JPH10233624A - マイクロ波検波回路 - Google Patents
マイクロ波検波回路Info
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- JPH10233624A JPH10233624A JP3621997A JP3621997A JPH10233624A JP H10233624 A JPH10233624 A JP H10233624A JP 3621997 A JP3621997 A JP 3621997A JP 3621997 A JP3621997 A JP 3621997A JP H10233624 A JPH10233624 A JP H10233624A
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- diode
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- detector
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 マイクロ波のレベルを検波するマイクロ波検
波回路に関し、方向性結合器の結合度を変えることな
く、検波感度を自由に変化させることができるマイクロ
波検波回路の提供を図ることを目的とする。 【解決手段】 入力したマイクロ波のレベルを検波する
マイクロ波検波回路において、伝送路を伝搬するマイク
ロ波の一部を検波して検波電圧を取り出すマイクロ波検
波器を複数段、縦続接続し、前段マイクロ波検波器で取
り出した検波電圧を後段マイクロ波検波器に直流バイア
ス電圧として印加して、伝送路を伝搬するマイクロ波の
レベルに影響を与えることなく、後段マイクロ波検波器
の検波感度を可変できるように構成する。
波回路に関し、方向性結合器の結合度を変えることな
く、検波感度を自由に変化させることができるマイクロ
波検波回路の提供を図ることを目的とする。 【解決手段】 入力したマイクロ波のレベルを検波する
マイクロ波検波回路において、伝送路を伝搬するマイク
ロ波の一部を検波して検波電圧を取り出すマイクロ波検
波器を複数段、縦続接続し、前段マイクロ波検波器で取
り出した検波電圧を後段マイクロ波検波器に直流バイア
ス電圧として印加して、伝送路を伝搬するマイクロ波の
レベルに影響を与えることなく、後段マイクロ波検波器
の検波感度を可変できるように構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマイクロ波のレベル
を検波するマイクロ波検波回路に関するものであるが、
マイクロ波検波回路としては、方向性結合器の結合度を
変えることなく、検波感度を自由に変化させることがで
きるマイクロ波検波回路の提供を図る様にすることが必
要である。
を検波するマイクロ波検波回路に関するものであるが、
マイクロ波検波回路としては、方向性結合器の結合度を
変えることなく、検波感度を自由に変化させることがで
きるマイクロ波検波回路の提供を図る様にすることが必
要である。
【0002】
【従来の技術】図10は従来例の構成図、図11は図1
0の動作説明図である。以下、図11を用いて、図10
の動作を説明する。
0の動作説明図である。以下、図11を用いて、図10
の動作を説明する。
【0003】図10に示す様に、マイクロ波検波回路
は、方向性結合器20、抵抗R1 、R 2 、ダイオードD
11、コンデンサCで構成されている。今、この回路に、
例えば、周波数10GHz、入力レベル+4dBmの主
信号が、方向性結合器20が結合した伝送路に入力する
と、主信号のレベルは殆ど変わらず出力され、一部の主
信号がダイオードD11に印加する。
は、方向性結合器20、抵抗R1 、R 2 、ダイオードD
11、コンデンサCで構成されている。今、この回路に、
例えば、周波数10GHz、入力レベル+4dBmの主
信号が、方向性結合器20が結合した伝送路に入力する
と、主信号のレベルは殆ど変わらず出力され、一部の主
信号がダイオードD11に印加する。
【0004】そこで、一部の主信号がダイオードD11で
半波整流され、更に、コンデンサCでマイクロ波成分が
除去されて、抵抗Rの両端に直流成分の検波電圧が取り
出される。
半波整流され、更に、コンデンサCでマイクロ波成分が
除去されて、抵抗Rの両端に直流成分の検波電圧が取り
出される。
【0005】ここで、図10の回路を使用すると、図1
1に示す様に、ある程度、主信号入力レベルに対応する
検波電圧が得られるが、方向性結合器20の結合度が小
さい時はダイオードD11に印加する主信号入力レベルが
小さくなるので、ダイオードの検波感度が低下して高い
検波電圧が得らない。
1に示す様に、ある程度、主信号入力レベルに対応する
検波電圧が得られるが、方向性結合器20の結合度が小
さい時はダイオードD11に印加する主信号入力レベルが
小さくなるので、ダイオードの検波感度が低下して高い
検波電圧が得らない。
【0006】そこで、検波感度を上げようとすると、方
