JPH10223138A - 蛍光体充填装置 - Google Patents

蛍光体充填装置

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JPH10223138A
JPH10223138A JP27802497A JP27802497A JPH10223138A JP H10223138 A JPH10223138 A JP H10223138A JP 27802497 A JP27802497 A JP 27802497A JP 27802497 A JP27802497 A JP 27802497A JP H10223138 A JPH10223138 A JP H10223138A
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JP
Japan
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phosphor
discharge nozzle
front plate
partition walls
moving means
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Withdrawn
Application number
JP27802497A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Yoshiba
洋 吉羽
Kazuyuki Shiozaki
和之 塩崎
Jiro Ito
二郎 伊藤
Yoichiro Ohashi
洋一郎 大橋
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】蛍光体材料を充填する場合の位置精度が良く、
一定の充填量が得られ、工程数が少なくて済む蛍光体充
填装置を提供する。 【解決手段】プラズマディスプレイパネルの前面板/背
面板に平行線状に形成され隣接する隔壁の間に所定量の
蛍光体材料を吐出する吐出ノズルと、前記吐出ノズルを
隣接する前記隔壁の間で隔壁と平行方向に移動する平行
移動手段と、を有する蛍光体充填装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプラズマディスプレ
イパネルを製造する技術分野に属する。特に、プラズマ
ディスプレイパネルの前面板/背面板(前面板または背
面板)に蛍光体層を形成する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー表示を行うプラズマディスプレイ
パネルでは前面板/背面板にRGB各色で発光する蛍光
体材料から成る蛍光体層を有する。たとえば蛍光体層
は、前面板/背面板に平行線状に形成された複数のアド
レス電極を分離する隔壁と隔壁の間に、すなわちアドレ
ス電極上に、RGB各色の蛍光体材料を充填したRGB
各色のストライプが3つから成る組を形成し、そのスト
ライプの組を平行に隣接して多数配列した構造となって
いる。このような蛍光体層は、スクリーン印刷方式、フ
ォトリソグラフィ方式等によって形成することができ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のスクリーン印刷
方式では、特に大型の前面板/背面板の場合にはスクリ
ーン印刷版を精度良く位置合わせすることが難しく、蛍
光体材料を充填しようとすると隔壁の頂上部分にまで材
料が載ってしまい、それを除去するための研磨工程の必
要性が生じる場合がある。また、スクリーン印刷方式に
おいてはスキージ圧力の違いにより充填される量が変化
し、その圧力調整は微妙であり作業者の能力に依存する
部分が多い。そのため前面板/背面板の全面にわたって
一定の充填量を得ることは容易ではない。また、感光性
の蛍光体材料を使用してフォトリソグラフィ方式によっ
て形成することもできるが、露光と現像の工程が必要と
なりスクリーン印刷方式に較べて工程数が多くなるため
製造コストが高くつく。
【0004】そこで本発明の目的は、蛍光体材料を充填
する場合の位置精度が良く、一定の充填量が得られ、工
程数が少なくて済む蛍光体充填装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的は下記の本発
明によって達成される。すなわち、本発明は「プラズマ
ディスプレイパネルの前面板/背面板に平行線状に形成
され隣接する隔壁の間に所定量の蛍光体材料を吐出する
