JPH10224388A - リング結合型ネットワークシステム - Google Patents

リング結合型ネットワークシステム

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JPH10224388A
JPH10224388A JP9024170A JP2417097A JPH10224388A JP H10224388 A JPH10224388 A JP H10224388A JP 9024170 A JP9024170 A JP 9024170A JP 2417097 A JP2417097 A JP 2417097A JP H10224388 A JPH10224388 A JP H10224388A
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Masayuki Tanimoto
雅之 谷本
Takao Yamada
隆雄 山田
Atsuki Umehara
篤樹 梅原
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の局アドレス設定は、オペレータが各局
毎に局アドレスを設定する必要があり、設定のための手
間と時間がかかった。 【解決手段】 リング結合型ネットワーク1において、
ネットワーク内のスレーブ局B〜Nの局アドレスを伝送
フレームを利用して自動設定することにより、設定のた
めの時間、コストを削減し、人為的設定ミスによる伝送
障害を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リング結合型のネ
ットワークにおけるスレーブ局の局アドレスの設定に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、ネットワーク上でデータの転
送を行う場合、ネットワーク内の全局に予めその局を識
別する局アドレスを設定しておき、送信側はその局アド
レスによりて転送先を指定してデータの送信を行う。
【0003】ネットワーク内の各局にこの局アドレスを
設定する場合、プロセス入出力機器の接続に用いられる
接続局数が最大300程度までのネットワークでは、従
来オペレータがロータリスイッチやディップスイッチな
どを操作して各局毎に物理的に設定するか、全ての局に
局アドレス設定のためのインタフェースを設け、局アド
レス設定ツールにより論理的に設定を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この局アドレスの設定
は、スイッチを操作して設定を行う場合オペレータが各
局毎に局アドレスを設定する必要があり、設定のための
手間と時間がかかる。また設定時のオペレータのミスに
より、複数の局に同一の局アドレスを設定する等の人為
的なミスが発生する場合があり、この局アドレスの重複
設定は伝送障害の一因となっていた。
【0005】また局アドレス設定ツールを用いる場合に
は、局毎に局アドレス設定用のスイッチや局アドレス設
定のためのインタフェース回路が必要であり、コストア
ップの要因となっていた。
【0006】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、プロセス入出力機器の接続ネットワーク等の中、
小規模ネットワークの1つの形状として用いられるリン
グ結合型ネットワークにおいて、自動的に局アドレスを
生成し、伝送フレームを利用してそのアドレスを設定を
行うネットワークシステム及びその方法を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、1つのマスタ
局と複数のスレーブ局を有するリング結合型ネットワー
クシステムを前提とする。
【0008】ネットワーク内のマスタ局は、情報要求フ
レーム送信手段、局アドレス生成手段、局アドレス設定
フレーム生成手段を更に備える。情報要求フレーム送信
手段は、上記スレーブ局に対して局接続構成の情報を要
求する情報要求フレーム生成し、該情報要求フレームを
ネットワークの下流局へ送信する。
【0009】局アドレス生成手段は、上記情報要求フレ
ームに対してスレーブ局が返信するフレームからネット
ワーク内の各スレーブ局の接続状態を認識し、各スレー
ブ局に対する局アドレス情報を生成する。
【0010】局アドレス設定フレーム生成手段は、上記
局アドレス情報を含む局アドレス設定フレームを生成
し、該局アドレス設定フレームをネットワークの下流局
へ送信する。
【0011】また上記各スレーブ局は、情報要求フレー
ム処理手段、局アドレス設定フレーム処理手段、及び局
アドレス設定手段、を更に備える。情報要求フレーム処
理手段は、ネットワークの上流局より受信したフレーム
が上記情報要求フレームであるとき、該情報要求フレー
ムに自局の局接続構成の情報を付加してネットワークの
下流局に送信する。
【0012】局アドレス設定フレーム処理手段は、ネッ
トワークの上流局より受信したフレームが上記局アドレ
ス設定フレームであるとき、該局アドレス設定フレーム
の自局が対応する位置より上記局アドレス情報を取得す
ると共に削除し、ネットワークの下流局へ送信する。
【0013】局アドレス設定手段は、上記局アドレス設
定フレーム処理手段が取得した上記局アドレス情報に基
づき自局の局アドレスを設定する。またリング結合型ネ
ットワークが1つ以上の上記マスタ局及びスレーブ局が
実装されているシェルフにより構成される場合、本発明
は以下の構成を有することも出来る。
【0014】上記シェルフは、代表局アドレス分配手段
を備える。また各スレーブ局は代表局設定手段を更に備
える。代表局アドレス分配手段は、該シェルフ毎に代表
局アドレスが設定され、該代表局アドレスを実装されて
