JPH10229858A - 野菜ジュ−ス粉末及びその製造方法 - Google Patents
野菜ジュ−ス粉末及びその製造方法Info
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- JPH10229858A JPH10229858A JP9048383A JP4838397A JPH10229858A JP H10229858 A JPH10229858 A JP H10229858A JP 9048383 A JP9048383 A JP 9048383A JP 4838397 A JP4838397 A JP 4838397A JP H10229858 A JPH10229858 A JP H10229858A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 有害物質の硝酸性窒素を除去し、血管の老化
防止及び補強等、健康維持に有効な野菜ジュ−ス粉末を
提供する。 【解決手段】 野菜を硝酸イオン、亜硝酸イオンを除去
するイオン交換樹脂を通過させた水により洗浄し、凍結
乾燥により粉末化した後、血管補強剤、各種ビタミン等
を添加してなる。
防止及び補強等、健康維持に有効な野菜ジュ−ス粉末を
提供する。 【解決手段】 野菜を硝酸イオン、亜硝酸イオンを除去
するイオン交換樹脂を通過させた水により洗浄し、凍結
乾燥により粉末化した後、血管補強剤、各種ビタミン等
を添加してなる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、有害物質の硝酸性
窒素を除去し、血管の老化防止及び補強等、健康維持に
有効な野菜ジュ−ス粉末及びその製造方法に関する。
窒素を除去し、血管の老化防止及び補強等、健康維持に
有効な野菜ジュ−ス粉末及びその製造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、地下水の汚染物質であるトリクロ
ロエチレンなどの有機塩素化合物とともに硝酸性窒素に
よる水質汚染が憂慮すべき問題となっている。前記地下
水や農薬による汚染物質である硝酸性窒素は有機体の硝
酸塩及び亜硝酸塩としても存在する。
ロエチレンなどの有機塩素化合物とともに硝酸性窒素に
よる水質汚染が憂慮すべき問題となっている。前記地下
水や農薬による汚染物質である硝酸性窒素は有機体の硝
酸塩及び亜硝酸塩としても存在する。
【０００３】すなわち、廃棄物中に含まれている有機態
窒素が土壌中に浸透してアンモニア性窒素に分解され、
その後、酸化されて亜硝酸塩から硝酸塩になる。
窒素が土壌中に浸透してアンモニア性窒素に分解され、
その後、酸化されて亜硝酸塩から硝酸塩になる。
【０００４】したがって、土壌中の地下水では硝酸塩が
主であり、硝酸イオンや亜硝酸イオンとして地下水とと
もに容易に移動した後、あるいは農薬として使用された
後、植物に吸収されて再び有機体に戻ることになり、自
然界の多くの植物、特に野菜内に中に存在することにな
る。
主であり、硝酸イオンや亜硝酸イオンとして地下水とと
もに容易に移動した後、あるいは農薬として使用された
後、植物に吸収されて再び有機体に戻ることになり、自
然界の多くの植物、特に野菜内に中に存在することにな
る。
【０００５】前記硝酸塩の毒性は、体内の細菌等によ
り、亜硝酸塩に還元されることによるものと考えられ、
該亜硝酸塩は、酸素を運ぶ血液中のヘモグロビンを酸化
させ、メトヘモグロビンとなって本来の酸素を運ぶ機能
を失い、各臓器が酸素欠乏を起こしたり、血管の老化等
の悪影響を及ぼすとともに、胃の中で発ガン性のない二
級アミンと反応し、発ガン物質であるニトロソアミンを
生成することが明らかになっている。
り、亜硝酸塩に還元されることによるものと考えられ、
該亜硝酸塩は、酸素を運ぶ血液中のヘモグロビンを酸化
させ、メトヘモグロビンとなって本来の酸素を運ぶ機能
を失い、各臓器が酸素欠乏を起こしたり、血管の老化等
の悪影響を及ぼすとともに、胃の中で発ガン性のない二
級アミンと反応し、発ガン物質であるニトロソアミンを
生成することが明らかになっている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】従来、野菜粉末とし
て、生野菜を凍結乾燥によって粉末化する方法、乾燥野
菜を粉末化する方法、さらには生野菜の成分を損なわな
いようにして搾汁を得てこれを凍結乾燥によって粉末化
する方法等が提案されているが、前記硝酸性窒素の有害
