JPH10222320A - 印刷制御装置および印刷制御装置の印刷制御方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

印刷制御装置および印刷制御装置の印刷制御方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体

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JPH10222320A
JPH10222320A JP9020257A JP2025797A JPH10222320A JP H10222320 A JPH10222320 A JP H10222320A JP 9020257 A JP9020257 A JP 9020257A JP 2025797 A JP2025797 A JP 2025797A JP H10222320 A JPH10222320 A JP H10222320A
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JP9020257A
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Norio Shimura
典男 志村
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷情報を受信すべき適切なインタフェース
手段を最適なタイミングで自在に切換えることである。 【解決手段】 CPU101が、所定の通信媒体を介し
て上位装置からの印刷情報を共有バッファを介して受信
するための複数のインタフェース手段中のいずれか1つ
のインタフェースが前記印刷情報を受信可能とし、残る
他のインタフェースが前記印刷情報を受信不能な第1の
状態に遷移させ、前記印刷情報を受信可能なインタフェ
ースによる前記印刷情報の受信状態に基づいて全てのイ
ンタフェースが前記印刷情報を受信可能な第2の状態に
遷移させる構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のインタフェ
ースのいずれかを選択して受信した印刷情報を処理する
印刷制御装置および印刷制御装置の印刷制御方法および
コンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記
憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の印刷装置には、インタフ
ェースを1つしか持たないものが多く、同じインタフェ
ースを有する印字データ出力機器のデータ以外は印字す
ることができない。
【0003】これに対し、複数のインタフェースを有す
る印刷装置も存在し、複数種の印字データを印字するこ
とが可能となっている。この場合、コンピュータから印
字装置への印字データ出力に使用するインタフェース、
例えばセントロニクス,SCSI,RS232C,ロー
カルトーク(商品名)等に代表されるように様々なタイ
プのものが存在する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記複数のイ
ンタフェースを有する印刷装置には、以下に示す問題点
があった。
【0005】まず、複数のインタフェースの選択につい
て、ユーティリティやディップスイッチ等でユーザがあ
らかじめいずれかのインタフェースを選択しておく必要
があるため、あるインタフェースが選択された状態で他
のインタフェースから印字させることはできない等の制
限があった。
【0006】また、他のインタフェースで印字させる場
合、ユーティリティやディップスイッチ等で選択し直さ
なければならない等のように操作性が悪かった。
【0007】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、本発明に係る第1の発明〜第17の発
明の目的は、複数のインタフェース手段のいずれのイン
タフェース手段からも印刷情報を受信可能な状態を確保
しながら、それぞれのインタフェース手段が印刷情報を
競合して受信してしまうような事態を回避するようにイ
ンタフェースの切換えを制御することにより、印刷情報
を受信すべき適切なインタフェース手段を最適なタイミ
ングで自在に切換えることができる印刷制御装置および
印刷制御装置の印刷制御方法およびコンピュータが読み
出し可能なプログラムを格納した記憶媒体を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、所定の通信媒体を介して上位装置からの印刷情報を
共有バッファを介して受信するための複数のインタフェ
ース手段と、いずれか1つのインタフェース手段が前記
印刷情報を受信可能とし、残る他のインタフェース手段
が前記印刷情報を受信不能な第1の状態に遷移させ、前
記印刷情報を受信可能なインタフェース手段による前記
印刷情報の受信状態に基づいて全てのインタフェース手
段が前記印刷情報を受信可能な第2の状態に遷移させる
制御手段とを有するものである。
【0009】本発明に係る第2の発明は、前記印刷情報
を受信したインタフェース手段が前記印刷情報を受信し
ていない状態の経過時間を計時する第1の計時手段を有
し、前記制御手段は前記第1の計時手段の計時時間が所
定時間に到達した時点で全てのインタフェース手段が前
記印刷情報を受信可能な第2の状態に遷移させるもので
ある。
【0010】本発明に係る第3の発明は、所定の通信媒
体を介して上位装置からの印刷情報を共有バッファを介
して受信するための複数のインタフェース手段と、いず
れか1つのインタフェース手段が前記印刷情報を受信可
能とし、残る他のインタフェース手段が前記印刷情報を
受信不能な第1の状態に遷移させ、前記印刷情報を受信
可能なインタフェース手段による前記印刷情報のデータ
処理状態に基づいて全てのインタフェース手段が前記印
刷情報を受信可能な第2の状態に遷移させる制御手段と
を有するものである。
【0011】本発明に係る第4の発明は、前記印刷情報
を受信可能なインタフェース手段による前記印刷情報の
データ処理終了済み状態の経過時間を計時する第2の計
時手段を有し、前記制御手段は前記第2の計時手段の計
時時間が所定時間に到達した時点で全てのインタフェー
ス手段が前記印刷情報を受信可能な第2の状態に遷移さ
せるものである。
【0012】本発明に係る第5の発明は、前記印刷情報
の受信毎に、使用したインタフェース手段先を識別する
ためのインタフェース情報を保持する保持手段を有し、
前記制御手段は、いずれか1つのインタフェース手段が
前記印刷情報を受信可能とし、残る他のインタフェース
手段が前記印刷情報を受信不能な第1の状態に遷移させ
た後、前記保持手段に保持されているインタフェース情
報に基づくインタフェース手段と前記印刷情報を受信し
ているインタフェース手段とが一致するかどうかを判別
して、該判別結果に基づいて受信データの解析処理状態
またはインタフェース情報の切換えを伴う前記受信デー
タの解析処理状態に遷移させるものである。
【0013】本発明に係る第6の発明は、前記所定時間
は、任意に設定可能とするものである。
【0014】本発明に係る第7の発明は、いずれか1つ
のインタフェース手段が前記印刷情報を受信可能とし、
残る他のインタフェース手段が前記印刷情報を受信不能
な第1の状態に遷移させ、前記印刷情報を受信可能なイ
ンタフェース手段による前記印刷情報の受信状態に基づ
いて全てのインタフェース手段が前記印刷情報を受信可
能な第2の状態に遷移させる第1のインタフェースモー
ドと、いずれか1つのインタフェース手段を前記印刷情
