JPH10225225A - コンバイン - Google Patents

コンバイン

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JPH10225225A
JPH10225225A JP4700997A JP4700997A JPH10225225A JP H10225225 A JPH10225225 A JP H10225225A JP 4700997 A JP4700997 A JP 4700997A JP 4700997 A JP4700997 A JP 4700997A JP H10225225 A JPH10225225 A JP H10225225A
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JP
Japan
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detecting
engine output
combine
side brake
engine
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JP4700997A
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English (en)
Inventor
Hideya Eda
秀弥 江田
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回行検出時にエンジン出力を自動的に上昇さ
せるにあたり、無駄にエンジン出力を上昇させて燃費等
が低下する不都合を解消する。 【解決手段】 急旋回操作時(ブレーキ旋回操作時)に
のみエンジン出力を上昇させると共に、急旋回操作時で
あっても、非脱穀作業状態や、未処理穀粒量が少ない状
態ではエンジン出力の上昇を行わないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回行検出時にエン
ジン出力を自動的に上昇させるコンバインの技術分野に
属するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種コンバインは、茎稈の刈
取処理、刈取茎稈の脱穀処理、脱穀した穀粒の選別処
理、排稈の後処理等を順次行うように構成されている。
そして、実際の収穫作業においては、刈取行程の終端に
到達した時点で機体を回行させて次の刈取行程に進入
し、その繰り返しで圃場全面の茎稈を刈取るが、機体回
行中であっても、脱穀処理、選別処理および後処理は続
行するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、機体回行時
には、サイドブレーキ操作等に基づいてエンジンに大き
な負荷が加わるため、エンジン回転数が低下し、それに
伴って脱穀部の作業効率や作業精度が低下する可能性が
ある。そこで、機体の回行を検出する回行検出手段と、
回行検出時にエンジン出力を自動的に上昇させるエンジ
ン出力自動上昇手段とを設けて機体回行時の出力不足を
補うことが提案されるが、機体回行時に常にエンジン出
力を上昇させた場合には、消費燃料が増大する等の新た
な不都合が生じる可能性がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑みこれらの課題を解決することができるコンバイ
ンを提供することを目的として創作されたものであっ
て、左右のサイドクラッチを選択的に切り作動させる一
対のサイドクラッチ作動油路に、それぞれサイドブレー
キ作動油路を接続すると共に、該サイドブレーキ作動油
路に、機体回行操作具の操作に連動するサイドブレーキ
作動部材の押圧作動でリリーフ圧が上昇し、該リリーフ
圧上昇に伴ってサイドクラッチ切り作動側のサイドブレ
ーキを作動させる可変リリーフ弁を設けてなるコンバイ
ンであって、該コンバインに、機体の回行を検出する回
行検出手段と、回行検出時にエンジン出力を自動的に上
昇させるエンジン出力自動上昇手段とを設けるにあた
り、前記回行検出手段を、サイドブレーキ作動部材の押
圧作動を直接検出するサイドブレーキ操作検出スイッチ
で構成したものである。つまり、エンジンに大きな負荷
が加わる急旋回時(サイドブレーキ旋回時)にのみエン
ジン出力を上昇させるため、緩やかな回行時に無駄な出
力上昇を行って消費燃料が増大する不都合を防止するこ
