JPH10231990A - 鋼管のコンクリートコーティング方法と型枠 - Google Patents
鋼管のコンクリートコーティング方法と型枠Info
- Publication number
- JPH10231990A JPH10231990A JP9053952A JP5395297A JPH10231990A JP H10231990 A JPH10231990 A JP H10231990A JP 9053952 A JP9053952 A JP 9053952A JP 5395297 A JP5395297 A JP 5395297A JP H10231990 A JPH10231990 A JP H10231990A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel pipe
- thin plate
- concrete
- outer periphery
- coating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/20—Hydro energy
Landscapes
- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
- Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】安価な材料で簡単に鋼管1の外周にコンクリー
トのコーティングを行なうことのできる方法と型枠を提
供することを目的とする。 【構成】鋼管1の外周にメッシュ筋2を取り付ける。そ
の外周に一定の間隔を隔てて薄板4を巻き付ける。薄板
4には、鋼管1の軸方向と平行に補強材5を取り付けて
型枠として構成する。薄板4と鋼管1表面との間にコン
クリートを打設し、鋼管1のコンクリートコーティング
を行なう。
トのコーティングを行なうことのできる方法と型枠を提
供することを目的とする。 【構成】鋼管1の外周にメッシュ筋2を取り付ける。そ
の外周に一定の間隔を隔てて薄板4を巻き付ける。薄板
4には、鋼管1の軸方向と平行に補強材5を取り付けて
型枠として構成する。薄板4と鋼管1表面との間にコン
クリートを打設し、鋼管1のコンクリートコーティング
を行なう。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋼管の外周をコンクリ
ートでコーティングする方法と、その際に使用する型枠
に関するものである。
ートでコーティングする方法と、その際に使用する型枠
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鋼管を海底に敷設する場合に、鋼管の耐
腐食性を高め、重量を増やす必要がある。その場合に一
般に採用されているのは、鋼管の直径よりも大きい、半
円形の型枠を製作し、これを両側から取り付けて内部に
コンクリートを打設してコンクリートコーティングを行
う方法である。
腐食性を高め、重量を増やす必要がある。その場合に一
般に採用されているのは、鋼管の直径よりも大きい、半
円形の型枠を製作し、これを両側から取り付けて内部に
コンクリートを打設してコンクリートコーティングを行
う方法である。
【0003】
【従来の技術の問題点】このような工程を採用すると、
半円形の型枠の製作は特注品となるから高価であって製
作に時間がかかる。さらに同一断面の半円形型枠を再度
利用する可能性はほとんどないから、使用後には廃棄す
ることになり不経済である。
半円形の型枠の製作は特注品となるから高価であって製
作に時間がかかる。さらに同一断面の半円形型枠を再度
利用する可能性はほとんどないから、使用後には廃棄す
ることになり不経済である。
【0004】
【本発明の目的】本発明はそのような場合に、安価な材
料で簡単に鋼管の外周にコンクリートのコーティングを
行なうことのできる方法、およびコーティングに使用す
る型枠を提供することを目的とする。
料で簡単に鋼管の外周にコンクリートのコーティングを
行なうことのできる方法、およびコーティングに使用す
る型枠を提供することを目的とする。
【0005】
【問題点を解決するための手段】上記のような目的を達
成するために、本発明の鋼管のコンクリートコーティン
グ方法は、鋼管の外周にメッシュ筋を取り付け、その外
周に一定の間隔を隔てて薄板を巻き付け、薄板と鋼管表
面との間にコンクリートを打設して行なう、鋼管のコン
クリートコーティング方法を特徴としたものである。
成するために、本発明の鋼管のコンクリートコーティン
グ方法は、鋼管の外周にメッシュ筋を取り付け、その外
周に一定の間隔を隔てて薄板を巻き付け、薄板と鋼管表
面との間にコンクリートを打設して行なう、鋼管のコン
クリートコーティング方法を特徴としたものである。
【0006】さらに本発明の型枠は、鋼管の外周に一定
の間隔を隔てて巻き付ける型枠であって、薄板によって
構成し、この薄板には、鋼管の軸方向と平行に補強材を
取り付けて構成した、鋼管のコンクリートコーティング
に使用する型枠を特徴としたものである。
の間隔を隔てて巻き付ける型枠であって、薄板によって
構成し、この薄板には、鋼管の軸方向と平行に補強材を
取り付けて構成した、鋼管のコンクリートコーティング
に使用する型枠を特徴としたものである。
【0007】
【本発明の構成】以下図面を参照しながら本発明の鋼管
のコンクリートコーティング方法と型枠の実施例につい
て説明する。
のコンクリートコーティング方法と型枠の実施例につい
て説明する。
