JPH10227608A - エッジ検出装置 - Google Patents

エッジ検出装置

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JPH10227608A
JPH10227608A JP2895797A JP2895797A JPH10227608A JP H10227608 A JPH10227608 A JP H10227608A JP 2895797 A JP2895797 A JP 2895797A JP 2895797 A JP2895797 A JP 2895797A JP H10227608 A JPH10227608 A JP H10227608A
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light
sample
edge
optical system
lens
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Takeshi Yamagishi
毅 山岸
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ステージに対して試料を動かすことなく、試料
の上面の両側のエッジと下面の両側のエッジを検出し得
るエッジ検出装置を提供する。 【解決手段】エッジ検出装置は、光源112とコリメー
トレンズ114と対物レンズ120からなる照明光学系
と、光源152とコリメートレンズ154と対物レンズ
160からなる照明光学系と、対物レンズ120とハー
フミラー116と集光レンズ122とピンホール124
と光電変換素子126からなる光検出系と、対物レンズ
160とハーフミラー156と集光レンズ162とピン
ホール164と光電変換素子166からなる光検出系
と、電流電圧変換器128と電圧発生部132と比較器
130からなる処理部と、電流電圧変換器168と電圧
発生部172と比較器170からなる処理部とを有して
おり、試料102の上下面からの各反射光に基づいて各
面のエッジを検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工業製品の各種部
品外形寸法等を測定するため、測定対象物である試料の
エッジを検出するエッジ検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エッジ検出装置は大きく分けて、試料で
反射された光に基づいてエッジを検出する構成のもの
と、試料の周辺を通過した光に基づいてエッジを検出す
る構成のものとがある。図4は、試料からの反射光に基
づいてエッジを検出する構成のエッジ検出装置を示して
いる。
【0003】図4に示されるように、エッジ検出装置
は、光源1とコリメートレンズ2とハーフミラー3と対
物レンズ4とからなる照明光学系と、この照明光学系の
光軸に直交する方向に移動可能なステージ6を有してい
る。ステージ6は、反射率の低いもの、好適には光学的
に透明なものが使用され、この上に試料5が載置され
る。ハーフミラー3の上方には集光レンズ7が配置され
ており、これは、試料5の上面で反射され、対物レンズ
4とハーフミラー3を通過した光を集光する。集光レン
ズ7の集光位置にはピンホール8が配置され、その後ろ
側には光電変換素子9が配置されている。エッジ検出装
置は、電流電圧変換器10と比較器11と基準電圧発生
部12とからなる信号処理部を有している。
【0004】光源1で発せられた光は、コリメートレン
ズ2によって平行光に変えられ、ハーフミラー3で反射
され、対物レンズ4により試料5の上面の高さ位置に集
光される。試料5の上面で反射された光は、対物レンズ
4に入射し、ハーフミラー3を通過し、集光レンズ7に
より集光され、ピンホール8を通り、光電変換素子9に
入射する。光電変換素子9から出力される電流信号は、
電流電圧変換器10によって電圧信号に変換され、比較
器11に入力される。比較器11は、この入力信号を、
基準電圧発生部12から入力される基準電圧と比較し、
その結果をエッジ検出信号として出力する。エッジ検出
信号は二値信号であり、これは試料5の上面が光軸上に
位置しているか否かに対応している。従って、比較器1
1から出力されるエッジ検出信号を調べることにより、
試料5のエッジ位置、正確には試料5の上面のエッジ位
置が求められる。
【0005】実際の測定では、ステージ6を用いて試料
5を移動させながら、試料5のエッジの検出を行ない、
二つのエッジを検出する間のステージ6の移動量から試
料5の幅、正確には試料5の上面の幅が測定される。
【0006】また、図4には試料からの反射光に基づい
