JPH10234708A - Mrイメージング装置 - Google Patents
Mrイメージング装置Info
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- JPH10234708A JPH10234708A JP9062436A JP6243697A JPH10234708A JP H10234708 A JPH10234708 A JP H10234708A JP 9062436 A JP9062436 A JP 9062436A JP 6243697 A JP6243697 A JP 6243697A JP H10234708 A JPH10234708 A JP H10234708A
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- JP
- Japan
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- signal
- data
- space
- magnetic field
- pulse
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 RARE法によって2つの異なるコントラス
トの画像を得る場合に、S/N比の低下を抑制しつつぼ
やけなどのない優れた画質の画像を得、かつ第2の像の
コントラストを任意のものとする。 【解決手段】 信号S1、S2、S3を第1コントラス
ト像に、信号S4を第1、第2コントラスト像に共通
に、信号S5〜SM7を第2コントラスト像に、それぞ
れ用い、信号S1〜S4についてはGpを順次大きくし
ていき、その後S7にいたるまでGpを徐々に小さくし
て、信号S1〜S4がその順序で第1Kスペースの中央
から外側に向けて配置され、信号S4〜S7がその順序
で第2Kスペースの外側から中央に向けて配置されるよ
うにする。
トの画像を得る場合に、S/N比の低下を抑制しつつぼ
やけなどのない優れた画質の画像を得、かつ第2の像の
コントラストを任意のものとする。 【解決手段】 信号S1、S2、S3を第1コントラス
ト像に、信号S4を第1、第2コントラスト像に共通
に、信号S5〜SM7を第2コントラスト像に、それぞ
れ用い、信号S1〜S4についてはGpを順次大きくし
ていき、その後S7にいたるまでGpを徐々に小さくし
て、信号S1〜S4がその順序で第1Kスペースの中央
から外側に向けて配置され、信号S4〜S7がその順序
で第2Kスペースの外側から中央に向けて配置されるよ
うにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、NMR(核磁気
共鳴)現象を利用してイメージングを行うMRイメージ
ング装置に関し、とくにRARE法とよばれる高速スピ
ンエコー法により高速に画像を得るMRイメージング装
置に関する。
共鳴)現象を利用してイメージングを行うMRイメージ
ング装置に関し、とくにRARE法とよばれる高速スピ
ンエコー法により高速に画像を得るMRイメージング装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】RARE(Rapid Acqusit
ion with Relaxation Enhan
cement)法は、90゜パルス(章動パルス)を印
加した後、複数個の180゜パルス(リフォーカスパル
ス)を加えるとともに、これらのRFパルスの各々と同
時にスライス選択用の傾斜磁場Gsのパルスを加え、そ
のRFパルスの間隔内で読み出し(および周波数エンコ
ード)用の傾斜磁場Grのパルスを加えて複数個のスピ
ンエコー信号を発生させ、そして、これらの信号のそれ
ぞれに異なる量の位相エンコード用傾斜磁場Gpのパル
スを加えて、Kスペース(生データ空間)上で位相方向
に異なる場所に配置されるべき複数位相エンコード量の
データを1TR(1繰り返し期間)で収集し、これによ
ってスキャン時間の短縮を図る、というものである(M
agnetic Resonance in Medi
cine 3,823−833,1986)。
ion with Relaxation Enhan
cement)法は、90゜パルス(章動パルス)を印
加した後、複数個の180゜パルス(リフォーカスパル
ス)を加えるとともに、これらのRFパルスの各々と同
時にスライス選択用の傾斜磁場Gsのパルスを加え、そ
のRFパルスの間隔内で読み出し(および周波数エンコ
ード)用の傾斜磁場Grのパルスを加えて複数個のスピ
ンエコー信号を発生させ、そして、これらの信号のそれ
ぞれに異なる量の位相エンコード用傾斜磁場Gpのパル
スを加えて、Kスペース(生データ空間)上で位相方向
に異なる場所に配置されるべき複数位相エンコード量の
データを1TR(1繰り返し期間)で収集し、これによ
ってスキャン時間の短縮を図る、というものである(M
agnetic Resonance in Medi
cine 3,823−833,1986)。
【0003】従来より、このRARE法において、一度
に異なるコントラストを持つ2枚の画像を得ることが行
われている。この場合、時間的に順次発生するエコー信
号を、前半で発生するものと後半で発生するものとに分
けて、前半のエコー信号群つまり横緩和時間の短いエコ
ー信号群から得たデータで第1のコントラストの画像を
再構成し、後半のエコー信号群つまり横緩和時間の長い
エコー信号群から得たデータで第2のコントラストの画
像を再構成する。
に異なるコントラストを持つ2枚の画像を得ることが行
われている。この場合、時間的に順次発生するエコー信