いるシェルフ内の各スレーブ局に分配する。
【0015】代表局設定手段は、上記代表局アドレスを
取り込む。また本発明は、上記シェルフは更に実装位置
分配手段を、各スレーブ局は実装位置設定手段を更に備
える構成にすることも可能である。
【0016】実装位置分配手段は、自己に実装されてい
るスレーブ局の実装位置情報を各スレーブ局に分配す
る。実装位置設定手段は、該スレーブ局は前記実装位置
情報を取込む。
【0017】本発明によれば、マスタ局が生成したフレ
ームをネットワーク内に送信することにより各スレーブ
局の局アドレスが設定されるので、人為的なミスが発生
しにくく、また局アドレス設定用のスイッチ等が必要無
い。
【0018】またマスタ局がスレーブ局に情報要求フレ
ームを送信し、スレーブ局の返信に基づいて各スレーブ
局の局アドレス情報を生成するので、複数のスレーブ局
に同じ局アドレスを重複設定されることが無い。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照しながら、本発
明の実施の形態を説明する。図1及び2は、本発明によ
る第1の実施の形態における局アドレスの生成及び設定
時のネットワーク内の各局の動作を表す図であり、図1
はマスタ局がReqフレーム2を送信し、ネットワーク
内のスレーブ局の存在とその接続順の認識を行うとき
の、図2はマスタ局が局アドレス設定フレーム3を送信
し、各スレーブ局がその局アドレス設定フレーム3によ
る情報に基づいて局アドレスを設定を行うときのネット
ワーク内での動作を示すものである。
【0020】図1および2の構成では、リング結合型ネ
ットワーク1上に任意の数の局A〜Nが接続されてお
り、そのうち局Aがマスタ局、局B〜Nがスレーブ局と
する。初期段階として、局アドレスは全てのスレーブ局
B〜Nで設定されていないものとする。またリング結合
型ネットワーク1上の矢印はフレームデータが流れる方
向を示すものであり、マスタ局Aに対してネットワーク
上1で最も近いスレーブ局を局B、その次を局
C、...、最も下流にある局を局Nとしする。またネ
ットワーク1はリング結合型ネットワークなので最下流
のスレーブ局Nからの出力は、マスタ局Aに入力され
る。
【0021】本実施形態による局アドレス設定では、図
1のようにまずマスタ局Aがリング結合型ネットワーク
1内の各スレーブ局B〜Nに対してネットワーク内の局
接続構成を示す情報を要求するReqフレーム2を送信
する。
【0022】このReqフレーム2は、マスタ局Aより
送信時、先頭にReqコマンド(Req)のみを有する
構成である。尚本実施形態の記述では、フレーム構成に
ついては制御データなどの本発明の要旨とは直接関係な
い部分については省略してある。また説明を簡略化する
ため、局間で送受信されるフレーム内のデータは本発明
に必要な最小限のみのものを示す。
【0023】マスタ局Aからネットワーク1上に流され
たReqフレーム2は、ネットワーク1上でマスタ局A
に最も近いスレーブ局Bが最初に受信する。スレーブ局
Bは、受信フレームの先頭部のReqコマンドよりこの
フレームが局接続構成を要求するReqフレームと判断
する。そして、このフレームの最後(Reqの次)に自
局構成情報IDbを付加して下流の局に送信する。
【0024】ここで自局構成情報とは、スレーブ局の種
別や、型式を表す情報で、例えばその局にプロセス入出
力機器が接続されている場合、その機器がアナログ入
力、アナログ出力、デジタル入力、デジタル出力のどれ
であるか、またそのデータ幅などを表す情報である。
【0025】次にスレーブ局Bの次の局であるスレーブ
局Cは、スレーブ局Bが送信したフレーム(Req,I
Db)2を受信し、このフレームがReqフレームであ
ると判断すると、受信したフレームの最後(IDbの
次)に自局構成情報IDcを付加して下流の局に送信す
る。以下、各スレーブ局は順次同様に、自局構成情報を
フレームの最後に付加して下流へ送信する。そして最下
流のスレーブ局Nも同様に受信したフレームの最後に自
局構成情報IDnを付加したフレーム(Req,ID
b,IDc,..,IDn)2を下流の局(マスタ局
A)に送信する。
【0026】以上の動作により、マスタ局Aが送信した
Reqフレーム2は、スレーブ局B〜Nを順に巡り、リ
ング結合型ネットワーク1を一巡してマスタ局Aに戻っ
て来る。マスタ局Aに戻ってきたReqフレーム2内に
は、各スレーブ局で付加された自局構成情報IDb〜I
Dnが、スレーブ局のネットワーク1上での接続順に続
いている。
【0027】マスタ局AはこのReqフレーム2を受信
し、Reqコマンドの後に付加している自局構成情報
(IDb,IDc,..,IDn)とその接続順より、
ネットワーク1上のスレーブ局B〜Nの存在とその接続
順序を認識する。そしてこのReqフレーム2からの情
報に基づいて、マスタ局Aはネットワーク1上のスレー
ブ局B〜Nの局アドレス#1〜#Nを決定する。なお本
実施形態では局アドレスをネットワーク上での接続順
に、#1、#2、..と決定しているが、無論このこれ
に限るものではなく、同じ局アドレスが複数の局に重複
設定されなければ、他の生成方法でも良く、例えばネッ
トワークでの接続に基づいて局アドレスを生成するので
はなく、各スレーブ局より得た自局構成情報に基づいた
決定の仕方でも良い。
【0028】次にマスタ局Aは、スレーブ局に対して局
アドレス設定フレーム3をReqフレーム2のときと同
様にネットワーク1上に流す。この局アドレス設定フレ
ーム3により各スレーブ局が自局の局アドレスを設定す
る処理を図2に示す。
【0029】この局アドレス設定フレーム3は、先頭に
局アドレス設定フレームであることを表すSetコマン
ドと、それに続いてスレーブ局B〜Nの局アドレスの設