向性結合器20の結合度を大きくして、ダイオードD11
に印加する主信号のレベルを大きくしなければならない
が、結合度を大きくすることにより、主信号の出力レベ
ルが低下することになる。
向性結合器20の結合度を大きくして、ダイオードD11
に印加する主信号のレベルを大きくしなければならない
が、結合度を大きくすることにより、主信号の出力レベ
ルが低下することになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の様に、従来のマ
イクロ波検波回路は、ダイオードの検波感度を変化する
には、伝送路に結合している方向性結合器の結合度を変
化させなければならなかった。
イクロ波検波回路は、ダイオードの検波感度を変化する
には、伝送路に結合している方向性結合器の結合度を変
化させなければならなかった。
【0008】例えば、変調感度を大きくしたい時、方向
性結合器の結合度を大きくしてダイオード側により多く
の主信号電力を分配すればよいが、これにより主信号の
出力電力が小さくなる。
性結合器の結合度を大きくしてダイオード側により多く
の主信号電力を分配すればよいが、これにより主信号の
出力電力が小さくなる。
【0009】そこで、主信号の出力電力の値が規定され
ている場合、上記の様に方向性結合器の結合度を大きく
することができないので、例えば、検波感度の高いダイ
オードを選別したり、主信号の入力電力を増加させたり
しなければならず、試験調整の為の工数が増加すると云
う課題があった。
ている場合、上記の様に方向性結合器の結合度を大きく
することができないので、例えば、検波感度の高いダイ
オードを選別したり、主信号の入力電力を増加させたり
しなければならず、試験調整の為の工数が増加すると云
う課題があった。
【0010】本発明は、方向性結合器の結合度を変える
ことなく、検波感度を自由に変化させることができるマ
イクロ波検波回路の提供を図ることを目的とする。
ことなく、検波感度を自由に変化させることができるマ
イクロ波検波回路の提供を図ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の本発明は、伝送路
を伝搬するマイクロ波の一部を検波して検波電圧を取り
出すマイクロ波検波器を複数段、縦続接続する。
を伝搬するマイクロ波の一部を検波して検波電圧を取り
出すマイクロ波検波器を複数段、縦続接続する。
【0012】そして、前段マイクロ波検波器で取り出し
た検波電圧を、後段マイクロ波検波器に直流バイアス電
圧として印加する。これにより、伝送路を伝搬するマイ
クロ波のレベルに影響を与えることなく、該後段マイク
ロ波検波器の検波感度を可変することができる。
た検波電圧を、後段マイクロ波検波器に直流バイアス電
圧として印加する。これにより、伝送路を伝搬するマイ
クロ波のレベルに影響を与えることなく、該後段マイク
ロ波検波器の検波感度を可変することができる。
【0013】第2の本発明は、上記の前段マイクロ波検
波器と後段マイクロ波検波器との間に、前段マイクロ波
検波器が取り出した検波電圧を、非反転増幅して直流バ
イアス電圧として次段マイクロ波検波器に加える非反転
増幅器を設ける。
波器と後段マイクロ波検波器との間に、前段マイクロ波
検波器が取り出した検波電圧を、非反転増幅して直流バ
イアス電圧として次段マイクロ波検波器に加える非反転
増幅器を設ける。
【0014】そして、該非反転増幅器の利得を変化させ
て、後段マイクロ波検波器の検波感度を可変できる構成
にした。第3の本発明は、上記非反転増幅器の代わり
に、反転増幅器を設ける。
て、後段マイクロ波検波器の検波感度を可変できる構成
にした。第3の本発明は、上記非反転増幅器の代わり
に、反転増幅器を設ける。
【0015】そして、該反転増幅器の利得を変化させ
て、後段マイクロ波検波器の検波感度を可変できる構成
にした。つまり、主信号から検波電圧を取り出すマイク
ロ波検波器を複数段、縦続接続することにより、前段マ
イクロ波検波器から得られた検波電圧を、後段マイクロ
波検波器の直流バイアス電圧として印加することによ
り、主信号のレベルに影響を与えることなく、後段マイ
クロ波検波器の検波感度を可変できる様にした。
て、後段マイクロ波検波器の検波感度を可変できる構成
にした。つまり、主信号から検波電圧を取り出すマイク
ロ波検波器を複数段、縦続接続することにより、前段マ
イクロ波検波器から得られた検波電圧を、後段マイクロ
波検波器の直流バイアス電圧として印加することによ
り、主信号のレベルに影響を与えることなく、後段マイ
クロ波検波器の検波感度を可変できる様にした。
【0016】また、前段マイクロ波検波器と後段マイク
ロ波検波器の間にオペアンプを挿入することにより、後
段マイクロ波検波器の検波感度を自由に変化させること
ができる様にした。
ロ波検波器の間にオペアンプを挿入することにより、後
段マイクロ波検波器の検波感度を自由に変化させること
ができる様にした。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は第1の本発明の実施例の構
