JPH10217568A - 発券装置 - Google Patents

発券装置

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JPH10217568A
JPH10217568A JP2692497A JP2692497A JPH10217568A JP H10217568 A JPH10217568 A JP H10217568A JP 2692497 A JP2692497 A JP 2692497A JP 2692497 A JP2692497 A JP 2692497A JP H10217568 A JPH10217568 A JP H10217568A
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JP2692497A
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English (en)
Inventor
Masanobu Narahara
正伸 楢原
Katsuo Mizuguchi
勝夫 水口
Yuichi Sekizaki
雄一 関崎
Akihiro Sasaki
明宏 佐々木
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OKI FUAAMUUEA SYST KK
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
OKI FUAAMUUEA SYST KK
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ドット密度が高い画像を連続して形成する必要
がある場合でも、印字濃度が低くなったり、リボンが破
れたりすることがないようにする。 【解決手段】媒体に対して印字を行うサーマルヘッド
と、リボンと、該リボンを搬送するリボン搬送手段と、
印字に伴うリボンの負荷が高いかどうかを判断するリボ
ン負荷判断手段と、前記リボンの負荷が高い場合にリボ
ンの巻戻量を少なくする巻戻量変更手段とを有する。そ
して、リボン負荷判断手段は、印字に伴うリボンの負荷
が高いかどうかを判断し、リボンの負荷が高い場合に、
巻戻量変更手段はリボンの巻戻量を少なくする。したが
って、リボンの所定部分のインクが少なくなって印字濃
度が低くなったり、リボンが破れたりすることがなくな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発券装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄道、バス等の旅客交通における
乗車券、座席指定券、回数券、定期券等、又は各種の企
画券を発行する発券装置においては、券に対して磁気情
報の書込み及び読取りが行われた後、印字が行われるよ
うになっている。図2は従来の発券装置の斜視図、図3
は従来の発券装置の断面図、図4は発券装置のインタフ
ェースの手順を示す図である。
【0003】図において、50は発券装置、13は操作
パネル、51は券排出口である。該券排出口51は、印
字後の図示しない券を排出するために、発券装置50の
上部に形成される。そして、64は券排出口51から排
出された券を受ける排出スタッカ、52はカット紙を供
給するカット紙ホッパ、53はロール紙を供給するロー
ル紙ホッパ、54は券カット部である。
【0004】また、55は券に書き込まれた磁気情報を
読み取る磁気読取ヘッド、56は券に磁気情報を書き込
む磁気書込ヘッドである。そして、券の走行路62に
は、印字部65が配設され、該印字部65のサーマルヘ
ッド61がプラテンローラ60と対向させられる。ま
た、前記印字部65は、リボンカセット57を備え、例
えば、黒色のリボン63を使用することよって黒色の印
字を行うことができるようになっている。そのために、
前記リボンカセット57は、リボン巻取リール58及び
リボン供給リール59を有する。
【0005】ところで、前記構成の発券装置50におい
ては、図示しない上位装置から送信された発券指示に基
づいて、図4に示すような手順で発券が行われるように
なっている。すなわち、上位装置から発券装置50に発
券指示が送信されると、ロール紙ホッパ53から券カッ
ト部54にロール紙が繰り出され、前記券カット部54
においてロール紙がカットされ、カット紙にされる。そ
して、該カット紙が券として搬送され、磁気書込ヘッド
