JPH10221588A - 光学装置 - Google Patents

光学装置

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JPH10221588A
JPH10221588A JP3273497A JP3273497A JPH10221588A JP H10221588 A JPH10221588 A JP H10221588A JP 3273497 A JP3273497 A JP 3273497A JP 3273497 A JP3273497 A JP 3273497A JP H10221588 A JPH10221588 A JP H10221588A
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JP
Japan
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magnetic
optical device
operation ring
driving
magnetic force
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JP3273497A
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Haruhisa Yamamoto
晴久 山本
Toru Fukita
亨 蕗田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トルクリミッタ機能を備えた簡素な構造にす
ると共に、手動操作手段に電動操作手段の動作を速やか
に従動させる。 【構成】 操作リング35と超音波モータの出力筒43
を磁力結合手段51により結合する。磁力結合手段51
では出力筒43に第1の磁石板52を固定し、操作リン
グ35にヨーク板54を固定する。第1の磁石板52と
ヨーク板54の間に第2の磁石板56を設け、第2の磁
石板56の両面にスペーサ57、58を固着する。第1
の磁石板52とスペーサ57の間にグリースを施し、操
作リング35の手感を向上させる。超音波モータの作動
により出力筒43が回動すると、磁力結合手段51を介
して操作リング35が回動する。操作リング35を手動
操作すると、接触面A又は接触面Bが摺動し、操作リン
グ35のトルクが超音波モータに伝達することを防止す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンズ鏡筒を操作
リングにより手動操作すると共に、操作リングを駆動ユ
ニットにより電動操作する光学装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、撮影レンズ等の光学装置ではズー
ム、フォーカス、アイリス等の光学部材(レンズ)を操
作するための操作リングは、手動操作できる上に駆動ユ
ニットにより電動操作が可能となっている場合が多い。
この種の光学装置では、例えば図7に示すように本体1
の外周にはスイッチ2を有する駆動ユニット3が装着さ
れており、本体1には内蔵した図示しないフォーカスレ
ンズ、ズームレンズ、アイリスをそれぞれ操作するため
の操作リング4、5、6が回動自在に設けられている。
【0003】駆動ユニット3が例えば操作リング5を駆
動する場合には、図8に示すように操作リング5の外周
の歯5aには、軸7に摺動自在に支持された中間歯車8
の歯8aが噛合されている。中間歯車8にはクラッチ板
9のピン10が係合され、クラッチ板9が図示しないレ
バーにより操作されることにより、中間歯車8は前後に
駆動されるようになっている。中間歯車8には出力歯車
11が噛合され、出力歯車11は減速手段12を介して
駆動モータ13に連結されている。
【0004】この際に、減速手段12の出力軸14には
スリーブ15がピン16により固定され、出力歯車11
はスリーブ15に回動自在に取り付けられると共に、摺
動ワッシャ17を介してばね18によりスリーブ15に
付勢されている。これによりトルクリミッタが構成さ
れ、操作リング5の負荷が所定以下であるときに、駆動
モータ13の駆動力が操作リング5に制限されることな
く伝達され、操作リング5の負荷が過剰になった場合に
は、操作リング5のトルクが駆動モータ13に伝達する
ことが制限される。そして、操作リング5を手動操作す
る際には、クラッチ板9が図9に示すように回動され、
中間歯車8と出力歯車11の噛合が解除される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の駆