てエッジ検出する装置を示したが、試料の周辺を通過す
る光に基づいてエッジ検出する装置は、ステージが光学
的に透明なもので限られ、照明光学系が試料の下方に配
置されるという相違点以外は、図4の装置と同じであ
り、試料を下方から照明し、試料の周辺を通過した光
を、図4の装置と同様に調べることにより、試料のエッ
ジを検出する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】エッジ検出装置の主要
な測定対象物のひとつに、図5に示されるような半導体
部品のリードフレーム32がある。エッジ検出装置によ
るリードフレーム32の幅の測定は、後のワイヤーボン
ディングの工程に生かされる。リードフレーム32は、
エッチングプロセスで作製したものが多く、図6に示さ
れる断面形状をしていることが多い。
【0008】リードフレーム32の断面形状は姿勢安定
性に大きく影響を与えるため、ワイヤーボンディングの
工程にとってはリードフレーム32の正確な断面形状を
把握することが重要であり、特にリードフレーム32の
上面の幅L1 、下面の幅L2、上面と下面のずれΔを知
ることが重要である。これらの寸法L1 、L2 、Δを求
めるには、測定するには、リードフレーム32の上面の
両側のエッジ位置P1とP2およびリードフレーム32
の下面の両側のエッジ位置Q1とQ2を測定する必要が
ある。
【0009】先に述べた従来のエッジ検出装置では、リ
ードフレーム32の上面の両側のエッジ位置P1とP2
およびリードフレーム32の下面の両側のエッジ位置Q
1とQ2をそのまま測定することはできず、これら四つ
のエッジ位置を測定するには、試料を裏返すことなく測
定することはできない。言い換えれば、従来のエッジ検
出装置では、リードフレーム32の四つのエッジ位置を
測定するには試料を裏返す作業を要する。しかし、試料
を裏返す際、試料をステージの上に全く同じ位置に試料
を再配置することは不可能である。従って、試料を裏返
す工程を経て測定された四つのエッジ位置は誤差を含ん
でおり、このため試料すなわちリードフレーム32の上
面の幅L1 、下面の幅L2 、上面と下面のずれΔを正確
に知ることができない。
【0010】本発明は、このような現状を改善するため
に成されたものであり、その目的は、試料すなわちリー
ドフレーム32の上面の幅L1 、下面の幅L2 、上面と
下面のずれΔを正確に知ることを可能にするエッジ検出
装置を提供することである。また、別の言い方をすれ
ば、本発明の目的は、ステージに対して試料を動かすこ
となく、試料の上面の両側のエッジと下面の両側のエッ
ジを検出し得るエッジ検出装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によるエッジ検出
装置は、試料の第一の面を照明する第一の照明光学系
と、試料の第一の面の裏側の第二の面を照明する第二の
照明光学系と、これらの照明光学系の光軸を横切って試
料を移動させる手段と、試料の第一の面からの反射光ま
たは試料を透過した光を検出する第一の光検出手段と、
試料の第二の面からの反射光または試料を透過した光を
検出する第二の光検出手段と、第一の検出手段と第二の
検出手段で得られる情報に基づいて試料の第一の面のエ
ッジと試料の第二の面のエッジを判断する処理部とを有
している。
【0012】本発明によるエッジ検出装置は、好ましく
は、第一の照明光学系の光と第二の照明光学系の光とを
分離する手段を有しており、第一の光検出手段と第二の
光検出手段の各々は第一の照明光学系の光と第二の照明
光学系の光のいずれか一方を受光する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。 〔第一の実施の形態〕第一の実施の形態によるエッジ検
出装置について図1を参照しながら説明する。本実施形
態は、反射光に基づいて試料のエッジの検出を行なう装
置である。
【0014】図1に示されるように、エッジ検出装置
は、試料102の上側の面を照明する第一の照明光学系
と、試料102の下側の面を照明する第二の照明光学系
とを有しており、これらは同軸に配されている。エッジ
検出装置は、これらの照明光学系の光軸に直交する平面
に平行に移動しうる光学的に透明なステージ104を有
し、このステージ104の上に試料102が載置され
る。
【0015】第一の照明光学系は、照明光を生成する光
源112と、照明光を平行光に変えるコリメートレンズ
114と、平行光を集光する対物レンズ120とで構成
され、第二の照明光学系は、照明光を生成する光源15
2と、照明光を平行光に変えるコリメートレンズ154
と、平行光を集光する対物レンズ160とで構成されて
