JPH10225170A - 電動アクチュエータの制御装置 - Google Patents

電動アクチュエータの制御装置

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JPH10225170A
JPH10225170A JP9023043A JP2304397A JPH10225170A JP H10225170 A JPH10225170 A JP H10225170A JP 9023043 A JP9023043 A JP 9023043A JP 2304397 A JP2304397 A JP 2304397A JP H10225170 A JPH10225170 A JP H10225170A
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JP
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torque
speed
signal
level
electric actuator
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JP9023043A
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English (en)
Inventor
Shigekazu Nagai
茂和 永井
Fumio Morikawa
文夫 森川
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SMC Corp
Original Assignee
SMC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】トルク制限値を容易に設定変更することができ
る電動アクチュエータの制御装置を提供する。 【解決手段】速度プロファイルジェネレータ1および速
度リミッタ2の協働によって生成した速度パターンに基
づく速度に、センサ3および速度検出手段4の協働によ
って検出したブラシレスモータ22のロータの回転速度
を制御するコントローラ7からの操作量制御信号のレベ
ルを、トルクリミッタ8に供給されたトルク制限値信号
のレベルにリミットし、PWM変調回路12およびイン
バータ回路13の協働によって、トルクリミッタ8を介
して出力される操作量制御信号に基づいてブラシレスモ
ータ22への通電量を制御してトルク変換手段10によ
り検出したブラシレスモータ22のトルクをトルクリミ
ット制限値信号のレベルに制御するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電動アクチュエータ
の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電動アクチュエータに関して種々の提案
がなされている。例えば図7に示す電動アクチュエータ
100が知られている。図7に示した電動アクチュエー
タ100は、長手方向に沿って長尺状に形成され、かつ
ほぼ平行な1組のガイドレール118a、118bを備
えたフレーム120と、ガイドレール118a、118
bの案内の下にフレーム120の長手方向に沿って変位
するスライドテーブル130と、フレーム120に画成
された凹部121内に長手方向に沿って支持されたボー
ルねじ116と、スライドテーブル130に固着されか
つボールねじ116に螺合する軸受ブロック141と、
フレーム120の他端部に固着されかつボールねじ11
6に螺合する軸受ブロック142と、フレーム120の
一端部に固定されてボールねじ116を所定方向に回転
駆動させる駆動部を構成するブラシレスモータ22とを
備えている。
【0003】上記のように構成された電動アクチュエー
タ100において、ブラシレスモータ22に電源を供給
することによってブラシレスモータ22を駆動させる
と、ブラシレスモータ22のロータの回転駆動力はボー
ルねじ116に伝達され、ボールねじ116が所定方向
に回転駆動される。
【0004】ボールねじ116の回転駆動に基づいて、
ボールねじ116に螺合された軸受ブロック141を介
してスライドテーブル130がガイドレール118a、
118bに沿って円滑に直線状に変位していき、スライ
ドテーブル130に装着した図示しないワークを搬送す
ることができる。
【0005】なお、符号110aおよび110bはフレ
ーム120の一端および他端にそれぞれ固着したストッ
パであり、スライドテーブル130の移動範囲を制限し