56に送られると、該磁気書込ヘッド56は前記券に磁
気情報を書き込み、磁気読取ヘッド55に送る。該磁気
読取ヘッド55は、前記券に書き込まれた磁気情報を読
み取り、読取チェックを行う。
【0006】次に、読取チェックの結果が良好である
と、券は、印字部65に送られ、該印字部65において
印字が行われ、券排出口51から排出される。そして、
発券装置50から上位装置に発券を終了した旨の通知、
すなわち、発券終了通知が送信される。なお、最初から
カット紙を使用する場合は、カット紙ホッパ52から磁
気書込ヘッド56にカット紙が券としてそのまま搬送さ
れる。
【0007】ところで、前記印字部65においては、リ
ボン63のインクがサーマルヘッド61によって転写さ
れ、印字が行われるようになっているが、リボン63の
寿命を長くするために、マルチタイムリボン印字方式が
用いられる。この場合、1枚の券について印字が終了す
るたびに、リボン供給リール59を逆回転させて所定量
だけリボン63を巻き戻し、巻き戻した部分から次の券
についての印字が行われる。
【0008】図5は従来の発券装置におけるリボンの巻
戻しの概念図である。図において、70は券、70aは
必要に応じて券70の所定箇所に形成されたミシン目、
63はリボンである。印字部65(図3)において、1
枚の券70について印字を行うために、券70の長さと
等しい量だけリボン63が送られ、領域AR1の部分の
インクが券70に転写される。
【0009】この場合、一度の印字で領域AR1のイン
クのすべてが券70に転写されるわけではない。そこ
で、巻戻量M1だけリボン63が巻き戻され、次の券7
0の印字に使用されるようになっている。そして、次の
券70の印字が終了すると、前回と同じ巻戻量M1だけ
リボン63が巻き戻される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の発券装置においては、ロゴマーク、イラスト等のよ
うに、所定の面積中におけるドットの占有率、すなわ
ち、ドット密度が高い画像を連続して形成する必要があ
る場合に、リボン63が繰り返し巻き戻されて使用され
ると、リボン63の所定部分のインクが少なくなって印
字濃度が低くなったり、リボン63が破れたりしてしま
う。
【0011】本発明は、前記従来の発券装置の問題点を
解決して、ドット密度が高い画像を連続して形成する必
要がある場合でも、印字濃度が低くなったり、リボンが
破れたりすることがない発券装置を提供することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の発
券装置においては、媒体に対して印字を行うサーマルヘ
ッドと、リボンと、該リボンを搬送するリボン搬送手段
と、印字に伴うリボンの負荷が高いかどうかを判断する
リボン負荷判断手段と、前記リボンの負荷が高い場合に
リボンの巻戻量を少なくする巻戻量変更手段とを有す
る。
【0013】本発明の他の発券装置においては、媒体に
対して印字を行うサーマルヘッドと、リボンと、該リボ
ンを搬送するリボン搬送手段と、印字に伴うリボンの負
荷が高いかどうかを判断するリボン負荷判断手段と、前
記リボンの負荷が高い場合に印字速度を低くする印字速
度変更手段とを有する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。図6は本発明の
第1の実施の形態における発券装置の断面図である。図
において、11は発券装置、12は券排出口である。該
券排出口12は、印字後の媒体としての図示しない券を
排出するために、発券装置11の上部に形成される。そ
して、42は前記券排出口12から排出された券を受け
る排出スタッカ、43はカット紙を供給するカット紙ホ
ッパ、34はロール紙を供給するロール紙ホッパ、35
は券カット部、36は券パンチ部である。
【0015】また、38は券に書き込まれた磁気情報を
読み取る磁気読取ヘッド、39は券に磁気情報を書き込
む磁気書込ヘッドである。そして、30、31はそれぞ
れ前記磁気読取ヘッド38及び磁気書込ヘッド39と対
向させて配設された磁気パットローラである。券の走行
路24には、印字部28が配設され、該印字部28のサ
ーマルヘッド32がプラテンローラ18と対向させられ
る。また、前記印字部28は、リボンカセット20を備
え、例えば、黒色のリボン63を使用することよって黒
色の印字を行うことができるようになっている。そのた
めに、前記リボンカセット20は、リボン巻取リール1