吐出ノズルと、前記吐出ノズルと前記前面板/背面板と
を隣接する隔壁の間で隔壁と平行方向に相対的に移動す
る平行移動手段と、を有する蛍光体充填装置」である。
本発明によれば、吐出ノズルによりプラズマディスプレ
イパネルの前面板/背面板に平行線状に形成され隣接す
る隔壁の間に所定量の蛍光体材料が吐出され、平行移動
手段により前記吐出ノズルと前記前面板/背面板とが隣
接する隔壁の間で隔壁と平行方向に相対的に移動され
る。このように吐出ノズルと平行移動手段とから構成さ
れるため、本発明の蛍光体充填装置は蛍光体材料を充填
する場合の位置精度が良く一定の充填量が得られ工程数
が少なくて済む。
【0006】また本発明は「前記吐出ノズルと前記前面
板/背面板とを所定の距離だけ離れた隔壁の間で隔壁と
直角方向に相対的に移動する直角移動手段を有する蛍光
体充填装置」である。本発明によれば、直角移動手段に
より前記吐出ノズルと前記前面板/背面板とが所定の距
離だけ離れた隔壁の間で隔壁と直角方向に相対的に移動
される。したがって、プラズマディスプレイパネルの前
面板/背面板の全面に蛍光体層を形成することができ
る。また本発明は「前記平行移動手段は固定された前記
前面板/背面板に対し前記吐出ノズルを移動する吐出ノ
ズル平行移動手段である蛍光体充填装置」である。本発
明によれば、吐出ノズル平行移動手段により固定された
前記前面板/背面板に対し前記吐出ノズルが移動され、
これにより隣接する隔壁の間に蛍光体層を形成すること
ができる。また本発明は「前記平行移動手段は固定され
た前記吐出ノズルに対し前記前面板/背面板を移動する
前面板/背面板平行移動手段である蛍光体充填装置」で
ある。本発明によれば、前面板/背面板移動手段により
固定された前記吐出ノズルに対し前記前面板/背面板が
移動され、これにより隣接する隔壁の間に蛍光体層を形
成することができる。また本発明は「前記直角移動手段
は固定された前記前面板/背面板に対し前記吐出ノズル
を移動する吐出ノズル直角移動手段である蛍光体充填装
置」である。本発明によれば、吐出ノズル直角移動手段
により固定された前記前面板/背面板に対し前記吐出ノ
ズルが移動され、これによりプラズマディスプレイパネ
ルの前面板/背面板の全面に蛍光体層を形成することが
できる。また本発明は「前記直角移動手段は固定された
前記吐出ノズルに対し前記前面板/背面板を移動する前
面板/背面板直角移動手段である蛍光体充填装置」であ
る。本発明によれば、前記前面板/背面板直角移動手段
により固定された前記吐出ノズルに対し前記前面板/背
面板が移動され、これによりプラズマディスプレイパネ
ルの前面板/背面板の全面に蛍光体層を形成することが
できる。
【0007】また本発明は「隣接する前記隔壁の間を検
出する位置検出手段と、その位置検出手段の出力信号に
基づいて前記吐出ノズルの位置決めを行う位置制御手段
とを有する蛍光体充填装置」である。本発明によれば、
位置検出手段と位置制御手段により前記吐出ノズルは隣
接する前記隔壁の間に位置決めされる。したがって、蛍
光体材料を充填する場合の位置精度がさらに良くなる。
また本発明は「前記吐出ノズルは加色混合の三原色に対
応する蛍光体材料を吐出する3つまたはその倍数のノズ
ルから構成される蛍光体充填装置」である。本発明によ
れば、各色のストライプが3つから成るストライプの組
を同時に形成するから、効率的かつ各色のバランスが良
くなる。また本発明は「前記吐出ノズルはプラズマディ
スプレイパネルの前面板/背面板に平行線状に形成され
加色混合の三原色の各々に対応する隣接する隔壁の間の
数に対して1/n(n=1,2,3・・・;正の整数)
の数とし、かつ配置間隔を加色混合の三原色の各々に対
応する隣接する隔壁の間の距離に対してn倍とする蛍光
体充填装置」である。本発明によれば、このように所定
数所定間隔で吐出ノズルが構成されているから、n=1
の場合には1回でプラズマディスプレイパネルの前面板
/背面板に蛍光体材料を充填することができ、一般には
n回で蛍光体材料を充填することができる。また本発明
は「前記吐出ノズルはそのノズルの内径が隣接する前記
隔壁の間隔に対して、((隔壁の間隔)−50μm)≦
(ノズルの内径)≦((隔壁の間隔)+50μm)であ
る蛍光体充填装置」である。本発明によれば、前記吐出
ノズルが吐出する所定量の蛍光体材料は隣接する隔壁の
間に収まりはみ出すことがない。また本発明は「前記吐
出ノズルはそのノズルの先端に吐出する蛍光体材料の流
れを整える案内手段を有する蛍光体充填装置」である。
本発明によれば、前記吐出ノズルが吐出する所定量の蛍
