JPH10221284A - 排泄センサ - Google Patents

排泄センサ

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Publication number
JPH10221284A
JPH10221284A JP2743297A JP2743297A JPH10221284A JP H10221284 A JPH10221284 A JP H10221284A JP 2743297 A JP2743297 A JP 2743297A JP 2743297 A JP2743297 A JP 2743297A JP H10221284 A JPH10221284 A JP H10221284A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
excretion
diaper
tube
detection sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2743297A
Other languages
English (en)
Inventor
Mariko Kawaguri
真理子 河栗
Nobuyuki Yoshiike
信幸 吉池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2743297A priority Critical patent/JPH10221284A/ja
Publication of JPH10221284A publication Critical patent/JPH10221284A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】おむつ内の排泄状況をおむつをあけなることな
く検知するセンサを実現すること。 【解決手段】排泄検知センサ1を保持するためのセンサ
保持部5と、そのセンサ保持部1の先端部に配置された
排泄検知センサ1と、そのセンサ保持部5の後端部に接
続された取っ手部2と、前記センサ保持部5又は取っ手
部2に設けられ、前記排泄検知センサ1からの信号を利
用して、排泄の有無を判定する判定部4とを備えたこと
を特徴とする排泄センサ。判定部4はLED6と駆動回
路7および電源8からなる。介護者がおむつ内にセンサ
1を挿入し、電源8および駆動回路7により稼動させ
る。糞尿に反応するガスセンサにより排泄を検知した場
合、判定部4のLED6が点灯して介護者に知らせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、排泄センサに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、高齢化が進み大きな問題となって
いる。その中でも尿失禁が増加し寝たきりの人のほとん
どがかかっている。この病気になると、おむつが必要と
なり衛生状態の悪化や尿路感染、床擦れの悪化などを引
き起こす。また、介護者にとってはおむつの取り替えが
大きな身体的、精神的負担になっている。
【0003】現在は、おむつをしたねたきりの人は、病
院では一定時間ごとおむつの交換を行われている。これ
では、個人による排泄の差は考慮されていないため、個
人別の十分な介護は得られていない。しかも、間隔の長
い患者にとってはおむつをはずすが汚れていないため、
またつけなおすといったロスが生じることもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これに対し、おむつ内
にセンサを設けて排泄を検知して介護者に知らせるとい
うアイデアがある。おむつ内の情報を随時提供できるメ
リットは大きい。しかし、使い捨ておむつにセンサを設
置しようとすると、かなりのコストダウンが必要とな
る。またセンサだけであれば可能性があるが排泄状況を
介護者に伝えるための発信機などはとうてい使い捨てに
はならない。また、排泄状態を介護者に知らせるのはよ
いが、人手不足で迅速な対応ができない場合、介護者の
心理的負担の増加につながる。ましてセンサの誤動作な
どがあればセンサに振り回される恐れもある。
【0005】本発明は、このような従来のセンサーの課
題を考慮し、おむつをはずさなくても排泄が検知でき、
むだなおむつ交換をなくし、介護者の負担を軽減する排
泄センサを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、排泄検知セン
サを保持するためのセンサ保持部と、そのセンサ保持部
の先端部に配置された排泄検知センサと、そのセンサ保
持部の後端部に接続された取っ手部と、前記センサ保持
部又は取っ手部に設けられ、前記排泄検知センサからの
信号を利用して、排泄の有無を判定する判定部とを備え
たことを特徴とする排泄センサである。
【0007】このセンサは介護者のためのものであり、
各患者のおむつ内に本排泄センサを挿入して排泄状態を
調べることができる。排泄検知センサは、湿度センサや
ガスセンサを用いある基準値を越えた場合ブザーまたは
LED点灯により排泄のあったことを介護者に伝える。
これにより、おむつ交換の必要のある人を選択できる。
また、先端部をアルコール消毒することにより多くの患
者を連続で検査することができる。
【0008】本発明は、介護者のための排泄センサで、
患者のおむつに挿入することでおむつをはずさなくても
排泄状態が検知でき、効率良くおむつ交換ができる。さ
らに、1台のセンサで測定後消毒すれば何回も測定可能
なため、おむつにセンサや発信機を付けるより低コスト
で実現できる。また、電池でセンサおよび表示部が駆動
できれば持ち運びも簡易である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0010】(実施の形態1)図1は本発明の排泄セン
サの第1の実施の形態の概略模式図を示している。本実
施の形態の排泄センサは、図1のようなセンサ保持部5
の先端部に排泄検知センサ1およびセンサガード3を設
置し、取っ手2および判定部4を備える。判定部4には
LED6およびセンサ駆動回路7および駆動用電源8が
設置されている。センサ保持部5はおむつ内に挿入しや
すいように細長く先端部が彎曲している。排泄検知セン
サ1は半導体方式のガスセンサよりなる。ガスセンサ
は、排尿に敏感なアンモニアセンサと排便に敏感なイン
ドールセンサ、スカトールセンサよりなる。ガスセンサ
の組み合わせは、上記の組み合わせ又は単独でも可能で
ある。
【0011】次に、本実施の形態の動作を説明する。
【0012】排泄を検知する際、センサ駆動用電源8の
スイッチを入れてセンサ駆動回路7を稼動させる。セン
サガードをアルコールで消毒し、おむつの隙間より挿入
する。おむつ内に排泄物があれば、その臭気をガスセン
サが検知し、しきい値以上になった場合、手元のLED
6を点灯させて排泄を知らせる。センサガード3がある
ことにより、センサの排泄物による汚れを防ぐことがで
き、さらに、アルコール消毒をすることにより次の患者
の排泄検知に迅速に対応できる。これにより、おむつを
あけなくても排泄を調べることができる。下腿部のしび
れている患者のおむつ交換は非常に労力を要する。その
ため確実に排泄を検知できるメリットは大きい。
【0013】(実施の形態2)図2は、本発明の排泄セ
ンサの第2の実施の形態の概略模式図を示している。先
端部におむつ内への差し込み口10を設け適当な長さの
チューブ11を介して本体に接続する。本体はガスセン
サ12と吸引ポンプ13およびブザー14、それらの駆
動用電源15と駆動回路16からなる。
【0014】次に、この実施の形態の動作を説明する。
【0015】排泄を検知するため、差し込み口10をお
むつ内に差し込み、駆動用電源15を入れて吸引ポンプ
13を稼動させると、おむつ内の空気が本体内に吸い込
まれる。この空気の流れの中にガスセンサ12を設置す
ることにより排泄の検知ができる。ガスセンサ12は実
施の形態1と同様アンモニアセンサ、インドールセン
サ、スカトールセンサの組み合わせを用いる。しきい値
を越えたセンサ出力があった場合、ブザーを鳴らすよう
に設定しておけば、介護者はおむつをはずすことなくお
むつ内部を知ることができる。
【0016】吸引ポンプ13によりおむつ内部の空気の
み吸い込むため、センサ部が排泄物で汚れることはな
く、多数の検知に有効に使える。差し込み口の消毒と本
体内の吸引によるガスが室内空気に置き変わったことを
確認したら次の患者の排泄検知を行うことができる。迅
速にするために、本体部を小型化すれば、少量の空気の
吸引でガス検知ができ、さらに、短時間に多くの患者の
検知が可能となる。
【0017】また、おむつ交換時におむつ内にチューブ
を設置しておけば、いちいち排泄を調べる際に、チュー
ブをおむつ内に差し込まなくてもチューブの先端に本体
を接続するだけで排泄が検知でき省力化ができる。
【0018】このように、第2の実施の形態の場合は、
おむつ内にチューブを差し込むだけで、いちいち衣類を
さわられる必要もないため、患者も苦痛が軽減され衛生
面も飛躍的に改善される。
【0019】なお、本発明の排泄検知センサは上記実施
の形態のようなガスセンサに限らず、その他のセンサで
もよい。要するに、排泄を検知できるセンサであれば足
る。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、前記した排泄検知センサを用いることによって、お
むつをはずさなくても排泄が検知でき、むだなおむつ交
換をなくし、介護者の負担を軽減するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における排泄センサ
の概略模式図を示したものである。
【図2】本発明の第2の実施の形態における排泄センサ
の概略模式図を示したものである。 1 排泄検知センサ 2 取っ手 3 センサガード 4 判定部 5 センサ保持部 6 LED 7 駆動回路 8 電源

