JPH10225809A - コレットチャック - Google Patents

コレットチャック

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JPH10225809A
JPH10225809A JP3060297A JP3060297A JPH10225809A JP H10225809 A JPH10225809 A JP H10225809A JP 3060297 A JP3060297 A JP 3060297A JP 3060297 A JP3060297 A JP 3060297A JP H10225809 A JPH10225809 A JP H10225809A
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JP
Japan
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collet
opening
adapter
ring
peripheral surface
Prior art date
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JP3060297A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Abe
▲ひ▼俊 阿部
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Kyoritsu Seiki Corp
Original Assignee
Kyoritsu Seiki Corp
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Landscapes

  • Gripping On Spindles (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コレットチャックのコレットの開口部の
拡径量を大きくしてチャックミスを減少すると共に、脱
着を繰り返しても精度よくアダプターをコレットに取付
けることができて、確実にワークの脱着作業ができると
共に取付け精度の信頼性を高められるコレットチャック
を提供する。 【解決手段】 コレットチャック本体の外周に設けられ
たタイトリングの先端内周部を、本体の内側に設けられ
たコレットの先端外周部に当接させて締め付け可能に構
成すると共に、コレットの内側に挿入した開口リングを
本体の軸方向に移動した時に開口リングの外周面で、コ
レットのテーパー内周面を押圧してコレットの装着口を
拡径するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレンズ加工等の球面
研削盤において、自動脱着装置等を備えた加工機のレン
ズ等の加工材料を保持するコレットチャックの改良に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、レンズの球面研削等の例えば無人
加工機の自動運転等におけるワークの脱着にはオートロ
ーダーやロボット等が使用され、このレンズの自動脱着
や手動による脱着の際には、レンズの外径部の厚さであ
るコバ厚の大小差や凹凸の形状差があり、一定形状の把
持具で保持するのは難しく、その都度、レンズ形状に対
応した把持具が必要になるために、又、特にコバ厚の薄
いレンズはその外径部分をくわえて移動するのが難しい
ために、レンズの球面部をラバー製などの吸着板を用い
てバキュームで吸着して保持して搬送している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、吸着板
による吸着は不安定であり、吸着する時に球面の大小や
凹凸などのレンズの形状によって吸着したレンズが傾き
吸着した時に芯がずれてしまう場合が多々あり、この芯
ズレ状態で保持して加工機のコレットチャックに装着す
ると傾斜した状態でコレットチャックに入ることになる
ので、従来のコレットチャックではチャックの開口作動
量、即ち、開口部の拡径量が小さいためにチャックミス
が生じて装着を失敗することが多いという問題がある。
【0004】一方、レンズの外径部分を金属製であるチ
ャックでくわえるとレンズが割れやすいため、通常は樹
脂製のアダプターを付けてレンズをソフトタッチで把持
している。この場合に、チャックの取付け精度が良くて
もアダプターの取付け精度が悪いと全体としての取付け
精度が悪くなるので、アダプターを精度よくコレットチ