号を、前半で発生するものと後半で発生するものとに分
けて、前半のエコー信号群つまり横緩和時間の短いエコ
ー信号群から得たデータで第1のコントラストの画像を
再構成し、後半のエコー信号群つまり横緩和時間の長い
エコー信号群から得たデータで第2のコントラストの画
像を再構成する。
【0004】さらに、一部のエコー信号を共通エコー信
号とし、この共通エコー信号から得たデータを、第1コ
ントラスト像と第2コントラスト像との両方に共通に配
置することによって、一層の時間短縮を図ることも知ら
れている。この共通エコー信号としては、最も後に発生
する第2コントラスト像のKスペースの高周波領域に配
置されるべきエコー信号が用いられ、これが第1コント
ラスト像のKスペースの高周波領域にも配置される。
号とし、この共通エコー信号から得たデータを、第1コ
ントラスト像と第2コントラスト像との両方に共通に配
置することによって、一層の時間短縮を図ることも知ら
れている。この共通エコー信号としては、最も後に発生
する第2コントラスト像のKスペースの高周波領域に配
置されるべきエコー信号が用いられ、これが第1コント
ラスト像のKスペースの高周波領域にも配置される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ようにRARE法においてエコー信号群を前後半に2分
してそれぞれ単独で画像を生成する場合では、エコー信
号数を増加したときに、後半のエコー信号群では横緩和
時間が非常に長いので信号が小さくなり、この後半のエ
コー信号群から再構成した画像のS/N比の低下が余儀
なくされるという問題がある。
ようにRARE法においてエコー信号群を前後半に2分
してそれぞれ単独で画像を生成する場合では、エコー信
号数を増加したときに、後半のエコー信号群では横緩和
時間が非常に長いので信号が小さくなり、この後半のエ
コー信号群から再構成した画像のS/N比の低下が余儀
なくされるという問題がある。
【0006】また、共通エコー信号を用いる方法では、
第1コントラスト像のKスペースの高周波領域には横緩
和時間が非常に長いエコー信号からのデータが配置され
ることになるので、Kスペース上で信号強度に大きな段
差が発生し、その不連続性のために再構成画像に悪影響
が及ぶ。さらに、第1コントラスト像のKスペースの高
周波領域に配置される信号の強度が低周波領域に配置さ
れる信号の強度に比較して格段に低いため、その高周波
領域に配置されるデータが寄与する再構成画像の高周波
成分つまり輪郭情報が損なわれ、画像のぼやけが発生す
るという問題も生じる。
第1コントラスト像のKスペースの高周波領域には横緩
和時間が非常に長いエコー信号からのデータが配置され
ることになるので、Kスペース上で信号強度に大きな段
差が発生し、その不連続性のために再構成画像に悪影響
が及ぶ。さらに、第1コントラスト像のKスペースの高
周波領域に配置される信号の強度が低周波領域に配置さ
れる信号の強度に比較して格段に低いため、その高周波
領域に配置されるデータが寄与する再構成画像の高周波
成分つまり輪郭情報が損なわれ、画像のぼやけが発生す
るという問題も生じる。
【0007】この発明は、上記に鑑み、RARE法によ
って2つの異なるコントラストの画像を得る場合に、S
/N比の低下を抑制しつつぼやけなどのない優れた画質
の画像を得、かつ第2コントラスト像のコントラストを
任意に設定することを可能とする、MRイメージング装
置を提供することを目的とする。
って2つの異なるコントラストの画像を得る場合に、S
/N比の低下を抑制しつつぼやけなどのない優れた画質
の画像を得、かつ第2コントラスト像のコントラストを
任意に設定することを可能とする、MRイメージング装
置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明によるMRイメージング装置においては、
章動パルスおよびリフォーカスパルスを印加するRF送
信手段と、スライス選択用傾斜磁場パルス、位相エンコ
ード用傾斜磁場パルスおよび読み出し用傾斜磁場パルス
を印加する傾斜磁場パルス印加手段と、エコー信号を受
信し、位相検波した後サンプリングしてA/D変換して
データを得る受信手段と、上記RF送信手段、傾斜磁場
パルス印加手段および受信手段を制御して、1個の章動
パルスを印加した後多数個のリフォーカスパルスを順次
印加することによって多数個のスピンエコー信号を発生
させ、かつ、各エコー信号から得られるデータがKスペ
ースにおいてつぎのような条件を満たすようにして配列
されるべき位相エンコード量が各エコー信号に与えられ
るようにする制御手段と (イ)先頭の第1期間で発生するスピンエコー信号から
のデータが第1のKスペースに単独に配置され、つぎの
第2期間で発生するスピンエコー信号からのデータが第
1、第2のKスペースに共通に配置され、第3の期間で
得たデータが第2のKスペースに単独に配置される、
(ロ)第1のKスペースでは、その中央に最も早く発生
した信号のデータが配され、中央から外側へと向かう方
向に信号発生順にデータが配されて、最も外側には上記
の第2期間で発生した信号からの共通データが配置され
る、(ハ)第2のKスペースでは、その最も外側の両端
に上記の第2期間で発生した信号からの共通データが配
され、外側から中央へと向かう方向に、少なくともいっ
たんは信号発生順にデータが配され、かつ信号発生順序
において隣接したデータが位置的にも隣接して配され
る、が備えられることが特徴となっている。
め、この発明によるMRイメージング装置においては、
章動パルスおよびリフォーカスパルスを印加するRF送
信手段と、スライス選択用傾斜磁場パルス、位相エンコ
