JPH10232406A - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
- Publication number
- JPH10232406A JPH10232406A JP5104097A JP5104097A JPH10232406A JP H10232406 A JPH10232406 A JP H10232406A JP 5104097 A JP5104097 A JP 5104097A JP 5104097 A JP5104097 A JP 5104097A JP H10232406 A JPH10232406 A JP H10232406A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulating
- insulating substrate
- insulating plate
- liquid crystal
- display device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の液晶表示装置は、絶縁板が一度の折曲
げで、絶縁板の一部を絶縁基板の上面に重ね合わせるよ
うにしたものであるため、重ね合わせ部分が広くなり、
装置全体が大型になる。 【解決手段】 本発明の液晶表示装置によれば、絶縁板
が絶縁基板の一面から他面上に導出され、絶縁板の一部
を絶縁基板の他面に接着したため、絶縁板の基部の支持
が確実で、以後の組立作業性を向上でき、生産性を向上
できる。
げで、絶縁板の一部を絶縁基板の上面に重ね合わせるよ
うにしたものであるため、重ね合わせ部分が広くなり、
装置全体が大型になる。 【解決手段】 本発明の液晶表示装置によれば、絶縁板
が絶縁基板の一面から他面上に導出され、絶縁板の一部
を絶縁基板の他面に接着したため、絶縁板の基部の支持
が確実で、以後の組立作業性を向上でき、生産性を向上
できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気機器、自動車
等においてデイスプレイとして用いられる液晶表示装置
に関する。
等においてデイスプレイとして用いられる液晶表示装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来におけるこの種の液晶表示装置は、
図7ー図10に示すように、液晶セル30は、二枚の矩
形状のガラスから成る絶縁基板31、32間に、液晶
(図示せず)を封入して構成され、また、前記絶縁基板
31、32上にはそれぞれ偏光板33、34が貼着され
た構成となっている。また、前記絶縁基板31は、図
8、9に示すように、他方の前記絶縁基板32と対向す
る一面、即ち、下面に多数の導電配線35が形成されて
いて、この引き回された導電配線35には、絶縁基板3
1の両端部31a、31bに沿って、多数の端子部35
aが設けられている。また、他方の絶縁基板32は、図
7、9に示すように、一方の前記絶縁基板31と対向す
る一面、即ち、上面に多数の導電配線36が形成されて
いて、この引き回された導電配線36には、絶縁基板3
2の端部32aに沿って、多数の端子部36aが設けら
れている。
図7ー図10に示すように、液晶セル30は、二枚の矩
形状のガラスから成る絶縁基板31、32間に、液晶
(図示せず)を封入して構成され、また、前記絶縁基板
31、32上にはそれぞれ偏光板33、34が貼着され
た構成となっている。また、前記絶縁基板31は、図
8、9に示すように、他方の前記絶縁基板32と対向す
る一面、即ち、下面に多数の導電配線35が形成されて
いて、この引き回された導電配線35には、絶縁基板3
1の両端部31a、31bに沿って、多数の端子部35
aが設けられている。また、他方の絶縁基板32は、図
7、9に示すように、一方の前記絶縁基板31と対向す
る一面、即ち、上面に多数の導電配線36が形成されて
いて、この引き回された導電配線36には、絶縁基板3
2の端部32aに沿って、多数の端子部36aが設けら
れている。
【0003】また、前記絶縁基板31に設けられた導電
配線35と端子部35aには、複数のICチップ37が
接続されている また、複数の比較的小片のフレキシブルな導出用の絶縁
体38には、その一面に複数の導電配線(図示せず)が
設けられていて、この導電配線には、複数個のICチッ
プ39が接続されると共に、この導電配線が絶縁基板3
