JPH10232136A - 車載用ナビゲーションシステム - Google Patents
車載用ナビゲーションシステムInfo
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- JPH10232136A JPH10232136A JP3529097A JP3529097A JPH10232136A JP H10232136 A JPH10232136 A JP H10232136A JP 3529097 A JP3529097 A JP 3529097A JP 3529097 A JP3529097 A JP 3529097A JP H10232136 A JPH10232136 A JP H10232136A
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- JP
- Japan
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- vehicle
- navigation system
- traveling
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- Telephonic Communication Services (AREA)
- Instructional Devices (AREA)
- Navigation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】走行中の自動車内での無線電話が、安全にかつ
便利に使用できるようなナビゲーションシステムを提供
する。 【解決手段】通話情報を受信する無線電話機と、車両の
位置を検出する位置検出手段と、位置検出手段により検
出された位置に対応する地図情報を読み出す読出手段
と、読出手段により読み出された地図情報を表示する表
示手段と、所定の条件に従って走行経路を探索する経路
探索手段とから構成された車載用ナビゲーションシステ
ムにおいて、無線電話機が通話情報を受信したことを検
出する受信検出手段と、受信検出手段が無線電話機によ
る通話情報の受信を検出した時に車両の現在位置付近の
安全に停車できる停車可能位置を探索する停車可能位置
探索手段とを備える。
便利に使用できるようなナビゲーションシステムを提供
する。 【解決手段】通話情報を受信する無線電話機と、車両の
位置を検出する位置検出手段と、位置検出手段により検
出された位置に対応する地図情報を読み出す読出手段
と、読出手段により読み出された地図情報を表示する表
示手段と、所定の条件に従って走行経路を探索する経路
探索手段とから構成された車載用ナビゲーションシステ
ムにおいて、無線電話機が通話情報を受信したことを検
出する受信検出手段と、受信検出手段が無線電話機によ
る通話情報の受信を検出した時に車両の現在位置付近の
安全に停車できる停車可能位置を探索する停車可能位置
探索手段とを備える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、車載用ナビゲーシ
ョンシステムに係り、特に、無線電話機と協働する車載
用ナビゲーションシステムに関する。
ョンシステムに係り、特に、無線電話機と協働する車載
用ナビゲーションシステムに関する。
【０００２】
【従来の技術】車載用電話機が普及し、自動車（車両）
内で通話する機会が増えている。しかし、車載用電話機
においては、車両の走行中に電話がかかってきて運転者
が応答することは安全運転上問題がある。このため例え
ば、車載用電話機では車両の走行状態を車速センサ等で
検知して、車両が走行中（又は所定の速度以上）の場合
には、電源を切断する等して受信不可能な状態にする等
の安全対策が提案されている。
内で通話する機会が増えている。しかし、車載用電話機
においては、車両の走行中に電話がかかってきて運転者
が応答することは安全運転上問題がある。このため例え
ば、車載用電話機では車両の走行状態を車速センサ等で
検知して、車両が走行中（又は所定の速度以上）の場合
には、電源を切断する等して受信不可能な状態にする等
の安全対策が提案されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】走行中には車載用電話
による通話を不可能にすることは安全対策上最良の方法