光体材料は案内手段を伝わって導かれるから隣接する隔
壁の間にさらに具合良く収まりはみ出すことがない。ま
た本発明は「前記吐出ノズルはそのノズルの先端に吐出
する蛍光体材料の流れを整える案内手段を有し、かつそ
のノズルの内径が隣接する前記隔壁の間隔に対して(ノ
ズルの内径)≦((隔壁の間隔)+100μm)であ
り、かつそのノズルの先端と前記前面板/背面板との距
離が塗布時において500μm≦(前面板/背面板との
距離)である蛍光体充填装置」である。本発明によれ
ば、このような構成により吐出条件の制約が少なくなり
蛍光体材料の充填を容易に行うことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明について実施の形態
により説明する。図1は本発明の蛍光体充填装置の構成
を示す模式図である。図1において、1a,1b,1c
は吐出ノズル、2は平行移動手段、3は直角移動手段、
4はステージ、5はフレーム、6は前面板/背面板(前
面板または背面板)である。図1に示すように、フレー
ム5にはステージ4が設けられ、そのステージ4の上に
前面板/背面板6が載置されている。また、フレーム5
に設けられたステージ4の上方にはそれを跨ぐように平
行移動手段2が設けられ、その平行移動手段2には直角
移動手段3が設けられ、その直角移動手段3には吐出ノ
ズル1a,1b,1cが設けられている。
【0009】すなわち、固定された背面板6の上方を吐
出ノズル1a,1b,1cが移動するから、平行移動手
段2は吐出ノズル平行移動手段2であり、直角移動手段
3は吐出ノズル直角移動手段3である。ここでは特に必
要がない限り、単に、平行移動手段2、直角移動手段3
と呼ぶ。逆に、固定された吐出ノズルの下方を背面板
(前面板)が移動する構成の場合には、平行移動手段2
は背面板(前面板)平行移動手段2であり、直角移動手
段3は背面板(前面板)吐出ノズル直角移動手段3であ
る。なお、吐出ノズル1a,1b,1cには、蛍光体材
料の供給系(蛍光体材料の貯蔵槽、ポンプ、モータ、調
節弁、配管、制御装置等)が各々に付属するが周知技術
であるから図と説明は省略する。
【0010】平行移動手段2はフレーム5に固定された
固定部分とフレーム5に対して移動する移動部分とから
成り、その移動部分の移動方向は図1の矢印7で示す方
向である。矢印7の方向は、プラズマディスプレイパネ
ルの前面板/背面板6に平行線状に形成された隔壁と平
行する方向である。固定部分は直線状に移動するための
ガイド部分と駆動部分とから成り、移動部分は移動位
置、移動速度等を固定部分によって駆動され制御されて
いる。この平行移動手段2の機構は、たとえばボールネ
ジ、ステップモータ等から成る周知の直線移動機構によ
って実現することができる。
【0011】直角移動手段3は平行移動手段2に固定さ
れた固定部分と平行移動手段2に対して移動する移動部
分とから成り、その移動方向は図1の矢印8で示す方向
である。矢印8の方向は、プラズマディスプレイパネル
の前面板/背面板6に平行線状に形成された隔壁と直交
する方向である。この直角移動手段3も平行移動手段2
と同様の周知の直線移動機構によって実現することがで
きる。
【0012】直角移動手段3に設けられた吐出ノズル1
a,1b,1cは、平行移動手段2と直角移動手段3に
よってステージ4上の任意の位置に移動可能となってい
る。このように図1においてはステージが固定され直角
移動手段3によって吐出ノズル1a,1b,1cが矢印
8で示す方向に移動するように構成されている。この図
1とは別の構成として、前面板/背面板6を載置するス
テージ4あるいは前面板/背面板6そのものを矢印8で
示す方向に移動するように構成した前面板/背面板移動
手段を用いることができる。ステージ4あるいは前面板
/背面板6そのものは一般に大型で重量があるから、ス
テージ4あるいは前面板/背面板6そのものを移動する
前面板/背面板移動手段は低速での移動用に適し高速で
の移動用には、不可能ではないが不向きである。後述す
るように、矢印7で示す方向に比較し矢印8で示す方向
への移動は低速となる。
【0013】図2は本発明の蛍光体充填装置における充
填動作の説明図である。図2において、21は蛍光体充
填装置の吐出ノズル、22は前面板/背面板6を構成す
るガラス基板、23a〜23hは隔壁、24a〜24d
は蛍光体材料である。図2に示すように、前面板/背面
板6を構成するガラス基板22には隔壁23a〜23h
が平行線状に形成されている。また、隣接する隔壁であ