2の導電配線36の端子部36aに接続されている。ま
た、図7、8に示すように、絶縁基板32の端部32a
側には、配線基板40が配設されており、この配線基板
40の両面には、液晶セル30からの電気接続を外部に
導出するための集合した導電配線(図示せず)が形成さ
れている。そして、前記絶縁体38に設けられた導電配
線が、配線基板40上の導電配線に接続されて、絶縁基
板32からの電気接続が配線基板40に導出されてい
る。
配線35と端子部35aには、複数のICチップ37が
接続されている また、複数の比較的小片のフレキシブルな導出用の絶縁
体38には、その一面に複数の導電配線(図示せず)が
設けられていて、この導電配線には、複数個のICチッ
プ39が接続されると共に、この導電配線が絶縁基板3
2の導電配線36の端子部36aに接続されている。ま
た、図7、8に示すように、絶縁基板32の端部32a
側には、配線基板40が配設されており、この配線基板
40の両面には、液晶セル30からの電気接続を外部に
導出するための集合した導電配線(図示せず)が形成さ
れている。そして、前記絶縁体38に設けられた導電配
線が、配線基板40上の導電配線に接続されて、絶縁基
板32からの電気接続が配線基板40に導出されてい
る。
【0004】また、絶縁基板31の両端部31a、31
bに沿って配設されたフレキシブルな一対の絶縁板41
は、特に、図10に示すように、矩形状をなした帯状の
広幅部41aと、この広幅部41aの一端41bの中央
から一体に突出した細幅部41cと、絶縁板41の一面
に形成された多数の導電配線42と、前記絶縁基板31
の導電配線35の端子部35aに対応し、前記広幅部4
1aの側部41dに沿って設けられた導電配線42から
の多数の端子部42aと、前記細幅部41cの側部41
eに沿って設けた導電配線42からの複数個の端子部4
2bとから構成されている。そして、絶縁板41は、多
数の端子部42aを外部接続するために、これを引き出
しするための多数の導電配線42を必要とし、これによ
って広幅部41aが必要で、また、端子部42bを設け
た細幅部41cは、多数の端子部42aが導電配線42
を介して集約して接続され、この集約されたものを、導
電配線42を介して端子部42bに導出するため、その
幅を細幅としている。
bに沿って配設されたフレキシブルな一対の絶縁板41
は、特に、図10に示すように、矩形状をなした帯状の
広幅部41aと、この広幅部41aの一端41bの中央
から一体に突出した細幅部41cと、絶縁板41の一面
に形成された多数の導電配線42と、前記絶縁基板31
の導電配線35の端子部35aに対応し、前記広幅部4
1aの側部41dに沿って設けられた導電配線42から
の多数の端子部42aと、前記細幅部41cの側部41
eに沿って設けた導電配線42からの複数個の端子部4
2bとから構成されている。そして、絶縁板41は、多
数の端子部42aを外部接続するために、これを引き出
しするための多数の導電配線42を必要とし、これによ
って広幅部41aが必要で、また、端子部42bを設け
た細幅部41cは、多数の端子部42aが導電配線42
を介して集約して接続され、この集約されたものを、導
電配線42を介して端子部42bに導出するため、その
幅を細幅としている。
【0005】そして、このような構成を有する絶縁板4
1は、広幅部41aに設けられた導電配線42の端子部
42aを、絶縁基板31の下面に設けられた導電配線3
5の端子部35aに対向させて、熱硬化型異方性導電体
(図示せず)によって、端子部42aと35aを電気的
に接続すると共に、絶縁板41と絶縁基板31を接着し
ている。そして、一対の絶縁板41は、絶縁基板31の
端部31a、31bに沿って、折り曲げ線M1(図10
参照)で折り曲げて折り曲げ部を形成すると共に、絶縁
板31の広幅部41aの一部を、絶縁基板31の上面に
重ね合わせている。また、折り曲げによって下向きにな
った細幅部41cの端子部42bは、配線基板40の導
電配線(図示せず)に接続された構成となっている。
1は、広幅部41aに設けられた導電配線42の端子部
42aを、絶縁基板31の下面に設けられた導電配線3
5の端子部35aに対向させて、熱硬化型異方性導電体
(図示せず)によって、端子部42aと35aを電気的
に接続すると共に、絶縁板41と絶縁基板31を接着し
ている。そして、一対の絶縁板41は、絶縁基板31の
端部31a、31bに沿って、折り曲げ線M1(図10
参照)で折り曲げて折り曲げ部を形成すると共に、絶縁