ード用傾斜磁場パルスおよび読み出し用傾斜磁場パルス
を印加する傾斜磁場パルス印加手段と、エコー信号を受
信し、位相検波した後サンプリングしてA/D変換して
データを得る受信手段と、上記RF送信手段、傾斜磁場
パルス印加手段および受信手段を制御して、1個の章動
パルスを印加した後多数個のリフォーカスパルスを順次
印加することによって多数個のスピンエコー信号を発生
させ、かつ、各エコー信号から得られるデータがKスペ
ースにおいてつぎのような条件を満たすようにして配列
されるべき位相エンコード量が各エコー信号に与えられ
るようにする制御手段と (イ)先頭の第1期間で発生するスピンエコー信号から
のデータが第1のKスペースに単独に配置され、つぎの
第2期間で発生するスピンエコー信号からのデータが第
1、第2のKスペースに共通に配置され、第3の期間で
得たデータが第2のKスペースに単独に配置される、
(ロ)第1のKスペースでは、その中央に最も早く発生
した信号のデータが配され、中央から外側へと向かう方
向に信号発生順にデータが配されて、最も外側には上記
の第2期間で発生した信号からの共通データが配置され
る、(ハ)第2のKスペースでは、その最も外側の両端
に上記の第2期間で発生した信号からの共通データが配
され、外側から中央へと向かう方向に、少なくともいっ
たんは信号発生順にデータが配され、かつ信号発生順序
において隣接したデータが位置的にも隣接して配され
る、が備えられることが特徴となっている。
【0009】一部の信号からのデータを第1、第2のコ
ントラスト像に共通に用いるようにしているため、全体
のエコー信号数を少なくできて、信号の減衰を防ぎ、S
/N比の低下を防止することができる。第1コントラス
ト像のKスペースの最も外側には比較的早い時期に発生
し強度が落ちていない信号のデータを配置するようにし
ているため、再構成画像の高周波成分(輪郭情報)が損
なわれて画像のぼやけが発生するということもない。第
1コントラスト像のKスペースでは信号発生順に中央か
ら外側にデータが配置されるので、Kスペース上の信号
強度プロファイルにおいて大きな差が生じる部分がなく
なり、信号強度を全体として滑らかに連続させることが
でき、再構成画像にアーティファクトが生じることを防
止できる。
ントラスト像に共通に用いるようにしているため、全体
のエコー信号数を少なくできて、信号の減衰を防ぎ、S
/N比の低下を防止することができる。第1コントラス
ト像のKスペースの最も外側には比較的早い時期に発生
し強度が落ちていない信号のデータを配置するようにし
ているため、再構成画像の高周波成分(輪郭情報)が損
なわれて画像のぼやけが発生するということもない。第
1コントラスト像のKスペースでは信号発生順に中央か
ら外側にデータが配置されるので、Kスペース上の信号
強度プロファイルにおいて大きな差が生じる部分がなく
なり、信号強度を全体として滑らかに連続させることが
でき、再構成画像にアーティファクトが生じることを防
止できる。
【0010】第2コントラスト像のKスペースでは、そ
の最も外側の両端に第2期間で発生した信号からの共通
データが配され、外側から中央へと向かう方向に、少な
くともいったんは信号発生順にデータが配され、かつ信
号発生順序において隣接したデータが位置的にも隣接し
て配されるので、信号強度を全体として滑らかに連続さ
せることができ、再構成画像にアーティファクトが生じ
ることを防止できる。また、第2コントラスト像のKス
ペースでは、このような条件が満たされる限り、第3期
間のどの信号をその中央部に配置するかは任意に定める
ことができ、それによって第2画像のコントラストの自
由度を上げることができる。
の最も外側の両端に第2期間で発生した信号からの共通
データが配され、外側から中央へと向かう方向に、少な
くともいったんは信号発生順にデータが配され、かつ信
号発生順序において隣接したデータが位置的にも隣接し
て配されるので、信号強度を全体として滑らかに連続さ
せることができ、再構成画像にアーティファクトが生じ
ることを防止できる。また、第2コントラスト像のKス
ペースでは、このような条件が満たされる限り、第3期
間のどの信号をその中央部に配置するかは任意に定める
ことができ、それによって第2画像のコントラストの自
由度を上げることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明の実施の形態に
ついて図面を参照しながら詳細に説明する。この発明に
かかるMRイメージング装置では、図1で示すようなパ
ルスシーケンスが行われるようになっている。このよう
なパルスシーケンスを行うMRイメージング装置は図6
のように構成されている。そこで、まず、図6を参照し
ながらMRイメージング装置の構成について説明する
と、図6において主マグネット11は強力な静磁場を発
生するもので、この静磁場中に図示しない被検体が配置
される。また、傾斜磁場コイル12は、X,Y,Zの直
交3軸方向に磁場強度が傾斜する3つの傾斜磁場Gx、
Gy、Gzを、上記静磁場に重畳するようにして発生す
るよう3組設けられている。被検体には送信用のRFコ
イル13と、NMR信号の受信用RFコイル14とが取
り付けられる。
ついて図面を参照しながら詳細に説明する。この発明に
かかるMRイメージング装置では、図1で示すようなパ
ルスシーケンスが行われるようになっている。このよう
なパルスシーケンスを行うMRイメージング装置は図6
のように構成されている。そこで、まず、図6を参照し
ながらMRイメージング装置の構成について説明する
と、図6において主マグネット11は強力な静磁場を発