報の受信先に固定させる第2のインタフェースモードと
を有し、前記第1または第2のインタフェースモードを
選択する選択手段を有するものである。
【0015】本発明に係る第8の発明は、所定の機能処
理を実行させるための指示状態を監視して、前記経過時
間をリセットし、再計時を開始するものである。
【0016】本発明に係る第9の発明は、前記制御手段
は、前記上位装置からの所定コマンド受信状態に基づい
て全てのインタフェース手段が前記印刷情報を受信可能
な第2の状態に遷移させるものである。
【0017】本発明に係る第10の発明は、所定の通信
媒体を介して上位装置からの印刷情報を共有バッファを
介して受信するための複数のインタフェース手段を有す
る印刷制御装置の印刷制御方法であって、いずれか1つ
のインタフェース手段が前記印刷情報を受信可能とし、
残る他のインタフェース手段が前記印刷情報を受信不能
な第1の状態に遷移させる第1の工程と、前記印刷情報
を受信可能なインタフェース手段による前記印刷情報の
受信状態に基づいて全てのインタフェース手段が前記印
刷情報を受信可能な第2の状態に遷移させる第2の工程
とを有するものである。
【0018】本発明に係る第11の発明は、前記印刷情
報を受信したインタフェース手段が前記印刷情報を受信
していない状態の経過時間を計時する第1の計時工程を
有し、該計時時間が所定時間に到達した時点で、前記第
2の工程は全てのインタフェース手段が前記印刷情報を
受信可能な第2の状態に遷移させるものである。
【0019】本発明に係る第12の発明は、所定の通信
媒体を介して上位装置からの印刷情報を共有バッファを
介して受信するための複数のインタフェース手段を有す
る印刷装置を制御するコンピュータが読み出し可能なプ
ログラムを格納した記憶媒体であって、いずれか1つの
インタフェース手段が前記印刷情報を受信可能とし、残
る他のインタフェース手段が前記印刷情報を受信不能な
第1の状態に遷移させる第1の工程と、前記印刷情報を
受信可能なインタフェース手段による前記印刷情報の受
信状態に基づいて全てのインタフェース手段が前記印刷
情報を受信可能な第2の状態に遷移させる第2の工程と
を含むコンピュータが読み出し可能なプログラムを記憶
媒体に格納したものである。
【0020】本発明に係る第13の発明は、前記印刷情
報を受信したインタフェース手段が前記印刷情報を受信
していない状態の経過時間を計時する第1の計時工程を
有するコンピュータが読み出し可能なプログラムを記憶
媒体に格納したものである。
【0021】本発明に係る第14の発明は、所定の通信
媒体を介して上位装置からの印刷情報を共有バッファを
介して受信するための複数のインタフェース手段を有す
る印刷制御装置の印刷制御方法であって、いずれか1つ
のインタフェース手段が前記印刷情報を受信可能とし、
残る他のインタフェース手段が前記印刷情報を受信不能
な第1の状態に遷移させる第1の工程と、前記印刷情報
を受信可能なインタフェース手段による前記印刷情報の
データ処理状態に基づいて全てのインタフェース手段が
前記印刷情報を受信可能な第2の状態に遷移させる第2
の工程とを有するものである。
【0022】本発明に係る第15の発明は、前記印刷情
報を受信可能なインタフェース手段による前記印刷情報
のデータ処理終了済み状態の経過時間を計時する第2の
計時工程を有し、前記第2の計時工程の計時時間が所定
時間に到達した時点で、第2の工程は全てのインタフェ
ース手段が前記印刷情報を受信可能な第2の状態に遷移
させるものである。
【0023】本発明に係る第16の発明は、所定の通信
媒体を介して上位装置からの印刷情報を共有バッファを
介して受信するための複数のインタフェース手段を有す
る印刷装置を制御するコンピュータが読み出し可能なプ
ログラムを格納した記憶媒体であって、いずれか1つの
インタフェース手段が前記印刷情報を受信可能とし、残
る他のインタフェース手段が前記印刷情報を受信不能な
第1の状態に遷移させる第1の工程と、前記印刷情報を
受信可能なインタフェース手段による前記印刷情報のデ
ータ処理状態に基づいて全てのインタフェース手段が前
記印刷情報を受信可能な第2の状態に遷移させる第2の
工程とを含むコンピュータが読み出し可能なプログラム
を記憶媒体に格納したものである。
【0024】本発明に係る第17の発明は、前記印刷情
報を受信可能なインタフェース手段による前記印刷情報
のデータ処理終了済み状態の経過時間を計時する第2の
計時工程を有し、前記第2の計時工程の計時時間が所定
時間に到達した時点で、第2の工程は全てのインタフェ
ース手段が前記印刷情報を受信可能な第2の状態に遷移
させるコンピュータが読み出し可能なプログラムを記憶
媒体に格納したものである。
【0025】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕図1は、本発明の第1実施形態を示す
印刷制御装置を適用可能な印刷装置の構成を説明するブ
ロック図である。
【0026】図において、101はCPUで、プリンタ
装置の印字データの生成,コマンドの解析,パネル等か
らの入力による各種設定を行うための演算装置である。
102はROMで、プリンタの制御プログラムが格納さ
れ、CPU101により読み出され実行される。
【0027】103はRAMで、印字データを生成する
ためのワークバッファとして利用されるとともに、各種
設定情報を一時的に保管し必要によって印字データの加
工に利用される。また、インタフェース104a,10
4bから入力されたデータ及びコマンドを一時的に格納
する受信バッファとしても利用される。
【0028】インタフェース104a,104bは不図
示のホストに接続されデータ及びコマンドを入力するた
めのものである。本実施形態のプリンタでは、一方のイ
ンタフェースが使われているときは他方のインタフェー
スを使用禁止状態に設定する構成をとっている。
【0029】105は電気的に書き換え可能なEEPR
OMで、フォントの種類,印刷用紙の種別等のプリンタ
の設定状態を保管している。106はモータコントロー
ラで、本実施形態のプリンタにおいては主走査方向に印
字ヘッドを搭載したキャリッジユニットを走査させ、一
回又は複数回の主走査後、紙を送り更に印字を継続する
ことにより用紙一枚の印刷を完成させるため、主走査方
向の移動を行うキャリッジモータコントローラと紙の前
進,後退を行うラインフィードモータコントローラの2
つの制御を行うものである。
【0030】107は印字ヘッドコントローラで、本実
施形態のプリンタがインクジェット方式にて印刷を行う
印字装置であるため、印字ヘッドに印刷するデータを転
送する機能と印字ヘッドからインクを吐出するための制
御を行う機能を有している。108はCGROMで、日
本語及び各国の文字を印字データとして展開可能なイメ
ージデータとして格納している。
【0031】以下、本実施形態と第1,第2の発明の各
手段との対応及びその作用について図1等を参照して説
明する。
【0032】第1の発明は、所定の通信媒体を介して上
位装置(図示しないホストコンピュータ)からの印刷情
報を共有バッファ(RAM103上に確保される)を介
して受信するための複数のインタフェース手段(インタ
フェース104a,104b)と、いずれか1つのイン
タフェース手段が前記印刷情報を受信可能とし、残る他
のインタフェース手段が前記印刷情報を受信不能な第1
の状態に遷移させ、前記印刷情報を受信可能なインタフ
ェース手段による前記印刷情報の受信状態に基づいて全
てのインタフェース手段が前記印刷情報を受信可能な第
2の状態に遷移させる制御手段(CPU101がROM