定に用いる局アドレス情報#1〜#Nを含んでいる。こ
の局アドレス情報は、Setコマンドの次に局Bの局ア
ドレス情報#1、その次に局Cの局アドレス情報#2
と、Setコマンドに続いて各スレーブ局の局アドレス
情報がネットワーク内の接続順に続いている。
【0030】マスタ局Aからの局アドレス設定フレーム
3(Set,#1,#2,..,#N)を受信した局B
は、フレーム中のSetコマンドよりこのフレームが局
アドレス設定フレームであると認識する。そしてSet
コマンドの次に続く局アドレス情報#1を自局アドレス
として取り込むと同時にフレーム内より削除し、その局
アドレス設定フレーム3(Set,#2,..,#N)
を下流の局に送信する。次のスレーブ局Cは、スレーブ
局Bが送信したフレーム(Req,#2,..,#N)
3を受信し、先頭のSetコマンドよりこのフレームが
局アドレス設定フレームであると判断すると、局Bと同
様、受信したフレームのSetコマンドの次に続く局ア
ドレス情報#2を自局アドレスとして取込むと同時にフ
レームから削除し、その局アドレス設定フレーム(Se
t,#3,..,#N)3を下流の局へ流す。以下スレ
ーブ局D〜Nも同様に、受信した局アドレス設定フレー
ム3からSetコマンドの次に続く局アドレス情報を自
局のアドレス情報として取り込むと同時にフレームから
削除して下流の局に送信する。
【0031】以上の動作によりマスタ局Aが送信した局
アドレス設定フレーム3は、各スレーブ局B〜Nで局ア
ドレス情報#1〜#Nが削除され、リング結合型ネット
ワーク1を一巡してSetコマンドだけになってマスタ
局Aに戻って来る。マスタ局Aは、このSetコマンド
だけになった局アドレス設定フレーム3を受信すると、
スレーブ局B〜Nが各々局アドレス情報を取り込み、各
スレーブ局B〜Nに局アドレスが設定されたことを確認
する。また各スレーブ局B〜Nは、取込んだ自局の局ア
ドレス情報(#1〜#N)に基づいて自局に局アドレス
をセットする。
【0032】この様にして、ネットワーク1上でのフレ
ームデータのやり取りにより各スレーブ局に自動的に局
アドレスがセットされる。以上第1の実施の形態では、
ネットワーク1内の全てのスレーブ局で局アドレスがセ
ットされていない場合での局アドレスの設定を示した
が、次に本発明における第2の実施の形態として、スレ
ーブ局の内幾つかは既に局アドレスが設定されている場
合での局アドレスの設定例を示す。
【0033】図3及び4は、第2の実施の形態における
局アドレスの生成及び設定時のネットワーク内の各局の
動作を表す図である。図3及び4の構成は、図1の場合
と同様にリング結合型ネットワーク1に任意の数の局A
〜Nが接続されており局Aがマスタ局、局B〜Nがスレ
ーブ局とする。またリング結合型ネットワーク1上の矢
印はデータが流れる方向を示す。図3、4のネットワー
ク1上のスレーブ局の内、スレーブ局B、Eには既に局
アドレス#1、#10が設定されており、その他のスレ
ーブ局には局アドレスは設定されていないものとする。
【0034】図3は第1の実施の形態の図1に対応する
もので、マスタ局AがReqフレーム2を送信し、ネッ
トワーク1内のスレーブ局B〜Nの存在と局B、Eの局
アドレス情報および各スレーブ局の接続順の認識を行う
ための各局での処理を示すものである。
【0035】マスタ局Aは第1の実施の形態と同様、ス
レーブ局に対する局接続構成を示す情報を要求するRe
qフレーム2を、ネットワーク1上に送信する。このR
eqフレーム2を、マスタ局Aに最も近いスレーブ局B
が最初に受信すると、フレーム内のReqコマンドより
受信したフレームがReqフレームであると判断する。
【0036】スレーブ局Bには既に局アドレス#1が設
定されているので、このフレームの最後(Reqコマン
ドの次)に自局に設定されている局アドレス情報#1と
自局構成情報IDbを付加して下流の局(スレーブ局
C)に送信する。次にスレーブ局Cは、スレーブ局Bが
送信したReqフレーム(Req,#1,IDb)を受
信し、ReqコマンドよりこのフレームがReqフレー
ムであることを認識する。スレーブ局Cにはまだ局アド
レスが設定されていないので、受信したフレームの最後
(IDbの次)に自局構成情報IDcのみを付加して下
流の局に送信する。次のスレーブ局Dはやはり局アドレ
スが設定されていないので、局Cと同様に受信フレーム
の最後に自局構成情報IDdを付加して、下流の局にそ
のフレームを送信する。
【0037】スレーブ局Eには局アドレス#10が設定
されているので、受信フレーム(Req,#1,ID
b,IDc,IDd)の最後に局アドレス情報#10と
自局構成情報IDeを付加して、次の局へフレームを送
信する。以下スレーブ局F〜Nは局アドレスが設定され
ていないので、局C、Dと同様に、順次自局構成情報I
Df〜IDnのみを受信フレームの最後に付加して下流
の局に送信する。
【0038】以上の動作により、マスタ局Aが送信した
Reqフレーム2は、スレーブ局B〜Nを順に巡り、リ
ング結合型ネットワーク1を一巡してマスタ局Aに戻っ
て来る。このReqフレーム2には、各スレーブ局B〜
Nの構成情報IDb〜IDnとすでに局アドレスの設定
されているスレーブ局B及び局Eの局アドレス情報#1
及び#10が、スレーブ局のネットワーク1上での接続
順に付加されている。
【0039】マスタ局Aは、このReqフレーム2を受
信し、Reqコマンドの後に続く情報よりネットワーク
1内のスレーブ局B〜Nの存在と局B、Eの局アドレス
情報及びネットワーク上での各スレーブ局の接続順を認
識する。
【0040】そしてこのReqフレーム2からの情報に
基づいて、局アドレスが未設定のスレーブ局(C、D、
