JPH10233001A - 磁気ヘッドのウイグル特性検査方法および検査装置 - Google Patents

磁気ヘッドのウイグル特性検査方法および検査装置

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JPH10233001A
JPH10233001A JP5225897A JP5225897A JPH10233001A JP H10233001 A JPH10233001 A JP H10233001A JP 5225897 A JP5225897 A JP 5225897A JP 5225897 A JP5225897 A JP 5225897A JP H10233001 A JPH10233001 A JP H10233001A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】短時間にウイグル検査ができる磁気ヘッドのウ
イグル特性検査方法および検査装置を提供することにあ
る。 【解決手段】テスト符号を書込む検査トラックをn個に
分割し、書込を分割領域の先頭側で行い、その後に前に
書かれたテスト符号を読出すことことで、1回の測定で
ウイグル測定に必要なn個の出力電圧の平均値が得ら
れ、さらにモジュレーションの影響を排除するために補
正係数により補正して各分割領域の出力電圧の平均値を
従来と同様な出力電圧の平均値として扱うものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、磁気ヘッドのウ
イグル特性検査方法および検査装置に関し、詳しくは、
短時間に薄膜磁気ヘッドやMR磁気ヘッド(MRヘッ
ド)のウイグル検査をすることができるような磁気ヘッ
ドのウイグル特性検査方法および検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近のハードディスク装置では、書込側
ヘッドとして薄膜ヘッドが、そして読出側ヘッドとして
MRヘッドが使用されている。薄膜ヘッドだけのもので
も同様であるが、特に、MRヘッドでは、書込みの後に
読出しを行うと読出信号の幅が変動する。これが、いわ
ゆるウイグルとよばれる磁気ヘッドの特性である。この
振幅変動が大きいと読出データにエラーが生ずるので、
磁気ヘッドは製作後、ウイグル特性の良否が検査されて
いる。図5,図6により、従来の磁気ヘッドのウイグル
の発生とその検査方法について説明する。
【0003】図5は、書込側の薄膜ヘッドによる書込電
流(図5(a))と、これに対応して薄膜ヘッドあるい
はMRヘッドが磁気ディスクのトラックから書込データ
を読出したときの読出信号の波形(図5(b))とを示
している。通常、ピーク−ツウ(to)−ピークにより読
出信号電圧Vは測定されるが、このとき、正負の各ピー
クの振幅が変動するウイグルという現象が発生する(点
線波形参照)。そのため、図6に示す手順により磁気ヘ
ッドのウイグル検査が行われる。なお、図6は、制御装
置のウイグル検査の際の検査手順の流れ図である。
【0004】まず、ある検査トラックTRにヘッドを位
置決めして、この検査トラックTRをDCイレーズする
(ステップ101)、次に、検査トラックTR全体にデ
ィスク1回転分所定のテスト符号を書込む(ステップ1
02)。そして、トラックTRについて1回転(1トラ
ック分)の平均出力電圧を測定して、メモリに記憶する
(ステップ103)。なお、1トラック分の平均出力電
圧の検出は、図5(b)の読出信号電圧Vを測定するた
めに各ピークに対応するピーク追従型の検出回路により
正側ピークと負側ピークに追従する読出電圧を検出する
ことで行われる。平均出力電圧を測定は、このピーク追
従型の検出回路により検出される電圧値から求められ
る。次に、ステップ104においてm回測定したかの判
定をし、m回の測定が終了していないときには、ステッ
プ102へと戻り、所定のテスト符号を書込み、同様な
動作をm回繰り返す。なお、この場合のmは、通常、5
