JPH10233783A - セル導通診断方式 - Google Patents
セル導通診断方式Info
- Publication number
- JPH10233783A JPH10233783A JP9036218A JP3621897A JPH10233783A JP H10233783 A JPH10233783 A JP H10233783A JP 9036218 A JP9036218 A JP 9036218A JP 3621897 A JP3621897 A JP 3621897A JP H10233783 A JPH10233783 A JP H10233783A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cell
- diagnostic
- diagnostic cell
- diagnosis
- medium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Monitoring And Testing Of Exchanges (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ATM交換機におけるセル導通診断方式に関
し、診断対象装置単独で、且つ通話路系が重負荷の場合
にも呼処理能力に悪影響を与えること無く、随時診断可
能とすることを目的とする。 【解決手段】 通話路系(110)を構成し、稼働停止
させてセルの導通診断を実行可能な各診断対象装置(1
20)内に、セル導通診断に用いられる診断セルを生成
し、該診断対象装置内に設定される所定の診断経路に送
出する診断セル生成手段(121)と、診断セル生成手
段から送出され、診断経路を経由して転送される前記診
断セルを受信し、受信した診断セルの正常性を検査する
診断セル検査手段(122)とを設け、各診断対象装置
単体でセルの導通診断を実行可能とする様に構成し、ま
た診断セル生成手段が送出する診断セルを直接診断セル
検査手段に折返し受信させ、診断セル生成手段および診
断セル検査手段の機能の正常性を確認可能とする診断セ
ル直接折返し手段(123)を付設する様に構成する。
し、診断対象装置単独で、且つ通話路系が重負荷の場合
にも呼処理能力に悪影響を与えること無く、随時診断可
能とすることを目的とする。 【解決手段】 通話路系(110)を構成し、稼働停止
させてセルの導通診断を実行可能な各診断対象装置(1
20)内に、セル導通診断に用いられる診断セルを生成
し、該診断対象装置内に設定される所定の診断経路に送
出する診断セル生成手段(121)と、診断セル生成手
段から送出され、診断経路を経由して転送される前記診
断セルを受信し、受信した診断セルの正常性を検査する
診断セル検査手段(122)とを設け、各診断対象装置
単体でセルの導通診断を実行可能とする様に構成し、ま
た診断セル生成手段が送出する診断セルを直接診断セル
検査手段に折返し受信させ、診断セル生成手段および診
断セル検査手段の機能の正常性を確認可能とする診断セ
ル直接折返し手段(123)を付設する様に構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はATM交換機におけ
るセル導通診断方式に関する。
るセル導通診断方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は本発明の対象となるATM交換機
の通話路系を例示する図であり、図6は従来あるセル導
通診断方式を例示する図であり、図7は診断セルを例示
する図であり、図8はセルスイッチを対象とする従来あ
るセル導通診断方式を例示する図であり、図9は中速加
入者インタフェースを対象とする従来あるセル導通診断
方式を例示する図であり、図10は加入者回路を対象と
する従来あるセル導通診断方式を例示する図である。
の通話路系を例示する図であり、図6は従来あるセル導
通診断方式を例示する図であり、図7は診断セルを例示
する図であり、図8はセルスイッチを対象とする従来あ
るセル導通診断方式を例示する図であり、図9は中速加
入者インタフェースを対象とする従来あるセル導通診断
方式を例示する図であり、図10は加入者回路を対象と
する従来あるセル導通診断方式を例示する図である。
【0003】本発明の対象となるATM交換機の通話路
系(1)は、図5に示される如く、それぞれ図示されぬ
加入者線を収容する加入者回路(SLC)(2)と、そ
れぞれ所定数〔例えば16回路〕の加入者回路(SL
C)(2)を収容する二重化された中速加入者インタフ
ェース(MIF)(3)と、それぞれ所定数(例えば4
回路)の中速加入者インタフェース(MIF)(3)を
収容する二重化されたセルスイッチ(TCS)(4)と
から構成されている。
系(1)は、図5に示される如く、それぞれ図示されぬ
加入者線を収容する加入者回路(SLC)(2)と、そ
れぞれ所定数〔例えば16回路〕の加入者回路(SL
C)(2)を収容する二重化された中速加入者インタフ
ェース(MIF)(3)と、それぞれ所定数(例えば4
回路)の中速加入者インタフェース(MIF)(3)を
収容する二重化されたセルスイッチ(TCS)(4)と
から構成されている。
【0004】以後二重化された中速加入者インタフェー
ス(MIF)(3)およびセルスイッチ(TCS)
(4)の一方を(0系)、他方を(1系)と称し、0系
を構成する中速加入者インタフェース(MIF)(3)
およびセルスイッチ(TCS)(4)をそれぞれ
(30 )および(40 )と称し、1系を構成する中速加
入者インタフェース(MIF)(3)およびセルスイッ
チ(TCS)(4)をそれぞれ(31 )および(41 )
と称する。
ス(MIF)(3)およびセルスイッチ(TCS)
(4)の一方を(0系)、他方を(1系)と称し、0系
を構成する中速加入者インタフェース(MIF)(3)
およびセルスイッチ(TCS)(4)をそれぞれ
(30 )および(40 )と称し、1系を構成する中速加
入者インタフェース(MIF)(3)およびセルスイッ
チ(TCS)(4)をそれぞれ(31 )および(41 )
と称する。
【0005】各加入者回路(SLC)(2)は、二重化
された中速加入者インタフェース(MIF)(3)の両
方に収容されている。各加入者回路(SLC)(2)に
収容される加入者から送信されるセルは、それぞれ収容
されている中速加入者インタフェース(MIF)(3)
およびセルスイッチ(TCS)(4)を経由して、被呼
加入者を収容する加入者回路(SLC)(2)に転送さ
れ、被呼加入者に伝達される。
された中速加入者インタフェース(MIF)(3)の両
方に収容されている。各加入者回路(SLC)(2)に
収容される加入者から送信されるセルは、それぞれ収容
されている中速加入者インタフェース(MIF)(3)
およびセルスイッチ(TCS)(4)を経由して、被呼
加入者を収容する加入者回路(SLC)(2)に転送さ
れ、被呼加入者に伝達される。
【0006】以上の通話路系を構成する各装置内に設定
される通話路を経由するセルの転送状態を診断するセル
導通診断を実行する為に、図6に示される如く、各中速
加入者インタフェース(MIF)(3)に、一台以上の
診断装置(BTU)(5)が収容されている。
される通話路を経由するセルの転送状態を診断するセル
導通診断を実行する為に、図6に示される如く、各中速
加入者インタフェース(MIF)(3)に、一台以上の
診断装置(BTU)(5)が収容されている。
【0007】なお各診断装置(BTU)(5)は、加入
者回路(SLC)(2)と同様に、二重化された中速加
入者インタフェース(MIF)(3)の両方に収容され
ている。
者回路(SLC)(2)と同様に、二重化された中速加
入者インタフェース(MIF)(3)の両方に収容され
ている。
【0008】各診断装置(BTU)(5)内には、それ
ぞれ診断セル生成部(TCG)(51)および診断セル
検査部(TCK)(52)が設けられている。診断セル
生成部(TCG)(51)は、図7に示される如き診断
セル(TCL)を生成し、収容されている中速加入者イ
ンタフェース(MIF)(3)を介して診断対象とする
装置に向けて送出する。
ぞれ診断セル生成部(TCG)(51)および診断セル
検査部(TCK)(52)が設けられている。診断セル
生成部(TCG)(51)は、図7に示される如き診断
セル(TCL)を生成し、収容されている中速加入者イ
ンタフェース(MIF)(3)を介して診断対象とする
装置に向けて送出する。
【0009】診断セル(TCL)は、図7に示される如
く、タグ部(TAG)、ヘッダ部(HD)および情報部
(PL)から構成され、タグ部(TAG)には、当該セ
ルが診断用であるか否かを示す診断情報(t)と、当該
セルの転送経路を示す所定数の経路情報(ri )とが含
まれている。
く、タグ部(TAG)、ヘッダ部(HD)および情報部
(PL)から構成され、タグ部(TAG)には、当該セ
ルが診断用であるか否かを示す診断情報(t)と、当該
セルの転送経路を示す所定数の経路情報(ri )とが含
まれている。
【0010】診断セル生成部(TCG)(51)から送
出された診断セル(TCL)は、経路情報(ri )で指
定されたの診断対象装置を含む経路を経由して、診断装
置(BTU)(5)に返送される。
出された診断セル(TCL)は、経路情報(ri )で指
定されたの診断対象装置を含む経路を経由して、診断装
置(BTU)(5)に返送される。
【0011】診断装置(BTU)(5)においては、診
断セル検査部(TCK)(52)が、返送された診断セ
ル(TCL)を受信し、その正常性を検査することによ
り、診断対象装置を含む経路の導通診断を実行する。
断セル検査部(TCK)(52)が、返送された診断セ
ル(TCL)を受信し、その正常性を検査することによ
り、診断対象装置を含む経路の導通診断を実行する。
【0012】最初に、セルスイッチ(TCS)(4)を
診断対象とした従来あるセル導通診断方式を、図8を用
いて説明する。図6乃至図8において、ATM交換機の
通話路系(1)内の二重化されたセルスイッチ(TC
S)(4)の一方〔例えば0系セルスイッチ(TCS)
(40 )〕を診断対象とするセル導通診断を実行する場
合には、診断対象セルスイッチ(TCS)(40 )、並
びに診断対象セルスイッチ(TCS)(40 )に収容さ
れる各中速加入者インタフェース(MIF)(30 )を
サービス停止状態〔以後OUS(out-of-service)状態
と略称する〕とし、且つ図示されぬ制御部を経由して診
断経路に含まれる中速加入者インタフェース(MIF)
(302)内に折返し経路(LP)を設定させた後、診断
セル生成部(TCG)(51)で、診断情報(t)を診
断状態〔例えば論理“1”〕に設定し、また所定の診断
経路を指定する経路情報(ri )を設定した診断セル
(TCL)を生成させ、収容されている中速加入者イン
タフェース(MIF)(301)を経由して診断対象セル
スイッチ(TCS)(40 )に送出させる。
診断対象とした従来あるセル導通診断方式を、図8を用
いて説明する。図6乃至図8において、ATM交換機の
通話路系(1)内の二重化されたセルスイッチ(TC
S)(4)の一方〔例えば0系セルスイッチ(TCS)
(40 )〕を診断対象とするセル導通診断を実行する場
合には、診断対象セルスイッチ(TCS)(40 )、並
びに診断対象セルスイッチ(TCS)(40 )に収容さ
れる各中速加入者インタフェース(MIF)(30 )を
サービス停止状態〔以後OUS(out-of-service)状態
と略称する〕とし、且つ図示されぬ制御部を経由して診
断経路に含まれる中速加入者インタフェース(MIF)
(302)内に折返し経路(LP)を設定させた後、診断
セル生成部(TCG)(51)で、診断情報(t)を診
断状態〔例えば論理“1”〕に設定し、また所定の診断
経路を指定する経路情報(ri )を設定した診断セル
(TCL)を生成させ、収容されている中速加入者イン
タフェース(MIF)(301)を経由して診断対象セル
スイッチ(TCS)(40 )に送出させる。
【0013】セルスイッチ(TCS)(40 )は、中速
加入者インタフェース(MIF)(301)から受信した
診断セル(TCL)に指定されている経路情報(ri )
を分析し、所定の通話路を経由して指定されている中速
加入者インタフェース(MIF)(302)に転送する。
加入者インタフェース(MIF)(301)から受信した
診断セル(TCL)に指定されている経路情報(ri )
を分析し、所定の通話路を経由して指定されている中速
加入者インタフェース(MIF)(302)に転送する。
【0014】中速加入者インタフェース(MIF)(3
02)は、セルスイッチ(TCS)(40 )から受信した
診断セル(TCL)を、内部に設定済の折返し経路(L
P)を経由してセルスイッチ(TCS)(40 )に返送
する。
02)は、セルスイッチ(TCS)(40 )から受信した
診断セル(TCL)を、内部に設定済の折返し経路(L
P)を経由してセルスイッチ(TCS)(40 )に返送
する。
【0015】セルスイッチ(TCS)(40 )は、中速
加入者インタフェース(MIF)(302)から返送され
た診断セル(TCL)に指定されている経路情報
(ri )を分析し、所定の通話路を経由して指定されて
いる中速加入者インタフェース(MIF)(301)に返
送する。
加入者インタフェース(MIF)(302)から返送され
た診断セル(TCL)に指定されている経路情報
(ri )を分析し、所定の通話路を経由して指定されて
いる中速加入者インタフェース(MIF)(301)に返
送する。
【0016】中速加入者インタフェース(MIF)(3
01)は、セルスイッチ(TCS)(40 )から返送され
た診断セル(TCL)を、診断装置(BTU)(5)に
返送する。
01)は、セルスイッチ(TCS)(40 )から返送され
た診断セル(TCL)を、診断装置(BTU)(5)に
返送する。
【0017】診断装置(BTU)(5)においては、診
断セル検査部(TCK)(52)が、中速加入者インタ
フェース(MIF)(301)から返送された診断セル
(TCL)を、診断セル生成部(TCG)(51)が送
信した診断セル(TCL)と比較する等により正常性を
分析し、正常性が確認された場合には、診断対象セルス
イッチ(TCS)(40 )の、指定経路の導通診断を正
常と判定する。
断セル検査部(TCK)(52)が、中速加入者インタ
フェース(MIF)(301)から返送された診断セル
(TCL)を、診断セル生成部(TCG)(51)が送
信した診断セル(TCL)と比較する等により正常性を
分析し、正常性が確認された場合には、診断対象セルス
イッチ(TCS)(40 )の、指定経路の導通診断を正
常と判定する。
【0018】以上の過程を、経路情報(ri )を種々変
化させることにより、診断対象セルスイッチ(TCS)
(40 )内の総ての経路を対象としてセル導通診断を実
行することにより、診断対象セルスイッチ(TCS)
(40 )のセル導通診断を完了する。
化させることにより、診断対象セルスイッチ(TCS)
(40 )内の総ての経路を対象としてセル導通診断を実
行することにより、診断対象セルスイッチ(TCS)
(40 )のセル導通診断を完了する。
【0019】以上のセル導通診断過程において、診断セ
ル(TCL)の転送経路には、診断対象セルスイッチ
(TCS)(40 )のみならず、中速加入者インタフェ
ース(MIF)(301)および(302)も含まれるが、
中速加入者インタフェース(MIF)(301)および
(302)は何れもOUS状態に設定されている為、診断
セル(TCL)を確実に導通可能とする保証は無く、罹
障中速加入者インタフェース(MIF)(301)または
(302)が診断対象セルスイッチ(TCS)(40)へ
の診断セル(TCL)の伝達を阻害し、中速加入者イン
タフェース(MIF)(301)または(302)の障害
も、診断対象セルスイッチ(TCS)(40 )の診断結
果に含まれる可能性がある。
ル(TCL)の転送経路には、診断対象セルスイッチ
(TCS)(40 )のみならず、中速加入者インタフェ
ース(MIF)(301)および(302)も含まれるが、
中速加入者インタフェース(MIF)(301)および
(302)は何れもOUS状態に設定されている為、診断
セル(TCL)を確実に導通可能とする保証は無く、罹
障中速加入者インタフェース(MIF)(301)または
(302)が診断対象セルスイッチ(TCS)(40)へ
の診断セル(TCL)の伝達を阻害し、中速加入者イン
タフェース(MIF)(301)または(302)の障害
も、診断対象セルスイッチ(TCS)(40 )の診断結
果に含まれる可能性がある。
【0020】従って、図8に示されるセル導通診断方式
では、診断対象セルスイッチ(TCS)(40 )の診断
結果に関連中速加入者インタフェース(MIF)
(301)または(302)の診断結果も含まれ、セルスイ
ッチ(TCS)(40 )単独の確実な診断結果が得られ
ぬ問題が生ずる。
では、診断対象セルスイッチ(TCS)(40 )の診断
結果に関連中速加入者インタフェース(MIF)
(301)または(302)の診断結果も含まれ、セルスイ
ッチ(TCS)(40 )単独の確実な診断結果が得られ
ぬ問題が生ずる。
【0021】次に、中速加入者インタフェース(MI
F)(3)を診断対象とした従来あるセル導通診断方式
を、図9を用いて説明する。図6、図7および図9にお
いて、ATM交換機の通話路系(1)内の特定の二重化
された中速加入者インタフェース(MIF)(3)の一
方〔例えば特定の0系中速加入者インタフェース(MI
F)(302)〕を診断対象とするセル導通診断を実行す
る場合には、診断対象中速加入者インタフェース(MI
F)(302)のみをOUS状態とし、且つ図示されぬ制
御部を経由して診断対象中速加入者インタフェース(M
IF)(302)に収容される特定の加入者回路(SL
C)(2 21)内の、診断対象中速加入者インタフェース
(MIF)(302)との接続点に折返し経路(LP)を
設定させた後、診断セル生成部(TCG)(51)で、
診断情報(t)を診断状態〔例えば論理“1”〕に設定
し、また所定の診断経路を指定する経路情報(ri )を
設定した診断セル(TCL)を生成させ、収容されてい
る中速加入者インタフェース(MIF)(301)を経由
してセルスイッチ(TCS)(40 )に送出させる。
F)(3)を診断対象とした従来あるセル導通診断方式
を、図9を用いて説明する。図6、図7および図9にお
いて、ATM交換機の通話路系(1)内の特定の二重化
された中速加入者インタフェース(MIF)(3)の一
方〔例えば特定の0系中速加入者インタフェース(MI
F)(302)〕を診断対象とするセル導通診断を実行す
る場合には、診断対象中速加入者インタフェース(MI
F)(302)のみをOUS状態とし、且つ図示されぬ制
御部を経由して診断対象中速加入者インタフェース(M
IF)(302)に収容される特定の加入者回路(SL
C)(2 21)内の、診断対象中速加入者インタフェース
(MIF)(302)との接続点に折返し経路(LP)を
設定させた後、診断セル生成部(TCG)(51)で、
診断情報(t)を診断状態〔例えば論理“1”〕に設定
し、また所定の診断経路を指定する経路情報(ri )を
設定した診断セル(TCL)を生成させ、収容されてい
る中速加入者インタフェース(MIF)(301)を経由
してセルスイッチ(TCS)(40 )に送出させる。
【0022】セルスイッチ(TCS)(40 )は、中速
加入者インタフェース(MIF)(301)から受信した
診断セル(TCL)に指定されている経路情報(ri )
を分析し、所定の通話路を経由して指定されている診断
対象中速加入者インタフェース(MIF)(302)に転
送する。
加入者インタフェース(MIF)(301)から受信した
診断セル(TCL)に指定されている経路情報(ri )
を分析し、所定の通話路を経由して指定されている診断
対象中速加入者インタフェース(MIF)(302)に転
送する。
【0023】診断対象中速加入者インタフェース(MI
F)(302)は、セルスイッチ(TCS)(40 )から
受信した診断セル(TCL)を、自装置内通話路を経由
して収容加入者回路(SLC)(221)へ転送する。
F)(302)は、セルスイッチ(TCS)(40 )から
受信した診断セル(TCL)を、自装置内通話路を経由
して収容加入者回路(SLC)(221)へ転送する。
【0024】加入者回路(SLC)(221)は、診断対
象中速加入者インタフェース(MIF)(302)から転
送された診断セル(TCL)を、診断対象中速加入者イ
ンタフェース(MIF)(302)との接続点に設定済の
折返し経路(LP)を経由して診断対象中速加入者イン
タフェース(MIF)(302)に返送する。
象中速加入者インタフェース(MIF)(302)から転
送された診断セル(TCL)を、診断対象中速加入者イ
ンタフェース(MIF)(302)との接続点に設定済の
折返し経路(LP)を経由して診断対象中速加入者イン
タフェース(MIF)(302)に返送する。
【0025】診断対象中速加入者インタフェース(MI
F)(302)は、加入者回路(SLC)(221)から返
送された診断セル(TCL)を、自装置内通話路を経由
してセルスイッチ(TCS)(40 )に返送する。
F)(302)は、加入者回路(SLC)(221)から返
送された診断セル(TCL)を、自装置内通話路を経由
