JPH10229967A - 電子内視鏡 - Google Patents

電子内視鏡

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JPH10229967A
JPH10229967A JP9034183A JP3418397A JPH10229967A JP H10229967 A JPH10229967 A JP H10229967A JP 9034183 A JP9034183 A JP 9034183A JP 3418397 A JP3418397 A JP 3418397A JP H10229967 A JPH10229967 A JP H10229967A
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恒夫 日高
Teruo Ouchi
輝雄 大内
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    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/00112Connection or coupling means
    • A61B1/00121Connectors, fasteners and adapters, e.g. on the endoscope handle
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Abstract

(57)【要約】 【課題】先端の固体撮像素子部分だけの交換を容易に行
うことができ、また、オートクレーブによる滅菌処理を
行うことができる電子内視鏡を提供すること。 【解決手段】対物光学系11と固体撮像素子12とが取
り付けられたユニット3を挿入部1の先端部分1aに外
部から着脱自在に構成して、ユニット3が挿入部1の先
端部分1aに取り付けられた状態のときに挿入部1の先
端部分1aとユニット3との間で撮像信号等を伝送する
ために接続される電気接点24,25を、ユニット3の
後端面とそれに当接する挿入部1の先端部分1aの先端
面とに設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、挿入部の先端に
配置された固体撮像素子によって内視鏡観察像を撮像す
るようにした電子内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】電子内視鏡においては、一般に、対物光
学系とその対物光学系によって結像される像を撮像する
ための固体撮像素子とが、挿入部の先端を構成する先端
部本体内に配置されている。固体撮像素子としては、C
CD(電荷結合素子)が広く用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】内視鏡は一回使用する
毎に感染防止のために洗浄消毒を行う必要がある。消毒
方法としては、これまでは薬液消毒やエチレンオキサイ
ドガス滅菌が広く行われてきている。
【0004】しかし、消毒薬液やエチレンオキサイドガ
スが内視鏡に残留すると、人体に対して有害であること
や、胃潰瘍の原因菌であるヘリコバクターピロリ菌やそ
の他のウィルスなどをより高度なレベルで滅菌するため
に、高圧蒸気滅菌(オートクレーブ)が行われるように
なってきている。
【0005】オートクレーブは、毒性が無くて人体に対
して安全であるが、一般に被滅菌物を120°C〜13
5°C程度の高温の環境下に置くことになる。ところ
が、CCDは一般に、組み立てに使用されている接着剤
と被接着物との熱膨張係数の相違等から、80°C程度
以上に加熱されると破損してしまう場合が多い。そのた
め、電子内視鏡をオートクレーブによって滅菌すること
は困難であった。
【0006】また、CCDは、画素間のピッチが6〜1
0μm程度と非常に小さいので、内視鏡を組み立ててい
る最中に発生する静電気によって、CCD内で放電が起
きると静電破壊を起こし不良品になってしまう場合があ
る。そのような場合には、内視鏡をすべて分解して最初
から組み立て直さなければならない。
【0007】また、内視鏡使用中などに、挿入部の先端
部分をぶつけたり床に落としたりして、その衝撃によっ
てCCDが破損する場合がある。そのような場合には、
内視鏡ごと交換するか、CCDを交換するために内視鏡
全体を分解修理する必要がある。
【0008】本発明は、上述のような不都合を改善する
ためになされたものであって、先端の固体撮像素子部分
だけの交換を容易に行うことができ、また、オートクレ
ーブによる滅菌処理を行うことができる電子内視鏡を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の電子内視鏡は、対物光学系とその対物光学
