JPH09286475A - 合成樹脂製袋の収納ケース - Google Patents

合成樹脂製袋の収納ケース

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JPH09286475A
JPH09286475A JP20001696A JP20001696A JPH09286475A JP H09286475 A JPH09286475 A JP H09286475A JP 20001696 A JP20001696 A JP 20001696A JP 20001696 A JP20001696 A JP 20001696A JP H09286475 A JPH09286475 A JP H09286475A
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JP
Japan
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synthetic resin
case body
bag
case
resin bag
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JP20001696A
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English (en)
Inventor
Akihiro Katabuchi
明広 片渕
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Idemitsu Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
Idemitsu Petrochemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】合成樹脂製袋を一枚ずつ確実かつ容易に取り出
すことができるとともに、合成樹脂製袋の補充をスムー
ズに行なうことができ、さらに、置き場所を取らず、か
つケース内に収納した合成樹脂製袋の衛生状態を良好に
保つことができるようにする。 【解決手段】 複数枚の合成樹脂製袋100を折り曲げ
た状態で支持する袋支持体と、この袋支持体を内部に収
納するケース体10とからなる収納ケースであって、ケ
ース体10の正面に、合成樹脂製袋100の一辺の周縁
部が露出する形状の開口部16を形成した構成としてあ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、店舗において顧客
の購入した商品を入れる合成樹脂製袋の収納ケースに関
し、特に、合成樹脂製袋の取り出しを、確実かつ容易に
行なえるようにした合成樹脂製袋の収納ケースに関す
る。
【0002】
【従来の技術】スーパーマーケット,食料品店,弁当販
売店等の店舗では、顧客の購入した商品を合成樹脂製袋
に入れるサービスが行なわれている。このような合成樹
脂製袋を単に平面上に積み重ねた状態で使用すると、置
き場所を取るとともに、袋を一枚ずつ剥離することが困
難であり、顧客への商品の引き渡しが効率よく行なえな
いという問題があった。
【0003】このような問題点にかんがみ、従来から種
々の合成樹脂製袋の収納ケースが提案されている。従来
の合成樹脂製袋の収納ケースは、複数枚の合成樹脂製袋
を折り曲げた状態で支持する袋支持体と、この袋支持体
を内部に収納するケース体とからなり、前記ケース体の
上部には、前記合成樹脂製袋を取り出すための取出口が
形成してあった。
【0004】このような従来の合成樹脂製袋の収納ケー
スでは、前記ケース体の上壁に形成した前記取出口に指
を入れ、前記合成樹脂製袋の折れ曲がった状態にある頂
上部付近を指で撓ませてつまむことにより、前記ケース
体内部から前記合成樹脂製袋を一枚ずつ取り出してい
た。
【0005】なお、上記と同様の合成樹脂製袋の収納ケ
ースとして、実開昭53−5246号,実開昭52−5
831号,実開昭52−87431号及び特開昭52−
132978号で提案されているものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の合成樹