性にふれたものは見当たらない。
て、生野菜を凍結乾燥によって粉末化する方法、乾燥野
菜を粉末化する方法、さらには生野菜の成分を損なわな
いようにして搾汁を得てこれを凍結乾燥によって粉末化
する方法等が提案されているが、前記硝酸性窒素の有害
性にふれたものは見当たらない。
【０００７】本発明は、前記事情に鑑みなされたもの
で、野菜に付着あるいは含有されている硝酸性窒素を除
去し、さらに健康維持に必要成分を添加した野菜ジュ−
ス粉末及びその製造方法を提供するものである。
で、野菜に付着あるいは含有されている硝酸性窒素を除
去し、さらに健康維持に必要成分を添加した野菜ジュ−
ス粉末及びその製造方法を提供するものである。
【０００８】なお、本発明で得られた野菜ジュ−ス粉末
は、例えば、スティック状容器等に密封され、水に溶か
して飲料として使用されるほか、各種の料理、育児食、
病院食に添加したり混入して使用され、また、偏食防止
食等として有効である。
は、例えば、スティック状容器等に密封され、水に溶か
して飲料として使用されるほか、各種の料理、育児食、
病院食に添加したり混入して使用され、また、偏食防止
食等として有効である。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明の野菜ジュ−ス粉
末は、硝酸性窒素を除去した野菜粉末に血管補強剤、各
種ビタミン等を添加して構成されてなるものであり、そ
の製造方法は、野菜、好ましくは細断野菜を硝酸イオ
ン、亜硝酸イオンを除去するイオン交換樹脂を通過させ
た水により洗浄し、凍結乾燥により粉末化した後、血管
補強剤、各種ビタミン等を添加するものである。
末は、硝酸性窒素を除去した野菜粉末に血管補強剤、各
種ビタミン等を添加して構成されてなるものであり、そ
の製造方法は、野菜、好ましくは細断野菜を硝酸イオ
ン、亜硝酸イオンを除去するイオン交換樹脂を通過させ
た水により洗浄し、凍結乾燥により粉末化した後、血管
補強剤、各種ビタミン等を添加するものである。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。本発明で使用される野菜は、セロリ、コマツ菜、
チンゲン菜、春菊、パセリ、サラダ菜、ホウレン草、ア
スパラガス、人参、ねぎ、白菜、キャベツ、三つ葉、ヨ
モギ、トマト、その他の野菜の他、リンゴ等の果実も含
む。
する。本発明で使用される野菜は、セロリ、コマツ菜、
チンゲン菜、春菊、パセリ、サラダ菜、ホウレン草、ア
スパラガス、人参、ねぎ、白菜、キャベツ、三つ葉、ヨ
モギ、トマト、その他の野菜の他、リンゴ等の果実も含
む。
【００１１】また、硝酸性窒素の除去に使用されるイオ
ン交換樹脂は、硝酸イオン（ＮＯ３）、亜硝酸イオン
（ＮＯ２）を除去することができる陰イオン交換樹脂、
例えば強塩基性イオン交換樹脂（塩素イオンタイプ）が
使用される。
ン交換樹脂は、硝酸イオン（ＮＯ３）、亜硝酸イオン
（ＮＯ２）を除去することができる陰イオン交換樹脂、
例えば強塩基性イオン交換樹脂（塩素イオンタイプ）が
使用される。
【００１２】以下に、硝酸性窒素の除去試験及びその結
果について述べる。
果について述べる。
【００１３】まず、野菜表面に付着している硝酸性窒素
の除去試験及びその結果について述べる。
の除去試験及びその結果について述べる。
【００１４】硝酸性窒素の除去試験（Ａ） （１）７種類（セロリ、コマツ菜、チンゲン菜、春菊、
パセリ、、サラダ菜、ホウレン草）の生野菜をそれぞれ
１００ｇずつ計り、均等に二束に分けた。 （２）前記イオン交換樹脂を通過させた水道水（以下単
に「イオン交換水」という。）と水道水を別々の容器に
それぞれ６リットルずつ用意した。 （３）前記それぞれの生野菜をそれぞれの前記容器内で
３分間、手で丁寧に洗った。 （４）それぞれの容器から生野菜を取り出し、容器内の
洗浄水に含まれている硝酸性窒素の量（ｍｇ／リット
ル）を測定した（株式会社共立理化学研究所製造の「水
質検査−パックテスト」使用）。 （５）前記（２）〜（４）の作業を硝酸性窒素量が前記
洗浄水内で０になるまで繰り返した。
パセリ、、サラダ菜、ホウレン草）の生野菜をそれぞれ
１００ｇずつ計り、均等に二束に分けた。 （２）前記イオン交換樹脂を通過させた水道水（以下単
に「イオン交換水」という。）と水道水を別々の容器に
それぞれ６リットルずつ用意した。 （３）前記それぞれの生野菜をそれぞれの前記容器内で
３分間、手で丁寧に洗った。 （４）それぞれの容器から生野菜を取り出し、容器内の