してセルスイッチ(TCS)(40 )に返送する。
【0026】セルスイッチ(TCS)(40 )は、中速
加入者インタフェース(MIF)(302)から返送され
た診断セル(TCL)に指定されている経路情報
(ri )を分析し、所定の通話路を経由して指定されて
いる中速加入者インタフェース(MIF)(301)に返
送する。
加入者インタフェース(MIF)(302)から返送され
た診断セル(TCL)に指定されている経路情報
(ri )を分析し、所定の通話路を経由して指定されて
いる中速加入者インタフェース(MIF)(301)に返
送する。
【0027】中速加入者インタフェース(MIF)(3
01)は、セルスイッチ(TCS)(40 )から返送され
た診断セル(TCL)を、診断装置(BTU)(5)に
返送する。
01)は、セルスイッチ(TCS)(40 )から返送され
た診断セル(TCL)を、診断装置(BTU)(5)に
返送する。
【0028】診断装置(BTU)(5)においては、診
断セル検査部(TCK)(52)が、中速加入者インタ
フェース(MIF)(301)から返送された診断セル
(TCL)を、診断セル生成部(TCG)(51)が送
信した診断セル(TCL)と比較する等により正常性を
分析し、正常性が確認された場合には、診断対象中速加
入者インタフェース(MIF)(302)の導通診断を正
常と判定する。
断セル検査部(TCK)(52)が、中速加入者インタ
フェース(MIF)(301)から返送された診断セル
(TCL)を、診断セル生成部(TCG)(51)が送
信した診断セル(TCL)と比較する等により正常性を
分析し、正常性が確認された場合には、診断対象中速加
入者インタフェース(MIF)(302)の導通診断を正
常と判定する。
【0029】以上のセル導通診断過程において、診断セ
ル(TCL)の転送経路には、診断対象中速加入者イン
タフェース(MIF)(302)のみならず、中速加入者
インタフェース(MIF)(301)およびセルスイッチ
(TCS)(40 )も含まれるが、セルスイッチ(TC
S)(40 )はサービス提供状態〔〔以後INS(in-s
ervice)状態と略称する〕に設定されている為、診断セ
ル(TCL)はユーザセルと共に転送されることとな
り、診断セル(TCL)の転送がユーザセルの転送を圧
迫し、ユーザセルの欠落を発生させる恐れがある。
ル(TCL)の転送経路には、診断対象中速加入者イン
タフェース(MIF)(302)のみならず、中速加入者
インタフェース(MIF)(301)およびセルスイッチ
(TCS)(40 )も含まれるが、セルスイッチ(TC
S)(40 )はサービス提供状態〔〔以後INS(in-s
ervice)状態と略称する〕に設定されている為、診断セ
ル(TCL)はユーザセルと共に転送されることとな
り、診断セル(TCL)の転送がユーザセルの転送を圧
迫し、ユーザセルの欠落を発生させる恐れがある。
【0030】かかる問題を解決する為に、図示されぬA
TM交換機の通話路系(1)の制御部が、ATM交換機
の通話路系(1)の負荷状態を監視しており、ユーザセ
ルの転送量が所定値を越えた状態では、セル導通診断を
強制停止させることも考慮されていたが、ATM交換機
の通話路系(1)の診断が充分に実行出来ず、ATM交
換機の通話路系(1)の信頼性を低下させる問題が生ず
る。
TM交換機の通話路系(1)の制御部が、ATM交換機
の通話路系(1)の負荷状態を監視しており、ユーザセ
ルの転送量が所定値を越えた状態では、セル導通診断を
強制停止させることも考慮されていたが、ATM交換機
の通話路系(1)の診断が充分に実行出来ず、ATM交
換機の通話路系(1)の信頼性を低下させる問題が生ず
る。
【0031】次に、加入者回路(SLC)(2)を診断
対象とした従来あるセル導通診断方式を、図10を用い
て説明する。図6、図7および図10において、ATM
交換機の通話路系(1)内の特定の加入者回路(SL
C)(2)〔例えば加入者回路(SLC)(221)〕を
診断対象とするセル導通診断を実行する場合には、診断
対象加入者回路(SLC)(2 21)のみをOUS状態と
し、且つ図示されぬ制御部を経由して診断対象加入者回
路(SLC)(221)内の所定箇所に折返し経路(L
P)を設定させた後、診断セル生成部(TCG)(5
1)で、診断情報(t)を診断状態〔例えば論理
“1”〕に設定し、また所定の診断経路を指定する経路
情報(ri )を設定した診断セル(TCL)を生成さ
せ、収容されている中速加入者インタフェース(MI
F)(301)を経由してセルスイッチ(TCS)
(40 )に送出させる。
対象とした従来あるセル導通診断方式を、図10を用い
て説明する。図6、図7および図10において、ATM
交換機の通話路系(1)内の特定の加入者回路(SL
C)(2)〔例えば加入者回路(SLC)(221)〕を
診断対象とするセル導通診断を実行する場合には、診断
対象加入者回路(SLC)(2 21)のみをOUS状態と
し、且つ図示されぬ制御部を経由して診断対象加入者回
路(SLC)(221)内の所定箇所に折返し経路(L
P)を設定させた後、診断セル生成部(TCG)(5
1)で、診断情報(t)を診断状態〔例えば論理
“1”〕に設定し、また所定の診断経路を指定する経路
情報(ri )を設定した診断セル(TCL)を生成さ
せ、収容されている中速加入者インタフェース(MI
F)(301)を経由してセルスイッチ(TCS)
(40 )に送出させる。
【0032】セルスイッチ(TCS)(40 )は、中速
加入者インタフェース(MIF)(301)から受信した
診断セル(TCL)に指定されている経路情報(ri )
を分析し、所定の通話路を経由して指定されている診断
対象加入者回路(SLC)(221)を収容する中速加入
者インタフェース(MIF)(302)に転送する。
加入者インタフェース(MIF)(301)から受信した
診断セル(TCL)に指定されている経路情報(ri )
を分析し、所定の通話路を経由して指定されている診断
対象加入者回路(SLC)(221)を収容する中速加入
者インタフェース(MIF)(302)に転送する。
【0033】中速加入者インタフェース(MIF)(3
02)は、セルスイッチ(TCS)(40 )から受信した
診断セル(TCL)を、収容する診断対象加入者回路
(SLC)(221)へ転送する。
02)は、セルスイッチ(TCS)(40 )から受信した
診断セル(TCL)を、収容する診断対象加入者回路
(SLC)(221)へ転送する。
【0034】加入者回路(SLC)(221)は、中速加
入者インタフェース(MIF)(3 02)から転送された
診断セル(TCL)を、自装置内通話路の指定箇所に設
定済の折返し経路(LP)を経由して中速加入者インタ
フェース(MIF)(302)に返送する。
入者インタフェース(MIF)(3 02)から転送された
診断セル(TCL)を、自装置内通話路の指定箇所に設
定済の折返し経路(LP)を経由して中速加入者インタ
フェース(MIF)(302)に返送する。
【0035】中速加入者インタフェース(MIF)(3
02)は、診断対象加入者回路(SLC)(221)から返
送された診断セル(TCL)を、セルスイッチ(TC
S)(40 )に返送する。
02)は、診断対象加入者回路(SLC)(221)から返
送された診断セル(TCL)を、セルスイッチ(TC
S)(40 )に返送する。
【0036】セルスイッチ(TCS)(40 )は、中速
加入者インタフェース(MIF)(302)から返送され
た診断セル(TCL)に指定されている経路情報
(ri )を分析し、所定の通話路を経由して指定されて
いる中速加入者インタフェース(MIF)(301)に返
送する。
加入者インタフェース(MIF)(302)から返送され
た診断セル(TCL)に指定されている経路情報
(ri )を分析し、所定の通話路を経由して指定されて
いる中速加入者インタフェース(MIF)(301)に返
送する。
【0037】中速加入者インタフェース(MIF)(3
01)は、セルスイッチ(TCS)(40 )から返送され
た診断セル(TCL)を、診断装置(BTU)(5)に
返送する。
01)は、セルスイッチ(TCS)(40 )から返送され
た診断セル(TCL)を、診断装置(BTU)(5)に
返送する。
【0038】診断装置(BTU)(5)においては、診
断セル検査部(TCK)(52)が、中速加入者インタ
フェース(MIF)(301)から返送された診断セル
(TCL)を、診断セル生成部(TCG)(51)が送
信した診断セル(TCL)と比較する等により正常性を
分析し、正常性が確認された場合には、診断対象加入者
回路(SLC)(221)の導通診断を正常と判定する。
断セル検査部(TCK)(52)が、中速加入者インタ
フェース(MIF)(301)から返送された診断セル
(TCL)を、診断セル生成部(TCG)(51)が送
信した診断セル(TCL)と比較する等により正常性を
分析し、正常性が確認された場合には、診断対象加入者
回路(SLC)(221)の導通診断を正常と判定する。
【0039】以上のセル導通診断過程において、診断セ
ル(TCL)の転送経路には、診断対象加入者回路(S
LC)(221)のみならず、中速加入者インタフェース
(MIF)(301)、(302)およびセルスイッチ(T
CS)(40 )も含まれるが、中速加入者インタフェー
ス(MIF)(301)、(302)およびセルスイッチ
(TCS)(40 )は何れもINS状態に設定されてい
る為、診断セル(TCL)はユーザセルと共に転送され
ることとなり、診断セル(TCL)の転送がユーザセル
の転送を圧迫し、ユーザセルの欠落を発生させる恐れが
ある。
ル(TCL)の転送経路には、診断対象加入者回路(S
LC)(221)のみならず、中速加入者インタフェース
(MIF)(301)、(302)およびセルスイッチ(T
CS)(40 )も含まれるが、中速加入者インタフェー
ス(MIF)(301)、(302)およびセルスイッチ
(TCS)(40 )は何れもINS状態に設定されてい
る為、診断セル(TCL)はユーザセルと共に転送され
ることとなり、診断セル(TCL)の転送がユーザセル
の転送を圧迫し、ユーザセルの欠落を発生させる恐れが
ある。
【0040】かかる問題を解決する為に、図示されぬA
TM交換機の通話路系(1)の制御部が、ATM交換機
の通話路系(1)の負荷状態を監視しており、ユーザセ
ルの転送量が所定値を越えた状態では、セル導通診断を
強制停止させることも考慮されていたが、ATM交換機
の通話路系(1)の診断が充分に実行出来ず、ATM交
換機の通話路系(1)の信頼性を低下させる問題が生ず
る。
TM交換機の通話路系(1)の制御部が、ATM交換機
の通話路系(1)の負荷状態を監視しており、ユーザセ
ルの転送量が所定値を越えた状態では、セル導通診断を
強制停止させることも考慮されていたが、ATM交換機
の通話路系(1)の診断が充分に実行出来ず、ATM交
換機の通話路系(1)の信頼性を低下させる問題が生ず
る。
【0041】
【発明が解決しようとする課題】以上の説明から明らか
な如く、従来あるセル導通診断方式においては、加入者
回路(SLC)(2)ど同位置に収容される診断装置
(BTU)(5)から、ATM交換機の通話路系(1)
を経由して各診断対象装置に診断セル(TCL)を転送
し、同診断対象装置を経由して診断装置(BTU)
(5)に返送される診断セル(TCL)の正常性を検査
して診断対象装置のセル導通診断を実行していた為、診
断対象装置以外に多くの診断対象外装置が診断セル(T
CL)の転送経路に含まれることとなり、その結果、診
断対象外装置の導通状態により診断結果が左右され、診
断対象装置単独の診断結果を得難くなると共に、診断対
象外装置がINS状態にある場合には、診断セル(TC
L)がユーザセルと共存して転送されることとなり、ユ
ーザセルを圧迫する恐れがあり、かかる問題を解決する
為に、ATM交換機の通話路系(1)が重負荷の場合は
セル導通診断が実行不可能となる恐れもあった。
な如く、従来あるセル導通診断方式においては、加入者
回路(SLC)(2)ど同位置に収容される診断装置
(BTU)(5)から、ATM交換機の通話路系(1)
を経由して各診断対象装置に診断セル(TCL)を転送
し、同診断対象装置を経由して診断装置(BTU)
(5)に返送される診断セル(TCL)の正常性を検査
して診断対象装置のセル導通診断を実行していた為、診
断対象装置以外に多くの診断対象外装置が診断セル(T
CL)の転送経路に含まれることとなり、その結果、診
断対象外装置の導通状態により診断結果が左右され、診
断対象装置単独の診断結果を得難くなると共に、診断対
象外装置がINS状態にある場合には、診断セル(TC
L)がユーザセルと共存して転送されることとなり、ユ
ーザセルを圧迫する恐れがあり、かかる問題を解決する
為に、ATM交換機の通話路系(1)が重負荷の場合は
セル導通診断が実行不可能となる恐れもあった。
【0042】本発明は、診断対象装置単独でセル導通診
断を実行可能とし、且つATM交換機の通話路系が重負
荷の場合にも、ATM交換機の通話路系の呼処理能力に
悪影響を与えること無く、随時セル導通診断を実行可能
とすることを目的とする。
断を実行可能とし、且つATM交換機の通話路系が重負
荷の場合にも、ATM交換機の通話路系の呼処理能力に
悪影響を与えること無く、随時セル導通診断を実行可能
とすることを目的とする。
【0043】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図で
ある。図1において、100は本発明の対象となるAT
M交換機、110はATM交換機(100)の具備する
通話路系、120は通話路系(110)を構成し、稼働
停止させてセルの導通診断を実行可能な診断対象装置、
130は診断対象装置(120)に双方向通話路により
接続される隣接装置である。
ある。図1において、100は本発明の対象となるAT
M交換機、110はATM交換機(100)の具備する
通話路系、120は通話路系(110)を構成し、稼働
停止させてセルの導通診断を実行可能な診断対象装置、
130は診断対象装置(120)に双方向通話路により
接続される隣接装置である。
【0044】121は、本発明により各診断対象装置
(120)内に設けられた診断セル生成手段である。1
22は、本発明により各診断対象装置(120)内に設
けられた診断セル検査手段である。
(120)内に設けられた診断セル生成手段である。1
22は、本発明により各診断対象装置(120)内に設
けられた診断セル検査手段である。
【0045】123は、本発明(請求項2)により前記
診断セル生成手段(121)および診断セル検査手段
(122)に付設された診断セル直接折返し手段であ
る。131は、本発明(請求項3)により隣接装置(1
30)内に設けられた診断セル折返し手段である。
診断セル生成手段(121)および診断セル検査手段
(122)に付設された診断セル直接折返し手段であ
る。131は、本発明(請求項3)により隣接装置(1
30)内に設けられた診断セル折返し手段である。
【0046】124は、本発明(請求項4)により各診
断対象装置(120)内に設けられた切替接続手段であ
る。診断セル生成手段(121)は、セル導通診断に用
いられる診断セルを生成し、該診断対象装置(120)
内に設定される所定の診断経路に送出する。
断対象装置(120)内に設けられた切替接続手段であ
る。診断セル生成手段(121)は、セル導通診断に用
いられる診断セルを生成し、該診断対象装置(120)
内に設定される所定の診断経路に送出する。
【0047】診断セル検査手段(122)は、診断セル
生成手段(121)から送出され、診断経路を経由して
転送される前記診断セルを受信し、受信した診断セルの
正常性を検査する。
生成手段(121)から送出され、診断経路を経由して
転送される前記診断セルを受信し、受信した診断セルの
正常性を検査する。
【0048】以上により、各診断対象装置(120)単
体でセルの導通診断を実行可能とする。〔以上、本発明
(請求項1)〕。なお各診断対象装置(120)は、診
断セル生成手段(121)が送出する診断セルを、直接
診断セル検査手段(122)に折返し受信させることに
より、診断セル生成手段(121)および診断セル検査
手段(122)の機能の正常性を確認可能とする診断セ
ル直接折返し手段(123)を、診断セル生成手段(1
21)および診断セル検査手段(122)に付設するこ
とが考慮される。〔本発明(請求項2)〕 また診断セル生成手段(121)および診断セル検査手
段(122)は、診断セル生成手段(121)および診
断セル検査手段(122)を保有する診断対象装置(1
20)と、双方向通話路により接続される隣接装置(1
30)内に、診断対象装置(120)から双方向通話路
を経由して転送される診断セルを、双方向通話路を経由
して診断対象装置(120)に折返し返送させる診断セ
ル折返し手段(131)を設定することにより、診断対
象装置(120)と隣接装置(130)との間の双方向
通話路のセル導通診断を併せ実行することが考慮され
る。〔本発明(請求項3)〕 また診断対象装置(120)は、複数種類のセル転送経
路を対象にセル導通診断を対象とする場合に、一組の診
断セル生成手段(121)および診断セル検査手段(1
22)を、総ての診断対象セル転送経路の送信端および
受信端に切替え接続する切替接続手段(124)を付設
することにより、一組の診断セル生成手段(121)お
よび診断セル検査手段(122)で総てのセル導通診断
を実行可能とすることが考慮される。〔本発明(請求項
4)〕 従って、通話路系を構成する診断対象装置内の各セル転
送経路に対するセル導通診断が、稼働停止状態に設定し
た診断対象装置単体で、他の装置との間で互いに影響を
授受すること無く実行可能となると共に、双方向通話路
で接続される隣接装置との間のセル導通診断も実行可能
となり、診断精度も向上し、またATM交換機の稼働状
態に影響されること無く随時診断が実行可能となると共
に、ATM交換機の稼働状態に悪影響を及ぼすことも防
止可能となり、当該ATM交換機の信頼性、保全性およ
びサービス性が大幅に向上する。
体でセルの導通診断を実行可能とする。〔以上、本発明
(請求項1)〕。なお各診断対象装置(120)は、診
断セル生成手段(121)が送出する診断セルを、直接
診断セル検査手段(122)に折返し受信させることに
より、診断セル生成手段(121)および診断セル検査
手段(122)の機能の正常性を確認可能とする診断セ
ル直接折返し手段(123)を、診断セル生成手段(1
21)および診断セル検査手段(122)に付設するこ
とが考慮される。〔本発明(請求項2)〕 また診断セル生成手段(121)および診断セル検査手
段(122)は、診断セル生成手段(121)および診
断セル検査手段(122)を保有する診断対象装置(1
20)と、双方向通話路により接続される隣接装置(1
30)内に、診断対象装置(120)から双方向通話路
を経由して転送される診断セルを、双方向通話路を経由
して診断対象装置(120)に折返し返送させる診断セ
ル折返し手段(131)を設定することにより、診断対
象装置(120)と隣接装置(130)との間の双方向
通話路のセル導通診断を併せ実行することが考慮され
る。〔本発明(請求項3)〕 また診断対象装置(120)は、複数種類のセル転送経
路を対象にセル導通診断を対象とする場合に、一組の診
断セル生成手段(121)および診断セル検査手段(1
22)を、総ての診断対象セル転送経路の送信端および
受信端に切替え接続する切替接続手段(124)を付設
することにより、一組の診断セル生成手段(121)お
よび診断セル検査手段(122)で総てのセル導通診断
を実行可能とすることが考慮される。〔本発明(請求項
4)〕 従って、通話路系を構成する診断対象装置内の各セル転
送経路に対するセル導通診断が、稼働停止状態に設定し
た診断対象装置単体で、他の装置との間で互いに影響を
授受すること無く実行可能となると共に、双方向通話路
で接続される隣接装置との間のセル導通診断も実行可能
となり、診断精度も向上し、またATM交換機の稼働状
態に影響されること無く随時診断が実行可能となると共
に、ATM交換機の稼働状態に悪影響を及ぼすことも防
止可能となり、当該ATM交換機の信頼性、保全性およ
びサービス性が大幅に向上する。
【0049】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
より説明する。図2は本発明の実施形態によるセルスイ
ッチを示す図であり、図3は本発明の実施形態による中
速加入者インタフェースを示す図であり、図4は本発明
の実施形態による加入者回路を示す図である。なお、全
図を通じて同一符号は同一対象物を示す。また対象とす
るATM交換機の通話路系は、図5に示される通りとす
る。
より説明する。図2は本発明の実施形態によるセルスイ
ッチを示す図であり、図3は本発明の実施形態による中
速加入者インタフェースを示す図であり、図4は本発明
の実施形態による加入者回路を示す図である。なお、全
図を通じて同一符号は同一対象物を示す。また対象とす
るATM交換機の通話路系は、図5に示される通りとす
る。
【0050】図5に例示されるATM交換機の通話路系
(1)は、前述の如く、加入者回路(SLC)(2)、
中速加入者インタフェース(MIF)(3)およびセル
スイッチ(TCS)(4)から構成されており、中速加
入者インタフェース(MIF)(3)およびセルスイッ
チ(TCS)(4)は何れも二重化されている為、一方
