JPH10231498A - 洗浄剤組成物 - Google Patents
洗浄剤組成物Info
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- JPH10231498A JPH10231498A JP5236797A JP5236797A JPH10231498A JP H10231498 A JPH10231498 A JP H10231498A JP 5236797 A JP5236797 A JP 5236797A JP 5236797 A JP5236797 A JP 5236797A JP H10231498 A JPH10231498 A JP H10231498A
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- amphoteric surfactant
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Abstract
(57)【要約】
【課題】適度な粘性により使用性が良く、洗浄中は良好
な泡立ちと泡の感触、優れた洗浄効果を有し、更にすす
ぎ時の肌の感触が良好なボディー用の洗浄剤組成物を提
供する。 【解決手段】（Ａ）Ｎ−ヤシ油脂肪酸アシル−Ｌ−グル
タミン酸塩５〜２５重量％、（Ｂ）両性界面活性剤１〜
２０重量％を含有し、かつ、（Ａ）成分と（Ｂ）成分の
配合量の合計（Ａ）＋（Ｂ）が１０〜３０重量％であ
り、かつ、ｐＨが４．０〜５．５の範囲にある洗浄剤組
成物。
な泡立ちと泡の感触、優れた洗浄効果を有し、更にすす
ぎ時の肌の感触が良好なボディー用の洗浄剤組成物を提
供する。 【解決手段】（Ａ）Ｎ−ヤシ油脂肪酸アシル−Ｌ−グル
タミン酸塩５〜２５重量％、（Ｂ）両性界面活性剤１〜
２０重量％を含有し、かつ、（Ａ）成分と（Ｂ）成分の
配合量の合計（Ａ）＋（Ｂ）が１０〜３０重量％であ
り、かつ、ｐＨが４．０〜５．５の範囲にある洗浄剤組
成物。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は洗浄剤組成物に関
し、更に詳しくは、適度な粘度を有して使用性が良く、
洗浄中の泡立ち、泡の感触が良好であり、更に十分な洗
浄効果とすすぎ時の良好な肌の感触が得られるボディー
用の洗浄剤組成物に関するものである。
し、更に詳しくは、適度な粘度を有して使用性が良く、
洗浄中の泡立ち、泡の感触が良好であり、更に十分な洗
浄効果とすすぎ時の良好な肌の感触が得られるボディー
用の洗浄剤組成物に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、洗浄剤においてはその目的や用途
に応じ、起泡性や洗浄力などを考慮して各種の界面活性
剤を選択したり、またはそれらを組み合わせることなど
により要求品質を満たすことが行われてきた。中でも液
状の皮膚用洗浄剤、とりわけボディー用洗浄剤の主成分
としては、各種のアニオン性界面活性剤が用いられるこ
とが多く、その中でもＮ−ヤシ油脂肪酸アシル−Ｌ−グ
ルタミン酸塩は低刺激性であることから広く使用されて
いる。
に応じ、起泡性や洗浄力などを考慮して各種の界面活性
剤を選択したり、またはそれらを組み合わせることなど
により要求品質を満たすことが行われてきた。中でも液
状の皮膚用洗浄剤、とりわけボディー用洗浄剤の主成分
としては、各種のアニオン性界面活性剤が用いられるこ
とが多く、その中でもＮ−ヤシ油脂肪酸アシル−Ｌ−グ
ルタミン酸塩は低刺激性であることから広く使用されて
いる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このＮ
−ヤシ油脂肪酸アシル−Ｌ−グルタミン酸塩は単独で用
いると起泡力が乏しく、泡質が粗く、すすぎ時に身体が
過剰にぬるつくなど、使用感に欠点を有する傾向があっ
た。また、製品の安定性や使用性（使用する時に手に取
り易く、また手からこぼれたり固すぎたりせずに身体に
適用し易いこと）を確保するためには系の粘度を適度に
高くすることが必要であるが、Ｎ−ヤシ油脂肪酸アシル
−Ｌ−グルタミン酸塩の水溶液のみでは十分な粘性を得
ることが困難であり、適度に高い粘度を得てこれを安定
に保つことが難しかった。このため、各種水溶性高分子
などのゲル化剤の添加なども検討されてきたが、改善が