F〜N)の局アドレスを生成する。この生成方法は、例
えば局Bの局アドレス情報#1を先頭にした局C〜Dの
局アドレス#2、#3、局Eの局アドレス情報#10を
先頭にした局F〜Nの局アドレス#10、#1
1、..、#10+nと生成する。なお、この局アドレ
スの生成上記方法に限るものでなく、同じ局アドレスが
複数の局に重複設定されなければ、他の生成方法でもか
まわない。
【0041】次に図4に、マスタ局が局アドレス設定フ
レーム3をネットワーク1上に流し、それにより局アド
レスが未設定のスレーブ局に、マスタ局が生成した局ア
ドレスが設定される処理を示す。
【0042】局アドレスを生成後マスタ局Aは、各スレ
ーブ局に対して局アドレス設定フレーム3をネットワー
ク1上に送信する。このフレームは、局アドレス設定フ
レームであることを表すSetコマンドを先頭に、続い
て局アドレス情報#1を先頭にした局B〜Dの局アドレ
ス情報#1、#2、#3、局アドレス情報#10を先頭
にした局E〜Nの局アドレス情報#10、#1
1、..、#10+nを各スレーブ局の接続順に含んで
いる。
【0043】この局アドレス設定フレーム3を受信した
スレーブ局は、第1の実施の形態の時と同様Setコマ
ンドの次に続く局アドレス情報を取込むと同時に削除
し、下流の局へ送信する。以下、スレーブ局の動作およ
び一巡したフレームを受信したマスタ局Aの動作は、第
1の実施の形態と同様であるので省略する。
【0044】以上の様に第2の実施の形態では、ネット
ワーク1上の幾つかのスレーブ局に既に局アドレスが設
定されていても、各局の局アドレスが重複しないように
自動的に局アドレス設定を行える。
【0045】ところで、上述したネットワークは、各局
同士をケーブルで各々接続するか或いはネットワーク上
に局を1つのシェルフに複数実装し、その様なシェルフ
同士をケーブルで接続することにより実現している。
【0046】図5はそのネットワーク上の局が実装され
ているシェルフの例である。図5に示すように、複数の
局11(図5の場合実装位置番号0〜6の7つ)が1つ
のシェルフ10に実装されており、シェルフ10内の各
局は、シェルフ10内のベースボード上の信号パターン
により直列に接合されている。またその信号パターンの
両端は、伝送ケーブル12に接続され、シェルフ10の
外部に出ている。シェルフ10同士はこの伝送ケーブル
12を接続することによりコネクトされ、ネットワーク
1を構成する。シェルフ10内の局11は、その局のシ
ェルフに実装される物理的な位置より実装位置番号が与
えられている。この実装位置番号は、例えばネットワー
ク上のフレームデータの流れる方向に、上流から下流へ
#0、#1、#2、..という形で決められる。
【0047】ネットワーク内の局アドレスを設定する
際、上述した第1及び第2の実施の形態の様に局アドレ
スをネットワークでの接続順に自動的に設定するのでは
なく、このシェルフ単位で固定のアドレスを設定したい
場合がある。本発明による第3の実施の形態は、この様
な場合に代表局アドレスを用いて実現するものである。
【0048】この代表局アドレスは、各シェルフ単位で
固定の値に設定するためのアドレスで、例えばシェルフ
10内の一番上流に実装されている局(図5の場合一番
左の実装位置番号0の局)の局アドレスをそのシェルフ
の代表局アドレスと定める。
【0049】図6及び7は、本発明における第3の実施
の形態を示すマスタ局の要求動作および局アドレス設定
動作を表す図である。第3の実施の形態の構成は、リン
グ結合型ネットワーク1に任意の数の局A〜Nが接続さ
れ、そのうち局Aがマスタ局、局B〜Nがスレーブ局で
あり、またネットワーク1上の矢印がフレームデータが
流れる方向を示すものである点は、上述した第1及び第
2の実施の形態と同様である。
【0050】局A〜Dおよび局E〜Nはそれぞれ同一シ
ェルフ10−1および10−2に実装されており、各局
間はシェルフ10内の不図示のベースボード上でプリン
トパターンなどの信号パターンにより直列に接続されて
いる。ベースボード上10−1及び10−2にはそれぞ
れ代表局アドレス設定/分配回路20−1及び20−2
が実装されており、設定されている代表局アドレス情報
をベースボード上の信号パターンを使って同一シェルフ
内の各スレーブ局(代表局アドレス設定/分配回路20
−1は局B〜D、20−2は局E〜N)に分配する。こ
こでは代表局アドレス設定/分配回路20−1には代表
局アドレスとして#1、20−2には#10が設定され
ているものとする。尚図6及び図7の構成は、2つのシ
ェルフによる構成であるが、シェルフの数及びそのシェ
ルフに実装されている局数は勿論これに限るものではな
い。
【0051】図6は第3の実施の形態でのマスタ局がR
eqフレーム2を送信し、ネットワーク内のスレーブ局
の存在とその接続順の認識を行うときのネットワーク内
での動作を示す図である。
【0052】局アドレス設定を行う際、第1及び第2の
実施の形態と同様、まずマスタ局Aは各スレーブ局に対
して代表局アドレス情報を要求するReqフレーム2を
送信する。
【0053】このReqフレームは、まず、マスタ局A
に最も近い、同一シェルフ10−1内のスレーブ局Bが
受信する。スレーブ局Bは、受信したフレームが代表局
アドレス情報を要求するReqフレーム2であると判断
すると、この受信フレームの最後(Reqの次)に自局
に設定されている代表局アドレス情報#1を付加して下
流の局に送信する。この代表局アドレス情報#1は、代
表局アドレス設定/分配回路20−1により同一シェル
フ10−1内の各スレーブ局に分配されるものである。
次に、局A、Bと同一シェルフ10−1内のスレーブ局
Cは、スレーブ局Bが送信したフレーム(Req,#
1)を受信し、受信したフレームの最後にやはり自局の