いる。
【0016】コリメートレンズ114と対物レンズ12
0の間には、第一の波長領域の光を選択的に透過する光
学フィルター118が配置され、コリメートレンズ15
4と対物レンズ160の間には、前述の第一の波長領域
とは異なる第二の波長領域の光を選択的に透過する光学
フィルター158が配置されている。これにより、光源
112から射出され、透明なステージ104を通過した
光は、光学フィルター158で遮断され、同様に、光源
152から射出され、透明なステージ104を通過した
光は、光学フィルター118で遮断される。
【0017】エッジ検出装置は、試料102の上側の面
で反射された光を検出する第一の光検出系と、試料10
2の下側の面で反射された光を検出する第二の光検出系
とを有している。第一の光検出系は、試料102の上側
の面からの反射光を拾う対物レンズ120と、コリメー
トレンズ114と光学フィルター118の間に配置され
たハーフミラー116と、ハーフミラー116からの反
射光を集光する集光レンズ122と、集光レンズ122
の焦点位置に配されたピンホール124と、ピンホール
124の後ろ側に配置された光電変換素子126とで構
成されている。また、第二の光検出系は、試料102の
下側の面からの反射光を拾う対物レンズ160と、コリ
メートレンズ154と光学フィルター158の間に配置
されたハーフミラー156と、ハーフミラー156から
の反射光を集光する集光レンズ162と、集光レンズ1
62の焦点位置に配されたピンホール164と、ピンホ
ール164の後ろ側に配置された光電変換素子166と
で構成されている。
【0018】エッジ検出装置は、光電変換素子126か
らの出力に基づいて試料102の上側の面のエッジを判
断する第一の処理部と、光電変換素子166からの出力
に基づいて試料102の下側の面のエッジを判断する第
二の処理部とを有している。第一の処理部は、光電変換
素子126から出力される電流を電圧に変換する電流電
圧変換器128と、エッジの判定の際の閾値である基準
電圧を発生する電圧発生部132と、電流電圧変換器1
28からの出力を基準電圧を比較してエッジ検出信号を
出力する比較器130とを有し、第二の処理部は、光電
変換素子166から出力される電流を電圧に変換する電
流電圧変換器168と、エッジの判定の際の閾値である
基準電圧を発生する電圧発生部172と、電流電圧変換
器128からの出力を基準電圧を比較してエッジ検出信
号を出力する比較器170とを有している。
【0019】本実施形態では、ステージ104によって
試料102が移動される間、試料102の上側の面が第
一の照明光学系によって照明され、その反射光が第一の
光検出系で検出されると同時に、試料102の下側の面
が第二の照明光学系によって照明され、その反射光が第
二の光検出系によって検出される。
【0020】すなわち、光源112で生成された照明光
はコリメートレンズ114によって平行光に変えられ、
その一部はハーフミラー116を通り、第一の波長領域
の成分が光学フィルター118を通過し、対物レンズ1
20によって試料102の上側の面の高さ位置に集光さ
れる。試料102の上側の面で反射された光は対物レン
ズ120に入射し、光学フィルター118を通り、ハー
フミラー116で反射され、集光レンズ122により集
光され、ピンホール124を通り、光電変換素子126
に入射する。同様に、光源152で生成された照明光は
コリメートレンズ154によって平行光に変えられ、そ
の一部はハーフミラー156を通り、第二の波長領域の
成分が光学フィルター158を通過し、対物レンズ16
0によって試料102の下側の面の高さ位置に集光され
る。試料102の下側の面で反射された光は対物レンズ
160に入射し、光学フィルター158を通り、ハーフ
ミラー156で反射され、集光レンズ162により集光
され、ピンホール164を通り、光電変換素子166に
入射する。
【0021】前述したように、光学フィルタ118が透
過する光の波長領域(第一の波長領域)と光学フィルタ
ー158が透過する光の波長領域(第二の波長領域)は
異なるので、透明なステージ104を通過した第二の照
明光学系の光源152からの照明光は光学フィルター1
18で遮断されるため、これが第一の光検出系の光電変
換素子126に入射することはなく、同様に、透明なス
テージ104を通過した第一の照明光学系の光源112
からの照明光は光学フィルター158で遮断されるた
め、これが第二の光検出系の光電変換素子166に入射
することはない。
【0022】また、対物レンズ120による照明光の集
光位置と集光レンズ122による反射光の集光位置は共