洗浄水に含まれている硝酸性窒素の量（ｍｇ／リット
ル）を測定した（株式会社共立理化学研究所製造の「水
質検査−パックテスト」使用）。 （５）前記（２）〜（４）の作業を硝酸性窒素量が前記
洗浄水内で０になるまで繰り返した。
【００１５】前記硝酸性窒素の除去試験（Ａ）の結果が
下記表１に示されている。
下記表１に示されている。
【００１６】
【表１】 表１から明らかなように、イオン交換水で洗浄を繰り返
すと、洗浄回数を増す毎に洗浄効果が増大していき、生
野菜の種類により異なるが、３回から１０回の洗浄で前
記洗浄水中の硝酸窒素量が０になり、生野菜に付着して
いた硝酸性窒素が除去されたことが確認された。このこ
とは乾燥野菜でも同様であった。
すと、洗浄回数を増す毎に洗浄効果が増大していき、生
野菜の種類により異なるが、３回から１０回の洗浄で前
記洗浄水中の硝酸窒素量が０になり、生野菜に付着して
いた硝酸性窒素が除去されたことが確認された。このこ
とは乾燥野菜でも同様であった。
【００１７】一方、水道水での洗浄では、少なくとも当
初に僅かな硝酸性窒素が除去されて洗浄水中に含まれて
いるものと思われるが、微量のためか測定不能であり、
前記測定方法では確認されず、その後の繰り返し洗浄に
おいても洗浄水中の硝酸性窒素の存在は確認できず、前
記生野菜から硝酸性窒素は除去されなかった。
初に僅かな硝酸性窒素が除去されて洗浄水中に含まれて
いるものと思われるが、微量のためか測定不能であり、
前記測定方法では確認されず、その後の繰り返し洗浄に
おいても洗浄水中の硝酸性窒素の存在は確認できず、前
記生野菜から硝酸性窒素は除去されなかった。
【００１８】つぎに、野菜に付着及び含有されている硝
酸性窒素の除去試験及びその結果について以下に述べ
る。
酸性窒素の除去試験及びその結果について以下に述べ
る。
【００１９】硝酸性窒素の除去試験（Ｂ） （１）１４種類（アスパラガス、トマト、人参、リン
ゴ、ねぎ、セロリ、コマツ菜、チンゲン菜、春菊、パセ
リ、サラダ菜、ホウレン草、白菜、三つ葉）の生野菜を
それぞれ１００ｇ計り取った。 （２）前記それぞれの生野菜を約１ｃｍ角に細断し、す
りばちを用いて栄養素が破壊されないようにそれぞれす
り潰しに近い状態にした。 （３）つぎに生じた搾り汁０．２ミリリットルを前記イ
オン交換水で１００倍に希釈した試料に試験紙を２秒間
浸漬し、該試験紙の水を切った後、その硝酸性窒素の濃
度を測定した（株式会社関東化学の簡易型反射式光度計
ＲＱフレ ックスに挿入して測定）。 （３）この方法で搾り汁を除いた残渣（主に繊維成分）
を再度、イオン交換水で１００倍に希釈した後、同様
に、前記ＲＱフレックスで硝酸性窒素濃度を測定し、残
渣中に残留する硝酸性窒素の量を確認した。
ゴ、ねぎ、セロリ、コマツ菜、チンゲン菜、春菊、パセ
リ、サラダ菜、ホウレン草、白菜、三つ葉）の生野菜を
それぞれ１００ｇ計り取った。 （２）前記それぞれの生野菜を約１ｃｍ角に細断し、す
りばちを用いて栄養素が破壊されないようにそれぞれす
り潰しに近い状態にした。 （３）つぎに生じた搾り汁０．２ミリリットルを前記イ
オン交換水で１００倍に希釈した試料に試験紙を２秒間
浸漬し、該試験紙の水を切った後、その硝酸性窒素の濃
度を測定した（株式会社関東化学の簡易型反射式光度計
ＲＱフレ ックスに挿入して測定）。 （３）この方法で搾り汁を除いた残渣（主に繊維成分）
を再度、イオン交換水で１００倍に希釈した後、同様
に、前記ＲＱフレックスで硝酸性窒素濃度を測定し、残
渣中に残留する硝酸性窒素の量を確認した。
【００２０】前記硝酸性窒素の除去試験（Ｂ）の結果が
下記表２に示されている。
下記表２に示されている。
【００２１】
【表２】 表２から明らかなように、前記各生野菜の搾り汁中には
４６０ｍｇ／リットル（サラダ菜）から１３１１ｍｇ／
リットル（三つ葉）の硝酸窒素存在していることが確認
されたとともに、それら硝酸性窒素がイオン交換水で洗
浄除去され、その後の残渣中には測定不能な微量しか存
在しないことが確認された。
４６０ｍｇ／リットル（サラダ菜）から１３１１ｍｇ／
リットル（三つ葉）の硝酸窒素存在していることが確認
されたとともに、それら硝酸性窒素がイオン交換水で洗
浄除去され、その後の残渣中には測定不能な微量しか存
在しないことが確認された。
【００２２】前記のごとく、前記硝酸性窒素の除去試験
（Ａ）のごとく野菜表面の硝酸性窒素を除去した後、市
販の凍結乾燥機で粉末化して血管補強剤、各種ビタミ等
を添加して野菜ジュ−ス粉末を製造した場合にも、従来