代表局アドレス情報#1を付加して下流の局に送信す
る。同一シェルフ10−1内にある局Dも受信フレーム
に対し局B、Cと同様の処理を行い、下流の局へReq
フレーム2を送信する。シェルフ10−1内の全ての局
を伝わり、局Dより出力されたReqフレーム2は伝送
ケーブル12を介して、次のシェルフ10−2に送信さ
れる。
【0054】シェルフ10−1より送られてきたReq
フレーム2は、シェルフ10−2の最上流のスレーブ局
Eが最初に受信する。スレーブ局Eは受信フレーム(R
eq,#1,#1,#1)をReqフレーム2と識別す
ると、フレームの最後に、代表局アドレス設定/分配回
路20−2により分配され自局に設定されている代表局
アドレス#10を付加して下流の局に流す。以下シェル
フ10−2内の残りのスレーブ局F〜Nも同様に、受信
したReqフレーム2の最後に自局の代表局アドレス情
報#10を付加して下流の局に送信する。
【0055】以上の動作によりマスタ局Aが送信したR
eqフレーム2は、スレーブ局B〜Nの代表局アドレス
情報#1、#10が各局数分付加され、リング結合型ネ
ットワーク1を一巡してマスタ局Aに戻って来る。マス
タ局AはこのReqフレーム2を受信し、受信フレーム
内の情報よりスレーブ局B〜Nの存在と各局の代表局ア
ドレス情報および各局の接続順を認識する。
【0056】次にマスタ局Aは、このReqフレーム2
からの情報に基づいて、各スレーブ局の局アドレス情報
を生成する。この生成の仕方は、例えば同一の代表局ア
ドレス情報#1を設定された局B〜局Dに対して#1を
先頭にした局アドレス情報#1、#2、#3、同一の代
表局アドレス情報#10を設定された局E〜Nに対して
#10を先頭にした局アドレス情報#10、#11、#
10+nと生成する。
【0057】各スレーブ局に対する局アドレス情報を生
成したマスタ局Aは、スレーブ局に対してこの局アドレ
ス情報を含んだ局アドレス設定フレーム3を送信する。
図7はマスタ局Aが局アドレス設定フレーム3を送信
し、各スレーブ局がその局アドレス設定フレーム3によ
る情報に基づいて局アドレスを設定を行うときのネット
ワーク内での動作を示すものである。
【0058】この局アドレス設定フレーム3は、局アド
レス設定フレームであることを表すSetコマンドを先
頭に、それに続いて同一の代表局アドレス情報#1を設
定された局B〜局Dに対して#1を先頭にした局アドレ
ス情報#1、#2、#3、同一の代表局アドレス情報#
10を設定された局E〜Nに対して#10を先頭にした
局アドレス情報#10、#11、..、#10+nを各
スレーブ局のネットワーク1内での接続順に含んでい
る。
【0059】この局アドレス設定フレーム3を受信した
各スレーブ局は、受信フレームが局アドレス設定フレー
ム3であると認識すると、第1及び第2の実施の形態と
同様に、Setコマンドの次の局アドレス情報を取込む
と同時にフレーム内より削除し、次の局へ送信する。以
下、各スレーブ局の動作、及びネットワーク1を一巡し
た局アドレス設定フレーム3を受信したマスタ局Aの動
作は、第1及び第2の実施の形態と同様であるので省略
する。
【0060】以上の様に第3の実施の形態では、各シェ
ルフ毎に設定した代表局アドレスを用いて各局の局アド
レスを自動的に設定することが出来る。図8及び9は、
本発明における第4の実施の形態を示す図である。
【0061】第4の実施の形態の構成は、第3の実施の
形態とほぼ同様の構成であるが、局A〜Dが実装されて
いるシェルフ10−1内のベースボード上には代表局ア
ドレス設定/分配回路20が実装されておらず、局E〜
Nが実装されているシェルフ10−2内のベースボード
上にのみ代表局アドレス設定/分配回路20−2が実装
されており、代表局アドレス情報#10をベースボード
上の信号バターンを使って同一シェルフ10−2内の各
スーレーブ局E〜Nに分配している。
【0062】図8は第4の実施の形態での、マスタ局が
Reqフレーム2を送信し、リング結合型ネットワーク
1内のスレーブ局の存在とその接続順の認識を行うとき
のネットワーク内での動作を示す図である。
【0063】スレーブ局Bが実装されているシェルフ1
0−1のベースボードには代表局アドレス設定/分配回
路20が実装されていないので、スレーブ局Bには代表
局アドレスが設定されていない。よって局Bは、Req
フレーム2を受信すると代表局アドレスの代わりに局ア
ドレスとして用いられているアドレスの範囲外のアドレ
ス情報、例えば本実施の形態での局アドレスとして割り
当てられているアドレスの範囲を#1〜#255とする
とその範囲外であるアドレス情報#0をReqフレーム
2の最後(Reqの次)に付加して下流の局に送信す
る。
【0064】次のスレーブ局Cは局Bと同様やはり代表
局アドレスが設定されていないので、局Bが送信したフ
レーム(Req,#0)を受信しその受信フレームがR
eqフレーム2であることを認識すると、受信したフレ
ームの最後にスレーブ局Bと同様にアドレス情報#0を
付加して下流の局に送信する。次のスレーブ局Dも受信
フレームに対し局B、Cと同様の処理を行う。
【0065】局Dが流したReqフレーム2は、伝送ケ
ーブル12を伝わりシェルフ10−1よりシェルフ10
−2に送信される。シェルフ10−2内のスレーブ局E
〜Nは、代表局アドレス設定/分配回路20−2により
代表局アドレス情報#10が設定されているので、第3
の実施の形態の局E〜Nと同様、受信したReqフレー
ム2に対してこの代表局アドレス情報#10をReqフ
レーム2の最後に付加して下流の局に送信する。
【0066】以上の動作によりマスタ局が送信したRe
qフレーム2は、スレーブ局B〜Nの代表局アドレス情
報#0、#10が各シェルフ10に実装されている局数