成図、図2は図1の動作説明図で、(a) は正側の直流バ
イアス電圧を後段のダイオードに印加した時のマイクロ
波信号のシフト状態説明図、(b) は負側の直流バイアス
電圧を後段のダイオードに印加した時のマイクロ波信号
のシフト状態説明図である。
成図、図2は図1の動作説明図で、(a) は正側の直流バ
イアス電圧を後段のダイオードに印加した時のマイクロ
波信号のシフト状態説明図、(b) は負側の直流バイアス
電圧を後段のダイオードに印加した時のマイクロ波信号
のシフト状態説明図である。
【0018】図3は図1の別の動作説明図、図4は第2
の本発明の実施例の構成図、図5は第3の本発明の実施
例の構成図である。図6は第2の本発明の実施例の別の
構成図、図7は第3の本発明の実施例の別の構成図、図
8は図4、図6の動作説明図、図9は図5、図7の動作
説明図を示す。
の本発明の実施例の構成図、図5は第3の本発明の実施
例の構成図である。図6は第2の本発明の実施例の別の
構成図、図7は第3の本発明の実施例の別の構成図、図
8は図4、図6の動作説明図、図9は図5、図7の動作
説明図を示す。
【0019】以下、図1〜図9を説明するが、上記で詳
細説明した部分については概略説明し、本発明の部分に
ついて詳細説明する。なお、全図を通じて同一符号は同
一対象物である。
細説明した部分については概略説明し、本発明の部分に
ついて詳細説明する。なお、全図を通じて同一符号は同
一対象物である。
【0020】先ず、図2、図3を用いて図1の動作を説
明する。図1の構成は、従来例に示したマイクロ波検波
回路を複数段、縦続接続したものである。
明する。図1の構成は、従来例に示したマイクロ波検波
回路を複数段、縦続接続したものである。
【0021】なお、抵抗R11、R21は方向性結合器1
1、12の終端抵抗器である。図1において、マイクロ
波が伝搬する伝送路に、方向性結合器11、12がそれ
ぞれ、所定の結合度で結合している。
1、12の終端抵抗器である。図1において、マイクロ
波が伝搬する伝送路に、方向性結合器11、12がそれ
ぞれ、所定の結合度で結合している。
【0022】さて、伝送路を伝搬したマイクロ波は、方
向性結合器11、12で結合度に対応するレベルのマイ
クロ波を分岐し、分岐したマイクロ波が前段マイクロ波
検波器のダイオードD1 及び後段マイクロ波検波器のダ
イオードD2 に印加する。
向性結合器11、12で結合度に対応するレベルのマイ
クロ波を分岐し、分岐したマイクロ波が前段マイクロ波
検波器のダイオードD1 及び後段マイクロ波検波器のダ
イオードD2 に印加する。
【0023】そこで、ダイオードD1 はこのマイクロ波
を検波した後、コンデンサC11、C 12、抵抗R12、イン
ダクタンスLで構成されたフィルタ部分を通して正側の
直流成分を取り出し、直流バイアス電圧として、後段ダ
イオードD2 に印加する。
を検波した後、コンデンサC11、C 12、抵抗R12、イン
ダクタンスLで構成されたフィルタ部分を通して正側の
直流成分を取り出し、直流バイアス電圧として、後段ダ
イオードD2 に印加する。
【0024】これにより、図2(a) に示す様に、信号全
体が直流成分だけ+側にシフトするので、ダイオートD
2 の動作点は、ダイオードの電圧:電流特性カーブ内の
傾斜が立ち上がっている領域に近づくことになる。
体が直流成分だけ+側にシフトするので、ダイオートD
2 の動作点は、ダイオードの電圧:電流特性カーブ内の
傾斜が立ち上がっている領域に近づくことになる。
【0025】この為、ダイオードD2 で半波整流した時
のレベルは図2(a) に示す様に直流成分を印加しない場
合に比較して大きくなる。また、レベルが大きくなった
半波整流波をコンデンサC21で平滑すれば、より大きな
検波電圧を得ることができる。
のレベルは図2(a) に示す様に直流成分を印加しない場
合に比較して大きくなる。また、レベルが大きくなった
半波整流波をコンデンサC21で平滑すれば、より大きな
検波電圧を得ることができる。
【0026】なお、ダイオードD2 に印加する直流バイ
アス電圧が負電圧であれば、ダイオードD2 の動作点は
上記電圧:電流特性カーブ内の傾斜がゆるやかな領域に
近づくことになるので、半波整流した時のレベルは図2
(b) に示す様に、直流成分が印加しない場合に比較して
小さくなる。
アス電圧が負電圧であれば、ダイオードD2 の動作点は
上記電圧:電流特性カーブ内の傾斜がゆるやかな領域に
近づくことになるので、半波整流した時のレベルは図2
(b) に示す様に、直流成分が印加しない場合に比較して
小さくなる。
【0027】次に、図4、図5の動作を説明するが、図
4は図1の回路に、オペアンプを用いた非反転増幅器1
3、14を挿入したもの、図5は図1の回路に、オペア
ンプを用いた反転増幅器15、16を挿入したものであ
り、いずれの場合も、後段ダイオードに印加する直流バ
イアイ電圧を変化できる様にしたものである。
4は図1の回路に、オペアンプを用いた非反転増幅器1
3、14を挿入したもの、図5は図1の回路に、オペア
