JPH10222159A - 情報ディスク及びその出力装置 - Google Patents

情報ディスク及びその出力装置

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JPH10222159A
JPH10222159A JP2139997A JP2139997A JPH10222159A JP H10222159 A JPH10222159 A JP H10222159A JP 2139997 A JP2139997 A JP 2139997A JP 2139997 A JP2139997 A JP 2139997A JP H10222159 A JPH10222159 A JP H10222159A
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Norihiko Nakamura
徳彦 中村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 実音の発音動作と、該発音動作に連係又は同
期した制御信号を取得できる情報ディスク及び出力装置
を提供すること。 【構成】 演奏情報と制御情報を併設し、所定速度で回
転駆動される情報ディスク1であって、前記演奏情報
は、出力装置により音として発音される場合の元になる
情報であって、少なくとも音階数の演奏トラックに設け
た演奏用係合部3aにより形成され、前記制御情報は、
出力制御装置により他の機器を制御するための情報であ
って、少なくとも機器数に対応する数の情報トラック5
を設けるとともに該情報トラックに設けた情報用係合部
5aにより形成された構成の情報ディスクである。ま
た、前記情報ディスク1の演奏情報を取得して発音動作
する発音機構30と、この情報ディスクの制御情報を取
得して外部に出力する接点機構50を備えた情報ディス
クの出力装置20である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、演奏用係合部によ
る演奏情報と、制御用係合部による機器制御用の信号情
報とを記録したディスクをモータにより回転させ、前記
演奏用係合部に案内されて回転するスターホイールによ
り、オルゴール弁を弾いてメロディを奏でるとともに、
前記制御用係合部を用いて、オルゴール演奏に関連付け
て、直接、且つ並列的に機器を制御する信号を取得でき
る情報ディスク及びその出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、時計等の報知に用いられる発音
手段としては、発音回路及びスピーカ等を用いて無機的
な電子音を得るものに限らず、機械的なオルゴール装置
を用いて柔らかく古風なオルゴール音を得るようにした
ものが知られている。
【0003】このようなオルゴール装置は、予め用意さ
れた単一の曲目をオルゴール演奏する場合が多く、この
音程数に応じた複数の発音部分を備えた長板状のオルゴ
ール発音体と、このオルゴール発音体に対向配置され、
その外周の適宜位置に所定の演奏タイミングで発音体の
発音部分を爪弾く突起が突設されたドラム体と、このド
ラム体を一定速度で回転駆動する駆動部とから構成され
ている。
【0004】すなわち、この発音体は、略長板状の金属
板を、音階数に応じた所定数の発音部分であるクシ歯状
に形成され、これらクシ歯部分(オルゴール弁)は、所
定の長さ且つ厚さに形成され、このオルゴール弁の先端
が爪弾かれた場合には、分担する音階のオルゴール音が
発生するようにしている。また、ドラム体は、少なくと
も発音体より長い円筒状に形成され、発音体の発音部位
に対峙して回転可能に配設され、発音体の発音部分に対
応した外周には、曲目に合わせて間歇的な突起が形成さ
れている。そして、駆動部が、ドラム体を一定方向に所
定スピードで回転駆動することにより、所定のタイミン
グでドラム体の各突起が、発音体の各発音部位を爪弾く
ことにより、曲目をオルゴール演奏している。
【0005】また、このようなドラム体の替わりに、発
音体の各発音部位を発音動作させる係合駆動部が形成さ
れた円盤状のオルゴールディスクを用いるとともに、こ
のオルゴールディスクを交換可能に構成することによ
り、任意の曲目をオルゴール演奏できるようにしたオル
ゴール装置も、提案されている。
【0006】このようなオルゴール装置のオルゴールデ
ィスクは、金属製の円盤状に形成され、該オルゴールデ
ィスクの一面を発音体のオルゴール弁に応じて複数トラ
ックに区画し、そのトラックが分担した音階の演奏タイ
ミングに応じた周方向の箇所に係合駆動部を形成した構
成とされ、これらの係合駆動部は、オルゴールディスク
の一面から突出した突起や所定径の孔により構成されて
いる。
【0007】そして、このような係合駆動部を用いて、
発音体の所定部位を爪弾きオルゴール演奏が行われる。
【0008】このオルゴールディスクを用いるオルゴー
ルは、多数の係合駆動部を備えた円板状のオルゴールデ
ィスクを装着してオルゴール演奏するものであって、オ
ルゴールディスクはオルゴール本体部の駆動機構により
回転駆動され、他方、オルゴール本体部には、発音体の
オルゴール弁を弾くスターホイールを、スターホイール
軸に回転可能に装着している。そして、駆動機構により
オルゴールディスクを回転させると、オルゴールディス
クの係合駆動部が該係合駆動部に対応するスターホイー
ルの爪を引っ掛けて該スターホイールを回転させ、この
回転するスターホイールに後続する他の爪でオルゴール
弁を弾いてオルゴール音を生成し、メロディを奏でる形
式のオルゴールである。
【0009】また、このディスクオルゴールは、スター
ホイールに対向する部位のオルゴールディスクを、押え
ローラを備えたオルゴールディスク押えアームで片側面
から押圧して保持することにより、比較的に薄い厚さの
オルゴールディスクを用いることができるものである。
従って、異なる曲目パターンが形成されたオルゴールデ
ィスクを、多数、廉価に制作することができるととも
に、オルゴールディスク自体が薄板円盤状なので、収
納、保管も容易に行え、効率的に輸送することができ
る。
【0010】更に、このようにオルゴールディスク自体
の取扱が容易なので、オルゴールに着脱することも簡易
に行え、短時間にオルゴールディスク交換できる。従っ
て、予め異なる曲目のオルゴールディスクを複数枚、用
意しておき、これらのオルゴールディスクから任意の曲
目を選択してオルゴールディスク交換することにより、
オルゴール演奏する曲目変更を迅速且つ容易に行うこと
ができる。
【0011】このように、ディスクオルゴールは、ドラ
ム固定型の1曲専用のオルゴールに比べて、複数のオル
ゴールディスクから任意のオルゴールディスクを選択し
て簡単に装着できるので、使用者の好みに合わせて、曲