102に記憶された制御プログラムを実行して制御す
る)とを有し、CPU101が、所定の通信媒体を介し
て上位装置からの印刷情報を共有バッファを介して受信
するための複数のインタフェース手段中のいずれか1つ
のインタフェースが前記印刷情報を受信可能とし、残る
他のインタフェースが前記印刷情報を受信不能な第1の
状態に遷移させ、前記印刷情報を受信可能なインタフェ
ースによる前記印刷情報の受信状態に基づいて全てのイ
ンタフェースが前記印刷情報を受信可能な第2の状態に
遷移させるので、複数のインタフェース中のいずれか1
つのインタフェースの排他的使用状態と、全てのインタ
フェース手段が印刷情報を受信可能な中立的使用状態と
を印刷情報の受信状態に応じて自動的に切換えることが
でき、ユーザによるインタフェース切換え指示操作負担
を大幅に軽減することができる。
【0033】第2の発明は、前記印刷情報を受信したイ
ンタフェース手段が前記印刷情報を受信していない状態
の経過時間を計時する第1の計時手段(CPU101の
内部タイマによる)を有し、CPU101が該計時時間
が所定時間に到達した時点で全てのインタフェース手段
が前記印刷情報を受信可能な第2の状態に遷移させるの
で、複数のインタフェース手段中のいずれか1つのイン
タフェース手段の排他的使用状態と、全てのインタフェ
ース手段が印刷情報を受信可能な中立的使用状態とを適
切なタイミングで自動的に切換えることができる。
【0034】以下、図2に示すフローチャートを参照し
ながら、本発明に係る印刷制御方法について説明する。
【0035】図2は、本発明に係る印刷制御装置のデー
タ処理手順の一例を示すフローチャートであり、自動イ
ンタフェース切り換え処理に対応する。なお、(1)〜
(7)は各ステップを示す。
【0036】本実施形態のプリンタでは、インタフェー
スの使用状態により、インタフェース使用状態(第1の
状態)と、全インタフェース受信可能状態(第2の状
態)とに分けられ、全インタフェース受信可能状態で
は、前回使用したインタフェースが保持される。
【0037】まず、電源ON後のようなプリンタ未使用
状態では、インタフェース104a,104bとも受信
可能にし(1)、図示しない各ホストからのデータの受
信を待つ(2)、第2の状態に遷移する。ここで、例え
ばインタフェース104aと通信可能なホストからデー
タを受信したとして、以下動作を説明する。
【0038】ステップ(2)において、インタフェース
104aからデータを受信すると、他方のインタフェー
ス(インタフェース104b)の受信を禁止する(イン
タフェース104a使用状態(第1の状態))。
【0039】次に、今回データを受信したインタフェー
スと前回使用したインタフェースが同じであるか比較判
定する(3)。今回は、電源ON後のようなプリンタ未
使用状態からのデータ受信であるため、前回使用インタ
フェースをデフォルトインタフェースとした例を述べ
る。
【0040】デフォルトインタフェースとしてインタフ
ェース104aが設定されている場合は、前回使用イン
タフェースと受信インタフェースが同じであるため、直
ちに受信データの解析処理,印字処理を行う(4)。
【0041】また、デフォルトインタフェースとしてイ
ンタフェース104bが設定されている場合は、インタ
フェース切り換え処理を行い(7)、その後、受信デー
タの解析処理,印字処理を開始する(4)。なお、イン
タフェース切り換え処理については後述する。また、デ
フォルトインタフェースについては、固定値として決め
られているものでもよいし、ユーザがユーティリティ等
により設定可能なものでもよいし、また、前回電源OF
F前の最後に使用したインタフェースをEEPROM1
05に保存し用いてもよい。また、他の例としては、デ
フォルトインタフェースを設定せずに、電源ON後から
始めての受信の場合は必ずインタフェース切り換え処理
を行うようにすることも可能である。
【0042】次に、いずれかのインタフェースが受信し
たデータの解析処理,印字データ生成処理を引き続きデ
ータの受信しなくなるまで繰り返し(5)、データの受
信がなくなると、タイムアウトタイマ(CPU101の
内部タイマによる)のカウントを開始し(6)、タイム
アウトカウント中にデータを受信した場合は、タイムア
ウトタイマをクリアし、ステップ(4)で受信したデー
タの解析処理,印字データ生成処理を再開する。
【0043】一方、ステップ(6)で、タイムアウトタ
イマのカウント値がある一定値(例えば10秒)を超え
ると、つまり、ある一定時間(例えば10秒間(任意の
時間を設定可能))現在使用インタフェースがデータを
受信しなかった場合、ステップ(1)へ戻り、現在使用
インタフェースおよび他方インタフェースともに受信可
能状態に遷移させ、インタフェース使用状態(第1の状
態)から全インタフェース受信可能状態(第2の状態)
へ遷移する。
【0044】このとき、前回使用インタフェース情報と
してインタフェース104aを保持する。なお、ステッ
プ(6)で、タイムアウトタイマの比較に用いられる上
記一定値については、固定値として決められているもの
でもよいし、ユーザがユーティリティ等により設定可能
なものでもよいし、データ受信履歴状態を監視して、最
適な値を自動的に設定するものであってもよい。
【0045】次に、上記第2の状態、すなわち、全イン
タフェース受信可能状態(前回使用インタフェース:イ
ンタフェース104a)からデータを受信した動作につ
いて述べる。
【0046】このとき、インタフェース104aからデ
ータを受信した場合、インタフェース104bの受信を
禁止し、受信インタフェースが前回使用インタフェース
と同じであるため、ステップ(4)で、引き続き受信し
たデータの解析処理,印字データ生成処理を再開する。
【0047】一方、インタフェース104bからデータ
を受信した場合は、ステップ(7)へ進み、インタフェ
ース104aの受信を禁止し、前回使用インタフェース
と異なるインタフェースであるため、インタフェース切
り換え処理を行う。
【0048】以下、ステップ(7)におけるインタフェ
ース切り換え処理の説明を行う。
【0049】インタフェース切り換え処理では、まず、
前回インタフェースでの印字を完了させるため、RAM
103上に確保されるバッファ内に前回インタフェース
使用時の未印字データが残っていれば印字し、排紙動作
を行う。次に、印字方法や用紙設定等の各種設定情報を
プリンタ初期値もしくは、選択インタフェースに応じた
初期値にリセットし、また、選択インタフェースに応じ
た使用フラグを初期化する。この初期化動作を行う場
合、受信したデータは消去せず、受信バッファ内に保管
される。
【0050】そして、上記インタフェース切り換え処理
の後、ステップ(4)において、受信データの解析処
理,印字データ生成処理を開始し、また、引き続きデー
タの受信がなくなると、上述したタイムアウトタイマの
カウントを開始し(6)、以下同様の動作を繰り返す。
【0051】なお、インタフェース使用状態において、
例えばヘッドクリーニングのようなキー操作が行われた
場合、上述したタイムアウトタイマのカウント値を初期
値にリセットし、キー操作に対する動作終了後、再度カ
ウントを開始するような構成にすることも可能である。
【0052】これにより、複数インタフェースからのデ
ータ受信,印字処理を、人為的な切り換え動作を必要と
せずに実行することが可能となる。
【0053】以下、本実施形態と第10〜第17の発明
の各工程との対応及びその作用について図2等を参照し
て説明する。
【0054】第10の発明は、所定の通信媒体を介して