4及びリボン供給リール16を有する。
【0016】前記構成の発券装置11においては、図示
しない上位装置から送信された発券指示に基づいて、図
4に示すような手順で発券が行われるようになってい
る。すなわち、上位装置から発券装置11に発券指示が
送信されると、ロール紙ホッパ34から券カット部35
にロール紙が繰り出され、前記券カット部35において
ロール紙がカットされ、カット紙にされる。そして、該
カット紙が券として搬送され、磁気書込ヘッド39に送
られると、該磁気書込ヘッド39は前記券に磁気情報を
書き込み、磁気読取ヘッド38に送る。該磁気読取ヘッ
ド38は、前記券に書き込まれた磁気情報を読み取り、
読取チェックを行う。
【0017】次に、読取チェックの結果が良好である
と、券は、印字部28に送られ、該印字部28において
印字が行われた後、券排出口12から排出される。そし
て、発券装置11から上位装置に発券終了通知が送信さ
れる。なお、最初からカット紙を使用する場合は、カッ
ト紙ホッパ43から磁気書込ヘッド39にカット紙が券
としてそのまま搬送される。
【0018】そして、前記上位装置から発券装置11に
送信される発券指示には、券種情報、印字データを含む
印字情報、及び磁気データを含む磁気情報が含まれる。
次に、前記構成の発券装置11の制御ブロックについて
説明する。図1は本発明の第1の実施の形態における発
券装置のブロック図である。図において、11は発券装
置、71は上位装置、72は該上位装置71から発券指
示を受けるとともに、上位装置71に発券終了通知を送
るためのインタフェース制御部、73は前記発券装置1
1の全体を統括する主制御部、74は機構制御部、75
はカット紙及びロール紙を搬送するための搬送制御部、
76はカット紙ホッパ43(図6)からカット紙を、ロ
ール紙ホッパ34からロール紙をそれぞれ繰り出させる
ための繰出制御部、77は券を排出するための排出部、
79は印字制御部、80は前記上位装置71から受けた
印字データを編集してビットマップデータを作成する印
字編集部、81は印字部28を駆動して印字を行うため
のサーマルヘッド制御部、82はリボン63の搬送を制
御するためのリボン搬送制御部、83はリボン63を正
方向に搬送するためのリボン搬送手段としての第1リボ
ンモータ、84はリボン63を逆方向に搬送するための
リボン搬送手段としての第2リボンモータ、88は磁気
制御部、38は磁気読取ヘッド、39は磁気書込ヘッド
である。
【0019】次に、前記リボン63の搬送機構について
説明する。図7は本発明の第1の実施の形態におけるリ
ボン搬送機構を示す図である。図において、14はリボ
ン巻取リール、16はリボン供給リール、63はリボ
ン、83は第1リボンモータ、84は第2リボンモータ
である。そして、前記第1リボンモータ83のシャフト
90に駆動ギヤ91が、前記リボン巻取リール14のシ
ャフト92に従動ギヤ93がそれぞれ固定され、前記駆
動ギヤ91と従動ギヤ93とが噛(し)合させられる。
また、前記第2リボンモータ84のシャフト94に駆動
ギヤ95が、前記リボン供給リール16のシャフト96
に従動ギヤ97がそれぞれ固定され、前記駆動ギヤ95
と従動ギヤ97とが噛合させられる。さらに、前記シャ
フト96にスリット板98が固定され、該スリット板9
8に形成されたスリットをセンサ99によって検出する
ことにより、リボン63が巻き戻された長さ、すなわ
ち、巻戻量を検出することができる。
【0020】ところで、前記構成の発券装置11(図
6)においては、前記リボン63の寿命を長くするため
に、マルチタイムリボン印字方式が用いられる。この場
合、1枚の券について印字が終了するたびに、リボン供
給リール16を逆回転させて所定量だけリボン63を巻
き戻し、巻き戻した部分から次の券についての印字が行
われる。
【0021】図8は本発明の第1の実施の形態における
リボンの巻戻しの概念図、図9は本発明の第1の実施の
形態における発券装置の動作を示すフローチャートであ
る。図において、63はリボン、70は券、70aは必
要に応じて券70の所定箇所に形成されたミシン目、7
0bはロゴマーク、イラスト等のように、ドット密度が
高い画像、すなわち、高密度画像である。印字部28
(図6)において、1枚の券70について印字を行うた
めに、券70の長さと等しい量だけリボン63が搬送さ
れ、領域AR1の部分のインクが券70に転写される。
【0022】この場合、一度の印字で領域AR1のイン
クのすべてが券70に転写されるわけではない。そこ
