JPH10222854A - ディスク駆動装置 - Google Patents

ディスク駆動装置

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Publication number
JPH10222854A
JPH10222854A JP2158897A JP2158897A JPH10222854A JP H10222854 A JPH10222854 A JP H10222854A JP 2158897 A JP2158897 A JP 2158897A JP 2158897 A JP2158897 A JP 2158897A JP H10222854 A JPH10222854 A JP H10222854A
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JP
Japan
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offset
track
focus
value
control unit
Prior art date
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JP2158897A
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English (en)
Inventor
Hideo Kunibe
秀雄 国部
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フォーカスオフセット、トラックオフセット
の調整を精度良く、かつ安定して行う。適正なフォーカ
ス制御、トラック制御を行う。 【解決手段】 マイクロコンピュータは、フォーカスオ
フセットを変化させてRF振幅が最大になるおおよその
オフセット値を求める(S2)。次に、最大のRF振幅
値である第1振幅値の90%の値に相当する値を第2振
幅値(目標値)に設定する(S3)。続いて、フォーカ
スオフセットを徐々に変化させて、検出したRF振幅値
が第2振幅値以下となる2つのオフセット値を検出する
(S6、S9)。最後に、上記2つのオフセット値の中
間値を算出すると共に、上記中間値に対応するオフセッ
ト位置をジャストフォーカス点とする(S10)。これ
により、たとえRF振幅の変化が緩やかな場合でも、上
記2点のオフセット値に基づいて、ジャストフォーカス
点を特定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD(Compact Di
sk)、CD−ROM(Read Only Memory)、DVD(Di
gital Video Disk)、DVD−ROM、LD(Laser Di
sk)、MD(MiniDisk )、PD(Phase change optica
l Disk )等の光ディスクまたは光磁気ディスクを使用
して情報の記録、再生もしくは消去を行うディスク駆動
装置に関するものであり、特に、フォーカスオフセット
およびトラックオフセットの調整を行ってフォーカスサ
ーボおよびトラックサーボを行うディスク駆動装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、上記のような光ディスクを駆動す
るディスク駆動装置では、光スポットをディスクの所定
のトラック上に的確に形成するために、フォーカスサー
ボおよびトラックサーボが行われている。
【0003】このようなフォーカスサーボおよびトラッ
クサーボは、図5に示すように、フォーカスオフセット
およびトラックオフセットを変化させて、ディスクから
読み出されるRF信号の振幅(以下、RF振幅と称す
る)が最大またはジッターが最小となるような点に対応
するオフセット値a5を検出して行われる。このような
点は、一般的にジャストフォーカス点またはジャストト
ラック点と呼ばれる。
【0004】例えば特開平8−7311号公報に開示さ
れた光ディスク装置では、RF信号の総和の振幅が最大
となるフォーカスオフセット値をフォーカスサーボ制御
部に付与することで、非点収差などが発生した場合でも
常に最適なフォーカス位置制御を行うようにしている。
【0005】ここで、従来のディスク駆動装置における
フォーカスオフセットの設定方法について、図6のフロ
ーチャートに基づいて説明する。
【0006】まず、フォーカスサーボおよびトラックサ
ーボをオンする(S61)。次に、フォーカスオフセッ
トをプラス側およびマイナス側に一定範囲内で変化させ
(S62)、それぞれのオフセット値に対応するRF振
幅値をサンプルすると共に記憶する(S63)。そし
て、一定範囲のRF振幅値をサンプルするまで、S6
2、S63の動作を繰り返す(S64)。一定範囲のR
F振幅値をサンプルすれば、サンプルしたRF振幅値が
最大となるオフセット位置をジャストフォーカス点と
し、フォーカスオフセットを設定する(S65)。
【0007】なお、トラックサーボ回路に供給されるト
ラックオフセットの設定方法についても、上記と同様で
ある。
【0008】また、例えば特開平6−243488号公
報に開示された光学的情報記録再生装置では、RF信号