0〜100回程度である。
【0005】m回の繰り返し測定が終了すると、メモリ
には、検査トラックTRについてのそれぞれの回ごとの
平均出力電圧の測定値が記憶されている。そこで、この
m回の測定データから、統計処理により各測定値のばら
つきσを算出し、最大値と最小値とを検出し、平均値を
算出して(ステップ105)、ウイグル判定処理におい
て各算出値が所定の基準値の範囲にあるか否かが判定さ
れる(ステップ106)。このようにして磁気ヘッドの
ウイグル検査が行われ、前記のステップ105の各判定
の結果の組み合わせにより磁気ヘッドの合否が決定され
る。
【0006】なお、MRヘッド(磁気抵抗効果ヘッド)
についてのピーク追従型の検出回路の一例を示せば、図
7のような回路である。図では、負側のピーク追従型の
検出回路は省略してある。これは、差動アンプで構成さ
れる読出アンプ(AMP)30から逆相側の出力を受け
るだけで、回路構成が実質的に同じであるからである。
正側のピーク追従型の検出回路30につてい簡単に説明
すると、読出アンプ31からの正相側の出力をコンパレ
ータ(COMP)32で受けて出力側に設けられたコン
デンサCの電圧と入力電圧との差に応じた電流をトラン
ジスタTr1を介してカレントミラー33の入力トラン
ジスタTr2に加える。そして、カレントミラー33の
出力トランジスタTr3によりコンデンサCを充電す
る。あるいは、コンデンサCの電荷を電流源34による
電流iにより放電する。これによりコンデンサCの電圧
をコンパレータ31の入力電圧に追従するような電圧と
して、コンデンサCの端子に得る。なお、このコンデン
サCの電圧は、オペアンプで構成されるボルテージフォ
ロア35を介してA/D変換回路36に加えられてデジ
タル値として制御装置等に出力される。このような回路
により検出される電圧は、図8に示すような波形の各ピ
ークに追従する電圧となる。図中、点線で示す波形のV
pは、検出回路30の出力電圧であり、実線で示す波形
のViは、コンパレータ(COMP)32の入力波形で
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなウ
イグル検査方法にあっては、m回として50〜100回
程度の測定を繰り返さないと、磁気ヘッドの良否を判定
できるだけの情報が揃わない。特に、MRヘッドにおい
ては、図7に示したように、正極側の平均値と負極側の
平均値とをそれぞれに測定することが必要である。MR
ヘッドは、出力電圧の対称性までも判定の対象になるか
らである。このようなことからウイグル検査に時間がか
かる問題がある。この発明の目的は、このような従来技
術の問題点を解決するものであって、短時間にウイグル
検査ができる磁気ヘッドのウイグル特性検査方法および
検査装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るためのこの発明は、ウイグル特性検査方法および検査
装置の特徴は、磁気ディスクの任意のトラックをn個
(nは2以上の整数)の領域に分割して、トラック全体
に所定のテスト符号を書込んだ後に、分割されたn個の
領域の先頭側においてテスト符号を所定期間の間書込ん
だ後に先に書込んであるテスト符号を読出して、そのピ
ークについての出力電圧の平均値をn個の領域対応に得
る測定をm回(mは2以上の整数)繰り返し、m回の測
定の任意の1回の測定におけるテスト符号あるいはこの
測定とは別に前記所定のテスト符号を書込んだ後にこの
テスト符号を前記トラック1周分読出して出力電圧の平
均値とn個の領域のそれぞれ出力電圧の平均値との比を
補正係数としてn個の領域対応に得て、m回の測定にお
けるm×n個あるいは残りのm−1回の測定値における
(m−1)×n個の出力電圧の平均値に対してn個の領
域対応の前記出力電圧の平均値についてその領域対応す
る補正係数により補正した値を得て、得られた値に基づ