【0008】<イ>メッシュ筋の取り付け。 対象とする鋼管1の複数か所に枕木を当てがって浮き上
がらせる。そして鋼管1の外周に金網状のメッシュ筋2
を取り付ける。このメッシュ筋2も取り付け以降の工程
は、鋼管1の全長にわたって同時に行うことも可能であ
るが、以下では鋼管が長い場合に一定の間隔を隔てた状
態で複数か所において取り付けを行なう場合について説
明する。メッシュ筋2を取り付けた範囲の両側にはリン
グ状の鍔板を取り付けるが、この鍔板は、円弧状の分割
鍔板3によって構成する。複数枚の分割鍔板3を、鋼管
1の一断面の全外周を取り囲むように取り付ける。この
分割鍔板3の高さが、コーティングするコンクリートの
厚さとなる。
がらせる。そして鋼管1の外周に金網状のメッシュ筋2
を取り付ける。このメッシュ筋2も取り付け以降の工程
は、鋼管1の全長にわたって同時に行うことも可能であ
るが、以下では鋼管が長い場合に一定の間隔を隔てた状
態で複数か所において取り付けを行なう場合について説
明する。メッシュ筋2を取り付けた範囲の両側にはリン
グ状の鍔板を取り付けるが、この鍔板は、円弧状の分割
鍔板3によって構成する。複数枚の分割鍔板3を、鋼管
1の一断面の全外周を取り囲むように取り付ける。この
分割鍔板3の高さが、コーティングするコンクリートの
厚さとなる。
【0009】<ロ>薄板の巻き付け。 メッシュ筋2、およびその両側に円弧分割鍔板3を取り
付けた後に、その上に薄板4を巻き付ける。メッシュ筋
2の両側には一定の高さを有する円弧分割鍔板3が位置
しているから、薄板4は鋼管1の外周に一定の間隔を隔
てて巻き付けることになる。この薄板4は、薄い鉄板、
合板、その他の材料で可撓性のものを使用する。ただし
この薄板4は型枠として使用するものであるから、可撓
性であっても変形が自由であっては型枠としての目的を
達成できない。そのために、薄板4には鋼管1の軸方向
と平行に型鋼などの補強材5を取り付けて、鋼管1の円
周方向への変形は容易であっても、軸方向の変形には抵
抗できるように構成する。しかしこの薄板4は、薄い平
板に補強材5として山型鋼やチャンネルなどを取り付け
ただけの材料であるから、半円形の型枠を特注するよう
な高価な製品ではなく、簡易な設備しか持たない町工場
でも市販の材料だけの組み合わせによって簡単に製造す
ることができる。
付けた後に、その上に薄板4を巻き付ける。メッシュ筋
2の両側には一定の高さを有する円弧分割鍔板3が位置
しているから、薄板4は鋼管1の外周に一定の間隔を隔
てて巻き付けることになる。この薄板4は、薄い鉄板、
合板、その他の材料で可撓性のものを使用する。ただし
この薄板4は型枠として使用するものであるから、可撓
性であっても変形が自由であっては型枠としての目的を
達成できない。そのために、薄板4には鋼管1の軸方向
と平行に型鋼などの補強材5を取り付けて、鋼管1の円
周方向への変形は容易であっても、軸方向の変形には抵
抗できるように構成する。しかしこの薄板4は、薄い平
板に補強材5として山型鋼やチャンネルなどを取り付け
ただけの材料であるから、半円形の型枠を特注するよう
な高価な製品ではなく、簡易な設備しか持たない町工場
でも市販の材料だけの組み合わせによって簡単に製造す
ることができる。
【0010】<ハ>コンクリートの打設。 鋼管1の外周に巻き付けた薄板4の上端部分に開口部6
を設ける。この開口部6から鋼管1表面との薄板4との
間にコンクリートを打設する。コンクリートの硬化後に
薄板4を解体すれば、鋼管1の外周には一体の幅のコン
クリートのコーティング7を行なうことができる。
を設ける。この開口部6から鋼管1表面との薄板4との
間にコンクリートを打設する。コンクリートの硬化後に
薄板4を解体すれば、鋼管1の外周には一体の幅のコン
クリートのコーティング7を行なうことができる。
【0011】<ニ>隣接スパンのコンクリートの打設。 上記の工程によって、一定の間隔を隔ててコンクリート
を巻き付けたコーティング7部分を完成する。次に、コ
ンクリート巻き付けの終了していない間隔にメッシュ筋
2を取り付け、薄板4を巻き付けてコンクリートを打設
する。その場合には新たにコンクリートを打設するスパ
ンの両側にはすでにコンクリートコーティング7が完成
しているから、分割鍔板3を設ける必要がなく作業はき
わめて簡単である。
を巻き付けたコーティング7部分を完成する。次に、コ
ンクリート巻き付けの終了していない間隔にメッシュ筋
2を取り付け、薄板4を巻き付けてコンクリートを打設
する。その場合には新たにコンクリートを打設するスパ
ンの両側にはすでにコンクリートコーティング7が完成
しているから、分割鍔板3を設ける必要がなく作業はき
わめて簡単である。
【0012】
【発明の効果】本発明の鋼管1のコンクリートコーティ
ング方法と型枠は以上説明したようになるから、きわめ
て簡単な作業によって鋼管1の外周にコンクリートを巻
き付けて被覆を完成することができる。その場合に、従
来のように鋼管1の断面と相似形の半円形の型枠を制作
すると高価なものとなるが、本発明の方法では可撓性の
ある薄板4を巻き付けるだけであるから、安価な材料で
正確な形状のコンクリートコーティングを行なうことが
できる。
ング方法と型枠は以上説明したようになるから、きわめ
て簡単な作業によって鋼管1の外周にコンクリートを巻
き付けて被覆を完成することができる。その場合に、従
来のように鋼管1の断面と相似形の半円形の型枠を制作
すると高価なものとなるが、本発明の方法では可撓性の
ある薄板4を巻き付けるだけであるから、安価な材料で
