JPH10228953A - 回動機構付きコネクタ - Google Patents

回動機構付きコネクタ

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JPH10228953A
JPH10228953A JP9029176A JP2917697A JPH10228953A JP H10228953 A JPH10228953 A JP H10228953A JP 9029176 A JP9029176 A JP 9029176A JP 2917697 A JP2917697 A JP 2917697A JP H10228953 A JPH10228953 A JP H10228953A
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center conductor
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Yoshihiro Sugii
良啓 杉井
Nobuhiro Kawashima
信弘 川嶋
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
NEC Saitama Ltd
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
NEC Saitama Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送受信要素を無段階で回動でき所定位置にも
固定できること。 【解決手段】 係合受部19a及び相手係合受部25a
には第1の方向Iへの移動及び一軸回りに回動するのを
阻止するように係合している係合手段を有し、中空保持
体9及び相手保持体25間に配されているバネ部材31
は、前記第1の方向Iで第1及び第2の組立要素1、2
の第2の当接部9f,19fが互いに接している状態か
ら前記第2の組立要素2を第2の方向IIへ移動したと
きに第1及び第2の当接部9f,19f間に隙間Sを形
成させつつ縮小しかつ伸長した状態で前記第1及び第2
の当接部9f,19fを接するように配されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アンテナのような
送受信要素と機器内に配されているケーブルとを相互に
接続する回動機構付きコネクタに属する。
【0002】
【従来の技術】従来の回動機構付きコネクタは、図20
及び図21に示すように、第1の組立要素101と、こ
の第1の組立要素101に回動可能に組み合わせた第2
の組立要素102と、第2の組立要素102に取り付け
たアンテナのような送受信部材105とを有している。
【0003】第1の組立要素101は機器のパネル10
4の一部に固定されている。機器内には図示しないケー
ブルが配されており、このケーブルと送受信部材105
とが相互に接続されている。送受信部材105は第1の
組立要素101に対して第2の組立要素102を回動さ
せることによって第1の組立要素101の軸に対して径
方向へ回動することが可能となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第1の
組立要素101と第2の組立要素102とはネジ嵌合に
よって結合されていたり、もしくはフリクション嵌合等
で結合されているため、図21に示したように、送受信
部材105の回動と、複数の所定位置における固定とを
両立することは困難であるという問題がある。
【0005】なお、第1の組立要素101と第2の組立
要素102とがネジ嵌合によって結合した場合には、回
動機能と固定機能とを構成することが可能であると思慮
されるが、しかし複雑な構成と、多くの部品点数を必要
とし、高コストのコネクタとなってしまうことから実用
化が非常に困難であるという問題がある。
【0006】それ故に本発明の課題は、実用化に適し、
容易に無段階の回動操作が可能であり所望する位置で容
易に送受信要素の固定が可能な回動機構付きコネクタを
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、中心導
体を一軸方向に配した第1の組立要素と、送受信要素を
保持しかつ前記中心導体に接触する相手中心導体を配し
た第2の組立要素とを有し、前記第1の組立要素には前
記第2の組立要素が前記一軸の回りで回動可能となるよ
うに嵌め合わされている回動機構付きコネクタにおい
て、前記第1の組立要素は導電性の固定筒体と、該固定
筒体の第1の開口部に保持した導電性の中空保持体と、
該中空保持体に保持したコネクタとを有し、前記中空保
持体は前記第1の開口部に保持した中空保持部と、該中
空保持部から前記固定筒体の第2の開口部側へのびてい
る係合部とを有し、前記コネクタは前記一軸方向に前記
