載の光スイッチに
    おいて、 片方の光入力が異常な場合、正常な光が入力される前記
    1×2光スイッチを、前記光カプラに接続し光は2分配
    されて前記2×1光スイッチに接続され、前記2×1光
    スイッチを各々前記光カプラに接続することを特徴とす
    る光スイッチ。
  17. 【請求項17】 上記請求項14に記載の光スイッチに
    おいて、 両方の光スイッチが異常な場合、前記1×2光スイッチ
    の各々入力光を前記2×1光スイッチに接続し、前記2
    ×1光スイッチは前記光カプラの入力を出力するように
    接続する、 または、前記1×2光スイッチは各々入力光を前記光カ
    プラに接続し、前記2×1光スイッチは前記1×2光ス
    イッチの入力を出力するように接続することを特徴とす
    る光スイッチ。
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