目の変更が柔軟且つ容易に行える利点を有している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このようなオルゴール
装置において、他の機器と協調動作させる場合は、予め
タイムチャートを用意しておき、このタイムチャートに
応じて、オルゴール演奏や機器の動作を制御することが
主に行われてきた。
【0013】すなわち、例えば、所定時刻に、からくり
動作を行うからくり時計においては、この予め用意され
たタイムチャートに基づき、オルゴール演奏を開始する
と共に、このタイムチャートに記録されたタイミングで
からくり人形等の連係機器の動作を制御していた。従っ
て、簡易な構成では、曲目が変化しても、機器によるか
らくり動作は、同一であり、興趣に乏しいという不都合
が生じた。
【0014】また、曲目に応じた、柔軟な制御が行いに
くく、また、家庭用のからくり時計等のコンパクトなも
のには、回路構成等が複雑過ぎて、応用しにくいという
不都合があった。
【0015】また、音穴を、機器制御用に兼用する場合
は、すなわち、発音パターンから直接的に各機器の制御
信号を得る場合には、曲目の音階等を判別してから、制
御信号を生成するので、やはり、回路構成等が複雑にな
ってしまう。
【0016】いずれにしても、オルゴール演奏に対して
は、間接的に機器を制御していることになり、きめ細か
な機器の制御が行いにくく、回路構成も複雑化する不都
合があった。
【0017】そこで、本発明は、実音の発音動作と、該
発音動作に連係又は同期した制御信号を取得できる情報
ディスク及びその出力装置を提供することを目的として
いる。
【0018】
【課題を解決するための手段】本願第1請求項の発明
は、演奏情報と制御情報を併設し、所定速度で回転駆動
される情報ディスクであって、前記演奏情報は、出力装
置により音として発音される場合の元になる情報であっ
て、少なくとも音階数の演奏トラックに設けた演奏用係
合部により形成され、前記制御情報は、出力制御装置に
より他の機器を制御するための情報であって、少なくと
も機器数に対応する数の情報トラックを設けるとともに
該情報トラックに設けた情報用係合部により形成された
構成の情報ディスクである。
【0019】このように、演奏用用係合部を設けた演奏
用トラックと、該演奏に連係する機器の情報用係合部を
設けた情報用トラックを同一の情報ディスクに設けてい
るので、連係する機器を演奏に関連付けて制御すること
ができ、従って回路構成を簡素化することができる。更
に、演奏途中のディスクの回転スピード、すなわち、曲
目の拍子が変更されても、機器の動作を自動的に追従で
きることになる。
【0020】また、ディスク毎に異なる機器の制御情報
を記録することができ、ディスク交換も容易に行えるの
で、状況に応じて曲目だけではなく、機器の動作を柔軟
に変更することが可能となる。例えば、予め同一曲目に
対して、異なる制御情報が記録されたディスクを用意し
ておくことにより、同一の曲目でも、ディスクの交換の
みで、連係機器に異なる動作を行わせることが、迅速且
つ容易にできる。
【0021】本願第2請求項の発明は、請求項1の発明
において、前記演奏トラックと、前記情報トラックとが
交互に配置されている構成の情報ディスクである。
【0022】このように、演奏トラックと情報トラック
とを交互に配置したことにより、これらのトラックに設
けた係合部を用いて、発音・信号取得する発音・接点機
構の各係合部分及び接点可動部分等を、互いに適度の間
隔を持たせることができ、従ってその設計を無理なくで
き、低コスト且つ十分な信頼性を確保することができ
る。
【0023】本願第3請求項の発明は、前記情報ディス
クの演奏情報を取得して発音動作する発音機構と、この
情報ディスクの制御情報を取得して外部に出力する接点
機構を備えた情報ディスクの出力装置であって、前記発
音機構が、演奏用係合部に案内されて回転するスターホ
イールによりオルゴール発音体のオルゴール弁を弾いて
メロディを奏でるとともに、前記接点機構が、情報用係
合部に案内されて回転するスターホイールにより接点操
作される構成の請求項1の情報ディスクが設置される出
力装置である。
【0024】このように、演奏用係合部に案内されて回
転するスターホイールによりオルゴール発音体のオルゴ
ール弁を弾いてメロディを奏でる発音機構と、情報用係
合部に案内されて回転するスターホイールにより接点操
作される接点機構とにより、情報ディスクに書込まれて
いる演奏情報及び制御情報が具体化される。
【0025】本願第4請求項の発明は、前記発音機構及
び接点機構が、情報ディスク回転軸の対称位置に、配設
されている構成の請求項3の情報ディスクが設置される
出力装置である。
【0026】このように、発音機構及び接点機構を情報
ディスク回転軸の対称位置に配置した場合は、情報ディ
スクに対して、演奏及び制御情報を取得する係合箇所
を、ほぼ単一直線上の範囲に揃うようにすることがで
き、従って、情報ディスクの押圧状態が良好となり、ス
ムーズ且つ良好にディスクの回転駆動を維持することが
できるとともに、発音・接点機構用に十分な設置スペー
スを確保することができ、これらを、無理なく配置する
ことができる。
【0027】本願第5請求項の発明は、前記接点機構の
一部に、別体の発音機構が組込まれている構成の請求項
1の情報ディスクが設置される出力装置である。
【0028】このように、接点機構に別体の発音体を追
加すると、音階数を増加したり、異なる音色を用いるこ
とができ、よりオルゴール演奏の表現力を高めることが
できる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の情報ディスク及
びその出力装置に係る第1具体例を図1ないし図8に基
づいて説明する。
【0030】尚、以下に説明する情報ディスク及びその
出力装置の基本的な構成は、後述するオルゴールディス
ク及びオルゴール装置と共通するので、最初に基本的な
構成を説明し、次に、情報ディスク及びその出力装置に
特有な部分について説明する。
【0031】すなわち、この出力装置20は、容易且つ
迅速に交換できる情報ディスク1を用いて、実音のオル
ゴール演奏を行うとともに、このオルゴール演奏に連係
して他の外部機器を動作させる制御情報を直接的に取得
するものであり、以下、説明の便宜上、情報ディスク1
から詳述する。
【0032】本例の出力装置20に用いる情報ディスク
1は、図3及び図4に示すように、アルミ素材等の軽金
属を用いて円盤形状に形成され、所定の剛性強度を確保
して、センタードライブ方式で確実に回転駆動できるよ
うにしている。
【0033】この情報ディスク1の回転中心には、所定
の内径を備えた円形状の装着孔2が設けられるととも
に、この装着孔2の近傍且つ所定の角度位置には、情報
ディスク1自体の回転駆動に用いられる駆動孔4が貫設
されている。
【0034】また、この情報ディスク1の裏面は、内周