いて磁気ヘッドのウイグル特性の検査を行うものであ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】このように、テスト符号を書込む
検査トラックをn個に分割し、書込を分割領域の先頭側
で行い、その後に前に書かれたテスト符号を読出すこと
ことで、1回の測定でウイグル測定に必要なn個の出力
電圧の平均値が得られる。これによりn−1個分、測定
回数を低減させることができる。しかし、このとき得ら
れるn個に分割した各領域の出力電圧の平均値は、従来
のトラック1周分の出力電圧の平均値のように多くのデ
ータから得られる平均値ではないので、磁気ディスクの
磁性膜の不均衡等により生じる出力変動の影響、いわゆ
るモジュレーションを受け易い。そのため、このままで
は正確な出力電圧の平均値データとしては使用できな
い。
【0010】そこで、m回の測定のいずれか1回の測定
値あるいは別個にモジュレーションの影響を排除するよ
うな補正係数を分割されたn個の各領域対応に求める。
この場合の補正係数は、検査トラックTR全体の出力電
圧の平均値と各分割領域の平均電圧値との比になる。こ
のような補正係数をm回の測定におけるm×n個あるい
は残りの(m−1)×n個の出力電圧の平均値に対して
n個の分割領域対応に補正する。このようにすること
で、各分割領域の出力電圧の平均値を従来と同様な出力
電圧の平均値として扱うことができる。その結果、測定
回数mを少なくしても、理論的にはm×n倍あるいは
(m−1)×n倍のデータを得ることができ、その分、
実際上のウイグル検査時間を短くすることができる。
【0011】
【実施例】図1は、この発明の磁気ヘッドのウイグル特
性検査方法を適用した検査装置のブロック図、図2は、
その検査処理のフローチャート、図3は、書込/読出信
号とモジュレーションとディスクの状態との関係の説明
図であって、(a)は、磁気ディスクの検査トラックの
読出電圧についての説明図、(b)は、磁気ディスクの
検査トラックにおける書込/読出領域の説明図、図4
は、分割領域の書込/読出を説明するためのタイミング
信号と動作説明図であって、(a)は、そのインデンク
ス信号の説明図、(b)は、書込制御信号の説明図、
(c)は、書込と読出と分割領域の説明図、(d)は、
各分割領域についての補正係数の説明図である。図1に
おいて、1は、磁気ヘッドであり、書込用のインダクテ
ィブ薄膜ヘッド1aと読出用のMRヘッド1bとからな
る。薄膜ヘッド1aは、書込/読出制御回路2における
書込回路2aを介して書込データ作成回路3からのテス
ト符号のデータを受けて磁気ディスク20(以下ディス
ク20)の所定の検査トラックTRにテスト符号を書込
む。なお、21は、ディスク20を回転させるスピンド
ルモータであり、22は、ディスク20の回転基準信号
と回転量を角度信号としてパルスで出力するエンコーダ
(ENC)である。
【0012】4は、書込データメモリであって、制御装
置5からの制御信号STに応じて書込データ作成回路3
がアクセスして指定されたテスト符号に対応する所定の
テストデータを読出し、書込アンプ2aへと送出する。
6は、ヘッド駆動機構であり、ディスク20のトラック
への磁気ヘッド1を移動させるキャリッジ等の位置決め
機構を含むものである。MRヘッド1bは、検査トラッ
クTRから書込まれたテスト符号を書込/読出制御回路
2における読出回路2bにより読出して、ここで増幅さ
れた信号は、ローパスフィルタ(LPF)7を経て高周
波ノイズ成分が除去され、差動アンプ(AMP)8によ
り増幅されて位相が180度相違する2つの信号として
出力される。ここでの読出回路2bとローパスフィルタ
(LPF)7と差動アンプ(AMP)8との構成が図7
におけるアンプ31に対応している。差動アンプ(AM
P)8の正相と逆相の出力信号は、図7で述べたピーク
追従型の検出回路9に入力される。
【0013】ピーク追従型の検出回路9は、正側ピーク
に追従する正極ピーク追従検出回路9aと負極ピーク追
従検出回路9bとからなり、正極ピーク追従検出回路9