上位装置からの印刷情報を共有バッファ(RAM103
上に確保される)を介して受信するための複数のインタ
フェース手段(インタフェース104a,104b)を
有する印刷制御装置の印刷制御方法であって、いずれか
1つのインタフェース手段が前記印刷情報を受信可能と
し、残る他のインタフェース手段が前記印刷情報を受信
不能な第1の状態に遷移させる第1の工程(図2のステ
ップ(2))と、前記印刷情報を受信可能なインタフェ
ース手段による前記印刷情報の受信状態に基づいて全て
のインタフェース手段が前記印刷情報を受信可能な第2
の状態に遷移させる第2の工程(図2のステップ
(1))とをCPU101がROM102または図示し
ないメモリ資源に記憶された制御プログラムを実行し
て、複数のインタフェース手段中のいずれか1つのイン
タフェース手段の排他的使用状態と、全てのインタフェ
ース手段が印刷情報を受信可能な中立的使用状態とを印
刷情報の受信状態に応じて自動的に切換えることがで
き、ユーザによるインタフェース切換え指示操作負担を
大幅に軽減することができる。
【0055】第11の発明は、前記印刷情報を受信した
インタフェース手段が前記印刷情報を受信していない状
態の経過時間を計時する第1の計時工程(図2のステッ
プ(6))をCPU101がROM102または図示し
ないメモリ資源に記憶された制御プログラムを実行し
て、該計時時間が所定時間に到達した時点で、前記第2
の工程は全てのインタフェース手段が前記印刷情報を受
信可能な第2の状態に遷移させるもので、複数のインタ
フェース手段中のいずれか1つのインタフェース手段の
排他的使用状態と、全てのインタフェース手段が印刷情
報を受信可能な中立的使用状態とを適切なタイミングで
自動的に切換えることができる。
【0056】第12の発明は、所定の通信媒体を介して
上位装置からの印刷情報を共有バッファ(RAM103
上に確保される)を介して受信するための複数のインタ
フェース手段(インタフェース104a,104b)を
有する印刷装置を制御するコンピュータが読み出し可能
なプログラムを格納した記憶媒体であって、いずれか1
つのインタフェース手段が前記印刷情報を受信可能と
し、残る他のインタフェース手段が前記印刷情報を受信
不能な第1の状態に遷移させる第1の工程(図2のステ
ップ(2))と、前記印刷情報を受信可能なインタフェ
ース手段による前記印刷情報の受信状態に基づいて全て
のインタフェース手段が前記印刷情報を受信可能な第2
の状態に遷移させる第2の工程(図2のステップ
(1))とを含むコンピュータが読み出し可能なプログ
ラムを記憶媒体に格納したものである。すなわち、後述
する外部記憶媒体または内部の記憶資源に図2に示す工
程に対応するプログラムコードを記憶させ、該プログラ
ムコードを記憶したROM102または図示しない記憶
媒体からCPU101が読み出して実行する形態も本発
明の実施形態に含まれるものである。
【0057】第13の発明は、前記印刷情報を受信した
インタフェース手段が前記印刷情報を受信していない状
態の経過時間を計時する第1の計時工程(図2のステッ
プ(6))を有するコンピュータが読み出し可能なプロ
グラムを記憶媒体に格納したものである。すなわち、後
述する外部記憶媒体または内部の記憶資源に図2に示す
工程に対応するプログラムコードを記憶させ、該プログ
ラムコードを記憶したROM102または図示しない記
憶媒体からCPU101が読み出して実行する形態も本
発明の実施形態に含まれるものである。
【0058】第14の発明は、所定の通信媒体を介して
上位装置からの印刷情報を共有バッファ(RAM103
上に確保される)を介して受信するための複数のインタ
フェース手段(インタフェース104a,104b)を
有する印刷制御装置の印刷制御方法であって、いずれか
1つのインタフェース手段が前記印刷情報を受信可能と
し、残る他のインタフェース手段が前記印刷情報を受信
不能な第1の状態に遷移させる第1の工程(図2のステ
ップ(2))と、前記印刷情報を受信可能なインタフェ
ース手段による前記印刷情報のデータ処理状態に基づい
て全てのインタフェース手段が前記印刷情報を受信可能
な第2の状態に遷移させる第2の工程(図2のステップ
(1))とをCPU101がROM102または図示し
ないメモリ資源に記憶された制御プログラムを実行し
て、複数のインタフェース手段中のいずれか1つのイン
タフェース手段の排他的使用状態と、全てのインタフェ
ース手段が印刷情報を受信可能な中立的使用状態とを印
刷情報のデータ処理終了状態に応じて自動的に切換える
ことができ、ユーザによるインタフェース切換え指示操
作負担を大幅に軽減することができる。
【0059】第15の発明は、前記印刷情報を受信可能
なインタフェース手段による前記印刷情報のデータ処理
終了済み状態の経過時間を計時する第2の計時工程(図
2のステップ(6))をCPU101がROM102ま
たは図示しないメモリ資源に記憶された制御プログラム
を実行して、前記第2の計時工程の計時時間が所定時間
に到達した時点で、第2の工程は全てのインタフェース
手段が前記印刷情報を受信可能な第2の状態に遷移させ
るので、複数のインタフェース手段中のいずれか1つの
インタフェース手段の排他的使用状態と、全てのインタ
フェース手段が印刷情報を受信可能な中立的使用状態と
を適切なタイミングで自動的に切換えることができる。
【0060】第16の発明は、所定の通信媒体を介して
上位装置からの印刷情報を共有バッファ(RAM103
上に確保される)を介して受信するための複数のインタ
フェース手段(インタフェース104a,104b)を
有する印刷装置を制御するコンピュータが読み出し可能
なプログラムを格納した記憶媒体であって、いずれか1
つのインタフェース手段が前記印刷情報を受信可能と
し、残る他のインタフェース手段が前記印刷情報を受信
不能な第1の状態に遷移させる第1の工程(図2のステ
ップ(2))と、前記印刷情報を受信可能なインタフェ
ース手段による前記印刷情報のデータ処理状態に基づい
て全てのインタフェース手段が前記印刷情報を受信可能
な第2の状態に遷移させる第2の工程(図2のステップ
(1))とを含むコンピュータが読み出し可能なプログ
ラムを記憶媒体に格納したものである。すなわち、後述
する外部記憶媒体または内部の記憶資源に図2に示す工
程に対応するプログラムコードを記憶させ、該プログラ
ムコードを記憶したROM102または図示しない記憶
媒体からCPU101が読み出して実行する形態も本発
明の実施形態に含まれるものである。
【0061】第17の発明は、前記印刷情報を受信可能
なインタフェース手段による前記印刷情報のデータ処理
終了済み状態の経過時間を計時する第2の計時工程(図
2のステップ(6))を有し、前記第2の計時工程の計
時時間が所定時間に到達した時点で、第2の工程は全て
のインタフェース手段が前記印刷情報を受信可能な第2
の状態に遷移させるコンピュータが読み出し可能なプロ
グラムを記憶媒体に格納したものである。すなわち、後
述する外部記憶媒体または内部の記憶資源に図2に示す
工程に対応するプログラムコードを記憶させ、該プログ
ラムコードを記憶したROM102または図示しない記
憶媒体からCPU101が読み出して実行する形態も本
発明の実施形態に含まれるものである。
【0062】〔第2実施形態〕上述した第1の実施形態
では、データの受信がなくなると、図2に示すステップ
(6)において、タイムアウトタイマのカウントを開始
する場合について説明したが、タイムアウトタイマのカ
ウントを開始するタイミングとして、受信したデータの
コマンド解析処理,データ生成処理を終え、かつ、デー