不十分であったり、使用時に感触的に好ましくない傾向
が出るなど、洗浄剤として優れた品質が得られるにいた
っていない。従って、これらの点について、より改善さ
れた洗浄剤組成物の開発が望まれていた。
−ヤシ油脂肪酸アシル−Ｌ−グルタミン酸塩は単独で用
いると起泡力が乏しく、泡質が粗く、すすぎ時に身体が
過剰にぬるつくなど、使用感に欠点を有する傾向があっ
た。また、製品の安定性や使用性（使用する時に手に取
り易く、また手からこぼれたり固すぎたりせずに身体に
適用し易いこと）を確保するためには系の粘度を適度に
高くすることが必要であるが、Ｎ−ヤシ油脂肪酸アシル
−Ｌ−グルタミン酸塩の水溶液のみでは十分な粘性を得
ることが困難であり、適度に高い粘度を得てこれを安定
に保つことが難しかった。このため、各種水溶性高分子
などのゲル化剤の添加なども検討されてきたが、改善が
不十分であったり、使用時に感触的に好ましくない傾向
が出るなど、洗浄剤として優れた品質が得られるにいた
っていない。従って、これらの点について、より改善さ
れた洗浄剤組成物の開発が望まれていた。
【０００４】
【課題を解決するための手段】かかる実情において、本
発明者は上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、
Ｎ−ヤシ油脂肪酸アシル−Ｌ−グルタミン酸塩と、両性
界面活性剤の各々特定量を組合せ、かつ、組成物のｐＨ
を４．０〜５．５の範囲に調整することにより、洗浄中
においては良好な泡立ち、泡の感触（滑らかさ、クリー
ミィ感）や十分な洗浄効果が得られ、すすぎ時にも身体
の良好な感触（なめらかさ、過剰なぬるつき感のなさ）
が得られること、また、ゲル化剤を使用しない場合にお
いても系の粘度を適度に高くして安定に保つことがで
き、良好な使用性が得られることを見いだし、これらの
知見に基づいて本発明を完成させた。
発明者は上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、
Ｎ−ヤシ油脂肪酸アシル−Ｌ−グルタミン酸塩と、両性
界面活性剤の各々特定量を組合せ、かつ、組成物のｐＨ
を４．０〜５．５の範囲に調整することにより、洗浄中
においては良好な泡立ち、泡の感触（滑らかさ、クリー
ミィ感）や十分な洗浄効果が得られ、すすぎ時にも身体
の良好な感触（なめらかさ、過剰なぬるつき感のなさ）
が得られること、また、ゲル化剤を使用しない場合にお
いても系の粘度を適度に高くして安定に保つことがで
き、良好な使用性が得られることを見いだし、これらの
知見に基づいて本発明を完成させた。
【０００５】すなわち本発明は、 次の成分（Ａ）およ
び（Ｂ）、 （Ａ）Ｎ−ヤシ油脂肪酸アシル−Ｌ−グルタミン酸塩
５〜２５重量％ （Ｂ）両性界面活性剤 １〜２０重量％ を含有し、かつ、（Ａ）成分と（Ｂ）成分の配合量の合
計（Ａ）＋（Ｂ）が１０〜３０重量％であり、かつ、ｐ
Ｈが４．０〜５．５の範囲にあることを特徴とする洗浄
剤組成物である。
び（Ｂ）、 （Ａ）Ｎ−ヤシ油脂肪酸アシル−Ｌ−グルタミン酸塩
５〜２５重量％ （Ｂ）両性界面活性剤 １〜２０重量％ を含有し、かつ、（Ａ）成分と（Ｂ）成分の配合量の合
計（Ａ）＋（Ｂ）が１０〜３０重量％であり、かつ、ｐ
Ｈが４．０〜５．５の範囲にあることを特徴とする洗浄
剤組成物である。
【０００６】以下、本発明について詳述する。本発明に
用いられる（Ａ）成分のＮ−ヤシ油脂肪酸アシル−Ｌ−
グルタミン酸塩は洗浄剤において汎用のアニオン性界面
活性剤であり、皮膚にマイルドな洗浄剤として重要な基
剤の１つであるが、本発明においては、身体の汚れを落
とす高い洗浄効果を得るために必要な成分である。
（Ａ）成分のＮ−ヤシ油脂肪酸アシル−Ｌ−グルタミン
酸塩における対塩基としては特に限定されず、ナトリウ
ム、カリウム、トリエタノールアミン等、化粧料におい
て通常使用される塩基類を挙げることができるが、本発
明においてはトリエタノールアミンが特に好ましい。
用いられる（Ａ）成分のＮ−ヤシ油脂肪酸アシル−Ｌ−
グルタミン酸塩は洗浄剤において汎用のアニオン性界面
活性剤であり、皮膚にマイルドな洗浄剤として重要な基
剤の１つであるが、本発明においては、身体の汚れを落
とす高い洗浄効果を得るために必要な成分である。
（Ａ）成分のＮ−ヤシ油脂肪酸アシル−Ｌ−グルタミン
