JPH10230753A - 乗用型管理作業車 - Google Patents
乗用型管理作業車Info
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Abstract
前部に一輪の前輪を支持し、後部に二輪の後輪を支持
し、前後の車輪の間に腹部に作業機を吊設した3輪型の
乗用管理作業車において、一定回転のPTO出力が得ら
れなかった。 【解決手段】 エンジンからの動力をミッションケース
Mに伝え、該ミッションケース内で変速して走行輪を駆
動するとともに、前記ミッションケースへの入力軸から
一定回転PTO軸35に動力を伝え、ミッションケース
内で変速後の伝動軸より車速比例PTO軸51に動力を
伝え、前記一定回転PTO軸と比例回転PTO軸を、機
体進行方向に配した。
Description
理作業車において、機体の腹部に昇降自在に吊設した作
業機へ動力を伝達するPTO軸の配置構成に関する。
レームを配置し、機体の前部に操向輪として前輪を一輪
配し、後部に後輪二輪を配して三輪駆動式とし、機体フ
レームの後部に動力部を配し、該動力部の前方に運転部
を配し、前輪と後輪の間の腹部に昇降自在に作業機を配
した乗用型の作業機は公知となっている。また、ミッシ
ョンケースを左右後輪の間位置に配置し、ミッションケ
ース下部にリアアクスルケースを固設し、後輪に動力を
伝達する一方、ミッションケースより作業機に動力を伝
達するPTO軸を設け、該PTO軸は車速に比例回転し
て回転するように構成していた。
おいて、ミッションケースより突出したPTO軸は、車
速と比例回転する構成とされていたので、作業機によっ
ては車速と関係なく一定回転数で駆動する作業機、例え
ば、中耕や除草作業等を行うロータリやモア等を装着し
て作業を行うことはできなかった。また、ミッションケ
ースから前輪及びPTO軸に動力を伝達する場合、別々
に軸が配置されていると、ミッションケースの構成が複
雑となっていた。
うな問題点を解消するために、次のような手段を用い
る。前後方向に長い機体フレームを設け、機体フレーム
の前部に一輪の前輪を支持し、後部に二輪の後輪を支持
し、前後の車輪の間の腹部に作業機を昇降可能に吊設し
た3輪型の乗用型管理作業車において、エンジンからの
動力をミッションケースに伝え、該ミッションケースか
ら作業機に動力を伝えるPTO軸を二つ設け、一方を車
速に比例する車速比例PTO軸とし、他方を一定回転で
駆動する一定回転PTO軸とし、両PTO軸を後輪前上
方に配置したものである。また、エンジンからの動力を
ミッションケースに伝え、該ミッションケース内で変速
して走行輪を駆動するとともに、前記ミッションケース
への入力軸から一定回転PTO軸に動力を伝え、ミッシ
ョンケース内で変速後の伝動軸より車速比例PTO軸に
動力を伝えるように構成したものである。また、前記一
定回転PTO軸と比例回転PTO軸を、機体進行方向に
配したものである。また、エンジンからの動力をミッシ
ョンケースに伝え、該ミッションケース内で変速して後
輪とPTO出力軸に伝え、該PTO出力軸より機体フレ
ームの前後途中部に配したチェーンケースに動力を伝
え、該チェーンケースより、車速比例PTO軸と前輪駆
動用の動力伝動軸に動力を伝えるように構成したもので
ある。
面を基に説明する。図1は腹部に中耕ロータリを装着す
る乗用型管理作業車の全体側面図、図2は同じく乗用型
管理作業車の全体平面図、図3は動力伝達構成を配した
機体フレームを示す部分側面断面図、図4は機体フレー
ム内に配したチェーンケースの側面断面図、図5は側部
にHST式変速装置を配したミッションケースの断面
図、図6はミッションケースの側面図である。
の全体構成について説明する。乗用型管理作業車Aの運
転部Bが、前後方向に長い機体フレーム1の後部に配さ
れ、該機体フレーム1の後端部にエンジンEが搭載さ
れ、ミッションケースMによって走行変速し、ミッショ
ンケースM下部に配するリアアクスルケース4より、後
輪駆動ケース5を介して後輪3・3が駆動される。一
方、機体フレーム1内を動力伝達軸9が挿通され(図
3)、機体フレーム1前部にフロントケース7を設け、
該フロントケース7下部に鉛直方向を軸心として左右回
動可能に前輪駆動ケース8を装着し、該前輪駆動ケース
8に一輪の前輪2を支持して駆動できるようにし、三輪
駆動車を構成している。また、前記エンジンEはボンネ
ット10によって被装され、ボンネット10前方にはミ
ッションケースM及び後輪3を被装する車体カバー11