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような従来の電動アクチュエータにおいて、スライド
テーブルに装着されたワークを搬送するときに、スライ
ドテーブルとフレーム端部のストッパとの間に異物を挟
み込んだような場合やフレーム端部のストッパにスライ
ドテーブルが当たった場合等にスライドテーブルの移動
を緩やかにするなど、駆動源のトルク制限をすることが
望まれている。
【0007】これは、スライドテーブルが垂直方向にな
るように電動アクチュエータを設けた場合も同様であっ
て、スライドテーブルを下降方向に駆動するときは、駆
動源の回転駆動力とワークの自重とによって下降速度は
増加させられて、スライドテーブルの下端やワークの下
端に作業者の手などが差し出されているようなときに作
業者の安全を確保することが必要である。
【0008】このために従来の電動アクチュエータの制
御装置として、駆動源とボールねじとの間にトルクリミ
ッタとして摩擦板等を設けて、過大負荷になったときに
摩擦板が滑って、過大な駆動力がスライドテーブルに加
えられないようにして、作業者の安全を保持している。
【0009】しかし、上記した従来の方法によるときは
駆動源を組みつけるときに、トルクリミッタの緊締力を
予め所望の値に設定しておかなければならず、装着され
るワークの変更などによってワークの自重が変更された
ような場合に、トルクリミッタのトルク制限値を変更す
ることは容易ではなく、トルク制限値の変更に自由度が
ないという問題点があった。
【0010】本発明はトルク制限値を容易に設定変更す
ることができる電動アクチュエータの制御装置を提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる電動アク
チュエータの制御装置は、電動アクチュエータのスライ
ドテーブルを駆動する駆動モータの回転速度を検出する
回転速度検出手段と、速度パターンを生成する速度パタ
ーン生成手段と、前記速度パターン生成手段によって生
成した速度パターンに基づく速度に前記回転速度検出手
段によって検出した回転速度を制御するコントロール手
段と、前記コントロール手段から出力される操作量制御
信号のレベルを、供給されたトルク制限値信号のレベル
にリミットして出力するトルクリミット手段と、前記駆
動モータのトルクを検出するトルク検出手段と、トルク
リミット手段を介して出力される操作量制御信号に基づ
いて前記駆動モータへの通電量を制御して前記トルク検
出手段により検出したトルクをトルクリミット制限値信
号のレベルに制御する通電量制御手段と、を備えたこと
を特徴とする。
【0012】本発明にかかる電動アクチュエータの制御
装置によれば、速度パターン生成手段によって生成され
た速度パターンに基づく速度に、回転速度検出手段によ
って検出された駆動モータの回転速度を制御するコント
ロール手段からの操作量制御信号のレベルが、トルクリ
ミット手段に供給されたトルク制限値信号のレベルにリ
ミットされ、トルクリミット手段を介して出力される操
作量制御信号に基づいて通電量制御手段によって駆動モ
ータへの通電量が制御されてトルク検出手段により検出
した駆動モータのトルクがトルクリミット制限値信号の
レベルに制御される。
【0013】したがって、駆動モータのトルクがトルク
制限値信号に基づいて制御され、かつトルク制限値信号
を容易に設定することができるため、駆動モータのトル
クの設定変更が使用条件に基づいて容易に変更すること
ができて、ワークの条件によって最適なトルクに設定で
きる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明にかかる電動アクチュエー
タの制御装置を実施の形態によって説明する。
【0015】図1は本発明の実施の一形態にかかる電動
アクチュエータの制御装置の構成を示すブロック図であ
る。
【0016】本発明の実施の一形態にかかる電動アクチ
ュエータの制御装置は、スライドテーブルの移動速度を
設定するスローアップ/スローダウン信号a、bがスイ
ッチS1、S2を介して供給され、かつスライドテーブ
ルの移動方向指示信号rが供給されて、後記の速度リミ
ッタ2と協働してスライドテーブルの移動速度パターン
を速度プロファイルジェネレータ1によって設定する。
一方、スイッチS3、S4を介して供給されるスピード
制限信号c、dを受けて速度プロファイルジェネレータ
1からの出力信号がスピード制限信号c、dに達したと
き速度リミッタ2によって移動速度をリミットさせて、
スライドテーブルの移動速度パターンが設定される。
【0017】さらに詳細には、図示しない例えばデュー