生するもので、この静磁場中に図示しない被検体が配置
される。また、傾斜磁場コイル12は、X,Y,Zの直
交3軸方向に磁場強度が傾斜する3つの傾斜磁場Gx、
Gy、Gzを、上記静磁場に重畳するようにして発生す
るよう3組設けられている。被検体には送信用のRFコ
イル13と、NMR信号の受信用RFコイル14とが取
り付けられる。
【0012】ホストコンピュータ21はシステム全体の
制御を行い、シーケンサ22はこのホストコンピュータ
21の制御の下で、被検体の所望の断面での画像を再構
成するためのデータを収集するシーケンス(図1)を行
うのに必要な種々の命令を送信系、受信系および傾斜磁
場発生系に送る。傾斜磁場発生については、波形発生器
15からGx、Gy、Gzに関する所定のパルス波形を
所定のタイミングで発生させて、傾斜磁場電源16に送
らせ、傾斜磁場コイル12からその波形・タイミングの
Gx、Gy、Gzを発生させる。図1のパルスシーケン
スで示すスライス選択用傾斜磁場Gs、読み出し用(周
波数エンコード用)傾斜磁場Gr、位相エンコード用傾
斜磁場Gpは、これらGx、Gy、Gzのいずれか1つ
を用い、あるいはいくつかずつを組み合わせて作られ
る。
制御を行い、シーケンサ22はこのホストコンピュータ
21の制御の下で、被検体の所望の断面での画像を再構
成するためのデータを収集するシーケンス(図1)を行
うのに必要な種々の命令を送信系、受信系および傾斜磁
場発生系に送る。傾斜磁場発生については、波形発生器
15からGx、Gy、Gzに関する所定のパルス波形を
所定のタイミングで発生させて、傾斜磁場電源16に送
らせ、傾斜磁場コイル12からその波形・タイミングの
Gx、Gy、Gzを発生させる。図1のパルスシーケン
スで示すスライス選択用傾斜磁場Gs、読み出し用(周
波数エンコード用)傾斜磁場Gr、位相エンコード用傾
斜磁場Gpは、これらGx、Gy、Gzのいずれか1つ
を用い、あるいはいくつかずつを組み合わせて作られ
る。
【0013】また、波形発生器15は、シーケンサ22
の制御の下でRFパルスの波形を所定のタイミングで発
生して振幅変調器24に送る。この振幅変調器24に
は、被検体の共鳴周波数に相当する周波数のRF信号が
発生するようにホストコンピュータ21によってセット
されたRF信号発生器23からのRF信号がキャリアと
して送られてきており、このキャリアが波形発生器15
からの波形信号に応じて振幅変調される。この振幅変調
器24の出力はRFパワーアンプ25を経てRFコイル
13に送られる。こうして、RFコイル13から送信さ
れるRF信号の波形とタイミングとがシーケンサ22に
よって定められることにより、図1に示す90°パルス
や180°パルスが被検体に照射されることになる。
の制御の下でRFパルスの波形を所定のタイミングで発
生して振幅変調器24に送る。この振幅変調器24に
は、被検体の共鳴周波数に相当する周波数のRF信号が
発生するようにホストコンピュータ21によってセット
されたRF信号発生器23からのRF信号がキャリアと
して送られてきており、このキャリアが波形発生器15
からの波形信号に応じて振幅変調される。この振幅変調
器24の出力はRFパワーアンプ25を経てRFコイル
13に送られる。こうして、RFコイル13から送信さ
れるRF信号の波形とタイミングとがシーケンサ22に
よって定められることにより、図1に示す90°パルス
や180°パルスが被検体に照射されることになる。
【0014】被検体から発生したNMR信号は受信用の
RFコイル14で受信され、プリアンプ26を経て位相
検波器27に送られる。位相検波器27には、送信RF
パルスのキャリアとなっているRF信号が、RF信号発
生器23から送られてきており、この信号が参照信号と
して用いられて位相検波が行われる。A/D変換器28
は、シーケンサ22によってタイミング等が制御された
サンプリングパルス発生器29からのサンプリングパル
スに応じて、位相検波器27からの検波信号をサンプリ
ングし、デジタルデータに変換する。このデジタルデー
タはホストコンピュータ21に取り込まれ、画像再構成
装置33によってフーリエ変換処理される。これによっ
て再構成された画像はディスプレイ装置32によって表
示される。指示器31は、オペレータ等がホストコンピ
ュータ21に必要な指示を与えるためのキーボードやマ
ウスなどである。
RFコイル14で受信され、プリアンプ26を経て位相
検波器27に送られる。位相検波器27には、送信RF
パルスのキャリアとなっているRF信号が、RF信号発
生器23から送られてきており、この信号が参照信号と
して用いられて位相検波が行われる。A/D変換器28
は、シーケンサ22によってタイミング等が制御された
サンプリングパルス発生器29からのサンプリングパル
スに応じて、位相検波器27からの検波信号をサンプリ
ングし、デジタルデータに変換する。このデジタルデー
タはホストコンピュータ21に取り込まれ、画像再構成
装置33によってフーリエ変換処理される。これによっ
て再構成された画像はディスプレイ装置32によって表
示される。指示器31は、オペレータ等がホストコンピ
ュータ21に必要な指示を与えるためのキーボードやマ
ウスなどである。
【0015】このようなMRイメージング装置におい
て、ホストコンピュータ21およびシーケンサ22の制
御の下に図1に示すようなパルスシーケンスが行なわれ
る。図1において、まず90゜パルス(章動パルス)を
印加した後、複数個(ここでは7個)の180゜パルス
(リフォーカスパルス)を加えるとともに、これらのR
Fパルスの各々と同時にスライス選択用の傾斜磁場Gs