ンプを用いた反転増幅器15、16を挿入したものであ
り、いずれの場合も、後段ダイオードに印加する直流バ
イアイ電圧を変化できる様にしたものである。
【0028】図4の場合、非反転増幅器13、14を用
いているので、後段ダイオードD4に正側の直流バイア
ス電圧が印加する。更に、非反転増幅器13の利得Aは A=1+(R32/R31) で表されるので、抵抗R31とR32の比を変えることによ
り、非反転増幅器の利得を調整し、後段の検波器のダイ
オードD4 にかかる直流バイアス電圧を変化させること
ができる。なお、非反転増幅器14の場合も同様であ
る。
いているので、後段ダイオードD4に正側の直流バイア
ス電圧が印加する。更に、非反転増幅器13の利得Aは A=1+(R32/R31) で表されるので、抵抗R31とR32の比を変えることによ
り、非反転増幅器の利得を調整し、後段の検波器のダイ
オードD4 にかかる直流バイアス電圧を変化させること
ができる。なお、非反転増幅器14の場合も同様であ
る。
【0029】これにより、図8の点線で示す様に、直流
バイアス電圧なしの場合よりも高い範囲での検波感度の
調整が可能となる。図5の場合、反転増幅器15、16
を用いているので、この場合は後段のダイオードD6 に
は負の直流バイアス電圧が印加する。
バイアス電圧なしの場合よりも高い範囲での検波感度の
調整が可能となる。図5の場合、反転増幅器15、16
を用いているので、この場合は後段のダイオードD6 に
は負の直流バイアス電圧が印加する。
【0030】更に、上記と同様に、抵抗R41とR42との
比、抵抗R43とR44の比を変えることにより、図9の点
線で示す様に、直流バイアス電圧なしの場合よりも低い
範囲での検波感度の調整が可能となる。
比、抵抗R43とR44の比を変えることにより、図9の点
線で示す様に、直流バイアス電圧なしの場合よりも低い
範囲での検波感度の調整が可能となる。
【0031】図6の場合は図4の非反転増幅器をトラン
ジスタで構成する為、トランジスタQ1 〜Q4 で構成し
た2段のエミッタ接地方式を用いて非反転動作を行わせ
る。図7の場合、図5の反転増幅器をトランジスタで構
成する為、トランジスタQ 5,Q6 で構成した1段のエミ
ッタ接地方式を用いて反転動作を行わせている。
ジスタで構成する為、トランジスタQ1 〜Q4 で構成し
た2段のエミッタ接地方式を用いて非反転動作を行わせ
る。図7の場合、図5の反転増幅器をトランジスタで構
成する為、トランジスタQ 5,Q6 で構成した1段のエミ
ッタ接地方式を用いて反転動作を行わせている。
【0032】なお、図6、図7の場合でも、抵抗R61と
R62との比、抵抗R63とR64の比を変えることにより、
図4、図5と同様に検波感度を自由に変化させることが
可能である。
R62との比、抵抗R63とR64の比を変えることにより、
図4、図5と同様に検波感度を自由に変化させることが
可能である。
【0033】また、トランジスタで回路を構成した場
合、実装面積が小さくなる様な回路構成を取ることがで
きるので、内部の構成が決まっているオペアンプで構成
する場合よりも小型化される可能性がある。
合、実装面積が小さくなる様な回路構成を取ることがで
きるので、内部の構成が決まっているオペアンプで構成
する場合よりも小型化される可能性がある。
【0034】即ち、方向性結合器の結合度を変えること
なく、検波感度を自由に変化させることが可能となっ
た。
なく、検波感度を自由に変化させることが可能となっ
た。
【0035】
【発明の効果】以上詳細に説明した様に、本発明は検波
感度を自由に変化させることができるマイクロ波検波回
路の提供を図ることができると云う効果がある。
感度を自由に変化させることができるマイクロ波検波回
路の提供を図ることができると云う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の本発明の実施例の構成図である。
【図2】図1の動作説明図で、(a) は正側の直流バイア
ス電圧を後段のダイオードに印加した時のマイクロ波信
号のシフト状態説明図、(b) は負側の直流バイアス電圧
を後段のダイオードに印加した時のマイクロ波信号のシ
フト状態説明図である。
ス電圧を後段のダイオードに印加した時のマイクロ波信
号のシフト状態説明図、(b) は負側の直流バイアス電圧
を後段のダイオードに印加した時のマイクロ波信号のシ
フト状態説明図である。
【図3】図1の別の動作説明図である。
【図4】第2の本発明の実施例の構成図である。
【図5】第3の本発明の実施例の構成図である。
【図6】第2の本発明の実施例の別の構成図である。
【図7】第3の本発明の実施例の別の構成図である。
【図8】図4、図6の動作説明図である。
【図9】図5、図7の動作説明図である。
【図10】従来例の構成図である。
【図11】図10の動作説明図である。
11、12、20 方向性結合器 13、14 非反転増幅器 15、16 反転増幅器 Q1 〜Q6 トランジスタ D1 〜D11 ダイオード R11、R12、R21、R22、R31〜R34、R41〜R44 抵
