JPH10227770A - 実時間ディジタル集束のための集束遅延計算方法及びその装置 - Google Patents

実時間ディジタル集束のための集束遅延計算方法及びその装置

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JPH10227770A
JPH10227770A JP10022232A JP2223298A JPH10227770A JP H10227770 A JPH10227770 A JP H10227770A JP 10022232 A JP10022232 A JP 10022232A JP 2223298 A JP2223298 A JP 2223298A JP H10227770 A JPH10227770 A JP H10227770A
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    • G10K11/00Methods or devices for transmitting, conducting or directing sound in general; Methods or devices for protecting against, or for damping, noise or other acoustic waves in general
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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Length Measuring Devices Characterised By Use Of Acoustic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 超音波映像化システムの実時間ディジタル集
束のための集束遅延計算方法及びその装置を提供する。 【解決手段】 中間点アルゴリズムに基づき集束点が可
変される超音波映像化システムの配列形変換器を構成す
る個別変換素子のための集束遅延時間を計算する。遅延
変数計算部はn番目の集束点の個別変換素子に対応する
集束基準距離、整数集束遅延距離及び決定変数を用いて
n+1番目の集束点における対応遅延変数を計算する。
更新部は遅延変数計算部により計算された遅延変数を用
いて、個別変換素子に対応する整数集束遅延距離及び決
定変数を生成して遅延変数計算部に供給する。遅延変数
は小数点以下の桁を有する値で表現される。従って、可
変される集束点に対して小数点以下の精度と表現される
集束遅延距離が計算でき、この計算が簡単なハードウェ
アの追加のみで実現できるので、その製作費用が低廉に
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は超音波映像化システ
ムの実時間ディジタル集束のための集束遅延計算方法及
びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波受信集束の場合、超音波パルスが
集束される反射源から配列形変換器内の変換素子までの
距離が相違する。そして、集束点が移動される場合、変
換素子から集束点までの距離の変化も相違する。従っ
て、超音波映像化システムの実時間ディジタル受信集束
のためには、反射源からの距離が相異なる変換素子に対
して他のサンプリングクロックを発生する必要がある。
【0003】かかる必要に応じて、バン アーケン ジ
ェイ.アール著「効率的な楕円描画アルゴリズム」、IE
EE コンピュータグラフィックおよびアプリケーション
マガジン、19984年発行、第4巻のNO. 9 第24
頁から第35頁(Van Aken,J.R.、“An efficient elli
pse-drawing algorithm”、IEEE Computer Graphicsand
Application Magazine,vol.4 no.9 pp.24-35,1984)に
載せてある中間点アルゴリズム(midpoint algorithm)に
基づき実時間ディジタル受信集束方法及び装置が本願の
発明者により提案された。本願の発明者により提案され
たディジタル受信集束方法及び装置は、サンプリングク
ロックの発生のために整数集束遅延距離を定め、定めら
れた整数集束遅延距離を用いて各変換素子のためのサン
プリングクロックを発生する。整数集束遅延距離の決定
を説明する前に、図1に基づき特定集束点に関わる変換
素子の幾何学的関係を説明すれば次の通りである。
【0004】図1に示した配列形変換器1は、一次元線
形配列を有し、各変換素子1Aは横軸に沿って一定間隔
に配列されている。配列形変換器1の中心は原点“0”
に位置する。xは各変換素子の中心からの横軸座標であ
り、θは線形配列の場合一般に0の操縦角(steering an
gle)、rは配列形変換器の中心に位置した変換素子と集
束点Pとの距離である集束基準距離、lは残りの変換素
子の各々に対する実数集束遅延距離である。
【0005】超音波の進む媒質が均質性を有する非減衰
媒質の場合、図1に関わる定義を用いれば、各変換素子
