JP2005074525A - 工具箱 - Google Patents

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Yoshiaki Takeuchi
良明 竹内
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Abstract

【課題】
左官工事などに使用する鏝を効率的に整然と収容し、保管や携行をすることができる工具箱を提供する。
【解決手段】
容器本体1の内部に側壁から一定間隔を隔てて縦壁3を配置し、該縦壁3の上端部に鏝の首部分を挿入するための切り込み4を形成する。そして、鏝の首部分を前記縦壁3の切り込み4に挿入させて係止した状態で閉じることができる深さの蓋2を備える。縦壁3の上端は、容器本体1の上端よりも低く形成することによって蓋2の厚みを薄くすることが可能である。容器本体1の内部に配置する縦壁3は、容器本体の側壁内面の全周に沿って配置することによって縦壁3で囲われた収容空間9を形成し、鏝以外の工具などを収容することができる。縦壁3は、容器本体1の一辺ないし三辺の側壁に沿って形成することもできる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、主として左官工事に際して必要な鏝と鏝以外の工具などを収容し、携行や保管をするための工具箱に関する発明である。
従来から各種の工具類を収容するために、使用目的に応じて各種の工具箱が使用されている。従来知られている工具箱は、比較的大きな容器本体に工具などを収容して蓋をするのが普通である。そして、容器本体内に小物を仕分けして収容することができるように、トレーを収容することが行われている。特許文献1にはトレー容器を備えるとともに、円盤状の工具を蓋に固定して収納する工具箱の構造が開示されている。
小物を中心に収容することを目的とする工具箱では、特許文献2に開示されているように複数の中皿を設け、リンク機構によって連結する思想も提案されている。
特開平8−90457 特開2002−186512
従来の工具箱は、比較的大きな工具類と、ネジや釘といった部品などの小物を分離させて収容することはできるが、容器本体の内部に比較的大きな工具を分類させて効率的に収容することができるものはなかった。特に、左官工事などに使用する鏝は、容器本体内に収容することができる大きさであっても、その形状が特殊な形状であることから収まりにくい欠点があった。また、容器本体の内部に鏝と鏝以外の物を収容することによって、鏝板が変形したり傷がつく可能性があった。
上記、従来技術の欠点に鑑み本発明は、従来工具箱に効率的に収容することが困難であった鏝を効率的に整然と収容することができ、主に左官作業を行う人が使用して便利な専用の工具箱を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するため請求項1記載の発明は、容器本体1の上端開放部に蓋2を装着する工具箱において、容器本体1の内部に側壁から一定間隔を隔てて縦壁3を配置する。そして、縦壁3の上端部に鏝5の首6部分を挿入するための切り込み4を形成するとともに、容器本体の上端開放部に装着する蓋2は、鏝5の首6部分を前記縦壁3の切り込み4に挿入させて係止した状態で閉じることができる深さとする。
請求項2記載の発明は、容器本体1の内部に配置する縦壁3を、容器本体1の側壁内面の全周に沿って配置し、縦壁3によって囲われた収容空間9を形成したものである。これにより、縦壁3に比較的多くの鏝を係止させることができるとともに、収容空間9には鏝以外のものを収容することが可能となる。
請求項3記載の発明は、容器本体1の内部に配置する縦壁3の上端を、容器本体の上端よりも低く形成することによって、蓋2を取り扱い易い厚みとして実施することが可能となるものである。