を増幅する可変利得増幅器のゲインをホールドすると共
に、このホールド状態でフォーカスサーボループにオフ
セットを印加し、このオフセット量を変えながら全波整
流器の出力を取り込むことにより、フォーカスオフセッ
トを調整している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ピックアッ
プやディスクの違いにより、RF振幅およびジッターの
変化の仕方は様々である。ここで、図5で示したよう
に、RF振幅およびジッターの変化が急峻であれば、ピ
ークを探すだけでジャストフォーカス点およびジャスト
トラック点が定まる。したがって、この場合、オフセッ
ト値a5を確実に得ることができる。
【0010】しかし、図7に示すように、ピーク付近で
RF振幅、ジッターの変化がほとんど無い場合は、ジャ
ストフォーカス点およびジャストトラック点が、RF振
幅が最大またはジッターが最小となる本来の位置から端
へずれてしまうことがある。つまり、ジャストフォーカ
ス点およびジャストトラック点に対応するオフセット値
が、オフセット値a6またはa7の近傍で合ってしまう
ことがある。この場合、ジッターが悪くなり、ディスク
に対する情報の読み書きを正常に行うことができないと
いう問題が生ずる。
【0011】また、従来の装置の構成では、フォーカス
オフセットおよびトラックオフセットの調整時にフォー
カスサーボおよびトラックサーボをかけると、ディスク
の外周もしくは内周方向にピックが流れていく。この場
合、フォーカスオフセットおよびトラックオフセットが
各々のトラックで調整されることになり、測定結果がト
ラックごとに異なってしまう。その結果、適正なフォー
カス制御、トラック制御を行うことができないという問
題が生ずる。
【0012】さらにまた、多層ディスクを用いた場合に
至っては、使用するピックアップやディスクによって、
層を切り替えるごとにジャストフォーカス点やジャスト
トラック点がずれてしまう。その結果、各層に対応して
適正なフォーカス制御、トラック制御を行うことができ
ないという問題が生ずる。
【0013】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたもので、その目的は、フォーカスオフセット、ト
ラックオフセットの調整を精度良く、かつ安定して行う
ことができると共に、適正なフォーカス制御、トラック
制御を行うことができるディスク駆動装置を提供するこ
とにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るデ
ィスク駆動装置は、上記の課題を解決するために、フォ
ーカスオフセットに基づいて記録媒体に照射される光ビ
ームの焦点位置を制御するフォーカス制御部と、トラッ
クオフセットに基づいて記録媒体に照射される光ビーム
のトラック位置を制御するトラック制御部と、上記フォ
ーカス制御部および上記トラック制御部に供給するフォ
ーカスオフセットおよびトラックオフセットを調整する
オフセット調整部とを備えたディスク駆動装置であっ
て、上記オフセット調整部は、フォーカスオフセットを
変化させて、記録媒体からの再生信号の振幅の略最大値
である第1振幅値を検出すると共に、上記第1振幅値か
ら所定量以上減少した第2振幅値に対応する2つのオフ
セット値を検出し、上記2つのオフセット値の中間値を
上記フォーカス制御部に供給することを特徴としてい
る。
【0015】上記の構成によれば、フォーカス制御部に
供給されるフォーカスオフセット、およびトラック制御
部に供給されるトラックオフセットが、オフセット調整
部によって調整される。そして、供給されたフォーカス
オフセットに基づいて、光ビームの焦点位置がフォーカ
ス制御部によって制御される一方、供給されたトラック
オフセットに基づいて、光ビームのトラック位置がトラ
ック制御部によって制御される。
【0016】ここで、上記オフセット調整部によって、
記録媒体からの再生信号の振幅の略最大値である第1振
幅値から所定量以上減少した第2振幅値に対応する2つ
のオフセット値の中間値がフォーカスオフセットとして
設定されるので、例えば上記再生信号の振幅の変化が緩
やかであり、上記振幅が最大となるジャストフォーカス
点が明確に定まらない場合でも、上記ジャストフォーカ
ス点近傍の2点のオフセット値に基づいて、上記ジャス
トフォーカス点を特定することができる。
【0017】したがって、上記構成によれば、たとえ再
生信号の振幅の変化が緩やかな場合でも精度良く、かつ
安定してフォーカスオフセットを調整することができ
る。その結果、適正なフォーカス制御を行って、ディス
クに対する情報の読み書きを正常に行うことができる。
【0018】請求項2の発明に係るディスク駆動装置
は、上記の課題を解決するために、フォーカスオフセッ
トに基づいて記録媒体に照射される光ビームの焦点位置
を制御するフォーカス制御部と、トラックオフセットに
基づいて記録媒体に照射される光ビームのトラック位置
を制御するトラック制御部と、上記フォーカス制御部お
よび上記トラック制御部に供給するフォーカスオフセッ
トおよびトラックオフセットを調整するオフセット調整
部とを備えたディスク駆動装置であって、上記オフセッ
ト調整部は、フォーカスオフセットを変化させて、ジッ