ャックに取り付ける必要がある。
【0005】そして、改良前のアダプター5aは、図5
に示すように、3等分された部品を各2本のボルト52a
で結合して、アダプター5aの後端面をコレット2aの
後部端面に当接して取付けているため、軸芯に垂直な面
同士で接触することになり、求芯に直接関係しない面で
位置決めすることになるため、芯出しの取付け精度が悪
く、一連のレンズの加工が終了して別のアダプターに交
換するために一旦外してしまうと、この次に取り付けた
時にはアダプター5aのコレット2aへの取付け誤差が
生じて、取付け精度の再現性が得られないために、コレ
ット2aへ取り付けた後に再度アダプター5aを内面加工
する必要がある。
【0006】そのため、改良前の技術では、旋盤等の自
動及び手動の加工機のワークの脱着に使用するアダプタ
ーの芯出しはアダプター5aをチャック1に取付けてか
らチャック1に対するアダプター5aの取付け誤差を吸
収するために、加工機械にチャック1ごとに取り付けて
チャック1の芯出しを行い、アダプター5aの内径をワ
ーク径に合わせて内面加工して高精度の芯出しを行って
いるが、この現場合わせの加工が必要になるので、アダ
プター5aの芯出し作業の作業効率が著しく悪いという
問題がある。
【0007】更に、チャックからアダプターを外した後
で再度取り付けて使用する場合には同じ取付け精度を再
現することができず、再度アダプターの内面を現合加工
してワークの取付け精度の確保を行う必要があるため、
対象部品に合わせたアダプターを用意してもコレットチ
ャックへの装着時に再度内面加工が必要となるので、ア
ダプターの現合加工用の工作機械を手放せず、また、交
換作業の段取りが煩雑になるという問題がある。
【0008】本発明は、上述の問題を解決するためにな
されたもので、その目的は、コレットチャックのコレッ
トの開口部の拡径量を大きくしてチャックミスを減少さ
せると共に、精度よくアダプターをコレットに取付ける
ことができて、アダプターの脱着を繰り返しても取付け
精度を維持でき、従って、確実にワークの脱着作業がで
きると共に取付け精度の信頼性を高めることができるコ
レットチャックを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上のような目的を達成
するためのコレットチャックは、コレットチャック本体
の内側に設けた、加工材料を握持するアダプターを装着
するコレットと、本体の外周に設けられたタイトリング
を有し、該タイトリングの先端内周部を前記コレットの
先端外周部に当接させて締め付け可能に構成すると共
に、前記コレットの内側に開口リングを挿入し、該開口
リングを該本体の軸方向に移動した時に前記開口リング
の外周面で、前記コレットのテーパー内周面を押圧して
前記コレットの装着口を拡径するように構成する。
【0010】また、前記コレットは後部のリング部に後
端を接続した複数個の第1ブレードで王冠状に形成され
ると共に、前記コレットに装着するアダプターは後部の
リング部に後端を接続した複数個の第2ブレードで王冠
状に形成され、前記第1ブレードの先端の押圧面で前記
第2ブレードの先端の受圧面を押圧して縮径するように
構成する。
【0011】さらに、前記受圧面に配設した取付部材を
前記押圧面に形成した先端側開放の長孔に係合固定する
ことによって、前記コレットと前記アダプターを一体化
するように構成する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明の一
実施形態を説明する。先ず、コレットチャックの構成を
説明すると、図1に示すように、コレットチャック本体
1の外側に円筒状のタイトリング3が、また、内側に図
2に示すようなコレット2が嵌合され、ボルト48で固定
されており、このタイトリング3が軸方向の後方に移動
した時に先端内周部がコレット2の先端外周部に当接し
て締め付けることにより、コレット2の装着口を縮径さ
せるように構成する。
【0013】このコレット2の内側にアダプター5が着
脱自在に取り付けられ、このアダプター5の内径部でレ
ンズ等の加工材料(ワーク)7の外径部を握持するよう
に構成されている。この構造では、コレット2を本体1
の中へ組み込む事で本体1の外径部を長くできるのでタ
イトリング3のスライドウェイを長く設けることがで
き、タイトリング3の姿勢を安定させることができる。
そのため、コレット2を安定して精度良く絞ることがで
きるので高い精度で把持できる。
【0014】また、コレットチャック本体1の矢印B側