酸塩における対塩基としては特に限定されず、ナトリウ
ム、カリウム、トリエタノールアミン等、化粧料におい
て通常使用される塩基類を挙げることができるが、本発
明においてはトリエタノールアミンが特に好ましい。
【０００７】本発明において、（Ａ）成分のＮ−ヤシ油
脂肪酸アシル−Ｌ−グルタミン酸塩の配合量は全組成中
５〜２５重量％（以下、特に記載のあるもの以外は、重
量％を単に％で示す）の範囲であり、より好ましくは８
〜２０％の範囲である。５％未満では十分な洗浄効果を
得ることができず、また２５％を超えるとすすぎ時に身
体に過剰のぬるつき感を生じ、使用感が悪くなるなど、
実質的に洗浄剤としての品質上適さない場合がある。
脂肪酸アシル−Ｌ−グルタミン酸塩の配合量は全組成中
５〜２５重量％（以下、特に記載のあるもの以外は、重
量％を単に％で示す）の範囲であり、より好ましくは８
〜２０％の範囲である。５％未満では十分な洗浄効果を
得ることができず、また２５％を超えるとすすぎ時に身
体に過剰のぬるつき感を生じ、使用感が悪くなるなど、
実質的に洗浄剤としての品質上適さない場合がある。
【０００８】本発明に用いられる（Ｂ）成分の両性界面
活性剤は、（Ａ）成分のアニオン性界面活性剤であるＮ
−ヤシ油脂肪酸アシル−Ｌ−グルタミン酸塩と同様に洗
浄剤の重要な基剤の１つであり、洗浄性を向上させるの
に有効な成分であるが、本発明においてはそれに加えて
洗浄中の泡立ち、泡の滑らかさ、クリーミィ感など、泡
の感触を相乗的に向上させる効果、およびすすぎ時にお
いて、過剰なぬるつき感を低減する効果を示す。本発明
において、（Ｂ）成分の両性界面活性剤は通常洗浄剤等
に使用される両性の界面活性剤であれば特に限定はされ
ないが、酢酸ベタイン型両性界面活性剤またはイミダゾ
リン型両性界面活性剤が好ましい。具体的な例では、酢
酸ベタイン型両性界面活性剤としてはオクチルジメチル
アミノ酢酸ベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタ
イン、ヤシ油アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ミ
リスチルジメチルアミノ酢酸ベタイン、セチルジメチル
アミノ酢酸ベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメ
チルアミノ酢酸ベタイン、ラウリン酸アミドプロピルジ
メチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリルジヒドロキシエチ
ルアミノ酢酸ベタイン、セチルジヒドロキシエチルアミ
ノ酢酸ベタイン等が挙げられ、また、イミダゾリン型両
性界面活性剤としてはＮ−ヤシ油脂肪酸アシル−Ｎ−カ
ルボキシメチル−Ｎ−ヒドロキシエチルエチレンジアミ
ンナトリウム、Ｎ−ヤシ油脂肪酸アシル−Ｎ−カルボキ
シメトキシエチル−Ｎ−カルボキシメチルエチレンジア
ミン二ナトリウム等が挙げられる。これらのうち、ラウ
リルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ヤシ油アルキルジメ
チルアミノ酢酸ベタイン、Ｎ−ヤシ油脂肪酸アシル−Ｎ
−カルボキシメトキシエチル−Ｎ−カルボキシメチルエ
チレンジアミン二ナトリウムが特に好ましい。
活性剤は、（Ａ）成分のアニオン性界面活性剤であるＮ
−ヤシ油脂肪酸アシル−Ｌ−グルタミン酸塩と同様に洗
浄剤の重要な基剤の１つであり、洗浄性を向上させるの
に有効な成分であるが、本発明においてはそれに加えて
洗浄中の泡立ち、泡の滑らかさ、クリーミィ感など、泡
の感触を相乗的に向上させる効果、およびすすぎ時にお
いて、過剰なぬるつき感を低減する効果を示す。本発明
において、（Ｂ）成分の両性界面活性剤は通常洗浄剤等
に使用される両性の界面活性剤であれば特に限定はされ
ないが、酢酸ベタイン型両性界面活性剤またはイミダゾ
リン型両性界面活性剤が好ましい。具体的な例では、酢
酸ベタイン型両性界面活性剤としてはオクチルジメチル
アミノ酢酸ベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタ
イン、ヤシ油アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ミ
リスチルジメチルアミノ酢酸ベタイン、セチルジメチル