aが正相側出力を差動アンプ8から受け、負極ピーク追
従検出回路9bが逆相側出力を差動アンプ8から受け
る。それぞれの出力電圧値は、A/D変換回路(A/
D)10aと10bにそれぞれ入力され、タイミング信
号発生回路12からのサンプリング信号SLに応じてそ
れぞれの信号が所定の周期でサンプリングされ、メモリ
回路11a,11bに取込まれる。なお、タイミング信
号発生回路12は、サンプリング信号SLをエンコーダ
(ENC)22からのディスクの回転量を示すパルスあ
るいはこれに同期して生成した内部クロックを分周する
形で発生するピークに対応させて発生する。メモリ回路
11a,11bは、内部にアドレスカウンタを有してい
て、タイミング信号発生回路12からの取込制御信号S
Eに応じてアドレスカウンタをインクリメントしながら
順次A/D変換された正極ピーク値の電圧値、例えば、
8ビットをメモリ回路11aが内部メモリの各アドレス
に記憶していき、A/D変換された負極ピーク値の電圧
値、例えば、8ビットをメモリ回路11bが内部メモリ
の各アドレスに記憶していく。
【0014】タイミング信号発生回路12は、エンコー
ダ22からあるインデックス信号を受けてから次のイン
デックス信号を受けたときにディスク20が1回転した
ものとして、制御信号S1を制御装置5に送出する。制
御装置5は、タイミング信号発生回路12からの制御信
号S1に応じてメモリ回路11a,11bに記録された
1トランク分(ディスク1回転分)の正極,負極ピーク
値の電圧値を読込み、ウイグル検査を行う。さらに、タ
イミング信号発生回路12は、制御装置5からの制御信
号S2,S3に応じて動作する。制御信号S2は、補正係
数採取のときに発生する制御信号であり、制御信号S3
は、ウイグル検査処理を行うときの制御信号である。
【0015】まず、タイミング信号発生回路12が制御
装置5から制御信号S2を受けたときには、タイミング
信号発生回路12は、書込/読出制御回路2と書込デー
タ作成回路3とに所定の制御信号を送出して、インデン
クス信号INDEX(図4(a)参照)に応じてテスト
符号を検査トラックTRに対して1トラック分書込み、
次に1トラック分のテスト符号を読出す制御をする。ま
た、タイミング信号発生回路12が制御装置5から制御
信号S3を受けたときには、書込/読出制御回路2と書
込データ作成回路3とに図4(b)に示す書込制御信号
WSをインデンクス信号INDEX(図4(a)参照)
に応じて送出する。この書込制御信号WSは、t期間の
間、HIGHレベル(以下“H”)の信号であり、(周
期Tで1回転にn個発生する(図4(b)参照)。
【0016】書込データ作成回路3は、書込制御信号W
Sを受けたときには、書込制御信号WSが“H”の期間t
の間テスト符号を書込/読出制御回路2に送出する。書
込/読出制御回路2は、書込制御信号WSを受けたとき
には、書込制御信号WSが“H”の期間tに書込データ
作成回路3から受けたテスト符号をディスク20のトラ
ックに書込む。また、書込/読出制御回路2は、書込制
御信号WSがLOWレベル(以下“L”)の期間、トラ
ックからデータを読出す。その結果、書込制御信号WS
に応じてディスク20の検査トラックTRには、図4
(c)に示すように、書込期間tと読出期間(T−t)
とが周期Tで繰り返される分割領域R1,R2,…,Rn
が生成される(図3(b)参照)。
【0017】制御装置5は、検査トラックTR全体にテ
スト符号を書込み、所定の補正係数を求めた後に、前記
の制御信号S2をタイミング信号発生回路12に送出し
て分割領域R1,R2,…,Rnに対して書込と読出を行
わせて、各分割領域の読出信号の電圧値を得る。タイミ
ング信号発生回路12は、インデックス信号INDEX
に応じてn個の書込制御信号WSを発生することで分割
領域R1,R2,…,Rnに対して書込と読出を行い、メ
モリ回路11a,11bにn個に分割された各領域につ
いての読出信号に追従する、図8の点線で示す読出電圧