系によって結像される像を撮像するための固体撮像素子
とが挿入部の先端に設けられた電子内視鏡において、上
記対物光学系と上記固体撮像素子とが取り付けられたユ
ニットを上記挿入部の先端部分に外部から着脱自在に構
成して、上記ユニットが上記挿入部の先端部分に取り付
けられた状態のときに上記挿入部の先端部分と上記ユニ
ットとの間で撮像信号等を伝送するために接続される電
気接点を、上記ユニットの後端面とそれに当接する上記
挿入部の先端部分の先端面とに設けたことを特徴とす
る。
【0010】なお、上記ユニットが上記挿入部の先端部
分に前方から着脱されてもよく、上記ユニットと上記挿
入部の先端部分とに、上記電気接点が各々複数設けられ
ていてもよい。
【0011】また、上記各電気接点が上記ユニットに軸
線方向と平行方向に対向するように配置されていてもよ
く、上記ユニット側の電気接点と上記挿入部側の電気接
点の一方はピン状であり、他方は上記ピン状電気接点が
差し込まれる筒状であってもよい。
【0012】そして、上記ユニット側の電気接点と上記
挿入部側の電気接点とを接触させる方向に付勢するため
の付勢手段が、上記ユニット側と上記挿入部側の少なく
とも一方に設けられていてもよい。
【0013】また、上記ユニットが上記挿入部の先端部
分に取り付けられた状態のときに外部の水分が少なくと
も上記電気接点部分に侵入しないようにするための防水
手段が設けられているとよい。
【0014】また、上記ユニットが上記挿入部の先端部
分から取り外された状態において、外部の水分が上記挿
入部の先端部分内に侵入しないように、上記挿入部の先
端部分が防水構造になっているとよい。そして、上記ユ
ニットがそれ自体で、外部の水分が内部に侵入しない防
水構造になっているとよい。
【0015】また、上記ユニットが上記挿入部の先端部
分に取り付けられた状態のときに上記ユニットを上記挿
入部の先端部分に固定するための固定部材が、上記挿入
部の先端部分に対して螺合するようになっていてもよ
い。
【0016】或いは、上記ユニットが上記挿入部の先端
部分に取り付けられた状態のときに上記ユニットを上記
挿入部の先端部分に固定するための固定部材が、上記挿
入部の先端部分に対してクリック固定されるようになっ
ていてもよい。
【0017】また、上記固定部材が、上記挿入部の先端
部分に対して係脱自在なフード状部材であってもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施の形
態を説明する。図2は、電子内視鏡を示しており、可撓
管からなる挿入部1の基端が操作部2に連結され、挿入
部1の先端部分1aには先端ユニット3が着脱自在に連
結されている。4は、操作部2からの遠隔操作によって
屈曲自在な湾曲部である。
【0019】図1は、挿入部1の先端部分1aを示して
おり、6は、可撓管(湾曲部4を含む)の先端に取り付
けられていて、その先側に先端ユニット3が着脱自在に
連結される先端口金である。
【0020】先端ユニット3のブロックを構成するユニ
ット本体7は、例えば電気絶縁性のプラスチックによっ
て形成されていて、その先端面に観察窓8や照明窓9な
どが配置されている。
【0021】ユニット本体7の観察窓8の内側には、対
物光学系11が内蔵されており、その対物光学系11に
よる被写体の結像面に、例えばCCDからなる固体撮像
素子12の撮像面が配置されている。
【0022】13は、固体撮像素子12が取り付けられ
た回路基板であり、固体撮像素子12の他にも、固体撮
像素子12を駆動するための電子部品14などが取り付
けられている。
【0023】照明窓9の内側には、被写体を照明する照
明光を伝達するための短いライトガイドファイバ16が
配置されていて、照明窓9の部分には、カバーガラス1
7が嵌め込まれている。
【0024】ユニット本体7は円柱状に形成されてい
て、挿入部1の先端口金6に対して前方から着脱自在で
あり、ユニット本体7の後端面には、先端口金6の先端
面に形成された凹部20に嵌まり込む凸部19が突設さ
れていて、位置決めと回転止め等の役目を果たしてい
る。
【0025】ユニット本体7の周囲は、円筒状のフード
状部材21によって囲まれており、このフード状部材2
1と先端口金6とに形成されたネジ部22を螺合させる
ことによって、ユニット本体7の後端面が前方(図1に
おいて左方)から先端口金6の先端面に押し付けられて
当接した状態に固定される。
【0026】ユニット本体7の後端面部分には、回路基
板13上の回路に接続線23を介して接続されたピン状
の複数の電気接点24が、後方に向けてユニット本体7
の軸線方向と平行に突設されている。
【0027】一方、先端口金6の先端面部分には、その
内部の電気配線26に接続された筒状の複数の電気接点
25が、ユニット本体7側の電気接点24に対向して軸