である。しかし、それでは車載用電話の機能が著しく制
限される。特に、送信した側には受信側の事情が全く判
らず、そのため、再度電話してもよいか否かの判断がで
きないという問題がある。また、携帯用電話では、車載
用電話のような走行中の自動電源切断といったことがで
きず、使用者が自ら電源を切るといった操作を行う必要
があった。
による通話を不可能にすることは安全対策上最良の方法
である。しかし、それでは車載用電話の機能が著しく制
限される。特に、送信した側には受信側の事情が全く判
らず、そのため、再度電話してもよいか否かの判断がで
きないという問題がある。また、携帯用電話では、車載
用電話のような走行中の自動電源切断といったことがで
きず、使用者が自ら電源を切るといった操作を行う必要
があった。
【０００４】本発明は、車両内における電話による通話
が適切に行われ、また電話の便利さも引き出すシステム
を提供することを目的とする。
が適切に行われ、また電話の便利さも引き出すシステム
を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、通話情報を受信する無線電話機と、車両の
位置を検出する位置検出手段と、前記位置検出手段によ
り検出された位置に対応する地図情報を読み出す読出手
段と、前記読出手段により読み出された地図情報を表示
する表示手段と、所定の条件に従って走行経路を探索す
る経路探索手段とから構成された車載用ナビゲーション
システムにおいて、前記無線電話機が前記通話情報を受
信したことを検出する受信検出手段と、前記受信検出手
段が前記無線電話機による前記通話情報の受信を検出し
た時に前記車両の現在位置付近の安全に停車できる停車
可能位置を探索する停車可能位置探索手段とを有するこ
とを特徴とするものである。
に本発明は、通話情報を受信する無線電話機と、車両の
位置を検出する位置検出手段と、前記位置検出手段によ
り検出された位置に対応する地図情報を読み出す読出手
段と、前記読出手段により読み出された地図情報を表示
する表示手段と、所定の条件に従って走行経路を探索す
る経路探索手段とから構成された車載用ナビゲーション
システムにおいて、前記無線電話機が前記通話情報を受
信したことを検出する受信検出手段と、前記受信検出手
段が前記無線電話機による前記通話情報の受信を検出し
た時に前記車両の現在位置付近の安全に停車できる停車
可能位置を探索する停車可能位置探索手段とを有するこ
とを特徴とするものである。
【０００６】また、前記停車可能位置情報が記録された
記録手段を備えたことを特徴とするものである。また、
無線送信される前記停車可能位置情報を受信する受信手
段を備えたことを特徴とするものである。また、前記車
両が走行中であることを検出する走行検出手段を備え、
前記受信検出手段が、前記無線電話機による前記通話情
報の受信を検出した時に、前記走行検出手段が前記車両
が走行中であることを検出すると、前記車両が走行中で
ある旨のメッセージを前記無線電話機により送信する走
行中メッセージ送信手段を備えたことを特徴とするもの
である。
記録手段を備えたことを特徴とするものである。また、
無線送信される前記停車可能位置情報を受信する受信手
段を備えたことを特徴とするものである。また、前記車
両が走行中であることを検出する走行検出手段を備え、
前記受信検出手段が、前記無線電話機による前記通話情
報の受信を検出した時に、前記走行検出手段が前記車両
が走行中であることを検出すると、前記車両が走行中で
ある旨のメッセージを前記無線電話機により送信する走
行中メッセージ送信手段を備えたことを特徴とするもの
である。
【０００７】また、前記車両が前記停車可能位置に到達
するに要する所要時間を算出する所要時間算出手段を備
え、前記走行中メッセージ送信手段は、前記所要時間算
出手段により算出された所要時間を前記メッセージに含
めて送信することを特徴とするものである。また、前記
所要時間算出手段により算出された所要時間が予め設定
された時間よりも長い時には、前記無線電話機の回線を
切断する回線切断手段を備えたことを特徴とするもので
ある。
するに要する所要時間を算出する所要時間算出手段を備
え、前記走行中メッセージ送信手段は、前記所要時間算
出手段により算出された所要時間を前記メッセージに含
めて送信することを特徴とするものである。また、前記
所要時間算出手段により算出された所要時間が予め設定