板31の広幅部41aの一部を、絶縁基板31の上面に
重ね合わせている。また、折り曲げによって下向きにな
った細幅部41cの端子部42bは、配線基板40の導
電配線(図示せず)に接続された構成となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の液晶表示装置
は、絶縁板41が一度の折曲げで、絶縁板41の一部を
絶縁基板31の上面に重ね合わせるようにしたものであ
るため、重ね合わせ部分が広くなり、装置全体が大型に
なる。また、この大型に伴い、絶縁基板31、配線基板
40等の材料費が高くなってコスト高になる。更に、絶
縁板41は、折り曲げられた一部が絶縁基板31上に載
置されただけであるため、絶縁板41のスプリングバッ
クにより、その一部全体が大きく立ち上がった状態とな
って、以後の組立に支障を来たし、生産性が悪くなると
言う問題がある。
は、絶縁板41が一度の折曲げで、絶縁板41の一部を
絶縁基板31の上面に重ね合わせるようにしたものであ
るため、重ね合わせ部分が広くなり、装置全体が大型に
なる。また、この大型に伴い、絶縁基板31、配線基板
40等の材料費が高くなってコスト高になる。更に、絶
縁板41は、折り曲げられた一部が絶縁基板31上に載
置されただけであるため、絶縁板41のスプリングバッ
クにより、その一部全体が大きく立ち上がった状態とな
って、以後の組立に支障を来たし、生産性が悪くなると
言う問題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の第1の解決手段として、少なくとも一面に複数個の導
電配線が設けられたフレキシブルな絶縁板と、少なくと
も一面に複数個の導電配線が設けられたガラス等から成
る絶縁基板とを備え、前記絶縁板の導電配線を、前記絶
縁基板の一面側で前記絶縁基板に設けられた導電配線に
接続し、前記絶縁板に、前記絶縁基板の端部に沿った第
1の折り曲げ部を設けて、絶縁板を前記絶縁基板の他面
上に導出し、且つ、該絶縁板の一部を前記絶縁基板の他
面に接着すると共に、絶縁板に第2の折り曲げ部を設け
て、絶縁板の残り部分を、接着された前記絶縁板の一部
上に重ね合わせるようにした構成とした。また、第2の
解決手段として、前記絶縁板の一部上に重ね合わされた
前記絶縁板の残り部分を、前記一部上に接着した構成と
した。また、第3の解決手段として、接着された前記残
り部分に、接着面と反対面である露出面に、絶縁性の接
着テープを貼着した構成とした。また、第4の解決手段
として、前記絶縁板に設けられた導電配線が、前記第2
の折り曲げ部において、この折り曲げ線に直角に施され
た構成とした。更に、第5の解決手段として、前記第2
の折り曲げ部に、間隔を置いて複数の孔を形成した構成
とした。
の第1の解決手段として、少なくとも一面に複数個の導
電配線が設けられたフレキシブルな絶縁板と、少なくと
も一面に複数個の導電配線が設けられたガラス等から成
る絶縁基板とを備え、前記絶縁板の導電配線を、前記絶
縁基板の一面側で前記絶縁基板に設けられた導電配線に
接続し、前記絶縁板に、前記絶縁基板の端部に沿った第
1の折り曲げ部を設けて、絶縁板を前記絶縁基板の他面
上に導出し、且つ、該絶縁板の一部を前記絶縁基板の他
面に接着すると共に、絶縁板に第2の折り曲げ部を設け
て、絶縁板の残り部分を、接着された前記絶縁板の一部
上に重ね合わせるようにした構成とした。また、第2の
解決手段として、前記絶縁板の一部上に重ね合わされた
前記絶縁板の残り部分を、前記一部上に接着した構成と
した。また、第3の解決手段として、接着された前記残
り部分に、接着面と反対面である露出面に、絶縁性の接
着テープを貼着した構成とした。また、第4の解決手段
として、前記絶縁板に設けられた導電配線が、前記第2
の折り曲げ部において、この折り曲げ線に直角に施され
た構成とした。更に、第5の解決手段として、前記第2
の折り曲げ部に、間隔を置いて複数の孔を形成した構成
とした。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明における液晶表示装置を図
1ー図6に示した一実施例で説明すると、図1は本発明
の液晶表示装置の平面図、図2はその液晶表示装置の裏
面図、図3はその液晶表示装置の背面図、図4は本発明
の液晶表示装置に係る絶縁板の平面図、図5はその絶縁
板の側面図、図6は本発明の液晶表示装置に係る絶縁板
の組立を説明するための説明図である。次に、本発明の