脂製袋の収納ケースは、前記合成樹脂製袋を折り曲げた
状態で収納することにより、ケースの置き場所を小さく
し、かつ、頂上部分を形成して前記合成樹脂製袋を指で
つまみやすくすることを目的としていた。
【0007】ところが、前記合成樹脂製袋は、ポリエチ
レンやポリプロピレン等の表面が滑りやすい材料により
極めて薄く形成され、かつ、複数枚を積み重ねた状態で
前記ケース体の内部に収納してあったので、依然として
前記合成樹脂製袋を一枚ずつつまんで確実に取り出すこ
とが困難であった。
【0008】また、前記合成樹脂製袋の取出口を前記ケ
ース体の上部に形成した構成としてあったので、前記合
成樹脂製袋に塵芥等が付きやすく、弁当や惣菜等の食品
を入れる袋の収納ケースとして用いる場合は衛生面上の
問題を生じた。
【0009】さらに、前記ケース体の内部に前記合成樹
脂製袋を補充する場合は、前記ケース体の一部を取り外
して前記ケース体から分離しなければならなかった。こ
のため、分離した前記ケース体の一部を作業台等に載置
して補充を行なうときには、置き場所が必要になり、ま
た、置き場所がないときには、分離した前記ケース体の
一部を片手で持ち、もう片方の手のみで前記合成樹脂製
袋の補充を行なわなければならず、前記合成樹脂製袋の
補充をスムーズに行なうことができないという問題があ
った。
【0010】なお、実開昭53−5246号,実開昭5
2−5831号,実開昭52−87431号及び特開昭
52−132978号の合成樹脂製袋の収納ケースで
も、上記と同様の問題を生じてしまう。
【0011】本発明は、上記問題点にかんがみてなされ
たものであり、合成樹脂製袋を一枚ずつ確実かつ容易に
取り出すことができるとともに、合成樹脂製袋の補充を
スムーズに行なうことができ、さらに、置き場所を取ら
ず、かつ衛生的な合成樹脂製袋の収納ケースの提供を目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の合成樹脂製袋の収納ケースは、複数
枚の合成樹脂製袋を折り曲げた状態で支持する袋支持体
と、この袋支持体を内部に収納するケース体とからなる
収納ケースにおいて、前記ケース体の一壁面に、前記合
成樹脂製袋の少なくとも一辺の周縁部が露出する形状の
開口部を形成した構成としてある。
【0013】このような構成の収納ケースによれば、前
記合成樹脂製袋の一辺の周縁部を指で一枚ずつ分離して
簡単につまむことができ、表面が滑りやすい前記合成樹
脂製袋でも、前記ケース体から一枚ずつ確実かつ容易に
取り出すことができる。
【0014】請求項2記載の合成樹脂製袋の収納ケース
は、複数枚の合成樹脂製袋を折り曲げた状態で支持する
袋支持体と、この袋支持体を内部に収納するケース体と
からなる収納ケースにおいて、前記ケース体の一壁面
に、前記合成樹脂製袋の交差する二辺の周縁部が露出す
る形状の開口部を形成した構成としてある。
【0015】このような構成の収納ケースによれば、前
記合成樹脂製袋の交差する二辺の周縁部を指で一枚ずつ
分離して簡単につまむことができ、より確実かつ容易
に、前記合成樹脂製袋を前記ケース体から一枚ずつ取り
出すことができる。
【0016】請求項3記載の合成樹脂製袋の収納ケース
は、指の引掛かる折り込み部分を有する複数枚の合成樹
脂製袋を折り曲げた状態で支持する袋支持体と、この袋
支持体を内部に収納するケース体とからなる収納ケース
であって、前記ケース体の一壁面に、前記合成樹脂製袋
の前記折り込み部分が露出する形状の開口部を形成した
構成としてある。
【0017】このような構成の収納ケースによれば、前
記合成樹脂製袋の前記折り込み部分に指を引掛かけて前
記折り込み部分を簡単につまむことができ、前記合成樹
脂製袋を前記ケース体から一枚ずつ、さらに確実かつ容
易に取り出すことができる。
【0018】請求項4記載の合成樹脂製袋の収納ケース
は、前記開口部を、ケース体の縦側の一壁面に形成した
構成としてある。このような構成にすると、前記開口部
に塵芥等が入りにくくなり、前記ケース体内部に収納し
た前記合成樹脂製袋の衛生状態を良好に保つことができ
る。
【0019】請求項5記載の合成樹脂製袋の収納ケース