タの受信がない状態でカウントを開始するようにするこ
とも可能である。
【0063】これにより、受信したデータを印字しよう
とし給紙エラーを起こしたような場合、受信データに対
する処理の途中であるため、タイムアウトタイマのカウ
ントを開始せず、エラー中はそのインタフェース使用状
態のままにすることができる。
【0064】〔第3実施形態〕上述した実施形態に加
え、以下に説明する構成をとることも可能である。
【0065】ホストから送られるコマンドの一つとし
て、インタフェース開放コマンド、もしくは、送るべき
データの最後をあらわすコマンドを用意し、本プリンタ
はそのコマンドを受信すると、それまで受信したデータ
の処理が終わるのを待ち(本プリンタでは、両インタフ
ェースが使用する受信バッファを共通のものとしている
ため、データの解析処理が終わるのを待つ必要があ
る)、終了した時点で両方のインタフェースを使用可能
状態にする。インタフェース開放コマンドを受信しなか
った場合は、上記実施形態のとおり、タイムアウトタイ
マを用いたインタフェース切り換え手段を実行する。
【0066】これにより、インタフェース切り換え処理
実行回数を制限して、既に選択しているインタフェース
による継続的なデータ受信処理を効率良く実行させるこ
とができる。
【0067】〔第4実施形態〕上述した実施形態に加え
て、ユーザがユーティリティ等によりインタフェース自
動切り換えにより、インタフェース104aの固定使
用、インタフェース104bの固定使用を選択して使用
できるような構成をとることも可能である。
【0068】これにより、多様なユーザに使用環境に対
応した最適なインタフェース選択処理を自在に実行させ
ることができる。
【0069】以下、各実施形態と第3〜第9の発明の各
手段との対応及びその作用について図1等を参照して説
明する。
【0070】第3の発明は、所定の通信媒体を介して上
位装置(図示しないホストコンピュータ)からの印刷情
報を共有バッファ(RAM103上に確保される)を介
して受信するための複数のインタフェース手段(インタ
フェース104a,104b)と、いずれか1つのイン
タフェース手段が前記印刷情報を受信可能とし、残る他
のインタフェース手段が前記印刷情報を受信不能な第1
の状態に遷移させ、前記印刷情報を受信可能なインタフ
ェース手段による前記印刷情報のデータ処理状態に基づ
いて全てのインタフェース手段が前記印刷情報を受信可
能な第2の状態に遷移させる制御手段(CPU101が
ROM102に記憶された制御プログラムを実行して制
御する)とを有し、CPU101が、所定の通信媒体を
介して上位装置からの印刷情報を共有バッファを介して
受信するための複数のインタフェース中のいずれか1つ
のインタフェースが前記印刷情報を受信可能とし、残る
他のインタフェースが前記印刷情報を受信不能な第1の
状態に遷移させ、前記印刷情報を受信可能なインタフェ
ースによる前記印刷情報のデータ処理状態に基づいて全
てのインタフェースが前記印刷情報を受信可能な第2の
状態に遷移させるので、複数のインタフェース中のいず
れか1つのインタフェースの排他的使用状態と、全ての
インタフェースが印刷情報を受信可能な中立的使用状態
とを印刷情報のデータ処理終了状態に応じて自動的に切
換えることができ、ユーザによるインタフェース切換え
指示操作負担を大幅に軽減することができる。
【0071】第4の発明は、前記印刷情報を受信可能な
インタフェースによる前記印刷情報のデータ処理終了済
み状態の経過時間を計時する第2の計時手段(CPU1
01の内部タイマによる)を有し、CPU101が該計
時時間が所定時間に到達した時点で全てのインタフェー
スが前記印刷情報を受信可能な第2の状態に遷移させる
ので、複数のインタフェース中のいずれか1つのインタ
フェース手段の排他的使用状態と、全てのインタフェー
スが印刷情報を受信可能な中立的使用状態とを適切なタ
イミングで自動的に切換えることができる。
【0072】第5の発明は、前記印刷情報の受信毎に、
使用したインタフェース手段先を識別するためのインタ
フェース情報を保持する保持手段を有し、CPU101
は、いずれか1つのインタフェースが前記印刷情報を受
信可能とし、残る他のインタフェースが前記印刷情報を
受信不能な第1の状態に遷移させた後、前記保持手段に
保持されているインタフェース情報に基づくインタフェ
ースと前記印刷情報を受信しているインタフェース手段
とが一致するかどうかを判別して、該判別結果に基づい
て受信データの解析処理状態またはインタフェース情報
の切換えを伴う前記受信データの解析処理状態に遷移さ
せるので、前回使用したインタフェースと今回使用する
インタフェースとの異同状態に応じた適切な切換え処理
を実行させ、印刷情報の解析処理開始までの時間を短縮
することができる。
【0073】第6の発明は、前記所定時間は、任意に設
定可能(パネル指示または上位装置からのコマンド指示
による)とするので、ユーザが意図する使用環境に応じ
て適宜変更することができる。
【0074】第7の発明は、いずれか1つのインタフェ
ースが前記印刷情報を受信可能とし、残る他のインタフ
ェースが前記印刷情報を受信不能な第1の状態に遷移さ
せ、前記印刷情報を受信可能なインタフェースによる前
記印刷情報の受信状態に基づいて全てのインタフェース
が前記印刷情報を受信可能な第2の状態に遷移させる第
1のインタフェースモードと、いずれか1つのインタフ
ェースを前記印刷情報の受信先に固定させる第2のイン
タフェースモードとを有し、選択手段(CPU101が
ROM102に記憶された制御プログラムを実行して選
択する)が前記第1または第2のインタフェースモード
を選択するので、ユーザはインタフェース使用環境に応
じて2つのモードを自在に使い分けるインタフェース選
別環境を自在に整備できる。
【0075】第8の発明は、所定の機能処理(例えばヘ
ッドのクリーニング処理等)を実行させるための指示状
態を監視して、前記経過時間をリセットし、再計時を開
始するので、印刷装置本来の機能処理実行中終了後、直
ちに第2の状態に遷移してしまうことを防止し、使用中
のインタフェース手段による印刷を継続して実行させる
ことができる。
【0076】第9の発明は、CPU101は、前記上位
装置からの所定コマンド(例えばインタフェース開放コ
マンドあるいはデータの最後を表すコマンド)受信状態
に基づいて全てのインタフェース手段が前記印刷情報を
受信可能な第2の状態に遷移させるので、上位装置側か
らの指示でインタフェース手段の切換えを上位装置側か
ら容易に行うことができる。
【0077】図3は、本発明を適用可能な出力装置の構
成を示す外観図であり、たとえばインクジェット記録装
置(IJRA)の場合を示す。
【0078】図において、駆動モータ5013の正逆回
転に連動して、駆動力伝達ギア5011,5009を介
して回転するリードスクリュー5005,螺旋溝500
4に対して係合するキャリッジHCはピン(図示しな
い)を有し、ガードレール5003を介して矢印a,b
方向に往復移動される。このキャリッジHCにはインク
タンクIT,インクジェットヘッドIJHを備えるイン
クジェットカートリッジIJCが搭載されている。50
02は紙押さえ板であり、キャリッジ移動方向にわたっ
て紙Pをプラテン5000に対して押圧する。500
7,5008はフォトカプラで、キャリッジHCのレバ
ー5006のこの域での存在を確認して、駆動モータ5
013の回転方向切り替え等を行うためのホームポジシ
ョン検知手段として機能する。
【0079】5016は記録ヘッドの全面をキャップす
るキャップ部材5022を支持する部材、5015はこ