とができる。しかも、回行検出手段は、サイドブレーキ
作動部材の押圧作動を直接検出するサイドブレーキ操作
検出スイッチで構成されるため、精度の高い回行検出に
基づいてタイミング良くエンジン出力を上昇させること
ができる許りか、出力上昇タイミングの微調整を容易に
行うことができ、また、単一の可変リリーフ弁で左右の
サイドブレーキを作動させるものでは、単一の検出スイ
ッチを設けるだけで左右のサイドブレーキ操作を略同じ
タイミングで検出できるという利点がある。また、機体
の回行を検出する回行検出手段と、回行検出時にエンジ
ン出力を自動的に上昇させるエンジン出力自動上昇手段
とを備えるコンバインであって、該コンバインに、脱穀
作業クラッチの入切状態を検出する脱穀作業状態検出手
段と、脱穀作業クラッチが切り状態である場合にエンジ
ン出力の自動上昇を規制するエンジン出力自動上昇規制
手段とを設けたものである。つまり、脱穀作業時にのみ
自動的な出力上昇を行うため、無駄な出力上昇を行って
消費燃料が増大する不都合を防止することができる許り
か、路上走行等の非作業走行時にエンジン出力が自動的
に上昇する不都合も防止することができる。また、機体
の回行を検出する回行検出手段と、回行検出時にエンジ
ン出力を自動的に上昇させるエンジン出力自動上昇手段
とを備えるコンバインであって、該コンバインに、脱穀
作業部の穀粒量を検出する穀粒量検出手段と、検出した
穀粒量が設定穀粒量以下である場合にエンジン出力の自
動上昇を規制するエンジン出力自動上昇規制手段とを設
けたものである。つまり、脱穀作業部の穀粒量が設定穀
粒量以上の時だけ自動的な出力上昇を行うため、無駄な
出力上昇を行って消費燃料が増大する不都合を防止する
ことができる許りか、路上走行等の非作業走行時にエン
ジン出力が自動的に上昇する不都合も防止することがで
きる。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態の一つ
を図面に基づいて説明する。図面において、1はコンバ
インであって、該コンバイン1は、機体前部に昇降自在
に設けられる前処理部2、該前処理部2が刈り取った茎
稈から穀粒を脱穀し、かつ脱穀した穀粒を選別する脱穀
部3、選別済みの穀粒を貯溜する穀粒タンク4、脱穀済
みの排稈を処理する後処理部5、各種の操作具が配設さ
れる操作部6、左右一対のクローラ走行装置7を備える
走行部8等で構成されているが、これらの基本構成は何
れも従来通りである。
【0006】9は前記コンバイン1に搭載されるディー
ゼルエンジン(以下、エンジンという)であって、該エ
ンジン9のシリンダヘッド9aには、燃料噴射ポンプ
(図示せず)から圧送される燃料をシリンダ内に噴射す
る燃料噴射ノズル(図示せず)、燃焼用空気をシリンダ
内に吸入する吸気管10、燃焼済みの排気を排出する排
気管11等が設けられているが、吸気管10と排気管1
1との間には、エンジン排気圧でタービン12aを回転
させ、その回転力でコンプレッサ12bを駆動してエン
ジン吸気を過給するターボ過給機12が介設されてい
る。
【0007】前記排気管11には、ターボ過給機12の
タービン12aを経由してエンジン排気を排出する排気
経路と、タービン12aを経由することなくエンジン排
気を排出するバイパス経路11aとが形成されており、
その分岐部には、ウエストゲートバルブ機構13を構成
する開閉バルブ13aが設けられているが、この開閉バ
ルブ13aは、ロッド13bを介してウエストゲートバ
ルブアクチュエータ13c(以下、バルブアクチュエー
タという。)のダイヤフラム13dに連動連結されてい
る。そして、前記ダイヤフラム13dは、弾機13eに
よってロッド13bを引く方向に付勢されるため、エン
ジン停止状態では、開閉バルブ13aがバイパス経路1
1aを閉じているが、エンジン駆動状態では、第一作動
室13fに第一供給経路14Aを介して吸気管10の吸
気圧が供給されるため、ダイヤフラム13dが弾機13
eに抗してロッド13bを押し、それに伴って開閉バル
ブ13aがバイパス経路11aを開放するようになって
いる。即ち、通常状態では、タービン12aへの排気圧
供給を規制してターボ過給機12による過給を行わない
ように構成されている。
【0008】14Bは前記バルブアクチュエータ13c
の第二作動室13gに吸気管10の吸気圧を供給する第
二供給経路14Bであって、該第二供給経路14Bに
は、ターボ切換弁15が介設されている。このターボ切