抗 C11、C12、C21、C22 コンデンサ
抗 C11、C12、C21、C22 コンデンサ
Claims (3)
- 【請求項1】 入力したマイクロ波のレベルを検波する
マイクロ波検波回路において、 伝送路を伝搬するマイクロ波の一部を検波して検波電圧
を取り出すマイクロ波検波器を複数段、縦続接続し、前
段マイクロ波検波器で取り出した検波電圧を後段マイク
ロ波検波器に直流バイアス電圧として印加して、 伝送路を伝搬するマイクロ波のレベルに影響を与えるこ
となく、該後段マイクロ波検波器の検波感度を可変でき
る構成にしたことを特徴とするマイクロ波検波回路。 - 【請求項2】 上記の前段マイクロ波検波器と後段マイ
クロ波検波器との間に、 前段マイクロ波検波器が取り出した検波電圧を、非反転
増幅して直流バイアス電圧として後段マイクロ波検波器
に加える非反転増幅器を設け、 該非反転増幅器の利得を変化させて、後段マイクロ波検
波器の検波感度を可変できる構成にしたことを特徴とす
る請求項1のマイクロ波検波回路。 - 【請求項3】 上記非反転増幅器の代わりに、反転増幅
器を設け、 該反転増幅器の利得を変化させて、後段マイクロ波検波
器の検波感度を可変できる構成にしたことを特徴とする
請求項2のマイクロ波検波回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3621997A JPH10233624A (ja) | 1997-02-20 | 1997-02-20 | マイクロ波検波回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3621997A JPH10233624A (ja) | 1997-02-20 | 1997-02-20 | マイクロ波検波回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10233624A true JPH10233624A (ja) | 1998-09-02 |
Family
ID=12463665
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3621997A Withdrawn JPH10233624A (ja) | 1997-02-20 | 1997-02-20 | マイクロ波検波回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10233624A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000025383A1 (fr) * | 1998-10-27 | 2000-05-04 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Detecteur |
FR2798789A1 (fr) * | 1999-09-15 | 2001-03-23 | Motorola Inc | Appareil coupleur haute frequence concu pour etre utilise dans un dispositif de telecommunications sans fil multibande |
CN111883895A (zh) * | 2020-07-14 | 2020-11-03 | 昆山立讯射频科技有限公司 | 可调方向性射频耦合器 |
-
1997
- 1997-02-20 JP JP3621997A patent/JPH10233624A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000025383A1 (fr) * | 1998-10-27 | 2000-05-04 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Detecteur |
US6476614B1 (en) | 1998-10-27 | 2002-11-05 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd | Detector for detecting frequencies in more than one band |
FR2798789A1 (fr) * | 1999-09-15 | 2001-03-23 | Motorola Inc | Appareil coupleur haute frequence concu pour etre utilise dans un dispositif de telecommunications sans fil multibande |
CN111883895A (zh) * | 2020-07-14 | 2020-11-03 | 昆山立讯射频科技有限公司 | 可调方向性射频耦合器 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040511 |