線方向と平行に配置されている。27は、電気絶縁部材
である。
【0028】その結果、図1に示されるように、先端ユ
ニット3が挿入部1の先端部分1aに連結された状態で
は、先端口金6側の筒状の電気接点25にユニット本体
7側の電気接点24が圧入されて双方の電気接点24,
25が接続され、固体撮像素子12と挿入部1内の電気
配線26との間で信号(撮像信号及びCCD駆動信号な
ど)の伝送が行われる。
【0029】なお、先端ユニット3を先端口金6に連結
する際には、まず図1に示される状態に比べてフード状
部材21をその長さの半分程度ユニット本体7の先側へ
ずらしておき、その状態でユニット本体7の後端部分を
先端口金6の先端部分に接続する。その際に、凸部19
と凹部20の係合及び電気接点24,25の接続によっ
て、ユニット本体7と先端口金6との間の位置決めが行
われる。
【0030】そして、その状態からフード状部材21を
後方(先端口金6に近づける方向)にずらして、フード
状部材21と先端口金6とをネジ部22で螺合させる。
ユニット本体7と先端口金6は相対的に回転しない状態
に係合しているので、螺合操作の際にユニット本体7が
回転してしまうことはない。
【0031】ネジ部22が螺合するようにフード状部材
21を締め込んでいくと、ユニット本体7の外周部後端
に突設されたフランジ部7aに、フード状部材21の内
周面に形成された段部21aが押し付けられて、ユニッ
ト本体7が先端口金6の前端面に押し付け固定された状
態になる。
【0032】そして、フード状部材21と先端口金6と
のネジ部22における結合を解いて、先端口金6に対し
てユニット本体7を前方に引っ張れば、先端ユニット3
が先端口金6から外れて、電気接点24,25の接続が
外れる。
【0033】28は、挿入部1内に挿通配置された照明
用ライトガイドファイバであり、その射出端面は、先端
口金6の先端面に位置している。そして、図1に示され
るように、先端ユニット3が挿入部1の先端部分1aに
連結された状態では、先端ユニット3内と挿入部1内の
双方のライトガイドファイバ16,28の端面がぴった
りと対向するようになっている。
【0034】フード状部材21の先端近傍の内周面に
は、ユニット本体7の外周面に密接するシール用のOリ
ング31が装着されている。また、先端口金6のネジ部
22の後端部分には、フード状部材21の口元の内周面
に密接するシール用のOリング32が装着されている。
【0035】その結果、図1に示されるように、挿入部
1の先端部分1aに先端ユニット3が連結された状態に
おいては、両Oリング31,32によるシール効果によ
って、電気接点24,25部分やネジ部22などに外部
の水分が侵入しないようになっている。
【0036】したがって、先端ユニット3が挿入部1の
先端部分1aに取り付けられた使用状態においては、電
気接点24,25に水分が付着して信号不良などが発生
するおそれがない。また、Oリング31,32は、ネジ
部22の緩み止めの機能も有している。
【0037】また、先端ユニット3は、フード状部材2
1がユニット本体7に対して回転及び摺動自在であっ
て、ユニット本体7から取り外すことができるが、ユニ
ット本体7の表面部分は全て水密に封止されていて、そ
の内部に外から水分が侵入しないようになっている。し
たがって、先端ユニット3は、挿入部1から取り外した
単体状態で十分に洗浄及び消毒をすることができる。
【0038】一方、挿入部1の側も、先端ユニット3が
取り外された状態において、外部から内部に全く水分が
侵入しない防水構造になっている。したがって、この電
子内視鏡を検査に使用したら、先端ユニット3を取り外
した状態で、挿入部1側(操作部2も含む)をオートク
レーブ装置に入れて高圧蒸気による滅菌消毒を行うこと
ができる。
【0039】そのようにして、先端ユニット3を取り外
して滅菌消毒を行えば、固体撮像素子12をオートクレ
ーブ装置内に入れなくて済むので、固体撮像素子12を
熱破壊から守ることができる。
【0040】また、固体撮像素子12が組み込まれた先
端ユニット3が挿入部1に対して着脱自在なので、組み
立て中や使用中に固体撮像素子12が破損したような場
合には、先端ユニット3だけを交換すればよく、挿入部
1側には全く手を加える必要がない。
【0041】なお、電気接点24,25の数が多数必要
な場合には、例えば図3に示されるように、電気接点2
4,25を円周上に配置するなど適宜の配置をとること
ができる。
【0042】図4は、本発明の第2の実施の形態を示し
ており、挿入部1側のライトガイドファイバ28が先端
ユニット3の先端部分まで真っ直ぐに突出していて、ラ
イトガイド口金28aがユニット本体7に形成された嵌
合孔41に挿通されている。これによって、挿入部1の
先端部分1aに対する先端ユニット3の位置決めが行わ