は、前記ケース体の少なくとも一部に位置する壁面が、
ケース体と分離することなく前記袋支持体の交換が可能
なように開閉する構成としてある。
【0020】このような構成にすると、前記袋支持体の
交換に際し、前記ケース体の一部を前記ケース体に取り
付けたままにしておくことができ、前記ケース体の置き
場所を取らず、かつ両手で前記合成樹脂製袋を前記ケー
ス体の内部に補充することができるので、前記合成樹脂
製袋の補充をスムーズに行なうことができる。
【0021】請求項6記載の合成樹脂製袋の収納ケース
は、前記ケース体を自立型とした構成としてある。この
ような構成にすると、前記収納ケースの置き場所を小さ
くすることができ、レジあるいは厨房等の袋詰めを行な
う作業場を広く使うことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の合成樹脂製袋の収
納ケースの実施形態について、図面を参照しつつ説明す
る。まず、本発明の第一実施形態に係る合成樹脂製袋の
収納ケースについて説明する。図1は本発明の第一実施
形態に係る合成樹脂製袋の収納ケースを示す斜視図であ
る。また、図2は上記収納ケースを形成するケース体を
示す展開図であり、図3は上記ケース体の組み立て途中
の状態を示す斜視図である。さらに、図4は上記収納ケ
ースの内部に収納される袋支持体の組み立て前の状態を
示す斜視図であり、図5は上記袋支持体の使用状態を示
す斜視図である。
【0023】本実施形態の合成樹脂製袋の収納ケース
は、ケース体の一壁面に、合成樹脂製袋の一側辺の周縁
部が露出する形状の開口部を形成した構成としてある。
【0024】これら図面において、1は収納ケースであ
り、ケース体10と袋支持体20とからなっている。こ
れらケース体10と袋支持体20は、例えば、段ボール
等の硬質の紙材あるいは可撓性を有するプラスチック等
によって形成してある。
【0025】図2に示すように、組み立て前のケース体
10は、ケース体上壁11、ケース体側壁12,12、
ケース体下壁13及びケース体背面壁14とが一体的と
なった板状としてある。そして、これら各壁の境界には
折込線が形成してある。また、これらケース体上壁1
1、ケース体側壁12,12、ケース体下壁13及びケ
ース体背面壁14の折り曲げ時に重なる部分には、それ
ぞれ係合部11a,11a、12a,12a、12b,
12b、13a,13aが形成してある。
【0026】このようなケース体10は、図3に示すよ
うに、ケース体上壁11,ケース体側壁12,ケース体
下壁13及びケース体背面壁14を前記折込線に沿って
折り込み、係合部11aと12a、係合部12bと13
aをそれぞれ係合させて組み立てる。
【0027】また、ケース体10を組み立てると、図1
に示すように、ケース体10の正面(縦側の一壁面)に
長方形の開口部16が形成される。この開口部16は、
合成樹脂製袋100より幅広としてあり、ケース体10
の内部に収納した合成樹脂製袋100の少なくとも一側
辺の周縁部が、開口部16から露出するようになってい
る。
【0028】さらに、ケース体10は自立型となってお
り、作業場等にケース体10を自立させて設置すること
ができる。ここでいう「自立」とは、ケース体10が立
った状態になることをいい、ケース体10が自分で作業
台等の上に立った状態になること、及び、壁等に設けた
フックに引掛けることによりケース体10が立った状態
になることの両方をいう。ケース体10自体を作業台等
の上に立たせるため、ケース体10の底面を広くしてあ
り、また、ケース体10を壁等のフックに引掛けるた
め、ケース体背面壁14の上端部に取付孔15を穿設し
てある。
【0029】図4において、袋支持体20は、上記ケー
ス体10と同様、組み立て前にあっては各部の境界に折
込線を形成した板状としてある。また、袋支持体20の
底面となる部分には、二つの係合爪21,21が設けて
あり、これら係合爪21と対向する一側壁には、組み立
て時において各係合爪21を差し込むための第一係合部
20a,20a及び第二係合部20b,20bが形成し
てある。
【0030】このような袋支持体20は、板状の各部を
折り込み、係合爪21を第一係合部20aに差し込んで