から外周に亘って、複数のトラックに分割区画され、こ
れらのトラックは、2種類の演奏用及び情報用トラック
3,5から構成されている。すなわち、これらの演奏用
及び情報用トラック3,5は、ほぼ同一な幅に形成され
るとともに、径方向に交互に配置されている。
【0035】この演奏用トラック3は、後述する出力装
置20のオルゴール発音体27のオルゴール弁27aに
相対しており、各トラック3,3が分担した音階の演奏
タイミングに応じた周方向の箇所には、演奏用係合部3
aが形成され、これらの演奏用係合部3aにより、所定
の曲目の演奏パターンが形成されている。
【0036】また、この演奏用係合部3aは、本例にお
いては、突起タイプのものが用いられており、金属製の
情報ディスク1の該当箇所を切り起こして突起6を形成
し、この突起6を発音動作用の係合駆動部分としてい
る。すなわち、略長方形のコ字形状に切り込み6aを形
成し(図5(1))、この切り込み6aを押圧して切り
起こし部6bに成形し(図5(2))、更に、この切り
起こし部6bを中間で折り曲げて、所定高さに情報ディ
スク1の背面から突出した突起6を形成している(図5
(3))。また、このような演奏用係合部3aは、自動
的な加工機械により、情報ディスク1の内周側から外周
側に向って、順次、形成されている。
【0037】従って、このように演奏用係合部3aを形
成しているので、簡易な製作治具、製作工程で容易に、
多数の情報ディスク1を製作することができる。更に、
一旦、起こした切り起こし部6bの中間を折曲げて、そ
の演奏用係合部3aとしているので、その突出高さ調節
も比較的容易に行うことができる。
【0038】尚、後述するように情報用トラック5に
は、演奏用係合部3aと同様な情報用係合部5aが設け
られ、この情報用係合部5aは、基本的に、演奏用係合
部3aと同様な形状に、同様な製作手法を用いて形成さ
れている。
【0039】このような情報ディスク1を用いる出力装
置20は、再び図1及び図2に示すように、所定の平面
形状の略平板状に形成されたベース台21と、このベー
ス台21上に立設された中心軸22に回転可能に遊嵌さ
れたターンプレート23と、このターンプレート23に
情報ディスク1を脱着可能に保持する保持アーム25
と、ターンプレート23を回転駆動する駆動機構24
と、このターンプレート23に同行して回転駆動される
情報ディスク1の演奏用トラック3を用いて、実音のオ
ルゴール演奏を行う発音機構30と、同情報ディスク1
の情報用トラック5を用いて、該演奏に連係した制御信
号を取得する接点機構50とから構成されている。
【0040】このベース台21は、剛性強度が高い素材
を用いて、少なくとも、情報ディスク1半径の長さより
長く形成され、その長手方向の一端に、情報ディスク1
を保持するターンプレート23を立設して回転可能に軸
支する一方、他端に、駆動機構24のモータMを配設す
るとともに、これらの間に、オルゴール演奏時にモータ
Mの回転出力をターンプレート23に減速して伝達する
駆動機構24の伝達軸33及び歯車32,34,35を
配設して構成されている。また、このベース台21の所
定箇所には、出力装置20を、時計体10に強固に取付
けるねじ孔が設けられている。
【0041】このターンプレート23は、ベース台21
に立設された金属製の中心軸22に遊嵌され、回転可能
に支承されるとともに、該ターンプレート23の先端側
には、Eリングが嵌着されて、中心軸22からの抜け止
めが図られている。
【0042】また、このターンプレート23は、合成樹
脂を用いて、厚板円盤状に形成され、その先端側には、
情報ディスク1の内径に応じた外径の装着部23aが、
中間には、この装着部23aよりも大径で情報ディスク
1の下面を安定して支持する支持部23bが、また、基
端側には、駆動機構24の出力歯車である第2歯車35
に噛合された歯車部23cが、それぞれ設けられてお
り、更に、情報ディスク1の前記駆動孔4に対応する位
置のターンプレート23には、駆動突起部23dが上方
に突設されている。
【0043】尚、図中、29は、合成樹脂を用いて形成
され、情報ディスク1の外周側に配設された支持部材で
あり、ターンプレート23が情報ディスク1の内周側の
下面を支持するとともに、この支持部材29が、情報デ
ィスク1の外周側の下面を支持することにより、情報デ
ィスク1の回転を、スムーズに且つ安定化できるように
している。また、支持部材29は、このような固定部材
ではなく、回転部材を用いても良い。
【0044】更に、ターンプレート23は、駆動機構2
4に接続され、この駆動機構24により、オルゴール演
奏時には、ターンプレート23を、一定回転方向に一定
速度で回転駆動するようにしている。
【0045】この駆動機構24は、図6に示すように、
ターンプレート23に情報ディスク1が装着された場合
に、該情報ディスク1の外側に位置するように配置され
たモータMと、このモータMの回転出力を、該情報ディ
スク1内周側のターンプレート23に減速しつつ伝達す
る第1入力歯車32、伝達軸33、第1出力歯車34、
第2歯車35とから構成されている。
【0046】このモータMは、DCモータが用いられ、
情報ディスク1の外方に、そのモータ軸を、ベース台2
1の平面と平行に、且つ、保持アーム25の長手方向と
直交して、ベース台21に固定されている。従って、モ
ータMをベース台21の平面に、安定して保持できると
ともに、ほぼ最小限、モータ径程度の高さに、出力装置
20全体の厚さを収めることができるので、薄型化を図
ることができる。
【0047】また、このモータMの接続端子は、図示を
省略したモータ駆動回路に接続され、このモータ駆動回
路から、供給される駆動電流により、動作するように構
成されている。また、このモータMは、後述するよう
に、安全スイッチ機構37により、保持アーム25が未
ロックな時には、動作しないように構成されている。
【0048】更に、モータMの出力軸には、ウォームギ
ア31が固着され、このウォームギア31には、第1入
力歯車32が噛合している。この第1入力歯車32は、
このモータ出力軸の長手方向と直交し、且つスターホイ
ール軸26Aと平行に軸支された伝達軸33の一端に固
着され、この伝達軸33の他端には、第1出力歯車34
が固着されている。この第1出力歯車34は、第2歯車
35の入力歯車部35aに噛合し、この第2歯車35に
一体に形成された出力歯車部35bは、ターンプレート
23の基端に一体に形成された歯車部23cに噛合して
いる。
【0049】この第2歯車35は、互いに直交する回転
面を有する入力歯車部35a,出力歯車部35bを一体
に備えており、その入力歯車部35aが、略円板上の外
周縁を軸方向に突設するとともに、この突設された端面
に歯部が刻設されて形成され、第1出力歯車34に噛合
している。
【0050】また、この第2歯車35の出力歯車部35