アミノ酢酸ベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメ
チルアミノ酢酸ベタイン、ラウリン酸アミドプロピルジ
メチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリルジヒドロキシエチ
ルアミノ酢酸ベタイン、セチルジヒドロキシエチルアミ
ノ酢酸ベタイン等が挙げられ、また、イミダゾリン型両
性界面活性剤としてはＮ−ヤシ油脂肪酸アシル−Ｎ−カ
ルボキシメチル−Ｎ−ヒドロキシエチルエチレンジアミ
ンナトリウム、Ｎ−ヤシ油脂肪酸アシル−Ｎ−カルボキ
シメトキシエチル−Ｎ−カルボキシメチルエチレンジア
ミン二ナトリウム等が挙げられる。これらのうち、ラウ
リルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ヤシ油アルキルジメ
チルアミノ酢酸ベタイン、Ｎ−ヤシ油脂肪酸アシル−Ｎ
−カルボキシメトキシエチル−Ｎ−カルボキシメチルエ
チレンジアミン二ナトリウムが特に好ましい。
【０００９】本発明において、（Ｂ）成分の両性界面活
性剤は必要に応じて１種または２種以上を併用して用い
ることができ、その配合量は全組成中１〜２０％、より
好ましくは３〜１５％である。１％未満では十分な泡量
と良好な泡の感触（滑らかさ、クリーミィ感）が得られ
ず、また２０％を超えると系が固くなりすぎ、洗浄剤と
しての適度な粘度と良好な使用性が得られないことがあ
る。
性剤は必要に応じて１種または２種以上を併用して用い
ることができ、その配合量は全組成中１〜２０％、より
好ましくは３〜１５％である。１％未満では十分な泡量
と良好な泡の感触（滑らかさ、クリーミィ感）が得られ
ず、また２０％を超えると系が固くなりすぎ、洗浄剤と
しての適度な粘度と良好な使用性が得られないことがあ
る。
【００１０】本発明において、上記（Ａ）成分と（Ｂ）
成分は良好な泡立ち、洗浄効果、泡の感触、および使用
性を得る上で、その配合量の合計（Ａ）＋（Ｂ）が１０
〜３０％の範囲にある。１０％未満では十分な洗浄性や
泡立ちが得られず、特にタオル等を用いた場合に良好な
泡立ちが得られない。また、３０％を超えると系が固く
なりすぎ、洗浄剤としての適度な粘度と良好な使用性が
得られないことがある。
成分は良好な泡立ち、洗浄効果、泡の感触、および使用
性を得る上で、その配合量の合計（Ａ）＋（Ｂ）が１０
〜３０％の範囲にある。１０％未満では十分な洗浄性や
泡立ちが得られず、特にタオル等を用いた場合に良好な
泡立ちが得られない。また、３０％を超えると系が固く
なりすぎ、洗浄剤としての適度な粘度と良好な使用性が
得られないことがある。
【００１１】また、本発明の洗浄剤組成物において、組
成物のｐＨが使用性および洗浄効果に影響する。すなわ
ち、上記特定量の（Ａ）成分および（Ｂ）成分からなる
組成物において、系のｐＨが４．０〜５．５の範囲にあ
るときに適度な高粘性と良好な洗浄力を示し、これによ
り製品系に適した良好な使用性および洗浄効果を得るこ
とができる。この場合、適度な高粘性とは室温で５００
〜５００００ｃｐｓ（ブルックフィールド型粘度計）程
度の粘度をさす。系のｐＨが４．０未満であると泡立ち
が悪く、十分な洗浄効果が得られないことがあり、また
ｐＨが５．５を超えると適度な粘性が得られず、良好な
使用性が得られない場合がある。
成物のｐＨが使用性および洗浄効果に影響する。すなわ
ち、上記特定量の（Ａ）成分および（Ｂ）成分からなる
組成物において、系のｐＨが４．０〜５．５の範囲にあ
るときに適度な高粘性と良好な洗浄力を示し、これによ
り製品系に適した良好な使用性および洗浄効果を得るこ
とができる。この場合、適度な高粘性とは室温で５００
〜５００００ｃｐｓ（ブルックフィールド型粘度計）程
度の粘度をさす。系のｐＨが４．０未満であると泡立ち
が悪く、十分な洗浄効果が得られないことがあり、また
ｐＨが５．５を超えると適度な粘性が得られず、良好な
使用性が得られない場合がある。
【００１２】本発明の洗浄剤組成物では系のｐＨを調整
するためにｐＨ調整剤を使用することが好ましい。本発
明の洗浄剤組成物においてｐＨ調整剤としては、通常洗
浄剤等に使用されるものであれば特に限定はされない
が、塩酸、リン酸等の無機酸や、クエン酸、乳酸、リン
ゴ酸、酒石酸等の有機酸、またこれらとその塩を組み合