中心導体を保持したインシュレータと、該インシュレー
タを前記一軸に対する径方向の外周で保持しかつ前記第
1の開口側で前記中空保持体に保持した導電性の係合基
体とを有し、該係合基体は前記中空保持体の内部で前記
係合部に対向するよう前記第2の開口部側へのびている
係合受部を有し、前記第2の組立要素は前記中心導体に
前記径方向で接触するよう前記相手中心導体を保持した
相手インシュレータと、前記第2の開口部に前記一軸回
りの回動及び前記一軸方向へ移動可能に保持した導電性
の相手保持体とを有し、該相手保持体は前記相手インシ
ュレータを前記径方向の外周で保持しかつ前記係合受部
の内側で前記係合受部に対向するよう配した相手係合受
部を有し、前記係合部は前記径方向で前記係合受部に接
して前記第2の組立要素の前記一軸方向おける第1の方
向への移動及び前記一軸回りに回動するのを阻止する第
1の当接部を有し、前記係合受部は前記第1の当接部に
接離する第2の当接部を有し、さらに前記係合受部及び
前記相手係合受部は前記第2の組立要素が前記第1の方
向への移動及び前記一軸回りに回動するのを阻止すると
ともに前記第2の組立要素を前記一軸方向の第2の方向
へ移動したときに係合を解除する係合手段を有し、さら
に前記第1の方向の所定位置で前記第1及び第2の当接
部が互いに接している状態から前記第2の組立要素を前
記第2の方向へ移動したときに前記第1及び第2の当接
部間に隙間を形成させつつ前記一軸方向で縮小しかつ伸
長した状態で前記第1及び第2の当接部を互いに接する
よう前記中空保持体及び前記相手保持体間に配されてい
るバネ部材を有していることを特徴とする回動機構付き
コネクタが得られる。
【0008】また、本発明によれば、中心導体を一軸方
向に配した第1の組立要素と、送受信要素を保持しかつ
前記中心導体に接触する相手中心導体を配した第2の組
立要素とを有し、前記第1の組立要素には前記第2の組
立要素が前記一軸の回りで回動可能となるように嵌め合
わされている回動機構付きコネクタにおいて、前記第1
の組立要素は導電性の固定筒体と、該固定筒体の第1の
開口部に保持したコネクタを有し、該コネクタは前記第
1の開口側で前記固定筒体に保持した導電性の係合基体
と、前記一軸方向に前記中心導体を保持したインシュレ
ータとを有し、前記係合基体は前記固定筒体内で前記固
定筒体の第2の開口部側へのびている係合部を有し、前
記第2の組立要素は前記中心導体に径方向で接触するよ
う前記相手中心導体を保持した相手インシュレータと、
前記第2の開口部側に位置している導電性の相手保持体
とを有し、該相手保持体は前記第2の開口部側から前記
係合部に対向するよう前記固定筒体内に導入され前記一
軸回りの回動及び前記一軸方向へ移動可能に配した相手
係合部を有し、該相手係合部はその先端部に第1の当接
部を有し、前記係合部は前記第1の当接部を摺接しつつ
前記相手係合部を押し広げる向きに変形させるよう前記
径方向で前記第1の当接部に対向している第2の当接部
を有し、さらに前記係合部及び相手係合部は前記一軸方
向における前記一軸方向の第1の方向への移動及び前記
一軸回りの回動を阻止する係合手段を有していることを
特徴とする回動機構付きコネクタが得られる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の回動機構付きコネ
クタを図面を参照して説明する。図1乃至図6は本発明
の回動機構付きコネクタの第1の実施の形態例を示して
いる。
【0010】ます、図1及び図2を参照して、第1の実
施の形態例における回動機構付きコネクタは、機器のパ
ネル4の一部に固定されている第1の組立要素1と、こ
の第1の組立要素1に取り付けられている第2の組立要
素2と、電波を送受信するような送受信要素としての送
受信部材5と、付加コネクタ40とを有している。第1
の組立要素1には第2の組立要素1が一軸方向及び一軸
の回りで回動可能となるように相互に嵌め合わされてい
る。
【0011】第1の組立要素1は筒形状を呈している導
電性の固定筒体7と、この固定筒体7における一方側の
第1の開口部7aに保持されかつ固定筒体7内に配され
ている導電性の中空保持体9と、第1の開口部7a側で
中空保持体9に保持されかつ中空保持体9内に配されて
いるコネクタ13とを有している。
【0012】固定筒体7には一軸方向の中間部分に径方
向外側にのびているフランジ部7fが形成されている。
フランジ部7fは、図2に示したように、ネジ8によっ
てパネル4に固定されていることから固定筒体7もパネ
ル4にしっかりと固定されている。
【0013】中空保持体9は第1の開口部7aに嵌め込
まれて第1の開口部7aの端面に当接されている中空保
持部9aと、固定筒体7の内部に位置しているの中空保
持部9aの端面9bから固定筒体7の他方端側である第
2の開口部9c側にのびている係合部9eとを有してい
る。