bは、入力歯車部35aと同軸且つ内周に、所定外径の
外歯状に形成され、ターンプレート23の基端に一体に
形成された歯車部23cに、噛合している。従って、第
1出力歯車34の回転を、該回転軸に直交する方向に、
ベース台21上に設けられたターンプレート23に減速
しつつ伝達するようにしている。
【0051】更に、これらの互いに噛合する各歯車3
1,32,34,35b,23c間には、所定の減速比
が設定されている。
【0052】従って、この駆動機構24により、モータ
Mの回転駆動力は、所定速度に減速されつつターンプレ
ート23に伝達され、このターンプレート23に装着さ
れた情報ディスク1を所定の回転速度で回転させる。
【0053】また、再び図1及び図2に示すように、保
持アーム25は、少なくとも前記情報ディスク1の半径
長さよりも長い略長板形状に形成され、その基端がベー
ス台21に軸支され、先端が同ベース台21に立設され
た中心軸22に、係合ロック可能に構成され、装着した
情報ディスク1を、ベース台21側のスターホイール2
6に回転しながら押圧するローラ25aを備えている。
【0054】すなわち、中心軸22先端の保持アーム2
5が係合する箇所には、切欠き部22aが設けられる一
方、この切欠き部22aに応じて、保持アーム25の該
当箇所には、所定形状のロックアーム25bが設けら
れ、このロックアーム25bは、その先端が、切欠き部
22aに係合するようにバネ付勢されている。
【0055】従って、使用者がロックアーム25bの係
合を解除する操作を行わない限り、情報ディスク1は確
実に出力装置20に装着されて保持され、出力装置20
自体の姿勢に拘らず、情報ディスク1を安定保持して、
オルゴール演奏できるようにしている。他方、このよう
な保持アーム25のロックを解除し、保持アーム25を
スイングして、起立させることにより、迅速且つ容易
に、情報ディスク1の交換を行うことができる。
【0056】更に、本例においては、保持アーム25を
ロックしたか否かを確認する安全スイッチ機構37が設
けられている。
【0057】すなわち、図2に示すように、安全スイッ
チ機構37は、保持アーム25の情報ディスク1よりも
外側で、該情報ディスク1の方向に対峙した箇所に設け
た突起部38と、これに対応して、ベース台21の所定
箇所に設けられた起倒式スイッチレバー39aを有した
マイクロスイッチ39とから構成され、このマイクロス
イッチ39は、電気的に、オルゴール演奏を開始させる
起動信号を伝達する信号線に、直列接続されている。
【0058】また、このマイクロスイッチ39は、突起
部38に対応して、ベース台21に固定されており、そ
の上部には、一般的な起倒式スイッチレバー39aを、
基部には、電気的なスイッチ接続端子を備えている。
【0059】このスイッチレバー39aは、上方に起立
するようにバネ等で付勢され、この起立した場合には、
スイッチとして、電気的にオフ遮断状態となるととも
に、スイッチレバー39aが倒された場合には、オン接
続状態となるように構成されている。
【0060】従って、保持アーム25を開放状態にした
時には、保持アーム25に設けた突起部38がマイクロ
スイッチ39から離れ、マイクロスイッチ39のスイッ
チレバー39aは起立して、スイッチ39が遮断状態と
なり、出力装置20の動作が抑制される。他方、保持ア
ーム25をロック状態にした時には、保持アーム25の
突起部38がマイクロスイッチ39に接近し、そのスイ
ッチレバー39aを倒して、スイッチ39を接続状態と
し、出力装置20の動作が可能となる。
【0061】尚、これに加えて、情報ディスク1のセッ
ト状態も、同時に判別するように構成できる。すなわ
ち、保持アーム25の情報ディスク1に対峙した箇所
に、同様に、スイッチレバー39aを情報ディスク1側
に所定量、突出させたマイクロスイッチ39を設け、こ
のマイクロスイッチ39を制御回路に接続してもよい。
従って、この場合には、同様に、保持アーム25を開放
状態にした時には、マイクロスイッチ39のスイッチレ
バー39aは、起立状態となり、オルゴールの動作が抑
制されるが、情報ディスク1の未装着時に、保持アーム
25をロックしても、スイッチレバー39aが情報ディ
スク1に当接しないので、スイッチレバー39aは起立
状態となり、出力装置20の動作が抑制される。
【0062】従って、このような安全スイッチ機構37
を設けているので、オルゴールディスク未装着時の誤動
作を防止できるとともに、オルゴール演奏途中でも、何
等かの理由で、又は、使用者の任意に保持アーム25の
ロックが解除された場合にも、オルゴール演奏動作を即
座に停止することができ、各種の損傷や人的な事故等を
未然に防止することが可能となり、安全性を向上するこ
とができる。
【0063】特に、例えば、本例の情報ディスク1は、
比較的に小型のものであるが、より大型のディスクを用
いる場合に、本例の安全スイッチ機構37を設けていれ
ば、即座に駆動用モータを停止することができ、十分な
安全性を確保できる。すなわち、大型のディスクを回転
駆動するので、その駆動用モータとして、比較的に強力
なものが用いられており、人力では扱いかねるので、可
能な限り正常な作動時以外は、モータが誤作動しないよ
うにする必要があるが、本安全スイッチ機構37によれ
ば、十分に対処することができる。
【0064】また、発音機構30は、駆動機構24によ
って回転駆動されるターンプレート23に同行して、回
転駆動される情報ディスク1の各演奏用係合部3aと係
合するスターホイール26と、このスターホイール26
により発音駆動されるオルゴール弁部27aを備えたオ
ルゴール発音体27とから構成されている。
【0065】すなわち、図1及び図2において、オルゴ
ール発音動作するオルゴール発音体27は、金属素材を
用いて長板形状に形成され、ベース台21に情報ディス
ク1と平行になるように配設されている。オルゴール発
音体27の一端側の先端は、クシ歯状形成されたオルゴ
ール弁部27aが設けられ、オルゴール弁部27a側の
端部が、保持アーム25に対応した情報ディスク1の半
径方向に揃うように、他端側の基端が、ベース台21に
設けられた台座部に固定されている。また、これらのオ
ルゴール弁部27a,27aは、発音する音階数に応じ
た所定数が設けられ、それぞれが、音階に応じた所定の
厚さ及び長さに形成され、これらのオルゴール弁部27
a,27aの先端が弾かれると、所定の音階/音程のオ
ルゴール音を生成するように設けられている。
【0066】そして、保持アーム25に対応した情報デ
ィスク1下面側の箇所には、情報ディスク1の音階トラ
ック数に応じた複数のスターホイール26が、スターホ
イール軸26Aにより、回転可能に軸支されている。
【0067】これらのスターホイール26の外周には、
どのような回転位置でも、情報ディスク1の演奏用係合