が配され、該車体カバー11上に運転席12が載置さ
れ、運転席12の前下方の車体カバー11前部よりサイ
ドクラッチペダル17・17が突出され、運転席12前
方の機体フレーム1上にステアリングコラム13が立設
されている。該ステアリングコラム13上部より上方に
ステアリングハンドル14が突出され、ステアリングコ
ラム13の右側部にアクセルレバー15が突出され、左
側部にキースイッチ16が配置されている。
用型管理作業車Aの腹部には、作業機Dが昇降機構Cに
よって吊設されている。即ち、前記機体フレーム1の前
下部(フロントケース7の後方位置)に、左右一対のブ
ラケット18・18が下方に突出され、各ブラケット1
8・18の上下位置に上リンク19と下リンク20との
前部が枢支されて平行リンクを構成し、該上リンク19
と下リンク20の他端に作業機Dのヒッチ21が枢支さ
れ、ブラケット18と下リンク20の間に油圧シリンダ
ー22を介装して昇降機構Cを上下に回動できるように
している。更に、前記ヒッチ21下部には、左右方向に
延出する棒状のツールバー23の中央部が固設されてい
る。該ツールバー23の中央部と左右側部に、取付け位
置を変更可能に複数の作業機Dが装着され、複数条の管
理作業を行えるようにしている。尚、図2に示す右側の
作業機Dは、取り付け位置を左右方向中央側に装着した
ものであり、左側の作業機Dは左右方向外側に装着した
ものである。
てロータリ耕耘機が装着されている。該ロータリ耕耘機
は、ツールバー23に外嵌する装着部28と、該装着部
28に固定されるチェーンケース25と、該チェーンケ
ース25下部に軸支した耕耘軸に植設した耕耘刃26
と、該耕耘刃26を被装するカバー27等より成り、記
チェーンケース25の中途部から後方にビームを突設し
てゲージ輪30と畝立てを行う培土板31が固設されて
いる。尚、作業機Dはロータリ耕耘機に限定するもので
なく、雑草を取り除く熊手形状のレーキ等を配置するこ
ともできる。
リ耕耘機は前記ミッションケースMよりユニバーサルジ
ョイント37を介して動力が伝達される。即ち、前記ツ
ールバー23の左右方向の略中央部に動力入力ケース3
6が固設され、一方、図3に示すように、前記ミッショ
ンケースM下部より前方にPTO軸35が突出され、該
PTO軸35と動力入力ケース36の入力軸との間にユ
ニバーサルジョイント軸37が介装されて動力が伝達さ
れる。該動力入力ケース36より側方に動力軸38・3
8が突出され、該動力軸38がチェーンケース25上部
内に挿入され、各ロータリ耕耘機に動力が伝達される。
また、前記ユニバーサルジョイント37は、スプライン
軸や、多角形軸によって形成した伝動軸37aと、該伝
動軸を摺動自在に嵌入する嵌合筒37bより成り、昇降
機構Cによって昇降したときに、ミッションケースMと
作業機Dとの間隔が変更しても、ユニバーサルジョイン
ト37が伸縮して作業機Dに動力が伝達されるようにし
ている。
〜図3を用いて説明する。前記機体フレーム1は、前後
方向に長く筒状に形成され、ステアリングコラム13を
立設した前後方向略中央位置におて、段差状に前部フレ
ーム1aと後部フレーム1bとに形成され、更に後部フ
レーム1bの後端部にエンジンフレーム1c・1cが固
定されている。
フレーム1bの後端上部左右に二本固設され、該エンジ
ンフレーム1c・1cの後上部にエンジンEが載置さ
れ、エンジンフレーム1c・1cの前部に車体カバー1
1が載置され、ミッションケースM及び後輪3が被装さ
れている。また、図1に示すように、前記車体カバー1
1上に載置する運転席12は、後輪3を支持する車軸6
の上方位置に配されており、作業者が運転席12に搭乗
したときに重量が車軸6上にかかり、機体全体の重量バ
ランスが崩れないようにしている。
視で下方が開放された「コ」字状に形成され、後部フレ
ーム1bの後端部をミッションケースMの直前方位置ま
で延出している。前記後部フレーム1b内には、ミッシ
ョンケースMの上部より前方に突出される第一動力伝達
軸9aが後部フレーム1b内の上部に前後方向に配置さ
れ、前記ミッションケースMの下部より突出したPTO
軸35には前記ニユバーサルジョイント37が連結さ
れ、作業機Dを上昇したときには上方へ回動し、「コ」
字状に形成された後部フレーム1bの開放面内まで回動
される。よって、前記作業機Dを高く上昇させても、ユ
ニバーサルジョイント37と後部フレーム1bとが干渉
することはない。
右両側にステップ40が形成されて、該ステップ40の