の後方側にホルダー部8が設けられ、加工機械の主軸11
に取付け精度を確保するためのテーパー面で接して着脱
できるように構成されている。そして、ホルダー部6の
後部の中心部に貫通穴を設け、この貫通穴に締付スプリ
ング42で後端側への付勢力を与えられている開口軸43を
挿入し、その先端側にスライド部材46を螺合している。
また、このスライド部材46を内包するようにストッパー
受け9を前方の開口部側から挿入して、軸方向に摺動可
能にスライド部材46を保持している。このスライド部材
46には、開口ロッド44を係合させる穴を設けてある。
【0015】このコレット2は、前部は開口部24が弾性
変形により、開口部24を拡径したり、縮径したりできる
ように、スリット21を例えば6条設けて6個に分離した
複数個の第1ブレード26を後部のリング部27に接続して
一体にして王冠状に形成し、また、この第1ブレード26
に前方が縮径するテーパー内周面25を設ける。また、ス
リット21の間にアダプター5の固定ボルト52が入れるU
字形の前方が開放された長孔22を設ける。また後部のリ
ング部27の中央に穴を設けてストッパー受け9を挿入で
きるように構成する。
【0016】開口リング4は円筒状の本体の円筒部49に
前方が縮径して傾斜している拡径用の外周面45を接続し
て設け、開口リング4が軸方向に前進した時にコレット
2のテーパー内周面25にこの外周面45が当接して押し込
まれ、第1ブレード26の先端を拡径して、コレット2の
装着口24を拡径するように構成する。また、円筒部49に
は開口ロッド44用の挿入穴47と係合穴48を設けて、挿入
穴47から挿入された開口ロッド44の先端が係合穴48に、
また開口ロッド44の後端が挿入穴47に係合するように構
成する。
【0017】アダプター5も、コレット2と同様に、ス
リット51を例えばコレット2のスリット21と同じ数の6
条設けて6個に分離した複数個の第2ブレード56を後部
のリング部57に接続して一体にして王冠状に形成して、
この前方の装着口54の拡径及び縮径が容易にできる形状
すると共に、後部のリング部57の中央に穴を設けてスト
ッパー受け9を挿入できるように構成する。
【0018】このアダプター5の第2ブレード56の先端
の受圧面53はコレット2の第1ブレード26の押圧面23に
密着するようにお互いの接触面である受圧面53と押圧面
23とを精度良く仕上げて形成する。つまり、コレット2
とアダプター5の接触固定面を円筒軸に垂直な端面では
なく、コレット2の円筒軸と同軸の内周面である押圧面
23と外周面の受圧面53にすることにより、求芯方向の取
付け精度を著しく向上し、高精度の芯出しを容易にでき
るようにする。
【0019】また、受圧面53に配設した取付部材である
固定ボルト52を押圧面23に形成した先端側開放の長孔22
に係合固定することによって、コレット2とアダプター
5を簡便に一体化できるように構成する。次に、組立
は、本体1にスライド部材46を挿入し、コレット2を挿
入した後に、スライド部材46を摺動可能に内包するスト
ッパー受9を嵌合してボルト48で固定し、更に、開口リ
ング4を押し込んでコレット2の装着口24を拡径しなが
ら挿入する。
【0020】そして、開口ロッド44を矢印C方向から挿
入して、本体1とコレット2とストッパー受け9に設け
られている開口ロッド44用の案内穴を貫通して、スライ
ド部材46と開口リング4とタイトリング3に設けられて
いる係合孔と係合させ、開口ロッド44が外れないように
挿入側を止める。これにより、開口軸43の往復運動がス
ライド部材46と開口ロッド44とを介して開口リング4と
タイトリング3に伝動できるように構成される。
【0021】従って、コレットチャック本体1の内部に
は、後方軸芯側から、前方外側に向かって開口軸43、ス
ライド部材46、ストッパー受け9、開口ロッド4及びコ
レット2が配設され、本体1の外側にはタイトリング3
が嵌合されていることになる。そして、使用時にはアダ
プター5がコレット2に挿入され、固定ボルト52で装着
される。また、ストパー受け9の前方にはレンズストッ
パー6がボルト61で取り付られ、レンズ装着時の位置決
めに使用される。この時のストッパーの据え付け精度は
例えばレンズ厚み±0.01mm程度である。
【0022】次に、使用方法を説明する。先ず、図3に
示すように、コレット2に、加工対象のレンズ7に合わ
せたアダプター5を装着するが、これはコレット2の装
着口24に、アダプター5を挿入し、アダプター5の固定
ボルト52をコレット2の固定ボルト用U溝である長孔22