部3aに係合できるように、等間隔に8つの爪部26a
が設けられており、これらの爪部26aの回転方向にお
ける前側は、鋭角なスロープ面に形成される一方、後側
は、回転方向に直交する面に形成されて、情報ディスク
1の演奏用係合部3a(突起6)との係合を確実に行え
るようにしている。
【0068】従って、情報ディスク1の演奏用係合部3
aとして、穴を設けたタイプに比べて、突起タイプとし
ているので、全てのスターホイール26の爪部26a,
26aを一列に揃える整列動作や、各爪部26aが穴に
確実に係合するように回転方向にスターホイール26を
回転付勢する必要が無くなり、機構的に簡素化すること
ができる。
【0069】また、各スターホイール26に対峙したベ
ース台21の箇所には、摩擦を低減できる合成樹脂を用
いて、スターホイール26と同数に所定幅の間隙部を有
した離間部材が設けられ、各スターホイール26のスタ
ーホイール軸26A長手方向に沿った所定の間隔に保持
するようにしている。従って、各スターホイール26
は、それぞれ、回転可能に、対応したオルゴール発音体
27のオルゴール弁部27aに、常に対峙した位置を維
持できるようにしている。
【0070】そして、ベース台21に、使用者が任意に
選択した情報ディスク1を装着した後に、図示を省略し
た制御回路から正時等に起動信号が出力されたり、同様
に図示を省略したモニタースイッチを使用者がオン操作
すると、駆動機構24により情報ディスク1が回転駆動
され、曲目の音階に応じたオルゴール弁部27aが、所
定のタイミングで、スターホイール26の爪部26aに
より爪弾かれ、オルゴール演奏が行われる。
【0071】すなわち、情報ディスク1の各演奏用係合
部3aの突起が、該演奏用係合部3aに対応するスター
ホイール26の爪部26aを引っ掛けて、該スターホイ
ール26を強制的に回転させ、この回転するスターホイ
ール26の後続する他の爪部26aにより、最終的にオ
ルゴール弁部27aが弾かれ、オルゴール音が発生す
る。
【0072】図7に示すように、情報ディスク1が回転
駆動され(図7(1))、演奏用係合部3aがスターホ
イール26の爪部26aのうち、例えば爪部26aと係
合する(図7(2))と、該爪部26aは演奏用係合部
3aの突起6により強制的に移動され、スターホイール
26が回転させられる。このとき、スターホイール26
の爪部26aに後続する爪部26aがオルゴール弁部2
7aと当接し(図7(3))、更に回転移動してオルゴ
ール弁部27aを爪弾いて(図7(4))、この結果、
当該オルゴール弁部27aの固有な音階のオルゴール音
が発生する。
【0073】更に、情報ディスク1が1回転すると、自
動的に停止するオートストップ機構41が設けられ、か
らくり時計等に適用可能にしている(図1参照)。すな
わち、情報ディスク1の1回転に相当する1曲のオルゴ
ール演奏が終了すると、自動的にモータMの動作が停止
するように構成されている。
【0074】このオートストップ機構41は、ターンプ
レート23に設けられた検出用の切欠き部42と、ベー
ス台21の所定箇所に配設された検出用のマイクロスイ
ッチ43とから構成されている。
【0075】また、このオートストップ機構41を可能
にするために、マイクロスイッチ43による1回転検出
位置に、ターンプレート23の回転位置を位置決めし
て、組み込むための位置決め孔44,45が、ベース台
21及びターンプレート23に設けられている。
【0076】すなわち、ターンプレート23に設けた駆
動突起部23bに、情報ディスク1の駆動孔4を係合さ
せて、情報ディスク1をターンプレート23に装着して
いるので、常に、ターンプレート23に対して、同一な
回転角度位置で、情報ディスク1が装着されることにな
る。従って、ターンプレート23に装着した情報ディス
ク1のベース台21に対する演奏スタート位置は、常に
一定になり、両者の関係位置が僅かにずれても、オルゴ
ール演奏開始及び終了が正常に行えなくなる。
【0077】つまり、ターンプレート23が回転駆動さ
れ、ターンプレート23の切欠き部42が、マイクロス
イッチ43による検出位置に到達すると、ターンプレー
ト23の駆動突起部23bにより回転規制される情報デ
ィスク1の回転位置が、常に演奏終了位置(以下、回転
基準位置)になるようにする必要がある。
【0078】すなわち、再び図1及び図2に示すよう
に、このオートストップ機構41は、ターンプレート2
3の支持部23bの外周に、周方向に所定長さに設けた
切欠き部42と、ディスクオルゴール固定側部材たるベ
ース台21の所定箇所に設けたマイクロスイッチ43と
から構成されるので、ベース台21及びターンプレート
23に設けた位置決め孔44,45にピンを係合させな
がら、ターンプレート23を組み込むことにより、当該
ターンプレート23を適正な回転基準位置に設けること
ができることになる。
【0079】尚、マイクロスイッチ43を設置する位置
と、切欠き部42を設ける位置とは、ターンプレート2
3に設けた駆動突起部23dの位置を基準として、互い
に上下に一致した場合に、駆動突起部23dによる情報
ディスク1の回転位置が、スタート又は演奏終了位置に
なるように設定されている。
【0080】また、マイクロスイッチ43とターンプレ
ート23の支持部23bの下面との距離は、そのスイッ
チレバーの全長よりも短く、つまり、オルゴールの演奏
途中の回転位置では、スイッチレバーが、支持部23b
の下面に当接して倒される距離に設定されている。更
に、このマイクロスイッチ43は、通常とは逆のスイッ
チ動作し、スイッチレバーが倒された場合に、オフ信号
を出力する一方、スイッチレバーが起立した場合に、ス
イッチ・オン信号を出力するように構成されている。
【0081】尚、これに限らず、通常設定のマイクロス
イッチ43の出力端子を、その出力信号を反転する逆転
回路を介して、外部に接続した構成にしてもよい。
【0082】更に、ターンプレート23の支持部23b
に設けられた切欠き部42は、支持部23bの外周で且
つ前述した条件を満たす位置において、検出を確実にす
るように周方向に所定の長さを有して形成されている。
【0083】従って、オルゴール演奏時に、ターンプレ
ート23つまり情報ディスク1が回転駆動され、1回転
して演奏を終了する基準回転位置に到達した場合には、
ターンプレート23の支持部23bに設けた切欠き部4
2が、マイクロスイッチ43の直上に位置するので、マ
イクロスイッチ43のスイッチレバーが起立し、マイク
ロスイッチ43からオン状態の検出信号が出力され、こ
の検出信号に基づき制御回路により、情報ディスク1の
回転駆動を停止することができ、オートストップ機構4
1を実現することができる。
【0084】また、情報ディスク1自体に1回転位置検
出用の爪部や孔部等の成形部を形成せずに、ターンプレ
ート23で検出しているので、多数生産する情報ディス