ティ比設定器(1a、1b)によって所望の勾配に基づ
いて設定されたデューティ比の信号をスローアップ/ス
ローダウン信号a、bとして出力させる。スイッチS1
またはS2をオン状態にしてオフ状態にしたスイッチに
対応するスローアップ/スローダウン信号aまたはbが
速度プロファイルジェネレータ1に供給される。ここ
で、スローアップ/スローダウン信号a、bは速度プロ
ファイルジェネレータ1に供給される移動方向指示信号
rの極性に基づいて、スローアップまたはスローダウン
処理がなされる。
【0018】例えば、移動方向指示信号rが正極性のと
きにはブラシレスモータ22のロータは反時計方向に駆
動されて、デューティ比設定器1aからのデューティ比
の信号はスローアップとされ、デューティ比設定器1b
からのデューティ比の信号はスローダウンとされる。ま
た、移動方向指示信号rが負極性のときには逆の動作と
される。
【0019】一方、速度リミッタ2の場合にも同様であ
って、スピード制限信号c、dは図示しない例えば電圧
設定器(2a、2b)によってスライドテーブルの移動
速度に対応して設定された信号であり、スイッチS3が
オンのときにはスピード制限信号cが選択され、スイッ
チS4がオンのときにはスピード制限信号dが選択され
る。
【0020】したがって、スイッチS1およびスイッチ
S3が選択され、かつ移動方向指示信号rが正極性のと
きには、図2Aの実線に示すように、スローアップ/ス
ローダウン信号aに基づく勾配によって速度がスローア
ップされ、移動速度がスピード制限信号cのレベルに達
するとリミットされてスピード制限信号cに基づく速度
にスイッチS3がオン状態にされている期間、スピード
制限信号cのレベルに制限される。引き続いてスイッチ
S2およびスイッチS4が選択されると、スローアップ
/スローダウン信号bに基づく勾配によって速度がスロ
ーダウンされ、移動速度がスピード制限信号dに達する
とリミットされてスピード制限信号dのレベルに基づく
速度にスイッチS4がオン状態にされている期間、制限
される。このようにして速度プロファイルが設定され
る。
【0021】オン状態にされるスイッチS1またはS
2、スイッチS3またはS4が変更された場合も同様で
ある。
【0022】また、移動方向指示信号rの極性が負極性
のときには、ブラシレスモータ22のロータは時計方向
に駆動されて、スローアップ/スローダウン信号a、b
に基づいてスローダウン/スローアップされて、図2A
の破線に示すように、速度プロファイルが設定される。
同様にして、図2Bに示すように、連続する複数の台形
状の速度プロファイルに設定することもできる。
【0023】一方、ブラシレスモータ22のロータの回
転数はホール素子等のセンサ3によりブラシレスモータ
22の磁極位置の検出を行い、センサ3からの出力を波
形整形し、波形整形出力の立ち上がりおよび立ち下がり
に同期したパルスを生成し、かつ該パルスの周波数を速
度検出手段4によって検出し、この速度検出出力と速度
リミッタ2から出力される速度プロファイルに基づく速
度信号との差が偏差検出手段6によって求められる。
【0024】偏差検出手段6から出力される偏差信号
は、比例、積分、微分動作のコントローラ7に供給され
て、比例制御、積分制御および微分制御がされて、コン
トローラ7からの出力である操作量制御信号はトルクリ
ミッタ8に供給されて、コントローラ7から出力される
操作量制御信号のレベルがトルクリミッタ8に供給され
ているトルク制限値信号e、fのレベルを超えていると
きは、超えている部分がトルク制限値信号e、fのレベ
ルにリミットされる。トルクリミッタ8に供給されるコ
ントローラ7から出力される操作量制御信号はトルク情
報の信号であり、トルクリミッタ8にはスイッチS5、
S6を介してトルク制限値信号e、fが供給されてい
て、オン状態にされたスイッチを介してオン状態にされ
たスイッチに供給されているトルク制限値信号e、fの
レベルに、コントローラ7から出力される操作量制御信
号のレベルはトルクリミッタ8によって制限される。
【0025】トルク制限値信号eおよびfもスピード制
限信号c、dの場合と同様に、図示しない例えば電圧設
定器(3a、3b)によって設定される。
【0026】トルクリミッタ8からの出力信号は過負荷
検出回路9に供給されて、過負荷のときはアラーム信号
が送出される。
【0027】一方、ブラシレスモータ22の負荷電流を
検出しトルク変換手段10によってブラシレスモータ2
2の負荷電流が、負荷電流に基づくトルク信号に変換さ
れ、トルク変換手段10によって変換されたトルク信号