液晶表示装置を説明すると、液晶セル1は、二枚の矩形
状のガラスから成る絶縁基板2、3間に、液晶(図示せ
ず)を封入して構成され、また、前記絶縁基板2、3上
にはそれぞれ偏光板4、5が貼着された構成となってい
る。
1ー図6に示した一実施例で説明すると、図1は本発明
の液晶表示装置の平面図、図2はその液晶表示装置の裏
面図、図3はその液晶表示装置の背面図、図4は本発明
の液晶表示装置に係る絶縁板の平面図、図5はその絶縁
板の側面図、図6は本発明の液晶表示装置に係る絶縁板
の組立を説明するための説明図である。次に、本発明の
液晶表示装置を説明すると、液晶セル1は、二枚の矩形
状のガラスから成る絶縁基板2、3間に、液晶(図示せ
ず)を封入して構成され、また、前記絶縁基板2、3上
にはそれぞれ偏光板4、5が貼着された構成となってい
る。
【0009】また、前記絶縁基板2は、図1ー図3に示
すように、他方の前記絶縁基板3と対向する一面、即
ち、下面に多数の導電配線6が形成されていて、この引
き回された導電配線6には、絶縁基板2の両端部2a、
2bに沿って、多数の端子部6aが設けられている。ま
た、他方の絶縁基板3は、一方の前記絶縁基板2と対向
する一面、即ち、上面に多数の導電配線7が形成されて
いて、この引き回された導電配線7には、絶縁基板3の
端部3aに沿って、多数の端子部7aが設けられてい
る。
すように、他方の前記絶縁基板3と対向する一面、即
ち、下面に多数の導電配線6が形成されていて、この引
き回された導電配線6には、絶縁基板2の両端部2a、
2bに沿って、多数の端子部6aが設けられている。ま
た、他方の絶縁基板3は、一方の前記絶縁基板2と対向
する一面、即ち、上面に多数の導電配線7が形成されて
いて、この引き回された導電配線7には、絶縁基板3の
端部3aに沿って、多数の端子部7aが設けられてい
る。
【0010】また、前記絶縁基板2に設けられた導電配
線6と端子部6aには、複数のICチップ8が接続され
ている また、複数の比較的小片のフレキシブルな導出用の絶縁
体9には、その一面に複数の導電配線(図示せず)が設
けられていて、この導電配線には、複数個のICチップ
10が接続されると共に、この導電配線が絶縁基板3の
導電配線7の端子部7aに接続されている。また、図
1、図2に示すように、絶縁基板3の端部3a側には、
配線基板11が配設されており、この配線基板11の両
面には、液晶セル1からの電気接続を外部に導出するた
めの集合した導電配線(図示せず)が形成されている。
そして、前記絶縁体9に設けられた導電配線が、配線基
板11上の導電配線に接続されて、絶縁基板3からの電
気接続が配線基板11に導出されている。
線6と端子部6aには、複数のICチップ8が接続され
ている また、複数の比較的小片のフレキシブルな導出用の絶縁
体9には、その一面に複数の導電配線(図示せず)が設
けられていて、この導電配線には、複数個のICチップ
10が接続されると共に、この導電配線が絶縁基板3の
導電配線7の端子部7aに接続されている。また、図
1、図2に示すように、絶縁基板3の端部3a側には、
配線基板11が配設されており、この配線基板11の両
面には、液晶セル1からの電気接続を外部に導出するた
めの集合した導電配線(図示せず)が形成されている。
そして、前記絶縁体9に設けられた導電配線が、配線基
板11上の導電配線に接続されて、絶縁基板3からの電
気接続が配線基板11に導出されている。
【0011】また、絶縁基板2の両端部2a、2bに沿
って配設されたフレキシブルな一対の絶縁板12は、特
に、図4、図5に示すように、矩形状をなした帯状の広
幅部12aと、この広幅部12aの一端12bの中央か
ら一体に突出した細幅部12cと、広幅部12aの長手
方向の第2の折り曲げ線T2上に、間隔をおいて広幅部
12aに設けられた複数の矩形状の孔12dを有してい
る。また、前記絶縁板12の一面には、多数の導電配線
13と、前記絶縁基板2の導電配線6の端子部6aに対
応し、前記広幅部12aの側部12eに沿って設けられ
た導電配線13からの多数の端子部13aと、前記細幅
部41cの側部12fに沿って設けた導電配線13から
の複数個の端子部13bとが形成されている。また、こ
の導電配線13は、前記折り曲げ線T2に位置する部分
は、ここでは図示を省略しているが、この第2の折り曲
げ線T2に対して直角に導電配線13が施されていて、
これによって、配線用の金属の材料目に対して直角に折