換弁15は、3ポート電磁切換弁で構成されており、ソ
レノイドOFF時には、入口ポートP1に供給される吸
気圧を大気開放ポートP2から逃がす一方、ソレノイド
ON時には、入口ポートP1に供給される吸気圧を出口
ポートP3を経由して前記第二作動室13gに供給する
ようになっている。即ち、エンジン駆動状態でターボ切
換弁15のソレノイドをONにした場合には、ダイヤフ
ラム13dを挟む両作動室13f、13gが略同圧とな
るため、弾機13eの付勢力でダイヤフラム13dがロ
ッド13bを引く方向に移動し、それに伴って開閉バル
ブ13aがバイパス経路11aを閉じてタービン12a
に排気圧を供給することになり、その結果、ターボ過給
機12がエンジン吸気を過給してエンジン出力を上昇さ
せることができるようになっている。
【0009】16は前記エンジン9の発生動力を入力す
るカウンタケースであって、該カウンタケース16に入
力されたエンジン動力は、作業機クラッチ(脱穀作業ク
ラッチ)として機能するベルトテンションクラッチ機構
を備えたベルト伝動機構17を介して脱穀部3および後
処理部5に伝動されると共に、主変速機構として機能す
る静油圧式無段変速ユニツト18(斜板角に応じて吐出
容量が変化する可変容量油圧ポンプ18aと、該油圧ポ
ンプ18aの吐出油で駆動する油圧モータ18bとをユ
ニツト化したもの)を介してトランスミッションケース
19に伝動されるようになっている。そして、トランス
ミッションケース19に入力された動力は、ベルト伝動
機構20を介して前処理部2に伝動されると共に、副変
速機構21、スピンターンクラッチ機構22、サイドブ
レーキ機構(湿式油圧ブレーキ)23およびサイドクラ
ッチ機構24を介して左右のクローラ走行装置7に伝動
されるが、前記サイドクラッチ機構24は、単一のサイ
ドクラッチシリンダ(両ロッド型複動シリンダ)25に
よって入切操作されるようになっている。尚、21aは
前記副変速機構21を操作するための副変速レバーであ
って、該副変速レバー21aは、左右のクローラ走行装
置7を反転駆動させるスピンターンクラッチ機構22の
操作具にも兼用されている。
【0010】26は前記サイドクラッチシリンダ25を
作動させる電磁切換弁であって、該電磁切換弁26とサ
イドクラッチシリンダ25とを繋ぐ一対のサイドクラッ
チ油路には、それぞれ絞り弁27を介して左右のサイド
ブレーキ機構23が接続されており、さらに、各絞り弁
27から左右のサイドブレーキ機構23に至る一対のサ
イドブレーキ油路は、チェック弁29を介して互いに合
流すると共に、可変リリーフ弁30を介して油圧タンク
に接続されている。そして、前記可変リリーフ弁30の
リリーフ圧は、常時は略「0」に設定されているため、
単に電磁切換弁26を左右何れかの切り位置に切換えて
もサイドブレーキ機構23は非制動状態を維持するが、
可変リリーフ弁30のプッシュロッド30aを押した場
合には、リリーフ圧の上昇に伴ってサイドクラッチ切り
側のサイドブレーキ機構23が作動するようになってい
る。
【0011】31は操作部6に設けられるマルチステア
リングレバーであって、該マルチステアリングレバー3
1では、前後方向のレバー操作に基づいて前処理部2の
昇降操作を行うことができる一方、左右方向のレバー操
作に基づいてサイドクラッチ機構24およびサイドブレ
ーキ機構23の操作を行うことができるようになってい
る。つまり、マルチステアリングレバー31を左右方向
に少し倒すと、これを検出するロータリスイッチ32が
前記電磁切換弁26を切換えてサイドクラッチシリンダ
25を作動させるため、レバー操作方向に対応するサイ
ドクラッチ機構24が切れて機体が緩やかに回行するこ
とになり、また、マルチステアリングレバー31をさら
に倒すと、揺動アーム33aおよびワイヤ33を介して
連繋される作動プレート(サイドブレーキ作動部材)3
4が揺動し、前述した可変リリーフ弁30のプッシュロ
ッド30aを押込むため、レバー操作方向に対応するサ
イドブレーキ機構23が作動して機体が急旋回するよう
になっている。
【0012】35は前記可変リリーフ弁30の弁ボディ
にブラケット35aを介して取付けられる回行検出スイ
ッチ(サイドブレーキ操作検出スイッチ)であって、該
回行検出スイッチ35から延出する検出レバー35b
は、前記作動プレート34のプッシュロッド押圧面に対
向しており、作動プレート34がプッシュロッド30a
を押圧する際に、その押圧力を受けて回行検出スイッチ