ターの略最小値である第1ジッター値を検出すると共
に、上記第1ジッター値から所定量以上増加した第2ジ
ッター値に対応する2つのオフセット値を検出し、上記
2つのオフセット値の中間値を上記フォーカス制御部に
供給することを特徴としている。
【0019】上記の構成によれば、フォーカス制御部に
供給されるフォーカスオフセット、およびトラック制御
部に供給されるトラックオフセットが、オフセット調整
部によって調整される。そして、供給されたフォーカス
オフセットに基づいて、光ビームの焦点位置がフォーカ
ス制御部によって制御される一方、供給されたトラック
オフセットに基づいて、光ビームのトラック位置がトラ
ック制御部によって制御される。
【0020】ここで、上記オフセット調整部によって、
ジッターの略最小値である第1ジッター値から所定量以
上増加した第2ジッター値に対応する2つのオフセット
値の中間値がフォーカスオフセットとして設定されるの
で、例えば上記ジッターの変化が緩やかであり、上記ジ
ッターが最小となるジャストフォーカス点が明確に定ま
らない場合でも、上記ジャストフォーカス点近傍の2点
のオフセット値に基づいて、上記ジャストフォーカス点
を特定することができる。
【0021】したがって、上記構成によれば、たとえジ
ッターの変化が緩やかな場合でも精度良く、かつ安定し
てフォーカスオフセットを調整することができる。その
結果、適正なフォーカス制御を行って、ディスクに対す
る情報の読み書きを正常に行うことができる。
【0022】請求項3の発明に係るディスク駆動装置
は、上記の課題を解決するために、フォーカスオフセッ
トに基づいて記録媒体に照射される光ビームの焦点位置
を制御するフォーカス制御部と、トラックオフセットに
基づいて記録媒体に照射される光ビームのトラック位置
を制御するトラック制御部と、上記フォーカス制御部お
よび上記トラック制御部に供給するフォーカスオフセッ
トおよびトラックオフセットを調整するオフセット調整
部とを備えたディスク駆動装置であって、上記オフセッ
ト調整部は、トラックオフセットを変化させて、記録媒
体からの再生信号の振幅の略最大値である第1振幅値を
検出すると共に、上記第1振幅値から所定量以上減少し
た第2振幅値に対応する2つのオフセット値を検出し、
上記2つのオフセット値の中間値を上記トラック制御部
に供給することを特徴としている。
【0023】上記の構成によれば、フォーカス制御部に
供給されるフォーカスオフセット、およびトラック制御
部に供給されるトラックオフセットが、オフセット調整
部によって調整される。そして、供給されたフォーカス
オフセットに基づいて、光ビームの焦点位置がフォーカ
ス制御部によって制御される一方、供給されたトラック
オフセットに基づいて、光ビームのトラック位置がトラ
ック制御部によって制御される。
【0024】ここで、上記オフセット調整部によって、
記録媒体からの再生信号の振幅の略最大値である第1振
幅値から所定量以上減少した第2振幅値に対応する2つ
のオフセット値の中間値がトラックオフセットとして設
定されるので、例えば上記再生信号の振幅の変化が緩や
かであり、上記振幅が最大となるジャストトラック点が
明確に定まらない場合でも、上記ジャストトラック点近
傍の2点のオフセット値に基づいて、上記ジャストトラ
ック点を特定することができる。
【0025】したがって、上記構成によれば、たとえ再
生信号の振幅の変化が緩やかな場合でも精度良く、かつ
安定してトラックオフセットを調整することができる。
その結果、適正なトラック制御を行って、ディスクに対
する情報の読み書きを正常に行うことができる。
【0026】請求項4の発明に係るディスク駆動装置
は、上記の課題を解決するために、フォーカスオフセッ
トに基づいて記録媒体に照射される光ビームの焦点位置
を制御するフォーカス制御部と、トラックオフセットに
基づいて記録媒体に照射される光ビームのトラック位置
を制御するトラック制御部と、上記フォーカス制御部お
よび上記トラック制御部に供給するフォーカスオフセッ
トおよびトラックオフセットを調整するオフセット調整
部とを備えたディスク駆動装置であって、上記オフセッ
ト調整部は、トラックオフセットを変化させて、ジッタ
ーの略最小値である第1ジッター値を検出すると共に、
上記第1ジッター値から所定量以上増加した第2ジッタ
ー値に対応する2つのオフセット値を検出し、上記2つ
のオフセット値の中間値を上記トラック制御部に供給す
ることを特徴としている。
【0027】上記の構成によれば、フォーカス制御部に
供給されるフォーカスオフセット、およびトラック制御
部に供給されるトラックオフセットが、オフセット調整
部によって調整される。そして、供給されたフォーカス
オフセットに基づいて、光ビームの焦点位置がフォーカ
ス制御部によって制御される一方、供給されたトラック
オフセットに基づいて、光ビームのトラック位置がトラ
ック制御部によって制御される。
【0028】ここで、上記オフセット調整部によって、
ジッターの略最小値である第1ジッター値から所定量以
上増加した第2ジッター値に対応する2つのオフセット
値の中間値がトラックオフセットとして設定されるの
で、例えば上記ジッターの変化が緩やかであり、上記ジ
ッターが最小となるジャストトラック点が明確に定まら