わせたｐＨ緩衝剤等が使用できる。これらのうちクエン
酸が特に好ましい。
するためにｐＨ調整剤を使用することが好ましい。本発
明の洗浄剤組成物においてｐＨ調整剤としては、通常洗
浄剤等に使用されるものであれば特に限定はされない
が、塩酸、リン酸等の無機酸や、クエン酸、乳酸、リン
ゴ酸、酒石酸等の有機酸、またこれらとその塩を組み合
わせたｐＨ緩衝剤等が使用できる。これらのうちクエン
酸が特に好ましい。
【００１３】本発明の洗浄剤組成物は、上記必須成分に
加え、目的に応じて本発明の効果を損なわない量的、質
的範囲で、上記（Ａ）成分および（Ｂ成分）以外のイオ
ン性界面活性剤；脂肪酸アルキロールアミド、ポリアル
キレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレ
ンアルキルエーテル等のノニオン性界面活性剤；水溶性
高分子、水溶性多糖類等の粘度または感触改良剤；アル
キレングリコール脂肪酸エステル等のパール剤；多価ア
ルコール等の水性成分；ラノリン、炭化水素、油脂類、
シリコーン油、高分子シリコーン等の油性成分；スクラ
ブ剤；粉体；紫外線吸収剤；酸化防止剤；殺菌剤；防腐
剤；キレート剤；電解質；着色剤；香料など、洗浄剤に
おいて汎用である他の成分の配合が可能である。
加え、目的に応じて本発明の効果を損なわない量的、質
的範囲で、上記（Ａ）成分および（Ｂ成分）以外のイオ
ン性界面活性剤；脂肪酸アルキロールアミド、ポリアル
キレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレ
ンアルキルエーテル等のノニオン性界面活性剤；水溶性
高分子、水溶性多糖類等の粘度または感触改良剤；アル
キレングリコール脂肪酸エステル等のパール剤；多価ア
ルコール等の水性成分；ラノリン、炭化水素、油脂類、
シリコーン油、高分子シリコーン等の油性成分；スクラ
ブ剤；粉体；紫外線吸収剤；酸化防止剤；殺菌剤；防腐
剤；キレート剤；電解質；着色剤；香料など、洗浄剤に
おいて汎用である他の成分の配合が可能である。
【００１４】
【発明の実施の形態】本発明の洗浄剤組成物は、上記必
須成分であるＮ−ヤシ油脂肪酸アシル−Ｌ−グルタミン
酸塩および両性界面活性剤の各々特定量を攪拌混合し、
場合によってはｐＨ調整剤による所定のｐＨへの調整
や、加熱、冷却処理を行って、更に必要に応じて上記任
意成分を適宜配合し、ボディソープ、ハンドソープ等の
身体用洗浄剤として製造することができる。また、本発
明の洗浄剤組成物は、他の成分との併用や容器の機構に
より、低粘度〜高粘度の液状、乳液状、クリーム状、ジ
ェル状等、種々の形態にて実施することができる。
須成分であるＮ−ヤシ油脂肪酸アシル−Ｌ−グルタミン
酸塩および両性界面活性剤の各々特定量を攪拌混合し、
場合によってはｐＨ調整剤による所定のｐＨへの調整
や、加熱、冷却処理を行って、更に必要に応じて上記任
意成分を適宜配合し、ボディソープ、ハンドソープ等の
身体用洗浄剤として製造することができる。また、本発
明の洗浄剤組成物は、他の成分との併用や容器の機構に
より、低粘度〜高粘度の液状、乳液状、クリーム状、ジ
ェル状等、種々の形態にて実施することができる。
【００１５】
【実施例】以下に実施例を挙げて、本発明を更に説明す
る。なお、これらは本発明を何ら限定するものではな
い。
る。なお、これらは本発明を何ら限定するものではな
い。
【００１６】実施例１〜１３および比較例１〜７ ボ
ディー用洗浄料（液状） 表１および表２に示す組成および下記製法にて液状のボ
ディー用洗浄料を調製し、使用試験により洗浄中の泡立
ち、泡の感触、洗浄効果、すすぎ時の肌の感触、使用性
（適度な粘性）について評価した。結果を表１および表
２に併記する。
ディー用洗浄料（液状） 表１および表２に示す組成および下記製法にて液状のボ
ディー用洗浄料を調製し、使用試験により洗浄中の泡立
ち、泡の感触、洗浄効果、すすぎ時の肌の感触、使用性
（適度な粘性）について評価した。結果を表１および表
２に併記する。
【００１７】
【表１】
【００１８】
【表２】
【００１９】（製法） 〈実施例１〜１３〉 Ａ．成分（１）〜（８）を７０℃で均一に加熱混合し、
後に冷却する。 Ｂ．Ａを容器に充填して、ボディー用洗浄剤を得る。 〈比較例１〜７〉 Ａ．成分（１）〜（７）を７０℃で均一に加熱混合し、