分付加され、ネットワーク1を一巡してマスタ局Aに戻
って来る。マスタ局Aは、このReqフレーム2を受信
し、ネット枠1内のスレーブ局B〜Nの存在と各局の代
表局アドレス情報およびネットワーク1内での各局の接
続順を認識する。そしてこの受信フレームからの情報に
基づいてネットワーク内の各スレーブ局の局アドレス情
報を生成する。この生成方法は、例えば同一の代表局ア
ドレス情報#0を設定された局B〜局Dに対して局E〜
Nの局アドレス情報と重複しないアドレス情報#1、#
2、#3、同一の代表局アドレス情報#10を設定され
た局E〜Nに対して#10を先頭にした局アドレス情報
#10、#11、..、#10+nと生成する。
【0067】マスタ局Aは各スレーブ局の局アドレス生
成後、その局アドレス情報を含んだ局アドレス設定フレ
ーム3をスレーブ局に対して送信する。図9はその局ア
ドレス設定フレーム3をマスタ局Aが送信し、各スレー
ブ局がその局アドレス設定フレーム3による情報に基づ
いて局アドレスの設定を行うときの、第4の実施の形態
でのネットワーク内での動作を示すものである。
【0068】各スレーブ局は、これまでの第1〜3の実
施の形態時と同様、局アドレス設定フレーム3を受信
し、そのフレームが局アドレス設定フレーム3であると
認識すると、Setコマンドの次の局アドレス情報を取
込むと同時にフレーム内より削除し、次の局へ送信す
る。以下、各スレーブ局の動作、及びネットワーク1を
一巡した局アドレス設定フレーム3を受信したマスタ局
Aの動作は、第1〜3の実施の形態と同様であるので省
略する。
【0069】以上の様に、第4の実施の形態ではネット
ワーク内に代表局アドレス設定/分配回路を持たないシ
ェルフが存在しても、各シェルフ内のスレーブ局に対し
てその代表局アドレスに基づいて自動的に局アドレスを
設定することが出来る。
【0070】図10及び11は、本発明における第5の
実施の形態を示すマスタ局の要求動作および局アドレス
設定動作を表す図である。第5の実施の形態の構成で
は、リング結合型ネットワーク1上のマスタ局A及びス
レーブ局B〜Eが同一のシェルフ10に実装され、各局
間はシェルフ内ベースボード上の信号パターンにより接
続されている。しかしスレーブ局の内、局Bと局Dの間
の局Cはシェルフ10に実装されておらず、シェルフ1
0内の局Cが実装されるべき実装位置番号に対応する部
分は空けてあり、局Bから局Dへの信号は局Cをバイパ
スして接続されているものとする。
【0071】またシェルフ10内の不図示のベースボー
ド上には代表局アドレス設定/分配回路20が実装され
ており、設定された代表局アドレス情報をベースボード
上の信号パターンを使って各スレーブ局B、D、Eに分
配する。ここでは、代表局アドレスは#1が設定されて
いるものとする。さらに、べースボード上には実装位置
分配回路30が実装されており、この実装位置分配回路
30により、各局の実装位置より、局B、局D、局Eに
それぞれ実装位置情報#00、#02、#03が与えら
れている。また局Cの実装位置の実装位置情報は#01
に相当するものとする。
【0072】尚図10、11の構成では1つのシェルフ
にネットワーク1上の局全てが実装されているが、これ
に限るものではなく、ネットワーク1上の局が複数のシ
ェルフに実装される構成でもかまわない。
【0073】図10は、第5の実施の形態でのマスタ局
がReqフレーム2を送信し、ネットワーク内のスレー
ブ局の存在とその接続順の認識を行うときのネットワー
ク内での動作を示す図である。
【0074】局アドレス生成/設定処理を行うにあた
り、これまでの実施の形態と同様、マスタ局Aはまずス
レーブ局に対して代表局アドレス情報を要求するReq
フレーム2をネットワーク1に流す。
【0075】このReqフレーム2をネットワーク1上
でマスタ局Aに最も近いスレーブ局Bが受信し、Req
コマンドよりそのフレームがReqフレーム2であるこ
とを判断すると、スレーブ局Bはこの受信フレームの最
後に自局に設定されている代表局アドレス情報#1と実
装位置情報#00を付加して下流の局に送信する。
【0076】次にスレーブ局Dはスレーブ局Bが送信し
たフレーム(Req,#1,#00)を受信し、受信し
たフレームの最後に自局の代表局アドレス情報#1と実
装位置情報#02を付加して下流の局に送信する。スレ
ーブ局Eも局B、Dと同様に自局の代表局アドレス情報
と実装位置情報#03をフレームの最後に付加して下流
の局に送信する。
【0077】以上の動作によりマスタ局Aが送信したR
eqフレームにスレーブ局B〜Eの代表局アドレス情報
#1および各々の実装位置情報#00、#02、#03
が付加されリングを一巡してマスタ局Aに戻って来る。
マスタ局Aは、このフレームを受信し、スレーブ局B、
D、Eの存在と各局の代表局アドレス情報、実装位置情
報および接続順を認識する。また実装位置情報よりスレ
ーブ局BとDの間に未実装の局(局C)が有ることを認
識する。
【0078】そしてこのReqフレーム2からの情報に
基づいて、各スレーブ局の局アドレス情報を生成する。
この生成の仕方は、例えば同一の代表局アドレス情報#
1を設定された局B、D、Eに対して実装位置情報を元
に、#1を先頭にして#1、#3、#4と未実装局のア
ドレス(#2)を飛ばして生成する。
【0079】マスタ局Aは各スレーブ局の局アドレス生
成後、その局アドレス情報を含んだ局アドレス設定フレ
ーム3をスレーブ局に対して送信する。図11はマスタ
局Aがその局アドレス設定フレーム3を送信し、各スレ
ーブ局がその局アドレス設定フレーム3による情報に基
づいて局アドレスを設定を行うときのネットワーク内で
の動作を示すものである。この送信フレームは、局アド
レス設定フレーム3を表すSetコマンドと、それに続