と異なり、硝酸性窒素を減少させた野菜ジュ−ス粉末を
提供することができる。
（Ａ）のごとく野菜表面の硝酸性窒素を除去した後、市
販の凍結乾燥機で粉末化して血管補強剤、各種ビタミ等
を添加して野菜ジュ−ス粉末を製造した場合にも、従来
と異なり、硝酸性窒素を減少させた野菜ジュ−ス粉末を
提供することができる。
【００２３】しかしながら、未だ、野菜内部に硝酸性窒
素が含有されている。そこで好ましくは、前記記硝酸性
窒素の除去試験（Ｂ）のごとく、野菜をできる限り細か
く切り刻み（細断野菜）、すり潰しに近い状態にしてイ
オン交換水によって洗浄し、凍結乾燥機により粉末化し
た後、血管補強剤、ビタミン等を添加して構成すること
が望まれる。
素が含有されている。そこで好ましくは、前記記硝酸性
窒素の除去試験（Ｂ）のごとく、野菜をできる限り細か
く切り刻み（細断野菜）、すり潰しに近い状態にしてイ
オン交換水によって洗浄し、凍結乾燥機により粉末化し
た後、血管補強剤、ビタミン等を添加して構成すること
が望まれる。
【００２４】なお、血管補強剤としては、血管の老化防
止及び補強を目的として、例えば、毛細血管の結合組織
を強くするルチン（別名：ビタミンＰ）、動脈硬化、特
に冠動脈硬化で、動脈壁細胞をよみがえらせる賦活作用
を有するコンドリオチン硫酸（別名：コンドロイチンタ
ンパク複合体）、脂質過酸化の阻止や活性酸素の消去作
用を有するプロアントシアニジン等が添加され、その
他、野菜の栄養素を補充するビタミンＡ、Ｂ１ 、Ｂ２
、Ｂ６ 、Ｂ１２、Ｅ、Ｃ、ナイアシン、葉酸等のビ
タミンが添加される。その他、人体の健康維持に必要な
亜鉛、鉄、カルシウム、その他の栄養素が添加される。
止及び補強を目的として、例えば、毛細血管の結合組織
を強くするルチン（別名：ビタミンＰ）、動脈硬化、特
に冠動脈硬化で、動脈壁細胞をよみがえらせる賦活作用
を有するコンドリオチン硫酸（別名：コンドロイチンタ
ンパク複合体）、脂質過酸化の阻止や活性酸素の消去作
用を有するプロアントシアニジン等が添加され、その
他、野菜の栄養素を補充するビタミンＡ、Ｂ１ 、Ｂ２
、Ｂ６ 、Ｂ１２、Ｅ、Ｃ、ナイアシン、葉酸等のビ
タミンが添加される。その他、人体の健康維持に必要な
亜鉛、鉄、カルシウム、その他の栄養素が添加される。
【００２５】前記のごとく、本発明の野菜ジュ−ス粉末
は、人体に有害な物質の硝酸性窒素を除去した野菜によ
り構成されるため、飲料としてはもとより、育児食、病
院食に添加しても安全であり、野菜自体が持っている健
康維持機能が十分に発揮される。
は、人体に有害な物質の硝酸性窒素を除去した野菜によ
り構成されるため、飲料としてはもとより、育児食、病
院食に添加しても安全であり、野菜自体が持っている健
康維持機能が十分に発揮される。
【００２６】さらに、血管補強剤及び各種ビタミン等を
添加することにより、活性酸素の消去、血管を広げ血液
の循環を良くする、過酸化脂質の増加による血管の老化
が防止される、毛細血管が強化される、血清コレステロ
−ル値を低下させることができる等の理由により、血管
の老化が防止され、さらにまた血管及び細胞の補強効果
が得られる。
添加することにより、活性酸素の消去、血管を広げ血液
の循環を良くする、過酸化脂質の増加による血管の老化
が防止される、毛細血管が強化される、血清コレステロ
−ル値を低下させることができる等の理由により、血管
の老化が防止され、さらにまた血管及び細胞の補強効果
が得られる。
【００２７】
【発明の効果】本発明の野菜ジュ−ス粉末によれば、飲
食しても人体に有害な硝酸性窒素が摂取されることがな
く、さらに血管の老化防止及び補強効果が得られる。ま
た、本発明の製造方法によれば人体に有害な硝酸性窒素
を野菜から容易に除去して健康維持に有効な野菜ジュ−
ス粉末を製造することができる。
食しても人体に有害な硝酸性窒素が摂取されることがな
く、さらに血管の老化防止及び補強効果が得られる。ま
た、本発明の製造方法によれば人体に有害な硝酸性窒素
を野菜から容易に除去して健康維持に有効な野菜ジュ−
ス粉末を製造することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ａ２３Ｌ 1/304 Ａ６１Ｋ 31/70 ＡＢＸ Ａ６１Ｋ 31/70 ＡＢＸ 35/78 ＡＢＷＷ 35/78 ＡＢＷ Ａ２３Ｌ 2/00 Ｆ 38/00 2/26 Ａ６１Ｋ 37/02
Claims (3)
- 【請求項１】 硝酸性窒素を除去した野菜粉末に血管補