【0014】コネクタ13は中心導体15を一軸方向に
保持したインシュレータ17と、インシュレータ17を
一軸に対する径方向の外周で保持しかつ第1の開口部7
a側で中空保持体9に保持した導電性の係合基体19と
を有している。
【0015】係合基体19は中空保持体9の内部で係合
部9eの内面に対向するよう第2の開口部9c側へのび
ている複数の係合受部19aを有している。この実施の
形態例においては、係合受部19aを一軸回り互いに間
隔をもって4つ配置している。
【0016】中空保持体9の外側端面には、図3に示す
ように、径方向に幅広な寸法の係合溝部19hが形成さ
れている。係合溝部19hには係合基体19の中間部分
が位置していることからコネクタ13の回動が阻止され
ている。
【0017】第2の組立要素2は中心導体15に径方向
で接触しかつ一軸方向へ摺接しながら移動するように相
手中心導体21を保持した相手インシュレータ23と、
第2の開口部9cに一軸回りの回動及び一軸方向へ移動
可能に保持されている導電性の相手保持体25とを有し
ている。
【0018】中心導体15及び相手中心導体21は一軸
方向で互いに摺動可能に接触するように組み合わされて
いる。中心導体15は棒形状を呈しており相手中心導体
21が径方向で中心導体15に接触するよう筒形状を呈
している。相手中心導体21には中心導体15の周面か
ら径方向へバネ力を発生するように、先端から一軸方向
にスリット21aが形成されている。
【0019】なお、中心導体15及び相手中心導体21
は、これらのうち中心導体15の先端部にバネ力を発生
するように先端から一軸方向にスリット21aを形成し
て、相手中心導体21を棒形状として相互に摺動・接触
させるように構成してもよい。
【0020】中心導体15の第2の方向IIの端部はイ
ンシュレータ17の端面の外で一軸方向に導入されてい
るケーブル10が接続部材12によって接続されてい
る。
【0021】相手保持体25は相手インシュレータ23
を径方向の外周で保持しかつ係合受部19aの内側で係
合受部19aに対向している相手係合受部25aを有し
ている。
【0022】さらに、図4にもっともよく示されている
ように、係合部9eはその先端部分に径方向で係合受部
19aに接して第2の組立要素2の一軸方向おける第1
の方向Iへの移動及び一軸回りに回動するのを阻止する
第1の当接部9fを有している。係合受部19aには第
2の組立要素2の一軸方向の移動によって第1の当接部
9fに接離する第2の当接部19fが形成されている。
第1及び第2の当接部9f,19fのそれぞれには第2
の組立要素2の一軸方向への移動によって互いに接離す
るよう一軸を交差する向きに傾斜しているとともに互い
に対向しているテーパー面が形成されている。
【0023】係合受部19a及び相手係合受部25aに
は第2の組立要素2が第1の方向Iへ移動して位置して
いる状態で第1の方向Iへの移動及び一軸回りに回動す
るのを阻止するように相互に係合している係合手段を有
している。係合手段は係合受部19aに形成されている
突起部19gと、相手係合受部25aに形成されている
段部25gとによって構成されている。段部25gは相
手係合受部25aの肉厚寸法を径方向で異なるようにす
ることによって段差をもたせたものである。なお、突起
部19gと段部25gとは、これらが係合受部19a及
び相手係合受部25aに逆の関係になるように、係合受
部19aに段部を形成し、相手係合受部25gに突起部
を形成してもよい。
【0024】さらに、図1及び図4を参照して、中空保
持体9の端面9b及び相手保持体25の端面間には一軸
方向にバネ部材31が介在されている。バネ部材31は
第1の方向Iの所定位置で第1及び第2の当接部9f,
19fが互いに接している状態から第2の組立要素2を
一軸方向の第2の方向IIへ移動したときに第1及び第
2の当接部9f,19f間に隙間を形成させつつ一軸方
向で縮小する。バネ部材31が伸長した状態では第1及
び第2の当接部9f,19fを互いに当接するように中
空保持体9及び相手保持体25間に配されている。
【0025】相手保持体25には付加コネクタ40及び
アンテナのような送受信部材5が径方向へ立設して保持
されている。付加コネクタ40は送受信部材5に接続す
る付加中心導体41と、この付加中心導体41を保持し
た付加インシュレータ43と、付加インシュレータ43
の外周に保持した付加シェル部材45とを有している。
【0026】付加シェル部材45は相手保持体25に電
気的かつ機械的に接続されている。付加中心導体41に
は送受信部材5の図示しない棒形状の伝送部材を接続す
るために先端部分にバネ性をもたせるように付加スリッ
ト41aが形成されている。
【0027】この回動機構付きコネクタでは、ケーブル
10,中心導体15、相手中心導体21,相手中心導体
21と付加中心導体41とを相互に接続した接続導体3
8、及び付加中心導体41によって信号伝送経路が構成