くネットワーク1内のスレーブ局、局B、局D、局Eに
対する実装位置情報を含む構成である。
【0080】局アドレス設定フレーム3を上流の局より
受信した局B、局D、局Eの動作、及び一巡した局アド
レス設定フレーム3を受信したマスタ局Aの動作は上記
第1〜4実施の形態と同様である。
【0081】以上の様に第5の実施の形態では、各スレ
ーブ局の局アドレスを実装位置情報に基づいて設定して
いるので、後に未実装の局(局C)を追加し、局アドレ
スの再設定を行った場合でも、その局より下流にある局
(局D、E)の局アドレスは元(#3,#4)のまま変
更されず、その局(局C)に局アドレス#2が設定され
る。
【0082】尚上述した第1〜5の実施の形態で、スレ
ーブ局はReqフレーム2を受信するとそのフレームの
最後に情報を付加していたが、これに限るものではな
く、例えばReqコマンドの次に付加する等、フレーム
内の位置若しくはその情報の構成により、マスタ局がネ
ットワーク1内のスレーブ局の接続状態を認識出来るも
のならかまわない。またスレーブ局が局アドレス設定フ
レーム3を受信時に局アドレス情報を取込んでいたが、
この場合も同様に、Setコマンドの次でなくても良
く、例えばフレームの最後から取込む等、その情報の位
置はスレーブ局が自局に対する情報がどこにあるのか認
識できる位置にあればよい。
【0083】
【発明の効果】以上の様に本発明によれば、伝送フレー
ムを利用して局アドレスを自動設定できるので、オペレ
ータが各局毎に局アドレスを設定する必要がなく、設定
のための手間と時間を省くことが可能となる。また、オ
ペレータの人為的ミスによる局アドレスの重複設定とそ
れに起因する伝送障害を防止できる。更に、局毎に局ア
ドレス設定の為のスイッチやインタフェース回路を用意
する必要がなく、コスト的にメリットが期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態での、マスタ局がReqフレ
ームを送信時のネットワーク内での動作を示す図であ
る。
【図2】第1の実施の形態での、マスタ局が局アドレス
設定フレームを送信時のネットワーク内での動作を示す
図である。
【図3】第2の実施の形態での、マスタ局がReqフレ
ームを送信時のネットワーク内での動作を示す図であ
る。
【図4】第2の実施の形態での、マスタ局が局アドレス
設定フレームを送信時のネットワーク内での動作を示す
図である。
【図5】シェルフを示す図である。
【図6】第3の実施の形態での、マスタ局がReqフレ
ームを送信時のネットワーク内での動作を示す図であ
る。
【図7】第3の実施の形態での、マスタ局が局アドレス
設定フレームを送信時のネットワーク内での動作を示す
図である。
【図8】第4の実施の形態での、マスタ局がReqフレ
ームを送信時のネットワーク内での動作を示す図であ
る。
【図9】第4の実施の形態での、マスタ局が局アドレス
設定フレームを送信時のネットワーク内での動作を示す
図である。
【図10】第5の実施の形態での、マスタ局がReqフ
レームを送信時のネットワーク内での動作を示す図であ
る。
【図11】第5の実施の形態での、マスタ局が局アドレ
ス設定フレームを送信時のネットワーク内での動作を示
す図である。
【符号の説明】
1 リング型結合ネットワーク 2 Reqフレーム 3 局アドレス設定フレーム 10 シェルフ 11 局 12 伝送ケーブル 20 代表局アドレス設定/分配回路 30 実装位置分配回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梅原 篤樹 東京都日野市富士町1番地 富士ファコム 制御株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つのマスタ局と複数のスレーブ局を有
    するリング結合型ネットワークシステムにおいて、 前記マスタ局は、 前記スレーブ局に対して局接続構成の情報を要求する情
    報要求フレームを生成し、該情報要求フレームをネット
    ワークの下流局へ送信する情報要求フレーム送信手段
    と、 前記情報要求フレームに対してスレーブ局が返信するフ
    レームからネットワーク内の各スレーブ局の接続状態を
    認識し、各スレーブ局に対する局アドレス情報を生成す
    る局アドレス生成手段と、 前記局アドレス情報を含む局アドレス設定フレームを生
    成し、該局アドレス設定フレームをネットワークの下流
    局へ送信する局アドレス設定フレーム生成手段とを備
    え、 前記各スレーブ局は、 ネットワークの上流局より受信したフレームが前記情報
    要求フレームであるとき、該情報要求フレームに自局の
    局接続構成の情報を付加してネットワークの下流局へ送
    信する情報要求フレーム処理手段と、 ネットワークの上流局より受信したフレームが前記局ア
    ドレス設定フレームであるとき、該局アドレス設定フレ
    ーム内の自局が対応する位置より前記局アドレス情報を
    取得すると共に削除し、ネットワークの下流局へ送信す
    る局アドレス設定フレーム処理手段と、 前記局アドレス設定フレーム処理手段が取得した前記局
    アドレス情報に基づき自局の局アドレスを設定する局ア
    ドレス設定手段と、 を備えることを特徴とするリング結合型ネットワークシ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記複数のスレーブ局の中で既に局アド
    レスが設定されているスレーブ局の情報要求フレーム処
    理手段は、前記局接続情報と共に、自局の局アドレスを
    情報要求フレームに付加することを特徴とする請求項1
