JPH10227053A - 排水栓 - Google Patents
排水栓Info
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- JPH10227053A JPH10227053A JP3078297A JP3078297A JPH10227053A JP H10227053 A JPH10227053 A JP H10227053A JP 3078297 A JP3078297 A JP 3078297A JP 3078297 A JP3078297 A JP 3078297A JP H10227053 A JPH10227053 A JP H10227053A
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- drain
- inner wire
- operating shaft
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Abstract
に異音が発生しないようにする。 【解決手段】 排水口5に上下することより排水口5を
開閉する栓体11を設け、栓体11の下方で排水口5に
配置したヘヤーキャッチャー8の筒軸7内に栓体11か
ら垂下した作動軸10を摺動自在に挿通し、レリーズ操
作により上記作動軸10を作動させて栓体11にて排水
口5を開閉するようにした排水栓である。これにおい
て、作動軸10の下端部分に凹部20を設けると共にレ
リーズワイヤー16のインナーワイヤー16bの先端を
凹部20にはめ込むことでインナーワイヤー16bに対
して作動軸10の下端部分を水平方向に位置決めする。
Description
ボウル等に設ける排水栓の構造に関するものである。
合、図3や図4に示すような構造を採用していた。洗面
ボウル1の底部に設けた貫通穴2には上から排水筒3を
挿通し、貫通穴2の下方で排水筒3の外周に止めナット
4を螺合して貫通穴2に排水筒3を装着してあり、排水
筒3内の排水口5内には排水栓部材6を内装してある。
排水栓部材6は、図4に示すように筒軸7の上端にヘア
ーキャッチャー8を設けると共に筒軸7の下端にガイド
部材9を設け、筒軸7に作動軸10を上下に摺動自在に
挿通し、作動軸10の上端に排水口5の上端開口を開閉
する栓体11を固着し、作動軸10の下端に重り12を
装着して形成されている。排水栓部材6を排水口5内に
内装した状態でヘアーキャッチャー8の外周が排水筒3
の内面に接触させてあり、ガイド部材9の外周が排水筒
3の内面の段部13に載置してある。排水筒3から側方
に排水管14を導出してあり、排水筒3の下端には蓋体
15を螺合にて装着してある。レリーズワイヤー16の
一端は蓋体15に装着してあり、レリーズワイヤー16
の他端に設けた取り付け部17をカウンター等に装着し
得るようにしてある。レリーズワイヤー16はアウター
チューブ16aにインナーワイヤー16bを摺動自在に
挿通して形成され、取り付け部17側でインナーワイヤ
ー16bの端部に設けたつまみ18を操作することでイ
ンナーワイヤー16bを摺動操作できるようになってい
る。蓋体15から上記インナーワイヤー16bの端部を
上方に突出させてあり、このインナーワイヤー16bが
排水筒3のセンターに位置させてあり、インナーワイヤ
ー16bの上端を重り12の平坦な下面に当接してあ
る。しかして、つまみ18を下方に押すと、排水筒3内
のインナーワイヤー16bの端部にて重り12の下面が
押されて作動軸10が上に摺動して栓体11が上方に移
動して排水口5が開放され、図3の矢印のように水が流
れるようになる。またつまみ18を上に引くと、排水筒
3内のインナーワイヤー16bの端部が下方に下がり、
重り12の重量にて作動軸10と一緒に栓体11が下降
し、栓体11にて排水口5の上端の開口が閉塞される。
は、栓体11の開状態における栓体11の水平方向の支
持はヘアーキャッチャー8の外周が排水筒3の内面に接
触させることによりされるが、作動軸10が上下にスム
ーズに摺動して栓体11がスムーズに開閉するためには
排水筒3の内面とガイド部材9の外周との間に隙間Sを
設ける構造を採用している。ところが、上記従来例では
インナーワイヤー16bの端部が重り12の平坦な下面
に当接しているだけのため、栓体11の開放状態では上
記隙間Sにより作動軸10と栓体11とに水平方向のが
たつきが発生する。このがたつきにより、水の排水とき
に栓体11ががたつき異音を発生するという問題があ
る。またヘアーキャッチャー8の掃除等のために排水栓
部材6を全体を上方に抜いて取り外すときは栓体11が
センターに位置していないために栓体11を掴みにくい
という問題がある。
あって、栓体の水平方向のがたつきをなくして排水時に
異音が発生しないようにすることを課題とする。
本発明の排水栓は、排水口5に上下することより排水口
を開閉する栓体11を設け、栓体11の下方で排水口5