ク1自体の製作が容易となるとともに、該成形部をディ
スク側に形成した場合に、これが損傷したときの回転停
止位置の検出が不可能となることを防止できる。
【0085】尚、前記位置決め孔44,45は、貫通孔
に限らず、袋孔や切欠き溝等、適宜のものを用いること
ができる。尚、本明細書では、これら貫通孔、袋孔や切
欠き溝等、前述した位置決めに供される係合部一般を位
置決め孔と指称している。
【0086】また、このように、一度組込んでしまえ
ば、ターンプレート23は、前述した駆動機構24の出
力歯車に噛合されるので、互いの関係つまり回転位置が
ずれることは、確実に防止できる。
【0087】次に、情報用トラック5に設けられた情報
用係合部5aと、該情報用係合部5aから制御情報を取
得する、出力制御装置である接点機構50について説明
する。
【0088】本例の情報ディスク1は、再び図3に示す
ように、上述したように内周から外周に向って、所定数
の演奏用係合部3aを設けた各音階に相当する演奏用ト
ラック3と、所定数の情報用係合部5aを設けた情報用
トラック5を、交互に設けて構成され、情報用トラック
5を、一つ又は複数組合せて、他の機器用の制御情報を
取得するようにしている。
【0089】従って、情報ディスクに演奏用トラックと
情報用トラックとを、交互に配置したことにより、これ
らのトラックに設けた係合部を用いて、発音・信号取得
する発音・接点機構の各係合部分及び接点可動部分等
を、互いに適度の間隔を持たせて構成することができ、
従ってその設計を無理なくでき、低コスト且つ十分な信
頼性を確保することができる。特に、例えば、係合部を
検出する接点機構50の係合検出機構として、一般的な
マイクロスイッチを用いることができ、コストダウンや
信頼性の向上を図ることができる。
【0090】また、情報用トラック5に設けられた情報
用係合部5aは、その情報用トラック5を用いて制御す
る機器によって異なるが、基本的には、ある音階の発音
タイミングに対応して設けられている。
【0091】例えば、ある情報用係合部5aは、ある音
階の発音タイミングを基準とすると、情報ディスク1の
1/2回転周期位相をずらして、設けられており、後述
するようにディスクの回転駆動を良好に行えるようにし
ている。
【0092】また、この情報用係合部5aは、取得した
制御信号に基づき機器から実際に発音出力するまでのタ
イムラグを考慮して、僅かに、回転方向の前方に、ずら
されて配置されている。従って、オルゴール発音に十分
な精度で同期した他の機器による発音動作を可能にして
いるので、より高精度且つ厳密な制御を行うことができ
る。
【0093】更に、情報ディスク1の外周側は、回転周
方向に移動する部分の距離が長いので、より精度が要求
される機器の制御、又は、より高密度な制御情報を記録
する制御トラックに割り当てられている。
【0094】尚、このような制御トラックに設けた情報
用係合部5aによって構成される制御情報は、全てのオ
ルゴール発音に同期させたり、拍子音にのみ同期させた
り、任意に設定することができる。
【0095】また、オルゴール演奏の発音タイミングに
拘わりなく、機器を制御することもできる。例えば、演
奏が停止している間にも、機器に準備動作等の任意の動
作を行わせることもでき、機器に応じた柔軟な制御を行
うことができる。
【0096】更に、単一の情報用トラック5を、その回
転周期に応じて、切換えて利用するように構成しても良
い。すなわち、例えば、オルゴール演奏が、プレリュー
ド・テーマ、メイン・テーマ、エンディング・テーマの
3パートから構成されている場合には、それぞれのテー
マ毎に、同一の情報用トラック5から得られる制御信号
を、異なる機器に切り換えて用いてもよい。
【0097】また、この情報用係合部5aを検出して制
御信号を出力する接点機構50は、例えば図8に示すよ
うに、マイクロスイッチ等を備えて構成される一般的な
機械式検出機構を用いており、情報用係合部5aによっ
て動作される電気的な接点を備えており、これらの接点
の出力端子は、図示を省略した連係機器用の駆動回路に
直接、接続されるか、又は、各機器を統合制御する総合
制御回路等に接続されている。
【0098】すなわち、オルゴール発音体27のオルゴ
ール弁27aと同様に、スターホイール26を介して、
情報ディスク1の係合突起6により、スイッチ操作され
るようにスイッチ群を設けた構成とされている。この場
合は、スターホイール26の回転により、オンオフする
ものであり、このスイッチ専用に高さ調節された係合突
起6を、別途、形成することも考えられる。
【0099】従って、接点機構50を、発音機構30と
同等の精度で組み立てることができて、加工性及び組み
立て性が向上するとともに、オルゴール発音体27の発
音動作タイミングと同様な精度で、スイッチ操作が可能
となり、このスイッチ信号を基準信号として、多様且つ
高度な制御に用いることができる。
【0100】また、この接点機構50は、出力装置20
のベース台21上に、情報ディスク1回転の位相周期に
おいて、1/2位相周期ずらした位置に設けられ、その
各接点の検出位置は、発音機構30のスターホイール2
6による係合位置と、ほぼ同一直線上に揃うように構成
されている。
【0101】すなわち、発音機構30のスターホイール
26が情報ディスク1の演奏用係合部と係合する箇所
と、接点機構50のスターホイール26が情報ディスク
1の情報用係合部と係合する箇所とは、情報ディスク1
の回転中心軸に対して、軸対称のほぼ同一直線上に並ぶ
ように、設置されている。
【0102】従って、このように情報ディスク1に対し
て、常に直線上に揃った位置から、演奏及び制御情報を
取得するようにしているので、情報ディスク1の押圧状
態が良好となり、スムーズ且つ良好にディスクの回転駆
動を維持することができる。
【0103】また、従来からの発音機構用の設置スペー
スを削減すること無く、接点機構用に十分な設置スペー
スを確保することができ、両者を無理なく配置すること
ができる。
【0104】尚、発音機構30と接点機構50との配置
位置は、これに限らず、これらを適宜組合せて3つの発
音機構30又は接点機構50から構成される場合には、
周方向に120°間隔に設けたりすることもできる。
【0105】従って、演奏用係合部3aと、連係機器専
用の情報用係合部5aとを、同一の情報ディスク1に併
設し、演奏に連係する機器を直接的に制御するようにし
ているので、制御のきめ細かさや、柔軟性を向上するこ
とができる。
【0106】次に、このような情報ディスク1を用いた
出力装置20の動作制御を説明する。
【0107】まず、使用者がモニタースイッチをオン操
作した場合、又は、所定時刻になった場合には、所定の
オルゴール演奏と、この演奏に連係した機器の動作が開
始される。
【0108】すなわち、出力装置20のモータ制御回路