の集束遅延時間は次の数式1で示される距離lを超音波
が進む時間で表示される。
【数1】l=(r2 +αr+β)1/2 −r
【0006】上記の数式1において、α=2xsinθ
及びβ=x2 であり、rは反射源(図示せず)までの距
離に応じて可変され、θは走査線に対して不変である。
そして、xは与えられた変換素子に対して一定した定数
値を有する。従って、与えられたrに対して上記の数式
1を満たす実数lを求められれば、集束遅延時間が得ら
れるので、該当変換素子に対するサンプリングクロック
を発生し得る。
【0007】上記の数式1においてrを移項した後両辺
を二乗すれば、次の数式2で表示される関数f(r、
l)を得る。
【数2】f(r、l)=l2 +2lr−αr−β=0
【0008】数式2において、係数が全て整数であり、
rとlが常に次の数式3で表現される条件を満たす場
合、超音波映像化システムは集束遅延距離の計算に中間
点アルゴリズムが使用できるようになる。
【数3】−1≦dl/dr≦0
【0009】中間点アルゴリズムを用いて次の地点を選
択する過程を図2に基づき説明すれば次の通りである。
図2において実線で示した二本の曲線が近似化の必要な
二つの場合の連続する曲線を示すとき、図2の地点A
(Xn 、Yn )がn番目の描き段階で選択されれば、n
+1番目の描き段階における地点はB(Xn+1 、Yn )
またはD(Xn+1 、Yn −1)のうちの一つとなる。こ
の二つのうち一つを最終的に決定するために決定変数d
n が使用される。決定変数dn の値が0より大きければ
曲線がD(Xn+1 、Yn −1)に近づいていると、そし
てdn の値が0より小さければ曲線がB(Xn+1 、Yn)
に近づいていると決定される。この決定変数dn は数式
2で使用された表記をそのまま使用すれば次の数式4と
定義される。
【数4】dn =4・f(rn+1 、in −0.5)
【0010】ここで、in はf(rn 、ln)=0を満た
すln に最も近い整数である。従って、決定変数dn の
値がわかれば、dn+1 の値、n+1番目の整数集束遅延
距離in+1 及び集束基準距離rn+1 はr及びiに関わる
単位距離が定義された幾何学的二次元平面上で決定され
得る。従って、可変される集束距離に対して実時間で集
束遅延距離が計算できる。
【0011】しかし、さらに精密な整数集束遅延距離i
が求めたい場合、単位距離を小さく取るべきである。こ
れを実現するためには、クロック周波数が高くなければ
ならない。これは結局高速のハードウェアを必要とす
る。高速ハードウェアを使用しないためには、i軸(ま
たはl軸)とr軸のスケールを相違させれば、すなわち
i軸は緻密にとり、r軸は粗くとればよい。しかし、こ
の場合、rの単位距離が小さい際前述した数式3で表現
された条件を満たし難くなる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前述した問題
点を解決するために案出されたもので、その目的はさら
に精密な集束遅延が求められる方法及び装置を提供する
ことである。
【0013】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために本発明の方法は、中間点アルゴリズムに基づき集
束点が可変される超音波映像化システムの配列形変換器
を構成する変換素子のそれぞれのための集束遅延距離を
計算する方法は、(a)n+1番目の集束点における個
別変換素子に対応する遅延変数を、n番目の集束点にお
ける前記個別変換素子に対応する集束基準距離、整数集
束遅延距離及び決定変数を用いて計算する段階と、
(b)n+1番目の集束点における前記個別素子に対応
する集束基準距離、整数集束遅延距離及び決定変数を、
前記段階(a)の遅延変数を用いて計算する段階と、
(c)段階(a)で計算された遅延変数及び前記段階
(b)で計算された整数集束遅延距離を加算して、n+
1番目の集束点における前記個別変換素子に対応する集
束遅延距離を生成する段階を含む。
【0014】本発明の目的を達成するため本発明の装置
は、中間点アルゴリズムに基づき集束点が可変される超
音波映像化システムの配列形変換器を構成する変換素子
のための集束遅延距離を計算する装置は、n+1番目の
集束点における個別変換素子に対応する遅延変数を、n
番目の集束点における前記個別変換素子に対応する集束
基準距離、整数集束遅延距離及び決定変数を用いて計算
する遅延変数計算手段と、前記遅延変数計算手段により
計算された遅延変数を用いて、n+1番目の集束点にお
ける前記個別変換素子に対応する整数集束遅延距離及び
決定変数を生成して前記遅延変数計算手段に供給する更
新手段を含む。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に基づき本発
明の望ましい一実施例を詳述する。本発明は基本的にd
n が0に一層近くなるiを求めることである。言い換え
れば、n+1番目の整数集束遅延距離を得るために次の
数式5を満たす遅延変数enを実時間的に簡単に計算す
る。
【数5】4f(rn+1 、in +en )=0
【0016】正確なen を簡単な計算では求め難いの
で、現実的にはその近似値を次の手続きにより求める。