された時間よりも長い時には、前記無線電話機の回線を
切断する回線切断手段を備えたことを特徴とするもので
ある。
【０００８】また、前記所要時間算出手段により算出さ
れた所要時間が予め設定された時間よりも長い時には、
前記無線電話機の回線を切断する旨のメッセージを送信
する回線切断メッセージ送信手段を備えたことを特徴と
するものである。また、前記受信検出手段は、前記無線
電話機が前記通話情報受信時に送信する無線電話局への
返信信号を検出することを特徴とするものである。
れた所要時間が予め設定された時間よりも長い時には、
前記無線電話機の回線を切断する旨のメッセージを送信
する回線切断メッセージ送信手段を備えたことを特徴と
するものである。また、前記受信検出手段は、前記無線
電話機が前記通話情報受信時に送信する無線電話局への
返信信号を検出することを特徴とするものである。
【０００９】
【実施例】図１は本発明の一実施例の車載用ナビゲーシ
ョンシステムの構成を示すブロック図である。また図２
は本発明の一実施例の車載用ナビゲーションシステムの
制御部の行う処理を示すフローチャートである。以下、
図に従って説明する。１は目的地までの経路を所定の条
件で探索して地図上に表示し経路案内を行うナビゲーシ
ョン部で、ＧＰＳシステムや、車速センサ、方位センサ
等により自車の位置を検出する自立航行システム等から
なる位置検出部１１、地図情報（停車可能位置情報を含
む）が記録されたＣＤ−ＲＯＭの読取装置（ＣＤ−ＲＯ
Ｍドライブ）等からなる地図データベース１２、位置検
出部１１及び対応する地図データベース１２の地図情報
に基いて自車の位置を特定する処理、表示処理等を行う
マイクロコンピュータ等の制御部１３、地図情報を表示
する液晶表示器等からなる表示部１４、走行中に駐車場
情報等を取得するビーコン受信機１５で構成される。２
は車両に設置され一般の電話と無線接続された携帯電話
機で、通常の会話の他に制御部１３からの必要なメッセ
ージを相手側に送信する。そして、この携帯電話機２
は、ナビゲーション部１とコネクタ等により着脱可能と
なっている。尚、本実施例ではナビゲーション部１と着
脱可能な携帯電話機２を用いたが、車両に常設されたナ
ビゲーション部に常時接続された車載用電話機を用いる
ことも可能である。３は車両の走行速度を検出する車速
センサである。
ョンシステムの構成を示すブロック図である。また図２
は本発明の一実施例の車載用ナビゲーションシステムの
制御部の行う処理を示すフローチャートである。以下、
図に従って説明する。１は目的地までの経路を所定の条
件で探索して地図上に表示し経路案内を行うナビゲーシ
ョン部で、ＧＰＳシステムや、車速センサ、方位センサ
等により自車の位置を検出する自立航行システム等から
なる位置検出部１１、地図情報（停車可能位置情報を含
む）が記録されたＣＤ−ＲＯＭの読取装置（ＣＤ−ＲＯ
Ｍドライブ）等からなる地図データベース１２、位置検
出部１１及び対応する地図データベース１２の地図情報
に基いて自車の位置を特定する処理、表示処理等を行う
マイクロコンピュータ等の制御部１３、地図情報を表示
する液晶表示器等からなる表示部１４、走行中に駐車場
情報等を取得するビーコン受信機１５で構成される。２
は車両に設置され一般の電話と無線接続された携帯電話
機で、通常の会話の他に制御部１３からの必要なメッセ
ージを相手側に送信する。そして、この携帯電話機２
は、ナビゲーション部１とコネクタ等により着脱可能と
なっている。尚、本実施例ではナビゲーション部１と着
脱可能な携帯電話機２を用いたが、車両に常設されたナ
ビゲーション部に常時接続された車載用電話機を用いる
ことも可能である。３は車両の走行速度を検出する車速
センサである。
【００１０】先ず、ナビゲーション部１の動作について
説明する。位置検出部１１により検出した自車の位置デ
ータは制御部１３に送られる。制御部１３は自車の位置
に対応する地図データを地図データベース１２から読み
出し、当該地図と地図上における自車位置を示す自車マ
ークを表示部１４上に表示する。そして、制御部１３が
経路探索を行う場合には、現在地から目的地までを所定
の条件に従って（例えば、最短距離になるように）経路
探索を行い、探索した経路を表示部１４の地図上に表示
して経路案内を行う。この処理は通常のナビゲーション
システムによる経路案内と同じである。
説明する。位置検出部１１により検出した自車の位置デ
