JPH10220135A - トラックの断熱シャッター扉用パネル - Google Patents

トラックの断熱シャッター扉用パネル

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JPH10220135A
JPH10220135A JP2692097A JP2692097A JPH10220135A JP H10220135 A JPH10220135 A JP H10220135A JP 2692097 A JP2692097 A JP 2692097A JP 2692097 A JP2692097 A JP 2692097A JP H10220135 A JPH10220135 A JP H10220135A
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JP
Japan
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profile
panel
section
shutter door
heat insulating
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Application number
JP2692097A
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English (en)
Inventor
Yasuyuki Nakadegawa
泰之 仲出川
Kenji Fukashima
研二 深島
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Nippon Light Metal Co Ltd
Nippon Fruehauf Co Ltd
Original Assignee
Nippon Light Metal Co Ltd
Nippon Fruehauf Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トラックの間口に対する適応性が高く、断熱
性に優れたシャッター扉用パネルを得る。 【解決手段】 表面形材10の上下に外側上部形材30
及び外側下部形材40をそれぞれ噛み合わせて表面側と
し、背面形材20の上下に内側上部形材50及び内側下
部形材60をそれぞれ噛み合わせて表面側とする。外側
上部形材30と内側上部形材50及び外側下部形材40
と内側下部形材60とは、断熱性接続具75,75・・
で接続される。各形材で区画される内部空間に発泡樹脂
70が充填され、側部が樹脂製の側板80で閉じられて
いる。 【効果】 表面側と背面側との間を連絡する金属製部材
がないため、熱遮蔽効果が高い。また、間口高さに応じ
たサイズの表面形材10,背面形材20を選択すると
き、各種のトラックに対してシャッター扉を取り付ける
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軽量で断熱性に優れた
トラックの断熱シャッター扉用パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】搭載した生鮮食品,薬品,化学製品等を
恒温恒湿雰囲気下で搬送するため、冷凍車,冷蔵車,バ
ン型車両の荷物搬出口に断熱性の扉を取り付けている。
この種の扉には、観音開き型やシャッター形式の扉が知
られている。断熱性を付与した扉では、軽量化を図るた
めFRP製引抜き製品の中空部に発泡樹脂を充填したも
のが使用されている。しかし、FRP製品では、高価な
引抜き型を必要とし、またパネル部を合成樹脂のみにす
ると疵がつき易く、強度も不足し外観も劣化する。アル
ミ押出し形材を構造材に使用した扉では、中空内部に発
泡樹脂等の断熱材を充填することにより、荷台内部と外
部との熱伝達を遮断している。たとえば、実用新案登録
第2501086号明細書は、中空のアルミ押出し形材
からなるパネルの内部に断熱材を詰め、複数のパネルを
ヒンジ接合したシャッター扉を紹介している。アルミ押
出し形材は、軽量で耐食性,耐久性に優れ、軽量化の要
求が過酷な車両の部品としては好適な構造材である。ま
た、断熱材の充填によって外部から荷台内部に伝わる熱
量も抑制される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、アルミ材料
は、元来熱伝導性が高い材料である。そのため、一体型
の中空押出し形材をパネル素材として使用すると、内面
側と外面側とを接続するリブ等を介した熱流が避けられ
ない。その結果、荷台に搭載されている生鮮食品,薬
品,化学製品等が加熱又は冷却によって変質する虞れも
ある。また、一体型の中空押出し形材をパネル素材にす
るとき、車両ごとにサイズが異なることから多様な中空
押出し形材を用意しておく必要があり、パネル相互の接
続にも工夫を要する。本発明は、このような問題を解消