をOUS状態にしてセル導通診断の対象とすることは可
能であり、また加入者回路(SLC)(2)は一重構成
ではあるが、通常は若干の冗長回路が準備されており、
一部をOUS状態とすることは可能であるので、本発明
の実施形態として、セルスイッチ(TCS)(4)、中
速加入者インタフェース(MIF)(3)および加入者
回路(SLC)(2)をそれぞれ単体でOUS状態と
し、セル導通診断を実行することが可能である。
(1)は、前述の如く、加入者回路(SLC)(2)、
中速加入者インタフェース(MIF)(3)およびセル
スイッチ(TCS)(4)から構成されており、中速加
入者インタフェース(MIF)(3)およびセルスイッ
チ(TCS)(4)は何れも二重化されている為、一方
をOUS状態にしてセル導通診断の対象とすることは可
能であり、また加入者回路(SLC)(2)は一重構成
ではあるが、通常は若干の冗長回路が準備されており、
一部をOUS状態とすることは可能であるので、本発明
の実施形態として、セルスイッチ(TCS)(4)、中
速加入者インタフェース(MIF)(3)および加入者
回路(SLC)(2)をそれぞれ単体でOUS状態と
し、セル導通診断を実行することが可能である。
【0051】以下、セルスイッチ(TCS)(4)、中
速加入者インタフェース(MIF)(3)および加入者
回路(SLC)(2)の各単体を対象とする、本発明の
女子形態によるセル導通診断方式を、図2乃至図4を用
いて説明する。
速加入者インタフェース(MIF)(3)および加入者
回路(SLC)(2)の各単体を対象とする、本発明の
女子形態によるセル導通診断方式を、図2乃至図4を用
いて説明する。
【0052】最初に、セルスイッチ(TCS)(4)単
体を対象とする本発明の実施形態によるセル導通診断方
式を、図2および図5を用いて説明する。図2に示され
るセルスイッチ(TCS)(4)には、セルフルーティ
ングスイッチ・モジュール(SRM)を多段接続したス
イッチ本体(41)の他に、図1における診断セル生成
手段(121)および診断セル検査手段(122)とし
て、診断セル生成部(TCG)(42)および診断セル
検査部(TCK)(43)が一組宛設けられ、また図1
における診断セル直接折返し手段(123)として、診
断装置検証用セレクタ(CSL)(44)および(4
5)が設けられ、また図1における切替接続手段(12
4)として、診断セル送信用セレクタ(SSL)(4
6)および診断セル受信用セレクタ(RSL)(47)
が設けられている。
体を対象とする本発明の実施形態によるセル導通診断方
式を、図2および図5を用いて説明する。図2に示され
るセルスイッチ(TCS)(4)には、セルフルーティ
ングスイッチ・モジュール(SRM)を多段接続したス
イッチ本体(41)の他に、図1における診断セル生成
手段(121)および診断セル検査手段(122)とし
て、診断セル生成部(TCG)(42)および診断セル
検査部(TCK)(43)が一組宛設けられ、また図1
における診断セル直接折返し手段(123)として、診
断装置検証用セレクタ(CSL)(44)および(4
5)が設けられ、また図1における切替接続手段(12
4)として、診断セル送信用セレクタ(SSL)(4
6)および診断セル受信用セレクタ(RSL)(47)
が設けられている。
【0053】スイッチ本体(41)は、図1における隣
接装置(130)である複数(前例においては4組)の
中速加入者インタフェース(MIF)(3)と、それぞ
れ一対の双方向通話路〔対中速加入者インタフェース双
方向通話路(HW43)と称する〕により接続されてい
る。
接装置(130)である複数(前例においては4組)の
中速加入者インタフェース(MIF)(3)と、それぞ
れ一対の双方向通話路〔対中速加入者インタフェース双
方向通話路(HW43)と称する〕により接続されてい
る。
【0054】各対中速加入者インタフェース双方向通話
路(HW43)は、セルスイッチ(TCS)(4)から見
て送信側の通話路〔対中速加入者インタフェース送信通
話路(HW43S )と称する〕と、セルスイッチ(TC
S)(4)から見て受信側の通話路〔対中速加入者イン
タフェース受信通話路(HW43R )と称する〕とから構
成されており、各対中速加入者インタフェース送信通話
路(HW43S )は、スイッチ本体(41)の入力端子
(I41)に接続され、また各対中速加入者インタフェー
ス受信通話路(HW43R )は、スイッチ本体(41)の
出力端子(O41)に接続されている。
路(HW43)は、セルスイッチ(TCS)(4)から見
て送信側の通話路〔対中速加入者インタフェース送信通
話路(HW43S )と称する〕と、セルスイッチ(TC
S)(4)から見て受信側の通話路〔対中速加入者イン
タフェース受信通話路(HW43R )と称する〕とから構
成されており、各対中速加入者インタフェース送信通話
路(HW43S )は、スイッチ本体(41)の入力端子
(I41)に接続され、また各対中速加入者インタフェー
ス受信通話路(HW43R )は、スイッチ本体(41)の
出力端子(O41)に接続されている。
【0055】なお図5においては、セルスイッチ(TC
S)(4)に接続される中速加入者インタフェース(M
IF)(3)は4組であるから、スイッチ本体(41)
に接続される対中速加入者インタフェース双方向通話路
(HW43)も4対であり、従ってスイッチ本体(41)
に設けられている入力端子(I41)および出力端子(O
41)もそれぞれ4端子であるが、図2においては、個々
の入力端子を(I411)乃至(I41X )、個々の出力端
子を(O411 )乃至(O41Y )〔即ちX=Y=4〕と表
している。
S)(4)に接続される中速加入者インタフェース(M
IF)(3)は4組であるから、スイッチ本体(41)
に接続される対中速加入者インタフェース双方向通話路
(HW43)も4対であり、従ってスイッチ本体(41)
に設けられている入力端子(I41)および出力端子(O
41)もそれぞれ4端子であるが、図2においては、個々
の入力端子を(I411)乃至(I41X )、個々の出力端
子を(O411 )乃至(O41Y )〔即ちX=Y=4〕と表
している。
【0056】なおスイッチ本体(41)の機能は公知で
あり、且つ本発明の対象でも無いので、説明は省略す
る。診断セル生成部(TCG)(42)は、図6におけ
る診断セル生成部(TCG)(51)と同様に、図7に
示される如き診断セル(TCL)を生成し、送出し、ま
た診断セル検査部(TCK)(43)は、図6における
診断セル検査部(TCK)(52)と同様に、診断セル
(TCL)を受信し、診断セル生成部(TCG)(4
2)が送出した診断セル(TCL)と照合する等の方法
により、受信診断セル(TCL)の正常性を検証する。
あり、且つ本発明の対象でも無いので、説明は省略す
る。診断セル生成部(TCG)(42)は、図6におけ
る診断セル生成部(TCG)(51)と同様に、図7に
示される如き診断セル(TCL)を生成し、送出し、ま
た診断セル検査部(TCK)(43)は、図6における
診断セル検査部(TCK)(52)と同様に、診断セル
(TCL)を受信し、診断セル生成部(TCG)(4
2)が送出した診断セル(TCL)と照合する等の方法
により、受信診断セル(TCL)の正常性を検証する。
【0057】診断装置検証用セレクタ(CSL)(4
4)は、一つの入力端子(I44)と二つの出力端子(O
44A )および(O44B )とを有し、また診断装置検証用
セレクタ(CSL)(45)は、二つの入力端子(I
45A )および(I45B )と、一つの出力端子(O45)と
を有している。
4)は、一つの入力端子(I44)と二つの出力端子(O
44A )および(O44B )とを有し、また診断装置検証用
セレクタ(CSL)(45)は、二つの入力端子(I
45A )および(I45B )と、一つの出力端子(O45)と
を有している。
【0058】また診断セル送信用セレクタ(SSL)
(46)は、一つの入力端子(I46)と、スイッチ本体
(41)の入力端子数(X)と出力端子数(Y)との合
計に等しい数(Z)の出力端子(O461 )乃至
(O46Z )とを有し、また診断セル受信用セレクタ(R
SL)(47)は、スイッチ本体(41)の出力端子数
(Y)と入力端子数(X)との合計に等しい数(Z)の
入力端子(I461 )乃至(I46Z)と、一つの出力端子
(O47)とを有している。
(46)は、一つの入力端子(I46)と、スイッチ本体
(41)の入力端子数(X)と出力端子数(Y)との合
計に等しい数(Z)の出力端子(O461 )乃至
(O46Z )とを有し、また診断セル受信用セレクタ(R
SL)(47)は、スイッチ本体(41)の出力端子数
(Y)と入力端子数(X)との合計に等しい数(Z)の
入力端子(I461 )乃至(I46Z)と、一つの出力端子
(O47)とを有している。
【0059】診断装置検証用セレクタ(CSL)(4
4)の入力端子(I44)には、診断セル生成部(TC
G)(42)の診断セル(TCL)送信端子が接続さ
れ、また一方の出力端子(O44A )には、診断セル送信
用セレクタ(SSL)(46)の入力端子(I46)が接
続され、更に他方の出力端子(O44B )には診断装置検
証用セレクタ(CSL)(45)の一方の入力端子(I
45B )が接続されている。
4)の入力端子(I44)には、診断セル生成部(TC
G)(42)の診断セル(TCL)送信端子が接続さ
れ、また一方の出力端子(O44A )には、診断セル送信
用セレクタ(SSL)(46)の入力端子(I46)が接
続され、更に他方の出力端子(O44B )には診断装置検
証用セレクタ(CSL)(45)の一方の入力端子(I
45B )が接続されている。
【0060】また診断装置検証用セレクタ(CSL)
(45)の他方の入力端子(I45A )には、診断セル受
信用セレクタ(RSL)(47)の出力端子(O47)が
接続され、更に出力端子(O45)は、診断セル検査部
(TCK)(43)の診断セル(TCL)受信端子が接
続されている。
(45)の他方の入力端子(I45A )には、診断セル受
信用セレクタ(RSL)(47)の出力端子(O47)が
接続され、更に出力端子(O45)は、診断セル検査部
(TCK)(43)の診断セル(TCL)受信端子が接
続されている。
【0061】また診断セル送信用セレクタ(SSL)
(46)の入力端子(I46)には、診断装置検証用セレ
クタ(CSL)(44)の出力端子(O44A )が接続さ
れ、また各出力端子(O461 )乃至(O46Z )には、ス
イッチ本体(41)の入力端子(I411 )乃至
(I41X )と出力端子(O411 )乃至(O41Y )とがそ
れぞれ一対一に接続されている。
(46)の入力端子(I46)には、診断装置検証用セレ
クタ(CSL)(44)の出力端子(O44A )が接続さ
れ、また各出力端子(O461 )乃至(O46Z )には、ス
イッチ本体(41)の入力端子(I411 )乃至
(I41X )と出力端子(O411 )乃至(O41Y )とがそ
れぞれ一対一に接続されている。
【0062】また診断セル受信用セレクタ(RSL)
(47)の入力端子(I471 )乃至(I47Z )には、ス
イッチ本体(41)の出力端子(O411 )乃至
(O41Y )と入力端子(O461 )乃至(O46Z )とがそ
れぞれ一対一に接続され、また出力端子(O47)には、
診断装置検証用セレクタ(CSL)(45)の入力端子
(I45A)が接続されている。
(47)の入力端子(I471 )乃至(I47Z )には、ス
イッチ本体(41)の出力端子(O411 )乃至
(O41Y )と入力端子(O461 )乃至(O46Z )とがそ
れぞれ一対一に接続され、また出力端子(O47)には、
診断装置検証用セレクタ(CSL)(45)の入力端子
(I45A)が接続されている。
【0063】一方、各対中速加入者インタフェース双方
向通話路(HW43)により接続される各中速加入者イン
タフェース(MIF)(3)内には、図1における診断
セル折返し手段(131)として、それぞれ折返し経路
(LP32)が設けられている。
向通話路(HW43)により接続される各中速加入者イン
タフェース(MIF)(3)内には、図1における診断
セル折返し手段(131)として、それぞれ折返し経路
(LP32)が設けられている。
【0064】図5に示されるATM交換機の通話路系
(1)において、一方のセルスイッチ(TCS)(4)
〔例えば0系セルスイッチ(TCS)(40 )〕をOU
S状態に設定すると、セルスイッチ(TCS)(40 )
にそれぞれ対中速加入者インタフェース双方向通話路
(HW43)で接続される各中速加入者インタフェース
(MIF)(30 )もOUS状態に設定されるが、各加
入者回路(SLC)(2)は1系の中速加入者インタフ
ェース(MIF)(31 )を経由して1系のセルスイッ
チ(TCS)(41 )に収容されている為、INS状態
を維持する。
(1)において、一方のセルスイッチ(TCS)(4)
〔例えば0系セルスイッチ(TCS)(40 )〕をOU
S状態に設定すると、セルスイッチ(TCS)(40 )
にそれぞれ対中速加入者インタフェース双方向通話路
(HW43)で接続される各中速加入者インタフェース
(MIF)(30 )もOUS状態に設定されるが、各加
入者回路(SLC)(2)は1系の中速加入者インタフ
ェース(MIF)(31 )を経由して1系のセルスイッ
チ(TCS)(41 )に収容されている為、INS状態
を維持する。
【0065】かかる状態で、最初に診断セル生成部(T
CG)(42)と診断セル検査部(TCK)(43)と
の機能の正常性を確認する為に、診断装置検証用セレク
タ(CSL)(44)を、入力端子(I44)と出力端子
(O44B )とを接続する如く設定し、且つ診断装置検証
用セレクタ(CSL)(45)を、入力端子(I45B)
と出力端子(O45)とを接続する如く設定する。
CG)(42)と診断セル検査部(TCK)(43)と
の機能の正常性を確認する為に、診断装置検証用セレク
タ(CSL)(44)を、入力端子(I44)と出力端子
(O44B )とを接続する如く設定し、且つ診断装置検証
用セレクタ(CSL)(45)を、入力端子(I45B)
と出力端子(O45)とを接続する如く設定する。
【0066】かかる状態で、診断セル生成部(TCG)
(42)で各種の診断セル(TCL)を生成して送出す
ると、送出された診断セル(TCL)は、診断装置検証
用セレクタ(CSL)(44)および(45)を経由し
て診断セル検査部(TCK)(43)に転送される。
(42)で各種の診断セル(TCL)を生成して送出す
ると、送出された診断セル(TCL)は、診断装置検証
用セレクタ(CSL)(44)および(45)を経由し
て診断セル検査部(TCK)(43)に転送される。
【0067】診断セル検査部(TCK)(43)は、受
信した各診断セル(TCL)を分析し、診断セル生成部
(TCG)(42)に対して送出を指示した各診断セル
(TCL)と一致することを確認すると、診断セル生成
部(TCG)(42)の診断セル(TCL)の生成およ
び送信機能、並びに診断セル検査部(TCK)(43)
の診断セル(TCL)の受信および検査機能を正常と確
認する。
信した各診断セル(TCL)を分析し、診断セル生成部
(TCG)(42)に対して送出を指示した各診断セル
(TCL)と一致することを確認すると、診断セル生成
部(TCG)(42)の診断セル(TCL)の生成およ
び送信機能、並びに診断セル検査部(TCK)(43)
の診断セル(TCL)の受信および検査機能を正常と確
認する。
【0068】以上で、スイッチ本体(41)のセル導通
診断が可能となり、診断装置検証用セレクタ(CSL)
(44)を、入力端子(I44)と出力端子(O44A )と
を接続する如く設定し、且つ診断装置検証用セレクタ
(CSL)(45)を、入力端子(I45A )と出力端子
(O45)とを接続する如く設定する。
診断が可能となり、診断装置検証用セレクタ(CSL)
(44)を、入力端子(I44)と出力端子(O44A )と
を接続する如く設定し、且つ診断装置検証用セレクタ
(CSL)(45)を、入力端子(I45A )と出力端子
(O45)とを接続する如く設定する。
【0069】次に、スイッチ本体(41)内の通話路に
対するセル導通診断を開始することとし、最初に、第一
入力端子(I411 )から第一出力端子(O411 )に至る
通話路のセル導通診断を実行する場合には、診断セル送
信用セレクタ(SSL)(46)を、入力端子(I46)
とスイッチ本体(41)の第一入力端子(I411 )に対
応する第一の出力端子(O461 )とを接続する如く設定
し、且つ診断セル受信用セレクタ(RSL)(47)
を、スイッチ本体(41)の第一の出力端子(O 411 )
に対応する第一の入力端子(I471 )と出力端子
(O47)とを接続する如く設定した後、診断セル生成部
(TCG)(42)に、診断対象通話路を選択する如き
経路情報(ri )をタグ部(TAG)に設定済の所定の
診断セル(TCL)を生成させ、送出させると、診断セ
ル(TCL)は、診断装置検証用セレクタ(CSL)
(44)および診断セル送信用セレクタ(SSL)(4
6)を経由して、スイッチ本体(41)の第一入力(I
411 )に入力される。
対するセル導通診断を開始することとし、最初に、第一
入力端子(I411 )から第一出力端子(O411 )に至る
通話路のセル導通診断を実行する場合には、診断セル送
信用セレクタ(SSL)(46)を、入力端子(I46)
とスイッチ本体(41)の第一入力端子(I411 )に対
応する第一の出力端子(O461 )とを接続する如く設定
し、且つ診断セル受信用セレクタ(RSL)(47)
を、スイッチ本体(41)の第一の出力端子(O 411 )
に対応する第一の入力端子(I471 )と出力端子
(O47)とを接続する如く設定した後、診断セル生成部
(TCG)(42)に、診断対象通話路を選択する如き
経路情報(ri )をタグ部(TAG)に設定済の所定の
診断セル(TCL)を生成させ、送出させると、診断セ
ル(TCL)は、診断装置検証用セレクタ(CSL)
(44)および診断セル送信用セレクタ(SSL)(4
6)を経由して、スイッチ本体(41)の第一入力(I
411 )に入力される。
【0070】スイッチ本体(41)は、第一入力(I
411 )に入力された診断セル(TCL)を受信すると、
各セルフルーティングスイッチ・モジュール(SRM)
が正常に機能すれば、タグ部(TAG)内に設定済の経
路情報(ri )を分析し、所定の診断対象通話路を経由
して診断セル(TCL)を転送し、指定された第一出力
端子(O411 )から出力する。
411 )に入力された診断セル(TCL)を受信すると、
各セルフルーティングスイッチ・モジュール(SRM)
が正常に機能すれば、タグ部(TAG)内に設定済の経
路情報(ri )を分析し、所定の診断対象通話路を経由
して診断セル(TCL)を転送し、指定された第一出力
端子(O411 )から出力する。
【0071】スイッチ本体(41)の第一出力端子(O
411 )から出力された診断セル(TCL)は、診断セル
受信用セレクタ(RSL)(47)および診断装置検証
用セレクタ(CSL)(45)を経由して診断セル検査
部(TCK)(43)に転送される。
411 )から出力された診断セル(TCL)は、診断セル
受信用セレクタ(RSL)(47)および診断装置検証
用セレクタ(CSL)(45)を経由して診断セル検査
部(TCK)(43)に転送される。
【0072】診断セル検査部(TCK)(43)は、ス
イッチ本体(41)の第一出力端子(O411 )から出力
され、診断セル受信用セレクタ(RSL)(47)およ
び診断装置検証用セレクタ(CSL)(45)を経由し
て受信した診断セル(TCL)を分析し、診断セル生成
部(TCG)(42)が送信した診断セル(TCL)と
一致することを確認すると、スイッチ本体(41)内
の、第一入力端子(I41 1 )から第一出力端子
(O411 )に至る診断対象通話路のセル導通診断結果を
正常と判定する。
イッチ本体(41)の第一出力端子(O411 )から出力
され、診断セル受信用セレクタ(RSL)(47)およ
び診断装置検証用セレクタ(CSL)(45)を経由し
て受信した診断セル(TCL)を分析し、診断セル生成
部(TCG)(42)が送信した診断セル(TCL)と
一致することを確認すると、スイッチ本体(41)内
の、第一入力端子(I41 1 )から第一出力端子
(O411 )に至る診断対象通話路のセル導通診断結果を
正常と判定する。
【0073】以下同様に、診断セル送信用セレクタ(S
SL)(46)を、入力端子(I46)とスイッチ本体
(41)の総ての入力端子(I411 )乃至(I41X )に
対応する出力端子(O461 )乃至(O46X )とを接続す
る如く設定変更し、且つ診断セル受信用セレクタ(RS
L)(47)を、スイッチ本体(41)の総ての出力端
子(O411 )乃至(O41Y )に対応する入力端子(I
471 )乃至(I47Y )と出力端子(O47)とを接続する
如く設定変更し、前述と同様に、診断セル生成部(TC
G)(42)から診断セル(TCL)を送出して診断セ
ル検査部(TCK)(43)により受信診断セル(TC
L)を分析することにより、スイッチ本体(41)の、
総ての入力端子(I411 )乃至(I41X )と総ての出力
端子(O411)乃至(O41Y )との間の通話路のセル導
通診断を実行可能となる。
SL)(46)を、入力端子(I46)とスイッチ本体