されている。また、この回動機構付きコネクタでは、固
定筒体7、中空保持体9、係合基体19、相手保持体2
5及び付加シェル部45によって接地経路が構成されて
いる。
【0028】次に、第1の実施の形態例により説明した
回動機構付きコネクタの動作を、図1乃至図9を参照し
ながら説明する。
【0029】まず、図1、図4乃至図5に示した回動機
構付きコネクタの状態では、第2の組立要素2が第1の
組立要素1に対して固定されている状態にあり、送受信
要素(送受信部材5及び付加コネクタ40)の回動も阻
止されている。
【0030】即ち、第1及び第2の組立要素1,2は、
これらが共に係合部9e及び係合受部19aの第1及び
第2の当接部9f,19fに形成されているテーパー面
で互いに当接されており、バネ部材31のバネ力を持っ
た伸長状態によってテーパー面同士が押し付けられてい
ることから楔作用が働いている。同時に係合受部19a
の突起部19gは係合受部25aの段部25gにバネ部
材31のバネ力を持った伸長によって押し付けられてい
る。この状態において、第1の組立要素2を回動させよ
うとすると、突起部19gと段部25gとの押圧による
摩擦力とともにテーパー面同士の楔作用によって働いて
いる楔力を上回る大きな力によって操作しなければ回動
することができないことから、送受信要素を固定した状
態に維持することができる。
【0031】次に、図1、図4乃至図5に示した回動機
構付きコネクタにおける固定状態から固定状態を解除し
て図6乃至図8に示す状態へと第2の組立要素2及び送
受信要素(送受信部材5及び付加コネクタ40)を第1
の組立要素1に対して回動させる操作について説明す
る。
【0032】なお、図9は係合受部19aの第2の当接
部19fに加わる楔力Pと係合受部19aの突起部19
gに加わる摩擦力Rを示している。摩擦力Rは楔力Pよ
りもさらに強い力に設定されている。
【0033】固定状態を解除するには、図7に示した矢
印I´方向(図1の矢印で示した第2の方向IIと同じ
方向)へ第2の組立要素2を押圧する。すると、第1の
組立要素1がパネル4に固定されているので、相手保持
体25の第2の方向IIの端面が係合部9eの端面にま
で移動して当接し、それ以上の第2の方向IIへの移動
が阻止される。このときの状態は図8に示したように、
第1及び第2の当接部9f,19f間に若干の隙間Sが
形成される。ここで第1及び第2の当接部9f,19f
のテーパー面同士の楔作用によって働いていた楔力Pを
解除することができる。同時に相手係合受部25aの段
部25gと係合受部19aの突起部19gとの摩擦力R
が低下する。このとき第2の組立要素2を図2及び図6
に示した一軸回りの回動方向である矢印C方向もしくは
その逆方向へ回動することが可能となる。
【0034】そして、図6に示したように、送受信要素
である送受信部材5を二点鎖線で示した所望する角度に
回動し、所望する位置に送受信部材5´を位置決めす
る。その後、第2の組立要素2の第2の方向IIへの押圧
を解除する。このときバネ部材31が縮小した状態から
復元力によってバネ力をもって伸長することから、バネ
部材31によって第2の組立要素2が第1の方向Iへ移
動するとともに第1及び第2の当接部9f,19fのテ
ーパー面同士が押し付けられる。同時に突起部19gと
段部25gとが互いに摩擦力Rをもって押圧される。こ
こで、第1の組立要素1に対して第2の組立要素2が楔
力P及び摩擦力Rによって所定位置で固定される。
【0035】図10乃至図19は本発明の回動機構付き
コネクタの第2の実施の形態例を示している。なお、こ
の第2の実施の形態例において第1の実施の形態例で説
明に用いた図1乃至図9と同じ部品要素には、同じ符号
を付して一部の説明を省略する。
【0036】まず、図10乃至図13を参照して、第2
の実施の形態例における回動機構付きコネクタは、パネ
ル4の一部に固定されている第1の組立要素1と、この
第1の組立要素1に組み合わされている第2の組立要素
2と、第2の組立要素2に保持されている送受信要素
(送受信部材5及び付加コネクタ40を含む)とを有し
ている。第1の組立要素1には第2の組立要素1が一軸
方向及び一軸の回りで回動可能となるように相互に嵌め
合わされている。
【0037】第1の組立要素1は筒形状を呈している導
電性の固定筒体51と、この固定筒体51における一方
側の第1の開口部51aに保持されかつ固定筒体51内
に配されているコネクタ53とを有している。
【0038】固定筒体51には一軸方向の中間部分に径
方向で外向きにフランジ部51rが形成されている。フ
ランジ部51rは、パネル4の内面に接しており、パネ
ル4の一軸方向の外側へのびている固定筒体51の外周
面にはネジ51bが形成されており、ネジ51bにナッ
ト54を螺合することよって固定筒体7がパネル4にし
っかりと固定されている。