焦点の関係にあるため、光電変換素子126に入射する
光は実質的に試料102の上側の面からの反射光だけで
ある。同様に、対物レンズ160による照明光の集光位
置と集光レンズ162による反射光の集光位置は共焦点
の関係にあるため、光電変換素子166に入射する光は
実質的に試料102の下側の面からの反射光だけであ
る。
【0023】第一の光検出系の光電変換素子126から
の電流信号は電流電圧変換器128によって電圧信号に
変えられ、比較器130によって基準電圧と比較され
る。比較器130からの出力信号は試料102の上側の
面の有無に対応しており、これにより試料102の上側
の面のエッジの位置が求められる。同様に、第二の光検
出系の光電変換素子166からの電流信号は電流電圧変
換器168によって電圧信号に変えられ、比較器170
によって基準電圧と比較される。比較器170からの出
力信号は試料102の下側の面の有無に対応しており、
これにより試料102の下側の面のエッジの位置が求め
られる。
【0024】本実施形態の装置では、試料の一回の移動
によって、試料102の上側の面の両側のエッジの位置
と試料102の下側の面の両側のエッジの位置とが検出
されるので、ワイヤーボンディングにおいて重要な試料
(リード)の上面の幅、下面の幅、上面と下面のずれ量
が求められる。
【0025】〔第二の実施の形態〕第二の実施の形態に
よるエッジ検出装置について図2を参照しながら説明す
る。図中、前述の実施の形態の装置の部材と同じ参照符
号で示された部材は同一の部材であり、続く説明ではそ
の詳しい記述は省略する。
【0026】図2に示されるように、第一の照明光学系
のコリメートレンズ114とハーフミラー116の間に
は、特定の波長領域(第一の波長領域)の光を選択的に
透過する光学フィルター134が配置され、第二の照明
光学系のコリメートレンズ154とハーフミラー156
の間には、第一の波長領域と異なる第二の波長領域の光
を選択的に透過する光学フィルターが配置されている。
【0027】第一の光検出系のハーフラー116と集光
レンズ122の間には、第一の波長領域の光を選択的に
透過する光学フィルター138と第二の波長領域の光を
選択的に透過する光学フィルター140が選択的に配置
される。光学フィルター138と光学フィルタ140は
回転台座136に固定されており、これらは回転台座1
38の回転により選択的に第一の光検出系の光路上に配
置される。同様に、第二の光検出系のハーフミラー15
6と集光レンズ162の間には、第二の波長領域の光を
選択的に透過する光学フィルター178と第一の波長領
域の光を選択的に透過する光学フィルター180が選択
的に配置される。光学フィルター178と光学フィルタ
ー180は回転台座176に固定されており、これらは
回転台座176の回転により第二の光検出系の光路上に
配置される。
【0028】この装置では、光検出系の光路上に配置さ
れる光学フィルターを切り換えることにより、反射光に
基づくエッジ検出と透過光に基づくエッジ検出が切り換
えられる。例えば、第一の光検出系の光路上に第一の波
長領域の光を選択的に透過する光学フィルター138を
配置し、第二の光検出系の光路上に第二の波長領域の光
を選択的に透過する光学フィルター178を配置する
と、第一の実施の形態と同様に、試料102の上面から
の反射光に基づくエッジの検出と、試料102の下面か
らの反射光に基づくエッジ検出が行なえる。これによ
り、試料102の上面のエッジ位置と下面のエッジ位置
とが、試料102の一回の移動で測定できる。
【0029】また、第一の光検出系の光路上に第二の波
長領域の光を選択的に透過する第一の光学フィルター1
38を配置し、第二の光検出系の光路上に第一の波長領
域を選択的に透過する光学フィルター180を配置する
と、試料102の上面からの反射光に基づくエッジ検出
と、試料102の透過光に基づくエッジの検出が行なえ
る。これにより、試料102の上面のエッジ位置と、試
料102の最も突出している部分のエッジ位置とが同時
に測定できる。この場合、試料102の下面のエッジ位
置は、後に第二の光検出系の光路上に第二の波長領域の
光を選択的に透過する光学フィルター178を配置して
測定される。
【0030】第一の光検出系の光路上に配置する光学フ
ィルターと第二の光検出系の光路上に配置する光学フィ
ルターは、上述した組み合わせに限ることなく、その組
み合わせは測定の目的等に応じて自由に変更してもよ
い。
【0031】〔第三の実施の形態〕第三の実施の形態に
よるエッジ検出装置について図3を参照しながら説明す
る。図中、前述の実施の形態の装置の部材と実質的に同
じ部材は同一の参照符号で示してあり、続く説明ではそ