のパルスを加える。そして読み出し用(および周波数エ
ンコード用)の傾斜磁場Grのパルスを上記のRFパル
スの各々の間隔内で加えて周波数エンコードを行いなが
らスピンエコー信号S1、S2、…、S7を発生させ
る。
て、ホストコンピュータ21およびシーケンサ22の制
御の下に図1に示すようなパルスシーケンスが行なわれ
る。図1において、まず90゜パルス(章動パルス)を
印加した後、複数個(ここでは7個)の180゜パルス
(リフォーカスパルス)を加えるとともに、これらのR
Fパルスの各々と同時にスライス選択用の傾斜磁場Gs
のパルスを加える。そして読み出し用(および周波数エ
ンコード用)の傾斜磁場Grのパルスを上記のRFパル
スの各々の間隔内で加えて周波数エンコードを行いなが
らスピンエコー信号S1、S2、…、S7を発生させ
る。
【0016】これらのスピンエコー信号S1、S2、
…、S7の発生直前に位相エンコード用の傾斜磁場Gp
のパルスをそれぞれ加える。その各々のGpパルスの印
加量は、信号S1〜S7から得たデータが、2つのKス
ペースに図2(a)、図3(a)で示すように配置され
るものとなるような位相エンコード量に対応させられ
る。
…、S7の発生直前に位相エンコード用の傾斜磁場Gp
のパルスをそれぞれ加える。その各々のGpパルスの印
加量は、信号S1〜S7から得たデータが、2つのKス
ペースに図2(a)、図3(a)で示すように配置され
るものとなるような位相エンコード量に対応させられ
る。
【0017】ここでは、章動パルス(90°パルス)か
ら始まる1つの繰り返し期間(TR)を3つの期間に分
け、先頭の第1期間で得られる信号S1〜S3は第1の
コントラスト像に単独に用い、つぎの第2期間で得られ
る信号S4は第1、第2のコントラスト像に共通に用
い、後尾の第3期間で得られる信号S5〜S7は、第2
のコントラスト像に単独に用いることとしている。
ら始まる1つの繰り返し期間(TR)を3つの期間に分
け、先頭の第1期間で得られる信号S1〜S3は第1の
コントラスト像に単独に用い、つぎの第2期間で得られ
る信号S4は第1、第2のコントラスト像に共通に用
い、後尾の第3期間で得られる信号S5〜S7は、第2
のコントラスト像に単独に用いることとしている。
【0018】第1コントラスト像用のKスペースでは、
図2の(a)に示すように各信号から得たデータが配置
され、第2コントラスト像用のKスペースでは、図3の
(a)に示すように各信号から得たデータが配置される
(そのように配置されるべき位相エンコード量が各信号
に与えられる)。図2(a)、図3(a)で示すKスペ
ースでは、図の上下方向が位相方向(中央が位相エンコ
ード量ゼロ、上方向が位相エンコード量がプラスの方
向、下方向が位相エンコード量がマイナスの方向)、左
右方向が周波数方向である。
図2の(a)に示すように各信号から得たデータが配置
され、第2コントラスト像用のKスペースでは、図3の
(a)に示すように各信号から得たデータが配置される
(そのように配置されるべき位相エンコード量が各信号
に与えられる)。図2(a)、図3(a)で示すKスペ
ースでは、図の上下方向が位相方向(中央が位相エンコ
ード量ゼロ、上方向が位相エンコード量がプラスの方
向、下方向が位相エンコード量がマイナスの方向)、左
右方向が周波数方向である。
【0019】第1のKスペースでは、図2の(a)に示
すようにスピンエコー信号S1、S2、S3、S4の順
序で発生する信号からのデータがその発生順に中央から
周辺への方向(図の上および下方向)に配置される。第
2のKスペースでは図3の(a)に示すように、スピン
エコー信号S7、S6、S5、S4の順序つまり発生順
序とは逆の順序で、これらの信号からのデータが中央か
ら周辺への方向に順次配置される。
すようにスピンエコー信号S1、S2、S3、S4の順
序で発生する信号からのデータがその発生順に中央から
周辺への方向(図の上および下方向)に配置される。第
2のKスペースでは図3の(a)に示すように、スピン
エコー信号S7、S6、S5、S4の順序つまり発生順
序とは逆の順序で、これらの信号からのデータが中央か
ら周辺への方向に順次配置される。
【0020】つまり、そのように配置されるような位相
エンコード量が与えられるように、図1で示すように、
信号S1にはゼロに近い位相エンコード量を与えるGr
が印加され、信号S2にはそれよりも少し大きな位相エ
ンコード量を与えるGrが印加され、信号S3にはさら
に大きな位相エンコード量を与えるGrが印加され、信
号S4でGrが最大となり、それから徐々に小さくなっ
て信号S7ではゼロに近い位相エンコード量となる。
エンコード量が与えられるように、図1で示すように、
信号S1にはゼロに近い位相エンコード量を与えるGr
が印加され、信号S2にはそれよりも少し大きな位相エ
ンコード量を与えるGrが印加され、信号S3にはさら
に大きな位相エンコード量を与えるGrが印加され、信
号S4でGrが最大となり、それから徐々に小さくなっ
て信号S7ではゼロに近い位相エンコード量となる。
【0021】これら図2(a)、図3(a)で、信号S
1、S2、…、の各信号からのデータが配置されるべき
領域の幅(上下方向つまり位相方向の幅)は、その領域
に配置される位相エンコード数(ライン数)に対応して
いる。最も広い幅(S1、S7)にはN個の位相エンコ
ード数(Nライン)のデータが配置され、その半分の幅
(S2、S3など)にはN/2個の位相エンコード数の
データが配置される。そして、図2(a)、図3(a)
ではS2、S3、S4、S5、S6が上下に配された2
つの1/2幅の領域に配置されているが、これは、奇数
番目のTRと偶数番目のTRとでGrの極性を変えるこ
