JPH102266A - ノズルクランプの取付構造 - Google Patents

ノズルクランプの取付構造

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JPH102266A
JPH102266A JP15556396A JP15556396A JPH102266A JP H102266 A JPH102266 A JP H102266A JP 15556396 A JP15556396 A JP 15556396A JP 15556396 A JP15556396 A JP 15556396A JP H102266 A JPH102266 A JP H102266A
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JP
Japan
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nozzle
clamp
nozzle clamp
cylinder head
passage
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JP15556396A
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Yoshishige Ozeki
良重 尾関
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02FCYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
    • F02F1/00Cylinders; Cylinder heads 
    • F02F1/24Cylinder heads
    • F02F1/42Shape or arrangement of intake or exhaust channels in cylinder heads
    • F02F1/4214Shape or arrangement of intake or exhaust channels in cylinder heads specially adapted for four or more valves per cylinder
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M61/00Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00
    • F02M61/14Arrangements of injectors with respect to engines; Mounting of injectors
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B2275/00Other engines, components or details, not provided for in other groups of this subclass
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリンダヘッドの幅を必要最小限に留め、か
つノズルクランプのシリンダヘッドの幅方向への移動を
可能としたノズルクランプの取付構造を提供するもので
ある。 【解決手段】 噴射ノズル12の固定用のノズルクラン
プ13をカムシャフト18,19下方に交差状に配置
し、噴射ノズル12の脱着時に押さえ部が噴射ノズル1
2と干渉しないように同ノズルクランプ13をシリンダ
ヘッド側壁14方向に移動させるようにする。そして、
そのシリンダヘッド側壁14には同ノズルクランプ13
が出入する通路14aを形成し、噴射ノズル12の固定
状態で同ノズルクランプ13の後端を同通路14a内に
配置させ、同ノズルクランプ13の後端部には同通路1
4を封塞するOリング24を装着するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は燃料噴射用の噴射ノ
ズルをシリンダヘッドに対して固定するためのノズルク
ランプの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のディーゼルエンジンの噴射ノズル
のノズルクランプの取付構造として、図6に示すような
シリンダヘッド51に噴射ノズル52が挿入され、同噴
射ノズル52がノズルクランプ53によって固定されて
いるものが知られている。同取付構造について詳しく説
明する。シリンダヘッド51に形成された4つのバルブ
(吸気、排気各々2つずつ)54に囲まれた中央位置に
は取付け孔55が透設されている。噴射ノズル52は同
取付け孔55に装着されている。ノズルクランプ53は
カムシャフト56の上方に同カムシャフト56に直交す
るように配置されている。ノズルクランプ53の先端側