と過負荷検出回路9から出力されたトルク信号との差が
演算器11において検出され、演算器11において求め
られた差に基づく差信号はPWM変調回路12に供給さ
れ、演算器11にて求められた差信号とセンサ3から検
出したステータコイルの相番号を示すコイル情報信号と
に基づいてPWM変調出力をインバータ回路13に供給
して、コイル情報信号に基づくステータコイルの通電比
を、PWM変調出力に基づいて制御して、ブラシレスモ
ータ22の回転を制御する。PWM変調回路12および
インバータ回路13は通電量制御手段を構成している。
【0028】ここで、コントローラ7から出力される操
作量制御信号のレベルがトルクリミッタ8に供給されて
いるトルク制限値信号レベル未満のときは、コントロー
ラ7から出力される操作量制御信号がレベルリミットさ
れることなしにトルクリミッタ8および過負荷検出回路
9を通過し、コントローラ7から出力される操作量制御
信号とトルク変換手段10からの出力との差に基づいて
ブラシレスモータ22が回転駆動される。
【0029】コントローラ7から出力される操作量制御
信号のレベルがトルクリミッタ8に供給されているトル
ク制限値信号レベル以上の部分は、トルク制限値信号レ
ベルに制限され、過負荷検出回路9を通過して、過負荷
検出回路9を介して送出されたトルクリミッタ8からの
出力信号とトルク変換手段10から出力されるトルク信
号とのレベル差に基づいてPWM変調され、センサ3に
よって検出されたステータコイルの相番号を示すコイル
情報信号に基づくステータコイルにPWM変調された電
流がインバータ回路13によって通電され、ブラシレス
モータ22の回転制御がなされる。
【0030】したがって、トルクリミッタ8を通過した
操作量制御信号のレベルがトルク変換手段10から出力
される信号レベル以上のときは、ブラシレスモータ22
のコイル電流は増加させられて、トルクは増加させら
れ、ブラシレスモータ22のロータは高速で回転駆動さ
れる。逆に、トルクリミッタ8を通過した信号がトルク
変換手段10から出力される信号レベルのときは、ブラ
シレスモータ22のコイル電流は減少させられて、ブラ
シレスモータ22のロータは実質的に制動がなされてト
ルクは低下させられ、低速で回転駆動される。
【0031】一方、速度検出手段4に供給されるセンサ
3からの出力信号は位置検出手段5にも供給されて、位
置検出手段5においてセンサ3から出力される信号の相
回転方向に基づいてU/D信号を生成すると共に、セン
サ3からの出力を波形整形し、波形整形出力の立ち上が
りおよび立ち下がりに同期したパルスを生成し、該パル
スをU/D信号に基づく方向に計数する。したがって、
位置検出手段5においてスライドテーブルの位置が実質
的に検出される。
【0032】位置検出手段5における計数値をスライド
テーブルの位置情報として回転位置判別回路15に供給
し、回転位置判別回路15に予め供給されている反時計
方向エンド確認位置情報、時計方向エンド確認位置情
報、予め定めた所定範囲(図1においてウインドモード
範囲と記す)下端位置情報および上端位置情報、反時計
方向範囲外確認位置情報、時計方向範囲外確認位置情報
と位置検出手段5における計数値とは回転位置判別回路
15において比較して、位置検出手段5における計数値
に基づくスライドテーブルの位置に対応して、反時計方
向エンド確認出力、反時計方向エンド確認出力、予め定
めた所定範囲内確認出力、またはアラーム確認出力が送
出される。
【0033】したがって、以上のように構成された本発
明にかかる電動アクチュエータの制御装置によるとき
は、速度リミッタ2から出力される移動速度パターンに
したがう移動速度に基づきブラシレスモータ22のロー
タを回転させるべく、移動速度パターンに基づく速度と
速度検出手段4によって検出された速度との偏差がコン
トローラ7によって比例、積分、微分制御されて、コン
トローラ7から出力される操作量制御信号のレベルはト
ルクリミッタ8においてトルク制限値信号レベルを超え
る部分のみがトルク制限値信号レベルe、fにリミット
されて、トルク変換手段10によって変換されたブラシ
レスモータ22のトルクとトルクリミッタ8から出力さ
れた信号との差が演算器11において演算されてPWM
変調され、インバータ回路13によってPWM変調出力
に基づきブラシレスモータ22の固定子電流が制御され
て、ブラシレスモータ22が回転駆動、または制動され
て、ブラシレスモータ22のトルクがトルクリミッタ8
に供給されているトルク制限値信号レベルに制御され
る。
【0034】一方、位置検出手段5において検出された
スライドテーブル位置は、回転位置判別回路15におい