の詳しい記述は省略する。
【0032】図3に示されるように、第一の照明光学系
のハーフミラー116と対物レンズ120の間にはシャ
ッター142が配置され、第二の照明光学系のハーフミ
ラー156と対物レンズ160の間にはシャッター18
2が配置されており、これらのシャッター142と18
2は、スイッチ204によって切り換えられるリレー2
02により、一方が選択的に開かれ、他方は閉じられ
る。
【0033】ハーフミラー156で反射された光の光路
上にはミラー208が配置され、ハーフミラー116で
反射された光の光路上にはハーフミラー206が配置さ
れている。ハーフミラー206は、ハーフミラー116
で反射された光を透過して集光レンズ122に導くとと
もに、ミラー208で反射された光を反射して集光レン
ズ122に導く。
【0034】シャッター142が開かれ、シャッター1
82が閉じられた状態では、試料102の上面からの反
射光に基づくエッジ検出が行なわれ、試料102の上面
のエッジ位置が検出される。反対に、シャッター142
が閉じられ、シャッター182が開かれた状態では、試
料102の下面からの反射光に基づくエッジ検出が行な
われ、試料102の下面のエッジ位置が検出される。
【0035】本実施形態の装置では、試料102の上面
のエッジ位置の検出と下面のエッジ位置の検出は別の工
程によって行なわれる。このため、第一の実施の形態の
装置に比べて、測定に要する時間は長いが、光検出系と
処理部の構成が簡略化されるという利点がある。
【0036】本発明は、上述の実施の形態に限るもので
はなく、その主題を逸脱しない範囲内のあらゆる実施を
含む。すなわち、前述の実施の形態に様々な変形を施す
ことは可能であるが、その様な変形はすべて本発明に含
まれる。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、ステージに対して試料
を動かすことなく、試料の上面の両側のエッジと下面の
両側のエッジを検出し得るエッジ検出装置が提供され
る。これにより、リードフレームの上面の幅と、下面の
幅と、上面と下面のずれの正確な値を知ることができる
ようになり、ワイヤーボンディングの精度が向上され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態によるエッジ検出装
置を示している。
【図2】本発明の第二の実施の形態によるエッジ検出装
置を示している。
【図3】本発明の第三の実施の形態によるエッジ検出装
置を示している。
【図4】試料からの反射光を利用する従来例によるエッ
ジ検出装置を示している。
【図5】エッジ検出装置の測定対象であるリードフレー
ムを持つ半導体部品を示している。
【図6】リードフレームの断面の形状を示している。
【符号の説明】
104 ステージ 112 光源 114 コリメートレンズ 116 ハーフミラー 120 対物レンズ 122 集光レンズ 124 ピンホール 126 光電変換素子 128 電流電圧変換器 130 比較器 132 電圧発生部 152 光源 154 コリメートレンズ 156 ハーフミラー 160 対物レンズ 162 集光レンズ 164 ピンホール 166 光電変換素子 168 電流電圧変換器 170 比較器 172 電圧発生部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】試料の第一の面を照明する第一の照明光学
    系と、 試料の第一の面の裏側の第二の面を照明する第二の照明
    光学系と、 これらの照明光学系の光軸を横切って試料を移動させる
    手段と、 試料の第一の面からの反射光または試料を透過した光を
    検出する第一の光検出手段と、 試料の第二の面からの反射光または試料を透過した光を
    検出する第二の光検出手段と、 第一の検出手段と第二の検出手段で得られる情報に基づ
    いて試料の第一の面のエッジと試料の第二の面のエッジ
    を判断する処理部とを有しているエッジ検出装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 第一の照明光学系の光と第二の照明光学系の光とを分離
    する手段を有しており、第一の光検出手段と第二の光検
    出手段の各々は第一の照明光学系の光と第二の照明光学
    系の光のいずれか一方を受光するエッジ検出装置。
JP2895797A 1997-02-13 1997-02-13 エッジ検出装置 Withdrawn JPH10227608A (ja)

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