まず、数式5を1次微分してから線形近似化すれば次の
数式6となる。
【0017】
【数6】 ここで、rn+1 はrn に整数を加えた値であり、
【0018】
【数7】 なので、結局、遅延変数en は次の数式8で表現され
る。
【0019】
【数8】
【0020】数式8を用いれば、一般の場合は小数点以
下3桁程度以上の精密なin+1 が得られ、rn が小さい
ときもu>10程なら、小数点以下1桁以上のin+1 が
得られる。この際、u>10は単位距離であるuが10
より大きいという意味であり、この単位距離はマスタク
ロックの1周期間に超音波が進む距離に与えられる。例
えば、マスタクロックの周波数が50MHzの場合、水
中の単位距離は約0.03mmなので、u>0.3mm
なら十分である。
【0021】また、もう一つの利点は、一般の整数の割
り算はかなり複雑なハードウェアを必要とするが、数式
8の場合、割り算の商が±0.5以内に定められてお
り、所望の精度のワード長である2〜3ビットの有効値
のみ計算すれば良いので、少数の加算器及びレジスタで
具現し得る。
【0022】図3は本発明の望ましい一実施例による可
変サンプリグクロック発生装置を示す。図3において、
遅延変数計算部30はn番目の集束点における個別変換
素子に対応する集束基準距離、整数集束遅延距離及び決
定変数を用いてn+1番目の集束点におけるこの個別変
換素子に対応する遅延変数を計算する。更新部40は遅
延変数計算部30により計算された遅延変数を用いて、
n+1番目の集束点における個別変換素子に対応する整
数集束遅延距離in+1及び決定変数dn+1 を計算する。さ
らに詳しくは、更新部40は遅延変数計算部30から受
信した遅延変数en 及び内部メモリ(図示せず)に書き
込んでおいた整数集束遅延距離in を加えてn+1番目
の集束点における個別変換素子に応じる整数集束遅延距
離in+1を算出し、前述した式8を用いてn+1番目の
集束点における対応する決定変数dn+1 を計算する。集
束基準距離rn+1 はn番目の集束基準距離rn に整数を
加えることにより算出される。N+1番目の集束点に対
応する集束基準距離rn+1、整数集束遅延距離in+1 及
び決定変数dn+1 はn+2番目の集束点における個別変
換素子に対応する遅延変数の計算のために遅延変数計算
部30へ供給される。
【0023】更新部40は対応変換素子のn+1番目の
集束点からの超音波信号獲得のためのサプリングクロッ
クを発生するサンプリングクロック発生部42を含む。
サンプリングクロック発生部42はn番目の集束点に対
応する時点からn+1番目の集束点に対応する遅延変数
en 及び整数集束遅延距離in+1 の和である集束遅延距
離に対応する時間だけ遅延された時点にn+1番目の集
束点からの超音波信号を獲得するためのサンプリングク
ロックを発生する。
【0024】n+1番目の集束点に対応する集束遅延距
離の算出に用いられる遅延変数enの計算過程をさらに
詳細に説明すれば次の通りである。遅延変数計算部30
に入力するdn 、rn 及びin はそれぞれNビットワー
ドで構成され、通常N=20ほどなら十分である。従っ
て、これらを計算するためにはNビットの加算器、マル
チプレクサ及びレジスタが必要である。一つのNビット
加算器で具現された積算部31は、入力するn番目の決
定変数dn の符号を反転させた結果であるデータxを出
力する。このデータxは第1絶対値計算器33に伝達さ
れ、その符号ビットは符号決定器35に伝達される。二
つのNビット加算器で具現された演算器32は入力する
rn 、in 及び4に対して8rn +8in +4の結果で
あるデータyを出力する。このデータyは第2絶対値計
算器34に伝達され、その符号ビットは符号決定器35
へ伝達される。
【0025】第1絶対値計算器33は一つのNビット加
算器及び一つのNビットマルチプレクサで具現されたも
ので、積算器31から受信されるデータxの絶対値x1
を計算し、この絶対値x1は第1減算器36に出力され
る。そして、一つのNビット加算器と一つのNビットマ
ルチプレクサで具現された第2絶対値計算器34は演算
器32から受信されるデータyの絶対値y1を計算し、
この絶対値y1は第1減算器36及びシフタ37へ出力
する。
【0026】一方、符号決定器35は1ビット出力を有
する一つの排他的論理和ゲートで具現されたもので、積
算部31及び演算器32から受信されるデータx及びy
の符号ビットの値からデータQ_SIGNを算出する。
このデータQ_SIGNは符号調整器39に供給され
る。第1減算器36は第1絶対値計算器33の絶対値x
1から第2絶対値計算器34の絶対値y1を減算し、そ
の結果から生ずるキャリビットc1及び減算結果値x2
を符号調整器39及び第2減算器38にそれぞれ出力す
る。シフタ37は第2絶対値計算器34から供給される
絶対値y1を右側に1ビットほどシフトさせ、その結果
から生ずるデータy2は第2減算器38へ供給される。
第2減算器38は第1減算器36の出力データx2から
シフタ37からのデータy2を減算し、その結果から生
ずるキャリビットc2は符号調整器39へ供給される。
【0027】符号調整器39は一つの2ビット加算器と
2ビットマルチプレクサで具現されたもので、キャリビ