【0039】コネクタ53は第1の開口部51a側で固
定筒体51に保持した導電性の係合基体52と、一軸方
向に中心導体55を保持したインシュレータ58とを有
している。係合基体52にはインシュレータ58を一軸
に対する径方向の外周で保持しかつ固定筒体51内でこ
の固定筒体51の他方側の第2の開口部51b側へのび
ている係合部52aを有している。
【0040】中心導体55及び相手中心導体63は一軸
方向で互いに摺動可能に接触するように組み合わされて
いる。中心導体55は棒形状を呈しており相手中心導体
63が径方向で中心導体55に接触するよう筒形状を呈
している。相手中心導体63には中心導体55の周面か
ら径方向へバネ力を発生するように、先端から一軸方向
にスリット63aが形成されている。中心導体55の第
2の方向IIの端部はインシュレータ58の外側で一軸
方向に導入されているケーブル10が接続部材12によ
って相互に接続されている。
【0041】固定筒体51の外側端面には、図12に示
すように、径方向に幅広な寸法の係合溝部51hが形成
されている。係合溝部51hには係合基体52の中間部
分が位置していることからコネクタ53の回動が阻止さ
れている。
【0042】第2の組立要素2は中心導体55に径方向
で接触するよう相手中心導体63を保持した相手インシ
ュレータ65と、固定筒体51の第2の開口部51cよ
りも外側に位置している導電性の相手保持体67とを有
している。相手保持体67は第2の開口部51c側から
係合部52aに対向するよう固定筒体51内に導入され
一軸回りの回動及び一軸方向へ移動可能に相手保持体6
7に一端側が保持されている導電性のバネ性をもつ相手
係合部67aを有している。この実施の形態例において
は、相手係合部67aを一軸回り互いに間隔をもって4
つ配置している。
【0043】相手係合部67aの一軸方向における第1
の方向I(図1の矢印Iを参照)の先端部には、図14
にもっともよく示されているように第1の開口部51a
の内側に位置している第1の当接部67fが形成されれ
ている。固定筒体51にはその先端部が第1の当接部6
7fに当接して第2の組立要素2の一軸方向における第
2の方向IIへの移動によって径方向の外側に相手係合
部67aを押圧し径方向外向きに変形させるように第2
の当接部51fが形成されている。第2の当接部51f
は固定筒体51と一体に作られているものであって、第
1の開口部51aの端面から固定筒体51の内面へとの
びており、内面では固定筒体51と少し離間した形態で
環状に形成されている。
【0044】図14に示したように、第1及び第2の当
接部67f,51fのそれぞれには第2の組立要素2の
一軸方向への移動によって摺接するよう一軸を交差する
向きに傾斜し互いに対向しているテーパー面が形成され
ている。さらに、係合部52a及び相手係合部67aに
は第2の組立要素2が第1の方向Iへ移動して位置して
いる状態でそれ以上の第1の方向Iへの移動や一軸回り
に回動するのを阻止するように相互に係合している係合
手段を有している。係合手段は相手係合部67aに形成
されている突起部67gと、係合部52aに形成されて
いる段部52gとによって構成されている。段部52g
は相手係合部67aの肉厚寸法を径方向で異なるように
することによって段差をもたせたものである。なお、突
起部67gと段部52gとは、これらが係合部52a及
び相手係合部67aで逆の関係になるように、係合部5
2aに段部を形成し、相手係合部67aに突起部を形成
してもよい。
【0045】なお、相手保持体67に保持されている送
受信要素の構成については第1の実施の形態例の構成は
同じであるため説明を省略する。
【0046】この回動機構付きコネクタでは、ケーブル
10,中心導体58,相手中心導体63,相手中心導体
63と付加中心導体41とを相互に接続した接続導体3
8,及び付加中心導体41によって信号伝送経路が構成
されている。また、この回動機構付きコネクタでは、固
定筒体51,係合基体52,相手保持体67及び付加シ
ェル部45によって接地経路が構成されている。
【0047】次に、図10及び図14に示した回動機構
付きコネクタにおける固定状態から固定状態を解除して
図16乃至図18に示す状態へと第2の組立要素2及び
送受信要素(送受信部材5及び付加コネクタ40)を第
1の組立要素1に対して回動させる操作について説明す
る。
【0048】まず、図10、図14及び図15に示した
回動機構付きコネクタの状態では、第2の組立要素2が
第1の組立要素1に対して固定されている状態にあり、
送受信要素(送受信部材5及び付加コネクタ40)の回
動も阻止されている。
【0049】即ち、第1及び第2の組立要素1,2は、
これらが共に固定筒体51及び相手係合部67aの第1
及び第2の当接部67f,51fに形成されているテー
パー面で互いに対向している。同時に相手係合部67a
