JPH10224428A - データ通信装置 - Google Patents

データ通信装置

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Publication number
JPH10224428A
JPH10224428A JP9023674A JP2367497A JPH10224428A JP H10224428 A JPH10224428 A JP H10224428A JP 9023674 A JP9023674 A JP 9023674A JP 2367497 A JP2367497 A JP 2367497A JP H10224428 A JPH10224428 A JP H10224428A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission
circuit
time
station
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9023674A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Ohashi
勉 大橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP9023674A priority Critical patent/JPH10224428A/ja
Publication of JPH10224428A publication Critical patent/JPH10224428A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ通信効率が良いデータ通信装置を提供
すること。 【解決手段】 自局の送信権を示すデータを他局から受
信すると、送受切り替え手段1は、自局の送信手段2に
対して送信命令信号を出力してから実際に前記送信手段
2が送信レディになるまでに要する立ち上がり時間の分
だけ、自局の送信予定時点から逆算した時点から、前記
自局の送信手段2に対して送信命令信号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電波を媒体とし、
送信と受信を切り替えてデータ通信を行うデータ通信装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電波を媒体とし、送信と受信を切
り替えてデータ通信を行うデータ通信装置に於いては、
送信と受信とを同時に行うことができないので、送信と
受信とを交互に切り替えて行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、受信か
ら送信に切り替えても、すぐには送信が開始できず、切
り替え時から、送信回路が実際に電波を発信できるまで
には、一定の時間が必要であった。それは、周波数シン
セサイザがロックすることや、電力増幅回路の動作が安
定するために一定の時間が必要なこと等が主な原因であ
る。
【0004】したがって、送信を開始するために、送信
回路が送信命令信号を受け取ってから送信準備完了(レ
デイ)になるまでには、図3に示すように一定の時間T
を要し、データの送信効率が低下する問題があった。特
に、音声データを送信及び受信するデジタルコードレス
フォン等に於いては、音声データの遅延時間を短くしな
ければならず、また、送信と受信との切り替えの間隔が
短いため、切り替え毎に遅延時間があるとデータ通信効
率が甚だしく低下する大きな問題が生じた。
【0005】本発明は、上述した問題を解決するために
なされたものであり、データ通信効率が良いデータ通信
装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明のデータ通信装置は、自局の送信権を示すデ
ータを他局から受信した場合に、自局の送信手段が送信
可能になるまでの立ち上がり時間分だけ自局の送信可能
時点より逆算した時点から、前記自局の送信手段に対し
て送信命令信号を出力する送受切り替え手段を備えたこ
とを特徴としている。
【0007】すなわち、前記構成のデータ通信装置に於
いて自局の送信権を示すデータを他局から受信すると、
送受切り替え手段は、自局の送信手段に対して送信命令
信号を出力してから実際に前記送信手段が送信レディに
なるまでに要する立ち上がり時間の分だけ、自局の送信
予定時点から逆算した時点から、前記自局の送信手段に
対して送信命令信号を出力し、その自局の送信手段は、
送信予定時点から、送信すべきデータを発信する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0009】図1に本実施の形態のデータ通信装置の回
路構成の概略を示す。
【0010】本データ通信装置は、送受切り替え回路1
と、送信回路2と、受信回路3と、アンテナ切り替え回
路4と、アンテナ5とから構成される。
【0011】前記送信回路2は、送受切り替え回路1に
より、その動作のON/OFFが制御されており、その
送信回路2に入力されたデータを変調し、その変調波を
送信波としてアンテナ5に向けて出力する。
【0012】図2に示すように、前記送信回路2は、送
受切り替え回路1から送信命令信号を受けると、その送
信回路2自身に内蔵するシンセサイザ等(図示せず)の
立ち上がり時間のため、時間Tだけ経過した後に、送信
レデイとなり送信動作が可能となる。
【0013】前記受信回路3もまた、送受切り替え回路
1により、その動作のON/OFFを制御されて動作す
るものであり、アンテナ5により受信された受信波をデ
ータに復調して出力する。
【0014】前記アンテナ切り替え回路4は、送受切り
替え回路1によって入力されるアンテナ切り替え信号に
より、アンテナ5を送信回路2あるいは受信回路3に接
続する。
【0015】前記送受切り替え回路1は、受信回路3よ
り復調された出力データを監視し、自局が次のタイムス