り曲げるようにしている。
って配設されたフレキシブルな一対の絶縁板12は、特
に、図4、図5に示すように、矩形状をなした帯状の広
幅部12aと、この広幅部12aの一端12bの中央か
ら一体に突出した細幅部12cと、広幅部12aの長手
方向の第2の折り曲げ線T2上に、間隔をおいて広幅部
12aに設けられた複数の矩形状の孔12dを有してい
る。また、前記絶縁板12の一面には、多数の導電配線
13と、前記絶縁基板2の導電配線6の端子部6aに対
応し、前記広幅部12aの側部12eに沿って設けられ
た導電配線13からの多数の端子部13aと、前記細幅
部41cの側部12fに沿って設けた導電配線13から
の複数個の端子部13bとが形成されている。また、こ
の導電配線13は、前記折り曲げ線T2に位置する部分
は、ここでは図示を省略しているが、この第2の折り曲
げ線T2に対して直角に導電配線13が施されていて、
これによって、配線用の金属の材料目に対して直角に折
り曲げるようにしている。
【0012】そして、前記絶縁板12は、多数の端子部
13aを外部接続するために、これを引き出しするため
の多数の導電配線13を必要とし、これによって広幅部
12aが必要で、また、端子部13bを設けた細幅部1
2cは、多数の端子部13aが導電配線13を介して集
約して接続され、この集約されたものを、導電配線13
を介して端子部13bに導出するため、その幅を細幅と
している。また、絶縁板12には、図4、図5に示すよ
うに、3個の絶縁性の接着テープ14、15、16が貼
着されていて、一個目の接着テープ14は、絶縁板12
の導電配線13側において、第1の折り曲げ線T1と第
2の折り曲げ線T2との間で、第1の折り曲げ線T1に
沿って広幅部12aと細幅部12cとにわたって貼着さ
れている。また、2個目の接着テープ15は、絶縁板1
2の導電配線13側において、第2の折り曲げ線T2と
広幅部12aのもう一方の側部12gとの間で、第2の
折り曲げ線T2に沿って広幅部12aに貼着され、更
に、三個目の接着テープ16は、絶縁板12を介して接
着テープ15と対向する絶縁板12の反対面に貼着され
ている。
13aを外部接続するために、これを引き出しするため
の多数の導電配線13を必要とし、これによって広幅部
12aが必要で、また、端子部13bを設けた細幅部1
2cは、多数の端子部13aが導電配線13を介して集
約して接続され、この集約されたものを、導電配線13
を介して端子部13bに導出するため、その幅を細幅と
している。また、絶縁板12には、図4、図5に示すよ
うに、3個の絶縁性の接着テープ14、15、16が貼
着されていて、一個目の接着テープ14は、絶縁板12
の導電配線13側において、第1の折り曲げ線T1と第
2の折り曲げ線T2との間で、第1の折り曲げ線T1に
沿って広幅部12aと細幅部12cとにわたって貼着さ
れている。また、2個目の接着テープ15は、絶縁板1
2の導電配線13側において、第2の折り曲げ線T2と
広幅部12aのもう一方の側部12gとの間で、第2の
折り曲げ線T2に沿って広幅部12aに貼着され、更
に、三個目の接着テープ16は、絶縁板12を介して接
着テープ15と対向する絶縁板12の反対面に貼着され
ている。
【0013】そして、このような構成を有する絶縁板1
2の組立は、図6(A)に示すように、先ず、広幅部1
2aに設けられた導電配線13の端子部13aを、絶縁
基板2の下面に設けられた導電配線6の端子部6aに対
向させて、熱硬化型異方性導電体(図示せず)によっ
て、端子部13aと6aを電気的に接続すると共に、絶
縁板13と絶縁基板2を接着する。次に、図6(B)に
示すように、接着テープ14を剥がして接着剤を絶縁板
12に残した状態にし、この状態で、絶縁基板2の端部
2a、2bに沿って、一対のそれぞれの絶縁板12を、
第1の折り曲げ線T1(図4、図5参照)で折り曲げて
第1の折り曲げ部2hを形成すると共に、絶縁板12の
広幅部12aの一部を絶縁基板2の上面に重ね合わせ、
接着剤によって広幅部12aの一部を絶縁基板2の上面
に接着する。
2の組立は、図6(A)に示すように、先ず、広幅部1
2aに設けられた導電配線13の端子部13aを、絶縁
基板2の下面に設けられた導電配線6の端子部6aに対
向させて、熱硬化型異方性導電体(図示せず)によっ
て、端子部13aと6aを電気的に接続すると共に、絶
縁板13と絶縁基板2を接着する。次に、図6(B)に
示すように、接着テープ14を剥がして接着剤を絶縁板