動ユニット3では中間歯車8が操作リング5と出力歯車
11の双方に噛合するため、これらの噛合部に存在する
バックラッシュにより駆動モータ13が作動して、操作
リング5が従動するまでに時間の遅れが発生する。この
時間の遅れは、駆動モータ13が高速で作動して操作リ
ング5が瞬時に従動する際には実用上問題にはならない
が、駆動モータ13が低速で作動する所謂スローズーム
や微小送りの際には、無視できない問題となる。
【0006】また、駆動ユニット3にはスリーブ15、
ピン16、ワッシャ17及びばね18から成るトリクリ
ミッタが設けられているので、部品点数や設置空間が多
くなって、低価格化や小型化の実現が阻止されるという
問題点がある。
【0007】本発明の目的は、上述した問題点を解消
し、手動操作手段を駆動手段の動作に速やかに従動させ
得る小型で低価格の光学装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明に係る光学装置は、光学手段を駆動する手動
操作手段と、該手動操作手段を駆動する駆動手段とを備
え、前記手動操作手段と前記駆動手段を、前記駆動手段
からの駆動力を前記手動操作手段に伝達すると共に前記
手動操作手段からの駆動力を前記駆動手段に伝達させな
い駆動力伝達手段により連結した光学装置であって、前
記駆動力伝達手段は第1の磁力結合部と第2の磁力結合
部を備えた磁力結合手段としたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明を図1〜図6に図示の実施
例に基づいて詳細に説明する。図1は第1の実施例の外
観図であり、カメラ21に撮影レンズ22が装着され、
撮影レンズ22には駆動ユニット23が備えられてい
る。カメラ21には図示しない撮像手段が設けられ、撮
影レンズ22により撮影された像が記録されるようにな
っている。
【0010】図2の部分拡大断面図に示すように、撮影
レンズ22の筒状の固定鏡筒31には、ベース鏡筒32
が図示しないねじにより一体的に取り付けられており、
ベース鏡筒32の内部には、一方のフォーカスレンズ3
3aが固定されると共に、他方のフォーカスレンズ33
bを有するフォーカス鏡筒34が前後動自在に設けられ
ている。この際に、ベース鏡筒32とフォーカス鏡筒3
4は、ベース鏡筒32の内面のヘリコイドねじ32aと
フォーカス鏡筒34の外面のヘリコイドねじ34aによ
り螺合されている。
【0011】ベース鏡筒32の外周には、フォーカス鏡
筒34を手動操作するための操作リング35が回動自在
に設けられている。操作リング35にはカム孔35aが
形成されており、このカム孔35aには、フォーカス鏡
筒34に固定された連結ピン36が嵌合されている。そ
して、操作リング35の外周面には、操作リング35の
回動位置を検出するためのエンコーダ等の位置センサ3
7が配置され、操作リング35と位置センサ37は歯車
38を介して連結されている。
【0012】駆動ユニット23には振動波を利用した超
音波モータ41が利用されている。超音波モータ41で
は、固定鏡筒31の外周にユニットベース42が設けら
れ、ユニットベース42はベース鏡筒32にねじ42a
により固定されている。ユニットベース42の外周に
は、出力筒43が少なくとも3個のベアリング44を介
して回動自在に支持されている。ベアリング44はスラ
ストベアリング、ボールベアリング等とされ、ベアリン
グ軸45を介してユニットベース42に支持されてい
る。
【0013】出力筒43の後部には、ロータ46が緩衝
ゴム47を介して取り付けられ、ロータ46の後方のユ
ニットベース42の外周にはステータ48が設けられて
いる。ステータ48は皿ばね49によりロータ46側に
付勢され、ステータ48はロータ46に対して適切な摩
擦力を有して圧接されている。この際に、出力筒43が
皿ばね49により押し込まれることはベアリング44に
より防止され、ロータ46の振動が出力筒43に伝達す
ることは緩衝ゴム47により防止されている。
【0014】ロータ46の後部にはばね性を有する環状
のフランジ部46aが形成され、このフランジ部46a
はステータ48に接触されている。ステータ48の断面
形状は台形とされ、その底面には電圧を印加すると一方
向に伸縮する圧電セラミックス48aが接着され、ステ
ータ48の表面には規則正しい環状の突起48bが設け
られている。これにより、圧電セラミック48aが伸縮
して突起48bが振動した際に、その振動エネルギがロ
ータ46を連続的に回転させるようになっている。そし
