JPH10223204A - 電池の安全装置 - Google Patents

電池の安全装置

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JPH10223204A
JPH10223204A JP9027558A JP2755897A JPH10223204A JP H10223204 A JPH10223204 A JP H10223204A JP 9027558 A JP9027558 A JP 9027558A JP 2755897 A JP2755897 A JP 2755897A JP H10223204 A JPH10223204 A JP H10223204A
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battery
container
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義彦 松坂
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智明 田村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】容易に形成できるだけでなく電流遮断が起こる
作動圧のばらつきも少ないものであって、また、あらか
じめ設定した内圧よりも低い内圧で誤作動してしまうこ
とのない電池の安全装置を提供する。 【解決手段】本発明の電池の安全装置は、電池の電極1
および電解液を収容する容器2の開口を遮蔽する導電性
の隔壁301と、隔壁301の中央部内部に位置して容
器2に固定されるとともに電極1に導通可能に接続され
る導電性の接触導体302と、を備え、容器2内の内圧
上昇に基づく隔壁301の変位により隔壁301と接触
導体302との導通の遮蔽が生じる電池の安全装置にお
いて、前記安全装置は、隔壁301の外側に備えられ隔
壁301を接触導体302方向に押圧付勢するバネ30
3を有し、バネ303の押圧によって隔壁301が接触
導体302から分離する内圧を制御することを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電池の破裂を防止
する安全装置に関し、より詳しくは、回路の短絡、過充
電および過熱等によって電池の内圧が異常に上昇した場
合にも密封された容器をもつ電池の破裂を防ぎ、もって
電池を内蔵する機器や携帯する人の安全を守る電池の安
全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話や携帯ビデオカメラ、ノ
ートパソコンの携帯用電気機器の普及に伴い、電源とな
る電池の大容量化、高エネルギー密度化のニーズが急速
に高まっている。そのような中で、鉛電池やニッカド電
池に比べ3〜4倍の重量エネルギー密度をもつリチウム
二次電池が現れ、このような高いエネルギー密度をもつ
リチウム二次電池が、先述した高密度化のニーズに最適
であるとして、これらの二次電池に代わって高い注目を
集めている。
【0003】しかしながら、リチウム二次電池など高い
エネルギー密度をもつ電池では、高活性な電池反応が起
こるがゆえに高い安全性が求められる。例えば、短絡や
過充電、過熱等により電池反応部でガスが多量に発生し
て電池容器の内圧が異常に上昇した場合、容器の破裂が
考えられる。従って、このような不測の事態に対処する
ため、容器の破裂を未然に防ぐことのできる安全装置を
電池容器に備える必要がある。
【0004】従来、このような安全装置としては、例え
ば特開平6−196150号公報や特開平2−2880
63号公報に開示されているように、電池容器に異常な
内圧上昇が生じた場合、電流路を遮断して電池反応を止
めることにより、容器の破裂が生じる前に内圧上昇をく
い止めたり、さらに容器が破裂する恐れがあるほど圧力
が上昇した場合には、容器の一部を破壊してガスの解放
を行い内圧を低下させるなどして、電池の破裂を防ぐも
のが知られている。
【0005】前者の安全装置は、電池容器の開口を遮蔽
し容器内方向に切頭円錐型の凸状に突出している隔壁を
もち、この隔壁の一部を電極と導通した部材と溶接した
構造をしている。通常の使用時においてはこの溶接部で
電流の導通がなされるが、容器の異常な内圧上昇時にお
いてはこの溶接部が破断し、電流路が遮断される。従っ
て、この溶接部の接合面積、接合強度などによって電流
遮断が起こる作動圧が主として決定される。しかし、こ