35を検出作動(ON)させるようになっている。つま
り、サイドブレーキ機構23を作動させる作動プレート
34の押圧作動を回行検出スイッチ35で直接検出する
ため、機体の急旋回操作を殆ど誤差無く検出することが
できるうえに、プッシュロッド位置を直接目視しながら
検出タイミングを容易に微調整することが可能になり、
しかも、本実施形態の作動プレート34は、左右のサイ
ドブレーキ操作に兼用されるため、単一の回行検出スイ
ッチ35を設けるだけで左右のサイドブレーキ操作を略
同じタイミングで検出できるようになっている。尚、3
5cはブラケット35aに形成されるスイッチ取付孔で
あるが、該スイッチ取付孔35cは、上下方向を向く長
孔に形成されるため、回行検出スイッチ35の取付位置
に応じて検出タイミングを微調整することができるよう
になっている。
【0013】一方、前記脱穀部3は、扱胴62の回転力
で茎稈から穀粒を脱穀すると共に、受網63から漏下し
て揺動選別体64上に落下した穀粒を、該揺動選別体6
4の揺動選別作用および唐箕65の風選別作用に基づい
て精選するが、揺動選別体64の移送板64a上には、
ローラ形状のフロート体66aが上下動自在に設けられ
ており、移送板64a上の穀粒量に応じて浮沈するフロ
ート体66aの上下位置を穀粒量検出センサ66で検出
するようになっている。
【0014】さらに、67はマイクロコンピュータを用
いて構成される制御部であって、該制御部67の入力側
には、前述した回行検出スイッチ35および穀粒量検出
センサ66、前処理部2の昇降高さを検出する前処理高
さ検出センサ68、作業機クラッチレバーの入り操作を
検出する作業状態検出スイッチ69等が入力インタフェ
ース回路を介して接続される一方、制御部67の出力側
には、前述したターボ切換弁15のソレノイド等が出力
インタフェース回路を介して接続されている。即ち、制
御部67は、回行検出スイッチ35、穀粒量検出センサ
66、前処理高さ検出センサ68および作業状態検出ス
イッチ69の検出信号に基づいてターボ切換弁15を制
御するエンジン出力自動上昇制御等の制御プログラムを
予め記憶しており、以下、エンジン出力自動上昇制御の
制御手順をフローチャートに基づいて説明する。
【0015】さて、前記エンジン出力自動上昇制御は、
回行検出スイッチ35の検出信号に基づいて急旋回操作
を判断する第一判断ステップと、作業状態検出スイッチ
69の検出信号に基づいて作業機クラッチレバーの入り
操作を判断する第二判断ステップと、前処理高さ検出セ
ンサ68の検出信号に基づいて前処理部2の上昇を判断
する第三判断ステップと、穀粒量検出センサ66の検出
信号に基づいて未処理穀粒量が設定量以上であるかを判
断する第四判断ステップとを有し、そして、前記各判断
ステップの判断結果が全てYESの場合にのみターボ切
換弁15のソレノイドをONにするようになっている。
つまり、基本的には、回行検出スイッチ35が急旋回操
作を検出した場合に、ターボ切換弁15を開いてターボ
過給機12によるエンジン吸気の過給を行うが、仮令回
行検出スイッチ35が急旋回操作を検出しても、脱穀部
3が非作業状態であったり、脱穀部3の穀粒量が少ない
状況では、ターボ切換弁15のソレノイドをOFF状態
に維持してターボ過給機12によるエンジン吸気の過給
を規制するようになっている。
【0016】叙述の如く構成されたものにおいて、非回
行検出時には、ターボ切換弁15を閉じてターボ過給機
12の過給作動を規制する一方、回行検出時には、ター
ボ切換弁15を開いてターボ過給機12を作動させ、エ
ンジン出力を自動的に上昇させることになるが、エンジ
ンに大きな負荷が加わる急旋回操作時(サイドブレーキ
操作)にのみエンジン出力を上昇させるため、緩やかな
回行時に無駄な出力上昇を行って消費燃料が増大する不
都合を防止することができる。
【0017】また、前記回行検出スイッチ35は、サイ
ドブレーキ機構23(可変リリーフ弁30)を作動させ
る作動プレート34の押圧作動を直接検出するため、機
体の急旋回操作を殆ど誤差無く検出することができる許
りか、可変リリーフ弁30のプッシュロッド位置を直接
目視しながら検出タイミングを容易に微調整することが
できる。
【0018】また、本実施形態の作動プレート34は、
左右のサイドブレーキ操作に兼用されるため、単一の回
行検出スイッチ35を設けるだけで左右のサイドブレー
キ操作を略同じタイミングで検出することができ、その
結果、構造の簡略化や部品点数の削減を計ることができ