外周部にはパイプ体を屈曲した枠体41が設けられ補強
している。該ステップ40は、側面視において車体カバ
ー11の前部からステアリングコラム13側方まで延出
しているが、図5に示すように、前方は開放されて運転
席12に搭乗した作業者からは作業機Dを視認でき、ま
た、ステップ40の前側より乗降できるようにしてい
る。
フレーム1dが固設され、該連結フレーム1d上部に前
部フレーム1aの後部が固設され、該前部フレーム1a
後部上にステアリングコラム13が立設され、ステアリ
ングコラム13下部より前部フレーム1aが前方に延出
されており、後部フレーム1bより一段高く前部フレー
ム1aが配されている。そして、前述した作業機Dを吊
設する昇降機構Cが、前部フレーム1aの前部に配され
ているので、図1に示すように、昇降機構Cがステップ
40面より高い位置に配置でき、また、作業機Dを上昇
させた位置において、作業機Dのヒッチ21もステップ
40の配設面より高く保持でき、作業機Dを高く上昇で
きる。
フレーム1内を挿通する動力伝達軸9の前部の第二動力
伝達軸9bや操向回動軸43が支持されている。該操向
回動軸43の後部は、ジョイント軸46を介して操作軸
45の下部に連結されており、該操作軸45はステアリ
ングコラム13内に上下方向に支持されてステアリング
ハンドル14に連動連結されている。
1a後部と後部フレーム1b前部の間に垂直状にチェー
ンケース50が配置され、該チェーンケース50の下部
に第一動力伝達軸9aが連結され、第二動力伝達軸9b
の後部がチェーンケース50の上部に連結されて動力を
伝達する構成としている。
し、後輪3と前輪2と作業機を駆動する構成について説
明する。図2に示すように、エンジンEの動力がプー
リ、ベルト57を介してミッションケースM内に入力さ
れる。該ミッションケースMの側部には主変速機構とし
てHST式変速装置Hが配されており、ミッションケー
スM内に入力された動力がHST式変速装置Hによって
無段変速され、無段変速した後の動力がふたたびミッシ
ョンケースM内に入力され、ミッションケースM内にお
いて副変速され、各車輪に変速された動力が伝達され
る。
示すように、HST式変速装置Hを固着したミッション
ケースMの一側側面より他方の側面まで貫通する第一入
力軸60が軸支され、該第一入力軸60の一側端部より
エンジンEの動力が入力され、第一入力軸60の他端が
HST式変速装置Hの入力軸61に相対回動不能に固設
されている。前記第一入力軸60の途中部に後述するP
TO軸に動力を伝達するギア62が固設されている。ま
た、前記HST式変速装置Hによって主変速された動力
がミッションケースM側に突出する出力軸63より出力
され、ミッションケースM内に軸支されている第二入力
軸64と相対回動不能に連結され、主変速された動力が
ミッションケースM内に伝達される。前記第二入力軸6
4の動力は、副変速ギアを有する副変速軸65を介して
伝動軸66に固設する係合ギア67に伝達される。
右両側には、リアアクスルケース4・4が固設され、内
部に左右の後輪3・3と連動する駆動軸70・70が軸
支されている。該駆動軸70・70の中央側端部に駆動
ギア71・71が固設され、前記伝動軸66上の係合ギ
ア67の左右側部に配する動力断接ギア68・68と噛
合されている。
軸66上で摺動自在に遊嵌され、各々の動力断接ギア6
8・68は図示せぬホークによって摺動され、該ホーク
はサイドクラッチと連結されており、前記動力断接ギア
68を内側に摺動して係合ギア67と噛合されると、リ
アアクスルケース4内の駆動軸70に動力が伝達され、
後輪3が駆動され、外側に摺動して噛合を外すと動力が
伝達されず、他方が駆動されることによって旋回がで
き、サイドクラッチ機構を構成している。尚、前記動力
断接ギア68・68は通常において、係合ギア67と係
合されており、左右の後輪3・3と連動する駆動軸70
・70を駆動しているが、運転者によるサイドクラッチ
ペダル17・17の操作によって、一側の動力断接ギア
68と係合ギア67との係合が外れて、一側の後輪3の
駆動を停止する。
速装置Hを配置した方)には、出力ケース72が形成さ
れ、前後方向向きに出力軸73が軸支されている。前記
出力ケース72の後部内には、伝動軸66の端部が挿入
され、その端部上にベベルギア74が固設されている。
該ベベルギア74には、出力軸73後端部に固設したベ
ベルギア75が噛合され、出力軸73に走行変速された
動力が伝達され、出力軸73を車速に比例した回転数で
駆動する。前記出力軸73には、図3に示す、第一動力