には保持部53aが形成されている。保持部53aは噴
射ノズル52の上端寄りに形成された係合部52aと係
合されている。ノズルクランプ53の後端側には突起5
3bが下方に向かって突設され、シリンダヘッド51の
側壁51b上端に当接されている。ノズルクランプ53
の中央にはボルト孔53cが透設されている。ボルト孔
53cには締付ボルト57が挿通され、ノズルクランプ
52をシリンダヘッド51に対して締め付け固定してい
る。すなわち、ノズルクランプ52の保持部53aは締
付ボルト57の締め付け力により突起53bを支点とし
て係合部52aをシリンダヘッド51側に押圧して噴射
ノズル52を固定するようになっている。
【0003】このような構成とすると、噴射ノズル52
をカムシャフト56の上方側から下方に向かって押圧す
る関係上、噴射ノズル52の係合部52aの位置が高く
なり、シリンダヘッド51に対して噴射ノズル52を取
付けた場合に不安定となる。また、シリンダヘッド51
上にヘッドカバー(図示せず)を装着した際にカムシャ
フト56の上部にノズルクランプ53が配置できるだけ
のスペースが取れない場合にはこのような取付構造は採
用できない。
【0004】そのため、図7に示すような第二のノズル
クランプの取付構造が採用される。この構造では、上記
の従来のノズルクランプの取付構造と異なり、ノズルク
ランプ53はカムシャフト56の下方に同カムシャフト
56に直交するように配置されている。従って、噴射ノ
ズル52とノズルクランプ53の係合位置が下がるため
噴射ノズル52は安定し、またノズルクランプ53はカ
ムシャフト56の下方位置に配置されるためカムシャフ
ト56上方のスペースの問題も解消される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この第二のノ
ズルクランプの取付構造他のノズルクランプの取付構造
では次のような問題がある。
【0006】すなわち、噴射ノズル52の交換作業にお
いては締付ボルト57を外し、ノズルクランプ53を図
7において矢印方向にスライドさせ、保持部53aと係
合部52aの係合状態を解除して噴射ノズル52を取り
出すようにする。従って、ノズルクランプ53が図7の
仮想線で示す外側位置に移動させるための「逃げ」のた
めのスペースを確保する必要がある。従って、そのスペ
ースの分だけシリンダヘッド51の全幅が大きくなって
しまい、エンジン自体の大型化、重量化をもたらしてい
た。
【0007】本発明は上記課題を解消するためになされ
たものであり、その目的はシリンダヘッドの幅を必要最
小限に留め、かつノズルクランプのシリンダヘッドの幅
方向への移動を可能としたノズルクランプの取付構造を
提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、ノズル固定のための押さえ部
を有し、締結部材により固定されてノズルをシリンダヘ
ッドに対して固定するノズルクランプであって、同ノズ
ルクランプをカムシャフト下方に同カムシャフトと交差
するように配置し、ノズルの脱着時に押さえ部がノズル
と干渉しないように同ノズルクランプをシリンダヘッド
側壁方向に移動させるようにしたノズルクランプの取付
構造において、シリンダヘッド側壁には同ノズルクラン
プが出入する通路を形成し、同通路を封塞部材にて封塞
するようにしたことを要旨とする。すなわち、ノズルの
脱着の際にノズルクランプがノズルと干渉しないように
シリンダヘッド側壁方向に移動させる必要がある。この
ように構成すると、ノズルクランプは常時は封塞部材に
て封塞されたシリンダヘッド側壁に形成された通路を通
ってシリンダヘッド側壁方向に移動することができる。
【0009】請求項2の発明では、請求項1のノズルク
ランプの取付構造において、シリンダヘッド側壁には同
ノズルクランプが出入する通路を形成し、ノズル固定状
態で同ノズルクランプの後端を同通路内に配置させ、同
通路と同ノズルクランプ間には同通路を封塞する封塞部
材を装着したことを要旨とする。これにより、ノズル固
定状態でノズルクランプの後端はシリンダヘッド側壁に
形成した通路に位置し、封塞部材によりシリンダヘッド
内は密閉状態に保持される。また、ノズル着脱の際には
ノズルクランプはシリンダヘッド側壁方向に移動して同
後端はシリンダヘッド側壁の外側に位置する。
【0010】請求項3の発明では、請求項1のノズルク
ランプの取付構造において、シリンダヘッド側壁には通
路を形成し、同通路にはノズルクランプの出入を許容す
るための封塞部材を着脱可能に装着したことを要旨とす
る。これにより、ノズル固定状態においては通路は封塞
部材により封塞される。そして、ノズル着脱の際には通
路から封塞部材は外されて開放状態となるためノズルク
ランプはシリンダヘッド側壁方向に移動する場合に通路
を通ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)以下、本発明のノズルクランプの取付