ない場合でも、上記ジャストトラック点近傍の2点のオ
フセット値に基づいて、上記ジャストトラック点を特定
することができる。
【0029】したがって、上記構成によれば、たとえジ
ッターの変化が緩やかな場合でも精度良く、かつ安定し
てトラックオフセットを調整することができる。その結
果、適正なトラック制御を行って、ディスクに対する情
報の読み書きを正常に行うことができる。
【0030】請求項5の発明に係るディスク駆動装置
は、上記の課題を解決するために、請求項1ないし4の
いずれかの構成において、上記オフセット調整部は、記
録媒体の同一トラックから検出される再生信号の振幅ま
たはジッターに基づいて、フォーカスオフセットおよび
トラックオフセットを調整することを特徴としている。
【0031】上記の構成によれば、測定結果がばらつく
ようなことがなく、常に安定してフォーカスオフセット
およびトラックオフセットを調整することができる。
【0032】請求項6の発明に係るディスク駆動装置
は、上記の課題を解決するために、フォーカスオフセッ
トに基づいて記録媒体に照射される光ビームの焦点位置
を制御するフォーカス制御部と、トラックオフセットに
基づいて記録媒体に照射される光ビームのトラック位置
を制御するトラック制御部と、上記フォーカス制御部お
よび上記トラック制御部に供給するフォーカスオフセッ
トおよびトラックオフセットを調整するオフセット調整
部とを備えたディスク駆動装置であって、上記オフセッ
ト調整部は、記録媒体からの再生信号の振幅値をトラッ
ク所定本数分検出すると共に検出した振幅値を平均化
し、平均化した振幅値に対応したオフセット値を上記フ
ォーカス制御部および上記トラック制御部に供給するこ
とを特徴としている。
【0033】上記の構成によれば、フォーカス制御部に
供給されるフォーカスオフセット、およびトラック制御
部に供給されるトラックオフセットが、オフセット調整
部によって調整される。そして、供給されたフォーカス
オフセットに基づいて、光ビームの焦点位置がフォーカ
ス制御部によって制御される一方、供給されたトラック
オフセットに基づいて、光ビームのトラック位置がトラ
ック制御部によって制御される。
【0034】ここで、上記オフセット調整部によって、
トラック所定本数分の振幅値が平均化されるので、例え
ば記録媒体の外周もしくは内周方向にピックが流れ、ト
ラックごとに測定結果がばらついた場合でも、平均化さ
れた信頼性の高い値でもって、適正なフォーカス制御、
トラック制御を行うことができる。したがって、上記の
場合においても、ディスクに対する情報の読み書きを正
常に行うことができる。
【0035】請求項7の発明に係るディスク駆動装置
は、上記の課題を解決するために、請求項1ないし6の
いずれかの構成において、上記オフセット調整部は、上
記記録媒体が多層で構成されるとき、層ごとにフォーカ
スオフセットを設定すると共に、各層に対応したフォー
カスオフセットを上記フォーカス制御部に供給する一
方、層ごとにトラックオフセットを設定すると共に、各
層に対応したトラックオフセットを上記トラック制御部
に供給することを特徴としている。
【0036】上記の構成によれば、記録媒体が多層で構
成されるときに、層ごとに設定されたフォーカスオフセ
ットが、各層に対応してフォーカス制御部に供給され
る。また、層ごとに設定されたトラックオフセットが、
各層に対応してトラック制御部に供給される。
【0037】これにより、それぞれの層に対して精度良
く設定されたフォーカスオフセットおよびトラックオフ
セットが、層の切り替えに追従して確実にフォーカス制
御部およびトラック制御部に供給される。したがって、
層ごとに適正なフォーカス制御およびトラック制御を行
うことができる。
【0038】
【発明の実施の形態】
〔実施の形態1〕本発明の実施の一形態について図1な
いし図3に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
【0039】本実施形態におけるディスク駆動装置は、
図2に示すように、A/Dコンバータ1・2と、マイク
ロコンピュータ3と、D/Aコンバータ4・5と、フォ
ーカスサーボ回路6と、トラックサーボ回路7とを備え
ている。
【0040】A/Dコンバータ1は、記録媒体であるデ
ィスクからの再生信号であるRF信号をデジタル化して
マイクロコンピュータ3に出力する一方、A/Dコンバ
ータ2は、ジッターをデジタル化してマイクロコンピュ
ータ3に出力する。
【0041】マイクロコンピュータ3(オフセット調整
部)は、D/Aコンバータ4・5を介してフォーカスサ
ーボ回路6、トラックサーボ回路7に供給するフォーカ
スオフセット、トラックオフセットを次の方法で調整
し、それぞれのオフセットをフォーカスサーボ回路6、
トラックサーボ回路7に供給する。
【0042】すなわち、マイクロコンピュータ3は、フ
ォーカスオフセットまたはトラックオフセットを変化さ
せて、図3に示すように、ディスクからのRF信号の振
幅(以下、RF振幅と称する)の略最大値であるRF振
幅値b1(第1振幅値)を検出すると共に、上記RF振
幅値b1から所定量以上減少したRF振幅値b2(第2
振幅値)に対応する2つのオフセット値a2、a3を検
出し、上記2つのオフセット値a2、a3の中間値をフ