ロットで送信権を獲得したら、その送信権を得たタイム
スロットの開始タイミングに於いて、受信回路3の動作
を停止させると同時に、アンテナ切り替え回路4を送信
回路2側に切り替える。さらに、前記送信権を得たタイ
ムスロットの開始タイミングから前記時間Tだけ逆算し
た時点より、前記送信回路2に対して送信命令信号を出
力する。
【0016】以下、受信から送信への切り替え動作の具
体例について説明する。
【0017】受信データの構造は、例えば、ヘッダ、バ
イト数、データ、及びフッタからなる。ヘッダに於いて
は、送信元と送信先とが指定されている。また、ヘッダ
の次に、送信されるデータのバイト数が示される。した
がって、前記送受切り替え回路1は、前記受信回路3か
らの出力データを監視し、その監視結果から得られた前
記ヘッダ及びバイト数と、使用するデータ通信速度とか
ら、次のタイムスロットに於いて自局が送信権を得たこ
とと、自局の送信開始可能時点とを検出する。また、前
記時間Tは送信回路2に固有な一定の時間であり、前記
送受切り替え回路1に備えられる図示しない不揮発性メ
モリに記憶されている。
【0018】例えば、タイムスロット(n−1)に於い
ては、アンテナ切り替え回路4により、アンテナ5が受
信回路3側に接続され、本データ通信装置に於いて受信
動作が行われているとする。
【0019】ここで、タイムスロット(n−1)を受信
中に、上述したような、自局の送信権を示す信号が送受
切り替え回路1により検出され、次のタイムスロット
(n)の開始時刻t0から終了時刻t1までの間、自局
が送信権を獲得したことが判別される。
【0020】この場合、前記送受切り替え回路1は、自
局の送信時刻t0よりも時間Tだけ先駆けて送信命令信
号を送信回路2に出力する。送信回路2は、その立ち上
がりに時間Tを必要とするので、時刻t0には送信回路
2は既に送信レデイとなり、時刻t0からデータの送信
を開始することができる。
【0021】また、送受切り替え回路1は、時刻t0に
なると受信回路2の動作を停止し、アンテナ切り替え回
路4を送信回路2側に切り替える。
【0022】前記の一連の動作を、図2のタイミングチ
ャートに示す。この図2から明らかなように、時刻t0
には遅延なくデータ送信が開始されるので、従来のデー
タ通信装置で発生したような、送信も受信もされていな
い待ち時間(図3に示す時間Tの部分)がなく、高い効
率のデータ通信を行うことができる。
【0023】尚、本発明は以上に説明した実施の形態に
限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範
囲内に於いて、種々の変更が可能である。
【0024】例えば、前記実施の形態では、自局の送信
権は通信相手側からの受信データから取得する構成とし
たが、通信相手側と同期したクロック回路による信号に
より送信を開始する構成としてもよい。
【0025】
【発明の効果】以上に説明したことから明かなように、
本発明のデータ通信装置は、自局の送信開始可能時点か
ら実際にデータの送信が可能となるため、データ通信の
効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のデータ通信装置の回路構
成の概略を示す図である。
【図2】前記データ通信装置におけるタイミングチャー
トを示す図である。
【図3】従来のデータ通信装置のタイミングチャートを
示す図である。
【符号の説明】
1 送受切り替え回路 2 送信回路 3 受信回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電波を媒体とし、送信と受信とを切り替
    えてデータ通信を行うデータ通信装置に於いて、 自局の送信権を示すデータを他局から受信した場合に、
    自局の送信手段が送信可能になるまでの立ち上がり時間
    分だけ、自局の送信可能時点より逆算した時点から、前
    記自局の送信手段に対して送信命令信号を出力する送受
    切り替え手段を備えたことを特徴とするデータ通信装
    置。
JP9023674A 1997-02-06 1997-02-06 データ通信装置 Pending JPH10224428A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9023674A JPH10224428A (ja) 1997-02-06 1997-02-06 データ通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9023674A JPH10224428A (ja) 1997-02-06 1997-02-06 データ通信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10224428A true JPH10224428A (ja) 1998-08-21

Family

ID=12117041

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9023674A Pending JPH10224428A (ja) 1997-02-06 1997-02-06 データ通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10224428A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020150403A (ja) * 2019-03-13 2020-09-17 株式会社Jvcケンウッド 無線通信装置およびプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020150403A (ja) * 2019-03-13 2020-09-17 株式会社Jvcケンウッド 無線通信装置およびプログラム

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