ットc1を最大有効ビットMSBに、そしてキャリビッ
トc2を最小有効ビットLSBにする2ビットデータを
生成する。符号調整器39は符号決定器35から供給さ
れるデータG_SIGNをキャリビットc1及びc2で
構成された2ビットデータの符号として使用する。従っ
て、符号調整器39から最終的に出力される遅延変数e
n はデータQ_SINGを符号ビットにし、c1及びc
2からなる3ビットのデータとなる。
【0028】遅延変数計算部30から出力する遅延変数
en は更新部40に供給されn+1番目の集束点のため
のサンプリングクロックの発生に用いられる。一方、遅
延変数の計算速度がかなり早くなければならない場合、
パイプラインレジスタを使用してパイプライン演算すれ
ば良い。
【0029】図3の実施例は一つの変換素子のための遅
延変数を計算することで説明したが、前述した説明は配
列形変換器を構成する他の変換素子に対しても同様に適
用できることは明らかである。前述した実施例ではサン
プリングクロックの発生に関して本発明を説明したが、
本発明は、後述する通り多様な変形が可能である。整数
集束遅延距離及び対応遅延変数は一般のアナログビーム
フォーマで受信された超音波信号のアナログ的な遅延の
ための遅延タップの制御信号として使用できる。
【0030】1994年9月6日付け発行のアメリカ特
許第5,345,426号の「ディジタル位相配列形超
音波ビームフォーマのための遅延補間器」(delay inter
polator for digital phased array ultrasound beamfo
rmers)」は各チャンネルで受信される超音波信号を粗く
サンプリングしてから、映像化に使用されるデータを補
間を通して生成する技術を開示する。本発明により計算
された遅延変数及び対応する整数集束遅延距離は補間に
用いるデータ集合の決定に使用でき、遅延変数は補間係
数の決定に使用することも可能である。
【0031】ヒューレッドパッカードジャーナル、19
83年12月、第12号、第34巻の第13頁から第2
0頁(Hewlett Packard Journal Vol.34 、No. 12、Dec.
1983 、pp.13-20) に掲載されたロナルド ディ.ガッ
ケ,ジェームス ティー.フェアサイドおよびシンディ
エム.カラプ(Ronald D.Gatzke, James T.Fearnside,
and Sydney M.Karp)著の「位相配列型超音波変換器用
電子スキャナ(Electronic Scanner for a Phased-Arra
y Ultrasound Transducer )という論文によれば、本発
明による遅延変数及び対応する整数集束遅延距離は、R
F信号の位相を回転させるために使用できる。これは、
1サンプル間隔のうちRFエンベロープがさほど変わら
ないという点を用いる。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による方法及
び装置は、可変される集束点に対して小数点以下の精度
と表現される集束遅延距離が求められる。従って、小数
点以下の精度と表現される集束遅延距離の計算を簡単な
ハードウェアの追加のみで実現できるので、その製作費
用が安価な利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】配列形変換器の個別変換素子に対する集束遅延
を説明するための幾何学的概念図である。
【図2】中間点アルゴリズムの決定変数を用いた次の地
点の選択を説明するための図である。
【図3】本発明の望ましい一実施例による可変サンプリ
ングクロック発生装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
30 遅延変数計算部 40 更新部 42 サンプリングクロック発生部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中間点アルゴリズムに基づき集束点が可
    変される超音波映像化システムの配列形変換器を構成す
    る変換素子のそれぞれのための集束遅延距離を計算する
    方法において、 (a)n+1番目の集束点における個別変換素子に対応
    する遅延変数を、n番目の集束点における前記個別変換
    素子に対応する集束基準距離、整数集束遅延距離及び決
    定変数を用いて計算する段階と、 (b)n+1番目の集束点における前記個別素子に対応
    する集束基準距離、整数集束遅延距離及び決定変数を、
    前記段階(a)の遅延変数を用いて計算する段階と、 (c)段階(a)で計算された遅延変数及び前記段階
    (b)で計算された整数集束遅延距離を加算して、n+
    1番目の集束点における前記個別変換素子に対応する集
    束遅延距離を生成する段階を含むことを特徴とする実時
    間ディジタル集束のための集束遅延計算方法。
  2. 【請求項2】 前記遅延変数は小数点以下の桁を有する
    値で表現されることを特徴とする請求項1に記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 前記n+1番目の集束点の特定変換素子