ォーカスサーボ回路6またはトラックサーボ回路7に供
給する。
【0043】D/Aコンバータ4は、マイクロコンピュ
ータ3から出力されるフォーカスオフセットをアナログ
に変換してフォーカスサーボ回路6に供給する。一方、
D/Aコンバータ5は、マイクロコンピュータ3から出
力されるトラックオフセットをアナログに変換してトラ
ックサーボ回路7に供給する。
【0044】フォーカスサーボ回路6(フォーカス制御
部)は、マイクロコンピュータ3から供給されるフォー
カスオフセットに基づいて、ディスクに照射される光ビ
ームの焦点位置を制御する。また、トラックサーボ回路
7(トラック制御部)は、マイクロコンピュータ3から
供給されるトラックオフセットに基づいて、ディスクに
照射される光ビームのトラック位置を制御する。
【0045】次に、上記ディスク駆動装置におけるフォ
ーカスオフセットの調整動作について、図1ないし図3
に基づいて説明する。
【0046】まず、フォーカスサーボおよびトラックサ
ーボをオンする(S1)。次に、マイクロコンピュータ
3は、D/Aコンバータ4を介してフォーカスオフセッ
トをプラス側およびマイナス側に変化させると共に、デ
ィスクの同一トラックから検出されるRF振幅をA/D
コンバータ1を介してサンプルし、RF振幅が最大にな
るおおよそのオフセット値a1を求める(S2)。
【0047】続いて、最大のRF振幅値b1の90%の
値に相当するRF振幅値b2を目標値に設定する(S
3)。なお、RF振幅値b2はRF振幅値b1に比べ所
定量以下であればよく、RF振幅値b1の90%の値に
限定されるわけではない。そして、オフセット値a1か
らマイナス方向にフォーカスオフセットを徐々に変化さ
せて、その都度RF振幅値を検出する(S4)。その
後、検出したRF振幅値が目標値であるRF振幅値b2
以下であるか否かを判断する(S5)。
【0048】S5での判断結果がYESのときは、RF
振幅値がRF振幅値b2以下となるオフセット値a2を
OFFSET1とする(S6)。一方、S5での判断結
果がNOのときは、RF振幅値がRF振幅値b2以下と
なるオフセット値a2を検出するまで、S4、S5の動
作が繰り返される。
【0049】S6にて、OFFSET1が設定される
と、今度は、オフセット値a1からプラス方向にフォー
カスオフセットを徐々に変化させて、その都度RF振幅
値を検出する(S7)。その後、検出したRF振幅値が
目標値であるRF振幅値b2以下であるかを判断する
(S8)。
【0050】S8での判断結果がYESのときは、RF
振幅値がRF振幅値b2以下となるオフセット値a3を
OFFSET2とする(S9)。一方、S8での判断結
果がNOのときは、RF振幅値がRF振幅値b2以下と
なるオフセット値a3を検出するまで、S7、S8の動
作が繰り返される。
【0051】最後に、OFFSET1とOFFSET2
との中間値を算出すると共に、上記中間値に対応するオ
フセット位置をジャストフォーカス点とする(S1
0)。つまり、上記の中間値が、フォーカスサーボ回路
6に供給されるフォーカスオフセットとなる。
【0052】このように、マイクロコンピュータ3によ
って、RF振幅の略最大値であるRF振幅値b1から所
定量以上減少したRF振幅値b2に対応する2つのオフ
セット値a2、a3の中間値がフォーカスオフセットと
して設定されるので、例えば上記RF振幅の変化が緩や
かであり、上記振幅が最大となるジャストフォーカス点
が明確に定まらない場合でも、上記ジャストフォーカス
点近傍の2点のオフセット値a2、a3に基づいて、上
記ジャストフォーカス点を特定することができる。
【0053】したがって、本実施形態の装置の構成によ
れば、たとえRF振幅の変化が緩やかな場合でも精度良
く、かつ安定してフォーカスオフセットを調整すること
ができる。その結果、適正なフォーカス制御を行って、
ディスクに対する情報の読み書きを正常に行うことがで
きる。
【0054】また、上記の構成によれば、ディスクの同
一トラックから検出されるRF信号の振幅に基づいて、
フォーカスオフセットの調整を行っているので、測定結
果がばらつくようなことがなく、常に安定してフォーカ
スオフセットを調整することができる。
【0055】なお、RF振幅を用いずにジッターを用い
てフォーカスオフセットを調整する場合には、マイクロ
コンピュータ3は、フォーカスオフセットを変化させ
て、ジッターの略最小値である第1ジッター値を検出す
ると共に、上記第1ジッター値から所定量以上増加した
第2ジッター値に対応する2つのオフセット値を検出
し、上記2つのオフセット値の中間値をフォーカスサー
ボ回路6に供給する動作を行う。したがって、ジッター
を用いた場合でも、上記の動作によってジャストフォー
カス点を特定することができ、上記と同様の効果を得る
ことができる。
【0056】なお、本実施形態では、フォーカスオフセ
ットの調整について主に説明したが、トラックオフセッ
トの調整についても、本実施形態と同様の方法によって
RF振幅またはジッターを用いて行うことができる。
【0057】〔実施の形態2〕本発明の実施の他の形態
について図2および図4に基づいて説明すれば、以下の
とおりである。なお、本実施形態におけるディスク装置