とによってその2つの領域に振り分けることを示してい
る。この場合は、総位相エンコード数は、各画像につき
3Nとなり、TRをN回繰り返すことによって、3N×
3Nのマトリクスの画像を2つ再構成することが可能と
なる。
1、S2、…、の各信号からのデータが配置されるべき
領域の幅(上下方向つまり位相方向の幅)は、その領域
に配置される位相エンコード数(ライン数)に対応して
いる。最も広い幅(S1、S7)にはN個の位相エンコ
ード数(Nライン)のデータが配置され、その半分の幅
(S2、S3など)にはN/2個の位相エンコード数の
データが配置される。そして、図2(a)、図3(a)
ではS2、S3、S4、S5、S6が上下に配された2
つの1/2幅の領域に配置されているが、これは、奇数
番目のTRと偶数番目のTRとでGrの極性を変えるこ
とによってその2つの領域に振り分けることを示してい
る。この場合は、総位相エンコード数は、各画像につき
3Nとなり、TRをN回繰り返すことによって、3N×
3Nのマトリクスの画像を2つ再構成することが可能と
なる。
【0022】第1の画像を再構成するためのKスペース
では、図2(a)で示すように、最初に発生した信号S
1のデータがその中央部に配置され、信号S1につづい
て時間的に順次発生した信号S2、S3、S4がその順
序で両端方向へと振り分けられるように配置されてお
り、信号強度は図1に示すようにT2(あるいはT2
*)減衰にしたがって時間的に徐々に小さなものとなっ
ていくので、そのKスペースにおける信号強度の位相方
向プロファイルは図2(b)のようになって、信号強度
が連続してなだらかに変化することになる。Kスペース
の中央部というのは再構成コントラストを支配する低周
波領域であるから、そこに最初に発生した信号S1のデ
ータが配置されることは、第1画像のコントラストが横
緩和時間の短いエコー信号からのデータで決まるという
ことを意味する。また、信号強度が滑らかに変化してい
くことから、再構成画像にアーティファクトが生じるこ
とも抑制できる。しかも最も外側(高周波側)には4番
目に発生した信号S4のデータが配置され、この信号S
4の発生時期はそれほど後でないため減衰していず、高
周波情報(輪郭情報)が失われることもない。
では、図2(a)で示すように、最初に発生した信号S
1のデータがその中央部に配置され、信号S1につづい
て時間的に順次発生した信号S2、S3、S4がその順
序で両端方向へと振り分けられるように配置されてお
り、信号強度は図1に示すようにT2(あるいはT2
*)減衰にしたがって時間的に徐々に小さなものとなっ
ていくので、そのKスペースにおける信号強度の位相方
向プロファイルは図2(b)のようになって、信号強度
が連続してなだらかに変化することになる。Kスペース
の中央部というのは再構成コントラストを支配する低周
波領域であるから、そこに最初に発生した信号S1のデ
ータが配置されることは、第1画像のコントラストが横
緩和時間の短いエコー信号からのデータで決まるという
ことを意味する。また、信号強度が滑らかに変化してい
くことから、再構成画像にアーティファクトが生じるこ
とも抑制できる。しかも最も外側(高周波側)には4番
目に発生した信号S4のデータが配置され、この信号S
4の発生時期はそれほど後でないため減衰していず、高
周波情報(輪郭情報)が失われることもない。
【0023】図3の(a)のKスペースでは、信号発生
順に外側から中央に向けて信号S4、S5、S6、S7
の順で配置されているため、その信号強度プロファイル
は図3の(b)に示すようになって、信号強度が連続し
てなだらかに変化している。そのため、信号強度に急激
な変化がある場合に生じるアーティファクトのないもの
とすることが可能である。また、ここでは、画像コント
ラストを支配する中央部に信号S7のデータが配置され
ていることから、横緩和の長いエコー信号による画像が
得られることになる。そして、信号S4が第1画像と共
通に用いられているため、信号S7といえどもそれほど
減衰していず、この第2の画像についてもS/N比が改
善される。
順に外側から中央に向けて信号S4、S5、S6、S7
の順で配置されているため、その信号強度プロファイル
は図3の(b)に示すようになって、信号強度が連続し
てなだらかに変化している。そのため、信号強度に急激
な変化がある場合に生じるアーティファクトのないもの
とすることが可能である。また、ここでは、画像コント
ラストを支配する中央部に信号S7のデータが配置され
ていることから、横緩和の長いエコー信号による画像が
得られることになる。そして、信号S4が第1画像と共
通に用いられているため、信号S7といえどもそれほど
減衰していず、この第2の画像についてもS/N比が改
善される。
【0024】なお、この第2の画像のKスペース上での
信号配列に関しては、信号強度に急激な変化を生じさせ
ないようにしながら、中央に配置すべき信号を他のもの
にして他のコントラストの画像を得る配列をとることが
できる。たとえば、図4の(a)に示すように5番目に
発生する(第2コントラスト像に単独に用いる信号の中
では最も早く生じる)信号S5を中央に配置することも
できる。この場合、信号強度の大きな信号S5を中央に
配置し、他方で信号強度の大きな信号S4を最も外側に
配置することは動かせないため、中央から外側へ向けて
S6、S7といったん信号発生順に配置し、そのつぎに
S6、S5と信号発生順とは逆に配置することで、図4
(b)に示すように信号強度差が大きくならないように
している。
信号配列に関しては、信号強度に急激な変化を生じさせ
ないようにしながら、中央に配置すべき信号を他のもの