る隔壁23aと隔壁23bの間には蛍光体材料24a
が、隔壁23bと隔壁23cの間には蛍光体材料24b
が、隔壁23cと隔壁23dの間には蛍光体材料24c
がすでに充填され蛍光体層が形成されている。
【0014】また、隣接する隔壁である隔壁23dと隔
壁23eの間には、吐出ノズル21によって所定量の蛍
光体材料24dが吐出される。その際、吐出するととも
にその吐出ノズル21は平行移動手段2(図1参照)に
よって隔壁23dと隔壁23eの間で隔壁と平行方向に
移動する。したがって、蛍光体材料24dは隔壁23d
と隔壁23eの間に充填されつつあり蛍光体層が形成さ
れつつある。一方、隣接する隔壁である隔壁23eと隔
壁23fの間、隔壁23fと隔壁23gの間、隔壁23
gと隔壁23hの間には、まだ蛍光体材料は充填されて
おらず蛍光体層は形成されていない。
【0015】通常は、平行移動手段2(図1参照)は隣
接する隔壁の間を隔壁と平行方向に吐出ノズル21を等
速度で移動する。そして、吐出ノズル21は単位時間に
一定量の蛍光体材料を吐出することによって隣接する隔
壁の間には所定量の蛍光体材料が充填される。隔壁がな
くなる前面板/背面板の端部近辺で移動停止や移動方向
反転等を行うため等速度でない移動を行う必要がある場
合においては、その速度に応じて単位時間に吐出する蛍
光体材料の量を変化することによって隣接する隔壁の間
には所定量の蛍光体材料が充填される。吐出ノズル21
による蛍光体材料の吐出は、移動速度が一定の場合も移
動速度が変化する場合も、常に、((単位時間の吐出
量)/(移動速度))=(定数;所定量)となるように
行われる。
【0016】図2において、吐出ノズル21は隔壁23
dと隔壁23eの間への蛍光体材料24dの充填を完了
すると、次に蛍光体材料を充填すべき隔壁と隔壁の間へ
移動する。この移動は隔壁の方向と直交する方向であ
り、直角移動手段3(図1参照)によって行われる。次
に蛍光体材料を充填すべき隔壁と隔壁の間は、プラズマ
ディスプレイパネルが単色表示用である場合には蛍光体
材料は1種類であるから、隔壁23dと隔壁23eの間
の次ぎは隔壁23eと隔壁23fの間となる。また、プ
ラズマディスプレイパネルがカラー表示用である場合に
は、蛍光体材料はRGBの3種類であるから、3つ先に
ジャンプし、隔壁23dと隔壁23eの間の次ぎは隔壁
23gと隔壁23hの間となる。
【0017】図1において、RGBの3種類の蛍光体材
料に対応する吐出ノズル1a,1b,1cがある場合に
は、吐出ノズル1a,1b,1cから同時に各々の蛍光
体材料を吐出することにより、充填の所要時間を短縮す
ることができる。その場合は、吐出ノズル1a,1b,
1cは、各々の蛍光体材料を吐出すべき隔壁と隔壁の間
の位置となるように、所定の間隔で直角移動手段3の移
動部に設けられる。吐出ノズル1a,1b,1cは、隣
接する隔壁と隔壁の間隔で配置する必要はなく、各々の
蛍光体材料を吐出すべき隔壁と隔壁の間の位置となるよ
うにすれば、一定の距離だけ離れて配置することができ
る。
【0018】図3は本発明の蛍光体充填装置の吐出ノズ
ルの先端部分の構造を示す図である。図3(A)は、隣
接する隔壁の間隔に対して吐出ノズルの内径を、((隔
壁の間隔)−50μm)≦(ノズルの内径)≦((隔壁
の間隔)+50μm)となるようにしたものである。こ
のようにすることによって、吐出ノズルが吐出する所定
量の蛍光体材料は隣接する隔壁の間に収まりはみ出すこ
とがない。
【0019】また、図3(B)および図3(C)は、吐
出ノズルの先端部分に案内手段を設け、吐出する蛍光体
材料の流れを整えるようにしたものである。図3(B)
は剛性を有する金属線材等から成る案内手段であり、図
3(C)は可撓性を有する繊維状の樹脂材料から成る案
内手段である。このようにすることによって、吐出ノズ
ルが吐出する所定量の蛍光体材料は案内手段を伝わって
導かれるから隣接する隔壁の間に収まりはみ出すことが
ない。図3(A)の方法と図3(B)または図3(C)
方法を併用することにより、さらに具合良く収まりはみ
出すことがない。
【0020】また、吐出ノズルの先端に吐出する蛍光体
材料の流れを整える案内手段を有し、かつそのノズルの
内径が隣接する前記隔壁の間隔に対して、(ノズルの内
径)≦((隔壁の間隔)+100μm)であり、かつそ
のノズルの先端と前記前面板/背面板との距離が塗布時
において500μm≦(前面板/背面板との距離)であ
るように構成することにより、吐出条件の制約が少なく
なり蛍光体材料の充填を容易に行うことができる。