れら接合面積、接合強度を正確に制御することは極めて
困難で、溶接方法によってはそれらのばらつきが非常に
大きくなり、電流遮断が起こる作動圧を管理することが
困難となる。それゆえ、製品によって安全装置の作動圧
がまちまちとなり、電池の安全性において高い信頼性が
得られない。
【0006】一方、後者の安全装置では、容器内方向へ
突起状に突出した突起部を中央部に備えた隔壁をもち、
この突起部を電極と導通する部材と接触させた構造をし
ている。通常の使用時においてはこの接触部で電流の導
通がなされるが、容器の異常な内圧上昇時においてはこ
の接触が外れ、電流路が遮断される。しかし、この安全
装置は、突起部を有した複雑な形状の隔壁をもつため、
この部材を成形加工するのは易しくなく、また電池への
組み付けも複雑な工程を必要とする。
【0007】ところで、例えばリチウム二次電池では、
充電に伴ってリチウムが析出して体積が膨張し、電池容
器の内圧がわずかに上昇するが、放電に伴って析出した
リチウムが溶出して体積が縮小し、元の内圧に戻る。こ
のような長期の使用における内圧の変化により、感圧部
材などに小さな応力であるが繰り返し応力が作用し、感
圧部材はもとよりこの部材を介して他の部材も間接的に
応力を受けてこれらの部材が疲労してしまうことが予想
される。
【0008】また、満充電状態を長時間にわたって保持
すると、わずかに上昇した電池容器の内圧によって、大
きくはないが感圧部材などの構成部材に直接的もしくは
間接的に長時間にわたって応力が作用する。この結果、
このような応力を受けた部位においてクリープが生じ
る。このような疲労やクリープにより、感圧部材などの
構成部材の機械的強度が低下し、この結果、あらかじめ
設定した内圧よりも低い内圧で安全装置が誤作動してし
まう可能性が生じる。つまり、まだ安全な範囲内にある
内圧で安全装置が誤作動してしまい、電流の導通が断た
れ、この電池はもはや使用できなくなる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記実情に鑑
みてなされたものであり、容易に形成できるだけでなく
電流遮断が起こる作動圧のばらつきも少ないものであっ
て、また、あらかじめ設定した内圧よりも低い内圧で誤
作動してしまうことのない電池の安全装置を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、電池の電
極および電解液を収容する容器の開口を遮蔽する導電性
の隔壁と、この隔壁の中央部内部に位置して容器に固定
されるとともに電極に導通可能に接続される導電性の接
触導体と、を備える電池の安全装置において、隔壁の外
側にバネを配設し、このバネによって隔壁を接触導体の
方向へ押圧付勢することにより、通常の使用時において
は隔壁の変動を抑え、また容器の異常な内圧上昇におい
ては隔壁が接触導体から分離する内圧を制御できること
を見出し、本発明に至ったものである。
【0011】即ち、本発明の電池の安全装置は、電池の
電極および電解液を収容する容器の開口を遮蔽する導電
性の隔壁と、前記隔壁の中央部内部に位置して前記容器
に固定されるとともに前記電極に導通可能に接続される
導電性の接触導体と、を備え、前記容器の内圧上昇に基
づく前記隔壁の変位により前記隔壁と前記接触導体との
導通の遮蔽が生じる電池の安全装置において、前記安全
装置は、前記隔壁の外側に備えられ前記隔壁を前記接触
導体方向に押圧付勢するバネを有し、該バネの押圧によ
って前記隔壁が前記接触導体から分離する内圧を制御す
ることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の電池の安全装置は、前記
の如く、隔壁、接触導体およびバネから主として構成さ
れる。以下、各部材の形態について説明する。隔壁につ
いては、その形態については特に限定されるものではな
いが、優れた導電性をもち、適度な機械的強度をもつも
のが好ましい。その形状としては、容器の開口の形状に
応じて平面形状を選択することができ、必要な機械的強
度に応じてその厚さや縦断面形状を選択することができ
る。例えば、円筒型電池に用いる場合であれば、薄板円
板状とすることができる。また、その材質としては金属
材料を用いることができ、例えば、アルミニウム合金な
どのアルミニウム材は、優れた導電性をもち、薄板であ
っても比較的高い機械的強度が得られる他、軽量であり
材料費も安いという長所がある。
【0013】接触導体については、その形態については