により、モータMの駆動が所定に行われ、このモータ駆
動により、情報ディスク1が演奏開始位置から順方向に
回転駆動される。そして、この情報ディスク1の回転に
伴い、該情報ディスク1の演奏用トラック3の所定箇所
に設けられた演奏用係合部3aが、対応するスターホイ
ール26の爪26aを引っ掛けて、該スターホイール2
6を強制的に回転させ、この回転するスターホイール2
6に後続する他の爪26aで、オルゴール発音体27の
オルゴール弁27aを弾いて、所定のオルゴール音が発
音される。
【0109】これと同時に、同情報ディスク1の情報用
トラック5の所定箇所に設けられた情報用係合部5a
が、接点機構50による検出位置に到達すると、、接点
機構50から制御信号が出力され、駆動回路や制御回路
等を介して後段の機器が動作する。すなわち、オルゴー
ル演奏に連係して、後段の連係機器が適切に駆動制御さ
れ、発音タイミングに所定に同期した動作を実行する。
【0110】最後に、情報ディスク1が所定に1回転駆
動された後には、オルゴール演奏が終了する。すなわ
ち、オートストップ機構41により、情報ディスク1が
オルゴール演奏開始する初期状態の回転位置に停止され
る。
【0111】尚、本発明に用いる接点機構50として
は、ディスクのスムーズな回転を妨げず、十分な耐久性
を確保できるものならば、特に限定されず、一般的且つ
安価な各種のスイッチを用いた構成としてもよい。
【0112】また、上述した具体例においては、オルゴ
ール演奏に基づいて、機器の制御を行う例を説明した
が、これとは逆に、機器の動作に基づき、オルゴール演
奏を行うように構成することも当然でき、更に、両者を
並列的に組合せて、より総合的な制御効果が得られるよ
うに構成することもできる。
【0113】以上説明したように、本例の情報ディスク
によれば、発音体の実音発生に用いる演奏用用係合部を
設けた演奏用トラックと、該演奏に連係する機器の情報
用係合部を設けた情報用トラックを同一の情報ディスク
に設け、実音演奏に伴い、直接的に連係機器を制御でき
るようにしているので、実音演奏に関連付けて、直接、
且つ並列的に機器を制御でき、回路構成を簡素化するこ
とができる。
【0114】また、情報ディスクに演奏トラックと情報
トラックとを、交互に配置したことにより、これらのト
ラックに設けた係合部を用いて、発音・信号取得する発
音・接点機構の各係合部分及び接点可動部分等を、互い
に適度の間隔を持たせることができ、従ってその設計を
無理なくでき、低コスト且つ十分な信頼性を確保するこ
とができる。
【0115】更に、発音機構及び接点機構を情報ディス
ク回転軸の対称位置に、配置しているので、該情報ディ
スクに対して、演奏及び制御情報を取得する係合箇所
を、ほぼ単一直線上の範囲に揃うようにしている。従っ
て、情報ディスクの押圧状態が良好となり、スムーズ且
つ良好にディスクの回転駆動を維持することができると
ともに、発音・接点機構用に十分な設置スペースを確保
することができ、これらを、無理なく配置することがで
きる。
【0116】また、ディスク毎に異なる機器の制御情報
を記録することができ、ディスク交換も容易に行えるの
で、状況に応じて曲目だけではなく、機器の動作を柔軟
に変更することが可能となる。例えば、予め同一曲目に
対して、異なる制御情報が記録されたディスクを用意し
ておくことにより、同一の曲目でも、ディスクの交換の
みで、連係機器に異なる動作を行わせることが、迅速且
つ容易にできる。
【0117】更に、演奏途中のディスクの回転スピー
ド、すなわち、曲目の拍子が変更されても、機器の動作
を自動的に追従できることになる。
【0118】次に、本発明の情報ディスク及びその装置
を、図9に示す第2具体例に基づいて説明する。本具体
例の情報ディスク1を用いる出力装置20は、その接点
機構50に、発音機構30と別のオルゴール発音体を組
込んだものである。
【0119】すなわち、図9に示すように、接点機構5
0の内周側には、オルゴール弁27aを有したオルゴー
ル発音体27’が配置され、これに応じた情報ディスク
1の内周側の情報トラックは、演奏用トラック3として
用いられ、演奏用係合部が設けられている。
【0120】このオルゴール発音体27’は、発音機構
30のオルゴール発音体27と、材質や形状等を異なら
せて、明らかに異なる音色のものを用いるようにしても
よく、これを演奏曲の伴奏や前奏に用いて、よりオルゴ
ール演奏の表現力を向上することができる。
【0121】また、周方向の移動する部分の距離が長い
情報ディスク1の外周側を、情報用トラック5に割り当
てているので、より高密度且つ高精度に制御情報を記録
し、取得できるようにしている。
【0122】以上説明したように、本例によれば、上述
した第1具体例と同様な効果を奏するのみならず、接点
機構に別体の発音体を追加したので、音階数を増加した
り、異なる音色を用いることができ、よりオルゴール演
奏の表現力を高めることができる。
【0123】尚、本発明は、上述した一般的な機械式検
出機構を用いた接点機構50のほかに、光学的な読取り
機構等、適宜の出力制御装置を用いてもよい。
【0124】
【発明の効果】本願第1請求項の発明は、演奏情報と制
御情報を併設し、所定速度で回転駆動される情報ディス
クであって、前記演奏情報は、出力装置により音として
発音される場合の元になる情報であって、少なくとも音
階数の演奏トラックに設けた演奏用係合部により形成さ
れ、前記制御情報は、出力制御装置により他の機器を制
御するための情報であって、少なくとも機器数に対応す
る数の情報トラックを設けるとともに該情報トラックに
設けた情報用係合部により形成された構成の情報ディス
クである。
【0125】このように、演奏用用係合部を設けた演奏
用トラックと、該演奏に連係する機器の情報用係合部を
設けた情報用トラックを同一の情報ディスクに設けてい
るので、連係する機器を演奏に関連付けて制御すること
ができ、従って回路構成を簡素化することができる。更
に、演奏途中のディスクの回転スピード、すなわち、曲
目の拍子が変更されても、機器の動作を自動的に追従で
きることになる。
【0126】また、ディスク毎に異なる機器の制御情報
を記録することができ、ディスク交換も容易に行えるの
で、状況に応じて曲目だけではなく、機器の動作を柔軟
に変更することが可能となる。例えば、予め同一曲目に
対して、異なる制御情報が記録されたディスクを用意し
ておくことにより、同一の曲目でも、ディスクの交換の
みで、連係機器に異なる動作を行わせることが、迅速且
つ容易にできる。
【0127】本願第2請求項の発明は、請求項1の発明
において、前記演奏トラックと、前記情報トラックとが
交互に配置されている構成の情報ディスクである。
【0128】このように、演奏トラックと情報トラック
とを交互に配置したことにより、これらのトラックに設
けた係合部を用いて、発音・信号取得する発音・接点機