構造を具体化した実施の形態1について図1〜図3に基
づいて説明する。図1に示すように、ディーゼルエンジ
ンのシリンダヘッド11には噴射ノズル12がノズルク
ランプ13によって固定されている。シリンダヘッド1
1はヘッドボルトBによって図示しないシリンダブロッ
クに固定されている。シリンダヘッド11の上面11a
周囲には図示しないヘッドカバーが装着される側壁14
が形成されている。図2に示すように、シリンダヘッド
11の上面11aには4つのバルブリフト孔15が形成
されている。各バルブリフト孔15は正方形の頂点とな
る位置に形成されている。バルブリフト孔15内にはそ
れぞれ2つの吸気バルブ16と排気バルブ17が装着さ
れている。吸気バルブ16の上方には吸気カムシャフト
18が配置され、排気バルブ16の上方には同吸気カム
シャフト18と平行に排気カムシャフト19が配置され
ている。各カムシャフト18,19にはカム20が形成
されており、前記吸気及び排気バルブ15,16を押動
して吸排気動作をさせる。
【0012】シリンダヘッド11の上面11aであっ
て、前記4つのバルブリフト孔15の中央位置には取付
け孔21が透設され、噴射ノズル12が同取付け孔21
に装着されている。噴射ノズル12は図示しない燃料ポ
ンプに接続されており、噴射ノズル12は同燃料ポンプ
から供給される燃料をピストンの往復動に同期して図示
しない燃焼室に噴射する。噴射ノズル12の軸方向中央
付近には係合部12aが突設されている。同係合部12
aの上面12bはシリンダヘッド11の上面11aより
僅かに高い位置に配置される。
【0013】前記両カムシャフト18,19の下側であ
って、同カムシャフト18,19に直交してノズルクラ
ンプ13が配置されている。ノズルクランプ13は先端
側に二股状の保持部13aが形成され、後端側に下方に
向かって半円球形状の突起13bが突設されている。ノ
ズルクランプ13の保持部13aは前記噴射ノズル12
の係合部12a上面と係合され、突起13bはシリンダ
ヘッド11の上面11aと係合されている。その結果、
ノズルクランプ13は保持部13aと突起13bとによ
り架橋状態に支持される。
【0014】ノズルクランプ13の中央付近には透孔1
3cが透設され、シリンダヘッド11の上面11aに穿
設されたボルト孔11bと同一軸心に配置されている。
締付ボルト22は透孔13cを介してボルト孔11bに
螺合され、ノズルクランプ13を締め付けている。従っ
て、保持部13aは突起13bを支点として係合部12
aを押圧し、その押圧力によって噴射ノズル12はシリ
ンダヘッド11に押し付けられて固定される。
【0015】ノズルクランプ13の後端側であって、突
起13bの外方には封塞部材たるOリング24が装着さ
れている。Oリング24は弾性のある合成ゴムから構成
されており、シリンダヘッド11内のオイルが通路14
aから漏れるのを防止する。前記側壁14には円形断面
を有する通路14aが形成されており、同通路14a内
にノズルクランプ13の後端側が挿入されている。図1
に示すように、透孔13cとボルト孔11bとが一致す
る状態において、ノズルクランプ13の後端側は通路1
4a内に配置され、Oリング24が通路14a内壁を封
塞するようになっている。
【0016】次に、このように構成したノズルクランプ
の取付構造の作用について説明する。図1の装着状態に
ある噴射ノズル12を取り外す場合には、まず締付ボル
ト22を緩め透孔13cから抜き取る。すると、ノズル
クランプ13の締め付けが解除されるため、ノズルクラ
ンプ13は図1における矢印方向への移動が可能とな
る。但し、この状態では未だ保持部13aと係合部21
aとが係合状態にあるため、噴射ノズル12を取り出す
ことはできない。ここで、ノズルクランプ13を矢印方
向へスライド移動させ、Oリング24を通路14aから
シリンダヘッド11の外方に抜け出させる。すると、保
持部13aは係合部21aとの係合状態が解かれ、図3
のように上方へ取り出すことが可能となる。噴射ノズル
12を装着する際には、今と逆の手順にて行う。
【0017】このように構成することで、本実施の形態
1は次のような効果を奏する。 (1)保持部13aは噴射ノズル12の軸方向中央付近
に形成された係合部21aを押圧して噴射ノズル12の
固定をするため噴射ノズル12のシリンダヘッド11に
対する安定がよい。
【0018】(2)噴射ノズル12を固定した状態でノ
ズルクランプ13後端側は側壁14の通路14a内に位
置し、噴射ノズル12の着脱の際にはノズルクランプ1
3をスライドさせてノズルクランプ13後端を通路14
aからシリンダヘッド11の外方側に移動させるように
した。従って、従来の同じ長さのノズルクランプと比
べ、ノズルクランプ13の「逃げ」のためのスペースが
なくなり、更にその後端側を通路14a内に配置した分
だけシリンダヘッド11の全幅を小さくすることがで
き、引いてはエンジンの小型化、軽量化に寄与する。
【0019】(3)ノズルクランプ13後端側にOリン