で、所定量だけリボン63が巻き戻され、次の券70の
印刷に使用されるようになっている。ところが、高密度
画像70bを連続して形成する必要がある場合に、リボ
ン63が繰り返し巻き戻されて使用されると、リボン6
3の所定部分のインクが少なくなって印字濃度が低くな
ったり、リボン63が破れたりしてしまう。
【0023】そこで、高密度画像70bを連続して形成
する必要がある場合に、リボン63の巻戻しを規制する
ようにしている。そのために、前記印字編集部80(図
1)によって印字データが編集され、ビットマップデー
タが形成されると、印字制御部79の図示しないリボン
負荷判断手段は、前記ビットマップデータに従って、所
定の面積の中に形成されるドットの数に基づいてドット
密度を計算し、リボン63の負荷が高いかどうか、すな
わち、高密度画像70bを形成する必要があるかどうか
を判断する。
【0024】そして、ドット密度をxとしたとき、ドッ
ト密度xが設定値α以上である場合には、前記リボン負
荷判断手段は、高密度画像70bを形成する必要がある
と判断する。さらに、印字制御部79の図示しない巻戻
量変更手段は、リボン63上における高密度画像70b
に対応する部分63aを認識し、印字終了端から部分6
3aの後端までのリボン63の巻戻量M2を計算する。
次に、前記巻戻量変更手段は、計算された巻戻量M2を
リボン搬送制御部82に設定し、第2リボンモータ84
を駆動し、前記巻戻量M2だけリボン63を巻き戻す。
【0025】続いて、前記印字制御部79は、印字パラ
メータをサーマルヘッド制御部81に設定し、印字を行
う。このようにして、印字が終了すると、排出部77は
券70を排出する。また、ドット密度xが設定値αより
低い場合、前記リボン負荷判断手段は、高密度画像70
bを形成する必要がないと判断し、前記巻戻量変更手段
は、あらかじめ設定された巻戻量M3を図示しないメモ
リから読み出して前記リボン搬送制御部82に設定す
る。なお、前記巻戻量M3は、従来の発券装置50(図
3参照)の巻戻量M1(図5参照)と等しくすることが
できる。
【0026】このように、リボン63の負荷が高く、ド
ット密度xが設定値α以上である場合に、巻戻しを規制
して巻戻量M2を少なくするようになっているので、リ
ボン63の所定部分のインクが少なくなって印字濃度が
低くなったり、リボン63が破れたりすることがなくな
る。次に、フローチャートについて説明する。 ステップS1 上位装置71は発券装置11に発券指示
を送信する。 ステップS2 インタフェース制御部72は印字データ
を受信する。 ステップS3 印字編集部80は印字データを編集す
る。 ステップS4 リボン負荷判断手段はドット密度xが設
定値α以上であるかどうかを判断する。ドット密度xが
設定値α以上である場合はステップS5に、ドット密度
xが設定値αより低い場合はステップS7に進む。 ステップS5 巻戻量変更手段は高密度画像70bに対
応する部分63aを認識する。 ステップS6 巻戻量M2を計算する。 ステップS7 あらかじめ設定された巻戻量M3を読み
込む。 ステップS8 巻戻量M2、M3をリボン搬送制御部8
2に設定する。 ステップS9 印字パラメータを設定する。 ステップS10 印字を行う。 ステップS11 券70を排出する。
【0027】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。図10は本発明の第2の実施の形態における
発券装置の動作を示すフローチャートである。この場
合、高密度画像70b(図8)を連続して形成する必要
があるときに、印字速度を低くするようにしている。
【0028】そのために、前記印字編集部80(図1)
によって印字データが編集され、ビットマップデータが
形成されると、印字制御部79の図示しないリボン負荷
判断手段は、前記ビットマップデータに従って、所定の
面積の中に形成されるドットの数に基づいてドット密度
xを計算し、高密度画像70bを形成する必要があるか
どうかを判断する。
【0029】そして、前記リボン負荷判断手段は、ドッ
ト密度xが設定値α以上である場合には、高密度画像7
0bを形成する必要があると判断し、判断結果を主制御
部73に送る。該主制御部73の図示しない印字速度変
更手段は、印字速度を低くして、機構制御部74に印字
速度を設定して、搬送制御部75によるカット紙又はロ
ール紙の搬送速度を低くするとともに、印字制御部79
に指示して、サーマルヘッド制御部81に印字速度を設