(41)の総ての入力端子(I411 )乃至(I41X )に
対応する出力端子(O461 )乃至(O46X )とを接続す
る如く設定変更し、且つ診断セル受信用セレクタ(RS
L)(47)を、スイッチ本体(41)の総ての出力端
子(O411 )乃至(O41Y )に対応する入力端子(I
471 )乃至(I47Y )と出力端子(O47)とを接続する
如く設定変更し、前述と同様に、診断セル生成部(TC
G)(42)から診断セル(TCL)を送出して診断セ
ル検査部(TCK)(43)により受信診断セル(TC
L)を分析することにより、スイッチ本体(41)の、
総ての入力端子(I411 )乃至(I41X )と総ての出力
端子(O411)乃至(O41Y )との間の通話路のセル導
通診断を実行可能となる。
【0074】以上で、スイッチ本体(41)内の総ての
通話路に対してセル導通診断を完了すると、次に、セル
スイッチ(TCS)(40 )と各中速加入者インタフェ
ース(MIF)(30 )とを接続する対中速加入者イン
タフェース双方向通話路(HW43)のセル導通診断を開
始する。
通話路に対してセル導通診断を完了すると、次に、セル
スイッチ(TCS)(40 )と各中速加入者インタフェ
ース(MIF)(30 )とを接続する対中速加入者イン
タフェース双方向通話路(HW43)のセル導通診断を開
始する。
【0075】先ず、スイッチ本体(41)の第一入力端
子(I411 )および第一出力端子(O411 )と、中速加
入者インタフェース(MIF)(301)とを接続する対
中速加入者インタフェース双方向通話路(HW431 )の
セル導通診断を実行する場合には、診断セル送信用セレ
クタ(SSL)(46)を、入力端子(I46)とスイッ
チ本体(41)の第一出力端子(O411 )に対応する第
X+1の出力端子(O 46(X+1) )とを接続する如く設定
し、且つ診断セル受信用セレクタ(RSL)(47)
を、スイッチ本体(41)の第一の入力端子(I411 )
に対応する第Y+1の入力端子(I47(Y+1) )と出力端
子(O47)とを接続する如く設定した後、診断セル生成
部(TCG)(42)に所定の診断セル(TCL)を生
成させ、送出させると、診断セル(TCL)は、診断装
置検証用セレクタ(CSL)(44)および診断セル送
信用セレクタ(SSL)(46)を経由して、対中速加
入者インタフェース送信通話路(HW43S )に送出され
る。
子(I411 )および第一出力端子(O411 )と、中速加
入者インタフェース(MIF)(301)とを接続する対
中速加入者インタフェース双方向通話路(HW431 )の
セル導通診断を実行する場合には、診断セル送信用セレ
クタ(SSL)(46)を、入力端子(I46)とスイッ
チ本体(41)の第一出力端子(O411 )に対応する第
X+1の出力端子(O 46(X+1) )とを接続する如く設定
し、且つ診断セル受信用セレクタ(RSL)(47)
を、スイッチ本体(41)の第一の入力端子(I411 )
に対応する第Y+1の入力端子(I47(Y+1) )と出力端
子(O47)とを接続する如く設定した後、診断セル生成
部(TCG)(42)に所定の診断セル(TCL)を生
成させ、送出させると、診断セル(TCL)は、診断装
置検証用セレクタ(CSL)(44)および診断セル送
信用セレクタ(SSL)(46)を経由して、対中速加
入者インタフェース送信通話路(HW43S )に送出され
る。
【0076】診断セル(TCL)は、対中速加入者イン
タフェース送信通話路(HW43S )を経由して中速加入
者インタフェース(MIF)(301)に転送される。中
速加入者インタフェース(MIF)(301)は、対中速
加入者インタフェース送信通話路(HW43S )を経由し
て転送された診断セル(TCL)を受信すると、中速加
入者インタフェース(MIF)(301)内に設定済の折
返し経路(LP32)を経由して、対中速加入者インタフ
ェース受信通話路(HW43R )に返送する。
タフェース送信通話路(HW43S )を経由して中速加入
者インタフェース(MIF)(301)に転送される。中
速加入者インタフェース(MIF)(301)は、対中速
加入者インタフェース送信通話路(HW43S )を経由し
て転送された診断セル(TCL)を受信すると、中速加
入者インタフェース(MIF)(301)内に設定済の折
返し経路(LP32)を経由して、対中速加入者インタフ
ェース受信通話路(HW43R )に返送する。
【0077】診断セル(TCL)は、対中速加入者イン
タフェース受信通話路(HW43R )を経由してセルスイ
ッチ(TCS)(40 )に転送される。セルスイッチ
(TCS)(40 )においては、対中速加入者インタフ
ェース受信通話路(HW43R )を経由して転送された診
断セル(TCL)は、スイッチ本体(41)の第一入力
端子(I411 )および診断セル受信用セレクタ(RS
L)(47)の第Y+1の入力端子(I47(Y+1) )に到
着し、診断セル受信用セレクタ(RSL)(47)およ
び診断装置検証用セレクタ(CSL)(45)を経由し
て診断セル検査部(TCK)(43)に転送される。
タフェース受信通話路(HW43R )を経由してセルスイ
ッチ(TCS)(40 )に転送される。セルスイッチ
(TCS)(40 )においては、対中速加入者インタフ
ェース受信通話路(HW43R )を経由して転送された診
断セル(TCL)は、スイッチ本体(41)の第一入力
端子(I411 )および診断セル受信用セレクタ(RS
L)(47)の第Y+1の入力端子(I47(Y+1) )に到
着し、診断セル受信用セレクタ(RSL)(47)およ
び診断装置検証用セレクタ(CSL)(45)を経由し
て診断セル検査部(TCK)(43)に転送される。
【0078】診断セル検査部(TCK)(43)は、中
速加入者インタフェース(MIF)(301)から折返し
返送され、診断セル受信用セレクタ(RSL)(47)
および診断装置検証用セレクタ(CSL)(45)を経
由して受信した診断セル(TCL)を分析し、診断セル
生成部(TCG)(42)が送信した診断セル(TC
L)と一致することを確認すると、セルスイッチ(TC
S)(40 )と中速加入者インタフェース(MIF)
(301)とを接続する双方向通話路のセル導通診断結果
を正常と判定する。
速加入者インタフェース(MIF)(301)から折返し
返送され、診断セル受信用セレクタ(RSL)(47)
および診断装置検証用セレクタ(CSL)(45)を経
由して受信した診断セル(TCL)を分析し、診断セル
生成部(TCG)(42)が送信した診断セル(TC
L)と一致することを確認すると、セルスイッチ(TC
S)(40 )と中速加入者インタフェース(MIF)
(301)とを接続する双方向通話路のセル導通診断結果
を正常と判定する。
【0079】以下同様に、診断セル送信用セレクタ(S
SL)(46)を、入力端子(I46)とスイッチ本体
(41)の総ての出力端子(O411 )乃至(O41Y )に
対応する出力端子(O46(X+1) )乃至(O46Z )とを接
続する如く設定変更するのと同期して、診断セル受信用
セレクタ(RSL)(47)を、スイッチ本体(41)
の総ての入力端子(I411 )乃至(I41X )に対応する
入力端子(I47(Y+1) )乃至(I47Z )と出力端子(O
47)とを接続する如く設定変更し、前述と同様に、診断
セル生成部(TCG)(42)から診断セル(TCL)
を送出して診断セル検査部(TCK)(43)により受
信診断セル(TCL)を分析することにより、セルスイ
ッチ(TCS)(40 )と各中速加入者インタフェース
(MIF)(30 )とを接続する各対中速加入者インタ
フェース双方向通話路(HW43)のセル導通診断を実行
可能となる。
SL)(46)を、入力端子(I46)とスイッチ本体
(41)の総ての出力端子(O411 )乃至(O41Y )に
対応する出力端子(O46(X+1) )乃至(O46Z )とを接
続する如く設定変更するのと同期して、診断セル受信用
セレクタ(RSL)(47)を、スイッチ本体(41)
の総ての入力端子(I411 )乃至(I41X )に対応する
入力端子(I47(Y+1) )乃至(I47Z )と出力端子(O
47)とを接続する如く設定変更し、前述と同様に、診断
セル生成部(TCG)(42)から診断セル(TCL)
を送出して診断セル検査部(TCK)(43)により受
信診断セル(TCL)を分析することにより、セルスイ
ッチ(TCS)(40 )と各中速加入者インタフェース
(MIF)(30 )とを接続する各対中速加入者インタ
フェース双方向通話路(HW43)のセル導通診断を実行
可能となる。
【0080】以上で、セルスイッチ(TCS)(40 )
と各中速加入者インタフェース(MIF)(30 )とを
接続する総ての対中速加入者インタフェース双方向通話
路(HW43)に対してセル導通診断を完了する。
と各中速加入者インタフェース(MIF)(30 )とを
接続する総ての対中速加入者インタフェース双方向通話
路(HW43)に対してセル導通診断を完了する。
【0081】以上の説明から明らかな如く、本発明の実
施形態によれば、OUS状態に設定したセルスイッチ
(TCS)(40 )内の診断セル生成部(TCG)(4
2)、診断セル検査部(TCK)(43)、診断セル送
信用セレクタ(SSL)(46)および診断セル受信用
セレクタ(RSL)(47)を用いて、セルスイッチ
(TCS)(40 )内のスイッチ本体(41)の総ての
通話路のセル導通診断が実行可能となると共に、セルス
イッチ(TCS)(40 )と共にOUS状態に設定され
た各中速加入者インタフェース(MIF)(30 )内に
折返し経路(LP)を設定することにより、セルスイッ
チ(TCS)(40 )と各中速加入者インタフェース
(MIF)(30 )とを接続する総ての双方向通話路の
セル導通診断も実行可能となる。
施形態によれば、OUS状態に設定したセルスイッチ
(TCS)(40 )内の診断セル生成部(TCG)(4
2)、診断セル検査部(TCK)(43)、診断セル送
信用セレクタ(SSL)(46)および診断セル受信用
セレクタ(RSL)(47)を用いて、セルスイッチ
(TCS)(40 )内のスイッチ本体(41)の総ての
通話路のセル導通診断が実行可能となると共に、セルス
イッチ(TCS)(40 )と共にOUS状態に設定され
た各中速加入者インタフェース(MIF)(30 )内に
折返し経路(LP)を設定することにより、セルスイッ
チ(TCS)(40 )と各中速加入者インタフェース
(MIF)(30 )とを接続する総ての双方向通話路の
セル導通診断も実行可能となる。
【0082】なお以上のセル導通診断に先立ち、セルス
イッチ(TCS)(40 )内の診断装置検証用セレクタ
(CSL)(44)および(45)を併用することによ
り、診断セル生成部(TCG)(42)および診断セル
検査部(TCK)(43)自身の正常性を検証すること
も可能となる。
イッチ(TCS)(40 )内の診断装置検証用セレクタ
(CSL)(44)および(45)を併用することによ
り、診断セル生成部(TCG)(42)および診断セル
検査部(TCK)(43)自身の正常性を検証すること
も可能となる。
【0083】次に、中速加入者インタフェース(MI
F)(3)を対象とする本発明の実施形態によるセル導
通診断方式を、図3および図5を用いて説明する。図3
に示される中速加入者インタフェース(MIF)(3)
には、従来ある中速加入者インタフェース(MIF)
(3)と同一構成を有する中速加入者インタフェース本
体(31)の他に、図1における診断セル生成手段(1
21)および診断セル検査手段(122)として、診断
セル生成部(TCG)(32)および診断セル検査部
(TCK)(33)が一組宛設けられ、また図1におけ
る診断セル直接折返し手段(123)として、診断装置
検証用セレクタ(CSL)(34)および(35)が設
けられ、また図1における切替接続手段(124)とし
て、診断セル送信用セレクタ(SSL)(36)および
診断セル受信用セレクタ(RSL)(37)が設けられ
ている。
F)(3)を対象とする本発明の実施形態によるセル導
通診断方式を、図3および図5を用いて説明する。図3
に示される中速加入者インタフェース(MIF)(3)
には、従来ある中速加入者インタフェース(MIF)
(3)と同一構成を有する中速加入者インタフェース本
体(31)の他に、図1における診断セル生成手段(1
21)および診断セル検査手段(122)として、診断
セル生成部(TCG)(32)および診断セル検査部
(TCK)(33)が一組宛設けられ、また図1におけ
る診断セル直接折返し手段(123)として、診断装置
検証用セレクタ(CSL)(34)および(35)が設
けられ、また図1における切替接続手段(124)とし
て、診断セル送信用セレクタ(SSL)(36)および
診断セル受信用セレクタ(RSL)(37)が設けられ
ている。
【0084】中速加入者インタフェース本体(31)
は、図1における隣接装置(130)の一種である一組
のセルスイッチ(TCS)(4)と、一対の双方向通話
路〔対セルスイッチ双方向通話路(HW34)と称する〕
により接続され、また図1における隣接装置(130)
の一種である複数組〔例えば16組〕の加入者回路(S
LC)(2)と、それぞれ一対の双方向通話路〔対加入
者回路双方向通話路(HW32)と称する〕により接続さ
れている。
は、図1における隣接装置(130)の一種である一組
のセルスイッチ(TCS)(4)と、一対の双方向通話
路〔対セルスイッチ双方向通話路(HW34)と称する〕
により接続され、また図1における隣接装置(130)
の一種である複数組〔例えば16組〕の加入者回路(S
LC)(2)と、それぞれ一対の双方向通話路〔対加入
者回路双方向通話路(HW32)と称する〕により接続さ
れている。
【0085】なお対セルスイッチ双方向通話路(H
W34)は、図2における対中速加入者インタフェース双
方向通話路(HW43)と同一物である。各対セルスイッ
チ双方向通話路(HW34)は、中速加入者インタフェー
ス(MIF)(3)から見て送信側の通話路〔対セルス
イッチ送信通話路(HW34S )と称し、図2における対
中速加入者インタフェース受信通話路(HW43R )と同
一物である〕と、中速加入者インタフェース(MIF)
(3)から見て受信側の通話路〔対セルスイッチ受信通
話路(HW34R )と称し、図2における対中速加入者イ
ンタフェース送信通話路(HW43S )と同一物である〕
とから構成されている。
W34)は、図2における対中速加入者インタフェース双
方向通話路(HW43)と同一物である。各対セルスイッ
チ双方向通話路(HW34)は、中速加入者インタフェー
ス(MIF)(3)から見て送信側の通話路〔対セルス
イッチ送信通話路(HW34S )と称し、図2における対
中速加入者インタフェース受信通話路(HW43R )と同
一物である〕と、中速加入者インタフェース(MIF)
(3)から見て受信側の通話路〔対セルスイッチ受信通
話路(HW34R )と称し、図2における対中速加入者イ
ンタフェース送信通話路(HW43S )と同一物である〕
とから構成されている。
【0086】また中速加入者インタフェース本体(3
1)は、一組のスイッチインタフェース部(SWIF)
と、複数組〔例えば4組〕の個別インタフェース部(T
MIF)とから構成され、スイッチインタフェース部
(SWIF)と各個別インタフェース部(TMIF)と
は、それぞれ一対の内部双方向通話路により接続されて
いる。
1)は、一組のスイッチインタフェース部(SWIF)
と、複数組〔例えば4組〕の個別インタフェース部(T
MIF)とから構成され、スイッチインタフェース部
(SWIF)と各個別インタフェース部(TMIF)と
は、それぞれ一対の内部双方向通話路により接続されて
いる。
【0087】スイッチインタフェース部(SWIF)
は、対セルスイッチ送信通話路(HW 34S )を対セルス
イッチ送信通話路端子(SST)に接続し、また対セル
スイッチ受信通話路(HW34R )を対セルスイッチ受信
通話路端子(RST)に接続する。
は、対セルスイッチ送信通話路(HW 34S )を対セルス
イッチ送信通話路端子(SST)に接続し、また対セル
スイッチ受信通話路(HW34R )を対セルスイッチ受信
通話路端子(RST)に接続する。
【0088】各個別インタフェース部(TMIF)は、
それぞれ複数〔例えば4通話路宛〕の対加入者回路双方
向通話路(HW32)を分担収容し、各対加入者回路送信
通話路(HW32S )および対加入者回路受信通話路(H
W32R )を、それぞれ対加入者回路送信通話路端子(S
TT)およひ対加入者回路受信通話路端子(RTT)に
収容する。
それぞれ複数〔例えば4通話路宛〕の対加入者回路双方
向通話路(HW32)を分担収容し、各対加入者回路送信
通話路(HW32S )および対加入者回路受信通話路(H
W32R )を、それぞれ対加入者回路送信通話路端子(S
TT)およひ対加入者回路受信通話路端子(RTT)に
収容する。
【0089】なおスイッチインタフェース部(SWI
F)および各個別インタフェース部(TMIF)の具備
機能は本発明の対象では無いので、説明を省略するが、
各対加入者回路受信通話路(HW32R )から対加入者回
路受信通話路端子(RTT)に到着するセル流を多重化
し、対セルスイッチ送信通話路端子(SST)から対セ
ルスイッチ送信通話路(HW34S )に送出し、また対セ
ルスイッチ受信通話路(HW34R )から対セルスイッチ
受信通話路端子(RST)に到着するセル流を分離し、
各対加入者回路送信通話路端子(STT)からそれぞれ
対加入者回路送信通話路(HW32S )に送出する。
F)および各個別インタフェース部(TMIF)の具備
機能は本発明の対象では無いので、説明を省略するが、
各対加入者回路受信通話路(HW32R )から対加入者回
路受信通話路端子(RTT)に到着するセル流を多重化
し、対セルスイッチ送信通話路端子(SST)から対セ
ルスイッチ送信通話路(HW34S )に送出し、また対セ
ルスイッチ受信通話路(HW34R )から対セルスイッチ
受信通話路端子(RST)に到着するセル流を分離し、
各対加入者回路送信通話路端子(STT)からそれぞれ
対加入者回路送信通話路(HW32S )に送出する。
【0090】更に各個別インタフェース部(TMIF)
には、各対加入者回路送信通話路端子(STT)から各
対加入者回路送信通話路(HW32S )に送出しようとす
るセルを折返し、対を成す対加入者回路受信通話路(H
W32R )から対加入者回路受信通話路端子(RTT)に
到着するセル流に挿入する折返し経路(LP22)が、そ
れぞれ収容対加入者回路双方向通話路(HW32)毎に設
けられている。
には、各対加入者回路送信通話路端子(STT)から各
対加入者回路送信通話路(HW32S )に送出しようとす
るセルを折返し、対を成す対加入者回路受信通話路(H
W32R )から対加入者回路受信通話路端子(RTT)に
到着するセル流に挿入する折返し経路(LP22)が、そ
れぞれ収容対加入者回路双方向通話路(HW32)毎に設
けられている。
【0091】一方、対セルスイッチ双方向通話路(HW
34)により接続されるセルスイッチ(TCS)(4)に
は、対セルスイッチ送信通話路(HW34S )から到着す
る診断セル(TCL)を折返し、対を成す対セルスイッ
チ受信通話路(HW34R )に返送する折返し経路(LP
4 )〔図2には表示されず〕が、図1における診断セル
折返し手段(131)として設けられ、また各対加入者
回路双方向通話路(HW32)により接続される各加入者
回路(SLC)(2)には、対加入者回路送信通話路
(HW32S )から到着する診断セル(TCL)を折返
し、対を成す対加入者回路受信通話路(HW32R )に返
送する折返し経路(LP22)が、図1における診断セル
折返し手段(131)として設けられている。
34)により接続されるセルスイッチ(TCS)(4)に
は、対セルスイッチ送信通話路(HW34S )から到着す
る診断セル(TCL)を折返し、対を成す対セルスイッ
チ受信通話路(HW34R )に返送する折返し経路(LP
4 )〔図2には表示されず〕が、図1における診断セル
折返し手段(131)として設けられ、また各対加入者
回路双方向通話路(HW32)により接続される各加入者
回路(SLC)(2)には、対加入者回路送信通話路
(HW32S )から到着する診断セル(TCL)を折返
し、対を成す対加入者回路受信通話路(HW32R )に返
送する折返し経路(LP22)が、図1における診断セル
折返し手段(131)として設けられている。
【0092】なお対セルスイッチ双方向通話路(H
W34)の、中速加入者インタフェース(MIF)(3)
の接続端に設けられている折返し経路(LP32)は、図
2において、セルスイッチ(TCS)(4)から対中速
加入者インタフェース双方向通話路(HW43)のセル導
通診断を実行する際に、中速加入者インタフェース(M
IF)(3)内に設定されたものであり、図2に図示さ
れる中速加入者インタフェース(MIF)(3)内の折
返し経路(LP32)である。
W34)の、中速加入者インタフェース(MIF)(3)
の接続端に設けられている折返し経路(LP32)は、図
2において、セルスイッチ(TCS)(4)から対中速
加入者インタフェース双方向通話路(HW43)のセル導
通診断を実行する際に、中速加入者インタフェース(M
IF)(3)内に設定されたものであり、図2に図示さ