の構成は、先述の実施の形態1と全く同様である。した
がって、説明の便宜上、実施の形態1で用いた部材と同
一の機能を有する部材には同一の部材番号を付記し、そ
の説明を省略する。
【0058】本実施形態では、マイクロコンピュータ3
は、ディスクからのRF信号の振幅値をトラック所定本
数分検出すると共に検出した振幅値を平均化し、平均化
した振幅値に対応したオフセット値をフォーカスサーボ
回路6およびトラックサーボ回路7に供給する動作を行
う。
【0059】ここで、本実施形態のディスク装置におけ
る、フォーカスオフセットおよびトラックオフセットの
調整動作について、図4に基づいて以下に説明する。
【0060】まず、マイクロコンピュータ3は、A/D
コンバータ1を介してRF振幅をトラック1周分サンプ
ルし(S21、S22)、サンプルしたRF振幅値(測
定値)を格納する(S23)。
【0061】続いて、S21〜S23の動作をトラック
10本分繰り返し(S24)、各トラックごとに得られ
た測定結果の平均値を求める(S25)。なお、このト
ラックの本数は特に限定されるものではない。その後、
平均化した振幅値に対応したオフセット値をフォーカス
サーボ回路6およびトラックサーボ回路7に供給すると
共に、トラック10本分のトラックジャンプを行って測
定開始時のトラックに戻り、次のサンプルに備える(S
26)。
【0062】このように、マイクロコンピュータ3によ
って、トラック所定本数分の振幅値が平均化されるの
で、例えばディスクの外周もしくは内周方向にピックが
流れ、トラックごとに測定結果がばらついた場合でも、
平均化された信頼性の高い値でもって、適正なフォーカ
ス制御、トラック制御を行うことができる。したがっ
て、その結果、上記の場合においても、ディスクに対す
る情報の読み書きを正常に行うことができる。
【0063】なお、マイクロコンピュータ3は、上記デ
ィスクが多層で構成されるとき、装置の立ち上げ時に、
本実施形態または実施の形態1で示した方法によって、
層ごとにフォーカスオフセットを設定すると共に、層の
切り替え時に各層に対応したフォーカスオフセットをフ
ォーカスサーボ回路6に供給する一方、層ごとにトラッ
クオフセットを設定すると共に、層の切り替え時に各層
に対応したトラックオフセットをトラックサーボ回路7
に供給するようになっている。
【0064】これにより、それぞれの層に対して精度良
く設定されたフォーカスオフセットおよびトラックオフ
セットが、層の切り替えに追従して確実にフォーカスサ
ーボ回路6およびトラックサーボ回路7に供給される。
したがって、層ごとに適正なフォーカス制御およびトラ
ック制御を行うことができる。
【0065】
【発明の効果】請求項1の発明に係るディスク駆動装置
は、以上のように、オフセット調整部は、フォーカスオ
フセットを変化させて、記録媒体からの再生信号の振幅
の略最大値である第1振幅値を検出すると共に、上記第
1振幅値から所定量以上減少した第2振幅値に対応する
2つのオフセット値を検出し、上記2つのオフセット値
の中間値をフォーカス制御部に供給する構成である。
【0066】それゆえ、たとえ再生信号の振幅の変化が
緩やかな場合でも、上記2点のオフセット値に基づい
て、ジャストフォーカス点を特定することができる。し
たがって、上記構成によれば、常にフォーカスオフセッ
トを精度良く、かつ安定して調整することができるとい
う効果を奏する。また、その結果、適正なフォーカス制
御を行って、ディスクに対する情報の読み書きを正常に
行うことができるという効果を併せて奏する。
【0067】請求項2の発明に係るディスク駆動装置
は、以上のように、オフセット調整部は、フォーカスオ
フセットを変化させて、ジッターの略最小値である第1
ジッター値を検出すると共に、上記第1ジッター値から
所定量以上増加した第2ジッター値に対応する2つのオ
フセット値を検出し、上記2つのオフセット値の中間値
をフォーカス制御部に供給する構成である。
【0068】それゆえ、たとえジッターの変化が緩やか
な場合でも、上記2点のオフセット値に基づいて、ジャ
ストフォーカス点を特定することができる。したがっ
て、上記構成によれば、常にフォーカスオフセットを精
度良く、かつ安定して調整することができるという効果
を奏する。また、その結果、適正なフォーカス制御を行
って、ディスクに対する情報の読み書きを正常に行うこ
とができるという効果を併せて奏する。
【0069】請求項3の発明に係るディスク駆動装置
は、以上のように、オフセット調整部は、トラックオフ
セットを変化させて、記録媒体からの再生信号の振幅の
略最大値である第1振幅値を検出すると共に、上記第1
振幅値から所定量以上減少した第2振幅値に対応する2
つのオフセット値を検出し、上記2つのオフセット値の
中間値をトラック制御部に供給する構成である。
【0070】それゆえ、たとえ再生信号の振幅の変化が
緩やかな場合でも、上記2点のオフセット値に基づい
て、ジャストトラック点を特定することができる。した
がって、上記構成によれば、常にトラックオフセットを
精度良く、かつ安定して調整することができるという効
果を奏する。また、その結果、適正なトラック制御を行
って、ディスクに対する情報の読み書きを正常に行うこ
とができるという効果を併せて奏する。