にして他のコントラストの画像を得る配列をとることが
できる。たとえば、図4の(a)に示すように5番目に
発生する(第2コントラスト像に単独に用いる信号の中
では最も早く生じる)信号S5を中央に配置することも
できる。この場合、信号強度の大きな信号S5を中央に
配置し、他方で信号強度の大きな信号S4を最も外側に
配置することは動かせないため、中央から外側へ向けて
S6、S7といったん信号発生順に配置し、そのつぎに
S6、S5と信号発生順とは逆に配置することで、図4
(b)に示すように信号強度差が大きくならないように
している。
【0025】また、図5の(a)では6番目に発生する
(第2コントラスト像に単独に用いる信号の中では2番
目に生じる)信号S6を中央に配置している。この場
合、外側から中央に向けて、S4、S5、S6、S7と
いったん信号発生順に配置し、中央に再びS6を配置す
るようにして、図5(b)に示すように信号強度差が大
きくならないようにしている。なお、これらの図4
(a)、図5(a)において、幅の狭い領域はN/4個
の位相エンコード数(ライン数)のデータが配置される
ことを表わし、幅の広い領域はN/2個の位相エンコー
ド数(ライン数)のデータが配置されることを表わす。
(第2コントラスト像に単独に用いる信号の中では2番
目に生じる)信号S6を中央に配置している。この場
合、外側から中央に向けて、S4、S5、S6、S7と
いったん信号発生順に配置し、中央に再びS6を配置す
るようにして、図5(b)に示すように信号強度差が大
きくならないようにしている。なお、これらの図4
(a)、図5(a)において、幅の狭い領域はN/4個
の位相エンコード数(ライン数)のデータが配置される
ことを表わし、幅の広い領域はN/2個の位相エンコー
ド数(ライン数)のデータが配置されることを表わす。
【0026】この図3(a)、図4(a)、図5(a)
に示すように、第2コントラスト像に単独に用いる信号
S5、S6、S7の中のどれか任意のものをKスペース
の中央に配置することができるため、横緩和時間の長短
の任意のコントラストの画像を得ることが可能となる。
に示すように、第2コントラスト像に単独に用いる信号
S5、S6、S7の中のどれか任意のものをKスペース
の中央に配置することができるため、横緩和時間の長短
の任意のコントラストの画像を得ることが可能となる。
【0027】なお、ここでは1TRにつき、7個のスピ
ンエコー信号を発生させるようにしているが、リフォー
カスパルス(およびそれに伴うGs、Gr、Gp)の数
を増減すれば、それより多いあるいは少ない数のスピン
エコー信号を発生させることもできる。各画像に単独に
用いられるエコー信号の数、共通に用いられるエコー信
号の数なども上記に限定されるわけではない。
ンエコー信号を発生させるようにしているが、リフォー
カスパルス(およびそれに伴うGs、Gr、Gp)の数
を増減すれば、それより多いあるいは少ない数のスピン
エコー信号を発生させることもできる。各画像に単独に
用いられるエコー信号の数、共通に用いられるエコー信
号の数なども上記に限定されるわけではない。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のMRイ
メージング装置によれば、RARE法によって2つの異
なるコントラストの画像を得る場合に、そのいずれの画
像のKスペースにおいても隣接して配置するデータは発
生時間の点でも隣接したものとなるようにしているの
で、再構成画像にアーティファクトが生じることを防止
できる。しかもそれに加えて複数コントラストのMR画
像を得ることができる。さらに、一部の同じエコー信号
から得たデータを複数の画像に共通に用いるようにして
いるので、全体のエコー信号数を少なくできて撮像時間
を短縮することができるとともに、信号の減衰を防ぎ、
S/N比の低下を防止することができる。第2コントラ
スト像のKスペースでは、どの信号からのデータをその
中央部に配置するかを任意に定めることができるので、
第2画像のコントラストの自由度を上げることができ
る。
メージング装置によれば、RARE法によって2つの異
なるコントラストの画像を得る場合に、そのいずれの画
像のKスペースにおいても隣接して配置するデータは発
生時間の点でも隣接したものとなるようにしているの
で、再構成画像にアーティファクトが生じることを防止
できる。しかもそれに加えて複数コントラストのMR画
像を得ることができる。さらに、一部の同じエコー信号
から得たデータを複数の画像に共通に用いるようにして
いるので、全体のエコー信号数を少なくできて撮像時間
を短縮することができるとともに、信号の減衰を防ぎ、
S/N比の低下を防止することができる。第2コントラ
スト像のKスペースでは、どの信号からのデータをその
中央部に配置するかを任意に定めることができるので、
第2画像のコントラストの自由度を上げることができ
る。
【図1】この発明の実施の形態にかかるMRイメージン
グ装置で行うパルスシーケンスの一例を示すタイムチャ
ート。
グ装置で行うパルスシーケンスの一例を示すタイムチャ
ート。
【図2】第1コントラスト像についてのKスペースおよ
びその信号強度プロファイルの一例を示す図。
びその信号強度プロファイルの一例を示す図。
【図3】第2コントラスト像についてのKスペースおよ
びその信号強度プロファイルの一例を示す図。
びその信号強度プロファイルの一例を示す図。
【図4】第2コントラスト像についてのKスペースおよ
びその信号強度プロファイルの他の例を示す図。
びその信号強度プロファイルの他の例を示す図。
【図5】第2コントラスト像についてのKスペースおよ