の突起部67gは係合部52aの段部52gに強い摩擦
力をもって押し付けられている。この状態において、第
1の組立要素2を回動させようとすると、突起部67g
と段部52gとの押圧による摩擦力を上回る大きな力に
よって操作しなければ回動することができないことか
ら、送受信要素を固定した状態に維持することができ
る。
【0050】固定状態を解除するには、図17に示した
矢印I´方向(図10の矢印で示した第2の方向IIと
同じ方向)へ第2の組立要素2を押圧する。すると、第
1の組立要素1がパネル4に固定されているので、相手
保持体67が移動し、図17及び図18に示すように、
第1の当接部67fが第2の当接部51fの角度θをも
つテーパー面を摺動しつつ移動して、次第に押し広げら
れる向きに変形する。そして第2の組立要素2の押圧を
停止すると、その位置で相手係合部67aがバネ力をも
った状態でわずかに変形した状態を保つ。この状態で、
係合部52aの段部52gと相手係合部67aの突起部
67gとの摩擦力が解除される。このとき第2の組立要
素2を図11及び図16に示した一軸回りの回動方向で
ある矢印C方向もしくはその逆方向へ回動することが可
能となる。
【0051】そして、図16に示したように、送受信要
素である送受信部材5を二点鎖線で示した所望する角度
に回動し、所望する位置に送受信部材5´を位置決めす
る。その後、第2の組立要素2の第2の方向IIへの押圧
を解除する。このときバネ力をもつ相手係合部67aは
その復元力によって元に戻るように作用することから第
2の当接部51fのテーパー面に対して第1の当接部6
7fのテーパー面が第1の方向Iへ摺接しながら移動し
て図10及び図14の位置へ戻る。
【0052】図19は係合部67aの第1の当接部67
fに加わる楔力B点と、係合部67aの突起部67gに
加わる摩擦力を示す作用点であるA点を示している。
【0053】前述したように、A点では第2の組立要素
2を第2の方向IIへ移動させることによって係合部5
2aと相手係合部67aとの間の接触を断つことから相
互の摩擦力がなくなるので、これによって回動が可能と
なる。
【0054】また、相手係合部67aは強い力を発生さ
せているため変形するための力も大きいものであるが、
接触している作用点であるA点と変形させるための力点
であるB点は一軸方向の長さ寸法をL1 <L2 の関係と
していることから低い操作力となる。さらに、B点はテ
ーパー面であるため同じく低い操作力となることから低
い操作力で大きい摩擦力が得られる。
【0055】
【発明の効果】以上、第1の実施の形態例によって説明
したように、本発明の回動機構付きコネクタによると、
第1の組立要素に対して第2の組立要素を一軸方向へ移
動する構成として、第1及び第2の当接部がバネ部材に
よって押し付けられて送受信要素を所定位置に位置決め
固定できるとともに、第1及び第2の当接部のテーパー
面に隙間を形成するように第2の組立要素を移動するこ
とによって送受信要素を所望する位置に回動できること
から、簡易な構成で無段階に送受信要素の回動及び位置
決め固定が可能となる。
【0056】また、第1及び第2の当接部はテーパー面
による楔作用を利用することからバネ部材の小さなバネ
力によって大きな固定力が得られる。
【0057】また、第1の実施の形態例によって説明し
たように、本発明の回動機構付きコネクタによると、第
1の組立要素に対して第2の組立要素を一軸方向へ移動
する構成として、バネ性をもつ相手係合部の第1の当接
部が係合部の第2の当接部を摺接しながら一軸方向へ移
動することから、第2の組立要素2を第2の方向へ移動
させることによって係合部と相手係合部との間の接触を
断ち相互の摩擦力がなくなるのでこれによって回動が容
易に可能となる。
【0058】さらに、相手係合部は強い力を発生させて
いるため、変形するための力も大きいものであるが、接
触している作用点と変形させるための力点が一軸方向の
長さ寸法を短小の寸法関係としていることから低い操作
力となり、さらに、作用点はテーパー面であるため同じ
く低い操作力となることから低い操作力で大きい摩擦力
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回動機構付きコネクタの第1の実施の
形態例を示し、第1の組立要素に対して第2の組立要素
が固定されている状態を示した断面図である。
【図2】図1に示した回動機構付きコネクタを紙面の右
側から見た状態を示す側面図である。
【図3】図1に示した回動機構付きコネクタを紙面の左
側から見た状態を示す側面図である。
【図4】図1に示した回動機構付きコネクタの要部を示
した拡大断面図である。
【図5】図1に示した回動機構付きコネクタの固定され
ている状態の外観を示した側面図である。
【図6】図1に示した回動機構付きコネクタの回動状態
の外観を紙面の右側から見た状態を示した側面図であ