れる中速加入者インタフェース(MIF)(3)内の折
返し経路(LP32)である。
【0093】診断セル生成部(TCG)(32)は、図
2における診断セル生成部(TCG)(42)と同様
に、図7に示される如き診断セル(TCL)を生成し、
送出し、また診断セル検査部(TCK)(33)は、図
2における診断セル検査部(TCK)(43)と同様
に、診断セル(TCL)を受信し、受信診断セル(TC
L)の正常性を検証する。
2における診断セル生成部(TCG)(42)と同様
に、図7に示される如き診断セル(TCL)を生成し、
送出し、また診断セル検査部(TCK)(33)は、図
2における診断セル検査部(TCK)(43)と同様
に、診断セル(TCL)を受信し、受信診断セル(TC
L)の正常性を検証する。
【0094】診断装置検証用セレクタ(CSL)(3
4)は、図2における診断装置検証用セレクタ(CS
L)(44)と同様に、一つの入力端子(I34)と二つ
の出力端子(O34A )および(O34B )とを有し、また
診断装置検証用セレクタ(CSL)(35)は、図2に
おける診断装置検証用セレクタ(CSL)(45)と同
様に、二つの入力端子(I35A )および(I35B )と、
一つの出力端子(O35)とを有している。
4)は、図2における診断装置検証用セレクタ(CS
L)(44)と同様に、一つの入力端子(I34)と二つ
の出力端子(O34A )および(O34B )とを有し、また
診断装置検証用セレクタ(CSL)(35)は、図2に
おける診断装置検証用セレクタ(CSL)(45)と同
様に、二つの入力端子(I35A )および(I35B )と、
一つの出力端子(O35)とを有している。
【0095】診断装置検証用セレクタ(CSL)(3
4)の入力端子(I34)には、診断セル生成部(TC
G)(32)の診断セル(TCL)送信端子が接続さ
れ、また一方の出力端子(O34A )には、診断セル送信
用セレクタ(SSL)(36)の入力端子(I36)が接
続され、更に他方の出力端子(O34B )には診断装置検
証用セレクタ(CSL)(35)の一方の入力端子(I
35B )が接続されている。
4)の入力端子(I34)には、診断セル生成部(TC
G)(32)の診断セル(TCL)送信端子が接続さ
れ、また一方の出力端子(O34A )には、診断セル送信
用セレクタ(SSL)(36)の入力端子(I36)が接
続され、更に他方の出力端子(O34B )には診断装置検
証用セレクタ(CSL)(35)の一方の入力端子(I
35B )が接続されている。
【0096】また診断装置検証用セレクタ(CSL)
(35)の他方の入力端子(I35A )には、診断セル受
信用セレクタ(RSL)(37)の出力端子(O37)が
接続され、更に出力端子(O35)は、診断セル検査部
(TCK)(33)の診断セル(TCL)受信端子が接
続されている。
(35)の他方の入力端子(I35A )には、診断セル受
信用セレクタ(RSL)(37)の出力端子(O37)が
接続され、更に出力端子(O35)は、診断セル検査部
(TCK)(33)の診断セル(TCL)受信端子が接
続されている。
【0097】また診断セル送信用セレクタ(SSL)
(36)は、一つの入力端子(I36)と、二つの出力端
子(O36A )および(O36B )とを有し、また診断セル
受信用セレクタ(RSL)(37)は、二つの入力端子
(I37A )および(I37B )と、一つの出力端子
(O37)とを有している。
(36)は、一つの入力端子(I36)と、二つの出力端
子(O36A )および(O36B )とを有し、また診断セル
受信用セレクタ(RSL)(37)は、二つの入力端子
(I37A )および(I37B )と、一つの出力端子
(O37)とを有している。
【0098】診断セル送信用セレクタ(SSL)(3
6)の入力端子(I36)には、診断装置検証用セレクタ
(CSL)(34)の出力端子(O34A )が接続され、
また一方の出力端子(O36A )には、中速加入者インタ
フェース本体(31)の対セルスイッチ受信通話路端子
(RST)が接続され、他方の出力端子(O36B )に
は、中速加入者インタフェース本体(31)の対セルス
イッチ送信通話路端子(SST)が接続されている。
6)の入力端子(I36)には、診断装置検証用セレクタ
(CSL)(34)の出力端子(O34A )が接続され、
また一方の出力端子(O36A )には、中速加入者インタ
フェース本体(31)の対セルスイッチ受信通話路端子
(RST)が接続され、他方の出力端子(O36B )に
は、中速加入者インタフェース本体(31)の対セルス
イッチ送信通話路端子(SST)が接続されている。
【0099】また診断セル受信用セレクタ(RSL)
(37)の一方の入力端子(I37A )には、中速加入者
インタフェース本体(31)の対セルスイッチ送信通話
路端子(SST)が接続され、また他方の入力端子(I
37B )には、中速加入者インタフェース本体(31)の
対セルスイッチ受信通話路端子(RST)が接続され、
更に出力端子(O37)には、診断装置検証用セレクタ
(CSL)(35)の入力端子(I35A )が接続されて
いる。
(37)の一方の入力端子(I37A )には、中速加入者
インタフェース本体(31)の対セルスイッチ送信通話
路端子(SST)が接続され、また他方の入力端子(I
37B )には、中速加入者インタフェース本体(31)の
対セルスイッチ受信通話路端子(RST)が接続され、
更に出力端子(O37)には、診断装置検証用セレクタ
(CSL)(35)の入力端子(I35A )が接続されて
いる。
【0100】図5に示されるATM交換機の通話路系
(1)において、一つの中速加入者インタフェース(M
IF)(3)〔例えば中速加入者インタフェース(MI
F)(301)〕をOUS状態に設定するが、隣接装置
(130)である0系セルスイッチ(TCS)(40 )
および収容各加入者回路(SLC)(2)はINS状態
を維持する。
(1)において、一つの中速加入者インタフェース(M
IF)(3)〔例えば中速加入者インタフェース(MI
F)(301)〕をOUS状態に設定するが、隣接装置
(130)である0系セルスイッチ(TCS)(40 )
および収容各加入者回路(SLC)(2)はINS状態
を維持する。
【0101】かかる状態で、最初に診断セル生成部(T
CG)(32)と診断セル検査部(TCK)(33)と
の機能の正常性を確認する為に、診断装置検証用セレク
タ(CSL)(34)を、入力端子(I34)と出力端子
(O34B )とを接続する如く設定し、且つ診断装置検証
用セレクタ(CSL)(35)を、入力端子(I35B)
と出力端子(O35)とを接続する如く設定する。
CG)(32)と診断セル検査部(TCK)(33)と
の機能の正常性を確認する為に、診断装置検証用セレク
タ(CSL)(34)を、入力端子(I34)と出力端子
(O34B )とを接続する如く設定し、且つ診断装置検証
用セレクタ(CSL)(35)を、入力端子(I35B)
と出力端子(O35)とを接続する如く設定する。
【0102】かかる状態で、診断セル生成部(TCG)
(32)で各種の診断セル(TCL)を生成して送出す
ると、送出された診断セル(TCL)は、診断装置検証
用セレクタ(CSL)(34)および(35)を経由し
て診断セル検査部(TCK)(33)に転送される。
(32)で各種の診断セル(TCL)を生成して送出す
ると、送出された診断セル(TCL)は、診断装置検証
用セレクタ(CSL)(34)および(35)を経由し
て診断セル検査部(TCK)(33)に転送される。
【0103】診断セル検査部(TCK)(33)は、受
信した各診断セル(TCL)を分析し、診断セル生成部
(TCG)(32)に対して送出を指示した各診断セル
(TCL)と一致することを確認すると、診断セル生成
部(TCG)(32)の診断セル(TCL)の生成およ
び送信機能、並びに診断セル検査部(TCK)(33)
の診断セル(TCL)の受信および検査機能を正常と確
認する。
信した各診断セル(TCL)を分析し、診断セル生成部
(TCG)(32)に対して送出を指示した各診断セル
(TCL)と一致することを確認すると、診断セル生成
部(TCG)(32)の診断セル(TCL)の生成およ
び送信機能、並びに診断セル検査部(TCK)(33)
の診断セル(TCL)の受信および検査機能を正常と確
認する。
【0104】以上で、診断セル生成部(TCG)(3
2)および診断セル検査部(TCK)(33)を用いて
中速加入者インタフェース(MIF)(3)のセル導通
診断が可能となり、診断装置検証用セレクタ(CSL)
(34)を、入力端子(I34)と出力端子(O34A )と
を接続する如く設定し、且つ診断装置検証用セレクタ
(CSL)(35)を、入力端子(I35A )と出力端子
(O35)とを接続する如く設定する。
2)および診断セル検査部(TCK)(33)を用いて
中速加入者インタフェース(MIF)(3)のセル導通
診断が可能となり、診断装置検証用セレクタ(CSL)
(34)を、入力端子(I34)と出力端子(O34A )と
を接続する如く設定し、且つ診断装置検証用セレクタ
(CSL)(35)を、入力端子(I35A )と出力端子
(O35)とを接続する如く設定する。
【0105】次に、中速加入者インタフェース本体(3
1)内の通話路に対するセル導通診断を開始することと
し、最初に、スイッチインタフェース部(SWIF)の
対セルスイッチ受信通話路端子(RST)から、内部双
方向通話路を経由して第一の個別インタフェース部(T
MIF1 )に至り、第一の個別インタフェース部(TM
IF1 )内に収容各対加入者回路双方向通話路(H
W32)に対応して設けられている4組の折返し経路(L
P3111乃至LP3114)の内、第一の対加入者回路双方向
通話路(HW321 )に対応する第一の折返し経路(LP
3111)および内部双方向通話路を経由してスイッチイン
タフェース部(SWIF)に至り、スイッチインタフェ
ース部(SWIF)の対セルスイッチ送信通話路端子
(SST)に至る通話路を診断対象通話路としてセル導
通診断を実行する場合には、診断セル送信用セレクタ
(SSL)(36)を、入力端子(I36)と中速加入者
インタフェース本体(31)の対セルスイッチ受信通話
路端子(RST)に接続される出力端子(O36A )とを
接続する如く設定し、且つ診断セル受信用セレクタ(R
SL)(37)を、中速加入者インタフェース本体(3
1)の対セルスイッチ送信通話路端子(SST)に接続
される入力端子(I37A )と出力端子(O47)とを接続
する如く設定した後、診断セル生成部(TCG)(3
2)に、診断対象通話路を選択する如き経路情報
(ri )をタグ部(TAG)に設定済の所定の診断セル
(TCL)を生成させ、送出させると、診断セル(TC
L)は、診断装置検証用セレクタ(CSL)(34)お
よび診断セル送信用セレクタ(SSL)(36)を経由
して、中速加入者インタフェース本体(31)の対セル
スイッチ受信通話路端子(RST)に入力される。
1)内の通話路に対するセル導通診断を開始することと
し、最初に、スイッチインタフェース部(SWIF)の
対セルスイッチ受信通話路端子(RST)から、内部双
方向通話路を経由して第一の個別インタフェース部(T
MIF1 )に至り、第一の個別インタフェース部(TM
IF1 )内に収容各対加入者回路双方向通話路(H
W32)に対応して設けられている4組の折返し経路(L
P3111乃至LP3114)の内、第一の対加入者回路双方向
通話路(HW321 )に対応する第一の折返し経路(LP
3111)および内部双方向通話路を経由してスイッチイン
タフェース部(SWIF)に至り、スイッチインタフェ
ース部(SWIF)の対セルスイッチ送信通話路端子
(SST)に至る通話路を診断対象通話路としてセル導
通診断を実行する場合には、診断セル送信用セレクタ
(SSL)(36)を、入力端子(I36)と中速加入者
インタフェース本体(31)の対セルスイッチ受信通話
路端子(RST)に接続される出力端子(O36A )とを
接続する如く設定し、且つ診断セル受信用セレクタ(R
SL)(37)を、中速加入者インタフェース本体(3
1)の対セルスイッチ送信通話路端子(SST)に接続
される入力端子(I37A )と出力端子(O47)とを接続
する如く設定した後、診断セル生成部(TCG)(3
2)に、診断対象通話路を選択する如き経路情報
(ri )をタグ部(TAG)に設定済の所定の診断セル
(TCL)を生成させ、送出させると、診断セル(TC
L)は、診断装置検証用セレクタ(CSL)(34)お
よび診断セル送信用セレクタ(SSL)(36)を経由
して、中速加入者インタフェース本体(31)の対セル
スイッチ受信通話路端子(RST)に入力される。
【0106】中速加入者インタフェース本体(31)
は、対セルスイッチ受信通話路端子(RST)に入力さ
れた診断セル(TCL)を受信すると、スイッチインタ
フェース部(SWIF)および第一の個別インタフェー
ス部(TMIF1 )が正常に機能すれば、タグ部(TA
G)内に設定済の経路情報(ri )を分析して診断セル
(TCL)を、第一の個別インタフェース部(TMIF
1 )内に設定済の第一の折返し経路(LP3111)を経由
する診断対象経路を経由して転送し、対セルスイッチ送
信通話路端子(SST)に折返し出力する。
は、対セルスイッチ受信通話路端子(RST)に入力さ
れた診断セル(TCL)を受信すると、スイッチインタ
フェース部(SWIF)および第一の個別インタフェー
ス部(TMIF1 )が正常に機能すれば、タグ部(TA
G)内に設定済の経路情報(ri )を分析して診断セル
(TCL)を、第一の個別インタフェース部(TMIF
1 )内に設定済の第一の折返し経路(LP3111)を経由
する診断対象経路を経由して転送し、対セルスイッチ送
信通話路端子(SST)に折返し出力する。
【0107】中速加入者インタフェース本体(31)の
対セルスイッチ送信通話路端子(SST)から出力され
た診断セル(TCL)は、診断セル受信用セレクタ(R
SL)(37)および診断装置検証用セレクタ(CS
L)(35)を経由して診断セル検査部(TCK)(3
3)に転送される。
対セルスイッチ送信通話路端子(SST)から出力され
た診断セル(TCL)は、診断セル受信用セレクタ(R
SL)(37)および診断装置検証用セレクタ(CS
L)(35)を経由して診断セル検査部(TCK)(3
3)に転送される。
【0108】診断セル検査部(TCK)(33)は、中
速加入者インタフェース本体(31)の対セルスイッチ
送信通話路端子(SST)から出力され、診断セル受信
用セレクタ(RSL)(37)および診断装置検証用セ
レクタ(CSL)(35)を経由して受信した診断セル
(TCL)を分析し、診断セル生成部(TCG)(3
2)が送信した診断セル(TCL)と一致することを確
認すると、中速加入者インタフェース本体(31)内
の、対セルスイッチ受信通話路端子(RST)から第一
の個別インタフェース部(TMIF1 )内の第一の折返
し経路(LP11)を経由して対セルスイッチ送信通話路
端子(SST)に至る診断対象通話路のセル導通診断結
果を正常と判定する。
速加入者インタフェース本体(31)の対セルスイッチ
送信通話路端子(SST)から出力され、診断セル受信
用セレクタ(RSL)(37)および診断装置検証用セ
レクタ(CSL)(35)を経由して受信した診断セル
(TCL)を分析し、診断セル生成部(TCG)(3
2)が送信した診断セル(TCL)と一致することを確
認すると、中速加入者インタフェース本体(31)内
の、対セルスイッチ受信通話路端子(RST)から第一
の個別インタフェース部(TMIF1 )内の第一の折返
し経路(LP11)を経由して対セルスイッチ送信通話路
端子(SST)に至る診断対象通話路のセル導通診断結
果を正常と判定する。
【0109】以下同様に、第一の個別インタフェース部
(TMIF)内で設定する折返し経路(LP)を第一の
折返し経路(LP3111)乃至第四の折返し経路(LP
3114)と順次変更し、前述と同様に、診断セル生成部
(TCG)(32)から診断セル(TCL)を送出して
診断セル検査部(TCK)(33)により受信診断セル
(TCL)を分析することにより、中速加入者インタフ
ェース本体(31)の、第一の個別インタフェース部
(TMIF1 )に収容される総ての対加入者回路双方向
通話路(HW3211)乃至(HW3214)に対応する第一の
折返し経路(LP3111)乃至第四の折返し経路(LP
3114)を折返し経由する診断対象通話路のセル導通診断
を実行可能となる。
(TMIF)内で設定する折返し経路(LP)を第一の
折返し経路(LP3111)乃至第四の折返し経路(LP
3114)と順次変更し、前述と同様に、診断セル生成部
(TCG)(32)から診断セル(TCL)を送出して
診断セル検査部(TCK)(33)により受信診断セル
(TCL)を分析することにより、中速加入者インタフ
ェース本体(31)の、第一の個別インタフェース部
(TMIF1 )に収容される総ての対加入者回路双方向
通話路(HW3211)乃至(HW3214)に対応する第一の
折返し経路(LP3111)乃至第四の折返し経路(LP
3114)を折返し経由する診断対象通話路のセル導通診断
を実行可能となる。
【0110】第一の個別インタフェース部(TMI
F1 )に関するセル導通診断が終了すると、以下同様
に、第二乃至第四の個別インタフェース部(TMI
F2 )乃至(TMIF2 )においてそれぞれ四組の折返
し経路(LP312X)乃至(LP314X)を順次設定変更
し、同様のセル導通診断を実行することにより、中速加
入者インタフェース本体(31)の対セルスイッチ受信
通話路端子(RST)および対セルスイッチ送信通話路
端子(SST)と、総ての対加入者回路双方向通話路
(HW 3211)乃至(HW3244)に対応する対加入者回路
送信通話路端子(STT)および対加入者回路受信通話
路端子(RTT)〔実際には折返し経路(LP)を折返
して〕との間の双方向通話路のセル導通診断が実行可能
となる。
F1 )に関するセル導通診断が終了すると、以下同様
に、第二乃至第四の個別インタフェース部(TMI
F2 )乃至(TMIF2 )においてそれぞれ四組の折返
し経路(LP312X)乃至(LP314X)を順次設定変更
し、同様のセル導通診断を実行することにより、中速加
入者インタフェース本体(31)の対セルスイッチ受信
通話路端子(RST)および対セルスイッチ送信通話路
端子(SST)と、総ての対加入者回路双方向通話路
(HW 3211)乃至(HW3244)に対応する対加入者回路
送信通話路端子(STT)および対加入者回路受信通話
路端子(RTT)〔実際には折返し経路(LP)を折返
して〕との間の双方向通話路のセル導通診断が実行可能
となる。
【0111】以上で、中速加入者インタフェース本体
(31)内の総ての通話路に対してセル導通診断を完了
すると、次に、中速加入者インタフェース本体(31)
と各収容対加入者回路双方向通話路(HW32)とを経由
した双方向通話路のセル導通診断を開始する。
(31)内の総ての通話路に対してセル導通診断を完了
すると、次に、中速加入者インタフェース本体(31)
と各収容対加入者回路双方向通話路(HW32)とを経由
した双方向通話路のセル導通診断を開始する。
【0112】今回は、診断装置検証用セレクタ(CS
L)(34)および(35)、診断セル送信用セレクタ
(SSL)(36)および診断セル受信用セレクタ(R
SL)(37)の設定状態は中速加入者インタフェース
本体(31)内のセル導通診断の場合と同様に設定し、
各個別インタフェース部(TMIF)内に設けられてい
る、各対加入者回路双方向通話路(HW32)に対応する
折返し経路(LP31)を設定する代わりに、各対加入者
回路双方向通話路(HW32)により接続される加入者回
路(SLC)(2)内に設けられている折返し経路(L
P22)を順次設定し、前述と同様に、診断セル生成部
(TCG)(32)から診断セル(TCL)を送出する
と、診断セル(TCL)は、診断装置検証用セレクタ
(CSL)(34)、診断セル送信用セレクタ(SS
L)(36)および中速加入者インタフェース本体(3
1)を経由して診断対象通話路として指定された対加入
者回路送信通話路端子(STT)から指定された対加入
者回路双方向通話路(HW32)の対加入者回路送信通話
路(HW32S )に送出され、対加入者回路送信通話路
(HW 32S )を経由して対応する加入者回路(SLC)
(2)に転送され、加入者回路(SLC)(2)内に設
定済の折返し経路(LP)を経由して対を成す対加入者
回路受信通話路(HW32R )に返送され、対加入者回路
受信通話路(HW32R )を経由して中速加入者インタフ
ェース本体(31)に返送され、中速加入者インタフェ
ース本体(31)、診断セル受信用セレクタ(RSL)
(37)および診断装置検証用セレクタ(CSL)(3
5)を経由して診断セル検査部(TCK)(33)に返
送される。
L)(34)および(35)、診断セル送信用セレクタ
(SSL)(36)および診断セル受信用セレクタ(R
SL)(37)の設定状態は中速加入者インタフェース
本体(31)内のセル導通診断の場合と同様に設定し、
各個別インタフェース部(TMIF)内に設けられてい
る、各対加入者回路双方向通話路(HW32)に対応する
折返し経路(LP31)を設定する代わりに、各対加入者
回路双方向通話路(HW32)により接続される加入者回
路(SLC)(2)内に設けられている折返し経路(L