定し、サーマルヘッド32(図6)の駆動速度を低くす
る。
【0030】このように、ドット密度xが設定値α以上
である場合に、印字速度を低くするようになっているの
で、リボン63からのインクの出を良くすることができ
る。したがって、リボン63の印字濃度が低くなった
り、リボン63が破れたりすることがなくなる。次に、
フローチャートについて説明する。 ステップS21 上位装置71は発券装置11に発券指
示を送信する。 ステップS22 インタフェース制御部72は印字デー
タを受信する。 ステップS23 印字編集部80は印字データを編集す
る。 ステップS24 リボン負荷判断手段はドット密度xが
設定値α以上であるかどうかを判断する。ドット密度x
が設定値α以上である場合はステップS25に、ドット
密度xが設定値αより低い場合はステップS26に進
む。 ステップS25 印字速度を低くする。 ステップS26 印字速度を設定する。 ステップS27 印字パラメータを設定する。 ステップS28 印字を行う。 ステップS29 券70を排出する。
【0031】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。図11は本発明の第3の実施の形態における
発券装置の動作を示すフローチャートである。この場
合、印字濃度を任意に設定することができるようになっ
ていて、印字濃度に対応させて巻戻量を設定することが
できるようになっている。
【0032】そのために、図示しない操作パネルをオペ
レータが操作することによって印字濃度が設定される
と、主制御部73(図1)はサーマルヘッド制御部81
に指示を送り、サーマルヘッド32(図6)の駆動エネ
ルギーを変更する。そして、印字制御部79の図示しな
いリボン負荷判断手段は、設定された印字濃度が高い
か、通常であるか、低いかを判断する。さらに、印字制
御部79の図示しない巻戻量変更手段は、リボン63の
負荷が高く、印字濃度が高い場合には巻戻量β1を、リ
ボン63の負荷が通常であり、印字濃度が通常である場
合には巻戻量β2を、リボン63の負荷が低く、印字濃
度が低い場合には巻戻量β3を図示しないメモリからそ
れぞれ読み出し、リボン搬送制御部82に設定する。な
お、各巻戻量β1〜β3は、 β1<β2<β3 とする。
【0033】このように、印字濃度に対応させて巻戻量
を変更するようになっているので、リボン63の所定部
分のインクが少なくなって印字濃度が低くなったり、リ
ボン63が破れたりすることがなくなる。 ステップS31 上位装置71は発券装置11に発券指
示を送信する。 ステップS32 インタフェース制御部72は印字デー
タを受信する。 ステップS33 印字編集部80は印字データを編集す
る。 ステップS34 前記操作パネルを操作し、印字濃度を
設定する。 ステップS35 リボン負荷判断手段は設定された印字
濃度を判断する。印字濃度が高い場合はステップS36
に、印字濃度が通常である場合はステップS37に、印
字濃度が低い場合はステップS38に進む。 ステップS36 巻戻量β1を設定する。 ステップS37 巻戻量β2を設定する。 ステップS38 巻戻量β3を設定する。 ステップS39 印字パラメータを設定する。 ステップS40 印字を行う。 ステップS41 券70(図8)を排出する。
【0034】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0035】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、発券装置においては、媒体に対して印字を行うサ
ーマルヘッドと、リボンと、該リボンを搬送するリボン
搬送手段と、印字に伴うリボンの負荷が高いかどうかを
判断するリボン負荷判断手段と、前記リボンの負荷が高
い場合にリボンの巻戻量を少なくする巻戻量変更手段と
を有する。
【0036】この場合、上位装置から発券装置に発券指
示が送信されると、媒体が印字部に送られ、該印字部の
サーマルヘッドによって印字が行われた後、券排出口か
ら排出される。このとき、リボンはサーマルヘッドによ
って印字が行われるたびに搬送され、印字が終了すると
巻き戻される。そして、リボン負荷判断手段は、印字に
伴うリボンの負荷が高いかどうかを判断し、リボンの負
荷が高い場合に、巻戻量変更手段はリボンの巻戻量を少
なくする。
【0037】したがって、リボンの所定部分のインクが
少なくなって印字濃度が低くなったり、リボンが破れた