る。
【図7】図1に示した回動機構付きコネクタにおける第
1の組立要素に対して第2の組立要素が回動可能となる
状態を示した断面図である。
【図8】図7に示した回動機構付きコネクタの要部を示
した拡大断面図である。
【図9】図1に示した回動機構付きコネクタの係合受部
の作用を説明するための説明図である。
【図10】本発明の回動機構付きコネクタの第2の実施
の形態例を示し、第1の組立要素に対して第2の組立要
素が固定されている状態を示した断面図である。
【図11】図10に示した回動機構付きコネクタを紙面
の右側から見た状態を示す側面図である。
【図12】図10に示した回動機構付きコネクタを紙面
の左側から見た状態の側面図である。
【図13】図10に示した回動機構付きコネクタのXIII
-XIII 線断面図である。
【図14】図10に示した回動機構付きコネクタの要部
を示した断面図である。
【図15】図10に示した回動機構付きコネクタの回動
状態の外観を紙面の右側から見た状態を示した側面図で
ある。
【図16】図10に示した回動機構付きコネクタの回動
状態の外観を紙面の右側から見た状態を示した側面図で
ある。
【図17】図10に示した回動機構付きコネクタにおけ
る第1の組立要素に対して第2の組立要素が回動可能と
なる状態を示した断面図である。
【図18】図10に示した回動機構付きコネクタの回動
可能状態の要部を拡大して示した拡大断面図である。
【図19】図10に示した回動機構付きコネクタの係合
受部の作用を説明するための説明図である。
【図20】従来の回動機構付きコネクタの外観を示す側
面図である。
【図21】図20に示した回動機構付きコネクタの送受
信部材を回動した状態を右側から見た状態の側面図であ
る。
【符号の説明】
1,101 第1の組立要素 2,102 第2の組立要素 4,104 パネル 5,105 送受信部材 7,51 固定筒体 7a,51a 第1の開口部 9 中空保持体 9a 中空保持部 9c,51b 第2の開口部 9e,52a 係合部 9f,67f 第1の当接部 13,53 コネクタ 15,55 中心導体 17,58 インシュレータ 19,52 係合基体 19a 係合受部 19f,51f 第2の当接部 19g,67g 突起部 21,63 相手中心導体 23,58 相手インシュレータ 25 相手保持体 25a 相手係合受部 25g,52g 段部 31 バネ部材 40 付加コネクタ 45 付加シェル部材 67 相手保持体

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心導体を一軸方向に配した第1の組立
    要素と、送受信要素を保持しかつ前記中心導体に接触す
    る相手中心導体を配した第2の組立要素とを有し、前記
    第1の組立要素には前記第2の組立要素が前記一軸の回
    りで回動可能となるように嵌め合わされている回動機構
    付きコネクタにおいて、 前記第1の組立要素は導電性の固定筒体と、該固定筒体
    の第1の開口部に保持した導電性の中空保持体と、該中
    空保持体に保持したコネクタとを有し、前記中空保持体
    は前記第1の開口部に保持した中空保持部と、該中空保
    持部から前記固定筒体の第2の開口部側へのびている係
    合部とを有し、前記コネクタは前記一軸方向に前記中心
    導体を保持したインシュレータと、該インシュレータを
    前記一軸に対する径方向の外周で保持しかつ前記第1の
    開口側で前記中空保持体に保持した導電性の係合基体と
    を有し、該係合基体は前記中空保持体の内部で前記係合
    部に対向するよう前記第2の開口部側へのびている係合
    受部を有し、前記第2の組立要素は前記中心導体に前記
    径方向で接触するよう前記相手中心導体を保持した相手
    インシュレータと、前記第2の開口部に前記一軸回りの
    回動及び前記一軸方向へ移動可能に保持した導電性の相
    手保持体とを有し、該相手保持体は前記相手インシュレ
    ータを前記径方向の外周で保持しかつ前記係合受部の内
    側で前記係合受部に対向するよう配した相手係合受部を
    有し、前記係合部は前記径方向で前記係合受部に接して
    前記第2の組立要素の前記一軸方向おける第1の方向へ
    の移動及び前記一軸回りに回動するのを阻止する第1の
    当接部を有し、前記係合受部は前記第1の当接部に接離
    する第2の当接部を有し、さらに前記係合受部及び前記
    相手係合受部は前記第2の組立要素が前記第1の方向へ
    の移動及び前記一軸回りに回動するのを阻止するととも
    に前記第2の組立要素を前記一軸方向の第2の方向へ移
    動したときに係合を解除する係合手段を有し、さらに前
    記第1の方向の所定位置で前記第1及び第2の当接部が