て反時計方向エンド確認位置情報、時計方向エンド確認
位置情報、予め定めた所定範囲の中間位置下端位置情報
および上端位置情報、反時計方向エンド範囲外確認情
報、時計方向エンド範囲外確認情報と比較されて、スラ
イドテーブル位置に基づく確認出力が送出される。
【0035】なお上記において、図示しないデューティ
比設定器(1a、1b)によってスローアップ/スロー
ダウン信号a、bを生成し、図示しない電圧設定器(2
a、2b)によってスピード制限信号c、dを生成し、
図示しない電圧設定器(3a、3b)によってトルク制
限値信号e、f、スピード制限信号c、dを生成する場
合を例示したが、これらの信号a〜fおよびスイッチS
1、S2、S3、S4、S5およびS6のオン時期およ
び期間を、例えばマイクロコンピュータからなる図示し
ない制御器によって、入力されたモード指示に基づいて
制御するようにしてもよい。この場合の例を次に説明す
る。
【0036】例えば、図3Aに示すように電動アクチュ
エータ100が水平方向に配置され、動作モード1およ
び移動方向指示信号rが正極性すなわち反時計方向にブ
ラシレスモータ22のロータを駆動することが制御器に
指示された場合は、スライドテーブル130は図3Aに
おいて右側に駆動される。この場合にスイッチS1、S
2、S3、S4およびS5は図3Cに示すようにオン状
態に駆動されて、図3Cの速度パターンPが形成され
て、この速度パターンPに基づく速度でスライドテーブ
ル130が右方向に移動させられ、右端で押し当て状態
になり、次いでトルクがトルク制限値信号e、fによっ
て設定した、ブラシレスモータ22の定格トルクの例え
ば50%に切り換えられて、ブラシレスモータ22の定
格トルクの50%のトルクに制御される。
【0037】したがって図3Bに示すようにストッパ1
10bにおいて押し当て状態となり、そのときのトルク
はブラシレスモータ22の定格トルクの50%のトルク
に制御される。
【0038】また、例えば図4Aに示すように電動アク
チュエータ100が水平方向に配置され、動作モード1
および移動方向指示信号rが負極性すなわち時計方向に
ブラシモータ22のロータを駆動することが制御器に指
示された場合は、スライドテーブル130は図4Aにお
いて左側に駆動される。この場合にスイッチS1、S
2、S3、S4およびS5は図4Cに示すようにオン状
態に駆動されて、図4Cの速度パターンP′が形成され
て、この速度パターンP′に基づく速度でスライドテー
ブル130が左方向に移動させられ、左端で押し当て状
態になり、次いでトルクがトルク制限値信号e、fによ
って設定した、ブラシレスモータ22の定格トルクの例
えば50%に切り換えられて、ブラシレスモータ22の
定格トルクの50%のトルクに制御される。
【0039】したがって図4Aに示すようにストッパ1
10aにおいて押し当て状態となり、そのときのトルク
はブラシレスモータ22の定格トルクの50%のトルク
に制御される。この場合、図2Aに破線で示したように
時間軸に対して上下対称に表示されることになるが、図
4CにおいてはP′にて簡略に示してある。
【0040】また、例えば図5Aに示すように電動アク
チュエータ100が垂直方向に配置され、動作モード1
および移動方向指示信号rが正極性すなわち反時計方向
にブラシレスモータ22のロータを駆動することが制御
器に指示された場合は、スライドテーブル130は図5
Aにおいて下降方向に駆動される。この場合にスイッチ
S1、S2、S3、S4およびS5は図5Bに示すよう
にオン状態に駆動されて、図5Bの速度パターンPが形
成されて、この速度パターンPに基づく速度でスライド
テーブル130が下降方向に移動させられ、下端にてス
トッパ110bに押し当て状態になる。
【0041】一方、スライドテーブル130がストッパ
110aに当接する位置から、僅かに下降した位置から
スイッチS5がオン状態にされて、次いでトルクがトル
ク制限値信号e、fによって設定した、ブラシレスモー
タ22の定格トルクの例えば0%に切り換えられて、ト
ルク0に制御される。したがって図5Aに示すようにス
ライドテーブル130の下降中はトルク0の状態であっ
て、その状態で押し当て状態になる。したがって作業者
が誤って手をストッパ110bの上に差し伸べていて
も、ブラシレスモータ22によって駆動されているスラ
イドテーブル130により作業者の手に対して押し潰そ
うとする力は加わらない。
【0042】また、例えば図6Aに示すように電動アク
チュエータ100が垂直方向に配置され、動作モード2
および移動方向指示信号rが負極性すなわち時計方向に