特に限定されるものではないが、電極の導電性部材とな
るとともに前記バネによって前記隔壁を押圧付勢すると
きの支持体となるため、良導電性をもち、剛性の高い形
状、材質からなり、自由に変動しないように固定されて
いるものが好ましい。例えば、アルミニウム合金からな
り、厚肉略板状のものとすることができ、その周縁部で
容器に強固に固定できるものを用いることができる。
【0014】また、この接触導体は、隔壁が容器の内圧
に感圧できるようにするため、容器内部と隔壁とが連通
できるような形状であることが好ましい。例えば、この
接触導体が厚肉略板状で、その周囲を容器に固定するも
のであるならば、接触導体の一部に穴などの開口部を設
け、この開口部を通じて容器内部と隔壁とが連通できる
ようにすることができる。あるいは、別に容器内部と隔
壁とが連通できる連通口などが設けられるように、この
接触導体の形状、取り付け方法などを選択することもで
きる。
【0015】また特に、前記隔壁および前記接触導体が
電池の正極側の部材である場合には、アルミニウム、ア
ルミニウム合金、ニッケル、ニッケル合金、ステンレス
鋼など材料を双方に用いることが適当である。バネにつ
いては、その形態については特に限定されるものではな
く、前記容器の内圧上昇において前記隔壁を前記接触導
体から分離させる内圧に応じて形状、材質等を選択する
ことができる。前記隔壁を前記接触導体に押し当てる強
さに応じて、このバネの押圧の大きさを選択することが
できる。
【0016】このバネの押圧力はバネの弾性力によって
生じることは言うまでもないが、隔壁を介して受ける内
圧の押圧に対してその弾性力によりこの押圧に対抗し、
内圧の大きさに応じて弾性力が働く。しかし、この弾性
力を上回る内圧が隔壁に作用すると、もはやこの押圧に
対して対抗することができなくなって変形する。このと
き、隔壁が接触導体から分離する。
【0017】従って、この弾性力の大きさに応じて、容
器の内圧上昇における隔壁の接触導体から分離する内圧
の大きさを決定することができる。即ち、容器の内圧上
昇においてはこのバネの押圧によって隔壁が接触導体か
ら分離する内圧を制御することができるのである。この
場合では、容器の内圧が安全な範囲内にある場合には隔
壁が変動せず、容器の内圧が何らかの原因で異常に上昇
したときには、この内圧が容器の破裂を引き起こすほど
危険な大きさに達する前に、所定の安全な内圧で隔壁の
接触部材から分離できる大きさを選択する。
【0018】なお、隔壁と接触導体とは溶接等で接合し
てもよいが、バネの押圧の大きさを十分大きくとって隔
壁を接触導体に強く押し当てることにより、隔壁と接触
導体とを溶接等で接合することなく接合させることもで
きる。この場合、容器の内圧が安全な範囲内にある場合
には隔壁が変動しないような大きさを選択する このとき、前記バネは、前記隔壁が前記接触導体から分
離した後には前記隔壁への押圧付勢を行わないことが望
ましい。これは、隔壁が接触導体から分離した後にもバ
ネが隔壁に対して押圧付勢を行うと、隔壁が容器内方向
に押圧されて再び接触導体と接触する恐れがあるからで
ある。再び導通が起こると異常な電池反応が再発して内
圧が上昇し、電池の破裂の危険性が生じてくる。
【0019】このようなバネとして例えば、円筒型電池
に用いる場合であって、前記隔壁が薄板円板状であるな
らば、図4に示すような形状をもつ板バネを用いること
ができる。この板バネは、略円板状でその中央部に開口
穴をもち、断面湾曲形状をしている。これは導電性でな
くてもよいが、金属などを材料として成形加工等により
容易に形成することができる。中央部に設けられた開口
穴は、後述の実施例でその働きを詳しく述べるが、破断
用刃部で隔壁を破ることができるようにするものであ
る。この板バネの弾性力はその材料、形状、厚さ等によ
り決定され、所望の弾性力に応じてこれらの因子を選択
することができる。
【0020】この板バネを安全装置に取り付けるときに
は、その膨らんだ面を隔壁方向に向けつつ周縁部でもっ
て容器に固定するが、その中央部を隔壁もしくは介在物
に押し当てその中央部より隔壁を接触部材の方向へ押圧
できるようにする。容器の内圧が安全な範囲内にあれ
ば、この板バネは、隔壁を介して受ける内圧の押圧に対
してその弾性力によりこの押圧を吸収し、膨らんだ面を
隔壁方向に向けた形状を保つ。しかし、容器の内圧が何
らかの原因で異常に上昇した場合、この内圧が容器の破
裂を引き起こすほど危険な大きさに達する前に、所定の