    互いに接している状態から前記第2の組立要素を前記第
    2の方向へ移動したときに前記第1及び第2の当接部間
    に隙間を形成させつつ前記一軸方向で縮小しかつ伸長し
    た状態で前記第1及び第2の当接部を互いに接するよう
    前記中空保持体及び前記相手保持体間に配されているバ
    ネ部材を有していることを特徴とする回動機構付きコネ
    クタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の回動機構付きコネクタに
    おいて、前記係合手段は前記係合受部及び前記相手係合
    受部のいずれか一方に前記第2の組立要素の前記第1の
    方向への移動及び前記一軸回りに回動するのを阻止する
    突起部を有し、他方に該突起部に前記第1の方向で係合
    する段部を有していることを特徴とする回動機構付きコ
    ネクタ。
  3. 【請求項3】 中心導体を一軸方向に配した第1の組立
    要素と、送受信要素を保持しかつ前記中心導体に接触す
    る相手中心導体を配した第2の組立要素とを有し、前記
    第1の組立要素には前記第2の組立要素が前記一軸の回
    りで回動可能となるように嵌め合わされている回動機構
    付きコネクタにおいて、 前記第1の組立要素は導電性の固定筒体と、該固定筒体
    の第1の開口部に保持したコネクタを有し、該コネクタ
    は前記第1の開口側で前記固定筒体に保持した導電性の
    係合基体と、前記一軸方向に前記中心導体を保持したイ
    ンシュレータとを有し、前記係合基体は前記固定筒体内
    で前記固定筒体の第2の開口部側へのびている係合部を
    有し、前記第2の組立要素は前記中心導体に径方向で接
    触するよう前記相手中心導体を保持した相手インシュレ
    ータと、前記第2の開口部側に位置している導電性の相
    手保持体とを有し、該相手保持体は前記第2の開口部側
    から前記係合部に対向するよう前記固定筒体内に導入さ
    れ前記一軸回りの回動及び前記一軸方向へ移動可能に配
    した相手係合部を有し、該相手係合部はその先端部に第
    1の当接部を有し、前記係合部は前記第1の当接部を摺
    接しつつ前記相手係合部を押し広げる向きに変形させる
    よう前記径方向で前記第1の当接部に対向している第2
    の当接部を有し、さらに前記係合部及び相手係合部は前
    記一軸方向における前記一軸方向の第1の方向への移動
    及び前記一軸回りの回動を阻止する係合手段を有してい
    ることを特徴とする回動機構付きコネクタ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の回動機構付きコネクタに
    おいて、前記係合手段は前記係合部及び前記相手係合部
    のいずれか一方に前記第2の組立要素の前記第1の方向
    への移動及び前記一軸回りに回動するのを阻止する突起
    部を有し、他方に該突起部に前記第1の方向で係合する
    段部を有していることを特徴とする回動機構付きコネク
    タ。
  5. 【請求項5】 請求項1又は3記載の回動機構付きコネ
    クタにおいて、前記第1及び第2の当接部のそれぞれに
    は前記第2の組立要素の前記一軸方向への移動によって
    互いに摺接するよう前記一軸を交差する向きに傾斜し互
    いに接触しているテーパー面が形成されていることを特
    徴とする回動機構付きコネクタ。
  6. 【請求項6】 請求項1又は3記載の回動機構付きコネ
    クタにおいて、前記中心導体及び前記相手中心導体は前
    記一軸方向で摺動可能に組み合わされており、いずれか
    一方の前記導体が棒形状を呈しており、他方の前記導体
    が前記径方向で相互に接触するよう筒形状を呈し、前記
    一方の前記導体に組み合わされているとともに、他方の
    前記導体にはその先端部でバネ力を発生するよう前記一
    軸方向にスリットが形成されていることを特徴とする回
    動機構付きコネクタ。
  7. 【請求項7】 請求項1又は3記載の回動機構付きコネ
    クタにおいて、前記第2の保持体には前記送受信要素が
    前記径方向に取り付けられており、該送受信要素は前記
    相手保持体に保持した付加コネクタと、該付加コネクタ
    に接続した送受信部材とを有し、前記付加コネクタは前
    記送受信部材に接続する付加中心導体と、該付加中心導
    体を保持した付加インシュレータと、該付加インシュレ
    ータの外周に保持した付加シェル部材とを有し、該付加
    シェル部材は前記相手保持体に接続されていることを特
    徴とする回動機構付きコネクタ。
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