のキャップ内を吸引する吸引手段でキャップ内開口50
23を介して記録ヘッドの吸引回復を行う。5017は
クリーニングブレードで、部材5019により前後方向
に移動可能となる。5018は本体支持板で、上記クリ
ーニングブレード5017,部材5019を支持する。
5021は、吸引回復の吸引を開始するためのレバー
で、キャリッジHCと係合するカム5020の移動にと
もなって移動し、駆動モータ5013から駆動力がクラ
ッチ切り替え等の公知の伝達手段で移動制御される。
【0080】これらのキャッピング,クリーニング,吸
引回復は、キャリッジHCがホームポジション側領域に
きたときにリードスクリュー5005の作用によってそ
れらの対応位置で所望の処理が行えるように構成されて
いるが、周知のタイミングの所望動作を行うように構成
すればよい。
【0081】また、上記出力装置には、図示しないカー
ドスロットを少なくとも1個以上備え、内蔵フォントに
加えオプションフォントカード、言語系の異なる制御カ
ード(エミュレーションカード)を接続できるように構
成されているとともに、複数のインタフェースポート
(パラレルインタフェース,シリアルインタフェースポ
ート)を備え、図示しないCPUにより、上述した実施
形態に基づくインタフェース切換え制御が実行されてい
る。また、インクジェットのクリーニングを実行させる
ためのキー(図示しない)が設けられ、該キー指示時あ
りは使用履歴に応じて所定のクリーニングを実行して、
印字品位を維持できるように構成されている。
【0082】以下、図4に示すメモリマップを参照して
本発明に係る印刷システムで読み出し可能なデータ処理
プログラムの構成について説明する。
【0083】図4は、本発明に係る印刷システムで読み
出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒
体のメモリマップを説明する図である。
【0084】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0085】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、各種プロ
グラムをコンピュータにインストールするためのプログ
ラムや、インストールするプログラムが圧縮されている
場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もあ
る。
【0086】本実施形態における図2に示す機能が外部
からインストールされるプログラムによって、ホストコ
ンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その
場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶
媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶
媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給さ
れる場合でも本発明は適用されるものである。
【0087】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0088】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0089】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディ
スク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,C
D−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,RO
M,EEPROM等を用いることができる。
【0090】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0091】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、制御手段が、所定の通信媒体を介して
上位装置からの印刷情報を共有バッファを介して受信す
るための複数のインタフェース手段中のいずれか1つの
インタフェース手段が前記印刷情報を受信可能とし、残
る他のインタフェース手段が前記印刷情報を受信不能な
第1の状態に遷移させ、前記印刷情報を受信可能なイン
タフェース手段による前記印刷情報の受信状態に基づい
て全てのインタフェース手段が前記印刷情報を受信可能
な第2の状態に遷移させるので、複数のインタフェース
手段中のいずれか1つのインタフェース手段の排他的使
用状態と、全てのインタフェース手段が印刷情報を受信
可能な中立的使用状態とを印刷情報の受信状態に応じて
自動的に切換えることができ、ユーザによるインタフェ
ース切換え指示操作負担を大幅に軽減することができ
る。
【0093】第2の発明によれば、前記制御手段が前記
第1の計時手段の計時時間が所定時間に到達した時点で
全てのインタフェース手段が前記印刷情報を受信可能な
第2の状態に遷移させるので、複数のインタフェース手
段中のいずれか1つのインタフェース手段の排他的使用
状態と、全てのインタフェース手段が印刷情報を受信可
能な中立的使用状態とを適切なタイミングで自動的に切
換えることができる。
【0094】第3の発明によれば、制御手段が、所定の
通信媒体を介して上位装置からの印刷情報を共有バッフ
ァを介して受信するための複数のインタフェース手段中
のいずれか1つのインタフェース手段が前記印刷情報を
受信可能とし、残る他のインタフェース手段が前記印刷
情報を受信不能な第1の状態に遷移させ、前記印刷情報
を受信可能なインタフェース手段による前記印刷情報の
データ処理状態に基づいて全てのインタフェース手段が
前記印刷情報を受信可能な第2の状態に遷移させるの
で、複数のインタフェース手段中のいずれか1つのイン
タフェース手段の排他的使用状態と、全てのインタフェ
ース手段が印刷情報を受信可能な中立的使用状態とを印
刷情報のデータ処理終了状態に応じて自動的に切換える
ことができ、ユーザによるインタフェース切換え指示操
作負担を大幅に軽減することができる。
【0095】第4の発明によれば、前記制御手段が前記
第2の計時手段の計時時間が所定時間に到達した時点で
全てのインタフェース手段が前記印刷情報を受信可能な
第2の状態に遷移させるので、複数のインタフェース手
段中のいずれか1つのインタフェース手段の排他的使用
状態と、全てのインタフェース手段が印刷情報を受信可
能な中立的使用状態とを適切なタイミングで自動的に切
換えることができる。
【0096】第5の発明によれば、前記制御手段は、い
ずれか1つのインタフェース手段が前記印刷情報を受信
可能とし、残る他のインタフェース手段が前記印刷情報
を受信不能な第1の状態に遷移させた後、前記保持手段
に保持されているインタフェース情報に基づくインタフ
ェース手段と前記印刷情報を受信しているインタフェー
ス手段とが一致するかどうかを判別して、該判別結果に
基づいて受信データの解析処理状態またはインタフェー
ス情報の切換えを伴う前記受信データの解析処理状態に
遷移させるので、前回使用したインタフェース手段と今
回使用するインタフェース手段との異同状態に応じた適
切な切換え処理を実行させ、印刷情報の解析処理開始ま
での時間を短縮することができる。
【0097】第6の発明によれば、前記所定時間は、任
意に設定可能とするので、ユーザが意図する使用環境に
応じて適宜変更することができる。
【0098】第7の発明によれば、いずれか1つのイン