【0071】請求項4の発明に係るディスク駆動装置
は、以上のように、オフセット調整部は、トラックオフ
セットを変化させて、ジッターの略最小値である第1ジ
ッター値を検出すると共に、上記第1ジッター値から所
定量以上増加した第2ジッター値に対応する2つのオフ
セット値を検出し、上記2つのオフセット値の中間値を
トラック制御部に供給する構成である。
【0072】それゆえ、たとえジッターの変化が緩やか
な場合でも、上記2点のオフセット値に基づいて、ジャ
ストトラック点を特定することができる。したがって、
上記構成によれば、常にトラックオフセットを精度良
く、かつ安定して調整することができるという効果を奏
する。また、その結果、適正なトラック制御を行って、
ディスクに対する情報の読み書きを正常に行うことがで
きるという効果を併せて奏する。
【0073】請求項5の発明に係るディスク駆動装置
は、以上のように、請求項1ないし4のいずれかの構成
において、オフセット調整部は、記録媒体の同一トラッ
クから検出される再生信号の振幅またはジッターに基づ
いて、フォーカスオフセットおよびトラックオフセット
を調整する構成である。
【0074】それゆえ、測定結果がばらつくようなこと
がなく、常に安定してフォーカスオフセットおよびトラ
ックオフセットを調整することができるという効果を奏
する。
【0075】請求項6の発明に係るディスク駆動装置
は、以上のように、オフセット調整部は、記録媒体から
の再生信号の振幅値をトラック所定本数分検出すると共
に検出した振幅値を平均化し、平均化した振幅値に対応
したオフセット値をフォーカス制御部およびトラック制
御部に供給する構成である。
【0076】それゆえ、たとえ記録媒体の外周もしくは
内周方向にピックが流れ、トラックごとに測定結果がば
らついても、平均化された信頼性の高い値でもって、適
正なフォーカス制御、トラック制御を行うことができ
る。したがって、上記の場合においても、ディスクに対
する情報の読み書きを正常に行うことができるという効
果を奏する。
【0077】請求項7の発明に係るディスク駆動装置
は、以上のように、請求項1ないし6のいずれかの構成
において、オフセット調整部は、記録媒体が多層で構成
されるとき、層ごとにフォーカスオフセットを設定する
と共に、各層に対応したフォーカスオフセットをフォー
カス制御部に供給する一方、層ごとにトラックオフセッ
トを設定すると共に、各層に対応したトラックオフセッ
トをトラック制御部に供給する構成である。
【0078】それゆえ、記録媒体のそれぞれの層に対し
て精度良く設定されたフォーカスオフセットおよびトラ
ックオフセットが、層の切り替えに追従して確実にフォ
ーカス制御部およびトラック制御部に供給される。した
がって、層ごとに適正なフォーカス制御およびトラック
制御を行うことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスク駆動装置において、RF
振幅を測定してフォーカスオフセットを設定する動作の
流れを示すフローチャートである。
【図2】上記ディスク駆動装置の概略の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】フォーカスオフセットの設定動作を図式的に説
明するためのRF振幅のグラフである。
【図4】RF振幅を測定してトラックオフセットを設定
する動作の流れを示すフローチャートである。
【図5】オフセット値の変化に対するRF振幅、ジッタ
ーの変化が急峻な場合のRF振幅、ジッターのグラフで
ある。
【図6】RF振幅を測定してフォーカスオフセットを設
定する従来の動作の流れを示すフローチャートである。
【図7】オフセット値の変化に対するRF振幅、ジッタ
ーの変化が緩やかな場合のRF振幅、ジッターのグラフ
である。
【符号の説明】
3 マイクロコンピュータ(オフセット調整部) 6 フォーカスサーボ回路(フォーカス制御部) 7 トラックサーボ回路(トラック制御部) a1 オフセット値 a2 オフセット値 a3 オフセット値 b1 RF振幅値(第1振幅値) b2 RF振幅値(第2振幅値)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フォーカスオフセットに基づいて記録媒体
    に照射される光ビームの焦点位置を制御するフォーカス
    制御部と、 トラックオフセットに基づいて記録媒体に照射される光
    ビームのトラック位置を制御するトラック制御部と、 上記フォーカス制御部および上記トラック制御部に供給
    するフォーカスオフセットおよびトラックオフセットを
    調整するオフセット調整部とを備えたディスク駆動装置
    であって、 上記オフセット調整部は、フォーカスオフセットを変化
    させて、記録媒体からの再生信号の振幅の略最大値であ
    る第1振幅値を検出すると共に、上記第1振幅値から所
    定量以上減少した第2振幅値に対応する2つのオフセッ
    ト値を検出し、上記2つのオフセット値の中間値を上記
    フォーカス制御部に供給することを特徴とするディスク
    駆動装置。
  2. 【請求項2】フォーカスオフセットに基づいて記録媒体
    に照射される光ビームの焦点位置を制御するフォーカス