て、これらの出力筒43、ロータ46、緩衝ゴム47、
ステータ48、皿ばね49の外側は、カバー50により
覆われている。
【0015】ここで、出力筒43と操作リング35は磁
力結合手段51により結合されている。磁力結合手段5
1は磁気の吸引力によって操作リング35と出力筒43
の摩擦面に圧力を作用し、出力筒43の駆動力を操作リ
ング35に伝達させると共に、操作リング35の負荷を
出力筒43に伝達させないようになっている。図3の部
分拡大図に示すように、出力筒43の端面には環状の第
1の磁石板52がねじ53により固定され、操作リング
35の端面には環状のヨーク板54がねじ55により固
定されている。この際に、第1の磁石板52とヨーク板
54はねじ53、55に代えて接着により固定すること
もできる。
【0016】第1の磁石板52とヨーク板54の間に
は、環状の第2の磁石板56が配置され、第2の磁石板
の両側には環状のスペーサ57、58が接着等により固
定されている。第1の磁石板52、ヨーク板54、第2
の磁石板56、スペーサ57、58の環状の中心は、固
定鏡筒31の中心Oに一致させている。そして、第1の
磁石板52とスペーサ57の間には図示しないグリース
が施され、操作リング35を手動操作する際の手感の向
上が図られている。
【0017】第1の磁石板52は半硬質のFe−Cr−
Co系の永久磁石から成り、その厚さは約0.5mmと
されている。ヨーク板54はSECC−C20(メッキ
鋼板、ジンコート)から約0.5mmの厚さに形成さ
れ、磁気回路を形成する磁性体とされている。第2の磁
石板56は約1.5mmの厚さの樹脂磁石から成り、フ
ェライト系とナイロンがベースとされている。そして、
スペーサ57、58は約0.1mmの厚さの薄板とさ
れ、ナイロン又はポリエステルがベースとなっている。
【0018】第1の磁石板52と第2の磁石板56は磁
力を有するので、第1の磁石板52と第2の磁石板56
の間の伝達トルクは、第1の磁石板52と第2の磁石板
56の間隔や、第2の磁石板56の分極数と着磁強度を
調整することにより所定に規制されている。また、第1
の磁石板52とスペーサ57の接触面A、そしてヨーク
板54とスペーサ58の接触面Bの摩擦力は、スペーサ
57、58の厚さによりそれぞれ所定に規制されてい
る。
【0019】そして、実施例では操作リング35を駆動
するための最小のトルクをTL、磁力結合手段51の最大
の伝達トルクをTF、超音波モータ41の保持トルクをTM
としたとき、磁力結合手段51ではTL<TF、TL+TF <TM
という関係が成立している。この際に、手動操作のため
に必要とされる操作リング35のトルクは、磁力結合手
段51の磁力、摩擦力及びグリース粘性により発生する
負荷に、フォーカス鏡筒34により発生する負荷を加え
たTL+TFとなる。
【0020】この場合に、接触面A、Bにおける伝達ト
ルクTFは図4及び図5に示すように調整されている。た
だし、図4はグリースが施された接触面Aの環境温度T
に対する伝達トルクTFの関係を示し、図5はグリースが
施されない接触面Bの作動速度Vに対する伝達トルクTF
を示している。また、図4及び図5の双方には超音波モ
ータ41の保持トルクTMと、接触面A、Bのトルクリミ
ッタ値つまり摺動トルクTNを併せて示し、斜線部分を使
用範囲としている。なお、理解を容易にするために環境
温度Tと作動速度Vを個々に示しているが、実際には環
境温度Tと作動速度Vが複合的に作用するこを考慮する
必要がある。
【0021】ここで、環境温度Tが極めて低いときに操
作リング35を高速で回動させる場合、例えば約120
°を0.1〜0.2秒で回動させる場合には、グリース
の粘度が極端に大きくなって伝達トルクTFが増大する。
そして、接触面Bを設けない場合には、接触面Aが滑動
し難くなって操作リング35の手感が悪化する。また、
摺動トルクTNが保持トルクTMを超過することにもなっ
て、手動操作時に操作リング35のトルクが出力筒43
に伝達することになる。このため、出力筒43を無理に
回動させることになって、ロータ46やステータ48か
ら異音を発生させたり、それらを破損させたりすること
になる。
【0022】これに対し、グリースの量を少なくする
か、粘度の低いグリースを使用すれば、操作リング35
の駆動力が出力筒43に伝達することを防止できるが、
通常操作時の手感を悪化させることになる。そこで、本
実施例ではこの点を考慮に入れて接触面Bを追加し、摺
動トルクTNを超音波モータ41の保持トルクTMより若干
小さくして、斜線部分を伝達トルクTFの作動範囲として
いる。