P22)を順次設定し、前述と同様に、診断セル生成部
(TCG)(32)から診断セル(TCL)を送出する
と、診断セル(TCL)は、診断装置検証用セレクタ
(CSL)(34)、診断セル送信用セレクタ(SS
L)(36)および中速加入者インタフェース本体(3
1)を経由して診断対象通話路として指定された対加入
者回路送信通話路端子(STT)から指定された対加入
者回路双方向通話路(HW32)の対加入者回路送信通話
路(HW32S )に送出され、対加入者回路送信通話路
(HW 32S )を経由して対応する加入者回路(SLC)
(2)に転送され、加入者回路(SLC)(2)内に設
定済の折返し経路(LP)を経由して対を成す対加入者
回路受信通話路(HW32R )に返送され、対加入者回路
受信通話路(HW32R )を経由して中速加入者インタフ
ェース本体(31)に返送され、中速加入者インタフェ
ース本体(31)、診断セル受信用セレクタ(RSL)
(37)および診断装置検証用セレクタ(CSL)(3
5)を経由して診断セル検査部(TCK)(33)に返
送される。
【0113】診断セル検査部(TCK)(33)は、受
信した診断セル(TCL)に対し、前述と同様の検査を
実行することにより、中速加入者インタフェース本体
(31)内の指定された診断対象通話路と、指定された
対加入者回路双方向通話路(HW32)とを経由する診断
対象通話路の折返しセル導通診断が実行可能となる。
信した診断セル(TCL)に対し、前述と同様の検査を
実行することにより、中速加入者インタフェース本体
(31)内の指定された診断対象通話路と、指定された
対加入者回路双方向通話路(HW32)とを経由する診断
対象通話路の折返しセル導通診断が実行可能となる。
【0114】今回も、中速加入者インタフェース本体
(31)内の診断対象通話路と、収容各加入者回路(S
LC)(2)内の折返し経路(LP)とを設定変更する
ことにより、中速加入者インタフェース本体(31)内
および総ての対加入者回路双方向通話路(HW3211)乃
至(HW3244)を網羅した診断対象通話路のセル導通診
断が実行可能となる。
(31)内の診断対象通話路と、収容各加入者回路(S
LC)(2)内の折返し経路(LP)とを設定変更する
ことにより、中速加入者インタフェース本体(31)内
および総ての対加入者回路双方向通話路(HW3211)乃
至(HW3244)を網羅した診断対象通話路のセル導通診
断が実行可能となる。
【0115】なお中速加入者インタフェース本体(3
1)単独の通話路のセル導通診断は、既に実行済とする
と、今回のセル導通診断で、各対加入者回路双方向通話
路(HW32)のセル導通診断結果が間接的に判明する。
1)単独の通話路のセル導通診断は、既に実行済とする
と、今回のセル導通診断で、各対加入者回路双方向通話
路(HW32)のセル導通診断結果が間接的に判明する。
【0116】以上で、中速加入者インタフェース本体
(31)内のセル導通診断と、対加入者回路双方向通話
路(HW32)のセル導通診断とを完了すると、次に、中
速加入者インタフェース(MIF)(301)とセルスイ
ッチ(TCS)(40 )とを接続する対セルスイッチ双
方向通話路(HW34)のセル導通診断を開始する。
(31)内のセル導通診断と、対加入者回路双方向通話
路(HW32)のセル導通診断とを完了すると、次に、中
速加入者インタフェース(MIF)(301)とセルスイ
ッチ(TCS)(40 )とを接続する対セルスイッチ双
方向通話路(HW34)のセル導通診断を開始する。
【0117】かかる場合に、診断セル送信用セレクタ
(SSL)(36)を、入力端子(I 36)と出力端子
(O36B )とを接続する如く設定し、且つ診断セル受信
用セレクタ(RSL)(37)を、入力端子(I37B )
と出力端子(O37)とを接続する如く設定し、またセル
スイッチ(TCS)(40 )内に、対セルスイッチ双方
向通話路(HW341 )に対応して設けられた折返し経路
(LP4 )を設定させた後、診断セル生成部(TCG)
(42)に所定の診断セル(TCL)を生成させ、送出
させると、診断セル(TCL)は、診断装置検証用セレ
クタ(CSL)(34)および診断セル送信用セレクタ
(SSL)(36)を経由して、中速加入者インタフェ
ース(MIF)(301)とセルスイッチ(TCS)(4
0 )とを接続する対セルスイッチ双方向通話路(H
W34)の、対セルスイッチ送信通話路(HW34S )に送
出される。
(SSL)(36)を、入力端子(I 36)と出力端子
(O36B )とを接続する如く設定し、且つ診断セル受信
用セレクタ(RSL)(37)を、入力端子(I37B )
と出力端子(O37)とを接続する如く設定し、またセル
スイッチ(TCS)(40 )内に、対セルスイッチ双方
向通話路(HW341 )に対応して設けられた折返し経路
(LP4 )を設定させた後、診断セル生成部(TCG)
(42)に所定の診断セル(TCL)を生成させ、送出
させると、診断セル(TCL)は、診断装置検証用セレ
クタ(CSL)(34)および診断セル送信用セレクタ
(SSL)(36)を経由して、中速加入者インタフェ
ース(MIF)(301)とセルスイッチ(TCS)(4
0 )とを接続する対セルスイッチ双方向通話路(H
W34)の、対セルスイッチ送信通話路(HW34S )に送
出される。
【0118】診断セル(TCL)は、対セルスイッチ送
信通話路(HW34S )を経由してセルスイッチ(TC
S)(40 )に転送される。セルスイッチ(TCS)
(40 )は、対セルスイッチ送信通話路(HW34S )か
ら到着する診断セル(TCL)を受信すると、セルスイ
ッチ(TCS)(40)内に設定済の折返し経路(LP
4 )を経由して、対セルスイッチ送信通話路(H
W34S )と対を成す対セルスイッチ受信通話路(HW
34R )に返送する。
信通話路(HW34S )を経由してセルスイッチ(TC
S)(40 )に転送される。セルスイッチ(TCS)
(40 )は、対セルスイッチ送信通話路(HW34S )か
ら到着する診断セル(TCL)を受信すると、セルスイ
ッチ(TCS)(40)内に設定済の折返し経路(LP
4 )を経由して、対セルスイッチ送信通話路(H
W34S )と対を成す対セルスイッチ受信通話路(HW
34R )に返送する。
【0119】診断セル(TCL)は、対セルスイッチ受
信通話路(HW34R )を経由して中速加入者インタフェ
ース(MIF)(301)に返送される。中速加入者イン
タフェース(MIF)(301)においては、対セルスイ
ッチ受信通話路(HW34R )から到着した診断セル(T
CL)は、中速加入者インタフェース本体(31)の対
セルスイッチ受信通話路端子(RST)および診断セル
受信用セレクタ(RSL)(37)の入力端子
(I37B )に到着し、診断セル受信用セレクタ(RS
L)(37)および診断装置検証用セレクタ(CSL)
(35)を経由して診断セル検査部(TCK)(33)
に転送される。
信通話路(HW34R )を経由して中速加入者インタフェ
ース(MIF)(301)に返送される。中速加入者イン
タフェース(MIF)(301)においては、対セルスイ
ッチ受信通話路(HW34R )から到着した診断セル(T
CL)は、中速加入者インタフェース本体(31)の対
セルスイッチ受信通話路端子(RST)および診断セル
受信用セレクタ(RSL)(37)の入力端子
(I37B )に到着し、診断セル受信用セレクタ(RS
L)(37)および診断装置検証用セレクタ(CSL)
(35)を経由して診断セル検査部(TCK)(33)
に転送される。
【0120】診断セル検査部(TCK)(33)は、セ
ルスイッチ(TCS)(40 )から折返し返送され、診
断セル受信用セレクタ(RSL)(37)および診断装
置検証用セレクタ(CSL)(35)を経由して受信し
た診断セル(TCL)を分析し、診断セル生成部(TC
G)(42)が送信した診断セル(TCL)と一致する
ことを確認すると、中速加入者インタフェース(MI
F)(301)とセルスイッチ(TCS)(40 )とを接
続する対セルスイッチ双方向通話路(HW34)のセル導
通診断結果を正常と判定する。
ルスイッチ(TCS)(40 )から折返し返送され、診
断セル受信用セレクタ(RSL)(37)および診断装
置検証用セレクタ(CSL)(35)を経由して受信し
た診断セル(TCL)を分析し、診断セル生成部(TC
G)(42)が送信した診断セル(TCL)と一致する
ことを確認すると、中速加入者インタフェース(MI
F)(301)とセルスイッチ(TCS)(40 )とを接
続する対セルスイッチ双方向通話路(HW34)のセル導
通診断結果を正常と判定する。
【0121】以上で、中速加入者インタフェース(MI
F)(301)とセルスイッチ(TCS)(40 )とを接
続する対セルスイッチ双方向通話路(HW34)のセル導
通診断を完了する。
F)(301)とセルスイッチ(TCS)(40 )とを接
続する対セルスイッチ双方向通話路(HW34)のセル導
通診断を完了する。
【0122】以上の説明から明らかな如く、本発明の実
施形態によれば、OUS状態に設定した中速加入者イン
タフェース(MIF)(301)内の診断セル生成部(T
CG)(32)、診断セル検査部(TCK)(33)、
診断セル送信用セレクタ(SSL)(36)および診断
セル受信用セレクタ(RSL)(37)を用いて、中速
加入者インタフェース(MIF)(301)内の中速加入
者インタフェース本体(31)の総ての通話路のセル導
通診断が実行可能となると共に、隣接するそれぞれIN
S状態にある各加入者回路(SLC)(2)およびセル
スイッチ(TCS)(40 )内に折返し経路(LP)を
設定することにより、中速加入者インタフェース(MI
F)(301)と隣接する各加入者回路(SLC)(2)
およびセルスイッチ(TCS)(40 )とを接続する総
ての対加入者回路双方向通話路(HW32)および対セル
スイッチ双方向通話路(HW34)のセル導通診断も実行
可能となる。
施形態によれば、OUS状態に設定した中速加入者イン
タフェース(MIF)(301)内の診断セル生成部(T
CG)(32)、診断セル検査部(TCK)(33)、
診断セル送信用セレクタ(SSL)(36)および診断
セル受信用セレクタ(RSL)(37)を用いて、中速
加入者インタフェース(MIF)(301)内の中速加入
者インタフェース本体(31)の総ての通話路のセル導
通診断が実行可能となると共に、隣接するそれぞれIN
S状態にある各加入者回路(SLC)(2)およびセル
スイッチ(TCS)(40 )内に折返し経路(LP)を
設定することにより、中速加入者インタフェース(MI
F)(301)と隣接する各加入者回路(SLC)(2)
およびセルスイッチ(TCS)(40 )とを接続する総
ての対加入者回路双方向通話路(HW32)および対セル
スイッチ双方向通話路(HW34)のセル導通診断も実行
可能となる。
【0123】なお以上のセル導通診断に先立ち、中速加
入者インタフェース(MIF)(3 01)内の診断装置検
証用セレクタ(CSL)(34)および(35)を併用
することにより、診断セル生成部(TCG)(32)お
よび診断セル検査部(TCK)(33)自身の正常性を
検証することも可能となる。
入者インタフェース(MIF)(3 01)内の診断装置検
証用セレクタ(CSL)(34)および(35)を併用
することにより、診断セル生成部(TCG)(32)お
よび診断セル検査部(TCK)(33)自身の正常性を
検証することも可能となる。
【0124】次に、加入者回路(SLC)(2)を対象
とする本発明の実施形態によるセル導通診断方式を、図
4および図5を用いて説明する。図4に示される加入者
回路(SLC)(2)には、従来ある加入者回路(SL
C)(2)と同一構成を有する加入者回路本体(21)
の他に、図1における診断セル生成手段(121)およ
び診断セル検査手段(122)として、診断セル生成部
(TCG)(22)および診断セル検査部(TCK)
(23)が一組宛設けられ、また図1における診断セル
直接折返し手段(123)として、診断装置検証用セレ
クタ(CSL)(24)および(25)が設けられ、ま
た図1における切替接続手段(124)として、診断セ
ル送信用セレクタ(SSL)(26)および診断セル受
信用セレクタ(RSL)(27)が設けられている。
とする本発明の実施形態によるセル導通診断方式を、図
4および図5を用いて説明する。図4に示される加入者
回路(SLC)(2)には、従来ある加入者回路(SL
C)(2)と同一構成を有する加入者回路本体(21)
の他に、図1における診断セル生成手段(121)およ
び診断セル検査手段(122)として、診断セル生成部
(TCG)(22)および診断セル検査部(TCK)
(23)が一組宛設けられ、また図1における診断セル
直接折返し手段(123)として、診断装置検証用セレ
クタ(CSL)(24)および(25)が設けられ、ま
た図1における切替接続手段(124)として、診断セ
ル送信用セレクタ(SSL)(26)および診断セル受
信用セレクタ(RSL)(27)が設けられている。
【0125】加入者回路本体(21)は、図1における
隣接装置(130)の一種である二重化された中速加入
者インタフェース(MIF)(3)と、それぞれ一対の
双方向通話路〔対中速加入者インタフェース双方向通話
路(HW23)と称する〕により接続され、それぞれ加入
者線(SL)を収容している。
隣接装置(130)の一種である二重化された中速加入
者インタフェース(MIF)(3)と、それぞれ一対の
双方向通話路〔対中速加入者インタフェース双方向通話
路(HW23)と称する〕により接続され、それぞれ加入
者線(SL)を収容している。
【0126】なお対中速加入者インタフェース双方向通
話路(HW23)は、図3における対加入者回路双方向通
話路(HW32)と同一物である。各対中速加入者インタ
フェース双方向通話路(HW23)は、加入者回路(SL
C)(2)から見て送信側の通話路〔対中速加入者イン
タフェース送信通話路(HW23S )と称し、図3におけ
る対加入者回路受信通話路(HW32R )と同一物であ
る〕と、加入者回路(SLC)(2)から見て受信側の
通話路〔対中速加入者インタフェース受信通話路(HW
23R )と称し、図3における対加入者回路送信通話路
(HW32S )と同一物である〕とから構成されている。
話路(HW23)は、図3における対加入者回路双方向通
話路(HW32)と同一物である。各対中速加入者インタ
フェース双方向通話路(HW23)は、加入者回路(SL
C)(2)から見て送信側の通話路〔対中速加入者イン
タフェース送信通話路(HW23S )と称し、図3におけ
る対加入者回路受信通話路(HW32R )と同一物であ
る〕と、加入者回路(SLC)(2)から見て受信側の
通話路〔対中速加入者インタフェース受信通話路(HW
23R )と称し、図3における対加入者回路送信通話路
(HW32S )と同一物である〕とから構成されている。
【0127】また加入者線(SL)は、加入者回路(S
LC)(2)から見て送信側の送信加入者線(SLS )
と、加入者回路(SLC)(2)から見て受信側の受信
加入者線(SLR )とから構成される。
LC)(2)から見て送信側の送信加入者線(SLS )
と、加入者回路(SLC)(2)から見て受信側の受信
加入者線(SLR )とから構成される。
【0128】なお図4においては、二重化された中速加
入者インタフェース(MIF)(3)の一方の系〔例え
は0系中速加入者インタフェース(MIF)(30 )〕
のみが示され、他方の系〔1系中速加入者インタフェー
ス(MIF)(31 )〕は省略されている。
入者インタフェース(MIF)(3)の一方の系〔例え
は0系中速加入者インタフェース(MIF)(30 )〕
のみが示され、他方の系〔1系中速加入者インタフェー
ス(MIF)(31 )〕は省略されている。
【0129】加入者回路本体(21)は、対中速加入者
インタフェース送信通話路(HW23 S )を対中速加入者
インタフェース送信通話路端子(SMT)に接続し、ま
た対中速加入者インタフェース受信通話路(HW23R )
を対中速加入者インタフェース受信通話路端子(RM
T)に接続し、また送信加入者線(SLS )を送信加入
者線端子(SSLT)に収容し、また受信加入者線(S
LR )を受信加入者線端子(RSLT)に収容する。
インタフェース送信通話路(HW23 S )を対中速加入者
インタフェース送信通話路端子(SMT)に接続し、ま
た対中速加入者インタフェース受信通話路(HW23R )
を対中速加入者インタフェース受信通話路端子(RM
T)に接続し、また送信加入者線(SLS )を送信加入
者線端子(SSLT)に収容し、また受信加入者線(S
LR )を受信加入者線端子(RSLT)に収容する。
【0130】なお加入者回路本体(21)は、セルフロ
ー制御部(LBUPC)、課金処理部(ACC)、二組
のMCセル処理部(MCCG)、OAMセル処理部(O
AM)、セル同期検出部(ATM)、SONET終端部
(STS)、直並列および並直列変換部(SPPS)
と、二組の折返し経路(LP)とを具備しているが、各
部の具備機能は本発明の対象では無いので説明を省略
し、セルフロー制御部(LBUPC)、課金処理部(A
CC)、二組のMCセル処理部(MCCG)およびOA
Mセル処理部(OAM)を第一機能群(SL1)と総称
し、セル同期検出部(ATM)、SONET終端部(S
TS)、直並列および並直列変換部(SPPS)を第二
機能群(SL2)と称し、第一機能群(SL1)と第二
機能群(SL2)との間に設けられた折返し経路(L
P)〔以後第一折返し経路(LP211 )と称する〕は、
第一機能群(SL1)のセル導通診断を実行する為に使
用され、第二機能群(SL2)と収容加入者線(SL)
との間に設けられた折返し経路(LP)〔以後第二折返
し経路(LP212 )と称する〕は、第一機能群(SL
1)および第二機能群(SL2)を含む加入者回路本体
(21)全体のセル導通診断を実行する為に使用され
る。
ー制御部(LBUPC)、課金処理部(ACC)、二組
のMCセル処理部(MCCG)、OAMセル処理部(O
AM)、セル同期検出部(ATM)、SONET終端部
(STS)、直並列および並直列変換部(SPPS)
と、二組の折返し経路(LP)とを具備しているが、各
部の具備機能は本発明の対象では無いので説明を省略
し、セルフロー制御部(LBUPC)、課金処理部(A
CC)、二組のMCセル処理部(MCCG)およびOA
Mセル処理部(OAM)を第一機能群(SL1)と総称
し、セル同期検出部(ATM)、SONET終端部(S
TS)、直並列および並直列変換部(SPPS)を第二
機能群(SL2)と称し、第一機能群(SL1)と第二
機能群(SL2)との間に設けられた折返し経路(L
P)〔以後第一折返し経路(LP211 )と称する〕は、
第一機能群(SL1)のセル導通診断を実行する為に使
用され、第二機能群(SL2)と収容加入者線(SL)
との間に設けられた折返し経路(LP)〔以後第二折返
し経路(LP212 )と称する〕は、第一機能群(SL
1)および第二機能群(SL2)を含む加入者回路本体
(21)全体のセル導通診断を実行する為に使用され
る。
【0131】一方、対中速加入者インタフェース双方向
通話路(HW23)により接続される中速加入者インタフ
ェース(MIF)(3)には、対中速加入者インタフェ
ース送信通話路(HW23S )から到着する診断セル(T
CL)を折返し、対を成す対中速加入者インタフェース
受信通話路(HW23R )に返送する折返し経路(L
P 33)〔図3には表示されず〕が、図1における診断セ
ル折返し手段(131)として設けられている。
通話路(HW23)により接続される中速加入者インタフ
ェース(MIF)(3)には、対中速加入者インタフェ
ース送信通話路(HW23S )から到着する診断セル(T
CL)を折返し、対を成す対中速加入者インタフェース
受信通話路(HW23R )に返送する折返し経路(L
P 33)〔図3には表示されず〕が、図1における診断セ
ル折返し手段(131)として設けられている。
【0132】なお対中速加入者インタフェース双方向通
話路(HW23)の、加入者回路(SLC)(2)の接続
端に設けられている折返し経路(LP22)は、図3にお
いて、中速加入者インタフェース(MIF)(3)から
対加入者回路双方向通話路(HW32)のセル導通診断を
実行する際に、加入者回路(SLC)(2)内に設定さ
れたものであり、図3に図示される加入者回路(SL
C)(2)内の折返し経路(LP22)である。
話路(HW23)の、加入者回路(SLC)(2)の接続
端に設けられている折返し経路(LP22)は、図3にお
いて、中速加入者インタフェース(MIF)(3)から
対加入者回路双方向通話路(HW32)のセル導通診断を
実行する際に、加入者回路(SLC)(2)内に設定さ
れたものであり、図3に図示される加入者回路(SL
C)(2)内の折返し経路(LP22)である。
【0133】診断セル生成部(TCG)(22)は、図
3における診断セル生成部(TCG)(32)と同様
に、図7に示される如き診断セル(TCL)を生成し、
送出し、また診断セル検査部(TCK)(23)は、図
3における診断セル検査部(TCK)(33)と同様
に、診断セル(TCL)を受信し、受信診断セル(TC
L)の正常性を検証する。
3における診断セル生成部(TCG)(32)と同様
に、図7に示される如き診断セル(TCL)を生成し、