ータは制御部１３に送られる。制御部１３は自車の位置
に対応する地図データを地図データベース１２から読み
出し、当該地図と地図上における自車位置を示す自車マ
ークを表示部１４上に表示する。そして、制御部１３が
経路探索を行う場合には、現在地から目的地までを所定
の条件に従って（例えば、最短距離になるように）経路
探索を行い、探索した経路を表示部１４の地図上に表示
して経路案内を行う。この処理は通常のナビゲーション
システムによる経路案内と同じである。
【００１１】次に、携帯電話機に関連する動作について
図２の処理フローチャートを用いて述べる。本処理はナ
ビゲーションシステムが起動した（電源が入った）時点
から開始される。ステップＳ１では、通話を受信したか
否かを判断して受信すればステップＳ２に移り、受信し
なければ待機する。つまり、携帯電話機２と制御部１３
は信号線により有線接続（双方向とも）されており、こ
の信号線を介して携帯電話機２からの信号により携帯電
話機２が通話を受信したか否かを判断する。通話を受信
すると表示部１４の画面上に「受信あり」等のメッセー
ジを表示するようにしてもよい。尚、携帯電話機２と制
御部１３の間を有線で接続する代わりに、携帯電話機２
が通話を受信したときに携帯電話機２が無線電話局に発
信する電波（信号受信確認信号）をナビゲーション部１
（受信機を設ける）で受信して、通話を受信したか否か
を判断することも可能である。この場合、相手先へのメ
ッセージを送信する等の携帯電話機２を制御する機能を
持たせるためには、制御部１３から携帯電話機２への有
線接続（一方向のみ）は必要であるが、この機能が不要
の場合は有線接続は必要ない。
図２の処理フローチャートを用いて述べる。本処理はナ
ビゲーションシステムが起動した（電源が入った）時点
から開始される。ステップＳ１では、通話を受信したか
否かを判断して受信すればステップＳ２に移り、受信し
なければ待機する。つまり、携帯電話機２と制御部１３
は信号線により有線接続（双方向とも）されており、こ
の信号線を介して携帯電話機２からの信号により携帯電
話機２が通話を受信したか否かを判断する。通話を受信
すると表示部１４の画面上に「受信あり」等のメッセー
ジを表示するようにしてもよい。尚、携帯電話機２と制
御部１３の間を有線で接続する代わりに、携帯電話機２
が通話を受信したときに携帯電話機２が無線電話局に発
信する電波（信号受信確認信号）をナビゲーション部１
（受信機を設ける）で受信して、通話を受信したか否か
を判断することも可能である。この場合、相手先へのメ
ッセージを送信する等の携帯電話機２を制御する機能を
持たせるためには、制御部１３から携帯電話機２への有
線接続（一方向のみ）は必要であるが、この機能が不要
の場合は有線接続は必要ない。
【００１２】ステップＳ２では、車両が走行中であるか
否かを判断して走行中であればステップＳ３に移り、走
行中でなければ（停車中）処理を終える。つまり、制御
部１３は車速センサ３により自車速度を検出して走行中
であるか否かを判断する。尚、車両が停車中の場合は携
帯電話機２を使用しても安全上問題ないので、携帯電話
機２の制御を行わず通常の通話を可能とする。
否かを判断して走行中であればステップＳ３に移り、走
行中でなければ（停車中）処理を終える。つまり、制御
部１３は車速センサ３により自車速度を検出して走行中
であるか否かを判断する。尚、車両が停車中の場合は携
帯電話機２を使用しても安全上問題ないので、携帯電話
機２の制御を行わず通常の通話を可能とする。
【００１３】ステップＳ３では、走行中メッセージを携
帯電話機２に送信してステップＳ４に移る。つまり、制
御部１３は携帯電話機２を介して通話先に「只今走行中
です。停車するまでお待ち下さい」等のメッセージを送
出する。このメッセージは予め制御部１３内のメモリ等
に記録されている。ステップＳ４では、自車の位置を検
出してステップＳ５に移る。つまり、通常のナビゲーシ
ョンシステムによる位置検出と同様に位置検出部１１に
より自車の現在位置を検出する。
帯電話機２に送信してステップＳ４に移る。つまり、制
御部１３は携帯電話機２を介して通話先に「只今走行中
です。停車するまでお待ち下さい」等のメッセージを送
出する。このメッセージは予め制御部１３内のメモリ等
に記録されている。ステップＳ４では、自車の位置を検
出してステップＳ５に移る。つまり、通常のナビゲーシ
ョンシステムによる位置検出と同様に位置検出部１１に