に嵌めてスライドすることにより、容易に装着できる。
この固定ボルト52を締めつけるとコレット2の開口部24
の基準内周面である押圧面25とアダプター5の基準外周
面である受圧面53とが密着するので、非常に精度よく固
定でき高精度の芯出しが可能となる。
【0023】次に、このアダプター5およびレンズスト
ッパー6を装着したコレットチャック1を加工機械の加
工用の主軸11に取り付けて、自動又は手動加工の準備が
完了する。そして、吸着板に保持されたレンズ7を、コ
レットチャック1に装着する場合には、図3の上半分に
示すように、開口プッシュロット41を前方に押し出す
と、締付スプリング42の付勢力に抗して開口軸43を押し
込み、スライド部材46と開口ロッド44を介して開口リン
グ4とタイトリング3とを前方に押し出す。
【0024】この押し出しにより、タイトリング3の締
付用の内周面である先端内周部38が前方に出て、コレッ
ト2の締付用の外周面である先端外周部28の締付けを緩
めると共に、押し出された開口リング4の外周面45がコ
レット2のテーパー内周面25を押して拡径し、コレット
2の装着口24を強制的に開口する。この時に、コレット
2にはスリット21があるので比較的弱い力で開口でき、
また、コレット2に固定されたアダプター5も同様にス
リット51があるので容易に開口でき、大きな拡径量を確
保できる。このアダプター5の開口部54内にレンズ7を
挿入し、レンズストッパー6に当接しておく。
【0025】次に、図3の下半分に示すように、開口プ
ッシュロット41を後方に戻すと、締付スプリング42の付
勢力によって開口軸43が戻り、開口ロッド44を介して開
口リング4を後方に押し戻す。開口リング4が押し戻さ
れると、開口リング4の外周面45がコレット2のテーパ
ー内周面25を押すのを止めて後退するので、強制的に開
口していたコレット2の装着口24とアダプター5の把持
口54は弾性により縮径して戻るので、レンズ7の外径部
を把持できる。その上、タイトリング3も後退して戻る
ので、タイトリング3の先端内周部38が後方に戻り、コ
レット2の先端外周部28を締付ける。
【0026】従って、レンズ7を保持していた吸着板の
吸着力を解除して、吸着板を除去しても、アダプター5
の把持口54が縮径することによりレンズ7を保持してい
るので、コレットチャック1への装着が完了し、研削な
どのレンズ加工を行うことができる。レンズ7の取り外
しは、レンズ7を吸着板で保持した後に、再度開口プッ
シュロット41を前方に押し出すと、開口軸43、開口ロッ
ド44を介して、開口リング4が動き、外周面45でコレッ
ト2のテーパー内周面25を押してコレット2を開口し、
これに固定したアダプター5も開口するので、レンズ7
の外径部を把持していた保持力が解除され、容易にレン
ズ7を取り外すことができる。
【0027】以上のように、本発明の実施の形態によ
り、コレット2のテーパー内周面25を開口リング4の外
周面45で押圧してコレット2の装着口24及びアダプター
5の把持口54の拡径量を大きく確保できるので、機械加
工軸(スピンドル)とレンズ等の加工材料(ローデング
ワーク)の芯ズレが発生しても、また、段取り作業の芯
合わせが多少ラフでも加工材料のチャッキングミスがな
くなり、ワーク供給を確実にできる。
【0028】また、コレット2にアダプター5を脱着す
る場合にコレット2の長孔22に嵌めた固定ボルト52を緩
めてアダプター5を軸方向に移動させるだけでアダプタ
ー5の挿入及び引抜を簡単に行うことができ、固定ボル
ト52を締め付けることにより、押圧面25と受圧面53とを
密着させて高精度の芯出しができるので、高精度取付け
が可能で脱着が容易なのでアダプター5の交換作業を著
しく単純化できる上に、アダプター5を一体で形成し、
固定ボルト52を付けたままで取り扱えるのでアダプター
5の管理がし易くなる。
【0029】その上、チャック1側のコレット2の各第
1ブレード26の押圧面23に対して相対するアダプター5
の各第2ブレード56の受圧面53を個別にボルト52で締結
する構造にして、アダプター5とコレット2との固定を
ワーク取付けの芯と同軸の円筒面の密着で行うことにし
たので、繰り返し脱着を行っても精度よく固定できる。
【0030】そのため、アダプター5の繰り返し脱着に
対しても良い取付け精度を安定して得られ、装着時に所
定の取付け精度を再現することができるので、装着時の
芯出し加工を不要にして現合加工を無くすことができ
る。従って、モデルチェンジ作業におけるアダプター5
の交換作業において、迅速なアダプター5交換が可能と