データを記憶する。このような処理を行うために、制御
装置5は、MPU(マイクロプロセッサ)51とメモリ
52とディスプレイ53等がバス54を介して相互に接
続され、さらに、メモリ回路11a,11bもバス54
に接続されている。メモリ52には、分割領域補正係数
算出プログラム52aとウイグル検査プログラム52
b、補正係数データ領域52c等を有している。
【0018】MPU51は、分割領域補正係数算出プロ
グラム52aを実行して、次のような処理をする。ま
ず、MPU51は、ヘッド駆動機構6を制御して検査ト
ラックTRに磁気ヘッド1を位置決めして検査トラック
TRをDCイレーズしてこのトラックのデータを消去す
る。次に、制御信号STを書込みデータ作成回路3に送
出し、所定のテスト符号を選択させる。そして、制御装
置5からの制御信号S2をタイミング信号発生回路12
に送出して検査トラックTR全体にテスト符号を書込
み、検査トラックTR全体の読出電圧をメモリ回路11
a,11bから得る。このときの読出電圧をアナログ値
として部分的に示したのが、図3(a)である。Pが正
極側の追従読出電圧であり、Nが負極側の追従読出電圧
値である。それぞれのピーク値の追従電圧には、うねり
(モジュレーション)がある。なお、波形Fは、LPF
7の出力であり、PMは、正極側の1トラック分の平均
値、NMは、負極側の1トラック分の平均値である。
【0019】そこで、MPU51は、メモリ回路11
a,11bをアクセスして、そのデータを読出して、正
極側の追従電圧Pの検査トラックTRの1トラックの平
均電圧値PMと、負極側の追従電圧Nの検査トラックTR
の1トラックの平均電圧値NMとを算出してメモリ52
に記憶する。次に、n個の書込制御信号WSにより分割
される各領域R1,R2,…,Rnごとの追従電圧Pの平
均電圧値P1,P2,…,Pnと、n個の書込制御信号WS
により分割される各領域R1,R2,…,Rnごとの追従
電圧Nの平均電圧値N1,N2,…,Nnとを算出してメ
モリ52に記憶する。そして、ぞれぞれについて検査ト
ラックTRの1トラックの平均電圧値と各分割領域の平
均電圧値との比を補正係数として領域R1についてはPM
/P1,NM/N1,P2については、PM/P2,NM/N2
…,PnについてはPM/PP,NM/NPをそれぞれ算出
してメモリ52の補正係数データ領域52cに記憶す
る。
【0020】また、MPU51は、ウイグル検査プログ
ラム52bを実行して、次のような処理をする。まず、
制御信号STを書込みデータ作成回路3に送出し、所定
のテスト符号を選択させる。そして、制御装置5からの
制御信号S3をタイミング信号発生回路12に送出して
タイミング信号発生回路12に書込制御信号WSを発生
させ、この信号に応じてディスク20の検査トラックT
Rの各分割領域R1の先頭部分に期間tに亙ってテスト符
号を書込み、テスト符号を書込んだ後に即座に書込制御
信号WSの“L”の期間において先の分割領域補正係数
算出プログラム52aを実行して書込まれたテスト符号
のうち(T−t)期間におけるテスト符号を読出す。こ
れを各分割領域R2,…,Rnについて順次行う。その結
果として、ディスク1の検査トラックTRは、図3
(b)のように状態になる。そして、検査トラックTR
の1回の検査値について記憶されたメモリ回路11a,
11bのデータをアクセスして、分割領域R1,R2,
…,Rnに対応してそれぞれの正極側の各分割領域R1,
…,Rnの平均電圧値PV1,PV2,…,PVnと、負極側
の各分割領域R1,…,Rnの平均電圧値NV1,NV2,
…,NVnとを得て、それぞれについて各領域に対応する
補正係数PM/P1,NM/N1,PM/P2,NM/N2…,
PM/Pn,NM/Nnを掛けることで補正した平均電圧値
*PV1,*PV2,…,*PVnと、*NV1,*NV2,…,
*NVnとを各分割領域R1,…,Rnについて得て、これ
をメモリ52の所定の領域に記憶する。
【0021】このような測定をこれをm回繰り返すこと