より自車の現在位置を検出する。
【００１４】ステップＳ５では、自車位置付近の停車可
能位置を探索してステップＳ６に移る。つまり、ナビゲ
ーション部１により検出（特定）した車両の現在位置に
最も近い（予め経路探索により設定された走行経路上又
は走行方向で）サービスエリア、駐車場、ドライブイ
ン、ガソリンスタンド、コンビニエンスストア、道路脇
の駐車スペース等の安全に車両を一時停車できる場所
（位置）を探索する。この停車可能位置は地図データベ
ース１２に記録されている中から探索する。また、ビー
コン受信機１５でＶＩＣＳ情報として提供されている駐
車場情報を受信して、この情報を停車可能位置情報とし
て併用する。尚、高速道路を走行中は安全のためサービ
スエリア及びパーキングエリアの中から探索する。一般
道路を走行中は短時間ならば道路脇の駐車スペースでも
停車可能であるから、全停車可能位置から探索する。そ
のために、停車可能位置を予め複数のランク（例えば、
Ａランクはサービスパーキングエリア、駐車場、Ｂラン
クはドライブイン、ガソリンスタンド、コンビニエンス
ストア、Ｃランクは道路脇の駐車スペース等）に分けて
自車の走行状況に応じて探索条件（ランク）を変えるよ
うにする。
能位置を探索してステップＳ６に移る。つまり、ナビゲ
ーション部１により検出（特定）した車両の現在位置に
最も近い（予め経路探索により設定された走行経路上又
は走行方向で）サービスエリア、駐車場、ドライブイ
ン、ガソリンスタンド、コンビニエンスストア、道路脇
の駐車スペース等の安全に車両を一時停車できる場所
（位置）を探索する。この停車可能位置は地図データベ
ース１２に記録されている中から探索する。また、ビー
コン受信機１５でＶＩＣＳ情報として提供されている駐
車場情報を受信して、この情報を停車可能位置情報とし
て併用する。尚、高速道路を走行中は安全のためサービ
スエリア及びパーキングエリアの中から探索する。一般
道路を走行中は短時間ならば道路脇の駐車スペースでも
停車可能であるから、全停車可能位置から探索する。そ
のために、停車可能位置を予め複数のランク（例えば、
Ａランクはサービスパーキングエリア、駐車場、Ｂラン
クはドライブイン、ガソリンスタンド、コンビニエンス
ストア、Ｃランクは道路脇の駐車スペース等）に分けて
自車の走行状況に応じて探索条件（ランク）を変えるよ
うにする。
【００１５】ステップＳ６では、所要時間ｔ１を算出し
てステップＳ７に移る。つまり、ナビゲーション部１に
より検出（特定）した車両の現在位置と探索した最も近
い停車可能位置間の所要時間ｔ１を算出する。つまり、
ナビゲーション部１により現在位置と停車予定位置間の
距離を算出し、車速センサ３により検出した最新の平均
速度を基に所要時間ｔ１を算出する。また、平均速度を
ナビゲーション部１による直近の走行距離及び走行時間
に基いて算出してもよい。
てステップＳ７に移る。つまり、ナビゲーション部１に
より検出（特定）した車両の現在位置と探索した最も近
い停車可能位置間の所要時間ｔ１を算出する。つまり、
ナビゲーション部１により現在位置と停車予定位置間の
距離を算出し、車速センサ３により検出した最新の平均
速度を基に所要時間ｔ１を算出する。また、平均速度を
ナビゲーション部１による直近の走行距離及び走行時間
に基いて算出してもよい。
【００１６】ステップＳ７では、算出した所要時間ｔ１
が設定時間ｔ０よりも長いか否かを判断して所要時間ｔ
１が設定時間ｔ０よりも長いときはステップＳ８に移
り、所要時間ｔ１が設定時間ｔ０よりも短いときはステ
ップＳ１０に移る。つまり、通話相手に電話を接続した
まま待機してもらうか、電話を切るかの判断を行うため
の処理で、例えば、設定時間ｔ０を相手が待機可能な３
分間程度に設定しておく。
が設定時間ｔ０よりも長いか否かを判断して所要時間ｔ
１が設定時間ｔ０よりも長いときはステップＳ８に移
り、所要時間ｔ１が設定時間ｔ０よりも短いときはステ
ップＳ１０に移る。つまり、通話相手に電話を接続した
まま待機してもらうか、電話を切るかの判断を行うため
の処理で、例えば、設定時間ｔ０を相手が待機可能な３
分間程度に設定しておく。
【００１７】ステップＳ８では、回線切断メッセージを
送信してステップＳ９に移る。つまり、制御部１３は携
帯電話機２に対して通話先に「近くに停車できる場所が
ありません。電話を切らせて頂きます」等のメッセージ
を送信するように指示する。このメッセージは予め制御