れる。
【0043】ライトガイド口金28aは、例えばステン
レス鋼パイプ製であり、先端口金6に対して水密に接着
固定されている。電気接点24,25は、ユニット本体
7の後端面と先端口金6の先端面とに、軸線方向に平行
に対向して配置されている。
【0044】また、ユニット本体7に形成された嵌合孔
41とライトガイド口金28aとの隙間から電気接点2
4,25に水分が侵入するのを阻止するために、嵌合孔
41の内周部分にシール用のOリング42が装着されて
いる。
【0045】図5に拡大して示されるように、挿入部1
の先端部分1a側の電気接点25は、前面が凹状に形成
されていて、先端口金6の先端面に並べて配置されてい
る。そして、その後方に形成された空洞44内に設けら
れた圧縮コイルバネ45によって、先端口金6の前壁部
46が前方に少し膨らむように付勢されている。
【0046】一方、ユニット本体7側の電気接点24は
後方に向けて凸状に形成されていて、先端口金6の先端
面と当接するユニット本体7の後端面に、先端口金6側
の電気接点25と位置を合わせて配列されている。
【0047】したがって、図4に示されるように、先端
ユニット3が挿入部1の先端部分1aに取り付けられた
状態においては、双方の電気接点24,25が押しつけ
合わされて、先端口金6の前壁部46が真っ直ぐな状態
に戻されるように弾性変形し、圧縮コイルバネ45の付
勢力が電気接点24,25を接触させる方向に作用す
る。
【0048】なお、先端ユニット3を挿入部1の先端部
分1aに固定するフード状部材21は、第1の実施の形
態と同様のものが用いられている。ただし、先端口金6
の外周部分には、ゴム製のシール部材47がライニング
されており、フード状部材21の口元端部がシール部材
47に当接することにより、防水効果が高められてい
る。したがって、Oリング32を省略することもでき
る。
【0049】図6は、本発明の第3の実施の形態を示し
ており、先端口金6の前端部近くの外周面に形成された
円周溝53に、ユニット本体7から後方に突設された突
起54を弾力的に係合させて、いわゆるクリック結合さ
せたものである。
【0050】突起54の部分には後方から多数のすり割
りが切り込まれていて、突起54部分がばね性を有する
ようになっている。なお、突起54は円周全体に形成さ
れていなくてもよく、例えば円周の三カ所程度に部分的
に形成されていてもよい。そしてその場合には、突起5
4に合わせて、円周溝53も部分的なものにしてさしつ
かえない。
【0051】そして、先端ユニット3が先端口金6に取
り付けられた状態では、ユニット本体7の突起54部分
が、ネジ部55においてユニット本体7と螺合するフー
ド状部材21によって外側から押さえられて、ユニット
本体7が先端口金6から外れないようになっている。そ
の他の部分は、第1の実施の形態と同様であり、説明は
省略する。
【0052】この実施の形態において先端ユニット3を
先端口金6に連結する際には、まず、ネジ部55におけ
るユニット本体7とフード状部材21との螺合を緩め
て、フード状部材21を先側へずらすかユニット本体7
から取り外しておき、その状態でユニット本体7の後端
部分の突起54を弾力的に変形させて、先端口金6の円
周溝53に係合させる。
【0053】その際の位置決めは電気接点24,25の
接続によって行われる。ただし、突起54と円周溝53
とが円周方向に部分的に非対称に形成されている場合に
は、突起54と円周溝53による位置決めも可能であ
る。
【0054】その状態から、ネジ部55においてフード
状部材21をユニット本体7側にねじ込んでいくと、突
起54を円周溝53との係合部をフード状部材21が覆
い、ユニット本体7が先端口金6から外れない状態にな
る。
【0055】図7は、本発明の第4の実施の形態を示し
ており、図6に示される実施の形態とは逆に、円周溝5
3をユニット本体7側に形成して、ばね性を持たせた突
起54を先端口金6の先端側から前方に突設したもので
ある。フード状部材21の着脱や突起54の広がりがフ
ード状部材21によって押さえられること等は第3の実
施の形態と同様である。
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、対物光学系と固体撮像
素子とが取り付けられたユニットを挿入部の先端部分に
前方から着脱自在に構成して、ユニットが挿入部の先端
部分に取り付けられた状態のときに挿入部の先端部分と
ユニットとの間で撮像信号等を伝送するために接続され
る電気接点を、ユニットの後端面とそれに当接する挿入
部の先端部分の先端面とに設けたことにより、固体撮像
素子を含むユニットを挿入部の先端部分から取り外し
て、固体撮像素子部分だけの交換を容易に行うことがで
き、また、固体撮像素子を高熱にさらすことなく、電子