後に冷却する。 Ｂ．Ａを容器に充填して、ボディー用洗浄剤を得る。
後に冷却する。 Ｂ．Ａを容器に充填して、ボディー用洗浄剤を得る。 〈比較例１〜７〉 Ａ．成分（１）〜（７）を７０℃で均一に加熱混合し、
後に冷却する。 Ｂ．Ａを容器に充填して、ボディー用洗浄剤を得る。
【００２０】（評価方法）１０名の専門パネルに実施例
１〜１３および比較例１〜７の各試料を分配して使用し
てもらい、各々に対して洗浄中の泡立ち、泡の感触（滑
らかさ、クリーミィ感）、洗浄効果、すすぎ時の肌の感
触（滑らかさ、過剰なぬるつき感のなさ）、使用性（適
度な粘性）の各評価項目について、下記（イ）絶対評価
基準を用いて７段階評価してもらった。その後、各試料
の評点の平均値を（ロ）４段階判定基準を用いて判定し
た。 評価項目 〈１〉洗浄中の泡立ち 〈２〉洗浄中の泡の感触（滑らかさ、クリーミィ感） 〈３〉洗浄効果 〈４〉すすぎ時の肌の感触（滑らかさ、過剰なぬるつき
感のなさ） 〈５〉使用性（適度な粘度） （イ）絶対評価基準 （評点）： （評価） ６ ： 非常に良い ５ ： 良い ４ ： やや良い ３ ： 普通 ２ ： やや悪い １ ： 悪い ０ ： 非常に悪い （ロ）４段階判定基準 （評点） ：（判定） ５．０以上 ： ◎ ３．０以上、５．０未満 ： ○ １．０以上、３．０未満 ： △ １．０未満 ： ×
１〜１３および比較例１〜７の各試料を分配して使用し
てもらい、各々に対して洗浄中の泡立ち、泡の感触（滑
らかさ、クリーミィ感）、洗浄効果、すすぎ時の肌の感
触（滑らかさ、過剰なぬるつき感のなさ）、使用性（適
度な粘性）の各評価項目について、下記（イ）絶対評価
基準を用いて７段階評価してもらった。その後、各試料
の評点の平均値を（ロ）４段階判定基準を用いて判定し
た。 評価項目 〈１〉洗浄中の泡立ち 〈２〉洗浄中の泡の感触（滑らかさ、クリーミィ感） 〈３〉洗浄効果 〈４〉すすぎ時の肌の感触（滑らかさ、過剰なぬるつき
感のなさ） 〈５〉使用性（適度な粘度） （イ）絶対評価基準 （評点）： （評価） ６ ： 非常に良い ５ ： 良い ４ ： やや良い ３ ： 普通 ２ ： やや悪い １ ： 悪い ０ ： 非常に悪い （ロ）４段階判定基準 （評点） ：（判定） ５．０以上 ： ◎ ３．０以上、５．０未満 ： ○ １．０以上、３．０未満 ： △ １．０未満 ： ×
【００２１】表１および表２の結果から明らかなよう
に、本発明のボディー用洗浄料は洗浄中の泡立ち、泡の
感触、洗浄効果、すすぎ時の肌の感触、使用性の各評価
項目において優れた効果を示すものであることが実証さ
れた。これに対し、比較例１〜７では全ての項目を満足
するものは得られなかった。
に、本発明のボディー用洗浄料は洗浄中の泡立ち、泡の
感触、洗浄効果、すすぎ時の肌の感触、使用性の各評価
項目において優れた効果を示すものであることが実証さ
れた。これに対し、比較例１〜７では全ての項目を満足
するものは得られなかった。
【００２２】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明の洗浄剤組成
物は、洗浄中の泡立ち、泡の感触が良好で、十分な洗浄
効果が得られ、かつ、すすぎ時に肌が過剰にぬるつか
ず、滑らかな感触を与える優れた効果を示すものであ
り、適度な粘度を有して使用性も良好であり、ボディー
用の洗浄剤組成物として優れた品質を有する。
物は、洗浄中の泡立ち、泡の感触が良好で、十分な洗浄
効果が得られ、かつ、すすぎ時に肌が過剰にぬるつか
ず、滑らかな感触を与える優れた効果を示すものであ
り、適度な粘度を有して使用性も良好であり、ボディー
用の洗浄剤組成物として優れた品質を有する。
Claims (1)
- 【請求項１】 次の成分（Ａ）および（Ｂ）、 （Ａ）Ｎ−ヤシ油脂肪酸アシル−Ｌ−グルタミン酸塩
５〜２５重量％ （Ｂ）両性界面活性剤 １〜２０重量％ を含有し、かつ、（Ａ）成分と（Ｂ）成分の配合量の合
計（Ａ）＋（Ｂ）が１０〜３０重量％であり、かつ、ｐ
Ｈが４．０〜５．５の範囲にあることを特徴とする洗浄
剤組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5236797A JPH10231498A (ja) | 1997-02-20 | 1997-02-20 | 洗浄剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP5236797A JPH10231498A (ja) | 1997-02-20 | 1997-02-20 | 洗浄剤組成物 |