部１３内のメモリ等に記録されている。尚、ステップＳ
６で算出した所要時間ｔ１を基に例えば、「５分後に再
度おかけ下さい」等のメッセージを追加してもよい。
送信してステップＳ９に移る。つまり、制御部１３は携
帯電話機２に対して通話先に「近くに停車できる場所が
ありません。電話を切らせて頂きます」等のメッセージ
を送信するように指示する。このメッセージは予め制御
部１３内のメモリ等に記録されている。尚、ステップＳ
６で算出した所要時間ｔ１を基に例えば、「５分後に再
度おかけ下さい」等のメッセージを追加してもよい。
【００１８】ステップＳ９では、電話回線を切断して処
理を終える。つまり、停車できる位置に行くのに設定時
間ｔ０以上かかり、先方の待ち時間も長く、また通話料
金もかかるので、制御部１３は携帯電話機２に対して回
線を切断するように指示する。ステップＳ１０では、待
ち時間メッセージを送信してステップＳ１１に移る。つ
まり、制御部１３は携帯電話機２に対して通話先にステ
ップＳ６で算出した所要時間ｔ１を例えば「約２分間お
待ち下さい」等のメッセージにして送信するように指示
する。このメッセージは制御部１３内でナビゲーション
部１の音声案内における音声合成処理を利用して発生さ
せればよい。
理を終える。つまり、停車できる位置に行くのに設定時
間ｔ０以上かかり、先方の待ち時間も長く、また通話料
金もかかるので、制御部１３は携帯電話機２に対して回
線を切断するように指示する。ステップＳ１０では、待
ち時間メッセージを送信してステップＳ１１に移る。つ
まり、制御部１３は携帯電話機２に対して通話先にステ
ップＳ６で算出した所要時間ｔ１を例えば「約２分間お
待ち下さい」等のメッセージにして送信するように指示
する。このメッセージは制御部１３内でナビゲーション
部１の音声案内における音声合成処理を利用して発生さ
せればよい。
【００１９】ステップＳ１１では、ナビゲーションの画
面に停車位置を表示して経路案内を行い処理を終える。
つまり、位置検出部１１により検出した現在位置から探
索した停車可能位置までの経路を表示部１４を使用して
経路案内する。以上のように本実施例では、走行中の車
両が安全に通話できる状態になるまでの待ち時間が送信
者にも判る。また、待ち時間が余りにも長いと回線を切
断することにより無駄な通話料金が節減できる。
面に停車位置を表示して経路案内を行い処理を終える。
つまり、位置検出部１１により検出した現在位置から探
索した停車可能位置までの経路を表示部１４を使用して
経路案内する。以上のように本実施例では、走行中の車
両が安全に通話できる状態になるまでの待ち時間が送信
者にも判る。また、待ち時間が余りにも長いと回線を切
断することにより無駄な通話料金が節減できる。
【００２０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では走行中
に電話がかかってくれば、安全に停車できる位置まで経
路案内が行われるので、迅速に安全な通話を行うことが
可能となる。また、車両が安全に通話できる状態になる
まで、送信者に現況を知らせて待機してもらうことによ
り、無理な車載用電話の使用がなくなり安全運転に効果
がある。
に電話がかかってくれば、安全に停車できる位置まで経
路案内が行われるので、迅速に安全な通話を行うことが
可能となる。また、車両が安全に通話できる状態になる
まで、送信者に現況を知らせて待機してもらうことによ
り、無理な車載用電話の使用がなくなり安全運転に効果
がある。
【図１】本発明の一実施例の車載用ナビゲーションシス
テムの構成を示すブロック図である。
テムの構成を示すブロック図である。
【図２】本発明の一実施例の車載用ナビゲーションシス
テムの制御部の行う処理を示すフローチャートである。
テムの制御部の行う処理を示すフローチャートである。
１・・・・ナビゲーション部、 １４・・・表示
部、１１・・・位置検出部、 １５・・・
ビーコン受信機、１２・・・地図データベース、
２・・・・携帯電話機、１３・・・制御部、
３・・・・車速センサ。
部、１１・・・位置検出部、 １５・・・
ビーコン受信機、１２・・・地図データベース、
２・・・・携帯電話機、１３・・・制御部、
３・・・・車速センサ。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｈ０４Ｍ 11/00 Ｈ０４Ｍ 11/00