すべく案出されたものであり、各部分に分割されたパー
ツを組み立ててパネルを構成すると共に、内面側と外面
側との熱流路を遮断した構造を採用することにより、組
立てが容易で断熱性能に優れた軽量の断熱シャッター扉
用パネルを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の断熱シャッター
扉用パネルは、その目的を達成するため、アルミ押出し
形材からなる表面形材の上下にアルミ押出し形材からな
る外側上部形材及び外側下部形材をそれぞれ噛み合わせ
て表面側とし、アルミ押出し形材からなる背面形材の上
下にアルミ押出し形材からなる内側上部形材及び内側下
部形材をそれぞれ噛み合わせて背面側とし、外側上部形
材と内側上部形材及び外側下部形材と内側下部形材とが
断熱性接続具で接続され、これらの形材で区画される内
部空間に発泡樹脂等の断熱材が充填され、側面が側板で
閉じられていることを特徴とする。各形材の接続には、
機械的な嵌合が使用される。たとえば、表面形材及び背
面形材の上端部及び下端部に表面形材及び背面形材の幅
方向に延びる突起又は嵌合部を設け、該突起又は嵌合部
と噛み合い幅方向に延びる嵌合部又は突起を外側上部形
材,内側上部形材の下端部及び外側下部形材,内側下部
形材の上端部に設け、外側上部形材,内側上部形材,外
側下部形材,内側下部形材の嵌合部又は突起に表面形材
及び背面形材の突起又は嵌合部を嵌め合わせ、表面形材
及び背面形材と外側上部形材,内側上部形材,外側下部
形材,内側下部形材とをスライドさせて一体化する。
【0005】表面側の形材と裏面側の形材とは、両者の
間に熱流路ができないように断熱性接続具を介して接続
される。すなわち、外側上部形材の接続部に設けた複数
の突起と内側上部形材の接続部に設けた複数の突起とで
区画される溝部、外側下部形材の接続部に設けた複数の
突起と内側下部形材の接続部に設けた複数の突起とで区
画される溝部に、パネル幅方向に沿って断熱性接続具の
両端を差し込み、突起をかしめることにより断熱性接続
具を固着する。パネル側面を閉じる側板としては、断熱
性に優れた合成樹脂板を使用することが好ましい。
【0006】
【実施の形態】本発明に従った断熱シャッター扉用パネ
ルは、たとえば図1に示すようにトラック1の後部に開
閉可能に取り付けられるシャッター扉2の構成単位とし
て使用される。シャッター扉2は、荷役作業者が下端を
持ち上げて上方に移動させることにより、トラック1の
天井部に収納される。図1では、トラック1の後部にシ
ャッター扉2を設けているが、トラック1の側面部にシ
ャッター扉2を取り付けることも可能である。パネル3
は、垂直断面を示す図2にみられるように、表面形材1
0,背面形材20,外側上部形材30,外側下部形材4
0,内側上部形材50,内側下部形材60を接続した構
造をもっており、内部に発泡ウレタン等の断熱材70が
充填されている。表面形材10及び背面形材20には、
4〜8枚のパネル3を接続してシャッター扉2とするよ
うに、トラック1の間口高さに対応した部材が使用され
る。外側上部形材30,外側下部形材40,内側上部形
材50,内側下部形材60には、トラック1の間口高さ
に拘らず同じ部材を使用できる。また、表面形材10と
背面形材20及び内側上部形材50と内側下部形材60
は、それぞれ対称形状であるので、同一部材が使用でき
る。
【0007】表面形材10は、ほぼ平板状のアルミ押出
し形材をトラック1の間口に対応する長さに切断するこ
とにより作製される。表面形材10は、図3の分解図に
示すように、上下の端部近傍が若干内側に落ち込んだ湾
曲部11,12となっている。湾曲部11,12の先端
に、パネル3の幅方向(図2,3では紙面に垂直な方
向)に延びる円柱状突起13,14が形成されている。
表面形材10の中央部内側には、ビスポケット15が形
成されている。背面形材20も、同様なアルミ押出し形
材製で、先端に円柱状突起23,24をもつ湾曲部2
1,22が上下の端部近傍に設けられている。また、背
面形材20の中央部内側には、ビスポケット25が形成
されている。外側上部形材30は、アルミ押出し形材で
一体成形された構造をもち、表面形材10の表面部16
に連続する表面部31をもっている。表面部31から鈍
角で端面部32が傾斜し、表面部31と平行な方向に沿
ってパネル3内側に向かう接続部33が端面部32に連
なっている。端面部32は、頂点37をもつ山形に成形
されている。
【0008】表面部31の下端には、表面形材10の円
柱状突起13が嵌り込む嵌合部34がパネル3の幅方向
(図2,3では紙面に垂直な方向)に形成されている。
表面部31と端面部32との角部には、ビスポケット3
5が形成されている。また、円柱状突起13を外側上部
形材30に、円柱状突起13に嵌り合う嵌合部34を表
面形材10に設けても良い。接続部33には、断熱性接
続具75,75が差し込まれる複数の突起36,36・
・が形成されている。図示の例では、2個の断熱性接続
具を差し込むため、3個の突起36,36,36が接続
部33に形成されている。外側下部形材40も、アルミ
押出し形材で一体成形された構造をもち、表面形材10
の表面部16に連続する表面部41をもっている。表面
部41の下部近傍から端面部42がパネル内側に立上が
っており、表面部41と平行な方向に沿ってパネル内側
に向かう接続部43が端面部42に連なっている。端面
部42は、複数のパネルを相互に連結したとき外側上部
形材30の端面部32で区画される凸部が嵌り込むよう
に、頂点47をもつ山形に成形されている。また、端面
部42が立上がった箇所より下方に延びる平面部41
は、複数のパネル3,3・・を相互に連結したとき連結
部を覆うシール部48となり、内側にガスケット49が
固着されている。
【0009】表面部41の上端には、表面形材10の円
柱状突起14が嵌り込む嵌合部44がパネル3の幅方向
(図2,3では紙面に垂直な方向)に形成されている。
表面部41と端面部42との角部には、ビスポケット4
5が形成されている。接続部43には、断熱性接続具7
5,75が差し込まれる複数の突起46,46・・が形
成されている。図示の例では、2個の断熱性接続具を差
し込むため、3個の突起46,46,46が接続部43
に形成されている。また、円柱状突起14を外側下部形
材40に、円柱状突起14に嵌り合う嵌合部44を表面
形材10に設けても良い。内側上部形材50は、アルミ
押出し形材で一体成形された構造をもち、背面形材20
の背面部26に連続する背面部51をもっている。背面
部51の上端は円弧状に湾曲した連接部52となってお
り、連接部52に続いて端面部53,接続部54が形成
されている。背面部51の下端には、背面形材20の円
柱状突起23が嵌り込む嵌合部55がパネル3の幅方向
(図2,3では紙面に垂直な方向)に形成されている。
また、背面部51と連接部52との角部にビスポケット
56が形成され、断熱性接続具75,75が嵌め込まれ
る複数の突起57,57・・が接続部54に形成されて
いる。
【0010】内側下部形材60は、アルミ押出し形材で
一体成形された構造をもち、内側上部形材50と対称形
状であることから、同じ部材を使用できる。内側下部形
材60は、背面形材20の背面部26に連続する背面部
61をもっている。背面部61の下端は円弧状に湾曲し
た連接部62となっており、内側上部形材50の連接部
52と共に半円筒状の窪みを形成する。連接部62に続
いて端面部63,接続部64が形成されている。背面部
61の上端には、背面形材20の円柱状突起24が嵌り
込む嵌合部65がパネル3の幅方向(図2,3では紙面
に垂直な方向)に形成されている。また、背面部61と
連接部62との角部にビスポケット66が形成され、断
熱性接続具75,75が嵌め込まれる複数の突起67,
67・・が接続部64に形成されている。突起36,3
6・・と57,57・・との間、及び突起46,46・
・と67,67・・との間に差し込まれる断熱性接続具
75は、断熱性に優れたナイロン系の樹脂等で作られて
おり、図4に示すように両端が比較的厚くなった断面形
状で、パネル3の幅に相当する長さをもっている。両端
の肉厚部76は、たとえば突起36と36との間に形成
されるアリ溝に対応する形状になっている。
【0011】図示の例では、それぞれ2本(合計4本)
の断熱性接続具75,75を使用して表面側及び背面側
の接続部33と54及び43と64とを接続している。
しかし、使用する断熱性接続具75の本数は、強度的に
満足する限り適宜の本数に定められる。パネル3の組立
てに際しては、外側上部形材30と内側上部形材50、
及び外側下部形材40と内側下部形材60とを対向さ
せ、突起36,36・・と57,57・・との間、及び
突起46,46・・と67,67・・との間に断熱性接
続具75,75・・をスライド方式で差し込み、突起3
6,36・・,57,57・・,46,46,67,6
7を図3で上下方向にかしめる。このとき、各部材がア
ルミ押出し形材製であるため、カシメ作業も容易であ
る。カシメにより、断熱性接続具57,57・・が接続
部33と54との間及び43と64との間に固着され、
外側上部形材30と内側上部形材50及び外側下部形材
40と内側下部形材60が強固に一体化される。
【0012】次いで、円柱状突起13,23に嵌合部3
4,55を一致させ、表面形材10及び背面形材20を
外側上部形材30,内側上部形材50にスライドさせ
る。これにより、パネル3の幅方向全長にわたって円柱
状突起13,23に嵌合部34,55が噛み合い、表面
形材10,背面形材20に外側上部形材30,内側上部
形材50が一体化される。同様に、円柱状突起14,2
4に嵌合部44,65を噛み合わせ、表面形材10,背
面形材20に外側下部形材40,内側下部形材60を一
体化させる。このようにして、パネル3の表面側,背面
側,上端側及び下端側ができあがる(図2)が、パネル
3の側面は開放されている。この開放側面は、側板80
で閉じられる。側板80は、アルミ板でも良いが、たと
えば断熱性に優れた塩化ビニル樹脂等の板材をパネル3
の断面形状に打ち抜くことにより作製される。側板80
には、ビスポケット15,25,35,45,56,6
6に対応する位置でビス孔81,81・・が形成されて
いる。
【0013】パネル3の側面に側板80をあてがい、ビ
ス孔81,81・・に挿入したビス(図示せず)で側板
80をパネル3の一方側面に固着する。取り付けられた
側板80を下側に配置すると、表面形材10,背面形材
20,外側上部形材30,外側下部形材40,内側上部
形材50,内側下部形材60で側面が区画され、側板8
0で底面が閉じられ、上部が開放した空間部が形成され
る。この空間部にウレタン等の発泡樹脂液を注入し発泡
させると、発泡した樹脂は体積膨張してパネル3の内部
空間を隅々まで埋め尽くした断熱材70となる。その
後、同様な側板80を使用してパネル3の開放側面を閉
じる。得られた複数のパネル3を相互に連結することに
よりシャッター扉2となる。パネル3の連結には、図5
に示すヒンジ90が使用される。ヒンジ90は、揺動片
91,92がヒンジピン93で連結された構造をもって
いる。揺動片91,92,ヒンジピン93等は、たとえ
ば耐食性に優れたステンレス鋼やスチール等で作られ
る。揺動片91,92の端部に、円筒状ピン挿入部9
4,95が形成されている。円筒状ピン挿入部94,9
5は、連接されるパネル3,3の連接部52,62で形
成される半円筒状窪みに配置される大きさとなってお
り、揺動片91,92に溶接ビード96で固着されてい
る。
【0014】ピン挿入部94,95にヒンジピン93を
差し込むと、揺動片91,92が開閉可能に一体化され
る。揺動片91,92には、連結しようとするパネル3
0,30にヒンジ90を取り付けるために、ビス(図示
せず)が差し込まれるビス孔97,98が形成されてい
る。ヒンジ90によるパネルの連結には、図6に示すよ
うに上段側パネル3uと下段側パネル3dの両側近傍の
2か所にヒンジ90,90を取り付ける。上段側パネル
3u及び下段側パネル3dが同一面を形成するとき、両
者間の連接構造の断面は、図7(a)に示すようになっ
ている。この状態では、下段側の端面部53と上段側の
端面部63が互いに密着し、上段側パネル3uと下段側
パネル3dとの間の隙間を塞ぐ。また、上段側パネル3
uのシール部48が下段側パネル3dの端面部32近傍
に位置し、端面部42へ接着剤で接着されたガスケット
49が端面部32に当接しているので、熱気,冷気,水
分等が外側から連接部の隙間に侵入することが防止され
る。シャッター扉2(図1)の開放時等では、連接され
たパネル3,3・・を上方に移動させ、トラック1の天
井部に収納する。このとき、各パネル3は、両端部が適
宜のガイド(図示せず)に沿って移動する。上段側パネ
ル3u及び下段側パネル3dは、ヒンジ90を介して連
結されているので、移動に応じて図7(b)に示すよう
に折れ曲がる、そのため、収納作業もスムーズに行われ
る。
【0015】このように、表面形材10,背面形材2
0,外側上部形材30,外側下部形材40,内側上部形
材50,内側下部形材60を組み合わせてパネル3とし
ている。そのため、表面形材10,背面形材20の高さ
を適正に選択することにより、如何なる間口高さをもつ
トラック1に対しても同じ外側上部形材30,外側下部
形材40,内側上部形材50,内側下部形材60を使用
してシャッター扉2を取り付けることができる。また、
外側上部形材30と内側上部形材50との間及び外側下
部形材40と内側下部形材60との間が断熱性接続具7
5,75・・により熱遮断されているので、表面側と背
面側との間の熱伝達が抑制される。しかも、連接される
上段側パネル3uと下段側パネル3dとは、下段側の端
面部53と上段側の端面部63が密着し、下段側の端面
部32に上段側のガスケット49が当接する連接構造で
あるため、パネル3u,3d間の隙間を介した熱の侵入
や放散が抑制される。
【0016】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の断熱シ
ャッター扉用パネルは、表面形材,外側上部形材,外側
下部形材を接続して表面側とし、背面形材,内側上部形
材,内側下部形材を接続して背面側とし、これら形材で
取り囲まれた内部空間に断熱材を充填すると共に、表面
側と背面側とを接続部に断熱性接続具で接続している。
そのため、熱伝導性の高いアルミ押出し形材を構造材と
して使用しているにも拘らず、外側と車内内側との間に
熱伝達を促進する熱流路がなく、トラックに搭載される
生鮮食品,薬品,化学製品等が外気の影響を受けること
なく運搬,保管できるシャッター扉が得られる。しか
も、トラックの間口高さに応じて表面形材及び背面形材
のサイズを選択するだけで、多種多様なトラックに対応
したシャッター扉となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 シャッタ扉を備えたトラックの概略斜視図
【図2】 本発明に従ったパネルの側断面図
【図3】 同パネルの分解図
【図4】 表面側と背面側とを接続する断熱性接続具の
斜視図
【図5】 上段側パネルと下段側パネルを連結するヒン
ジの正面図(a)及び側面図(b)
【図6】 複数のパネルを連接した状態を示す概略正面
【図7】 シャッター扉を閉じた状態(a)及び開いた
状態(b)にあるときのパネルの連結部を示す断面図
【符号の説明】
1:トラック 2:シャッター扉 3:パネル
3u:上段側パネル 3d:下段側パネル 10:表面形材 11,12:湾曲部, 13,1
4:円柱状突起 15:ビスポケット 16:表面部 20:背面形材 21,22:湾曲部, 23,2
4:円柱状突起 25:ビスポケット 26:背面部 30:外側上部形材 31:表面部 32:端面部
33:接続部 34:嵌合部 35:ビスポケット 36:突起
37:頂点 40:外側下部形材 41:表面部 42:端面部
43:接続部 44:嵌合部 45:ビスポケット 46:突起
47:頂点 48:シール部 49:ガスケット 50:内側上部形材 51:背面部 52:連接部
53:端面部 54:接続部 55:嵌合部 56:ビスポケット
57:突起 60:内側下部形材 61:背面部 62:連接部
63:端面部 64:接続部 65:嵌合部 66:ビスポケット
67:突起 70:断熱材 75:断熱性接続具 76:肉厚部 80:側板 81:ビス孔 90:ヒンジ 91,92:揺動片 93:ヒンジ
ピン 94,95:ピン挿入部 96:バネ 9
7,98:ビス孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミ押出し形材からなる表面形材の上
    下にアルミ押出し形材からなる外側上部形材及び外側下
    部形材をそれぞれ噛み合わせて表面側とし、アルミ押出
    し形材からなる背面形材の上下にアルミ押出し形材から
    なる内側上部形材及び内側下部形材をそれぞれ噛み合わ
    せて背面側とし、外側上部形材と内側上部形材及び外側
    下部形材と内側下部形材とが断熱性接続具で接続され、
    これらの形材で区画される内部空間に断熱材が充填さ
    れ、側面が側板で閉じられているトラックの断熱シャッ
    ター扉用パネル。
  2. 【請求項2】 表面形材及び背面形材の上端部及び下端
    部に表面形材及び背面形材の幅方向に延びる突起又は嵌
    合部を設け、該突起又は嵌合部と噛み合い幅方向に延び
    る嵌合部又は突起を外側上部形材,内側上部形材の下端
    部及び外側下部形材,内側下部形材の上端部に設け、外
    側上部形材,内側上部形材,外側下部形材,内側下部形
    材の嵌合部又は突起に表面形材及び背面形材の突起又は
    嵌合部を嵌め合わせ、表面形材及び背面形材と外側上部
    形材,内側上部形材,外側下部形材,内側下部形材とを
    相対的にスライドさせて一体化した請求項1記載のトラ
    ックの断熱シャッター扉用パネル。
  3. 【請求項3】 外側上部形材の接続部に設けた複数の突
    起と内側上部形材の接続部に設けた複数の突起とで区画
    される溝部、外側下部形材の接続部に設けた複数の突起
    と内側下部形材の接続部に設けた複数の突起とで区画さ
    れる溝部に、パネル幅方向に沿って断熱性接続具の両端
    を差し込み、突起をかしめることにより断熱性接続具を
    固着した請求項1記載のトラックの断熱シャッター扉用
    パネル。
  4. 【請求項4】 パネル側面を閉じる側板として断熱性に
    優れた合成樹脂板を使用した請求項1記載のトラックの
    断熱シャッター扉用パネル。
JP2692097A 1997-02-10 1997-02-10 トラックの断熱シャッター扉用パネル Pending JPH10220135A (ja)

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JP2692097A JPH10220135A (ja) 1997-02-10 1997-02-10 トラックの断熱シャッター扉用パネル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008025118A (ja) * 2006-07-18 2008-02-07 Bunka Shutter Co Ltd 断熱仕切部材及び開閉体

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JP2008025118A (ja) * 2006-07-18 2008-02-07 Bunka Shutter Co Ltd 断熱仕切部材及び開閉体

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