送出し、また診断セル検査部(TCK)(23)は、図
3における診断セル検査部(TCK)(33)と同様
に、診断セル(TCL)を受信し、受信診断セル(TC
L)の正常性を検証する。
【0134】診断装置検証用セレクタ(CSL)(2
4)は、図3における診断装置検証用セレクタ(CS
L)(34)と同様に、一つの入力端子(I24)と二つ
の出力端子(O24A )および(O24B )とを有し、また
診断装置検証用セレクタ(CSL)(25)は、図3に
おける診断装置検証用セレクタ(CSL)(35)と同
様に、二つの入力端子(I25A )および(I25B )と、
一つの出力端子(O25)とを有している。
4)は、図3における診断装置検証用セレクタ(CS
L)(34)と同様に、一つの入力端子(I24)と二つ
の出力端子(O24A )および(O24B )とを有し、また
診断装置検証用セレクタ(CSL)(25)は、図3に
おける診断装置検証用セレクタ(CSL)(35)と同
様に、二つの入力端子(I25A )および(I25B )と、
一つの出力端子(O25)とを有している。
【0135】また診断セル送信用セレクタ(SSL)
(26)は、一つの入力端子(I26)と、二つの出力端
子(O26A )および(O26B )とを有し、また診断セル
受信用セレクタ(RSL)(27)は、二つの入力端子
(I27A )および(I27B )と、一つの出力端子
(O27)とを有している。
(26)は、一つの入力端子(I26)と、二つの出力端
子(O26A )および(O26B )とを有し、また診断セル
受信用セレクタ(RSL)(27)は、二つの入力端子
(I27A )および(I27B )と、一つの出力端子
(O27)とを有している。
【0136】診断装置検証用セレクタ(CSL)(2
4)の入力端子(I24)には、診断セル生成部(TC
G)(22)の診断セル(TCL)送信端子が接続さ
れ、また一方の出力端子(O24A )には、診断セル送信
用セレクタ(SSL)(26)の入力端子(I26)が接
続され、更に他方の出力端子(O24B )には診断装置検
証用セレクタ(CSL)(25)の一方の入力端子(I
25B )が接続されている。
4)の入力端子(I24)には、診断セル生成部(TC
G)(22)の診断セル(TCL)送信端子が接続さ
れ、また一方の出力端子(O24A )には、診断セル送信
用セレクタ(SSL)(26)の入力端子(I26)が接
続され、更に他方の出力端子(O24B )には診断装置検
証用セレクタ(CSL)(25)の一方の入力端子(I
25B )が接続されている。
【0137】また診断装置検証用セレクタ(CSL)
(25)の他方の入力端子(I25A )には、診断セル受
信用セレクタ(RSL)(27)の出力端子(O27)が
接続され、更に出力端子(O25)は、診断セル検査部
(TCK)(23)の診断セル(TCL)受信端子が接
続されている。
(25)の他方の入力端子(I25A )には、診断セル受
信用セレクタ(RSL)(27)の出力端子(O27)が
接続され、更に出力端子(O25)は、診断セル検査部
(TCK)(23)の診断セル(TCL)受信端子が接
続されている。
【0138】また診断セル送信用セレクタ(SSL)
(26)の入力端子(I26)には、診断装置検証用セレ
クタ(CSL)(24)の出力端子(O24A )が接続さ
れ、また一方の出力端子(O26A )には、加入者回路本
体(21)の対中速加入者インタフェース受信通話路端
子(RMT)が接続され、他方の出力端子(O26B )に
は、加入者回路本体(21)の対中速加入者インタフェ
ース送信通話路端子(SMT)が接続されている。
(26)の入力端子(I26)には、診断装置検証用セレ
クタ(CSL)(24)の出力端子(O24A )が接続さ
れ、また一方の出力端子(O26A )には、加入者回路本
体(21)の対中速加入者インタフェース受信通話路端
子(RMT)が接続され、他方の出力端子(O26B )に
は、加入者回路本体(21)の対中速加入者インタフェ
ース送信通話路端子(SMT)が接続されている。
【0139】また診断セル受信用セレクタ(RSL)
(27)の一方の入力端子(I27A )には、加入者回路
本体(21)の対中速加入者インタフェース送信通話路
端子(SMT)が接続され、また他方の入力端子(I
27B )には、加入者回路本体(21)の対中速加入者イ
ンタフェース受信通話路端子(RMT)が接続され、更
に出力端子(O27)には、診断装置検証用セレクタ(C
SL)(25)の入力端子(I25A )が接続されてい
る。
(27)の一方の入力端子(I27A )には、加入者回路
本体(21)の対中速加入者インタフェース送信通話路
端子(SMT)が接続され、また他方の入力端子(I
27B )には、加入者回路本体(21)の対中速加入者イ
ンタフェース受信通話路端子(RMT)が接続され、更
に出力端子(O27)には、診断装置検証用セレクタ(C
SL)(25)の入力端子(I25A )が接続されてい
る。
【0140】図5に示されるATM交換機の通話路系
(1)において、一つの加入者回路(SLC)(2)
〔例えば加入者回路(SLC)(21 )〕と、収容する
加入者線(SL1 )とをOUS状態に設定するが、隣接
装置(130)である0系および1系中速加入者インタ
フェース(MIF)(301)および(311)はINS状
態を維持する。かかる状態で、最初に診断セル生成部
(TCG)(22)と診断セル検査部(TCK)(2
3)との機能の正常性を確認する為に、診断装置検証用
セレクタ(CSL)(24)を、入力端子(I24)と出
力端子(O24B )とを接続する如く設定し、且つ診断装
置検証用セレクタ(CSL)(25)を、入力端子(I
25B)と出力端子(O25)とを接続する如く設定する。
(1)において、一つの加入者回路(SLC)(2)
〔例えば加入者回路(SLC)(21 )〕と、収容する
加入者線(SL1 )とをOUS状態に設定するが、隣接
装置(130)である0系および1系中速加入者インタ
フェース(MIF)(301)および(311)はINS状
態を維持する。かかる状態で、最初に診断セル生成部
(TCG)(22)と診断セル検査部(TCK)(2
3)との機能の正常性を確認する為に、診断装置検証用
セレクタ(CSL)(24)を、入力端子(I24)と出
力端子(O24B )とを接続する如く設定し、且つ診断装
置検証用セレクタ(CSL)(25)を、入力端子(I
25B)と出力端子(O25)とを接続する如く設定する。
【0141】かかる状態で、診断セル生成部(TCG)
(22)で各種の診断セル(TCL)を生成して送出す
ると、送出された診断セル(TCL)は、診断装置検証
用セレクタ(CSL)(24)および(25)を経由し
て診断セル検査部(TCK)(23)に転送される。
(22)で各種の診断セル(TCL)を生成して送出す
ると、送出された診断セル(TCL)は、診断装置検証
用セレクタ(CSL)(24)および(25)を経由し
て診断セル検査部(TCK)(23)に転送される。
【0142】診断セル検査部(TCK)(23)は、受
信した各診断セル(TCL)を分析し、診断セル生成部
(TCG)(22)に対して送出を指示した各診断セル
(TCL)と一致することを確認すると、診断セル生成
部(TCG)(22)の診断セル(TCL)の生成およ
び送信機能、並びに診断セル検査部(TCK)(23)
の診断セル(TCL)の受信および検査機能を正常と確
認する。
信した各診断セル(TCL)を分析し、診断セル生成部
(TCG)(22)に対して送出を指示した各診断セル
(TCL)と一致することを確認すると、診断セル生成
部(TCG)(22)の診断セル(TCL)の生成およ
び送信機能、並びに診断セル検査部(TCK)(23)
の診断セル(TCL)の受信および検査機能を正常と確
認する。
【0143】以上で、診断セル生成部(TCG)(2
2)および診断セル検査部(TCK)(23)を用いて
加入者回路(SLC)(21 )のセル導通診断が可能と
なり、診断装置検証用セレクタ(CSL)(24)を、
入力端子(I24)と出力端子(O24A )とを接続する如
く設定し、且つ診断装置検証用セレクタ(CSL)(2
5)を、入力端子(I25A )と出力端子(O25)とを接
続する如く設定する。
2)および診断セル検査部(TCK)(23)を用いて
加入者回路(SLC)(21 )のセル導通診断が可能と
なり、診断装置検証用セレクタ(CSL)(24)を、
入力端子(I24)と出力端子(O24A )とを接続する如
く設定し、且つ診断装置検証用セレクタ(CSL)(2
5)を、入力端子(I25A )と出力端子(O25)とを接
続する如く設定する。
【0144】最初に、加入者回路本体(21)内の通話
路に対するセル導通診断を実行する場合には、診断セル
送信用セレクタ(SSL)(26)を、入力端子
(I26)と出力端子(O26A )とを接続する如く設定
し、且つ診断セル受信用セレクタ(RSL)(27)
を、入力端子(I27A )と出力端子(O27)とを接続す
る如く設定する。
路に対するセル導通診断を実行する場合には、診断セル
送信用セレクタ(SSL)(26)を、入力端子
(I26)と出力端子(O26A )とを接続する如く設定
し、且つ診断セル受信用セレクタ(RSL)(27)
を、入力端子(I27A )と出力端子(O27)とを接続す
る如く設定する。
【0145】次に、加入者回路本体(21)内の通話路
の内、先ず第一機能群(SL1)内の通話路を診断対象
通話路とする為に、加入者回路本体(21)内の第一折
返し経路(LP211 )を折返し状態に設定することによ
り、対中速加入者インタフェース受信通話路端子(RM
T)から送信加入者線端子(SSLT)に至る通話路
を、第一機能群(SL1)を通過した後に、受信加入者
線端子(RSLT)から対中速加入者インタフェース送
信通話路端子(SMT)に至る通話路に折返し接続させ
た後、診断セル生成部(TCG)(22)に、所定の診
断セル(TCL)を生成させ、送出させると、診断セル
(TCL)は、診断装置検証用セレクタ(CSL)(2
4)および診断セル送信用セレクタ(SSL)(26)
を経由して、加入者回路本体(21)の対中速加入者イ
ンタフェース受信通話路端子(RMT)に入力される。
の内、先ず第一機能群(SL1)内の通話路を診断対象
通話路とする為に、加入者回路本体(21)内の第一折
返し経路(LP211 )を折返し状態に設定することによ
り、対中速加入者インタフェース受信通話路端子(RM
T)から送信加入者線端子(SSLT)に至る通話路
を、第一機能群(SL1)を通過した後に、受信加入者
線端子(RSLT)から対中速加入者インタフェース送
信通話路端子(SMT)に至る通話路に折返し接続させ
た後、診断セル生成部(TCG)(22)に、所定の診
断セル(TCL)を生成させ、送出させると、診断セル
(TCL)は、診断装置検証用セレクタ(CSL)(2
4)および診断セル送信用セレクタ(SSL)(26)
を経由して、加入者回路本体(21)の対中速加入者イ
ンタフェース受信通話路端子(RMT)に入力される。
【0146】加入者回路本体(21)は、対中速加入者
インタフェース受信通話路端子(RMT)に入力された
診断セル(TCL)を受信すると、第一機能群(SL
1)が正常に機能すれば、受信した診断セル(TCL)
を第一折返し経路(LP211 )に転送し、第一折返し経
路(LP211 )が折返し返送した診断セル(TCL)を
転送し、対中速加入者インタフェース送信通話路端子
(SMT)から出力する。
インタフェース受信通話路端子(RMT)に入力された
診断セル(TCL)を受信すると、第一機能群(SL
1)が正常に機能すれば、受信した診断セル(TCL)
を第一折返し経路(LP211 )に転送し、第一折返し経
路(LP211 )が折返し返送した診断セル(TCL)を
転送し、対中速加入者インタフェース送信通話路端子
(SMT)から出力する。
【0147】加入者回路本体(21)の対中速加入者イ
ンタフェース送信通話路端子(SMT)から出力された
診断セル(TCL)は、診断セル受信用セレクタ(RS
L)(27)および診断装置検証用セレクタ(CSL)
(25)を経由して診断セル検査部(TCK)(23)
に転送される。
ンタフェース送信通話路端子(SMT)から出力された
診断セル(TCL)は、診断セル受信用セレクタ(RS
L)(27)および診断装置検証用セレクタ(CSL)
(25)を経由して診断セル検査部(TCK)(23)
に転送される。
【0148】診断セル検査部(TCK)(23)は、中
速加入者インタフェース本体(21)の対中速加入者イ
ンタフェース送信通話路端子(SMT)から出力され、
診断セル受信用セレクタ(RSL)(27)および診断
装置検証用セレクタ(CSL)(25)を経由して受信
した診断セル(TCL)を分析し、診断セル生成部(T
CG)(22)が送信した診断セル(TCL)と一致す
ることを確認すると、加入者回路本体(21)内の、対
中速加入者インタフェース受信通話路端子(RMT)か
ら第一機能群(SL1)および第一折返し経路(LP
211 )を経由して対中速加入者インタフェース送信通話
路端子(SMT)に至る診断対象通話路のセル導通診断
結果を正常と判定する。
速加入者インタフェース本体(21)の対中速加入者イ
ンタフェース送信通話路端子(SMT)から出力され、
診断セル受信用セレクタ(RSL)(27)および診断
装置検証用セレクタ(CSL)(25)を経由して受信
した診断セル(TCL)を分析し、診断セル生成部(T
CG)(22)が送信した診断セル(TCL)と一致す
ることを確認すると、加入者回路本体(21)内の、対
中速加入者インタフェース受信通話路端子(RMT)か
ら第一機能群(SL1)および第一折返し経路(LP
211 )を経由して対中速加入者インタフェース送信通話
路端子(SMT)に至る診断対象通話路のセル導通診断
結果を正常と判定する。
【0149】続いて加入者回路本体(21)内の通話路
の内、第一機能群(SL1)および第二機能群(SL
2)を含む総ての加入者回路本体(21)内の通話路を
診断対象通話路とする為に、加入者回路本体(21)内
の第一折返し経路(LP211 )を非折返し状態に設定
し、第二折返し経路(LP212 )を折返し状態に設定す
ることにより、対中速加入者インタフェース受信通話路
端子(RMT)から送信加入者線端子(SSLT)に至
る通話路を、第一機能群(SL1)および第二機能群
(SL2)を通過した後に、受信加入者線端子(RSL
T)から対中速加入者インタフェース送信通話路端子
(SMT)に至る通話路に折返し接続させた後、診断セ
ル生成部(TCG)(22)に、所定の診断セル(TC
L)を生成させ、送出させると、診断セル(TCL)
は、診断装置検証用セレクタ(CSL)(24)および
診断セル送信用セレクタ(SSL)(26)を経由し
て、加入者回路本体(21)の対中速加入者インタフェ
ース受信通話路端子(RMT)に入力される。
の内、第一機能群(SL1)および第二機能群(SL
2)を含む総ての加入者回路本体(21)内の通話路を
診断対象通話路とする為に、加入者回路本体(21)内
の第一折返し経路(LP211 )を非折返し状態に設定
し、第二折返し経路(LP212 )を折返し状態に設定す
ることにより、対中速加入者インタフェース受信通話路
端子(RMT)から送信加入者線端子(SSLT)に至
る通話路を、第一機能群(SL1)および第二機能群
(SL2)を通過した後に、受信加入者線端子(RSL
T)から対中速加入者インタフェース送信通話路端子
(SMT)に至る通話路に折返し接続させた後、診断セ
ル生成部(TCG)(22)に、所定の診断セル(TC
L)を生成させ、送出させると、診断セル(TCL)
は、診断装置検証用セレクタ(CSL)(24)および
診断セル送信用セレクタ(SSL)(26)を経由し
て、加入者回路本体(21)の対中速加入者インタフェ
ース受信通話路端子(RMT)に入力される。
【0150】加入者回路本体(21)は、対中速加入者
インタフェース受信通話路端子(RMT)に入力された
診断セル(TCL)を受信すると、第一機能群(SL
1)および第二機能群(SL2)が正常に機能すれば、
受信した診断セル(TCL)を第二折返し経路(LP
212 )に転送し、第二折返し経路(LP212 )が折返し
返送した診断セル(TCL)を転送し、対中速加入者イ
ンタフェース送信通話路端子(SMT)から出力する。
インタフェース受信通話路端子(RMT)に入力された
診断セル(TCL)を受信すると、第一機能群(SL
1)および第二機能群(SL2)が正常に機能すれば、
受信した診断セル(TCL)を第二折返し経路(LP
212 )に転送し、第二折返し経路(LP212 )が折返し
返送した診断セル(TCL)を転送し、対中速加入者イ
ンタフェース送信通話路端子(SMT)から出力する。
【0151】加入者回路本体(21)の対中速加入者イ
ンタフェース送信通話路端子(SMT)から出力された
診断セル(TCL)は、診断セル受信用セレクタ(RS
L)(27)および診断装置検証用セレクタ(CSL)
(25)を経由して診断セル検査部(TCK)(23)
に転送される。
ンタフェース送信通話路端子(SMT)から出力された
診断セル(TCL)は、診断セル受信用セレクタ(RS
L)(27)および診断装置検証用セレクタ(CSL)
(25)を経由して診断セル検査部(TCK)(23)
に転送される。
【0152】診断セル検査部(TCK)(23)は、中
速加入者インタフェース本体(21)の対中速加入者イ
ンタフェース送信通話路端子(SMT)から出力され、
診断セル受信用セレクタ(RSL)(27)および診断
装置検証用セレクタ(CSL)(25)を経由して受信
した診断セル(TCL)を分析し、診断セル生成部(T
CG)(22)が送信した診断セル(TCL)と一致す
ることを確認すると、加入者回路本体(21)内の、対
中速加入者インタフェース受信通話路端子(RMT)か
ら第一機能群(SL1)、第二機能群(SL2)および
第二折返し経路(LP212 )を経由して対中速加入者イ
ンタフェース送信通話路端子(SMT)に至る診断対象
通話路のセル導通診断結果を正常と判定する。
速加入者インタフェース本体(21)の対中速加入者イ
ンタフェース送信通話路端子(SMT)から出力され、
診断セル受信用セレクタ(RSL)(27)および診断
装置検証用セレクタ(CSL)(25)を経由して受信
した診断セル(TCL)を分析し、診断セル生成部(T
CG)(22)が送信した診断セル(TCL)と一致す
ることを確認すると、加入者回路本体(21)内の、対
中速加入者インタフェース受信通話路端子(RMT)か
ら第一機能群(SL1)、第二機能群(SL2)および
第二折返し経路(LP212 )を経由して対中速加入者イ
ンタフェース送信通話路端子(SMT)に至る診断対象
通話路のセル導通診断結果を正常と判定する。
【0153】以上の如く、加入者回路本体(21)内の
セル導通診断を、第一機能群(SL1)内のみの診断対
象通話路と、第一機能群(SL1)および第二機能群
(SL2)を含む全加入者回路本体(21)内の診断対
象通話路とに対してセル導通診断を実行し、診断結果を
分析することにより、加入者回路本体(21)内の通話
路を、第一機能群(SL1)および第二機能群(SL
2)に区分して診断結果の判定が可能となる。
セル導通診断を、第一機能群(SL1)内のみの診断対
象通話路と、第一機能群(SL1)および第二機能群
(SL2)を含む全加入者回路本体(21)内の診断対
象通話路とに対してセル導通診断を実行し、診断結果を
分析することにより、加入者回路本体(21)内の通話
路を、第一機能群(SL1)および第二機能群(SL
2)に区分して診断結果の判定が可能となる。
【0154】以上で、加入者回路本体(21)内の通話
路に対してセル導通診断を完了すると、次に加入者回路
(SLC)(21 )と中速加入者インタフェース(MI
F)(301)とを接続する対中速加入者インタフェース
双方向通話路(HW23)のセル導通診断を開始する。
路に対してセル導通診断を完了すると、次に加入者回路
(SLC)(21 )と中速加入者インタフェース(MI
F)(301)とを接続する対中速加入者インタフェース
双方向通話路(HW23)のセル導通診断を開始する。
【0155】かかる場合に、診断セル送信用セレクタ
(SSL)(26)を、入力端子(I 26)と出力端子
(O26B )とを接続する如く設定し、且つ診断セル受信
用セレクタ(RSL)(27)を、入力端子(I27B )
と出力端子(O27)とを接続する如く設定し、また中速
加入者インタフェース(MIF)(301)内に、対中速
加入者インタフェース双方向通話路(HW23)に対応し
て設けられた折返し経路(LP33)を設定させた後、診
断セル生成部(TCG)(22)に所定の診断セル(T
CL)を生成させ、送出させると、診断セル(TCL)
は、診断装置検証用セレクタ(CSL)(24)および
診断セル送信用セレクタ(SSL)(26)を経由し
て、対中速加入者インタフェース双方向通話路(H
W23)の、対中速加入者インタフェース送信通話路(H
W23S )に送出される。
(SSL)(26)を、入力端子(I 26)と出力端子
(O26B )とを接続する如く設定し、且つ診断セル受信
用セレクタ(RSL)(27)を、入力端子(I27B )
と出力端子(O27)とを接続する如く設定し、また中速
加入者インタフェース(MIF)(301)内に、対中速
加入者インタフェース双方向通話路(HW23)に対応し
て設けられた折返し経路(LP33)を設定させた後、診