12に残した状態にし、この状態で、絶縁基板2の端部
2a、2bに沿って、一対のそれぞれの絶縁板12を、
第1の折り曲げ線T1(図4、図5参照)で折り曲げて
第1の折り曲げ部2hを形成すると共に、絶縁板12の
広幅部12aの一部を絶縁基板2の上面に重ね合わせ、
接着剤によって広幅部12aの一部を絶縁基板2の上面
に接着する。
【0014】また、この第1の折り曲げによって、細幅
部12cの端子部13bは下向きとなって、細幅部12
cに残された接着剤により細幅部12cが配線基板11
に接着されると共に、端子部13bが配線基板11の導
電配線(図示せず)に対向した状態となり、そして、両
者を熱硬化型異方性導電体(図示せず)によって接続す
る。また、前記第1の折り曲げ部2hは、絶縁基板2の
端部2a、2bを覆うような大きな曲率半径であるた
め、折り曲げによる導電配線13の破損は生じない。
部12cの端子部13bは下向きとなって、細幅部12
cに残された接着剤により細幅部12cが配線基板11
に接着されると共に、端子部13bが配線基板11の導
電配線(図示せず)に対向した状態となり、そして、両
者を熱硬化型異方性導電体(図示せず)によって接続す
る。また、前記第1の折り曲げ部2hは、絶縁基板2の
端部2a、2bを覆うような大きな曲率半径であるた
め、折り曲げによる導電配線13の破損は生じない。
【0015】次に、図6(C)に示すように、接着テー
プ16を剥がして背着剤を絶縁板12に残した状態に
し、この状態で、絶縁基板2の端部2a、2bに沿っ
て、一対のそれぞれの絶縁板12を、第2の折り曲げ線
T2(図4、図5参照)で折り曲げて第2の折り曲げ部
2kを形成すると共に、絶縁板12の残り部分を、接着
された絶縁板12の一部上に重ね合わせて両者を接着す
る。そして、第2の折り曲げは、孔12dに沿って行わ
れるものであるため、その折曲げ作業がやり易くなる。
また、第2の折り曲げ部2kでの曲率半径は、第1の折
り曲げ部2hに比して小さくなるが、この第2の折り曲
げ部2kにおいては、導電配線13がこの折り曲げ線に
直角に施されているため、金属の材料目に直角な折り曲
げとなって、導電配線13は破損し無いようにしてい
る。
プ16を剥がして背着剤を絶縁板12に残した状態に
し、この状態で、絶縁基板2の端部2a、2bに沿っ
て、一対のそれぞれの絶縁板12を、第2の折り曲げ線
T2(図4、図5参照)で折り曲げて第2の折り曲げ部
2kを形成すると共に、絶縁板12の残り部分を、接着
された絶縁板12の一部上に重ね合わせて両者を接着す
る。そして、第2の折り曲げは、孔12dに沿って行わ
れるものであるため、その折曲げ作業がやり易くなる。
また、第2の折り曲げ部2kでの曲率半径は、第1の折
り曲げ部2hに比して小さくなるが、この第2の折り曲
げ部2kにおいては、導電配線13がこの折り曲げ線に
直角に施されているため、金属の材料目に直角な折り曲
げとなって、導電配線13は破損し無いようにしてい
る。
【0016】更に、図6(C)のように、絶縁板12の
広幅部12a同志の接着を行うと、絶縁板12の組立が
完了するが、この時、接着テープ15はそのままの状態
にして置く。これによって、接着面と反対面である露出
面に接着テープ15が残った状態となって、導電配線1
3の保護と、他部品との絶縁を図るようにしている。ま
た、上記実施例において、接着テープ16による広幅部
12a同志の接着は、場合によっては無くしても良い。
広幅部12a同志の接着を行うと、絶縁板12の組立が
完了するが、この時、接着テープ15はそのままの状態
にして置く。これによって、接着面と反対面である露出
面に接着テープ15が残った状態となって、導電配線1
3の保護と、他部品との絶縁を図るようにしている。ま
た、上記実施例において、接着テープ16による広幅部
12a同志の接着は、場合によっては無くしても良い。
【0017】
【発明の効果】本発明の液晶表示装置によれば、絶縁板
が絶縁基板の一面から他面上に導出され、絶縁板の一部
を絶縁基板の他面に接着したため、絶縁板の基部の支持
が確実で、以後の組立作業性を向上でき、生産性を向上
できる。また、絶縁板に第2の折り曲げ部を設けて、絶
縁板の残り部分を、接着された絶縁板の一部上に重ね合
わせるものであるため、広幅部の専有面積を小さくで
き、従って、小型化できると共に、絶縁基板等の材料を
少なくできて安価な液晶表示装置を提供できる。また、
絶縁基板の一部上に重ね合わされた残り部分を、この一