る許りでなく、精度の高い出力上昇制御を行うことがで
きる。
【0019】また、急旋回操作時であっても、非脱穀作
業状態ではエンジン出力を上昇させないため、無駄にエ
ンジン出力を上昇させて消費燃料が増大する不都合を防
止することができる許りか、路上走行等の非作業走行時
にエンジン出力が自動的に上昇する不都合も防止するこ
とができる。
【0020】また、急旋回操作時であっても、脱穀部3
の穀粒量が少ない状態ではエンジン出力を上昇させない
ため、無駄にエンジン出力を上昇させて消費燃料が増大
する不都合を防止することができる許りか、路上走行等
の非作業走行時にエンジン出力が自動的に上昇する不都
合も防止することができる。
【0021】尚、本発明は、前記実施形態に限定されな
いものであることは勿論であって、例えばエンジン出力
上昇手段は、ターボ過給機の作動状態を切換えるものに
限定されることなく、各種のエンジン出力制御手段を採
用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの斜視図である。
【図2】ターボ切換システムを示す概略構成図である。
【図3】コンバインの動力伝動機構を示す伝動回路図で
ある。
【図4】サイドクラッチおよびサイドブレーキの油圧回
路図である。
【図5】サイドブレーキ操作経路を示す正面図である。
【図6】同上要部拡大正面図である。
【図7】同上要部拡大平面図である。
【図8】脱穀部の側面図である。
【図9】同上要部平面図である。
【図10】制御部の入出力を示すブロック図である。
【図11】エンジン出力自動上昇制御のフローチャート
である。
【符号の説明】
1 コンバイン 9 ディーゼルエンジン 12 ターボ過給機 13 ウエストゲートバルブ機構 15 ターボ切換弁 23 サイドブレーキ機構 30 可変リリーフ弁 34 作動プレート 35 回行検出スイッチ 66 穀粒量検出センサ 67 制御部 68 前処理高さセンサ 69 作業状態検出スイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右のサイドクラッチを選択的に切り作
    動させる一対のサイドクラッチ作動油路に、それぞれサ
    イドブレーキ作動油路を接続すると共に、該サイドブレ
    ーキ作動油路に、機体回行操作具の操作に連動するサイ
    ドブレーキ作動部材の押圧作動でリリーフ圧が上昇し、
    該リリーフ圧上昇に伴ってサイドクラッチ切り作動側の
    サイドブレーキを作動させる可変リリーフ弁を設けてな
    るコンバインであって、該コンバインに、機体の回行を
    検出する回行検出手段と、回行検出時にエンジン出力を
    自動的に上昇させるエンジン出力自動上昇手段とを設け
    るにあたり、前記回行検出手段を、サイドブレーキ作動
    部材の押圧作動を直接検出するサイドブレーキ操作検出
    スイッチで構成したコンバイン。
  2. 【請求項2】 機体の回行を検出する回行検出手段と、
    回行検出時にエンジン出力を自動的に上昇させるエンジ
    ン出力自動上昇手段とを備えるコンバインであって、該
    コンバインに、脱穀作業クラッチの入切状態を検出する
    脱穀作業状態検出手段と、脱穀作業クラッチが切り状態
    である場合にエンジン出力の自動上昇を規制するエンジ
    ン出力自動上昇規制手段とを設けたコンバイン。
  3. 【請求項3】 機体の回行を検出する回行検出手段と、
    回行検出時にエンジン出力を自動的に上昇させるエンジ
    ン出力自動上昇手段とを備えるコンバインであって、該
    コンバインに、脱穀作業部の穀粒量を検出する穀粒量検
    出手段と、検出した穀粒量が設定穀粒量以下である場合
    にエンジン出力の自動上昇を規制するエンジン出力自動
    上昇規制手段とを設けたコンバイン。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1306536A1 (de) 2001-10-24 2003-05-02 Deere & Company Motorleistungssteuerungssystem
JP2017225433A (ja) * 2016-06-24 2017-12-28 ダイキン工業株式会社 建物の防虫システム

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