なり、作業効率を飛躍的に向上でき、しかも高い取付け
精度を得ることができる。
【0031】その上、コレット2、ストッパー受け9、
レンズストパー6は前後位置方向には動くことがなく、
レンズ固定面が前後には動かないので、装着精度を向上
できる。また、本発明者の実施例によれば、本発明のコ
レットチャックを使用することにより、アダプター5を
繰り返し脱着した時の加工の段取り時間を従来技術のコ
レットチャック使用時の1/5以下に短縮でき、生産性
の向上に大きく寄与できた。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、コレット
のテーパー内周面を押圧してコレット2の開口部を拡径
する開口リングを設けたことにより、大きな開口変化量
を確保できるので、機械の加工軸とレンズ等の加工材料
との間で多少の芯ズレが発生しても、また、段取り作業
の芯合わせが多少粗雑でも加工材料の把持ミスがなくな
るので、加工材料の供給を確実にできる。
【0033】また、アダプターとコレットとの固定を円
筒面の密着で行うことにしたので、繰り返し脱着を行っ
ても精度よく固定できるので、モデルチェンジなどのア
ダプター交換作業において、アダプターの繰り返し脱着
に対しても安定して良い取付け精度を得らることができ
る。従って、装着時に所定の取付け精度を得ることがで
きるので、装着時の芯出し加工を不要にして現合加工を
無くすことができる。また、加工対象部品に対応したア
ダプターを揃えておくことができるので、迅速なアダプ
ター交換が可能となり、高い取付け精度を維持しなが
ら、段取り時間を短縮することができ作業効率及び生産
性を著しく向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すコレットチャックの
構成図であり、(a)は縦断面図で、(b)は正面図で
ある。
【図2】本発明の実施の形態の部品を示す斜視図であ
る。
【図3】本発明の作動時の動きを示す縦断面図であり、
上半分はコレットチャックを緩めた状態、下半分はコレ
ットチャックを締付けた状態を示す。
【図4】改良前のコレットチャックの縦断面図である。
【図5】改良前のアダプターを示す図で、(a)は正面
図であり、(b)は斜視図である。
【符号の説明】
1 … 本体 2,2a… コレッ
ト 3 … タイトリング 4 … 開口リング 5,5a… アダプター 6 … レンズスト
ッパー 7 … レンズ 8 … 固定ボルト 9 … ストッパー受け 11 … 主軸 22 … 長孔 23 … 受圧面 24 … 装着口 25 … テーパー内
周面 26 … 第1ブレード 27 … リング部 28 … 先端外周部 38 … 先端内周部 44 … 開口ロッド 45 … 外周面 52,52a… 固定ボルト 53 … 押圧面 56 … 第2ブレード 57 … リング部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コレットチャック本体の内側に設けた、
    加工材料を握持するアダプターを装着するコレットと、
    本体の外周に設けられたタイトリングを有し、該タイト
    リングの先端内周部を前記コレットの先端外周部に当接
    させて締め付け可能に構成すると共に、前記コレットの
    内側に開口リングを挿入し、該開口リングを該本体の軸
    方向に移動した時に前記開口リングの外周面で、前記コ
    レットのテーパー内周面を押圧して前記コレットの装着
    口を拡径するように構成したコレットチャック。
  2. 【請求項2】 前記コレットは後部のリング部に後端を
    接続した複数個の第1ブレードで王冠状に形成されると
    共に、前記コレットに装着するアダプターは後部のリン
    グ部に後端を接続した複数個の第2ブレードで王冠状に
    形成され、前記第1ブレードの先端の押圧面で前記第2
    ブレードの先端の受圧面を押圧して縮径するように構成
    した請求項1記載のコレットチャック。
  3. 【請求項3】 前記受圧面に配設した取付部材を前記押
    圧面に形成した先端側開放の長孔に係合固定することに
    よって、前記コレットと前記アダプターを一体化するよ
    うに構成した請求項2記載のコレットチャック。
JP3060297A 1997-02-14 1997-02-14 コレットチャック Pending JPH10225809A (ja)

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