で、正極側と負極側とに対応してn×m個の補正された
平均電圧値データを得る。こうして得られた各分割領域
R1,R2,…,Rnの平均値電圧データ*PV1,*PV
2,…,*PVnと、平均値電圧データ*NV1,*NV2,
…,*NVnとについて、従来と同様に、検査トラックT
Rの平均値PM,NMからのばらつきσ、最大値と最小値
とが所定の出力範囲に入っているか、各分割領域電圧出
力の平均値はある値以上となっているかの判定を行い、
ウイグル検査を行う。なお、ここでの判定の基準となる
各基準データは、実際の実験値や経験値に従って適切な
値を採用するとよい。
【0022】次に、制御装置5のウイグル検査処理の全
体的な手順について説明する。図2は、その処理の流れ
図であって、まず、MPU51は、メインプログラムを
実行して、分割領域補正係数算出プログラム52aをコ
ールし、次にこれを実行して、検査トラックTRにヘッ
ドを位置決めし(ステップ201)、検査トラックTR
をDCイレーズする(ステップ202)。次に、制御信
号S2を出力して、検査トラックTR、1トラック分にテ
スト符号を書込み(ステップ203)、検査トラックT
Rからテスト符号を読出す(ステップ204)。そし
て、各分割領域R1,R2,…,Rnについて補正係数を
算出する(ステップ205)。
【0023】続いて、MPU51は、ウイグル検査プロ
グラム52bをコールして実行して、制御信号S3を発
生して各分割領域R1,R2,…,Rnの先頭位置でテス
ト符号を書込んで、その後に読出すことで、各分割領域
R1,R2,…,Rnの読出電圧の取込み(ステップ20
6)、各分割領域R1,R2,…,Rnについて平均電圧
値を算出し(ステップ207)、各分割領域R1,R2,
…,Rnについて平均電圧値を補正し(ステップ20
8)、各補正値をメモリに記憶する(ステップ20
9)。そして、測定回数がmか否か判定することで、測
定終了か否かの判定をする(ステップ210)。この判
定で、測定回数がm回に至っていないときには、NOと
なり、ステップ206へと戻る。
【0024】このようにしてm回の測定が終了すると、
YESとなり、各分割領域R1,R2,…,Rnの補正さ
れた平均電圧値について、ばらつきσ、最大値、最小
値、平均値がそれぞれ算出されて(ステップ211)、
それぞれについて設けられた所定の基準値と比較するウ
イグル判定に入り(ステップ212)、判定結果をディ
スプレイ54等に出力して(ステップ213)、この処
理を終了する。なお、前記のm回の測定としては、分割
数n=16とした場合に従来100回程度の測定につい
ては、7回の測定でのウイグル検査が可能になる。これ
によりウイグル検査の時間が大きく短縮される。
【0025】以上説明してきたが、実施例では、補正係
数を最初の測定で得るようにしているが、最初からDC
イレーズして検査トラックTR全体にテスト符号を書込
んでウイグル測定のデータを採取しておき、それをメモ
リに記憶するようにすれば、途中で検査トラックTRを
DCイレーズして検査トラックTR全体にテスト符号を
書込んで補正係数を採取することができ、また、最後に
同様な手順で補正係数を採取してもよい。このようにし
て採取した補正係数により記憶済みの各分割領域の読出
電圧の平均値に対して補正処理をしてウイグル検査の判
定を行ってもよい。 また、各分割領域の先頭位置で書
込みを行う時間tは、特定の時間ではなく、任意に設定
することができ、先頭位置は、読出領域が多く採れる限
りは、多少ずれていてもよく、読出に対して書込が先頭
側にあればよい。
【0026】
【発明の効果】以上の説明のとおり、この発明にあって
は、テスト符号を書込む検査トラックをn個に分割し、
書込を分割領域の先頭側で行い、その後に前に書かれた
テスト符号を読出すことことで、1回の測定でウイグル
測定に必要なn個の出力電圧の平均値が得られ、さらに
モジュレーションの影響を排除するために補正係数によ
り補正しているので、各分割領域の出力電圧の平均値を