安全な内圧での隔壁の接触部材から分離するとともに、
膨らんだ面が隔壁の変動方向に反転し、隔壁に対して押
圧を作用することができなくなる。
【0021】以上のように本発明の安全装置が構成する
ことができるが、隔壁と接触導体との接合部において
は、その剥離強度が隔壁の破断未満に抑えられることが
好ましい。これが、仮に、逆に接合部の剥離強度が隔壁
の破断強度を上回る場合には、接合部周辺で隔壁が破断
し、破口が生じて内圧が抜けるが、このとき導通が遮断
されるとは限らない。従って、このような構成では、導
通がある限り短絡や過充電などによる発熱やガス発生が
止まらないので好ましくない。
【0022】以上の他、本発明では、導電性の導体板か
らなり前記隔壁と前記接触導体との間に介在してその両
面で前記隔壁および前記接触導体が接合される中間接合
体を具備し、該中間接合体が前記内圧上昇による前記隔
壁の破断以前に前記隔壁を前記接触導体から分離し、か
つ該分離が前記中間接合体に形成された易破断部位を介
して行われることが望ましい。これにより、バネに加
え、易破断部位の形状を適切に設定することで該易破断
部位の破断が起こる内圧を適切に管理することができ
る。それゆえ、電流遮断が起こる作動圧のばらつきをさ
らに少なくすることができる。
【0023】また、前記容器に直接または間接的に固定
され、前記隔壁の外側面の中央部付近に所定の間隔を空
けて対向する破断用刃部を有することが望ましい。隔壁
が接触導体から分離した後においてもさらに内圧が上昇
した場合、この内圧の上昇により隔壁が容器外方向へ変
位し、隔壁がこの破断用刃部に自らを押し当てる。この
とき、押し当てられた部分に刃が切り込んで隔壁に破口
が生じる。この結果、この破口から内部ガスが噴出し、
内圧のガスが電池外部に放出されることによって電池の
破裂は未然に防がれる。なお、切刃突起の水平断面形状
は、出刃包丁のような一文字型、T字型、くの字型、円
周型、半円型など適切な形状を取り得る。
【0024】以上、本発明の安全装置の形態について説
明してきたが、安全装置を組み付ける電池の種類として
は、起電力を有する化学物質が密閉容器内に内蔵される
ものであればどんな種類の電池でもよく、一次電池であ
っても二次電池であってもよい。中でも、リチウム二次
電池は、前述したように優れた電池特性を有するため好
ましい電池である。また電池の形状も特に限定されるも
のではなく、円筒型のほか、コイン型や角型など、任意
の形状の電池に用いることができる。
【0025】
【作用】本発明の電池の安全装置は、複雑な形状の感圧
部材(隔壁)を用いることなく構成できるため容易に形
成でき、電池に組み付けたりする工程も簡易に行える。
また、前記容器の異常な内圧上昇が起こった場合、バネ
による押圧によって前記隔壁が前記接触導体から分離す
る内圧を制御するため、溶接等の接合面積、接合強度な
どが主として作動圧の因子になるものと比べ、製品間の
電流遮断が起こる作動圧のばらつきが少なくなる。
【0026】また、リチウム二次電池など通常の使用時
において安全な範囲内であるが内圧上昇もしくは内圧変
化が生じる電池に用いると、隔壁は、充放電時に伴う前
記内圧の変化によって押圧力を繰り返し受けたり、ある
いは満充電状態を長時間にわたって保持すると上昇した
内圧から押圧力を長時間受けたりする。しかし、バネの
押圧が内圧による押圧力の逆方向に加え続けられるた
め、隔壁の変動が抑制され、隔壁に直接的に作用する応
力はもとより他の部材へ間接的に作用する応力も抑えら
れる。それゆえ、安全装置を構成する部材の疲労やクリ
ープを抑えることができる。
【0027】この結果、短絡や過充電、過熱等により電
池容器の内圧が異常に上昇した場合、内圧が安全な範囲
に収まっている場合には低圧で電流遮断が誤って行われ
ることなく電流路は接続状態を維持し、内圧が安全な範
囲より大きくなりそうな場合には危険な大きさになる前
に、あらかじめ設定された安全な作動圧で正確に電流遮
断を行うことができる。また、このような電流の遮断
は、電池の充放電サイクル数に関係なく確実になされ
る。
【0028】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
る。本実施例では、隔壁、接触導体およびバネの他、中
間接合体および破断用刃部を用いて本発明の電池の安全
装置を構成し、円筒型のリチウム二次電池に組み込んだ
例を示す。この電池の安全装置を説明する前に、先ず、
電池の構成から簡単に説明する。なお、実施例説明中の