部上に接着することにより、残り部分が浮き上がること
が無く、以後の組立性を一層向上できる。また、接着面
と反対面である露出面に、絶縁性の接着テープを貼着す
ることによって、導電配線の保護と、他部品との絶縁を
図ることが出来る。また、第2の折り曲げ部に置いて、
折り曲げ部に直角に導電配線を施したものであるため、
金属の材料目に直角に折り曲げることが出来て、導電配
線の破損を無くすることが出来る。更に、第2の折り曲
げ部に、間隔を置いて複数の孔を設けることにより、折
り曲げ作業がやり易く、且つ、孔に沿ってバラツキの少
ない折り曲げを行うことが出来る。
が絶縁基板の一面から他面上に導出され、絶縁板の一部
を絶縁基板の他面に接着したため、絶縁板の基部の支持
が確実で、以後の組立作業性を向上でき、生産性を向上
できる。また、絶縁板に第2の折り曲げ部を設けて、絶
縁板の残り部分を、接着された絶縁板の一部上に重ね合
わせるものであるため、広幅部の専有面積を小さくで
き、従って、小型化できると共に、絶縁基板等の材料を
少なくできて安価な液晶表示装置を提供できる。また、
絶縁基板の一部上に重ね合わされた残り部分を、この一
部上に接着することにより、残り部分が浮き上がること
が無く、以後の組立性を一層向上できる。また、接着面
と反対面である露出面に、絶縁性の接着テープを貼着す
ることによって、導電配線の保護と、他部品との絶縁を
図ることが出来る。また、第2の折り曲げ部に置いて、
折り曲げ部に直角に導電配線を施したものであるため、
金属の材料目に直角に折り曲げることが出来て、導電配
線の破損を無くすることが出来る。更に、第2の折り曲
げ部に、間隔を置いて複数の孔を設けることにより、折
り曲げ作業がやり易く、且つ、孔に沿ってバラツキの少
ない折り曲げを行うことが出来る。
【図1】本発明の液晶表示装置の平面図。
【図2】本発明の液晶表示装置の裏面図。
【図3】本発明の液晶表示装置の背面図。
【図4】本発明の液晶表示装置に係る絶縁板の平面図。
【図5】本発明の液晶表示装置に係る絶縁板の側面図。
【図6】本発明の液晶表示装置に係る絶縁板の組立を説
明するための説明図。
明するための説明図。
【図7】従来の液晶表示装置の平面図。
【図8】従来の液晶表示装置の裏面図。
【図9】従来の液晶表示装置の背面図。
【図10】従来の液晶表示装置に係る絶縁板の平面図。
1 液晶セル 2 絶縁基板 2a 端部 2b 端部 3 絶縁基板 3a 端部 4、5 偏光板 6 導電配線 6a 端子部 7 導電配線 7a 端子部 8 ICチップ 9 絶縁体 10 ICチップ 11 配線基板 12 絶縁板 12a 広幅部 12b 一端 12c 細幅部 12d 孔 12e 側部 12f 側部 12g 側部 12h 折り曲げ部 12k 折り曲げ部 13 導電配線 13a 端子部 13b 端子部 14 接着テープ 15 接着テープ 16 接着テープ T1、T2 折り曲げ線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中川 泰蔵 東京都大田区雪谷大塚町1番7号 アルプ ス電気株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 少なくとも一面に複数個の導電配線が設
けられたフレキシブルな絶縁板と、少なくとも一面に複
数個の導電配線が設けられたガラス等から成る絶縁基板
とを備え、前記絶縁板の導電配線を、前記絶縁基板の一
面側で前記絶縁基板に設けられた導電配線に接続し、前
記絶縁板に、前記絶縁基板の端部に沿った第1の折り曲
げ部を設けて、絶縁板を前記絶縁基板の他面上に導出
し、且つ、該絶縁板の一部を前記絶縁基板の他面に接着
すると共に、絶縁板に第2の折り曲げ部を設けて、絶縁
板の残り部分を、接着された前記絶縁板の一部上に重ね
合わせるようにしたことを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項2】 前記絶縁板の一部上に重ね合わされた前
記絶縁板の残り部分を、前記一部上に接着したことを特
徴とする請求項1記載の液晶表示装置。 - 【請求項3】 接着された前記残り部分に、接着面と反
対面である露出面に、絶縁性の接着テープを貼着したこ
とを特徴とする請求項1、又は2記載の液晶表示装置。 - 【請求項4】 前記絶縁板に設けられた導電配線が、前
記第2の折り曲げ部において、この折り曲げ線に直角に
施されたことを特徴とする請求項1、又は2、又は3記