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排泄検知センサを保持するためのセンサ
    保持部と、そのセンサ保持部の先端部に配置された排泄
    検知センサと、そのセンサ保持部の後端部に接続された
    取っ手部と、前記センサ保持部又は取っ手部に設けら
    れ、前記排泄検知センサからの信号を利用して、排泄の
    有無を判定する判定部とを備えたことを特徴とする排泄
    センサ。
  2. 【請求項2】 チューブと、そのチューブの先端部に設
    けられ、他の管と接続自在な差し込み口と、前記チュー
    ブの末端部に設けられ、そのチューブ内の空気を吸引す
    る吸引ポンプと、そのチューブの所定の場所に設けられ
    た排泄検知センサと、その排泄検知センサからの信号を
    利用して、排泄の有無を判定する判定部とを備えたこと
    を特徴とする排泄センサ。
  3. 【請求項3】 排泄検知センサは、ガスセンサからなる
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の排泄センサ。
  4. 【請求項4】 判定部がブザーなどの音発生装置または
    LEDなどを用いた光表示装置を備え、判定結果を介護
    者に伝達する手段を備えたことを特徴とする請求項1又
    は2記載の排泄センサ。
JP2743297A 1997-02-12 1997-02-12 排泄センサ Pending JPH10221284A (ja)

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JP2743297A JPH10221284A (ja) 1997-02-12 1997-02-12 排泄センサ

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JP2743297A JPH10221284A (ja) 1997-02-12 1997-02-12 排泄センサ

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JPH10221284A true JPH10221284A (ja) 1998-08-21

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JP2743297A Pending JPH10221284A (ja) 1997-02-12 1997-02-12 排泄センサ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001314433A (ja) * 2000-05-11 2001-11-13 Earth Kensetsu Consultant Kk 排便感知システム
CN107367602A (zh) * 2017-07-04 2017-11-21 俞海燕 排泄物气味检测装置以及排泄物气味检测系统

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001314433A (ja) * 2000-05-11 2001-11-13 Earth Kensetsu Consultant Kk 排便感知システム
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