内視鏡をオートクレーブによって滅菌処理することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の電子内視鏡の挿入
部先端部分の側面断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の電子内視鏡の全体
略示図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の電気接点の配置例
を示す略示図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の電子内視鏡の挿入
部先端部分の側面断面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の部分拡大断面図で
ある。
【図6】本発明の第3の実施の形態の電子内視鏡の挿入
部先端部分の側面断面図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態の電子内視鏡の部分
略示側面断面図である。
【符号の説明】
1 挿入部 1a 先端部分 3 先端ユニット 6 先端口金 7 ユニット本体 12 固体撮像素子 21 フード状部材 24,25 電気接点

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対物光学系とその対物光学系によって結像
    される像を撮像するための固体撮像素子とが挿入部の先
    端に設けられた電子内視鏡において、 上記対物光学系と上記固体撮像素子とが取り付けられた
    ユニットを上記挿入部の先端部分に外部から着脱自在に
    構成して、上記ユニットが上記挿入部の先端部分に取り
    付けられた状態のときに上記挿入部の先端部分と上記ユ
    ニットとの間で撮像信号等を伝送するために接続される
    電気接点を、上記ユニットの後端面とそれに当接する上
    記挿入部の先端部分の先端面とに設けたことを特徴とす
    る電子内視鏡。
  2. 【請求項2】上記ユニットが上記挿入部の先端部分に前
    方から着脱される請求項1記載の電子内視鏡。
  3. 【請求項3】上記ユニットと上記挿入部の先端部分と
    に、上記電気接点が各々複数設けられている請求項1又
    は2記載の電子内視鏡。
  4. 【請求項4】上記各電気接点が上記ユニットに軸線方向
    と平行方向に対向するように配置されている請求項1、
    2又は3記載の電子内視鏡。
  5. 【請求項5】上記ユニット側の電気接点と上記挿入部側
    の電気接点の一方はピン状であり、他方は上記ピン状電
    気接点が差し込まれる筒状である請求項4記載の電子内
    視鏡。
  6. 【請求項6】上記ユニット側の電気接点と上記挿入部側
    の電気接点とを接触させる方向に付勢するための付勢手
    段が、上記ユニット側と上記挿入部側の少なくとも一方
    に設けられている請求項1、2、3、4又は5記載の電
    子内視鏡。
  7. 【請求項7】上記ユニットが上記挿入部の先端部分に取
    り付けられた状態のときに外部の水分が少なくとも上記
    電気接点部分に侵入しないようにするための防水手段が
    設けられている請求項1ないし6のいずれかの項記載の
    電子内視鏡。
  8. 【請求項8】上記ユニットが上記挿入部の先端部分から
    取り外された状態において、外部の水分が上記挿入部の
    先端部分内に侵入しないように、上記挿入部の先端部分
    が防水構造になっている請求項1ないし7のいずれかの
    項記載の電子内視鏡。
  9. 【請求項9】上記ユニットがそれ自体で、外部の水分が
    内部に侵入しない防水構造になっている請求項1ないし
    8のいずれかの項記載の電子内視鏡。
  10. 【請求項10】上記ユニットが上記挿入部の先端部分に
    取り付けられた状態のときに上記ユニットを上記挿入部
    の先端部分に固定するための固定部材が、上記挿入部の
    先端部分に対して螺合するようになっている請求項1な
    いし9のいずれかの項記載の電子内視鏡。
  11. 【請求項11】上記ユニットが上記挿入部の先端部分に
    取り付けられた状態のときに上記ユニットを上記挿入部
    の先端部分に固定するための固定部材が、上記挿入部の
    先端部分に対してクリック固定されるようになっている
    請求項1ないし9のいずれかの項記載の電子内視鏡。
  12. 【請求項12】上記固定部材が、上記挿入部の先端部分
    に対して係脱自在なフード状部材である請求項10又は
    11記載の電子内視鏡。
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