正確な形状のコンクリートコーティングを行なうことが
できる。
【図1】本発明の鋼管のコンクリートコーティング方法
と型枠の説明図
と型枠の説明図
【図2】コンクリート打設中の説明図
【図3】隣接するスパンへのコーティング作業の説明図
Claims (3)
- 【請求項1】鋼管の外周にメッシュ筋を取り付け、その
外周に一定の間隔を隔てて薄板を巻き付け、薄板と鋼管
表面との間にコンクリートを打設して行なう、鋼管のコ
ンクリートコーティング方法 - 【請求項2】一定の間隔を隔ててコンクリートのコーテ
ィングを完成し、その後、コンクリートのコーティング
の完了していない区画において、鋼管の外周にメッシュ
筋を取り付け、その外周に一定の間隔を隔てて薄板を巻
き付け、薄板と鋼管表面との間にコンクリートを打設し
て行なう、鋼管のコンクリートコーティング方法 - 【請求項3】鋼管の外周に、一定の間隔を隔てて巻き付
ける型枠であって、薄板によって構成し、この薄板に
は、鋼管の軸方向と平行に補強材を取り付けて構成し
た、鋼管のコンクリートコーティングに使用する型枠
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9053952A JPH10231990A (ja) | 1997-02-21 | 1997-02-21 | 鋼管のコンクリートコーティング方法と型枠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9053952A JPH10231990A (ja) | 1997-02-21 | 1997-02-21 | 鋼管のコンクリートコーティング方法と型枠 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10231990A true JPH10231990A (ja) | 1998-09-02 |
Family
ID=12957066
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9053952A Pending JPH10231990A (ja) | 1997-02-21 | 1997-02-21 | 鋼管のコンクリートコーティング方法と型枠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10231990A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1024325A2 (de) * | 1999-01-26 | 2000-08-02 | GLS Muenchen, Baugesellschaft mbH | Vorrichtung und Verfahren zur Ummantelung von Leitungsrohren |
JP2010131835A (ja) * | 2008-12-04 | 2010-06-17 | Kubota Corp | 鋳鉄管外装コンクリートの施工方法及びその方法に用いられる鋳鉄管外装コンクリートの施工装置 |
JP2014162094A (ja) * | 2013-02-25 | 2014-09-08 | Taisei Corp | 鋼管巻き立て型枠 |
WO2015158079A1 (zh) * | 2014-04-15 | 2015-10-22 | 黄欣 | 一种用于市政地下钢管连接快速更换的防错位装置 |
-
1997
- 1997-02-21 JP JP9053952A patent/JPH10231990A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1024325A2 (de) * | 1999-01-26 | 2000-08-02 | GLS Muenchen, Baugesellschaft mbH | Vorrichtung und Verfahren zur Ummantelung von Leitungsrohren |
EP1024325A3 (de) * | 1999-01-26 | 2002-01-30 | GLS Muenchen, Baugesellschaft mbH | Vorrichtung und Verfahren zur Ummantelung von Leitungsrohren |
JP2010131835A (ja) * | 2008-12-04 | 2010-06-17 | Kubota Corp | 鋳鉄管外装コンクリートの施工方法及びその方法に用いられる鋳鉄管外装コンクリートの施工装置 |
JP2014162094A (ja) * | 2013-02-25 | 2014-09-08 | Taisei Corp | 鋼管巻き立て型枠 |
WO2015158079A1 (zh) * | 2014-04-15 | 2015-10-22 | 黄欣 | 一种用于市政地下钢管连接快速更换的防错位装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050719 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050927 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051125 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060926 |