従来と同様な出力電圧の平均値として扱うことができ
る。その結果、測定回数mを少なくしても、理論的には
m×n倍あるいは(m−1)×n倍のデータを得ること
ができ、その分、実際上のウイグル検査時間を短くする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の磁気ヘッドのウイグル特性
検査方法を適用した検査装置のブロック図である。
【図2】図2は、その検査処理のフローチャートであ
る。
【図3】図3は、書込/読出信号とモジュレーションと
ディスクの状態との関係の説明図であって、(a)は、
磁気ディスクの検査トラックの読出電圧についての説明
図、(b)は、磁気ディスクの検査トラックにおける書
込/読出領域の説明図である。
【図4】図4は、分割領域の書込/読出を説明するため
のタイミング信号と動作説明図であって、(a)は、そ
のインデンクス信号の説明図、(b)は、書込制御信号
の説明図、(c)は、書込と読出と分割領域の説明図、
(d)は、各分割領域についての補正係数の説明図であ
る。
【図5】図5は、一般的な読出信号のウイグルについて
の説明図であって、(a)は、書込信号の説明図、
(b)は、読出信号の説明図である。
【図6】 図6は、従来のウイグル検査処理のフローチ
ャートである。
【図7】 図7は、ピーク追従型回路の一例の説明図で
ある。
【符号の説明】
1…磁気ヘッド、1a…インダクティブ薄膜ヘッド、1
b…MRヘッド、2…書込/読出制御回路、2a…書込
回路、2b…読出回路、3…書込データ作成回路、4…
書込データメモリ、5…制御装置、6…再生アンプ、7
…ローパスフィルタ(LPF)、8…アンプ、9…ピー
ク追従型の検出回路、9a…正極ピーク追従検出回路、
9b…負極ピーク追従検出回路、10a,10b…A/
D変換回路(A/D)、11a,11b…メモリ回路、
12…タイミング信号発生回路、20…磁気ディスク、
21…スピンドルモータ、22…エンコーダ、51…M
PU(マイクロプロセッサ)、52…メモリ、52a…
分割領域補正係数算出プログラム、52b…ウイグル検
査プログラム、52c…補正係数データ領域、53…デ
ィスプレイ、54…バス。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年4月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の磁気ヘッドのウイグル特性
検査方法を適用した検査装置のブロック図である。
【図2】図2は、その検査処理のフローチャートであ
る。
【図3】図3は、書込/読出信号とモジュレーションと
ディスクの状態との関係の説明図であって、(a)は、
磁気ディスクの検査トラックの読出電圧についての説明
図、(b)は、磁気ディスクの検査トラックにおける書
込/読出領域の説明図である。
【図4】図4は、分割領域の書込/読出を説明するため
のタイミング信号と動作説明図であって、(a)は、そ
のインデンクス信号の説明図、(b)は、書込制御信号
の説明図、(c)は、書込と読出と分割領域の説明図、
(d)は、各分割領域についての補正係数の説明図であ
る。
【図5】図5は、一般的な読出信号のウイグルについて
の説明図であって、(a)は、書込信号の説明図、
(b)は、読出信号の説明図である。
【図6】 図6は、従来のウイグル検査処理のフローチ
ャートである。
【図7】 図7は、ピーク追従型回路の一例の説明図で
ある。
【図8】 図8は、ピーク追従型回路の動作を説明する
ための波形図である。
【符号の説明】 1…磁気ヘッド、1a…インダクティブ薄膜ヘッド、1
b…MRヘッド、2…書込/読出制御回路、2a…書込
回路、2b…読出回路、3…書込データ作成回路、4…
書込データメモリ、5…制御装置、6…再生アンプ、7
…ローパスフィルタ(LPF)、8…アンプ、9…ピー
ク追従型の検出回路、9a…正極ピーク追従検出回路、
9b…負極ピーク追従検出回路、10a,10b…A/