    制御部と、 トラックオフセットに基づいて記録媒体に照射される光
    ビームのトラック位置を制御するトラック制御部と、 上記フォーカス制御部および上記トラック制御部に供給
    するフォーカスオフセットおよびトラックオフセットを
    調整するオフセット調整部とを備えたディスク駆動装置
    であって、 上記オフセット調整部は、フォーカスオフセットを変化
    させて、ジッターの略最小値である第1ジッター値を検
    出すると共に、上記第1ジッター値から所定量以上増加
    した第2ジッター値に対応する2つのオフセット値を検
    出し、上記2つのオフセット値の中間値を上記フォーカ
    ス制御部に供給することを特徴とするディスク駆動装
    置。
  3. 【請求項3】フォーカスオフセットに基づいて記録媒体
    に照射される光ビームの焦点位置を制御するフォーカス
    制御部と、 トラックオフセットに基づいて記録媒体に照射される光
    ビームのトラック位置を制御するトラック制御部と、 上記フォーカス制御部および上記トラック制御部に供給
    するフォーカスオフセットおよびトラックオフセットを
    調整するオフセット調整部とを備えたディスク駆動装置
    であって、 上記オフセット調整部は、トラックオフセットを変化さ
    せて、記録媒体からの再生信号の振幅の略最大値である
    第1振幅値を検出すると共に、上記第1振幅値から所定
    量以上減少した第2振幅値に対応する2つのオフセット
    値を検出し、上記2つのオフセット値の中間値を上記ト
    ラック制御部に供給することを特徴とするディスク駆動
    装置。
  4. 【請求項4】フォーカスオフセットに基づいて記録媒体
    に照射される光ビームの焦点位置を制御するフォーカス
    制御部と、 トラックオフセットに基づいて記録媒体に照射される光
    ビームのトラック位置を制御するトラック制御部と、 上記フォーカス制御部および上記トラック制御部に供給
    するフォーカスオフセットおよびトラックオフセットを
    調整するオフセット調整部とを備えたディスク駆動装置
    であって、 上記オフセット調整部は、トラックオフセットを変化さ
    せて、ジッターの略最小値である第1ジッター値を検出
    すると共に、上記第1ジッター値から所定量以上増加し
    た第2ジッター値に対応する2つのオフセット値を検出
    し、上記2つのオフセット値の中間値を上記トラック制
    御部に供給することを特徴とするディスク駆動装置。
  5. 【請求項5】上記オフセット調整部は、記録媒体の同一
    トラックから検出される再生信号の振幅またはジッター
    に基づいて、フォーカスオフセットおよびトラックオフ
    セットを調整することを特徴とする請求項1ないし4の
    いずれかに記載のディスク駆動装置。
  6. 【請求項6】フォーカスオフセットに基づいて記録媒体
    に照射される光ビームの焦点位置を制御するフォーカス
    制御部と、 トラックオフセットに基づいて記録媒体に照射される光
    ビームのトラック位置を制御するトラック制御部と、 上記フォーカス制御部および上記トラック制御部に供給
    するフォーカスオフセットおよびトラックオフセットを
    調整するオフセット調整部とを備えたディスク駆動装置
    であって、 上記オフセット調整部は、記録媒体からの再生信号の振
    幅値をトラック所定本数分検出すると共に検出した振幅
    値を平均化し、平均化した振幅値に対応したオフセット
    値を上記フォーカス制御部および上記トラック制御部に
    供給することを特徴とするディスク駆動装置。
  7. 【請求項7】上記オフセット調整部は、上記記録媒体が
    多層で構成されるとき、層ごとにフォーカスオフセット
    を設定すると共に、各層に対応したフォーカスオフセッ
    トを上記フォーカス制御部に供給する一方、層ごとにト
    ラックオフセットを設定すると共に、各層に対応したト
    ラックオフセットを上記トラック制御部に供給すること
    を特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のディ
    スク駆動装置。
JP2158897A 1997-02-04 1997-02-04 ディスク駆動装置 Pending JPH10222854A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100604883B1 (ko) 2003-07-30 2006-07-31 삼성전자주식회사 광 디스크 기록 장치 및 광 디스크 기록 장치에서의기록시의 포커스/트래킹 오프셋의 보정 방법
US7327643B2 (en) 2002-02-04 2008-02-05 Nec Corporation Radial tilt compensating optical disk apparatus using tracking control loop gain

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