から折り返し、係合爪21の先端部を第二係合部20b
に差し込むことにより組み立てられ、ほぼ二等辺三角柱
状の台座を形成する(図5参照)。
【0031】なお、袋支持体20の底面は、ケース体1
0の底面と同じ形状にすることが好ましい(図6(b)
参照)。このような構成とすれば、袋支持体20がケー
ス体10の内部で移動し、がたついてしまうことを防止
できる。
【0032】次に、袋支持体20のケース体10への収
納動作(合成樹脂製袋100の補充動作)について、図
6(a),(b)を参照しつつ説明する。図6(a),
(b)は、袋支持体の一連の収納動作を示す説明図であ
る。
【0033】図6(a)に示すように、袋支持体20を
ケース体10に収納するときは、まず、ケース体10の
係合部11aと12aの係合を解除して、ケース体上壁
11を開く。次に、合成樹脂製袋100を載置した袋支
持体20を開口部16の上方からケース体10の内部に
入れる。
【0034】そして、図6(b)に示すように、袋支持
体20の底面をケース体10の底面にセットし、ケース
体10の係合部11aと12aの係合させて、ケース体
上壁11を閉じる。
【0035】なお、袋支持体20のその他の収納方法と
して、ケース体下壁13を開き、開口部16の下方から
袋支持体20をケース体10の内部に入れる方法、ある
いは、ケース体側壁12を開いて袋支持体20をケース
体10の内部に入れる方法が考えられる。
【0036】このような構成からなる本実施形態の合成
樹脂製袋の収納ケースによれば、図1に示すように、開
口部16から露出する合成樹脂製袋100の一側辺の周
縁部を指で一枚ずつ分離して簡単につまむことができ、
滑りやすい合成樹脂製袋100をケース体10から一枚
ずつ確実かつ容易に取り出すことができる。
【0037】また、合成樹脂製袋100を取り出すため
の開口部16を、ケース体10の正面(縦側の一壁面)
に形成したことにより、ケース体10の内部に塵芥等が
入りにくくなり、ケース体10の内部に収納した合成樹
脂製袋100の衛生状態を良好に保つことができる。さ
らに、開口部16に塵芥等が入りにくいので、開口部1
6を大きく形成することができ、合成樹脂製袋100の
取り出しを容易にすることができる。
【0038】またさらに、袋支持体20の交換に際し、
ケース体10の一部をケース体10に取り付けたままに
しておくことができ、ケース体10の置き場所を取ら
ず、かつ両手で合成樹脂製袋100をケース体10の内
部に補充することができるので、合成樹脂製袋100の
補充をスムーズに行なうことができる。
【0039】また、ケース体10を自立型としたことに
より、収納ケース1の置き場所を小さくすることがで
き、レジあるいは厨房等の袋詰めを行なう作業場を広く
使うことができる。
【0040】なお、ケース体10に形成する開口部16
は図1のものに限らず、その形状と大きさ及び位置を変
更することにより本実施形態と異なる作用効果を奏す
る。この開口部の変更例については、下記第二〜第四実
施形態において説明する。
【0041】次に、本発明の第二実施形態に係る合成樹
脂製袋の収納ケースについて、図7を参照しつつ説明す
る。図7は本発明の第二実施形態に係る合成樹脂製袋の
収納ケースを示す斜視図である。
【0042】同図において、本実施形態の合成樹脂製袋
の収納ケース3は、ケース体30の正面壁に、合成樹脂
製袋100の下側一辺の周縁部が露出する形状の開口部
36を形成した構成としてある。また、開口部36は、
合成樹脂製袋100を容易に取り出すことができる範囲
で、できるだけ小さくしてある。
【0043】このような構成によれば、開口部36から
露出する合成樹脂製袋100の下側一辺の周縁部を指で
一枚ずつ分離して簡単につまむことができ、合成樹脂製
袋100をケース体10から確実かつ容易に取り出すこ
とができる。また、開口部36を小さくしてあるので、
塵芥等の侵入をより確実に防止することができる。
【0044】なお、開口部36は、合成樹脂製袋100
の下側一辺の周縁部が露出するものに限らず、図中二点
鎖線で示すように、合成樹脂製袋100の一側辺又は両
側辺の周縁部が露出するものであってもよい。あるい