りすることがなくなる。本発明の他の発券装置において
は、媒体に対して印字を行うサーマルヘッドと、リボン
と、該リボンを搬送するリボン搬送手段と、印字に伴う
リボンの負荷が高いかどうかを判断するリボン負荷判断
手段と、前記リボンの負荷が高い場合に印字速度を低く
する印字速度変更手段とを有する。
【0038】この場合、上位装置から発券装置に発券指
示が送信されると、媒体が印字部に送られ、該印字部の
サーマルヘッドによって印字が行われた後、券排出口か
ら排出される。このとき、リボンはサーマルヘッドによ
って印字が行われるたびに搬送される。そして、リボン
負荷判断手段は、印字に伴うリボンの負荷が高いかどう
かを判断し、リボンの負荷が高い場合に、印字速度変更
手段は印字速度を低くする。
【0039】したがって、リボンにおけるインクの出が
良くなるので、リボンの所定部分のインクが少なくなっ
て印字濃度が低くなったり、リボンが破れたりすること
がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における発券装置の
ブロック図である。
【図2】従来の発券装置の斜視図である。
【図3】従来の発券装置の断面図である
【図4】発券装置のインタフェースの手順を示す図であ
る。
【図5】従来の発券装置におけるリボンの巻戻しの概念
図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態における発券装置の
断面図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態におけるリボン搬送
機構を示す図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態におけるリボンの巻
戻しの概念図である。
【図9】本発明の第1の実施の形態における発券装置の
動作を示すフローチャートである。
【図10】本発明の第2の実施の形態における発券装置
の動作を示すフローチャートである。
【図11】本発明の第3の実施の形態における発券装置
の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11 発券装置 32 サーマルヘッド 63 リボン 70 券 70b 高密度画像 73 主制御部 79 印字制御部 83 第1リボンモータ 84 第2リボンモータ x ドット密度 M2、β1〜β3 巻戻量
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関崎 雄一 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)発明者 佐々木 明宏 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)媒体に対して印字を行うサーマル
    ヘッドと、(b)リボンと、(c)該リボンを搬送する
    リボン搬送手段と、(d)印字に伴うリボンの負荷が高
    いかどうかを判断するリボン負荷判断手段と、(e)前
    記リボンの負荷が高い場合にリボンの巻戻量を少なくす
    る巻戻量変更手段とを有することを特徴とする発券装
    置。
  2. 【請求項2】 前記リボン負荷判断手段は、所定の面積
    の中に形成されるドットの数に基づいてドット密度を計
    算することによって、リボンの負荷が高いかどうかを判
    断する請求項1に記載の発券装置。
  3. 【請求項3】 前記リボン負荷判断手段は、オペレータ
    によって設定された印字濃度に基づいて、リボンの負荷
    が高いかどうかを判断する請求項1に記載の発券装置。
  4. 【請求項4】 (a)媒体に対して印字を行うサーマル
    ヘッドと、(b)リボンと、(c)該リボンを搬送する
    リボン搬送手段と、(d)印字に伴うリボンの負荷が高
    いかどうかを判断するリボン負荷判断手段と、(e)前
    記リボンの負荷が高い場合に印字速度を低くする印字速
    度変更手段とを有することを特徴とする発券装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114179525A (zh) * 2020-09-14 2022-03-15 卡西欧计算机株式会社 印刷装置、印刷控制方法及记录介质

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