に配置したヘヤーキャッチャー8の筒軸7内に栓体11
から垂下した作動軸10を摺動自在に挿通し、レリーズ
操作により上記作動軸10を作動させて栓体11にて排
水口5を開閉するようにした排水栓において、作動軸1
0の下端部分に凹部20を設けると共にレリーズワイヤ
ー16のインナーワイヤー16bの先端を凹部20には
め込むことでインナーワイヤー16bに対して作動軸1
0の下端部分を水平方向に位置決めして成ることを特徴
とする。凹部20にインナーワイヤー16bの先端をは
め込むことでインナーワイヤー16bにより作動軸10
が水平方向に動かないように位置決めでき、栓体11の
開放時に栓体11の水平方向のがたつきをなくして排水
時に異音が発生しないようにできる。栓体11が水平方
向にがたつかないために栓体11がセンターに位置して
見映えがよくなり、また栓体11を掴んで栓体11と一
緒にヘアーキャッチャー8や作動軸10を抜くとき栓体
11が掴みやすくなる。
を特徴とすることも好ましい。このことで凹部20とイ
ンナーワイヤー16bの端部との接触が面接触でなく、
線接触となり、凹部20とインナーワイヤー16bとの
間の固着を防止することができる。
態により説明する。洗面ボウル1の底部には貫通穴2を
上下に貫通するように穿孔してあり、貫通穴2の上から
貫通穴2に排水筒3を挿通してあり、排水筒3の上端の
鍔部21を貫通穴2の段部22に載置してある。貫通穴
2の下方で排水筒3の外周には止めナット4を螺合して
あり、排水筒3を止めナット4にて貫通穴2に装着して
ある。排水筒3内は排水口5となっており、排水口5内
には排水栓部材6を内装してある。この排水栓部材6
は、図2(a)に示すように排水口5の上端開口を開閉
し得る栓体11と、作動軸10とヘアーキャッチャー8
とで主体が構成されている。垂直方向を向く作動軸10
の上端には栓体11を螺合にて連結してある。作動軸1
0の上端は栓体11のセンターに連結してある。ヘアー
キャッチャー8にはセンターの位置で上下に貫通するよ
うに筒軸7を設けてあり、この筒軸7に作動軸10を上
下に摺動自在になるように挿通してある。作動軸10の
下端部分には重り12を一体に装着してあり、作動軸1
0のセンターに対応する位置で重り12の下面には凹部
20を設けてある。本例の場合、凹部20は円錐状であ
るが、円柱状やその他の形状であってもよい。排水栓部
材6を排水口5内に内装した状態でヘアーキャッチャー
8の外周が排水筒3の内面に接触させてあると共にヘア
ーキャッチャー8の外周の下部が排水筒3の内面の段部
13に載置してある。
管23の一端を連結してあり、オーバーフロー管23の
他端を洗面ボウル1のオーバーフロー口24に臨ませて
ある。排水筒3の下部の側方から排水管14を導出して
あり、排水筒3の下端には蓋体15を螺合にて装着して
ある。レリーズワイヤー16の一端は蓋体15に装着し
てあり、レリーズワイヤー16の他端に設けた取り付け
部17をカウンター等に装着し得るようにしてある。レ
リーズワイヤー16はアウターチューブ16aにインナ
ーワイヤー16bを摺動自在に挿通して形成され、取り
付け部17側でインナーワイヤー16bの端部に設けた
つまみ18を操作することでインナーワイヤー16bを
摺動操作できるようになっている。蓋体15から上記イ
ンナーワイヤー16bの端部を上方に突出させてあり、
このインナーワイヤー16bが排水筒3のセンターに位
置させてあり、インナーワイヤー16bの上端を図2
(b)に示すように作動軸10の下端部分の重り12の
凹部20のはめ込んである。
水筒3内のインナーワイヤー16bの端部にて重り12
が上に押されて作動軸10が上に摺動して栓体11が上
方に移動して排水口5が開放され、図1の矢印のように
水が流れるようになる。またつまみ18を上に引くと、
排水筒3内のインナーワイヤー16bの端部が下方に下
がり、重り12の重量にて作動軸10と一緒に栓体11
が下降し、栓体11にて排水口5の上端の開口が閉塞さ
れる。またヘアーキャッチャー8を掃除したりする場
合、栓体11を手で掴んで排水栓部材6を上に抜き取る
ことにより行う。また本発明では、作動軸10の下端部
分の重り12の凹部20にインナーワイヤー16bの端
部をはめ込み、センターに位置するインナーワイヤー1
6bに対して作動軸10の下端部分を水平方向の動きに
対して位置決めしているために、ヘアーキャッチャー8
の外周が排水筒3の内面に接触していることと相俟って
栓体11の開放状態でも栓体11が水平方向にがたつく
ことがなくなる。これにより排水時に栓体11のがたつ
きにより異音を発生することがなくなる。また栓体11
がセンターに位置して外観がよくなる。また排水栓部材
6全体を取り外すとき、栓体11が掴みやすくて排水栓
部材6の取り外しが容易にできる。また上記凹部20が
円錐状にしてあると、インナーワイヤー16bの端部を
凹部20にはめ込んでも固着するのを防止できる。つま
り、凹部20が円柱状であると、凹部20にインナーワ