    記載のリング結合型ネットワークシステム。
  3. 【請求項3】 1つのマスタ局と複数のスレーブ局を備
    え、1つ以上の前記マスタ局及びスレーブ局が実装され
    ているシェルフにより構成されるリング結合型ネットワ
    ークシステムにおいて、 前記シェルフは、 該シェルフ毎に代表局アドレスが設定され、該代表局ア
    ドレスを実装されているシェルフ内の各スレーブ局に分
    配する代表局アドレス分配手段を備え、 前記マスタ局は、 前記スレーブ局に対して代表局アドレスを要求する情報
    要求フレーム生成し、該情報要求フレームをネットワー
    クの下流局へ送信する情報要求フレーム送信手段と、 前記情報要求フレームに対してスレーブ局が返信するフ
    レームからネットワーク内の各スレーブ局について認識
    し、該各スレーブ局に対する局アドレス情報を生成する
    局アドレス生成手段と、 前記局アドレス情報を含む局アドレス設定フレームを生
    成し、該局アドレス設定フレームをネットワークの下流
    局へ送信する局アドレス設定フレーム生成手段とを備
    え、 前記各スレーブ局は前記代表局アドレスを取り込む代表
    局設定手段と、 ネットワークの上流局より受信したフレームが前記情報
    要求フレームであるとき、該情報要求フレームに自局の
    代表局アドレスを付加してネットワークの下流局へ送信
    する情報要求フレーム処理手段と、 ネットワークの上流局より受信したフレームが前記局ア
    ドレス設定フレームであるとき、該局アドレス設定フレ
    ーム内の自局が対応する位置より前記局アドレス情報を
    取得すると共に削除し、ネットワークの下流局へ送信す
    る局アドレス設定フレーム処理手段と、 前記局アドレス設定フレーム処理手段が取得した前記局
    アドレス情報に基づき自局の局アドレスを設定する局ア
    ドレス設定手段と、 を備えることを特徴とするリング結合型ネットワークシ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記局アドレス生成手段は、各スレーブ
    局に対する局アドレス情報をそのスレーブ局の代表局ア
    ドレスに基づいて生成することを特徴とする請求項3記
    載のリング結合型ネットワークシステム。
  5. 【請求項5】 前記代表局アドレス分配手段を有さない
    シェルフに実装されているスレーブ局の情報要求フレー
    ム処理手段は、局アドレスの範囲外のアドレスを代表局
    アドレスとして前記情報要求フレームに付加することを
    特徴とする請求項3又は4記載のリング結合型ネットワ
    ークシステム。
  6. 【請求項6】 前記シェルフは、自己に実装されている
    スレーブ局の実装位置情報を各スレーブ局に分配する実
    装位置分配手段を更に備え、該スレーブ局は前記実装位
    置情報を取込む実装位置設定手段を更に備え、前記情報
    要求フレーム処理手段は、前記代表局アドレスと共に前
    記実装位置設定情報を前記情報要求フレームに付加する
    ことを特徴とする請求項3、4又は5記載のリング結合
    型ネットワークシステム。
  7. 【請求項7】 前記情報要求フレーム処理手段は、前記
    情報要求フレームの最後に前記局接続構成の情報又は自
    局の代表局アドレスを付加することを特徴とする請求項
    1、2、3、4、5又は6記載のリング結合型ネットワ
    ークシステム。
  8. 【請求項8】 前記局アドレス設定フレーム処理手段
    は、前記局アドレス設定フレーム内の局アドレス情報の
    内先頭の局アドレス情報を取得することを特徴とする請
    求項1、2、3、4、5、6又は7記載のリング結合型
    ネットワークシステム。
  9. 【請求項9】 1つのマスタ局と複数のスレーブ局を有
    するリング結合型ネットワークシステムにおいて、 前記マスタ局は、前記スレーブ局に対して局接続構成の
    情報を要求する情報要求フレーム生成し、該情報要求フ
    レームをネットワークの下流局へ送信し、前記情報要求
    フレームに対してスレーブ局が返信するフレームを受け
    取り、そのフレームからネットワーク内の各スレーブ局
    の接続状態を認識し、各スレーブ局に対する局アドレス
    情報を生成し、前記局アドレス情報を含む局アドレス設
    定フレームを生成し、該局アドレス設定フレームをネッ
    トワークの下流局へ送信し、 前記各スレーブ局は受信したフレームが前記情報要求フ
    レームであるとき、該情報要求フレームに自局の局接続
    構成の情報を付加して下流局へ送信し、 受信したフレームが前記局アドレス設定フレームである
    とき、該局アドレス設定フレームの自局が対応する位置
    より前記局アドレス情報を取得すると共に削除し、下流
    局に送信し、前記局アドレス情報に基づき自局の局アド
    レスを設定することを特徴とするリング結合型ネットワ
    ークシステムでの局アドレス設定方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100347323B1 (ko) * 2000-04-28 2002-08-07 주식회사 하이닉스반도체 토큰 링(token ring) 방식을 이용한 CDMA시스템의 경보 취합장치
CN100397811C (zh) * 2002-07-15 2008-06-25 友讯科技股份有限公司 可回溯追踪多层次网络设备架构中认证状态的方法
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