断セル生成部(TCG)(22)に所定の診断セル(T
CL)を生成させ、送出させると、診断セル(TCL)
は、診断装置検証用セレクタ(CSL)(24)および
診断セル送信用セレクタ(SSL)(26)を経由し
て、対中速加入者インタフェース双方向通話路(H
W23)の、対中速加入者インタフェース送信通話路(H
W23S )に送出される。
【0156】診断セル(TCL)は、対中速加入者イン
タフェース送信通話路(HW23S )を経由して中速加入
者インタフェース(MIF)(301)に転送される。中
速加入者インタフェース(MIF)(301)は、対中速
加入者インタフェース送信通話路(HW23S )から到着
する診断セル(TCL)を受信すると、中速加入者イン
タフェース(MIF)(301)内に設定済の折返し経路
(LP33)を経由して、対中速加入者インタフェース送
信通話路(HW23S )と対を成す対中速加入者インタフ
ェース受信通話路(HW23R )に返送する。
タフェース送信通話路(HW23S )を経由して中速加入
者インタフェース(MIF)(301)に転送される。中
速加入者インタフェース(MIF)(301)は、対中速
加入者インタフェース送信通話路(HW23S )から到着
する診断セル(TCL)を受信すると、中速加入者イン
タフェース(MIF)(301)内に設定済の折返し経路
(LP33)を経由して、対中速加入者インタフェース送
信通話路(HW23S )と対を成す対中速加入者インタフ
ェース受信通話路(HW23R )に返送する。
【0157】診断セル(TCL)は、対中速加入者イン
タフェース受信通話路(HW23R )を経由して加入者回
路(SLC)(21 )に返送される。加入者回路(SL
C)(21 )においては、対中速加入者インタフェース
受信通話路(HW23R )から到着した診断セル(TC
L)は、中速加入者インタフェース本体(21)の対中
速加入者インタフェース受信通話路端子(RMT)およ
び診断セル受信用セレクタ(RSL)(27)の入力端
子(I27B )に到着し、診断セル受信用セレクタ(RS
L)(27)および診断装置検証用セレクタ(CSL)
(25)を経由して診断セル検査部(TCK)(23)
に転送される。
タフェース受信通話路(HW23R )を経由して加入者回
路(SLC)(21 )に返送される。加入者回路(SL
C)(21 )においては、対中速加入者インタフェース
受信通話路(HW23R )から到着した診断セル(TC
L)は、中速加入者インタフェース本体(21)の対中
速加入者インタフェース受信通話路端子(RMT)およ
び診断セル受信用セレクタ(RSL)(27)の入力端
子(I27B )に到着し、診断セル受信用セレクタ(RS
L)(27)および診断装置検証用セレクタ(CSL)
(25)を経由して診断セル検査部(TCK)(23)
に転送される。
【0158】診断セル検査部(TCK)(23)は、中
速加入者インタフェース(MIF)(301)から折返し
返送され、診断セル受信用セレクタ(RSL)(27)
および診断装置検証用セレクタ(CSL)(25)を経
由して受信した診断セル(TCL)を分析し、診断セル
生成部(TCG)(22)が送信した診断セル(TC
L)と一致することを確認すると、加入者回路(SL
C)(21 )と中速加入者インタフェース(MIF)
(301)とを接続する対中速加入者インタフェース双方
向通話路(HW23)のセル導通診断結果を正常と判定す
る。
速加入者インタフェース(MIF)(301)から折返し
返送され、診断セル受信用セレクタ(RSL)(27)
および診断装置検証用セレクタ(CSL)(25)を経
由して受信した診断セル(TCL)を分析し、診断セル
生成部(TCG)(22)が送信した診断セル(TC
L)と一致することを確認すると、加入者回路(SL
C)(21 )と中速加入者インタフェース(MIF)
(301)とを接続する対中速加入者インタフェース双方
向通話路(HW23)のセル導通診断結果を正常と判定す
る。
【0159】なお図4には図示されぬ、加入者回路(S
LC)(21 )と1系中速加入者インタフェース(MI
F)(311)とを接続する対中速加入者インタフェース
双方向通話路(HW23)に対するセル導通診断も、加入
者回路(SLC)(21 )および1系中速加入者インタ
フェース(MIF)(311)とで同様の処理過程を実行
することにより、0系中速加入者インタフェース(MI
F)(301)との間の対中速加入者インタフェース双方
向通話路(HW23)に対すると同様に実行可能となる。
LC)(21 )と1系中速加入者インタフェース(MI
F)(311)とを接続する対中速加入者インタフェース
双方向通話路(HW23)に対するセル導通診断も、加入
者回路(SLC)(21 )および1系中速加入者インタ
フェース(MIF)(311)とで同様の処理過程を実行
することにより、0系中速加入者インタフェース(MI
F)(301)との間の対中速加入者インタフェース双方
向通話路(HW23)に対すると同様に実行可能となる。
【0160】以上で、加入者回路(SLC)(21 )と
中速加入者インタフェース(MIF)(301)〔或いは
(311)〕とを接続する各対中速加入者インタフェース
双方向通話路(HW23)のセル導通診断を完了する。
中速加入者インタフェース(MIF)(301)〔或いは
(311)〕とを接続する各対中速加入者インタフェース
双方向通話路(HW23)のセル導通診断を完了する。
【0161】以上の説明から明らかな如く、本発明の実
施形態によれば、OUS状態に設定した加入者回路(S
LC)(21 )内の診断セル生成部(TCG)(2
2)、診断セル検査部(TCK)(23)、診断セル送
信用セレクタ(SSL)(26)および診断セル受信用
セレクタ(RSL)(27)を用いて、加入者回路(S
LC)(21 )内の加入者回路本体(21)の通話路の
セル導通診断が実行可能となると共に、隣接するそれぞ
れINS状態にある各中速加入者インタフェース(MI
F)(3)内に折返し経路(LP33)を設定することに
より、加入者回路(SLC)(21 )と隣接する各中速
加入者インタフェース(MIF)(3)とを接続する総
ての対中速加入者インタフェース双方向通話路(H
W23)のセル導通診断も実行可能となる。
施形態によれば、OUS状態に設定した加入者回路(S
LC)(21 )内の診断セル生成部(TCG)(2
2)、診断セル検査部(TCK)(23)、診断セル送
信用セレクタ(SSL)(26)および診断セル受信用
セレクタ(RSL)(27)を用いて、加入者回路(S
LC)(21 )内の加入者回路本体(21)の通話路の
セル導通診断が実行可能となると共に、隣接するそれぞ
れINS状態にある各中速加入者インタフェース(MI
F)(3)内に折返し経路(LP33)を設定することに
より、加入者回路(SLC)(21 )と隣接する各中速
加入者インタフェース(MIF)(3)とを接続する総
ての対中速加入者インタフェース双方向通話路(H
W23)のセル導通診断も実行可能となる。
【0162】なお以上のセル導通診断に先立ち、加入者
回路(SLC)(21 )内の診断装置検証用セレクタ
(CSL)(24)および(25)を併用することによ
り、診断セル生成部(TCG)(22)および診断セル
検査部(TCK)(23)自身の正常性を検証すること
も可能となる。
回路(SLC)(21 )内の診断装置検証用セレクタ
(CSL)(24)および(25)を併用することによ
り、診断セル生成部(TCG)(22)および診断セル
検査部(TCK)(23)自身の正常性を検証すること
も可能となる。
【0163】なお、図2乃至図5はあく迄本発明の一実
施形態に過ぎず、例えば本発明の対象となるATM交換
機の通話路系、並びに構成装置は図示されるものに限定
されることは無く、他に幾多の変形が考慮されるが、何
れの場合にも本発明の効果は変わらない。
施形態に過ぎず、例えば本発明の対象となるATM交換
機の通話路系、並びに構成装置は図示されるものに限定
されることは無く、他に幾多の変形が考慮されるが、何
れの場合にも本発明の効果は変わらない。
【0164】
【発明の効果】以上、本発明によれば、前記ATM交換
機において、通話路系を構成する診断対象装置内の各セ
ル転送経路に対するセル導通診断が、稼働停止状態に設
定した診断対象装置単体で、他の装置との間で互いに影
響を授受すること無く実行可能となると共に、双方向通
話路で接続される隣接装置との間のセル導通診断も実行
可能となり、診断精度も向上し、またATM交換機の稼
働状態に影響されること無く随時診断が実行可能となる
と共に、ATM交換機の稼働状態に悪影響を及ぼすこと
も防止可能となり、当該ATM交換機の信頼性、保全性
およびサービス性が大幅に向上する。
機において、通話路系を構成する診断対象装置内の各セ
ル転送経路に対するセル導通診断が、稼働停止状態に設
定した診断対象装置単体で、他の装置との間で互いに影
響を授受すること無く実行可能となると共に、双方向通
話路で接続される隣接装置との間のセル導通診断も実行
可能となり、診断精度も向上し、またATM交換機の稼
働状態に影響されること無く随時診断が実行可能となる
と共に、ATM交換機の稼働状態に悪影響を及ぼすこと
も防止可能となり、当該ATM交換機の信頼性、保全性
およびサービス性が大幅に向上する。
【図1】 本発明の原理図
【図2】 本発明の実施形態によるセルスイッチ
【図3】 本発明の実施形態による中速加入者インタフ
ェース
ェース
【図4】 本発明の実施形態による加入者回路
【図5】 本発明の対象となるATM交換機の通話路系
【図6】 従来あるセル導通診断方式
【図7】 診断セル
【図8】 セルスイッチを対象とする従来あるセル導通
診断方式
診断方式
【図9】 中速加入者インタフェースを対象とする従来
あるセル導通診断方式
あるセル導通診断方式
【図10】 加入者回路を対象とする従来あるセル導通
診断方式
診断方式
1 ATM交換機の通話路系 2 加入者回路(SLC) 3 中速加入者インタフェース(MIF) 4 セルスイッチ(TCS) 5 診断装置(BTU) 22、32、42、51 診断セル生成部(TCG) 23、33、43、52 診断セル検査部(TCK) 24、25、34、35、44、45 診断装置検証用
セレクタ(CSL) 26、36、46 診断セル送信用セレクタ(SSL) 27、37、47 診断セル受信用セレクタ(RSL) 21 加入者回路本体 31 中速加入者インタフェース本体 41 スイッチ本体 100 ATM交換機 110 通話路系 120 診断対象装置 121 診断セル生成手段 122 診断セル検査手段 123 診断セル直接折返し手段 124 切替接続手段 130 隣接装置 131 診断セル折返し手段 HW23 対中速加入者インタフェース双方向通話路 HW23R 対中速加入者インタフェース受信通話路 HW23S 対中速加入者インタフェース送信通話路 HW32 対加入者回路双方向通話路 HW32R 対加入者回路受信通話路 HW32S 対加入者回路送信通話路 HW34 対セルスイッチ双方向通話路 HW34R 対セルスイッチ受信通話路 HW34S 対セルスイッチ送信通話路 HW43 対中速加入者インタフェース双方向通話路 HW43R 対中速加入者インタフェース受信通話路 HW43S 対中速加入者インタフェース送信通話路 LP 折返し経路 SL 加入者線 SLR 受信加入者線 SLS 送信加入者線
セレクタ(CSL) 26、36、46 診断セル送信用セレクタ(SSL) 27、37、47 診断セル受信用セレクタ(RSL) 21 加入者回路本体 31 中速加入者インタフェース本体 41 スイッチ本体 100 ATM交換機 110 通話路系 120 診断対象装置 121 診断セル生成手段 122 診断セル検査手段 123 診断セル直接折返し手段 124 切替接続手段 130 隣接装置 131 診断セル折返し手段 HW23 対中速加入者インタフェース双方向通話路 HW23R 対中速加入者インタフェース受信通話路 HW23S 対中速加入者インタフェース送信通話路 HW32 対加入者回路双方向通話路 HW32R 対加入者回路受信通話路 HW32S 対加入者回路送信通話路 HW34 対セルスイッチ双方向通話路 HW34R 対セルスイッチ受信通話路 HW34S 対セルスイッチ送信通話路 HW43 対中速加入者インタフェース双方向通話路 HW43R 対中速加入者インタフェース受信通話路 HW43S 対中速加入者インタフェース送信通話路 LP 折返し経路 SL 加入者線 SLR 受信加入者線 SLS 送信加入者線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04Q 3/00
Claims (4)
- 【請求項1】 通話路系を有するATM交換機におい
て、 前記通話路系を構成し、稼働停止させてセルの導通診断
を実行可能な各診断対象装置内に、セル導通診断に用い
られる診断セルを生成し、該診断対象装置内に設定され
る所定の診断経路に送出する診断セル生成手段と、 前記診断セル生成手段から送出され、前記診断経路を経
由して転送される前記診断セルを受信し、受信した診断
セルの正常性を検査する診断セル検査手段とを設け、 前記各診断対象装置単体で前記セルの導通診断を実行可
能とすることを特徴とするセル導通診断方式。 - 【請求項2】 前記各診断対象装置は、前記診断セル生
成手段が送出する前記診断セルを、直接前記診断セル検
査手段に折返し受信させることにより、前記診断セル生
成手段および診断セル検査手段の機能の正常性を確認可
能とする診断セル直接折返し手段を、前記診断セル生成
手段および診断セル検査手段に付設することを特徴とす
る請求項1記載のセル導通診断方式。 - 【請求項3】 前記診断セル生成手段および診断セル検
査手段は、該診断セル生成手段および診断セル検査手段
を保有する診断対象装置と、双方向通話路により接続さ
れる隣接装置内に、前記診断対象装置から前記双方向通
話路を経由して転送される前記診断セルを、前記双方向
通話路を経由して前記診断対象装置に折返し返送させる
診断セル折返し手段を設定することにより、前記診断対
象装置と前記隣接装置との間の双方向通話路のセル導通
診断を併せ実行することを特徴とする請求項1記載のセ
ル導通診断方式。 - 【請求項4】 前記診断対象装置は、複数種類のセル転
送経路を対象にセル導通診断を対象とする場合に、一組
の前記診断セル生成手段および診断セル検査手段を、総
ての前記診断対象セル転送経路の送信端および受信端に
切替え接続する切替接続手段を付設することにより、一
組の診断セル生成手段および診断セル検査手段で総ての
セル導通診断を実行可能とすることを特徴とする請求項
1記載のセル導通診断方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9036218A JPH10233783A (ja) | 1997-02-20 | 1997-02-20 | セル導通診断方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9036218A JPH10233783A (ja) | 1997-02-20 | 1997-02-20 | セル導通診断方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10233783A true JPH10233783A (ja) | 1998-09-02 |
Family
ID=12463635
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9036218A Withdrawn JPH10233783A (ja) | 1997-02-20 | 1997-02-20 | セル導通診断方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10233783A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1324538A1 (en) * | 2001-12-26 | 2003-07-02 | Alcatel Canada Inc. | Method and system for isolation of a fault location in a communications device |
EP1324537A2 (en) * | 2001-12-26 | 2003-07-02 | Alcatel Canada Inc. | Method and system for isolation of a fault location in a communications device |
US7689882B2 (en) | 2005-08-29 | 2010-03-30 | Denso Corporation | Fault diagnosis in relaying data among a plurality of networks |
-
1997
- 1997-02-20 JP JP9036218A patent/JPH10233783A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1324538A1 (en) * | 2001-12-26 | 2003-07-02 | Alcatel Canada Inc. | Method and system for isolation of a fault location in a communications device |
EP1324537A2 (en) * | 2001-12-26 | 2003-07-02 | Alcatel Canada Inc. | Method and system for isolation of a fault location in a communications device |
US7689882B2 (en) | 2005-08-29 | 2010-03-30 | Denso Corporation | Fault diagnosis in relaying data among a plurality of networks |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4601028A (en) | Method of and apparatus for checking datapath failure in a communication muldem | |
US5737338A (en) | ATM exchange and method of testing same | |
JP3574425B2 (ja) | 耐多重障害ネットワーク構造を利用したパケット処理方法 | |
CN106330604B (zh) | 一种端口连通性测试的方法及装置 | |
Concatto et al. | Improving yield of torus NoCs through fault-diagnosis-and-repair of interconnect faults | |
JP2018082301A (ja) | 情報処理装置および情報処理装置の障害検出方法 | |
JPH10233783A (ja) | セル導通診断方式 | |
Herve et al. | Diagnosis of interconnect shorts in mesh NoCs | |
US5513369A (en) | Star coupler device including means for connecting multiple star couplers together in a cascaded relationship | |
CN1016390B (zh) | 数据通路检验系统 | |
KR0135501B1 (ko) | 전전자교환기의 통화로계 경로시험 분석 시스템 | |
JPH06268668A (ja) | 通話路導通試験装置 | |
JPH08274778A (ja) | 通信路診断方式 | |
US5894483A (en) | Integrated circuit arrangement | |
JP3717286B2 (ja) | ネットワーク再構成方法 | |
US7684338B2 (en) | Circuit arrangement for testing a communication system | |
KR0140302B1 (ko) | 전전자 교환기의 패킷 통합시험장치 및 방법 | |
JP2978766B2 (ja) | Atm交換機システムのループバック方式 | |
JP2551131B2 (ja) | 自己ルーティング通話路障害検出回路 | |
JP2000013375A (ja) | Stm回線を含むatmネットワークシステムの保守方法 | |
JP3334951B2 (ja) | モジュール内故障箇所切り分け方法 | |
JP3678265B2 (ja) | クロスバスイッチ装置及びその診断方法 | |
JPH08204720A (ja) | Atm交換装置および通話路導通試験方法 | |
JP2864947B2 (ja) | ネットワーク診断方式 | |
JP2005024402A (ja) | 通信機能付きケーブルチェッカ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040511 |