びその信号強度プロファイルのさらに別の例を示す図。
びその信号強度プロファイルのさらに別の例を示す図。
【図6】この発明の実施の形態にかかるMRイメージン
グ装置を示すブロック図。
グ装置を示すブロック図。
11 静磁場発生用主マグネット 12 傾斜磁場コイル 13 送信用RFコイル 14 受信用RFコイル 15 波形発生器 16 傾斜磁場電源 21 ホストコンピュータ 22 シーケンサ 23 RF信号発生器 24 振幅変調器 25 RFパワーアンプ 26 プリアンプ 27 位相検波器 28 A/D変換器 29 サンプリングパルス発生器 31 指示器 32 ディスプレイ装置 33 画像再構成装置
Claims (1)
- 【請求項1】 章動パルスおよびリフォーカスパルスを
印加するRF送信手段と、スライス選択用傾斜磁場パル
ス、位相エンコード用傾斜磁場パルスおよび読み出し用
傾斜磁場パルスを印加する傾斜磁場パルス印加手段と、
エコー信号を受信し、位相検波した後サンプリングして
A/D変換してデータを得る受信手段と、上記RF送信
手段、傾斜磁場パルス印加手段および受信手段を制御し
て、1個の章動パルスを印加した後多数個のリフォーカ
スパルスを順次印加することによって多数個のスピンエ
コー信号を発生させ、かつ、各エコー信号から得られる
データがKスペースにおいてつぎのような条件を満たす
ようにして配列されるべき位相エンコード量が各エコー
信号に与えられるようにする制御手段と (イ)先頭の第1期間で発生するスピンエコー信号から
のデータが第1のKスペースに単独に配置され、つぎの
第2期間で発生するスピンエコー信号からのデータが第
1、第2のKスペースに共通に配置され、第3の期間で
得たデータが第2のKスペースに単独に配置される、
(ロ)第1のKスペースでは、その中央に最も早く発生
した信号のデータが配され、中央から外側へと向かう方
向に信号発生順にデータが配されて、最も外側には上記
の第2期間で発生した信号からの共通データが配置され
る、(ハ)第2のKスペースでは、その最も外側の両端
に上記の第2期間で発生した信号からの共通データが配
され、外側から中央へと向かう方向に、少なくともいっ
たんは信号発生順にデータが配され、かつ信号発生順序
において隣接したデータが位置的にも隣接して配され
る、を備えることを特徴とするMRイメージング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9062436A JPH10234708A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | Mrイメージング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9062436A JPH10234708A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | Mrイメージング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10234708A true JPH10234708A (ja) | 1998-09-08 |
Family
ID=13200150
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9062436A Pending JPH10234708A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | Mrイメージング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10234708A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100335005C (zh) * | 2001-04-05 | 2007-09-05 | Ge医疗系统环球技术有限公司 | 相位校正方法和磁共振成像系统 |
WO2009093517A1 (ja) * | 2008-01-23 | 2009-07-30 | Hitachi Medical Corporation | 磁気共鳴イメージング装置及びマルチコントラスト画像取得方法 |
-
1997
- 1997-02-28 JP JP9062436A patent/JPH10234708A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100335005C (zh) * | 2001-04-05 | 2007-09-05 | Ge医疗系统环球技术有限公司 | 相位校正方法和磁共振成像系统 |
WO2009093517A1 (ja) * | 2008-01-23 | 2009-07-30 | Hitachi Medical Corporation | 磁気共鳴イメージング装置及びマルチコントラスト画像取得方法 |
JP5221570B2 (ja) * | 2008-01-23 | 2013-06-26 | 株式会社日立メディコ | 磁気共鳴イメージング装置及びマルチコントラスト画像取得方法 |
US8587306B2 (en) | 2008-01-23 | 2013-11-19 | Hitachi Medical Corporation | Magnetic resonance imaging apparatus and multi-contrast acquiring method |
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