ブラシレスモータ22のロータを駆動することが制御器
に指示された場合は、スライドテーブル130は図6A
において上昇方向に駆動される。この場合にスイッチS
1、S2、S3、S4およびS5は図6Cに示すように
オン状態に駆動されて、図6Cの速度パターンP′が形
成されて、この速度パターンP′に基づく速度でスライ
ドテーブル130が上昇方向に移動させられ、上端で押
し当て状態になり、次いでトルクがトルク制限値信号
e、fによって設定した、ブラシレスモータ22の定格
トルクの例えば50%に切り換えられて、ブラシレスモ
ータ22の定格トルクの50%のトルクに制御される。
【0043】したがって図6Bに示すようにストッパ1
10aにおいて押し当て状態となり、そのときのトルク
はブラシレスモータ22の定格トルクの例えば50%に
制御される。この場合、図2Aには線で示したように時
間軸に対して上下対称に表示されることになるが、図6
CにおいてはP′にて簡略に示してある。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明にかかる電動
アクチュエータの制御装置によれば、電動アクチュエー
タを駆動する駆動モータのトルクがトルク制限値信号に
基づいて制御され、かつ駆動モータのトルクをトルク制
限値信号によって容易に設定することができるため、駆
動モータのトルクの設定変更が使用条件に基づいて容易
に変更することができて、ワークの条件によって最適な
トルクに設定できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態にかかる電動アクチュエ
ータの制御装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の一形態にかかる電動アクチュエ
ータの制御装置において生成した移動速度パターンの説
明に供する模式図である。
【図3】本発明の実施の一形態にかかる電動アクチュエ
ータの制御装置の作用の説明に供する模式図である。
【図4】本発明の実施の一形態にかかる電動アクチュエ
ータの制御装置の作用の説明に供する模式図である。
【図5】本発明の実施の一形態にかかる電動アクチュエ
ータの制御装置の作用の説明に供する模式図である。
【図6】本発明の実施の一形態にかかる電動アクチュエ
ータの制御装置の作用の説明に供する模式図である。
【図7】電動アクチュエータの構成を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
1 速度プロファイルジエネレータ 2 速度リミッタ 3 センサ 4 速度検出手段 5 位置検出手段 6 偏差検出手段 7 コントローラ 8 トルクリミッタ 10 トルク変換手段 11 演算器 12 PWM変調回路 13 インバータ回路 22 ブラシレスモータ 100 電動アクチュエータ 110a、110b ストッパ 130 スライドテーブル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動アクチュエータの制御装置であって、
    電動アクチュエータのスライドテーブルを駆動する駆動
    モータの回転速度を検出する回転速度検出手段と、 速度パターンを生成する速度パターン生成手段と、 前記速度パターン生成手段によって生成した速度パター
    ンに基づく速度に前記回転速度検出手段によって検出し
    た回転速度を制御するコントロール手段と、 前記コントロール手段から出力される操作量制御信号の
    レベルを、供給されたトルク制限値信号のレベルにリミ
    ットして出力するトルクリミット手段と、 前記駆動モータのトルクを検出するトルク検出手段と、 トルクリミット手段を介して出力される操作量制御信号
    に基づいて前記駆動モータへの通電量を制御して前記ト
    ルク検出手段により検出したトルクをトルクリミット制
    限値信号のレベルに制御する通電量制御手段と、 を備えたことを特徴とする電動アクチュエータの制御装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003515491A (ja) * 1999-12-01 2003-05-07 ペ・ジェ・ア・エレクトロニック 1つまたは複数の車両シートのための移動制御システム
CN101777860A (zh) * 2010-03-16 2010-07-14 深圳市高标电子科技有限公司 一种设置直流无刷电机控制器限速装置及限速方法

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