伝達軸9aが連結され、前述したチェーンケース50内
に車速に比例した動力を入力している。
うに、上下方向に配置され、チェーンケース50下部に
動力分岐軸51が前後方向に枢支され、チェーンケース
50上部に出力軸53が前後方向に枢支されている。前
記動力分岐軸51は、前後端をチェーンケース50より
突出し、チェーンケース50内部の中央にはスプロケッ
ト52が固設されている。動力分岐軸51の後端は第一
動力伝達軸9aと連結し、前端は走行速度に同調する車
速比例PTO軸(51)としている。また、前記出力軸
53の前端はチェーンケース50より前方に突出して第
二動力伝達軸9bと連結し、チェーンケース50内部の
出力軸53上にスプロケット54が固設され、該スプロ
ケット54と前記スプロケット52との間にチェーン5
5が巻回されており、第一動力伝達軸9aの動力が、車
速比例PTO軸と、前輪2に動力を伝達する出力軸53
とに動力が伝達される。前記車速比例PTO軸(51)
より機体フレーム1の前後中央部より作業機駆動用の動
力を取り出し可能とし、作業機D後部空間に余裕を持た
せている。
例PTO軸51とは別に、車速に関係なく一定回転駆動
する一定回転PTO軸35がミッションケースMに配置
さている。即ち、図5、図6に示すように、前記ミッシ
ョンケースMに軸支した第一入力軸60上には前述した
ギア62が噛合され、また、ミッションケースMには第
一入力軸60と平行にPTO入力軸82、カウンター軸
83が回転自在に支持され、該PTO入力軸82に入力
ギア81がスプライン係合され、図示せぬホークの操作
に連動して入力ギア81がPTO入力軸82上を左右方
向に摺動し、第一入力軸60上のギア62と入力ギア8
1とが噛合されることで、PTO入力軸82に動力を伝
達することができる。該PTO入力軸82に伝達された
動力はギアを介してカウンター軸83に伝達される。
ウンター軸83の軸心方向に対して直交する前後方向向
き(前後方向)に一定回転PTO軸35が軸支され、図
3に示すように、ミッションケースM前下部より前方に
突出され、後輪3の前上方に位置するようにしている。
前記カウンター軸83の端部にはベベルギア85が固設
され、カウンター軸83後端部に固設したベベルギア8
4と噛合され、エンジンEからの動力が一定回転PTO
軸35に伝達される。従って、前記エンジンEの動力が
HST式変速装置Hによって主変速される前の段階の動
力が取り出され、車速とは関係なく、エンジンEの回転
数に合わせた一定回転を一定回転PTO軸35に伝達
し、前述したユニバーサルジョイント軸37を介して作
業機Dに車速とは独立した一定回転数が伝達される。
ような効果を奏するのである。まず、請求項1記載の如
く、車速に比例する車速比例PTO軸と、一定回転で駆
動する一定回転PTO軸とを設けたことによって、作業
機に必要な回転を選択して駆動することができ、管理作
業の幅を広げることができ、多様な作業ができる管理機
を提供することができる。また、両PTO軸を後輪前上
方に配置したので、腹部に配置した作業機とPTO軸と
の間に障害物がなく、接続を簡単にできる。
ースへの入力軸から一定回転PTO軸に動力を伝える構
成としたことによって、主変速される前の段階で取り出
され、車速とは関係なく、変速装置の影響を受けず、エ
ンジンの回転数に合わせた一定回転を伝達することがで
きる。また、ミッションケース内で変速後の伝動軸より
車速比例PTO軸に動力を伝えるように構成したので、
車速に比例した動力が伝達されて、走行速度に合わせた
管理作業機を装着して作業ができ、2つのPTO軸から
所望の駆動力が得られる。
O軸と比例回転PTO軸を、機体進行方向に配したの
で、プロペラシャフト方式で動力を伝達できるようにな
り、チェーンやベルトを介して動力を伝達する構成にく
らべて、省スペースでコンパクトに動力を伝達でき、ミ
ッションケース前部の機体の腹部に構成をシンプルにす
ることができる。
ース内で変速して後輪とPTO出力軸に伝え、該PTO
出力軸より機体フレームの前後途中部に配したチェーン
ケースに動力を伝え、該チェーンケースより、車速比例
PTO軸と前輪駆動用の動力伝動軸に動力を伝えること
で、左右の後輪の間位置より前方位置に車速比例PTO
軸を配することができ、作業機に伝達する動力を容易に
取り出すことができる。また、前輪を駆動する駆動伝動
軸と車速比例PTO軸とに動力を分岐する機構を、ミッ
ションケース内に設けずに機体の前後中央部のチェーン