タフェース手段が前記印刷情報を受信可能とし、残る他
のインタフェース手段が前記印刷情報を受信不能な第1
の状態に遷移させ、前記印刷情報を受信可能なインタフ
ェース手段による前記印刷情報の受信状態に基づいて全
てのインタフェース手段が前記印刷情報を受信可能な第
2の状態に遷移させる第1のインタフェースモードと、
いずれか1つのインタフェース手段を前記印刷情報の受
信先に固定させる第2のインタフェースモードとを選択
手段が選択するので、ユーザはインタフェース使用環境
に応じて2つのモードを自在に使い分けるインタフェー
ス選別環境を自在に整備できる。
【0099】第8の発明によれば、所定の機能処理を実
行させるための指示状態を監視して、前記経過時間をリ
セットし、再計時を開始するので、印刷装置本来の機能
処理実行中終了後、直ちに第2の状態に遷移してしまう
ことを防止し、使用中のインタフェース手段による印刷
を継続して実行させることができる。
【0100】第9の発明によれば、前記制御手段は、前
記上位装置からの所定コマンド受信状態に基づいて全て
のインタフェース手段が前記印刷情報を受信可能な第2
の状態に遷移させるので、上位装置側からの指示でイン
タフェース手段の切換えを上位装置側から容易に行うこ
とができる。
【0101】第10,第12の発明によれば、いずれか
1つのインタフェース手段が前記印刷情報を受信可能と
し、残る他のインタフェース手段が前記印刷情報を受信
不能な第1の状態に遷移させ、前記印刷情報を受信可能
なインタフェース手段による前記印刷情報の受信状態に
基づいて全てのインタフェース手段が前記印刷情報を受
信可能な第2の状態に遷移させるので、複数のインタフ
ェース手段中のいずれか1つのインタフェース手段の排
他的使用状態と、全てのインタフェース手段が印刷情報
を受信可能な中立的使用状態とを印刷情報の受信状態に
応じて自動的に切換えることができ、ユーザによるイン
タフェース切換え指示操作負担を大幅に軽減することが
できる。
【0102】第11,第13の発明によれば、前記印刷
情報を受信したインタフェース手段が前記印刷情報を受
信していない状態の経過時間を計時し、該計時時間が所
定時間に到達した時点で、前記第2の工程は全てのイン
タフェース手段が前記印刷情報を受信可能な第2の状態
に遷移させるので、複数のインタフェース手段中のいず
れか1つのインタフェース手段の排他的使用状態と、全
てのインタフェース手段が印刷情報を受信可能な中立的
使用状態とを適切なタイミングで自動的に切換えること
ができる。
【0103】第14,第16の発明によれば、いずれか
1つのインタフェース手段が前記印刷情報を受信可能と
し、残る他のインタフェース手段が前記印刷情報を受信
不能な第1の状態に遷移させ、前記印刷情報を受信可能
なインタフェース手段による前記印刷情報のデータ処理
状態に基づいて全てのインタフェース手段が前記印刷情
報を受信可能な第2の状態に遷移させるので、複数のイ
ンタフェース手段中のいずれか1つのインタフェース手
段の排他的使用状態と、全てのインタフェース手段が印
刷情報を受信可能な中立的使用状態とを印刷情報のデー
タ処理終了状態に応じて自動的に切換えることができ、
ユーザによるインタフェース切換え指示操作負担を大幅
に軽減することができる。
【0104】第15,第17の発明によれば、前記印刷
情報を受信可能なインタフェース手段による前記印刷情
報のデータ処理終了済み状態の経過時間を計時し、該計
時時間が所定時間に到達した時点で、第2の工程は全て
のインタフェース手段が前記印刷情報を受信可能な第2
の状態に遷移させるので、複数のインタフェース手段中
のいずれか1つのインタフェース手段の排他的使用状態
と、全てのインタフェース手段が印刷情報を受信可能な
中立的使用状態とを適切なタイミングで自動的に切換え
ることができる。
【0105】従って、複数のインタフェース手段のいず
れのインタフェース手段からも印刷情報を受信可能な状
態を確保しながら、それぞれのインタフェース手段が印
刷情報を競合して受信してしまうような事態を回避しつ
つ、印刷情報を受信すべき適切なインタフェース手段を
最適なタイミングで自在に切換えることができる等の優
れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す印刷制御装置を適
用可能な印刷装置の構成を説明するブロック図である。
【図2】本発明に係る印刷制御装置のデータ処理手順の
一例を示すフローチャートである。
【図3】本発明を適用可能な出力装置の構成を示す外観
図である。
【図4】本発明に係る印刷システムで読み出し可能な各
種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマ
ップを説明する図である。
【符号の説明】
101 CPU 102 ROM 103 RAM 104a インタフェース 104b インタフェース 105 EEPROM 106 モータコントローラ

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の通信媒体を介して上位装置からの
    印刷情報を共有バッファを介して受信するための複数の
    インタフェース手段と、 いずれか1つのインタフェース手段が前記印刷情報を受
    信可能とし、残る他のインタフェース手段が前記印刷情
    報を受信不能な第1の状態に遷移させ、前記印刷情報を
    受信可能なインタフェース手段による前記印刷情報の受
    信状態に基づいて全てのインタフェース手段が前記印刷
    情報を受信可能な第2の状態に遷移させる制御手段と、
    を有することを特徴とする印刷制御装置。
  2. 【請求項2】 前記印刷情報を受信したインタフェース
    手段が前記印刷情報を受信していない状態の経過時間を
    計時する第1の計時手段を有し、 前記制御手段は前記第1の計時手段の計時時間が所定時
    間に到達した時点で全てのインタフェース手段が前記印
    刷情報を受信可能な第2の状態に遷移させることを特徴
    とする請求項1記載の印刷制御装置。
  3. 【請求項3】 所定の通信媒体を介して上位装置からの
    印刷情報を共有バッファを介して受信するための複数の
    インタフェース手段と、 いずれか1つのインタフェース手段が前記印刷情報を受
    信可能とし、残る他のインタフェース手段が前記印刷情
    報を受信不能な第1の状態に遷移させ、前記印刷情報を
    受信可能なインタフェース手段による前記印刷情報のデ
    ータ処理状態に基づいて全てのインタフェース手段が前
    記印刷情報を受信可能な第2の状態に遷移させる制御手
    段と、を有することを特徴とする印刷制御装置。
  4. 【請求項4】 前記印刷情報を受信可能なインタフェー
    ス手段による前記印刷情報のデータ処理終了済み状態の
    経過時間を計時する第2の計時手段を有し、 前記制御手段は前記第2の計時手段の計時時間が所定時
    間に到達した時点で全てのインタフェース手段が前記印
    刷情報を受信可能な第2の状態に遷移させることを特徴
    とする請求項1記載の印刷制御装置。
  5. 【請求項5】 前記印刷情報の受信毎に、使用したイン
    タフェース手段先を識別するためのインタフェース情報
    を保持する保持手段を有し、 前記制御手段は、いずれか1つのインタフェース手段が
    前記印刷情報を受信可能とし、残る他のインタフェース
    手段が前記印刷情報を受信不能な第1の状態に遷移させ
    た後、前記保持手段に保持されているインタフェース情