    に対応する遅延変数(en )は次の数式により計算され
    こと、 en =−dn /{8(in +rn +1/2)} ただし、dn 、in 及びrn はそれぞれn番目の集束点
    に対応する決定変数、整数集束遅延距離及び集束基準距
    離であること、を特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記段階(c)で得られた集束遅延距離
    は対応変換素子のn+1番目の集束点からの超音波信号
    獲得のためのサンプリングクロックの発生に用いられる
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記段階(c)で得られた集束遅延距離
    はアナログビームフォーマで受信された超音波信号のア
    ナログ的な遅延の制御に用いられることを特徴とする請
    求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 中間点アルゴリズムに基づき集束点が可
    変される超音波映像化システムの配列形変換器を構成す
    る変換素子のための集束遅延距離を計算する装置におい
    て、 n+1番目の集束点における個別変換素子に対応する遅
    延変数を、n番目の集束点における前記個別変換素子に
    対応する集束基準距離、整数集束遅延距離及び決定変数
    を用いて計算する遅延変数計算手段と、 前記遅延変数計算手段により計算された遅延変数を用い
    て、n+1番目の集束点における前記個別変換素子に対
    応する整数集束遅延距離及び決定変数を生成して前記遅
    延変数計算手段に供給する更新手段を含むことを特徴と
    する実時間ディジタル集束のための集束遅延計算装置。
  7. 【請求項7】 前記遅延変数は小数点以下の桁を有する
    値で表現されることを特徴とする請求項6に記載の装
    置。
  8. 【請求項8】 前記n+1番目の集束点の特定変換素子
    に対応する遅延変数(en )は次の数式により計算され
    ること、 en =−dn /{8(in +rn +1/2)} ただし、dn 、in 及びrn はそれぞれn番目の集束点
    における前記特定変換素子に対応する決定変数、整数集
    束遅延距離及び集束基準距離であること、を特徴とする
    請求項7に記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記更新手段は前記遅延変数計算手段に
    より計算された遅延変数を用いて、対応する変換素子の
    n+1番目の集束点からの超音波信号獲得のためのサン
    プリングクロックを発生するサンプリングクロック発生
    器を含むことを特徴とする請求項6に記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記サンプリングクロック発生器は遅
    延変数と対応する整数集束遅延距離の和に基づき該当変
    換素子のためのサンプリングクロックを発生することを
    特徴とする請求項9に記載の装置。
JP10022232A 1997-02-04 1998-02-03 実時間ディジタル集束のための集束遅延計算方法及びその装置 Expired - Lifetime JP2839883B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1019970003418A KR100252727B1 (ko) 1997-02-04 1997-02-04 실시간디지털집속을위한집속지연계산방법및그장치
KR97-3418 1997-02-04

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Publication Number Publication Date
JPH10227770A true JPH10227770A (ja) 1998-08-25
JP2839883B2 JP2839883B2 (ja) 1998-12-16

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ID=19496387

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JP10022232A Expired - Lifetime JP2839883B2 (ja) 1997-02-04 1998-02-03 実時間ディジタル集束のための集束遅延計算方法及びその装置

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US (1) US5836881A (ja)
EP (1) EP0856831B1 (ja)
JP (1) JP2839883B2 (ja)
KR (1) KR100252727B1 (ja)
DE (1) DE69831823T2 (ja)

Cited By (1)

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