【0021】図4は隣接する隔壁の間の位置を検出する
位置検出手段を示す図である。図4において、41は吐
出ノズル、42は位置検出手段、43は支持部材、44
は移動手段(平行移動手段2または直角移動手段3)の
移動部である。図4に示すように、位置検出手段42は
本発明の蛍光体充填装置の吐出ノズル41と一体となる
ように支持部材43によって支持され、その支持部材4
3が移動部44に固定される。
【0022】位置検出手段としては、光学的なセンサを
使用することができる。隣接する隔壁の各々から反射さ
れる光の反射率と隣接する隔壁の間から反射される光の
反射率は異なる。この反射率の違いから隔壁の間を判別
することができる。たとえば、隔壁の間の中心線の右側
と左側の反射光量はほぼ等しくなり、隔壁の間の中心線
から外れた場合には右側と左側の反射光量は等しくなく
なる。したがって、検出領域の右側と左側の反射光量を
各々同時に検出し、右側と左側の反射光量が等しいとこ
ろを隔壁の間の中心線の位置と判定し、その位置を辿る
ことにより隔壁の間の中心線を辿ることができる。また
たとえば、多少大がかりとなるが、小型の撮像カメラと
画像処理装置との組により隔壁の間の中心線の位置を判
別してもよい。
【0023】このように位置検出手段42が隣接する隔
壁の間を検出して位置信号を出力する。位置制御手段
(図示せず)はその位置信号を入力して、吐出ノズル4
1の位置が隣接する隔壁の間となるように平行移動手段
2、直角移動手段3の両方、またはいずれか一方の移動
制御を行う。これにより、蛍光体材料を充填する場合の
位置精度がさらに良くなる。また、前面板/背面板6を
ステージ4に設置する際の位置合わせを厳密に行う必要
がなく、位置合わせのための調整時間を短くすることが
できる。
【0024】次に、蛍光体材料を吐出する吐出ノズルの
構成について別の一例を説明する。図5は複数の吐出ノ
ズルを有する蛍光体充填ヘッドの構造を示す図である。
図5(A)は吐出する蛍光体材料の流れを整える案内手
段が吐出側辺から突出する構造の蛍光体充填ヘッドを示
す図であり、図5(B)は蛍光体材料を吐出する吐出ノ
ズルと案内手段とが吐出側辺から突出する構造の蛍光体
充填ヘッドを示す図である。図5において、51は各部
の収納容器とフレームを兼ね蛍光体充填ヘッドの外側の
面を構成する筐体、52は供給される蛍光体材料を複数
の吐出ノズルに均等に分配する分配器、53は蛍光体材
料の供給口である。また、54aは吐出ノズルであり、
それを含め吐出ノズル54b,54c,54d・・・等
(図中において指示せず)の複数が分配器52に設けら
れている。また、55aは案内手段であり、それを含め
案内手段55b,55c,55d・・・等(図中におい
て指示せず)の複数が各吐出ノズル54a,54b,5
4c,54d分配器52に設けられている。
【0025】図5において、供給口53から蛍光体材料
を分配器52に供給し蛍光体材料によって分配器52を
充たし、さらに蛍光体材料を供給すると吐出ノズル54
a,54b・・・から蛍光体材料が吐出する。吐出した
蛍光体材料は案内手段55a,55b・・・を伝わって
その下方にあるPDPの背面板(図示せず)に形成され
た隣接する隔壁の間に充填される。
【0026】図5において、距離Aは隣接する案内手段
55a,55b・・・の間隔を示している。案内手段5
5a,55b・・・は吐出ノズル54a,54b・・・
に設けられているから、距離Aは隣接する吐出ノズル5
5a,55b・・・の間隔を示すものでもある。この隣
接する吐出ノズル55a,55b・・・の距離は加色混
合の三原色の各々に対応する隣接する隔壁の間の距離に
対してn倍とする。
【0027】図6はプラズマディスプレイパネルの隔壁
と吐出ノズル55a,55b・・・の位置関係を示す図
である。図6(A)は距離Aが上記におけるn=2の場
合に相当し、図6(B)は距離Aが上記におけるn=1
の場合に相当する。図6において、図5と同一部分は同
一番号を付してある。図6において、61はPDPの製
造途上の背面板、62は背面板61の基板、63a,6
3b,63c,63d・・・は基板62に形成された隔
壁である。
【0028】図6(B)に示すように、n=1の場合は
三原色のR(red;赤)に対応する隣接する隔壁の間
の距離と距離Aとが等しくなっている。また、図6
(A)に示すように、n=2の場合は三原色のR(re
d;赤)に対応する隣接する隔壁の間の距離に対して距
離Aは2倍となっている。図6において、案内手段55
a,55b・・・が三原色のR(red;赤)に対応す