載の液晶表示装置。 - 【請求項5】 前記第2の折り曲げ部に、間隔を置いて
複数の孔を形成したことを特徴とする請求項1、又は
2、又は3、又は4記載の液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5104097A JPH10232406A (ja) | 1997-02-19 | 1997-02-19 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5104097A JPH10232406A (ja) | 1997-02-19 | 1997-02-19 | 液晶表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10232406A true JPH10232406A (ja) | 1998-09-02 |
Family
ID=12875699
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5104097A Pending JPH10232406A (ja) | 1997-02-19 | 1997-02-19 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10232406A (ja) |
-
1997
- 1997-02-19 JP JP5104097A patent/JPH10232406A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TW486922B (en) | Flexible wiring board, method of manufacturing flexible wiring board and display device equipped with flexible wiring board | |
JP2000020226A (ja) | 座標入力装置 | |
CN111556648B (zh) | 驱动芯片保护膜和显示装置 | |
JPH11288750A (ja) | フレキシブル配線基板の接合構造 | |
JPH10268333A (ja) | 液晶表示装置 | |
JP3424272B2 (ja) | 配線回路基板接続用フレキシブル基板 | |
JPH10232406A (ja) | 液晶表示装置 | |
JP3747484B2 (ja) | フィルム配線基板およびその接続構造 | |
JP4874612B2 (ja) | 液晶表示モジュール | |
JP2911082B2 (ja) | パネルの実装構造および実装方法 | |
JP3432504B2 (ja) | 表示装置 | |
JPH1152406A (ja) | 液晶表示装置 | |
JP2008185978A (ja) | 液晶モジュール | |
JP2929727B2 (ja) | Lcd駆動基板の固定保持構造 | |
CN111448539A (zh) | 触控显示屏及其制作方法以及显示设备 | |
JP2001284751A (ja) | フレキシブル配線基板およびそれを備えた表示モジュール | |
JPH0651285A (ja) | 液晶表示パネルユニット | |
JPH04264525A (ja) | 液晶表示装置 | |
JP2009158833A (ja) | フレキシブルプリント配線基板の接続構造 | |
JP2871346B2 (ja) | 実装型パッケージ | |
JP3825169B2 (ja) | 液晶表示装置の構造 | |
JP2005252134A (ja) | フィルム基板の接合方法およびフィルム基板の接合構造 | |
JP2857536B2 (ja) | 液晶表示装置の断線修復方法 | |
JPH07249850A (ja) | 可撓性接続配線部材 | |
JP2003167234A (ja) | 液晶表示パネルの駆動用チップ接続構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040315 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040511 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20040618 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040824 |