イヤー16bの端部をはめ込んだとき面接触状態となっ
て固着が発生しやすいが、凹部20が円錐状であるとイ
ンナーワイヤー16bの端部をはめ込んだとき線接触状
態となって固着が発生しにくい。
に凹部を設けると共にレリーズワイヤーのインナーワイ
ヤーの先端を凹部にはめ込むことでインナーワイヤーに
対して作動軸の下端部分を水平方向に位置決めしている
ので、インナーワイヤーにより作動軸が水平方向に動か
ないように位置決めできるものであって、栓体の開放時
に栓体の水平方向のがたつきをなくして排水時に異音が
発生しないようにできるものであり、また栓体が水平方
向にがたつかないために栓体がセンターに位置して見映
えがよくなるものであり、また栓体を掴んで栓体と一緒
にヘアーキャッチャーや作動軸を抜くとき栓体が掴みや
すくなるものである。
凹部を円錐状にしているので、凹部とインナーワイヤー
の端部との接触が面接触でなく、線接触となり、凹部と
インナーワイヤーの間の固着を防止することができるも
のである。
である。
は凹部とインナーワイヤーの嵌合部分の断面図である。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 排水口に上下することより排水口を開閉
する栓体を設け、栓体の下方で排水口に配置したヘヤー
キャッチャーの筒軸内に栓体から垂下した作動軸を摺動
自在に挿通し、レリーズ操作により上記作動軸を作動さ
せて栓体にて排水口を開閉するようにした排水栓におい
て、作動軸の下端部分に凹部を設けると共にレリーズワ
イヤーのインナーワイヤーの先端を凹部にはめ込むこと
でインナーワイヤーに対して作動軸の下端部分を水平方
向に位置決めして成ることを特徴とする排水栓。 - 【請求項2】 上記凹部を円錐状にして成ることを特徴
とする請求項1記載の排水栓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03078297A JP3351977B2 (ja) | 1997-02-14 | 1997-02-14 | 排水栓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03078297A JP3351977B2 (ja) | 1997-02-14 | 1997-02-14 | 排水栓 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10227053A true JPH10227053A (ja) | 1998-08-25 |
JP3351977B2 JP3351977B2 (ja) | 2002-12-03 |
Family
ID=12313256
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03078297A Expired - Lifetime JP3351977B2 (ja) | 1997-02-14 | 1997-02-14 | 排水栓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3351977B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002121797A (ja) * | 2000-10-16 | 2002-04-26 | Sun Wave Ind Co Ltd | ヘアーキャッチャー |
JP2011241665A (ja) * | 2010-05-18 | 2011-12-01 | Nippon Alpha:Kk | 排水栓装置 |
CN107288184A (zh) * | 2017-08-14 | 2017-10-24 | 浙江德利福科技股份有限公司 | 一种去水器 |
-
1997
- 1997-02-14 JP JP03078297A patent/JP3351977B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002121797A (ja) * | 2000-10-16 | 2002-04-26 | Sun Wave Ind Co Ltd | ヘアーキャッチャー |
JP2011241665A (ja) * | 2010-05-18 | 2011-12-01 | Nippon Alpha:Kk | 排水栓装置 |
CN107288184A (zh) * | 2017-08-14 | 2017-10-24 | 浙江德利福科技股份有限公司 | 一种去水器 |
CN107288184B (zh) * | 2017-08-14 | 2023-02-10 | 浙江德利福科技股份有限公司 | 一种去水器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3351977B2 (ja) | 2002-12-03 |
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