る隣接する隔壁の間の上方にあることから判るように、
この蛍光体吐出ヘッドは三原色のRの蛍光体材料を吐出
するものである。図6にはn=1とn=2の場合を示し
てあるが、nが3以上の場合も同様であり、三原色に対
応する隣接する隔壁の間の距離に対して距離Aはn倍と
なる。また、三原色のRでなく他のG(green;
緑)、B(blue;青)であっても、勿論、同様であ
る。
【0029】図5に示した蛍光体吐出ヘッドは加色混合
の三原色の内の1つの蛍光体材料を吐出する構成のもの
であるが、3つの蛍光体材料を吐出するように構成する
ことができる。すなわち図5において、筐体51を1つ
とするが、その他の分配器52,供給口53,吐出ノズ
ル54a,54b・・・,案内手段55a,55b・・
・等の蛍光体材料の供給系統を3系統とし、各色の吐出
ノズル54a,54b・・・が各色の隣接する隔壁の間
の上方に位置するようにすればよい。なお、案内手段5
5a,55b・・・の先端は隣接する隔壁の間の底に接
触してもよく、また、図6(B)に示すように、その底
から離れていてもよい。
【0030】図7は背面板の隔壁の間に蛍光体を充填す
る場合の蛍光体吐出ヘッドと背面板の相対的な走査方法
を示す説明図である。図7(A)は1回の走査で所定の
全ての隔壁の間に蛍光体材料を充填する場合を示し、図
7(B)は複数回の走査で所定の隔壁の間に蛍光体材料
を充填する場合を示し、図7(C)はPの部分の拡大図
であり背面板に形成された隔壁の方向を示す図である。
図7(A)、(C)に示すように、1回の走査で所定の
全ての隔壁の間に蛍光体材料を充填する場合の走査方向
は隔壁の方向と平行方向である。この走査において、蛍
光体吐出ヘッドを→Aの方向に移動することと、背面板
を←Bの方向に移動することとは走査の方向に関しで同
等であり、いずれの走査方法であってもよい。→Aの方
向も←Bの方向も背面板に形成された隔壁の方向と平行
方向である。
【0031】図7(A)に示すように、1回の走査で所
定の全ての隔壁の間に蛍光体材料を充填するためには、
蛍光体吐出ヘッドに設けられる吐出ノズル54a,54
b・・・の数は、背面板に形成され加色混合の三原色の
各々に対応する隣接する隔壁の間の数隔壁の間の数に対
し、同数であることが必要である。すなわち、加色混合
の三原色の内の1つの蛍光体材料を吐出する構成の蛍光
体吐出ヘッドの場合には背面板に形成された隔壁の間の
数に対して1/3となる。勿論、加色混合の三原色の全
ての蛍光体材料を吐出する構成の蛍光体吐出ヘッドの場
合には背面板に形成された隔壁の間の数に対して同数で
ある。
【0032】図7(B)、(C)に示すように、複数回
の走査で所定の全ての隔壁の間に蛍光体材料を充填する
場合の走査は、隔壁の方向と平行方向の走査と隔壁の方
向と直角方向の走査との組み合わせである。この走査に
おいて、蛍光体吐出ヘッドを→Aの方向に移動すること
と、背面板を←Bの方向に移動することとは走査の方向
に関しで同等であり、いずれの走査方法であってもよ
い。→Aの方向も←Bの方向も背面板に形成された隔壁
の方向と平行方向である。また、この走査において、蛍
光体吐出ヘッドを→Cの方向に移動することと、背面板
を←Dの方向に移動することとは走査の方向に関しで同
等であり、いずれの走査方法であってもよい。→Cの方
向も←Dの方向も背面板に形成された隔壁の方向と直角
方向である。この複数回の走査において、蛍光体材料が
吐出され隣接する隔壁の間に充填されるのは隔壁の方向
と平行方向に走査が行われる場合に限られる。
【0033】図7(B)に示すように、複数回の走査で
所定の全ての隔壁の間に蛍光体材料を充填するために
は、蛍光体吐出ヘッドに設けられる吐出ノズル54a,
54b・・・の数は、背面板に形成され加色混合の三原
色の各々に対応する隣接する隔壁の間の数隔壁の間の数
に対し同数であることは必要ではない。図5、図6に示
したように、隣接する案内手段55a,55b・・・の
間隔、すなわち隣接する吐出ノズル55a,55b・・
・の間隔を示す距離Aが、加色混合の三原色の各々に対
応する隣接する隔壁の間の距離に対してn倍であるとす
る。その場合には蛍光体吐出ヘッドに設けられる吐出ノ
ズル54a,54b・・・の数は、背面板に形成され加
色混合の三原色の各々に対応する隣接する隔壁の間の数
に対して1/nであればよい。
【0034】吐出ノズルはプラズマディスプレイパネル
の背面板に形成され加色混合の三原色の各々に対応する
隣接する隔壁の間の数に対して1/n(n=1,2,3