グ24が装着されているため、ノズルクランプ13の移
動とともにシリンダヘッド11の外方にOリング24が
露出される。従って、噴射ノズル12の交換とともに封
塞部材たるOリング24の交換も簡単に行える。
【0020】(4)Oリング24によって通路14aを
封塞するため、シリンダヘッド11内の密閉性は担保さ
れる。しかも、ノズルクランプ13のスライド時におい
てOリング24は弾性があるため通路14aとの接触面
が応力に応じて撓み、きつめではあるがノズルクランプ
13の移動の邪魔になることはない。 (実施の形態2)以下、本発明のノズルクランプの取付
構造を具体化した実施の形態2について図4及び図5に
基づいて説明する。実施の形態2において、実施の形態
1と同様の構成部材については同じ番号を附して説明を
省略する。実施の形態2のノズルクランプ13は後端に
Oリング24を有しておらず、ノズルクランプ13後端
側は側壁14の通路14a内に達していない。通路14
aの内周面にはネジ溝30が螺設されており、同ネジ溝
30にプラグ31が螺合されている。プラグ31は同ネ
ジ溝30と螺合するネジ部31aと頭部31bとより構
成されている。
【0021】次に、このように構成したノズルクランプ
の取付構造の作用について説明する。図4の装着状態に
ある噴射ノズル12を取り外す場合には、まず締付ボル
ト22を緩め透孔13cから抜き取る。すると、ノズル
クランプ13の締め付けが解除されるため、ノズルクラ
ンプ13は図4における矢印方向への移動が可能とな
る。但し、通路14aにプラグ31が螺合されているた
め、ノズルクランプ13はプラグ31に当接する位置ま
でしか移動できず、未だ保持部13aと係合部21aと
の係合状態を解除するには至らない。次いで、プラグ3
1を通路14aから外すと、通路14aが開放されノズ
ルクランプ13の図1における矢印方向への移動が可能
となる。ここで、ノズルクランプ13を矢印方向へスラ
イド移動させ、ノズルクランプ13の後端が通路14に
達するまでスライド移動させる。すると、保持部13a
は係合部21aとの係合状態が解かれ、図4のように上
方へ取り出すことが可能となる。噴射ノズル12を装着
する際には、今と逆の手順にて行う。
【0022】このように構成することで、本実施の形態
2は次のような効果を奏する。 (1)噴射ノズル12を固定した状態でノズルクランプ
13後端側はプラグ31近傍に位置し、噴射ノズル12
の着脱の際には開放された通路14aからノズルクラン
プ13後端を通路14aからシリンダヘッド11の外方
側に移動させるようにした。従って、従来と比較して同
じ長さのノズルクランプならばその後端側を通路14a
内に配置した分だけシリンダヘッド11の全幅を小さく
することができ、引いてはエンジンの小型化、軽量化に
寄与する。
【0023】(2)プラグ31により通路14aが封塞
されるため、シリンダヘッド11内に密閉性は担保され
る。しかも、プラグ31はネジ溝30に螺合されるた
め、プラグ31の着脱が容易である。
【0024】更に、上記実施の形態1の(1)の効果も
奏する。以上、本発明に実施の形態を説明したが、本実
施の形態は他の態様に変更して実施することが可能であ
る。
【0025】a.上記実施の形態1ではOリング24は
クランプ13の後端に装着されていた。しかし、Oリン
グ24を通路14側に装着するようにしてもよい。また
封塞部材はOリング24でなくともかまわない。
【0026】b.上記実施の形態1及び2ではカムシャ
フト19の下方に配置させられたノズルクランプ13は
同カムシャフト19と直交させられていた。しかし、両
者は必ずしも直交していなくともよい。また、上記実施
の形態1及び2では噴射ノズル12はシリンダヘッド1
1の上面11aに対して垂直に立設されていたが、傾き
を有していてもよい。更に、上記実施の形態1及び2で
は噴射ノズル12は4つのバルブ16,17の中央に配
置されたが必ずしも中央でなくともよい。要はノズルク
ランプをカムシャフト下方に同カムシャフトと交差する
ように配置していれば、バルブに対する噴射ノズル12
は問わない。また、バルブの数も問わない。 c.本実施の形態1,2ではディーゼルエンジンにおけ
るノズルクランプの取付構造について説明したが、直噴
式のガソリンエンジンに応用することも可能である。ま
た、エンジンの気筒数は問わない。
【0027】その他、本実施の形態はその趣旨を逸脱し
ない態様で変更して実施することは自由である。また、
以上の実施形態によって把握されるその他の技術的思想
について、その効果とともに以下に記載する。
【0028】(1)請求項1のノズルクランプの取付構
造において、封塞部材をノズルクランプの後端に装着し
たことを特徴とするノズルクランプの取付構造。このよ
うな構成とすれば、請求項1の作用、効果に加え噴射ノ
ズルの着脱に際に封塞部材(上記実施の形態1ではOリ
ング)がシリンダヘッド外方に露出するため封塞部材の
保守、点検が容易となる。