Claims (8)
- 【請求項１】 通話情報を受信する無線電話機と、車両
の位置を検出する位置検出手段と、前記位置検出手段に
より検出された位置に対応する地図情報を読み出す読出
手段と、前記読出手段により読み出された地図情報を表
示する表示手段と、所定の条件に従って走行経路を探索
する経路探索手段とから構成された車載用ナビゲーショ
ンシステムにおいて、 前記無線電話機が前記通話情報を受信したことを検出す
る受信検出手段と、 前記受信検出手段が前記無線電話機による前記通話情報
の受信を検出した時に前記車両の現在位置付近の安全に
停車できる停車可能位置を探索する停車可能位置探索手
段とを有することを特徴とする車載用ナビゲーションシ
ステム。 - 【請求項２】 前記停車可能位置情報が記録された記録
手段を備えたことを特徴とする請求項１記載の車載用ナ
ビゲーションシステム。 - 【請求項３】 無線送信される前記停車可能位置情報を
受信する受信手段を備えたことを特徴とする請求項１記
載の車載用ナビゲーションシステム。 - 【請求項４】 前記車両が走行中であることを検出する
走行検出手段を備え、 前記受信検出手段が、前記無線電話機による前記通話情
報の受信を検出した時に、 前記走行検出手段が前記車両が走行中であることを検出
すると、前記車両が走行中である旨のメッセージを前記
無線電話機により送信する走行中メッセージ送信手段を
備えたことを特徴とする請求項１記載の車載用ナビゲー
ションシステム。 - 【請求項５】 前記車両が前記停車可能位置に到達する
に要する所要時間を算出する所要時間算出手段を備え、 前記走行中メッセージ送信手段は、前記所要時間算出手
段により算出された所要時間を前記メッセージに含めて
送信することを特徴とする請求項４記載の車載用ナビゲ
ーションシステム。 - 【請求項６】 前記所要時間算出手段により算出された
所要時間が予め設定された時間よりも長い時には、 前記無線電話機の回線を切断する回線切断手段を備えた
ことを特徴とする請求項５記載の車載用ナビゲーション
システム。 - 【請求項７】 前記所要時間算出手段により算出された
所要時間が予め設定された時間よりも長い時には、 前記無線電話機の回線を切断する旨のメッセージを送信
する回線切断メッセージ送信手段を備えたことを特徴と
する請求項６記載の車載用ナビゲーションシステム。 - 【請求項８】 前記受信検出手段は、前記無線電話機が
前記通話情報受信時に送信する無線電話局への返信信号
を検出することを特徴とする請求項１記載の車載用ナビ
ゲーションシステム。
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|---|---|---|---|
| JP3529097A JP3203199B2 (ja) | 1997-02-19 | 1997-02-19 | 車載用ナビゲーションシステム |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3529097A JP3203199B2 (ja) | 1997-02-19 | 1997-02-19 | 車載用ナビゲーションシステム |
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|---|---|
| JPH10232136A true JPH10232136A (ja) | 1998-09-02 |
| JP3203199B2 JP3203199B2 (ja) | 2001-08-27 |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3529097A Expired - Fee Related JP3203199B2 (ja) | 1997-02-19 | 1997-02-19 | 車載用ナビゲーションシステム |
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| JP (1) | JP3203199B2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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1997
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