D変換回路(A/D)、11a,11b…メモリ回路、
12…タイミング信号発生回路、20…磁気ディスク、
21…スピンドルモータ、22…エンコーダ、51…M
PU(マイクロプロセッサ)、52…メモリ、52a…
分割領域補正係数算出プログラム、52b…ウイグル検
査プログラム、52c…補正係数データ領域、53…デ
ィスプレイ、54…バス。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気ディスクの任意のトラックをn個(n
    は2以上の整数)の領域に分割して、前記トラック全体
    に所定のテスト符号を書込んだ後に、分割された前記n
    個の領域の先頭側にテスト符号を所定期間の間書込んだ
    後に先に書込んである前記テスト符号を読出して、その
    ピークについての出力電圧の平均値を前記n個の領域対
    応に得る測定をm回(mは2以上の整数)繰り返し、前
    記m回の測定の任意の1回の測定におけるテスト符号あ
    るいはこの測定とは別に前記所定のテスト符号を書込ん
    だ後にこのテスト符号を前記トラック1周分読出して前
    記出力電圧の平均値と前記n個の領域のそれぞれ前記出
    力電圧の平均値との比を補正係数として前記n個の領域
    対応に得て、m回の測定におけるm×n個あるいは残り
    のm−1回の測定値における(m−1)×n個の前記出
    力電圧の平均値に対して前記n個の領域対応の前記出力
    電圧の平均値についてその領域対応する前記補正係数に
    より補正した値を得て、得られた値に基づいて磁気ヘッ
    ドのウイグル特性の検査を行う磁気ヘッドのウイグル特
    性検査方法。
  2. 【請求項2】前記補正係数は、前記トラックをDCイレ
    ーズし、前記トラック全体に所定のテスト符号を書込ん
    だ後に前記トラック1周分を読出すことで前記トラック
    1周分の前記出力電圧の平均値と前記n個の領域の平均
    値とを得て算出される請求項1記載の磁気ヘッドのウイ
    グル特性検査方法。
  3. 【請求項3】磁気ディスクと、 この磁気ディスクのトラックにテスト符号を書込み、こ
    のトラックに書込まれたテスト符号を読出す書込/読出
    回路と、 この書込/読出回路を制御して前記磁気ディスクのトラ
    ックをn個(nは2以上の整数)の領域に分割して先頭
    側の所定期間に書込みを行なった後に読出しを行う書込
    /読出制御回路と、 前記書込/読出回路から得られる読出信号のピークに追
    従する電圧信号を発生する検出回路と、 前記書込/読出制御回路を制御して、前記トラック全体
    に所定のテスト符号を書込んだ後に、分割された前記n
    個の領域の先頭側においてテスト符号を所定期間の間書
    込んだ後に先に書込んである前記テスト符号を読出し
    て、その出力電圧の平均値を前記検出回路から得て前記
    n個の領域対応に得る測定をm回(mは2以上の整数)
    繰り返し、前記m回の測定の任意の1回の測定における
    テスト符号あるいはこの測定とは別に前記所定のテスト
    符号を書込んだ後にこのテスト符号を前記トラック1周
    分読出して前記出力電圧の平均値と前記n個の領域のそ
    れぞれ前記出力電圧の平均値との比を補正係数として前
    記n個の領域対応に得て、m回の測定におけるm×n個
    あるいは残りのm−1回の測定値における(m−1)×
    n個の前記出力電圧の平均値に対して前記n個の領域対
    応の前記出力電圧の平均値についてその領域対応する前
    記補正係数により補正した値を得て、得られた値に基づ
    いて磁気ヘッドのウイグル特性の検査を行う制御装置と
    を備える磁気ヘッドのウイグル特性検査装置。
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