【0029】(2)請求項1のノズルクランプの取付構
造において、封塞部材はOリングであることを特徴とす
るノズルクランプの取付構造。 (3)請求項2のノズルクランプの取付構造において、
封塞部材はシリンダヘッド側壁の通路に着脱可能に螺合
されたプラグであることを特徴とするノズルクランプの
取付構造。
【0030】
【発明の効果】 以上詳述したように、請求項1の発明
では、ノズルクランプは常時は封塞部材にて封塞された
シリンダヘッド側壁に形成された通路を通ってシリンダ
ヘッド側壁方向に移動することができ、ノズルクランプ
と噴射ノズルの干渉を解除するためにノズルクランプと
シリンダヘッド側壁間の距離を確保する必要がない。従
って、シリンダヘッドの幅を小さくすることができる。
【0031】請求項2の発明では、噴射ノズル固定状態
でノズルクランプの後端はシリンダヘッド側壁に形成し
た通路に位置し、噴射ノズル着脱の際にはノズルクラン
プはシリンダヘッド側壁方向に移動して同後端はシリン
ダヘッド側壁の外側に位置するため、ノズルクランプと
シリンダヘッド側壁間の距離を確保する必要がない。従
って、シリンダヘッドの幅を小さくすることができる。
請求項3の発明では、噴射ノズル着脱の際には通路から
封塞部材を外して開放状態とし、ノズルクランプはシリ
ンダヘッド側壁方向に移動する場合に通路を通るように
なっているためノズルクランプとシリンダヘッド側壁間
の距離を確保する必要がない。従って、シリンダヘッド
の幅を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1のノズルクランプの取付構造の縦
断面図。
【図2】同じノズルクランプの取付構造の平断面図。
【図3】同じノズルクランプの取付構造を分解して示す
縦断面図。
【図4】実施の形態2のノズルクランプの取付構造の縦
断面図。
【図5】同じノズルクランプの取付構造を分解して示す
縦断面図。
【図6】従来のノズルクランプの取付構造の縦断面図。
【図7】従来のノズルクランプの取付構造の縦断面図。
【符号の説明】
11…シリンダヘッド、12…噴射ノズル、13…ノズ
ルクランプ、12a…押さえ部たる係合部、14…シリ
ンダヘッド側壁、14a…通路、18,19…カムシャ
フト、22…締結部材たる締付ボルト、24…封塞部材
たるOリング、31…封塞部材たるプラグ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 噴射ノズル固定のための押さえ部を有
    し、締結部材により固定されて噴射ノズルをシリンダヘ
    ッドに対して固定するノズルクランプであって、同ノズ
    ルクランプをカムシャフト下方に同カムシャフトと交差
    するように配置し、噴射ノズルの脱着時に押さえ部が噴
    射ノズルと干渉しないように同ノズルクランプをシリン
    ダヘッド側壁方向に移動させるようにしたノズルクラン
    プの取付構造において、 シリンダヘッド側壁には同ノズルクランプが出入する通
    路を形成し、同通路を封塞部材にて封塞するようにした
    ことを特徴とするノズルクランプの取付構造。
  2. 【請求項2】 噴射ノズル固定のための押さえ部を有
    し、締結部材により固定されて噴射ノズルをシリンダヘ
    ッドに対して固定するノズルクランプであって、同ノズ
    ルクランプをカムシャフト下方に同カムシャフトと交差
    するように配置し、噴射ノズルの脱着時に押さえ部が噴
    射ノズルと干渉しないように同ノズルクランプをシリン
    ダヘッド側壁方向に移動させるようにしたノズルクラン
    プの取付構造において、 シリンダヘッド側壁には同ノズルクランプが出入する通
    路を形成し、噴射ノズル固定状態で同ノズルクランプの
    後端を同通路内に配置させ、同通路と同ノズルクランプ
    間には同通路を封塞する封塞部材を装着したことを特徴
    とするノズルクランプの取付構造。
  3. 【請求項3】 噴射ノズル固定のための押さえ部を有
    し、締結部材により固定されて噴射ノズルをシリンダヘ
    ッドに対して固定するノズルクランプであって、同ノズ
    ルクランプをカムシャフト下方に同カムシャフトと交差
    するように配置し、噴射ノズルの脱着時に押さえ部が噴
    射ノズルと干渉しないように同ノズルクランプをシリン
    ダヘッド側壁方向に移動させるようにしたノズルクラン
    プの取付構造において、 シリンダヘッド側壁には通路を形成し、同通路にはノズ
    ルクランプの出入を許容するための封塞部材を着脱可能
    に装着したことを特徴とするノズルクランプの取付構
    造。
JP15556396A 1996-06-17 1996-06-17 ノズルクランプの取付構造 Pending JPH102266A (ja)

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