・・・;正の整数)の数とし、かつ配置間隔を加色混合
の三原色の各々に対応する隣接する隔壁の間の距離に対
してn倍とする場合には、n回の隔壁の方向と平行方向
の走査によって所定の隔壁の間に蛍光体材料を充填する
ことができる。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、蛍光体材
料を充填する場合の位置精度が良く一定の充填量が得ら
れ工程数が少なくて済む。また吐出ノズルと前面板/背
面板とを所定の距離だけ離れた隔壁の間で隔壁と直角方
向に相対的に移動する直角移動手段を有する本発明によ
れば、プラズマディスプレイパネルの前面板/背面板の
全面に蛍光体層を形成することができる。また平行移動
手段は固定された前面板/背面板に対し吐出ノズルを移
動する吐出ノズル平行移動手段である本発明によれば、
吐出ノズル平行移動手段により隣接する隔壁の間に蛍光
体層を形成することができる。また平行移動手段は固定
された吐出ノズルに対し前面板/背面板を移動する前面
板/背面板平行移動手段である本発明によれば、前面板
/背面板移動手段により隣接する隔壁の間に蛍光体層を
形成することができる。また直角移動手段は固定された
前面板/背面板に対し吐出ノズルを移動する吐出ノズル
直角移動手段である本発明によれば、吐出ノズル直角移
動手段によりプラズマディスプレイパネルの前面板/背
面板の全面に蛍光体層を形成することができる。また直
角移動手段は固定された吐出ノズルに対し前面板/背面
板を移動する前面板/背面板直角移動手段である本発明
によれば、前面板/背面板直角移動手段によりプラズマ
ディスプレイパネルの前面板/背面板の全面に蛍光体層
を形成することができる。
【0036】また隣接する隔壁の間を検出する位置検出
手段と、その位置検出手段の出力信号に基づいて吐出ノ
ズルの位置決めを行う位置制御手段とを有する本発明に
よれば、蛍光体材料を充填する場合の位置精度がさらに
良くなる。また吐出ノズルは加色混合の三原色に対応す
る蛍光体材料を吐出する3つまたはその倍数のノズルか
ら構成される本発明によれば、効率的かつ各色のバラン
スが良くなる。また吐出ノズルはプラズマディスプレイ
パネルの前面板/背面板に平行線状に形成され加色混合
の三原色の各々に対応する隣接する隔壁の間の数に対し
て1/n(n=1,2,3・・・;正の整数)の数と
し、かつ配置間隔を加色混合の三原色の各々に対応する
隣接する隔壁の間の距離に対してn倍とする本発明によ
れば、n=1の場合には1回でプラズマディスプレイパ
ネルの前面板/背面板に蛍光体材料を充填することがで
き、一般にはn回で蛍光体材料を充填することができ
る。また吐出ノズルはそのノズルの内径が隣接する隔壁
の間隔に対して、((隔壁の間隔)−50μm)≦(ノ
ズルの内径)≦((隔壁の間隔)+50μm)である本
発明によれば、吐出ノズルが吐出する所定量の蛍光体材
料は隣接する隔壁の間に収まりはみ出すことがない。ま
た吐出ノズルはそのノズルの先端に吐出する蛍光体材料
の流れを整える案内手段を有する本発明によれば、吐出
ノズルが吐出する所定量の蛍光体材料は案内手段を伝わ
って導かれ隣接する隔壁の間にさらに具合良く収まりは
み出すことがない。また吐出ノズルはそのノズルの先端
に吐出する蛍光体材料の流れを整える案内手段を有し、
かつそのノズルの内径が隣接する隔壁の間隔に対して
(ノズルの内径)≦((隔壁の間隔)+100μm)で
あり、かつそのノズルの先端と前面板/背面板との距離
が塗布時において500μm≦(前面板/背面板との距
離)である本発明によれば、このような構成により吐出
条件の制約が少なくなり蛍光体材料の充填を容易に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の蛍光体充填装置の構成を示す模式図で
ある。
【図2】本発明の蛍光体充填装置における充填動作の説
明図である。
【図3】本発明の蛍光体充填装置の吐出ノズルの先端部
分の構造を示す図である。
【図4】隣接する隔壁の間の位置を検出する位置検出手
段を示す図である。
【図5】複数の吐出ノズルを有する蛍光体充填ヘッドの
構造を示す図である。
【図6】プラズマディスプレイパネルの隔壁と吐出ノズ
ル位置関係を示す図である。
【図7】背面板の隔壁の間に蛍光体を充填する場合の蛍
光体吐出ヘッドと背面板の相対的な走査方法を示す説明
図である。
【符号の説明】
1a,1b,1c,21,41 吐出ノズル 2 平行移動手段 3 直角移動手段 4 ステージ 5 フレーム 6 前面板/背面板 7,8 移動方向を示す矢印 22 ガラス基板 23a,23b,23c,23d,23e,23f,2