請求項1記載の発明によれば、容器本体1の内部に配置した縦壁3に鏝5を安定よく支持させた状態で蓋2を閉じることができる。そして、容器本体1の側壁内面と縦壁3との間の空間以外の空間には、鏝5以外の工具や部品その他必要なものを収容することができる。このとき、鏝5はその首6部分を縦壁3の切り込み4に支持されるとともに、鏝5の鏝板7部分を容器本体1の内面と縦壁3との間の空間に位置させるため収まりがよい。そして、容器本体1の内面と縦壁3との間の空間以外の空間は、任意の物品の収容空間として有効に活用することができる。鏝5を収容した状態で、鏝板7どうしが接触する他、他の収容物品が鏝板7に衝突するようなことがない。したがって、仕上げ面の精度に大きな影響がある大切な鏝板7を変形させたり、傷つけるといったことがなくなる。
請求項2記載の発明によれば、容器本体1の側壁内面に沿ってできるだけ多くの鏝5を収容することができるとともに、縦壁3によって囲われ、鏝板7と接触する可能性のない収容空間9を形成することができる。この収容空間9には、鏝5以外の他任意物品を収容することができる。収容空間9を縦壁3によって形成することで、全体として多くのものを効率的に纏まりよく収容することができる。
請求項3記載の発明によれば、鏝5の首6部分を縦壁3の切り込み4に係合させたときに、柄8の柄尻及び鏝板7の鏝尻部分の上方への突出寸法が小さくなる。そのため、蓋2の厚みを比較的薄く形成することができる特長がある。
以下、本発明に係る工具箱の好ましい実施形態を添付の図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係る工具箱の実施形態を示すものであって、蓋を開いた状態の斜視図、図2は蓋を閉じた状態の斜視図、図3は蓋を開けた状態の平面図である。
図1に示す実施形態の工具箱は、容器本体1と、容器本体1の上端開放部分を覆う蓋2で構成し、容器本体1と蓋2は背面に設けたヒンジ10によって開閉自在とするとともに、ヒンジ10と対向する正面に設けた係止具11によって閉蓋状態を維持することができる。また、蓋2の上面には図2に示すように把手12を設け、工具箱全体を携行することができるようにしている。
容器本体1内には、側壁から一定間隔を隔てて縦壁3を配置する。この縦壁3は容器本体1内の四辺の側壁のうちの一辺、二辺又は三辺の側壁に沿って設けるものであってもよいが、図1に示す実施形態では、容器本体1内の四辺の側壁に沿って設けることによって、縦壁3で囲われた収容空間9を形成している。縦壁3の上端部には、鏝5の首6部分を挿入して係止させることができる切り込み4を一定間隔に形成している。
容器本体1の側壁内面と縦壁3との間隔は大きなものである必要はなく、鏝5の鏝板7を挿入することができるものであればよい。また、切り込み4の幅は、鏝5の首6部分が嵌り込んで盲動しない程度の幅であって、ガタツキの少ないものであるのが望ましい。さらに、図示実施形態においては、縦壁3の上端を容器本体1の側壁上端よりも幾分低く形成している。
図1に示す工具箱に鏝を収容するには、図3及び図4に示すように鏝5の先端を下に向け、鏝板7を容器本体1の側壁と縦壁3の間の空間に差し込み、鏝の首6を縦壁3の切り込み4に嵌め込んで係合させる。これにより、鏝5は縦壁3に安定良く支持され、柄8の柄尻部分及び鏝板7の鏝尻部分が上方に突出する。このとき、鏝5の鏝板7は容器本体1の側壁と縦壁3の間の空間に、柄8は縦壁3に囲まれた収容空間9に位置している。この状態で、蓋2を閉じることによって鏝5は安定よく工具箱に収容され、該鏝を収容した工具箱は把手12を持って携行することができる。
縦壁3によって囲われた収容空間9には鏝5の柄8部分が突出する。しかしながら、任意の物品を収容する通常の収容空間として有効に活用することができる空間が確保されるものである。そのため、収容空間9には例えば左官工事に必要な鏝以外の各種の工具類や任意の物品を収容することができる。収容空間9に収容した物品は、縦壁3に係止させた鏝5の鏝板7と接触することがない。そのため、例え金属製の工具類を収容しても鏝板7と接触して傷がつくといったことがない。また、鏝板どうしが接触して傷がつくようなことがないとともに、重なり合って荷重が掛かることによって鏝板7が変形するようなこともない。