【0023】このような構成により、操作リング35の
電動操作時には、超音波モータ41の作動により出力筒
43が回動し、出力筒43のトルクは磁力結合手段51
を介して操作リング35に伝達する。一方、操作リング
35の手動操作時に操作リング35を手で回動させた際
に、TN<TMの関係から、低温時又は操作リング35を高
速回転させた時であっても、スペーサ57が第1の磁石
板52に対して滑動し得るため、操作リング35は出力
筒43を回動させることなく回動する。
【0024】このように、第1の実施例では操作リング
35と超音波モータ41を磁力結合手段51により連結
したので、従来のような歯車のバックラッシュをなくす
ことが可能となり、ピク付きや動作の遅れをなくして操
作リング35を超音波モータ41の駆動力に速やかに従
動させることができる。また、通常の環境条件や操作条
件において操作リング35に過負荷が加わった場合に
は、スペーサ57が第1の磁石板52に対して滑動し、
接触面Aにおいてトルクリミッタの作用を奏し、超音波
モータ41の破損を防止できる。そして、環境条件や操
作条件により摺動面Aの伝達トルクTFが過大になった場
合には、ヨーク板54がスペーサ58に対して滑動し、
接触面Bにおいてトルクリミッタの作用を奏して超音波
モータ41の破損を防止できる。
【0025】また、従来のような手動操作と電動操作の
切換機構を不要とする上に、環状の超音波モータ41を
採用して操作リング35の近傍に配置し、更に環状の第
1の磁石板52、ヨーク板54、第2の磁石板56、ス
ペーサ57、58の中心を光軸の中心Oに一致させるこ
とにより、フォーカス鏡筒34に対して空間を有効に利
用したので、小型化や低価格化が可能となる上に、作動
音を低減させることができる。
【0026】図6は第2の実施例の撮影レンズ22’の
要部断面図であり、第1の実施例と同様な超音波モータ
41と磁力結合手段51が使用される反面で、磁力結合
手段51と操作リング61の結合構造が異なっている。
ここでは、操作リング61にはフォーカス鏡筒34に固
定された連結ピン36を嵌合するカム孔61aに加え
て、長孔61bがカム孔61aの後部に形成されてい
る。また、磁力結合手段51のヨーク板54は、第1の
出力筒43の端面に嵌入された第2の出力筒62に固定
されている。第2の出力筒62は止め環63によりスラ
スト方向への移動が規制されており、第2の出力筒62
の外周に連結ピン64が固定され、この連結ピン64は
操作リング61の長孔61bに嵌合されている。
【0027】超音波モータ41の作動により第1の出力
筒43が回動すると、磁力結合手段51が第1の実施例
と同様に作用して第2の出力筒62を回動させる。第2
の出力筒62の回動は、連結ピン64を介して操作リン
グ65に伝達する。そして、操作リング61を手動操作
した際には、操作リング61の駆動力が連結ピン64を
介して第2の出力筒62に伝達し、その後は磁力結合手
段51が第1の実施例と同様に作用して第1の出力筒4
3の回動を規制する。
【0028】この第2の実施例では、第1の実施例と同
様な効果を得ることができる。なお、上述の第1及び第
2の実施例では、出力筒43に第1の磁石板52を固定
し、操作リング35又は第2の出力筒62にヨーク板5
4を固定したが、出力筒43にヨーク板54を固定し、
操作リング35又は第2の出力筒62に第1の磁石板5
2を固定してもよい。また、第2の磁石板56にスペー
サ57、58を固定したが、第1の磁石板52にスペー
サ57を固定すると共に、ヨーク板54にスペーサ58
を固定してもよく、スペーサ57、58のうちの何れか
一方又は両方をなくすことも可能である。そして、磁力
結合手段51には両面を接触面A、Bとする1個の第2
の磁石板56を用いたが、1個の第2の磁石板56に対
し、接触面が1個所の物を2個用意してもよい。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る光学装
置は、手動操作手段と駆動手段を磁力結合手段により結
合したので、バックラッシュをなくすことができ、手動
操作手段を駆動手段の動作に速やかに従動させることが
できる。また、磁力結合手段により手動操作手段の駆動
力が駆動手段に伝達することを防止できる上に、構造の
簡素化、小型化そして低価格化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の外観図である。
【図2】要部断面図である。
【図3】部分拡大図である。
【図4】磁力結合手段の作動速度と伝達トルクの関係の
グラフ図である。