は、これら三つの開口部のうちのいずれか二つ又は全部
を設けた構成としても良い。
【0045】次に、本発明の第三実施形態に係る合成樹
脂製袋の収納ケースについて、図8を参照しつつ説明す
る。図8は本発明の第三実施形態に係る合成樹脂製袋の
収納ケースを示す斜視図である。
【0046】同図において、本実施形態の合成樹脂製袋
の収納ケース4は、ケース体40の正面壁に、合成樹脂
製袋100の交差する二辺の周縁部が露出する鉤形の開
口部46を形成した構成としてある。このような構成に
よれば、合成樹脂製袋100の交差する二辺の周縁部を
指で一枚ずつ分離して簡単につまむことができ、ケース
体40から合成樹脂製袋100を一枚ずつ、より確実か
つ容易に取り出すことができる。
【0047】なお、最近では、デザイン性の向上及び材
料削減等の観点から合成樹脂製袋100の四隅をカット
したものがある(図8参照)。このような合成樹脂製袋
100であっても、交差する二辺の周縁部が開口部46
から露出する限り、ケース体40から確実かつ容易に取
り出すことができる。
【0048】次に、本発明の第四実施形態に係る合成樹
脂製袋の収納ケースについて、図9を参照しつつ説明す
る。図9は本発明の第四実施形態に係る合成樹脂製袋の
収納ケースを示す斜視図である。
【0049】ここで、本出願人は、特開平8−5880
8号で示すような、袋の中央に指を引掛けるための折り
込み部分を設けた合成樹脂製袋を提案している。本実施
形態は、このような折り込み部分を設けた合成樹脂製袋
に好適に使用できるものである。
【0050】すなわち、図9に示すように、本実施形態
の合成樹脂製袋の収納ケース5は、ケース体50の正面
壁中央に、合成樹脂製袋200の折り込み部分201が
露出する開口部56を形成した構成としてある。また、
開口部56は、合成樹脂製袋200を容易に取り出すこ
とができる範囲で、できるだけ小さくしてある。
【0051】このような構成によれば、合成樹脂製袋2
00の折り込み部分201に指を引掛かけることにより
折り込み部分201を簡単につまむことができ、合成樹
脂製袋200をケース体50から、さらに確実かつ容易
に取り出すことができる。
【0052】また、合成樹脂製袋200を容易に取り出
すことができる範囲で、開口部56を小さくしてあるの
で、折り込み部分201を有する合成樹脂製袋200を
用いる場合における、ケース体50内部への塵芥等の侵
入をより確実に防止することができる。
【0053】なお、図10に示すように、ケース体10
の正面中央に開口部16を有する第一実施形態の収納ケ
ース1でも、折り込み部分201を設けた合成樹脂製袋
200に対応することができる。
【0054】なお、本発明の合成樹脂製袋の収納ケース
は、上述した各実施形態に限定されるものではない。例
えば、ケース体10,30,40,50の開口部16,
36,46,56の形状は、各実施形態のものに限ら
ず、合成樹脂製袋100,200の一辺の周縁部、又
は、交差する二辺の周縁部、あるいは、折り込み部分の
いずれかが露出するものであれば、他の形状に変更する
ことができる。
【0055】また、ケース体10,30,40,50自
体の形状を単純な立方体,直方体及び三角柱等に変更す
ることもできる。さらに、ケース体10,30,40,
50は分解可能な組立式のものに限らず、ケース体1
0,30,40,50の少なくとも一壁面が、その一部
を分離することなく開閉可能であれば、分解できない固
定式ものであってもよい。
【0056】またさらに、上記各実施形態ではケース体
10,30,40,50を自立型としたが、作業スペー
スが広い場合などは、図11に示すように、ケース体1
0(30,40,50)を横に寝かせて使用することが
できる。このように使用すると、ケース体10(30,
40,50)の安定性が向上し、合成樹脂製袋100,
200の取り出しがより容易となる。
【0057】また、袋支持体20は、図4及び図5に示
すような二等辺三角柱状のものに限らず、複数枚の合成
樹脂製袋100,200を折り曲げた状態で支持できる
ものであれば他の形状のものでもよい。例えば、逆T字
状の袋支持体が考えられる。
【0058】
【発明の効果】以上のように、本発明の合成樹脂製袋の