Publications (1)
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| JPH10231498A true JPH10231498A (ja) | 1998-09-02 |
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ID=12912849
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP5236797A Pending JPH10231498A (ja) | 1997-02-20 | 1997-02-20 | 洗浄剤組成物 |
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Cited By (3)
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|---|---|---|---|---|
| EP1000606A2 (en) * | 1998-11-13 | 2000-05-17 | Shiseido Company Limited | Weak acid skin cleanser containing an alkali salt of N-acyl-amino acid |
| JP2002265352A (ja) * | 2001-03-13 | 2002-09-18 | Kose Corp | クリーム状洗浄剤組成物 |
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-
1997
- 1997-02-20 JP JP5236797A patent/JPH10231498A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1000606A2 (en) * | 1998-11-13 | 2000-05-17 | Shiseido Company Limited | Weak acid skin cleanser containing an alkali salt of N-acyl-amino acid |
| EP1000606A3 (en) * | 1998-11-13 | 2000-08-02 | Shiseido Company Limited | Weak acid skin cleanser containing an alkali salt of N-acyl-amino acid |
| KR100659917B1 (ko) * | 1998-11-13 | 2006-12-21 | 아지노모토 가부시키가이샤 | 약산성 피부 세정제 |
| JP2002265352A (ja) * | 2001-03-13 | 2002-09-18 | Kose Corp | クリーム状洗浄剤組成物 |
| JP4594542B2 (ja) * | 2001-03-13 | 2010-12-08 | 株式会社コーセー | クリーム状洗浄剤組成物 |
| EP1857534A1 (en) * | 2005-03-01 | 2007-11-21 | Ajinomoto Co., Inc. | Detergent composition |
| EP1857534A4 (en) * | 2005-03-01 | 2011-07-13 | Ajinomoto Kk | LAUNDRY DETERGENT |
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| Date | Code | Title | Description |
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| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20031216 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |