JPH10218258A - 収納ケース - Google Patents

収納ケース

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Publication number
JPH10218258A
JPH10218258A JP4477997A JP4477997A JPH10218258A JP H10218258 A JPH10218258 A JP H10218258A JP 4477997 A JP4477997 A JP 4477997A JP 4477997 A JP4477997 A JP 4477997A JP H10218258 A JPH10218258 A JP H10218258A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vertical wall
storage case
holding
consumables
holding part
Prior art date
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Pending
Application number
JP4477997A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuneo Kasen
常雄 貨泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KASEN SANGYO KK
Original Assignee
KASEN SANGYO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by KASEN SANGYO KK filed Critical KASEN SANGYO KK
Priority to JP4477997A priority Critical patent/JPH10218258A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】消耗品の補充作業の効率化をはかる。 【解決手段】収納ケースは合成樹脂を成型した箱体10
と底蓋11とを備えている。箱体10は、取り出し口1
2が形成された矩形状の上部10Aと、この上部10A
の周縁から下方に延びる縦壁10Bとからなっている。
縦壁10Bの下部には開口部13が形成され、底蓋11
がこの開口部13に嵌め込まれる。縦壁10Bの所定部
位に係止片20が取り付けられる。係止片20は、所定
の形状に形成され物品S2 を一部露出させて縦壁10B
との間に納める保持部21とこの保持部21の下部が折
曲され縦壁10Bに取り付けられる底部22とからなっ
ている。保持部21は上側が、縦壁10B側に傾斜して
形成され、内外方向に弾性変位するようになっている。
この保持部21は、所定の厚さの物品S2 が保持部21
と縦壁10Bとの間に納められると物品S2 を縦壁10
B側に押し付け、物品S2 が容易に保持部21から脱落
しないようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、消耗品を収納する収納
ケースに係り、特に、折り畳まれ積層されたティッシュ
ペーパー、布等の薄片を収容する収納ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ホテルの客室等では、生活用の消
耗品を利用者に提供するに際して、例えばティッシュペ
ーパー等のように大量に消費される可能性のある消耗品
については、ティッシュペーパー等の紙片を収納ケース
に収納して利用に供している。このような収納ケースは
一般に大量消費向きの物品を収容するため、単一の消耗
品が内部に収容される。しかしながら、消耗品のうちで
も、大量に消費される可能性の少ないもの、例えば、マ
ッチ、ガム、メモ冊子、衛生用品等は、それらを単一の
品ごとに収納ケースに収納して用いるまでもないので、
客室内のテーブルやベッドわきに置くか、あるいは専用
のトレーの中に複数種類の消耗品を入れるようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】非大量消費タイプの消
耗品は、客室等の準備を行う際、一般に客室内の一定の
場所に置くようにして、不足分を確認して補充するよう
にしている。しかしながら、この確認補充作業は、手間
がかかるという問題がある。
【0004】本発明は上記欠点を除くためになされたも
ので、簡素な構成で消耗品の確認補充作業の効率化を図
り、管理を省力化することができる収納ケースを提供す
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る収納ケース
は、縦壁を備えた箱体からなる収納ケースにおいて、こ
の縦壁の所定部位に、所定の形状に形成され上記縦壁と
の間に物品を納める保持部とこの保持部の下部が折曲さ
れて縦壁に取り付けられる底部とからなる係止片を設け
たものである。
【0006】本発明に係る収納ケースは、縦壁の所定部
位に、所定の形状に形成され物品を縦壁との間に納める
保持部とこの保持部の下部が折曲されて縦壁に取り付け
られる底部とからなる係止片を設けたので、収納ケース
に納める消耗品と異なる種類の消耗品を係止片と縦壁と
の間に納めることができ、収納ケースの補充作業と同時
に係止片側に納める消耗品の補充を行うことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図示実施例により本発明を
説明する。図1は本発明の一実施例に係る収納ケースを
示す斜視図、図2は図1の収納ケースを示す正面図、図
3は図2のIII-III 線に沿った断面図である。収納ケー
スは、折り畳まれ積層されたティッシュペーパー等の薄
片を収容するもので、図3に示すように、箱体10と、
底体としての底蓋(蓋体)11とを備えて構成され、こ
れら箱体10と底蓋11はそれぞれプラスチック、AB
S樹脂等の合成樹脂の素材により一体成型により型抜き
される。
【0008】箱体10は、図1に示すように、取り出し
口12が長手方向に形成された矩形状の上部10Aと、
この上部10Aの周縁から下方に延びる縦壁10Bとか
らなっている。縦壁10Bの下部には開口部13が形成
される。底蓋11は、図3に示すように、周縁に嵌合部
14が設けられ、この嵌合部14は箱体10の開口部1
3に嵌め込まれるようになっている。収納ケースは、開
口部13から折り畳まれ積層された薄片S1 を受け入れ
て箱体10内に収容し、この開口部13に底蓋11を嵌
め入れて、ケース全体を一体としている。
【0009】ところで、この収納ケースには、図1およ
び図2に示すように、縦壁10Bの所定部位に係止片2
0が取り付けられる。係止片20は、図3に示すよう
に、プラスチック、ABS樹脂等の合成樹脂の素材によ
り断面L字状に形成される。すなわち、係止片20は、
所定の形状に形成され物品S2 を一部露出させて納める
保持部21とこの保持部21の下部が折曲され縦壁10
Bの所定の面に取り付けられる底部22とからなってい
る。保持部21は上側が、縦壁10B側に傾斜して形成
され、内外方向に弾性変位するようになっている。この
保持部21は、所定の厚さの物品S2 が保持部21と縦
壁10Bとの間に納められると物品S2 を縦壁10B側
に押し付け、収納ケースを移動させたり、揺らしたりし
ても物品S2 が容易に保持部21から脱落しないように
なっている。
【0010】次に、上記構成に係る収納ケースの作用に
ついて説明する。まず箱体10の内部にティッシュペー
パー等の薄片S1 を収納して、底蓋11を箱体10に嵌
め込む。そして、係止片20の保持部21と縦壁10B
との間に、所望の消耗品S2を納めて収納ケースを室内
に配置する。利用者が消耗品S2 を消費した後、消耗品
2 を補充する際には、消耗品S2 の一部が保持部21
から露出しているので、消耗品S2 の有無、残り数を容
易に確認することができる。また、箱体10内に納める
消耗品S1 の補充作業と同時に他の消耗品S2 の補充作
業も行うことができるので、確認補充作業が効率化され
る。さらに、消耗品S2 は一部のみ露出させるようにし
ているので、従来のように消耗品S2 全体が利用者の目
に触れるのに対し、消耗品S2 の内容が露骨に目に触れ
ることがなく、室内の雰囲気を良好に保つ。また、保持
部21は縦壁10B側に傾斜しているので、係止片20
に消耗品S2 を納めた際、消耗品S2 は縦壁10B側に
押しつけられるので、収納ケースを動かしたり、揺らせ
たりしても消耗品S2 は係止片20から脱落しにくい。
【0011】なお、上記実施例では、係止片の保持部の
形状をほぼ四角形状としているが、これに限られるもの
ではなく、図4の(A)ないし(D)に示すように、上
部中央が凹陥した形状のもの41、上部が傾斜して形成
されるもの51、円弧状に形成されたもの61、縦長の
もの71等、種々の形状に形成してもよい。更に、上記
実施例では、保持部を消耗品を納めた際、消耗品の一部
を露出させるようにしているがこれに限られるものでは
なく、消耗品全体を覆い隠すように納めることができる
形状としてもよい。また、上記実施例では、係止片は底
部により縦壁側と接続されているが、これに限られるも
のではなく、左右側の少なくともいずれか一方に収納ケ
ースの縦壁側に向かって伸びる側部31、32、33
(図4の(A)、(B)参照)を形成し、係止片に収納
した品の脱落防止をより確実にしてもよい。さらに、上
記実施例では、収納ケースをティッシュペーパー等を収
納する箱体として構成しているが、これに限られるもの
ではなく、上面または底面のいずれか一方を有し、他方
が開口しているものであってもよいし、上下面のない、
縦壁だけからなる筒状の箱体であってもよい。さらに、
箱体の開口部は、底部に限られるものではなく、箱体の
所望の面に設けることもでき、底体も開口部の形状に応
じて形成することができる。また、上記実施例では、箱
体は矩形状となっているが、収納する薄片の形状に応じ
てたとえば正方形のように、種々の形状に型成型できる
ことはいうまでもない。さらに、縦壁は必ずしも全周が
連続していなくともよく、一部が開口していてもよい。
【0012】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、縦壁
を備えた箱体からなる収納ケースにおいて、この縦壁の
所定部位に、所定の形状に形成され上記縦壁との間に物
品を納める保持部とこの保持部の下部が折曲されて縦壁
に取り付けられる底部とからなる係止片を設けたことに
より、収納ケースに納める消耗品と異なる種類の消耗品
を係止片と縦壁との間に納めることができ、収納ケース
の補充作業と同時に係止片側に納める消耗品の補充を行
うことができるので、補充作業が効率化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る収納ケースを示す斜視
図である。
【図2】図1の収納ケースを示す正面図である。
【図3】図2のIII-III 線に沿った断面図である。
【図4】(A)ないし(D)はそれぞれ係止片の変形例
を示す説明図である。
【符号の説明】
10 箱体 10B 縦壁 20 係止片 21 保持部 22 底部 S2 消耗品(物品)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦壁を備えた箱体からなる収納ケースに
    おいて、この縦壁の所定部位に、所定の形状に形成され
    上記縦壁との間に物品を納める保持部とこの保持部の下
    部が折曲されて縦壁に取り付けられる底部とからなる係
    止片を設けたことを特徴とする収納ケース。
  2. 【請求項2】 係止片は保持部の上側が縦壁側に傾斜し
    て形成されることを特徴とする請求項1に記載の収納ケ
    ース。
  3. 【請求項3】 保持部は、物品を一部露出させて納める
    よう所定の形状に形成されることを特徴とする請求項1
    または2に記載の収納ケース
  4. 【請求項4】 収納ケースは、上部に取り出し口が形成
    され、一側に開口部を有する箱体と、上記開口部に係脱
    自在に嵌合する嵌合部を有する蓋体とからなることを特
    徴とする請求項1、2または3に記載の収納ケース。
JP4477997A 1997-02-13 1997-02-13 収納ケース Pending JPH10218258A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4477997A JPH10218258A (ja) 1997-02-13 1997-02-13 収納ケース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4477997A JPH10218258A (ja) 1997-02-13 1997-02-13 収納ケース

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Publication Number Publication Date
JPH10218258A true JPH10218258A (ja) 1998-08-18

Family

ID=12700907

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4477997A Pending JPH10218258A (ja) 1997-02-13 1997-02-13 収納ケース

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