収納ケースによれば、合成樹脂製袋を一枚ずつ確実かつ
容易に取り出すことができるとともに、合成樹脂製袋の
補充をスムーズに行なうことができ、さらに、置き場所
を取らず、かつケース内に収納した合成樹脂製袋の衛生
状態を良好に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態に係る合成樹脂製袋の収
納ケースを示す斜視図である。
【図2】上記収納ケースを形成するケース体を示す展開
図である。
【図3】上記ケース体の組み立て途中の状態を示す斜視
図である。
【図4】上記収納ケース内部に収納される袋支持体の組
み立て前の状態を示す斜視図である。
【図5】上記袋支持体の使用状態を示す斜視図である。
【図6】同図(a),(b)は、袋支持体の一連の装着
動作を示す説明図である。
【図7】本発明の第二実施形態に係る合成樹脂製袋の収
納ケースを示す斜視図である。
【図8】本発明の第三実施形態に係る合成樹脂製袋の収
納ケースを示す斜視図である。
【図9】本発明の第四実施形態に係る合成樹脂製袋の収
納ケースを示す斜視図である。
【図10】上記第四実施形態に係る収納ケースの変更例
を示す斜視図である。
【図11】上記各実施形態に係る合成樹脂製袋の収納ケ
ースの変更使用例を示す斜視図である。
【符号の説明】 1,3,4,5:収納ケース 10,30,40,50:ケース体 16,36,46,56:開口部 20:袋支持体 100,200:合成樹脂製袋

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚の合成樹脂製袋を折り曲げた状態
    で支持する袋支持体と、この袋支持体を内部に収納する
    ケース体とからなる収納ケースにおいて、 前記ケース体の一壁面に、前記合成樹脂製袋の少なくと
    も一辺の周縁部が露出する形状の開口部を形成したこと
    を特徴とした合成樹脂製袋の収納ケース。
  2. 【請求項2】 複数枚の合成樹脂製袋を折り曲げた状態
    で支持する袋支持体と、この袋支持体を内部に収納する
    ケース体とからなる収納ケースにおいて、 前記ケース体の一壁面に、前記合成樹脂製袋の交差する
    二辺の周縁部が露出する形状の開口部を形成したことを
    特徴とした合成樹脂製袋の収納ケース。
  3. 【請求項3】 指の引掛かる折り込み部分を有する複数
    枚の合成樹脂製袋を折り曲げた状態で支持する袋支持体
    と、この袋支持体を内部に収納するケース体とからなる
    収納ケースであって、 前記ケース体の一壁面に、前記合成樹脂製袋の前記折り
    込み部分が露出する形状の開口部を形成したことを特徴
    とした合成樹脂製袋の収納ケース。
  4. 【請求項4】 前記開口部を、ケース体の縦側の一壁面
    に形成した請求項1,2又は3記載の合成樹脂製袋の収
    納ケース。
  5. 【請求項5】 前記ケース体の少なくとも一部に位置す
    る壁面が、ケース体と分離することなく前記袋支持体の
    交換が可能なように開閉する請求項1,2,3又は4記
    載の合成樹脂製袋の収納ケース。
  6. 【請求項6】 前記ケース体が自立型である請求項4又
    は5記載の合成樹脂製袋の収納ケース。
JP20001696A 1996-02-23 1996-07-30 合成樹脂製袋の収納ケース Pending JPH09286475A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015217972A (ja) * 2014-05-20 2015-12-07 日産スチール工業株式会社 レジ袋ホルダー
JP2020039451A (ja) * 2018-09-07 2020-03-19 東芝テック株式会社 袋保持装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015217972A (ja) * 2014-05-20 2015-12-07 日産スチール工業株式会社 レジ袋ホルダー
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