上下は参照図中の上下をもってこれを定義することにす
る。
【0029】この電池は、図1に模式的に示すように、
電池反応が起こる電極1と、電極1を収納固定する容器
2と、容器2の上端開口を密閉する蓋部3と、から構成
される。電極1は、軸心に沿って立設された丸棒状の正
極側の電極棒(図示せず)と、シート状の正極および負
極を多孔フィルムからなるセパレータを挟んで渦巻き状
に電極棒の周囲を巻装してなる電極部(図示せず)と、
からなり、電解液に浸漬されている。容器2は、良導電
性を有して負極端子を構成する底付円筒形状の容器から
構成される。電極1および容器2は、公知の形成方法で
もって形成したものである。
【0030】蓋部3は、電池の安全装置30と、電池の
安全装置30の外に位置して電池の安全装置30と上下
に重ねて配設されている外蓋31と、から主として構成
される。また、これらの他、補助部材として、これらを
一体化するための薄板状金属製の外周枠体32と、各種
の絶縁部材33、34、35、36と、シール溶接用キ
ャップ37と、を備える。
【0031】電池の安全装置30は、容器2の開口を遮
蔽する隔壁301と、隔壁301の中央部内部に位置し
て容器2に固定されるとともに電極1の電極部に接続さ
れた導電性の接触導体302と、隔壁301の外側に備
えられ隔壁301を接触導体302方向に押圧付勢する
バネ303と、隔壁301と接触導体302との間に介
在してその両面には隔壁301および接触導体302が
接合された中間接合体304と、後述の外蓋31の中心
部に直接的に固定されて隔壁301の外側面の中央部付
近に所定の間隔を空けて対向する破断用刃部305と、
から構成される。
【0032】隔壁301はアルミニウム合金からなる薄
板円板からなる。この隔壁は容器2の内圧の感圧部材と
しての働きもする。その外周部はバネ303の外周部を
介在させて外蓋31の外周部下面に押圧されて密着して
いる。接触導体302は、アルミニウム合金からなる剛
性の高い厚肉略円板形状の導電性部材である。この接触
導体は、中心部に円筒状の穴302aと、その周囲に隔
壁301と接触導体302との間の空間と連通した1個
以上の(複数個の)連通口302bを有する。従って、
容器2の内圧は、穴302aを通じ中間接合体を介して
間接的に隔壁301に作用し、連通口302bを通じて
直接的に隔壁301に作用する。それゆえ、連通口30
2bの大きさを適切に取ることにより、接触導体302
の機械的強度を損なうことなく、隔壁301の内圧に対
する感圧度を大きくすることができる。
【0033】バネ303は、図5に示す形状をもつ板バ
ネからなる。このバネは、先述の図4で説明した構造を
しており、ステンレス鋼を材料としてなる。中間接合体
304は、アルミニウム合金からなり、接触導体302
の穴302aの口径よりやや大きい半径をもつ薄板円板
状の導体板である。中間接合体304は、図2にも示さ
れるように、平面C字形状の穴をもつ。易破断部位30
4aはこの穴によって隔てられた中央部304bと周縁
部304cの一部がつながった部位に相当する。隔壁3
01とは中央部304bと周縁部304cとで接合さ
れ、接触導体302とは周縁部304cのみで接合され
ている。易破断部位304aに所定のせん断力が作用す
るとこの部位において破断する。
【0034】破断用刃部305は、良導電性金属(例え
ばステンレス鋼)からなり、略厚肉円板形状を有しその
外周部下面に複数の下向き切刃突起305aを有する。
この切刃突起305aの水平断面形状は、出刃包丁のよ
うな一文字型である。なお、この破断用刃部305は、
外蓋31の中央部に設けられた穴に嵌め込まれ、溶接に
よって後付け固定されることにより、外蓋31と一体的
に形成されたものである。なお、破断用刃部305は、
外蓋31の成形と同時に一体成形してもよいし、中央に
嵌め込み穴のない外蓋31の下面に切刃突起を接合して
形成してもよい。
【0035】外蓋31は、アルミニウム合金からなる厚
肉略円板形状を有し、電池の安全装置を外部から保護す
るとともに外部正極端子の役割も兼ねている。従って、
これと一体的に形成された破断用刃部305は、前記隔
壁301の破断だけでなく外蓋31と同様の働きもな
す。この外蓋31はその外周部において段差部を有し、
これによりその中央部は外周部より上方に突出してい
る。また、外蓋31は、中央部に先の破断用刃部305
が嵌合挿入される嵌め込み穴をもつほか、その周囲に1
個以上の(複数個の)内圧解放口31aを有する。この
内圧解放口31aは、隔壁を破断用刃部で破ったときに
この破口から出てくるガスを外へ逃がすためのものであ
る。
【0036】外周枠体32は、良導電性の金属薄板から
成形されてなり、上側輪板部32aと、上側輪板部32
aの外周から軸方向下側へ延在する円筒部32bと、円
筒部32bの下端から径方向内側に延在する下側輪板部
32cと、からなる。電池の安全装置30および外蓋3
1の各外周部、並びに絶縁部材33、34、35は、そ
れぞれ外周枠体32の上下輪板部に挟圧されている。外
周枠体32は、その円筒部32bで容器2の上端開口近
傍の内周面に接して溶接され、密封固定されている。
【0037】中空底付円筒形状の絶縁材33および輪板
形状の絶縁部材34は、電池の安全装置30および外蓋
31の各外周部を容器2と絶縁することを目的として配
設されたものである。また、輪板形状の絶縁材35は、
隔壁の外周部と接触導体の外周部とに挟まれて双方の外
周部を電気的に分離絶縁している。さらに、輪板形状の
絶縁材36は、外周枠体32の下側輪板部32cの下面
に接合されて、下側輪板部32cの下面の電気的絶縁を
図っている。これら絶縁材は、例えば、樹脂系の材料か
ら形成することができる。
【0038】以上のように構成された本実施例の電池で
は、容器2の内圧が安全な範囲内にあるときには、隔壁
301が大きな内圧を受けないので、図2からもわかる
ように、隔壁301と接触導体302とが中間接合体3
04を通じて導通する。従って、電極1から電極リード
を介して接触部材302に電流が流れ、以降、接触部材
302から中間接合体304、隔壁301、外蓋31へ
と導電し、電流は正常に外部へ導通する。次に、この電
池の安全装置30は、内圧上昇時にいかなる動作をする
かを以下に説明する。
【0039】短絡や過充電などに起因して電池の内圧が
上昇すると、この内圧の押圧が、隔壁301および中間
接合体304を上方に付勢する。このとき、中間接合体
304においては、周縁部304cが接触導体302に
接合されているため、易破断部位304aにせん断応力
が生じる。内圧が大きくなってこのせん断応力が易破断
部位304aの破断強度を超える大きさになると、易破
断部位304aがこのせん断応力に耐えられなくなって
破断する。
【0040】このとき、易破断部位304aの破断と同
時に、隔壁301が接触導体302から剥離して上方へ
塑性変形するとともに、図6に示すようにバネ303が
その膨らんだ中央部を上方へ反転させる。この結果、図
3に示すように、隔壁301と反転したバネ303’と
の間に空間303”ができ、もはやバネ303’は隔壁
301に対して押圧付勢を行うことができなくなる。そ
れゆえ、中間接合体304において、その中央部304
b’と周縁部304c’との間の空間304’が保た
れ、通電の遮断が保持される。
【0041】こうして、本実施例の電池の安全装置では
通電が遮断されるため、電池反応が停止して異常な内圧
上昇が止まる。このようにして、内圧の異常な上昇が回
避され、電池の破裂を未然に防ぐことができる。しかし
ながら、電池反応の停止後も内圧が異常に上昇する場合
には、接触導体302から剥離した隔壁301は外側
(図中上側)に膨張変位する。このとき、この膨張変位
が、バネ303の中央部の開口穴303aをくぐって破
断用刃部305のところまで来ると、破断用刃部305
の下向き切刃突起305aに自らを押圧し、隔壁301
に破口が生じる。この結果、隔壁301の破口から内圧
が解放され、外蓋31の内圧排出穴31aを通じて外気
に放出される。こうして、電池の破裂は未然に防がれ
る。
【0042】以上のように電池の安全装置30を備えた
蓋部3が構成されているが、この蓋部3は、例えば次の
組み立て工程で製造することができる。先ず、隔壁30
1と接触導体302との間の周縁部に絶縁体35を挟ん
で隔壁セミアセンブリを形成する。次に、先に得られた
隔壁セミアセンブリと破断用刃部305が固定された外
蓋31との間に、板バネ303を中央の膨らんだ部分を
隔壁セミアセンブリの方に向けて挟み込み、絶縁材34
を外壁31に重ねて外周枠体32に嵌め込む。ここで、
外周枠体32の上側輪板部32aの内周端は最初、外側
(図1では上側)に開いており、隔壁セミアセンブリら
を嵌め込んだ後、上側輪板部32bは図1に示す正規の
位置にかしめられる。また、外周枠体32の下側輪板部
32cには絶縁材36があらかじめ接合されている。
【0043】こうして蓋部3が組み立てられた後、接触
導体302には、リボン状のリード(図示せず)の一端
が接続される。このリードの他端は、あらかじめ正極に
接続されており、接触導体302に接続後、このリード
を折り畳んで蓋部3を容器2に嵌め込む。蓋部3を容器
2に接続した後、シール溶接用キャップ37で容器2と
蓋部3との間の隙間を完全に塞ぎ、容器内を密閉して組
立を完了する。なお、リードの代わりに、正極と電気的
に接続されている集電棒を接触導体302に接触させて
電気的に接続してもよい。
【0044】以上、本発明の電池の安全装置を円筒型の
リチウム二次電池に組み付けた例をもって説明してきた
が、電池構造は渦巻き構造以外にも積層構造などでもよ
く、公知の各種変形をとることができる。このとき、電
極反応部および容器は公知の製造方法によって形成する
ことができ、蓋部は上記の例と要旨を変更しない限りほ
ぼ同様に形成することができる。
【0045】
【発明の効果】本発明の電池の安全装置は容易に形成で
き、電池に組み付けたりする工程も簡易であるため、歩
留まり良くかつ低コストで安全装置を製造することがで
きる。また、電流遮断が起こる作動圧のばらつきが極め
て少なくなるため、電池の安全に対する信頼性が高くな
る。
【0046】さらに、リチウム二次電池など通常の使用
時において安全な範囲内であるが内圧上昇もしくは内圧
変化が生じる二次電池に使用する場合、電池の充放電サ
イクル数に関係なく、あらかじめ設定された安全な内圧
で確実に安全装置を働かせることができるため、電池の
安全に対する信頼性を高くするばかりでなく電池の寿命
も長くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この図は、本実施例の電池の安全装置を組み付
けた電池の要部断面図である。
【図2】この図は、本実施例の中間接合体が組み付けら
れた様子を示す要部断面図およびその平面図である。
【図3】この図は、本実施例の電池の安全装置が作動し
たときの様子を示す電池の要部断面図である。
【図4】この図は、本発明の電池の安全装置板に使用す
ることができるバネの斜視図である。
【図5】この図は、本実施例の電池の安全装置を構成す
る板バネの平面図および縦断面図を示す図である。
【図6】この図は、本実施例の電池の安全装置が作動し
たときの本実施例の電池の安全装置を構成する板バネの
様子を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1:電極 2:容器 3:蓋部 30:電池の安全装置
31:外蓋 32:外周枠体 33、34、35、
36:絶縁部材 37:シール溶接用キャップ 301:隔壁 302:接触導体 303:バネ 30
4:中間接合体 305:破断用刃部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電池の電極および電解液を収容する容器の
    開口を遮蔽する導電性の隔壁と、前記隔壁の中央部内部
    に位置して前記容器に固定されるとともに前記電極に導
    通可能に接続される導電性の接触導体と、を備え、前記
    容器内の内圧上昇に基づく前記隔壁の変位により前記隔
    壁と前記接触導体との導通の遮蔽が生じる電池の安全装
    置において、 前記安全装置は、前記隔壁の外側に備えられ前記隔壁を
    前記接触導体方向に押圧付勢するバネを有し、該バネの
    押圧によって前記隔壁が前記接触導体から分離する内圧
    を制御することを特徴とする電池の安全装置。
  2. 【請求項2】前記バネは、前記隔壁が前記接触導体から
    分離した後には前記隔壁への押圧付勢を行わない請求項
    1に記載の電池の安全装置。
  3. 【請求項3】導電性の導体板からなり前記隔壁と前記接
    触導体との間に介在してその両面で前記隔壁および前記
    接触導体が接合される中間接合体を具備し、該中間接合
    体が前記内圧上昇による前記隔壁の破断以前に前記隔壁
    を前記接触導体から分離し、かつ該分離が前記中間接合
    体に形成された易破断部位を介して行われる請求項1に
    記載の電池の安全装置。
  4. 【請求項4】前記容器に直接または間接的に固定され、
    前記隔壁の外側面の中央部付近に所定の間隔を空けて対
    向する破断用刃部を有する請求項1に記載の電池の安全
    装置。
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