左官作業その他鏝を使用する作業では、作業内容に応じて複数種類の鏝を使用するのが普通である。したがって、縦壁3には用途に応じた複数の鏝を係止させることができるだけの切り込み4を備えておく。また、必要に応じて鏝を収容空間9に寝かせて収容することもできる。また、鏝は、その種類によって幅の細いものから広いものまであり、かつ鏝板の長さもまちまちである。したがってこれらの変化に対応することができるように、容器本体1の深さ及び蓋2の厚み、縦壁3の高さを設計する。
縦壁3に鏝を係止させたときに、鏝板7の鏝尻部分や柄尻部分が上方に向くため、該上方に突出する部分を覆うことができるだけの蓋2の厚みを確保する必要がある。このとき蓋2の厚みが大きくなり過ぎ、バランスが悪くなる可能性がある。しかしながら、図示実施形態においては、縦壁3の高さを容器本体1の側壁上端よりも低く形成することによって、容器本体1の側壁上端からの突出寸法を少なくすることができ、これにともなって蓋2の厚みを薄く形成することができる。
図示実施形態の縦壁3は、容器本体1の側壁よりも僅かに低いものとしている。しかしながら、縦壁3の上端をより低いものとすることができる。この場合、蓋2の厚みをより薄く形成することができる。縦壁3の高さは、長い鏝板7を備えた鏝であっても、鏝板7の先端が容器本体1の底壁に当たらないで、容器本体1内に収容できるように設定する必要があり、これにより容器本体1の深さが決定されることになる。これらのバランスは、設計的な事項であって、使用者の要望や工具箱としてデザインの観点から適宜決定することができる。
図1ないし図3に示す実施形態では、縦壁3を容器本体1内において全周の側壁と平行に配置することによって方形枠状の縦壁3を設け、その内方に独立した収容空間9を形成している。これに対し、図5に示す実施形態は、容器本体1の側壁の一辺にのみ並行させて縦壁3を形成している。この実施形態では、容器本体1の一辺に沿って配置し、その余の部分は通常の工具箱と同様に収容空間9として利用する。
図6に示す実施形態は、容器本体1の側壁の二辺に平行な縦壁3を設けている。このように、縦壁3を配置する範囲は、任意の範囲とすることが可能である。縦壁3を設ける範囲は、工具箱として使用する目的や用途、特に使用する鏝の数を勘案して決定することができる。その他、図5に示す実施形態において、縦壁3と平行させて別の1ないし複数の縦壁を形成し、複数列に配列した状態で鏝を収容するものとすることもできる。
図1は、本発明に係る工具箱の実施形態の一例を示すものであって、蓋を開いた状態の斜視図、 図2は、図1に示す実施形態の蓋を閉じた状態の斜視図、 図3は、図1に示す実施形態の平面図、 図4は、図1に示す実施形態の工具箱の使用状態を示す一部分のみの縦断面図、 図5は別の実施形態を示す工具箱であって、容器本体のみの平面図、 図6はさらに別の実施形態を示す工具箱の、容器本体のみの平面図。
符号の説明
1…容器本体、 2…蓋、 3…縦壁、 4…切り込み、 5…鏝、 6…首、 7…鏝板、 8…柄、 9…収容空間、 10…ヒンジ、 11…係止具、 12…把手。

Claims (3)

  1. 容器本体の上端開放部に蓋を装着する工具箱において、容器本体の内部に側壁から一定間隔を隔てて縦壁を配置し、該縦壁の上端部に鏝の首部分を挿入するための切り込みを形成するとともに、鏝の首部分を前記縦壁の切り込みに挿入させて係止した状態で閉じることができる深さの蓋を備えたことを特徴とする工具箱。
  2. 容器本体の内部に配置する縦壁は、容器本体の側壁内面の全周に沿って配置し縦壁によって囲われた収容空間を形成したことを特徴とする請求項1記載の工具箱。
  3. 容器本体の内部に配置する縦壁の上端は、容器本体の上端よりも低く形成することを特徴とする請求項1又は2記載の工具箱。
JP2003304278A 2003-08-28 2003-08-28 工具箱 Pending JP2005074525A (ja)

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