構の各係合部分及び接点可動部分等を、互いに適度の間
隔を持たせることができ、従ってその設計を無理なくで
き、低コスト且つ十分な信頼性を確保することができ
る。
【0129】本願第3請求項の発明は、前記情報ディス
クの演奏情報を取得して発音動作する発音機構と、この
情報ディスクの制御情報を取得して外部に出力する接点
機構を備えた情報ディスクの出力装置であって、前記発
音機構が、演奏用係合部に案内されて回転するスターホ
イールによりオルゴール発音体のオルゴール弁を弾いて
メロディを奏でるとともに、前記接点機構が、情報用係
合部に案内されて回転するスターホイールにより接点操
作される構成の請求項1の情報ディスクが設置される出
力装置である。
【0130】このように、演奏用係合部に案内されて回
転するスターホイールによりオルゴール発音体のオルゴ
ール弁を弾いてメロディを奏でる発音機構と、情報用係
合部に案内されて回転するスターホイールにより接点操
作される接点機構とにより、情報ディスクに書込まれて
いる演奏情報及び制御情報が具体化される。
【0131】本願第4請求項の発明は、前記発音機構及
び接点機構が、情報ディスク回転軸の対称位置に、配設
されている構成の請求項3の情報ディスクが設置される
出力装置である。
【0132】このように、発音機構及び接点機構を情報
ディスク回転軸の対称位置に配置した場合は、情報ディ
スクに対して、演奏及び制御情報を取得する係合箇所
を、ほぼ単一直線上の範囲に揃うようにすることがで
き、従って、情報ディスクの押圧状態が良好となり、ス
ムーズ且つ良好にディスクの回転駆動を維持することが
できるとともに、発音・接点機構用に十分な設置スペー
スを確保することができ、これらを、無理なく配置する
ことができる。
【0133】本願第5請求項の発明は、前記接点機構の
一部に、別体の発音機構が組込まれている構成の請求項
1の情報ディスクが設置される出力装置である。
【0134】このように、接点機構に別体の発音体を追
加すると、音階数を増加したり、異なる音色を用いるこ
とができ、よりオルゴール演奏の表現力を高めることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報ディスクを用いる出力装置に係
り、概略全体構成を示す平面図である。
【図2】本具体例の出力装置に係り、概略全体構成を示
す側面図である。
【図3】本例の情報ディスクに係り、演奏用及び情報用
トラックの概略全体構成を示す裏面図である。
【図4】本例の情報ディスクに係り、概略全体構成を示
す演奏用及び情報用係合部が設けられた裏面の外観斜視
図である。
【図5】本例のディスクの演奏用係合部である突起の形
成過程を示し、(1)はディスクに切り込みを入れた状
態の斜視図、(2)はこの切り込みを押圧して切り起こ
し部を形成した状態の斜視図、(3)は更にこの切り起
こし部を中間で折り曲げて突起を完成した状態の斜視図
である。
【図6】本例のオルゴールディスクの駆動機構を示す一
部省略した斜視図である。
【図7】本例の発音機構による発音動作を説明する図
で、(1)は発音準備状態を示し、(2)は情報ディス
クの演奏用係合部にスターホイールの爪が係合した初期
状態を示し、(3)はスターホイールの爪によりオルゴ
ール弁が弾かれた発音状態を示し、(4)は発音準備に
復帰した状態を示す。
【図8】本発明の第1具体例に係る概念図である。
【図9】本発明の第2具体例に係る概念図である。
【符号の説明】
1 オルゴールディスク 2 装着孔 3 演奏用トラック 3a 演奏用係合部 4 回転駆動用の駆動孔 5 情報用トラック 5a 情報用係合部 6 係合突起 20 出力装置 21 ベース台 22 中心軸 22a 保持アームロック用切欠き部 23 ターンプレート 23a オルゴールディスク装着部 23b 支持部 23c 歯車部 23d 駆動突起部 24 駆動機構 25 保持アーム 25a オルゴールディスク中間上面用の押圧ローラ 25b ロックアーム 26 スターホイール 26a 爪部 26A スターホイール軸 27 オルゴール発音体 27’ 別体のオルゴール発音体 27a オルゴール弁 29 固定支持部材 30 発音機構 31 ウォームギア 32 第1入力歯車 33 伝達軸 34 第1出力歯車 35 第2歯車 35a 入力歯車部 35b 出力歯車部 37 安全スイッチ機構 38 突起部 39 マイクロスイッチ 41 オートストップ機構 42 切欠き部 43 マイクロスイッチ 44 位置決め孔 45 位置決め孔 50 接点機構 M 情報ディスク駆動用モータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 演奏情報と制御情報を併設し、所定速度
    で回転駆動される情報ディスクであって、 前記演奏情報は、出力装置により音として発音される場
    合の元になる情報であって、少なくとも音階数の演奏ト
    ラックに設けた演奏用係合部により形成され、 前記制御情報は、出力制御装置により他の機器を制御す
    るための情報であって、少なくとも機器数に対応する数
    の情報トラックを設けるとともに該情報トラックに設け
    た情報用係合部により形成されたことを特徴とする情報
    ディスク。
  2. 【請求項2】 前記演奏トラックと、前記情報トラック
    とが交互に配置されていることを特徴とする請求項1記
    載の情報ディスク。
  3. 【請求項3】 前記情報ディスクの演奏情報を取得して
    発音動作する発音機構と、この情報ディスクの制御情報
    を取得して外部に出力する接点機構を備えた情報ディス
    クの出力装置であって、 前記発音機構が、演奏用係合部に案内されて回転するス
    ターホイールによりオルゴール発音体のオルゴール弁を
    弾いてメロディを奏でるとともに、 前記接点機構が、情報用係合部に案内されて回転するス
    ターホイールにより接点操作されることを特徴とする請
    求項1記載の情報ディスクが設置される出力装置。
  4. 【請求項4】 前記発音機構及び接点機構が、情報ディ
    スク回転軸の対称位置に、配設されていることを特徴と
    する請求項3記載の情報ディスクが設置される出力装
    置。
  5. 【請求項5】 前記接点機構の一部に、別体の発音機構
    が組込まれていることを特徴とする請求項1記載の情報
    ディスクが設置される出力装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016075895A (ja) * 2014-10-03 2016-05-12 モントレー ブレゲ・エス アー 音楽ボックス用の振動プレート

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