【図5】磁力結合手段の環境温度と伝達トルクの関係の
グラフ図である。
【図6】第2の実施例の要部断面図である。
【図7】従来例の外観図である。
【図8】従来例の要部断面図である。
【図9】従来例の作用説明図である。
【符号の説明】
22、22’ 撮影レンズ 23 駆動ユニット 31 固定鏡筒 32 ベース鏡筒 33a、33b フォーカスレンズ 35、61 操作リング 41 超音波モータ 51 磁力結合手段 52 第1の磁石板 54 ヨーク板 56 第2の磁石板 57、58 スペーサ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学手段を駆動する手動操作手段と、該
    手動操作手段を駆動する駆動手段とを備え、前記手動操
    作手段と前記駆動手段を、前記駆動手段からの駆動力を
    前記手動操作手段に伝達すると共に前記手動操作手段か
    らの駆動力を前記駆動手段に伝達させない駆動力伝達手
    段により連結した光学装置であって、前記駆動力伝達手
    段は第1の磁力結合部と第2の磁力結合部を備えた磁力
    結合手段としたことを特徴とする光学装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の磁力結合手段と前記第2の磁
    力結合手段の何れか一方は粘性流体を備えた請求項1に
    記載の光学装置。
  3. 【請求項3】 前記磁力結合手段の最大伝達力は前記駆
    動手段の保持力よりも小さい請求項1に記載の光学装
    置。
  4. 【請求項4】 前記磁力結合手段は相互に対向する対向
    面を有し、これらの対向面が磁力により結合する請求項
    1又は2に記載の光学装置。
  5. 【請求項5】 前記対向面の間にスペーサを備え、該ス
    ペーサは何れか一方の対向面に固定された請求項3に記
    載に光学装置。
  6. 【請求項6】 前記磁力結合手段と前記スペーサは環状
    である請求項1〜4のうちの何れか1つの請求項に記載
    の光学装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の磁力結合部は前記駆動手段に
    固定された第1の磁力発生部材と、該磁力発生部材に対
    向配置された第2の磁力発生部材とから成り、前記第2
    の磁力結合部は前記手動操作手段に固定された磁性体部
    材と、該磁性体部材に対向配置された前記第2の磁力発
    生部材とから成り、前記第1の磁力結合部が前記粘性流
    体を備えた請求項1〜5のうちの何れか1つの請求項に
    記載の光学装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の磁力結合部の最大伝達力は前
    記駆動手段の保持力よりも小さい請求項6に記載の光学
    装置。
  9. 【請求項9】 前記第1の磁力発生部材と前記第2の磁
    力発生部材は相互に対向する対向面をそれぞれ有し、こ
    れらの対向面が磁力により結合する請求項6又は7に記
    載の光学装置。
  10. 【請求項10】 前記対向面の間にスペーサを備え、該
    スペーサは何れか一方の対向面に固定された請求項8に
    記載の光学装置。
  11. 【請求項11】 前記第1の磁力発生部材、前記第2の
    磁力発生部材、前記磁性体部材及び前記スペーサは環状
    である請求項6〜9のうちの何れか1つの請求項に記載
    の光学装置。
  12. 【請求項12】 前記光学手段はレンズ鏡筒である請求
    項1〜10のうちの何れか1つの請求項に記載の光学装
    置。
JP3273497A 1997-01-31 1997-01-31 光学装置 Pending JPH10221588A (ja)

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JP (1) JPH10221588A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001074996A (ja) * 1999-09-08 2001-03-23 Fuji Photo Optical Co Ltd レンズ鏡胴制御装置
JP2001074995A (ja) * 1999-09-07 2001-03-23 Fuji Photo Optical Co Ltd レンズ鏡胴制御装置

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