3g,23h 隔壁 24a,24b,24c,24d 蛍光体材料 42 位置検出手段 43 支持部材 44 移動部 51 筐体 52 分配器 53 供給口 54a 吐出ノズル 55a 案内手段 61 背面板 62 基板 63a,63b,63c,63d,63e,63f,6
3g,63h 隔壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大橋 洋一郎 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラズマディスプレイパネルの前面板/背
    面板に平行線状に形成され隣接する隔壁の間に所定量の
    蛍光体材料を吐出する吐出ノズルと、 前記吐出ノズルと前記前面板/背面板とを隣接する隔壁
    の間で隔壁と平行方向に相対的に移動する平行移動手段
    と、 を有することを特徴とする蛍光体充填装置。
  2. 【請求項2】前記吐出ノズルと前記前面板/背面板とを
    所定の距離だけ離れた隔壁の間で隔壁と直角方向に相対
    的に移動する直角移動手段を有することを特徴とする請
    求項1記載の蛍光体充填装置。
  3. 【請求項3】前記平行移動手段は固定された前記前面板
    /背面板に対し前記吐出ノズルを移動する吐出ノズル平
    行移動手段であることを特徴とする請求項1または2記
    載の蛍光体充填装置。
  4. 【請求項4】前記平行移動手段は固定された前記吐出ノ
    ズルに対し前記前面板/背面板を移動する前面板/背面
    板平行移動手段であることを特徴とする請求項1または
    2記載の蛍光体充填装置。
  5. 【請求項5】前記直角移動手段は固定された前記前面板
    /背面板に対し前記吐出ノズルを移動する吐出ノズル直
    角移動手段であることを特徴とする請求項2〜4のいず
    れか記載の蛍光体充填装置。
  6. 【請求項6】前記直角移動手段は固定された前記吐出ノ
    ズルに対し前記前面板/背面板を移動する前面板/背面
    板直角移動手段であることを特徴とする請求項2〜4の
    いずれか記載の蛍光体充填装置。
  7. 【請求項7】隣接する前記隔壁の間を検出する位置検出
    手段と、その位置検出手段の出力信号に基づいて前記吐
    出ノズルの位置決めを行う位置制御手段とを有すること
    を特徴とする請求項1〜6のいずれか記載の蛍光体充填
    装置。
  8. 【請求項8】前記吐出ノズルは加色混合の三原色に対応
    する蛍光体材料を吐出する3つまたはその倍数のノズル
    から構成されることを特徴とする請求項1〜7のいずれ
    か記載の蛍光体充填装置。
  9. 【請求項9】前記吐出ノズルはプラズマディスプレイパ
    ネルの前面板/背面板に平行線状に形成され加色混合の
    三原色の各々に対応する隣接する隔壁の間の数に対して
    1/n(n=1,2,3・・・;正の整数)の数とし、
    かつ配置間隔を加色混合の三原色の各々に対応する隣接
    する隔壁の間の距離に対してn倍とすることを特徴とす
    る請求項1〜8のいずれか記載の蛍光体充填装置。
  10. 【請求項10】前記吐出ノズルはそのノズルの内径が隣
    接する前記隔壁の間隔に対して、((隔壁の間隔)−5
    0μm)≦(ノズルの内径)≦((隔壁の間隔)+50
    μm)であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか
    記載の蛍光体充填装置。
  11. 【請求項11】前記吐出ノズルはそのノズルの先端に吐
    出する蛍光体材料の流れを整える案内手段を有すること
    を特徴とする請求項1〜10のいずれか記載の蛍光体充
    填装置。
  12. 【請求項12】前記吐出ノズルはそのノズルの先端に吐
    出する蛍光体材料の流れを整える案内手段を有し、かつ
    そのノズルの内径が隣接する前記隔壁の間隔に対して、
    (ノズルの内径)≦((隔壁の間隔)+100μm)で
    あり、かつそのノズルの先端と前記前面板/背面板との
    距離が塗布時において500μm≦(前面板/背面板と
    の距離)であることを特徴とする請求項1〜11のいず
    れか記載の蛍光体充填装置。
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