ケースに設けたことによって、ミッションケースの内部
構成をシンプルにすることができ、その分ステップ等を
大きくして、作業者の足元空間が広くなり、操作性を向
上することができる。
車の全体側面図である。
側面断面図である。
断面図である。
の全体側面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 前後方向に長い機体フレームを設け、機
体フレームの前部に一輪の前輪を支持し、後部に二輪の
後輪を支持し、前後の車輪の間の腹部に作業機を昇降可
能に吊設した3輪型の乗用型管理作業車において、エン
ジンからの動力をミッションケースに伝え、該ミッショ
ンケースから作業機に動力を伝えるPTO軸を二つ設
け、一方を車速に比例する車速比例PTO軸とし、他方
を一定回転で駆動する一定回転PTO軸とし、両PTO
軸を後輪前上方に配置したことを特徴とする乗用型管理
作業車。 - 【請求項2】 機体フレームの前部に一輪の前輪を支持
し、後部に二輪の後輪を支持し、前後の車輪の間の腹部
に作業機を昇降可能に吊設した3輪型の乗用型管理作業
車において、エンジンからの動力をミッションケースに
伝え、該ミッションケース内で変速して走行輪を駆動す
るとともに、前記ミッションケースへの入力軸から一定
回転PTO軸に動力を伝え、ミッションケース内で変速
後の伝動軸より車速比例PTO軸に動力を伝えることを
特徴とする乗用型管理作業車。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の一定回転
PTO軸と比例回転PTO軸を、機体進行方向に配した
ことを特徴とする乗用型管理作業車。 - 【請求項4】 機体フレームの前部に一輪の前輪を支持
し、後部に二輪の後輪を支持し、前後の車輪の間の腹部
に作業機を昇降可能に吊設した3輪型の乗用型管理作業
車において、エンジンからの動力をミッションケースに
伝え、該ミッションケース内で変速して後輪とPTO出
力軸に伝え、該PTO出力軸より機体フレームの前後途
中部に配したチェーンケースに動力を伝え、該チェーン
ケースより、車速比例PTO軸と前輪駆動用の動力伝動
軸に動力を伝えることを特徴とする乗用型管理作業車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03818197A JP3894609B2 (ja) | 1997-02-21 | 1997-02-21 | 乗用型管理作業車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03818197A JP3894609B2 (ja) | 1997-02-21 | 1997-02-21 | 乗用型管理作業車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10230753A true JPH10230753A (ja) | 1998-09-02 |
JP3894609B2 JP3894609B2 (ja) | 2007-03-22 |
Family
ID=12518226
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03818197A Expired - Fee Related JP3894609B2 (ja) | 1997-02-21 | 1997-02-21 | 乗用型管理作業車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3894609B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101797542A (zh) * | 2010-03-22 | 2010-08-11 | 李殿荣 | 三轮自走式可调植物中期管理机 |
-
1997
- 1997-02-21 JP JP03818197A patent/JP3894609B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101797542A (zh) * | 2010-03-22 | 2010-08-11 | 李殿荣 | 三轮自走式可调植物中期管理机 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3894609B2 (ja) | 2007-03-22 |
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