強剤、各種ビタミン等を添加してなることを特徴とする
野菜ジュ−ス粉末。 - 【請求項２】 野菜を硝酸イオン、亜硝酸イオンを除去
するイオン交換樹脂を通過させた水により洗浄し、凍結
乾燥により粉末化した後、血管補強剤、各種ビタミン等
を添加することを特徴とする野菜ジュ−ス粉末の製造方
法。 - 【請求項３】 野菜が細断野菜である請求項２記載の野
菜粉末ジュ−スの製造方法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9048383A JPH10229858A (ja) | 1997-02-17 | 1997-02-17 | 野菜ジュ−ス粉末及びその製造方法 |
| US08/873,195 US5863582A (en) | 1997-02-17 | 1997-06-11 | Powdered vegetable and/or fruit juice and manufacturing process thereof |
| EP98301164A EP0858742A3 (en) | 1997-02-17 | 1998-02-17 | Nitrate-free powdered fruits or vegetables and manufacturing process therefor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9048383A JPH10229858A (ja) | 1997-02-17 | 1997-02-17 | 野菜ジュ−ス粉末及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10229858A true JPH10229858A (ja) | 1998-09-02 |
Family
ID=12801799
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9048383A Pending JPH10229858A (ja) | 1997-02-17 | 1997-02-17 | 野菜ジュ−ス粉末及びその製造方法 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5863582A (ja) |
| EP (1) | EP0858742A3 (ja) |
| JP (1) | JPH10229858A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7407680B2 (en) | 2003-10-01 | 2008-08-05 | Ito En, Ltd. | Method for manufacturing vegetable juice and the like with decreased nitrate ions |
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| US6131442A (en) * | 1999-07-28 | 2000-10-17 | Riverwood International Corporation | Method of wood chip moisture analysis |
| US6645546B2 (en) | 2001-06-22 | 2003-11-11 | Wm. Bolthouse Farms, Inc. | Process and apparatus for producing fiber product with high water-binding capacity and food product made therefrom |
| JP4159395B2 (ja) * | 2003-04-11 | 2008-10-01 | カゴメ株式会社 | 野菜汁からの硝酸性窒素の除去方法 |
| US20050153049A1 (en) * | 2004-01-12 | 2005-07-14 | Kraft Foods Holdings, Inc. | Methods of producing beverage powders |
| KR100639912B1 (ko) * | 2004-06-15 | 2006-10-30 | 이춘자 | 무와 호박 성분을 함유하는 환의 제조 방법 |
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