    報に基づくインタフェース手段と前記印刷情報を受信し
    ているインタフェース手段とが一致するかどうかを判別
    して、該判別結果に基づいて受信データの解析処理状態
    またはインタフェース情報の切換えを伴う前記受信デー
    タの解析処理状態に遷移させることを特徴とする請求項
    1または2記載の印刷制御装置。
  6. 【請求項6】 前記所定時間は、任意に設定可能とする
    ことを特徴とする請求項2または4記載の印刷制御装
    置。
  7. 【請求項7】 いずれか1つのインタフェース手段が前
    記印刷情報を受信可能とし、残る他のインタフェース手
    段が前記印刷情報を受信不能な第1の状態に遷移させ、
    前記印刷情報を受信可能なインタフェース手段による前
    記印刷情報の受信状態に基づいて全てのインタフェース
    手段が前記印刷情報を受信可能な第2の状態に遷移させ
    る第1のインタフェースモードと、いずれか1つのイン
    タフェース手段を前記印刷情報の受信先に固定させる第
    2のインタフェースモードとを有し、前記第1または第
    2のインタフェースモードを選択する選択手段を有する
    ことを特徴とする請求項1または3記載の印刷制御装
    置。
  8. 【請求項8】 所定の機能処理を実行させるための指示
    状態を監視して、前記経過時間をリセットし、再計時を
    開始することを特徴とする請求項2または4記載の印刷
    制御装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、前記上位装置からの所
    定コマンド受信状態に基づいて全てのインタフェース手
    段が前記印刷情報を受信可能な第2の状態に遷移させる
    ことを特徴とする請求項1または3記載の印刷制御装
    置。
  10. 【請求項10】 所定の通信媒体を介して上位装置から
    の印刷情報を共有バッファを介して受信するための複数
    のインタフェース手段を有する印刷制御装置の印刷制御
    方法であって、 いずれか1つのインタフェース手段が前記印刷情報を受
    信可能とし、残る他のインタフェース手段が前記印刷情
    報を受信不能な第1の状態に遷移させる第1の工程と、
    前記印刷情報を受信可能なインタフェース手段による前
    記印刷情報の受信状態に基づいて全てのインタフェース
    手段が前記印刷情報を受信可能な第2の状態に遷移させ
    る第2の工程と、を有することを特徴とする印刷制御装
    置の印刷制御方法。
  11. 【請求項11】 前記印刷情報を受信したインタフェー
    ス手段が前記印刷情報を受信していない状態の経過時間
    を計時する第1の計時工程を有し、 該計時時間が所定時間に到達した時点で、前記第2の工
    程は全てのインタフェース手段が前記印刷情報を受信可
    能な第2の状態に遷移させることを特徴とする請求項1
    0記載の印刷制御装置の印刷制御方法。
  12. 【請求項12】 所定の通信媒体を介して上位装置から
    の印刷情報を共有バッファを介して受信するための複数
    のインタフェース手段を有する印刷装置を制御するコン
    ピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒
    体であって、 いずれか1つのインタフェース手段が前記印刷情報を受
    信可能とし、残る他のインタフェース手段が前記印刷情
    報を受信不能な第1の状態に遷移させる第1の工程と、
    前記印刷情報を受信可能なインタフェース手段による前
    記印刷情報の受信状態に基づいて全てのインタフェース
    手段が前記印刷情報を受信可能な第2の状態に遷移させ
    る第2の工程とを含むことを特徴とするコンピュータが
    読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体。
  13. 【請求項13】 前記印刷情報を受信したインタフェー
    ス手段が前記印刷情報を受信していない状態の経過時間
    を計時する第1の計時工程を有することを特徴とする請
    求項12記載のコンピュータが読み出し可能なプログラ
    ムを格納した記憶媒体。
  14. 【請求項14】 所定の通信媒体を介して上位装置から
    の印刷情報を共有バッファを介して受信するための複数
    のインタフェース手段を有する印刷制御装置の印刷制御
    方法であって、 いずれか1つのインタフェース手段が前記印刷情報を受
    信可能とし、残る他のインタフェース手段が前記印刷情
    報を受信不能な第1の状態に遷移させる第1の工程と、 前記印刷情報を受信可能なインタフェース手段による前
    記印刷情報のデータ処理状態に基づいて全てのインタフ
    ェース手段が前記印刷情報を受信可能な第2の状態に遷
    移させる第2の工程と、を有することを特徴とする印刷
    制御装置の印刷制御方法。
  15. 【請求項15】 前記印刷情報を受信可能なインタフェ
    ース手段による前記印刷情報のデータ処理終了済み状態
    の経過時間を計時する第2の計時工程を有し、 前記第2の計時工程の計時時間が所定時間に到達した時
    点で、第2の工程は全てのインタフェース手段が前記印
    刷情報を受信可能な第2の状態に遷移させるこことを特
    徴とする請求項14記載の印刷制御装置の印刷制御方
    法。
  16. 【請求項16】 所定の通信媒体を介して上位装置から
    の印刷情報を共有バッファを介して受信するための複数
    のインタフェース手段を有する印刷装置を制御するコン
    ピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒
    体であって、 いずれか1つのインタフェース手段が前記印刷情報を受
    信可能とし、残る他のインタフェース手段が前記印刷情
    報を受信不能な第1の状態に遷移させる第1の工程と、 前記印刷情報を受信可能なインタフェース手段による前
    記印刷情報のデータ処理状態に基づいて全てのインタフ
    ェース手段が前記印刷情報を受信可能な第2の状態に遷
    移させる第2の工程とを含むことを特徴とするコンピュ
    ータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体。
  17. 【請求項17】 前記印刷情報を受信可能なインタフェ
    ース手段による前記印刷情報のデータ処理終了済み状態
    の経過時間を計時する第2の計時工程を有し、 前記第2の計時工程の計時時間が所定時間に到達した時
    点で、第2の工程は全てのインタフェース手段が前記印
    刷情報を受信可能な第2の状態に遷移させることを特徴
    とする請求項16記載のコンピュータが読み出し可能な
    プログラムを格納した記憶媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002079726A (ja) * 2000-06-28 2002-03-19 Katsuragawa Electric Co Ltd 画像形成装置
JP2003039796A (ja) * 2001-07-30 2003-02-13 Seiko Epson Corp インクジェット記録装置及びその制御方法

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